JP2014157369A - 像ブレ補正装置、レンズ鏡筒及びカメラシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】振れ補正終了時、所定時間は振れ補正を継続し、その後、時間と共に振れ補正のゲインを減少させながら振れ補正光学系を概中央に繋止する。又、露光時に於いては、装着されたカメラボディから露光開始タイミングが指示され、その時間に合わせて露光前の振れ補正光学系のセンタリングを行うようにした。
【選択図】図1
Description
(第1の問題:ファインダの見栄え、及び、それに関連した問題)
第1の問題として、レリーズ釦の半押しの解除時のファインダ像の見栄え、及び、それに関連した問題である。
(第2の問題:電磁ロックされなかった場合の問題)
第2の問題としては、補正レンズの電磁ロックがなされないで補正レンズがその可動範囲の可動メカ端に落とされた状態になる場合がある。例えば、前述のように振れ補正の動作を終了し、補正レンズを電磁ロックする場合、補正レンズをその可動範囲のほぼ中央に保持しつつ電磁ロック用のラッチソレノイドに通電して電磁ロックさせるような構成であれば、手振れに比較して非常に大きな振動、例えば、本振れ補正レンズ鏡筒、或いは、振れ補正カメラを振り回しながら使用した場合、或いは、自動車等で極度な振動が生じる場所で使用された場合、希に、補正レンズを概中央に保持できなくて電磁ロックを失敗する場合が想定される。
或いは、一眼レフカメラ等のシステムの場合であれば、振れ補正の動作を行っている最中にレンズ鏡筒を着脱された場合を考えた場合、一般的にレンズ鏡筒は、ボディからの電源の供給を受け、その電源を用いて補正レンズを駆動し、振れ補正の動作、電磁ロックの動作を行う為、レンズ鏡筒をボディから着脱した瞬間、補正レンズは電磁ロックされないまま、可動メカ端に落ちた状態となる。補正レンズがその可動範囲のほぼ中央に電磁ロックされた状態に比べ、補正レンズが落ちた状態では光学性能が劣化する。又、その状態でレンズ鏡筒を運搬した場合、振動、衝撃により補正レンズが可動メカ端ぶつかり、破損する可能性がある。
(第3の問題:露光時の振れ補正に関する問題)
次に、第3の問題は、露光時の振れ補正に関する問題である。
また、これら第1の問題乃至第3の問題はそれぞれ独立した問題であり、それぞれを解決することにより、振れ補正レンズおよび振れ補正レンズを含むカメラシステムの信頼性を向上できる。
学系が前記ロック手段により該補正光学系の可動範囲の概中心への繋止されているか否かを検出し、該補正光学系が該可動範囲の概中心に繋止されていないと検出された場合に前記ロック手段により前記振れ補正光学系を可能範囲の概中心位置へ繋止する制御手段を有することを特徴とする振れ補正レンズ(鏡筒)とした。
振れ補正モードセレクタは、公知の技術により、”振れ補正オン”から”振れ補正オフ”の状態へ、又、その逆の”振れ補正オフ”から”振れ補正オン”の状態へ変化させる場合、適当なクリック感によりその中間位置には停止しないような構成をとり、又、その中間位置にある場合、振れ補正モードスイッチa17、及び、振れ補正モードスイッチb18は共に”オフ状態”となり、”振れ補正オン”から”振れ補正オフ”への変化、及び、その逆への変化を認識可能なように構成する。
このことにより、図2で示される電磁ロック機構により、電磁ロックピン31が、電磁ロック穴30aから抜かれ、補正レンズ4は、その定められた可動範囲内で自由に可動可能な状態となる。図3に示された”補正レンズ可動範囲上限”、及び、”補正レンズ可動範囲下限”は、図2で示される”電磁ロックされた状態”でのロック穴30aのガタ量分の補正レンズの可動範囲から、”電磁ロックが解除された状態”での補正レンズ4の可動範囲が広がるのを模式的に示したものである。次に、タイミングt11からタイミングt13までの電磁ロック解除動作が終了すると、レンズMCU10は、タイミングt13から振れ検出回路12により検出されたレンズ鏡筒2に生じた振れ量信号に応じて、像面、或いは、撮像面での振れを補正するよう補正レンズ4を駆動すべく、補正レンズ目標位置を補正レンズ駆動回路14に指示する。補正レンズ駆動回路14は、指示された補正レンズ目標位置と、補正レンズ位置検出回路13からの補正レンズ位置信号を元に補正レンズ4を駆動し、像面、或いは、撮像面の手振れによる振れが補正される。
補正レンズ目標位置=W×LC+(W−1)×LC0
ここで、Wは数2で算出される補正レンズ目標位置重み付け比率であり、タイミングt17からの経過時間tに比例して減少する関数であり、タイミングt17にてW=1、タイミングt18にてW=0となる。
W=(T2−t)/T2
LCは、振れ補正量であり、振れ検出回路12の出力から算出され、補正レンズ駆動回路14にこの量を補正レンズ目標位置として指示した場合には、タイミングt13からタイミングt17まで行われている振れ補正の動作と同様、像面、或いは、撮像面の手振れが適正に行われる。又、LC0は、図2に示される電磁ロック機構により、補正レンズ4が電磁ロックする時の目標位置となる電磁ロックセンタ位置であり、図2に於けるロック穴30aのガタの中心位置とする。T2は、タイミングt15からタイミングt16でEEPROM16から読み込まれた値である。このことにより、タイミングt17からタイミングt18までの間、補正レンズ目標位置は、タイミングt17からの経過時刻に応じて徐々に振れ補正のゲインが減少し、かつ、次第に電磁ロックセンタ位置LC0に近づいて行き、タイミングt18にて電磁ロックセンタ位置LC0となり、補正レンズ駆動回路14により、補正レンズ目標位置に補正レンズ4が制御される。
図4におけるタイミングt30からタイミングt36までの動作は、図3に於けるタイミングt10からタイミングt16までの動作と同様であり、説明を省き、タイミングt37からの動作を記す。まず、カメラボディ1側の動作を記す。カメラボディ1の動作は、全てボディMCU20により行われ、以下ボディMCU20の動作を示す。ボディMCU20は、タイミングt37に於いてメインスイッチ22がオフしたことを認識し、レンズ鏡筒2にレンズ間通信回路21を通じて”電磁ロック指示”をする。
補正レンズ目標位置=W’×LC+(W’−1)×LC0
ここで、W’は数4で算出される補正レンズ目標位置重み付け比率であり、タイミングt38からの経過時間tに比例して減少する関数であり、タイミングt38にてW’=1、タイミングt39にてW’=0となる。
W’=(T2’−t)/T2’
LCは、振れ補正量であり、振れ検出回路12の出力から算出され、もし、補正レンズ駆動回路14にこの量を補正レンズ目標位置として指示した場合にはタイミングt33からタイミングt38まで行われている振れ補正の動作と同様、像面、或いは、撮像面の手振れによる振れが適正に行われる。又、LC0は、図2に示される電磁ロック機構により、補正レンズ4が電磁ロックする時の目標位置となる電磁ロックセンタ位置であり、図2に於けるロック穴30aのガタの中心位置とする。T2’は、図3で示される例で用いた所定値T2より短い値とする。このことにより、タイミングt38からタイミングt39までは、補正レンズ目標位置は、タイミングt38からの経過時刻に応じて徐々に振れ補正のゲインが減少し、かつ、次第に電磁ロックセンタ位置LC0に近づいて行き、タイミングt39にて電磁ロックセンタ位置LC0となり、補正レンズ駆動回路14により、その補正レンズ目標位置に補正レンズ4が制御される。
図5におけるカメラボディ1の動作、及び、タイミングt50からタイミングt57までのレンズ鏡筒2の動作は、図4に示される動作と同様であるため、その相違のみ以下に記す。
補正レンズ目標位置=LR0+(LC0−LR0)×t/T2”
ここで、tは、タイミングt58からの経過時間、LC0は、図2に示される電磁ロック機構により、補正レンズ4が電磁ロックする時の目標位置となる電磁ロックセンタ位置であり、図2に於けるロック穴30aのガタの中心位置、LR0は、タイミングt58に於ける補正レンズ位置検出回路13により出力される補正レンズ位置である。又、T2”は、図3で示される例で用いた所定値T2より短い値とする。
とができる。
補正レンズ目標位置=LR0+(LC0−LR0)×t/T7
ここで、tは、タイミングt71からの経過時間、LC0は、図2に示される電磁ロック機構により、補正レンズ4が電磁ロックする時の目標位置となる電磁ロックセンタ位置であり、図2に於けるロック穴30aのガタの中心位置、LR0は、タイミングt71に於ける補正レンズ位置検出回路13により出力される補正レンズ位置である。又、T7は、適当な所定値とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載された像ブレ補正装置であって、前記所定位置は、前記補正光学系の可動範囲の略中央の位置であることを特徴とする像ブレ補正装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載された像ブレ補正装置であって、前記第2制御における前記像ブレを低減させる動作が安定するのに必要な所定時間を取得する取得部を含み、前記制御部は、前記取得部が取得した前記所定時間に応じて像ブレを補正する制御を開始することを特徴とする像ブレ補正装置である。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載された像ブレ補正装置であって、前記取得部は、露光開始までの時間を用いた演算により前記所定時間を取得することを特徴とする像ブレ補正装置である。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載された像ブレ補正装置を含むレンズ鏡筒である。
請求項6の発明は、請求項5に記載されたレンズ鏡筒を含むカメラシステムである。
Claims (14)
- 撮影レンズの少なくとも一部を構成し、カメラに生じた振れを補正する為に所定の可動範囲内を移動可能に構成される振れ補正光学系と、
該振れ補正光学系を駆動し振れ補正を行う振れ補正駆動手段と、
前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止させるロック手段と、
駆動中の前記振れ補正駆動手段の駆動を終了させる第1の操作部材と、
前記第1の操作部材の操作に応じて振れ補正を終了する際に少なくとも第1の所定時間は前記振れ補正を継続し、該第1の所定時間経過後、第2の所定時間は振れ補正駆動を時間経過に従って減衰させ、該第2の所定時間経過後に前記ロック手段により前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止する第1の制御手段と、
を有することを特徴とする振れ補正カメラ。 - 請求項1の振れ補正カメラであって、
前記第1の操作部材の状態にかかわらず前記振れ補正を終了させる第2の操作部材と、
前記第2の所定時間終了前に前記第2の操作部材により前記振れ補正を終了する際には、ただちに前記ロック手段により前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止する第2の制御手段と、
を有することをさらに特徴とする振れ補正カメラ。 - 撮影レンズの少なくとも一部を構成し、該撮影レンズを装着するカメラに生じた振れを補正する為に所定の可動範囲内を移動可能に構成される振れ補正光学系と、
該振れ補正光学系を駆動し振れ補正を行う振れ補正駆動手段と、
前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止させる為のロック手段とを有し、
前記振れの補正の動作を終了させる第1の操作部材を有するカメラボディと着脱可能な振れ補正レンズにおいて、
前記カメラボディから少なくとも振れ補正の終了指示を受理可能な通信手段と、
前記第1の操作部材の操作に応じた前記カメラボディからの振れ補正の終了指示に応じて振れ補正を終了する際に少なくとも第1の所定時間は振れ補正を継続し、第1の所定時間経過後、第2の所定時間は振れ補正を時間経過に従って減衰させ、第2の所定時間経過後に前記ロック手段により前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止する制御手段と、
を有することを特徴とする振れ補正レンズ。 - 撮影レンズの少なくとも一部で構成し、該撮影レンズを装着したカメラに生じた振れを補正する為に所定の可動範囲内を移動可能に構成される振れ補正光学系と、
該振れ補正光学系を駆動し振れ補正を行う振れ補正駆動手段と、
前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止させる為のロック手段とを有し、
前記振れの補正の動作を終了させる第1の操作部材、及び、該第1の操作部材の状態にかかわらず前記振れ補正を終了させる第2の操作部材を有するカメラボディと着脱可能な振れ補正レンズに於いて、
前記カメラボディから少なくとも前記振れ補正の終了を指示する第1の指示と、前記ロック手段による振れ補正光学系の可動範囲の概中心への繋止の指示する第2の指示を受理可能な通信手段と、
前記第1の操作部材の操作に応じた前記カメラボディからの第1の指示により前記振れ補正を終了する際に、該第1の指示から少なくとも第1の所定時間は振れ補正を継続し、第1の所定時間経過後、第2の所定時間は前記振れ補正を時間経過に従って減衰させ、第2の所定時間経過後に前記ロック手段により前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止し、又、前記第2の操作部材の操作に応じた前記カメラボディからの第2の指示により、前記第1の所定時間より短い第3の所定時間は振れ補正を継続し、第3の所定時間経過後、前記第2の所定時間より短い第4の所定時間は前記振れ補正を時間経過に従って減衰させ、第4の所定時間経過後に前記ロック手段により前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止するか、或いは、前記第2の指示からの経過時間に関わらず、前記ロック手段により前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止すること
を特徴とする振れ補正レンズ。 - 前記制御手段は、前記第1の所定時間経過後、前記第2の所定時間までは前記振れ補正を時間経過に従って減衰させ、かつ、前記補正光学系を前記ロック手段による前記繋止される位置に概移動させること
を特徴とする請求項1乃至2記載の振れ補正カメラ。 - 前記制御手段は、前記第1の所定時間経過後、前記第2の所定時間までは前記振れ補正を時間経過に従って減衰させ、かつ、前記補正光学系を前記ロック手段による前記繋止される位置に概移動させること
を特徴とする請求項3乃至4記載の振れ補正レンズ。 - 前記第1の所定時間と前記第2の所定時間との少なくとも一方を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段を有すること
を特徴とする請求項1乃至2記載の振れ補正カメラ。 - 前記第1の所定時間と前記第2の所定時間との少なくとも一方を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段を有すること
を特徴とする請求項3乃至4記載の振れ補正レンズ。 - 撮影レンズの少なくとも一部を構成し、カメラに生じた振れを補正する為に所定の可動範囲内を移動可能に構成される振れ補正光学系と、
該振れ補正光学系を駆動し振れ補正を行う振れ補正駆動手段と、
前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止させる為のロック手段と、
少なくとも第1の状態と第2の状態と第3の状態とを有し、第1の状態から第3の状態に移行途中で該第2の状態となる操作部材と、
前記操作部材が前記第1の状態である場合に前記振れ補正駆動手段により振れ補正を行い、前記操作部材が第1の状態から第2の状態へ変化したことに応じて前記振れ補正光学系を前記ロック手段による前記補正光学系の前記繋止される位置に概移動させ、前記操作部材が前記第2の状態から前記第3の状態へ変化したことに応じて前記ロック手段により前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止する制御手段と、
を有することを特徴とする振れ補正カメラ。 - 撮影レンズの少なくとも一部を構成し、該撮影レンズを装着するカメラに生じた振れを補正する為に所定の可動範囲内を移動可能に構成される振れ補正光学系と、
該振れ補正光学系を駆動し振れ補正を行う振れ補正駆動手段と、
前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央に繋止させる為のロック手段とを有し、
前記振れ補正の開始と終了との少なくとも一方を指示する第1の操作手段と、
該第1の操作手段が操作されていない間に前記カメラから指示される前記ロック手段による振れ補正光学系の可動範囲の概中心への繋止を指示するロック指示を受理可能な通信手段と、
前記振れ補正光学系の位置を検出する振れ補正光学系位置検出手段と、
前記カメラから前記ロック指示受けることにより、前記振れ補正光学系位置検出手段の検出結果に基づき前記振れ補正光学系が前記ロック手段により該補正光学系の可動範囲の概中心への繋止されているか否かを検出し、該補正光学系が該可動範囲の概中心に繋止されていないと検出された場合に前記ロック手段により前記振れ補正光学系を可能範囲の概中心位置へ繋止する制御手段を有すること
を特徴とする振れ補正レンズ。 - 前記制御手段による前記振れ補正光学系位置検出手段により前記ロック手段による前記補正光学系の可動範囲の概中心への繋止されているか否かの検出は、前記ロック手段により前記振れ補正光学系がその可動範囲の概中心位置へ繋止された時の振れ補正光学系の位置を基準として所定範囲内であるか否かにより検出すること
を特徴とする請求項10記載の振れ補正レンズ。 - カメラボディと着脱可能に構成され、前記カメラボディと通信する為のボディ間通信手段、及び、撮影レンズの少なくとも一部を構成し振れを補正する為に所定の可動範囲内を移動可能に構成される振れ補正光学系により振れ補正の動作を行う振れ補正機能を有するレンズと、
前記レンズに装着された状態で前記レンズと通信するレンズ間通信手段を有し、
レリーズ釦の全押しに応じて行われる露光動作に先立ちクイックリターンミラーのミラーをアップするカメラボディとのカメラシステムにおいて、
前記カメラボディは、前記レンズにレリーズ釦の全押しに応じて前記レンズ間通信手段により前記レンズに振れ補正の動作を停止させる振れ補正停止指示を行い、その後、前記ミラーアップを開始し、その後、前記レンズ間通信手段により前記レンズに振れ補正の動作を開始する振れ補正開始指示を行い、
前記レンズは、前記振れ補正停止指示に応じて振れ補正の動作を停止し、概ねその位置に前記振れ補正光学系を保持し、前記振れ補正開始指示に応じて振れ補正の動作を開始すること
を特徴とするカメラシステム。 - カメラボディと着脱可能に構成され、前記カメラボディと通信する為のボディ間通信手段、及び、撮影レンズの少なくとも一部で構成され、振れを補正する為に所定の可動範囲内を移動可能に構成される振れ補正光学系により振れ補正の動作を行う振れ補正機能を有するレンズと、前記レンズに装着された状態で前記レンズと通信する為のレンズ間通信手段を有し、露光動作の直前でクイックリターンミラーのミラーアップし、露光動作の終了後にミラーダウン、及び、フィルム巻き上げを行うカメラボディとのカメラシステムにおいて、
前記カメラボディは、前記レンズに前記露光動作が終了したことに応じて前記レンズ間通信手段により前記レンズに振れ補正の動作を停止させる振れ補正停止指示を行い、その後、前記ミラーダウン、及び、前記フィルム巻き上げ動作を開始し、前記ミラーダウン、或いは、前記フィルム巻き上げ動作が終了したことに応じて前記レンズ間通信手段により前記レンズに振れ補正の動作を開始する振れ補正開始指示を行い、
前記レンズは、前記振れ補正停止指示に応じて振れ補正の動作を停止し、概ねその位置に前記振れ補正光学系を保持し、前記振れ補正開始指示に応じて振れ補正の動作を開始すること
を特徴とするカメラシステム。 - カメラボディと着脱可能に構成され、前記カメラボディと通信する為のボディ間通信手段、及び、撮影レンズの少なくとも一部で構成され、振れを補正する為に所定の可動範囲内を移動可能に構成される振れ補正光学系により振れ補正の動作を行う振れ補正機能を有するレンズと、前記レンズに装着された状態で前記レンズと通信する為のレンズ間通信手段を有するカメラボディとのカメラシステムにおいて、
前記カメラボディは、前記レンズにレリーズ釦の全押しに応じて前記レンズ間通信手段により前記レンズに振れ補正の開始と露光開始時刻を指示する振れ補正開始指示を行い、前記レンズは、前記振れ補正開始指示に応じて、前記指示された露光開始時刻の所定時間前までは前記振れ補正光学系をその可動範囲の概中央位置にセンタリングし、前記指示された露光開始時刻の所定時間前から振れ補正の動作を開始すること
を特徴とするカメラシステム。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150630 |