JP2014157101A - 重量センサ - Google Patents

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Toshifumi Suejima
利文 末嶋
Hiroaki Ishida
裕昭 石田
Kazuhiro Nomura
和宏 野村
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Abstract

【課題】本発明は、筒状の起歪体の軸方向に荷重伝達部を配置した重量センサに関し、量産段階での特性バラツキを抑制することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、円筒状の起歪体1の周面に設ける歪抵抗パターン8、9、10、11のパターンレイアウトを、一方のハーフブリッジ回路3aを形成する歪抵抗パターン8、9と他方のハーフブリッジ回路3bを形成する歪抵抗パターン10、11を、起歪体1の中心軸1aに対して反対側の母線方向に並設させるとともに、起歪体1の上側に配置する歪抵抗パターン8から起歪体1の上端までの間隔と、起歪体1の上側に配置する歪抵抗パターン11から起歪体1の上端までの間隔を異ならせた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、円筒状の起歪体の軸方向に荷重伝達部を配置した重量センサに関する。
従来、この種の重量センサは、歪検出用のフルブリッジ回路を形成する4つの歪抵抗パターンを外周面に配置した筒状の起歪体の開口部に外部取り付け用の荷重伝達部を挿入し、溶接することで一体化する構造が知られている。
そして、フルブリッジ回路を形成する4つの歪抵抗パターンの起歪体の周面に対する配置は、フルブリッジ回路を形成する一方のハーフブリッジ回路を形成する2つの歪抵抗パターンを起歪体の母線方向に並設し、他方のハーフブリッジ回路を形成する2つの歪抵抗パターンを起歪体の反対側に位置する母線上に配置することで、起歪体の検出軸とは異なる方向からの外力をキャンセルする工夫がなされている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2011−58813号公報
しかしながら、起歪体と荷重伝達部との溶接作業は、起歪体の開口端に沿って連続的に溶接するため、溶接時間の経過に伴い溶接対象である起歪体および荷重伝達部が温度上昇してしまい、この温度上昇に伴い溶接深度が大きくなってしまうという現象が生じてしまう。
そして、溶接深度が起歪体の周回方向で異なる場合、荷重伝達部と起歪体の支点位置が溶接深度により変化してしまうので、検出軸方向の荷重伝達には影響は少ないものの、検出軸から外れた方向からの荷重、つまり斜め荷重に対して歪量にバラツキが生じてしまい、軸外応力に対するキャンセル精度が劣化してしまうという問題があった。
そこで、本発明はこのような問題を解決し、円筒状の起歪体の軸方向に荷重伝達部を配置した重量センサの検出精度を向上させることを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、円筒状の起歪体の周面に設けてフルブリッジ回路を形成する4つの歪抵抗パターンを、ハーフブリッジ回路毎に母線方向に並設させるとともに、一方のハーフブリッジ回路を構成する歪抵抗パターンから起歪体の上端までの間隔と、他方のハーフブリッジ回路を構成する歪抵抗パターンから起歪体の上端までの間隔を異ならせた構成とした。
この方法により本発明は、円筒状の起歪体の軸方向に荷重伝達部を配置した重量センサの検出精度を向上させることができる。
重量センサの断面図 同重量センサの回路図 同重量センサを構成する起歪体の展開図 (a)、(b)、(c)同重量センサの検出原理を示す模式図
以下、本発明の一実施の形態における重量センサについて図を用いて説明する。
図1は重量センサの断面構造を示したものであり、その基本構造は、円筒状の起歪体1と、この起歪体1の中心軸1a上に配置されて被検出体(特に図示せず)から加わる荷重を伝達する荷重伝達部2とからなり、荷重伝達部2はその下端部分を起歪体1の開口部に挿入し、その接合部分を溶接により一体化している。
また、起歪体1の外周側面には、図2に示すフルブリッジ回路3を構成する電源端子4、出力端子5、6、接地端子7と、歪抵抗パターン8、9、10、11が設けられている。また、これらのパターンレイアウトは、図3に示すように、電源端子4と出力端子5との間に接続された歪抵抗パターン8が配置され、出力端子5と接地端子7との間に接続された歪抵抗パターン9が配置され、電源端子4と出力端子6との間に接続された歪抵抗パターン10が配置され、出力端子6と接地端子7との間に接続された歪抵抗パターン11とが配置されている。なお、歪抵抗パターン8、11は、図1に示すように起歪体1の上側において中心軸1aに対して反対側に配置される。歪抵抗パターン9、10は、図1に示すように起歪体1の下側において中心軸1aに対して反対側に配置されている。なお、フルブリッジ回路3における一方のハーフブリッジ回路3aを構成する歪抵抗パターン8、9は起歪体1の母線の方向に並設され、他方のハーフブリッジ回路3bを構成する歪抵抗パターン10、11についても起歪体1の母線の方向に並設されている。
また、起歪体1は、図1に示すように、断面T字状の柱部12により支持されている。
次に、この重量センサの検出原理を説明する。この重量センサでは、荷重伝達部2に荷重が加わっていない初期状態においては、図4(a)に示すように、柱部12に支持された起歪体1の形状変化はなく、電源端子4と接地端子7間に接続されたフルブリッジ回路3における出力端子5、6の間に電位差は生じない。
一方、荷重伝達部2に、図1の矢印で示すような中心軸1a方向の検出荷重が加わると、図4(b)に示すように、起歪体1の内部に一体化された柱部12にせん断荷重が加わる。そして、このせん断荷重によって、柱部12に支持された起歪体1の外側面には、モーメント力が作用し、これにより、起歪体1の上端側の外周側面には引張力が作用し、下端側の外周側面には圧縮力が作用する。従って、起歪体1の上側の外周側面に設けられた歪抵抗パターン8、11の抵抗値は大きくなるとともに、下側の外周側面に設けられた歪抵抗パターン9、10の抵抗値は小さくなり、フルブリッジ回路3における出力端子5、6の間に電位差が生じ、この電位差を後段の処理回路(特に図示せず)で信号処理することで検出荷重に応じた出力信号を形成することができる。
また、荷重伝達部2に中心軸1aと異なる方向からの軸外荷重が加わった場合、例えば図1に示すような右側からの軸外荷重に対しては、図4(c)に示すように、起歪体1がS字状に歪むため、起歪体1の右下の歪抵抗パターン10と左上の歪抵抗パターン8には同等の圧縮力が働き抵抗値は小さくなり、右上の歪抵抗パターン11と左下の歪抵抗パターン9には同等の引張力が働き抵抗値は大きくなる。そして、引張力により抵抗値が大きくなる歪抵抗パターン9、11は、フルブリッジ回路3における接地端子7の側にある素子であり、圧縮力により抵抗値が小さくなる歪抵抗パターン8、10は、フルブリッジ回路3における電源端子4の側にある素子であるので、これらの抵抗変化に伴う出力端子5、6間の電位差は生じず、側方からの軸外荷重の影響をキャンセルすることができる。
次に、この重量センサの組み立て方法について説明する。先ず、起歪体1を構成するステンレスからなる円筒の外周側面にガラスペースト(図示せず)を印刷した後、約550℃で約10分間焼成してステンレス表面を絶縁処理する。次に、焼成したガラスペーストの表面に電源端子4、出力端子5、6、接地端子7等を形成する銀ペースト(図示せず)を印刷し、約550℃で約10分間焼成する。次に歪抵抗パターン8、9、10、11を形成するメタルグレーズ系ペースト(図示せず)を印刷し約550℃で約10分間焼成し重量センサを形成するのである。
そして、この実施形態の重量センサにおいては、フルブリッジ回路3を形成する4つの歪抵抗パターン8、9、10、11を起歪体1の周面に配置する上で、起歪体1の上側に配置される歪抵抗パターン8、11における起歪体1の上端までの間隔を異ならせることで重量センサの検出精度を向上させたのである。
すなわち、起歪体1と荷重伝達部2との溶接において、上述したように、起歪体1と荷重伝達部2との溶接では、溶接開始から溶接終了までの時間経過に伴い起歪体1および荷重伝達部2の温度が上昇するため、この温度上昇に伴い起歪体1の周回方向の溶接深度13が深くなり、周方向における起歪体1と荷重伝達部2の支点位置が変化してしまい、結果として中心軸1aと異なる方向からの軸外荷重に対するキャンセル精度が劣化してしまう。従って、この支点位置のずれに応じて歪抵抗パターンの位置を変更することで、溶接深度13による影響を抑制できる。具体的には支点位置ずれの影響を大きく受ける起歪体1の上端側に設けられる歪抵抗パターン8と歪抵抗パターン11は、起歪体1の中心軸に対して反対側に配置されるものであり、歪抵抗パターン8の側から歪抵抗パターン11の側に向けて溶接すれば、歪抵抗パターン8の側の溶接深度13が歪抵抗パターン11の側の溶接深度13より浅くなってしまう。従って、溶接深度13が深い部分に配置される歪抵抗パターン11から起歪体1の上端までの間隔を、溶接深度13が浅い部分に配置される歪抵抗パターン8から起歪体1の上端までの間隔より大きくすることで、歪抵抗パターン8から支点までの間隔と歪抵抗パターン11から支点までの間隔とを整合させることができ、溶接深度13の違いにより劣化する軸外荷重に対するキャンセル精度を高めることができる。
つまり、円筒状の起歪体1の周面に設ける歪抵抗パターン8、9、10、11のパターンレイアウトを、一方のハーフブリッジ回路3aを形成する歪抵抗パターン8、9と他方のハーフブリッジ回路3bを形成する歪抵抗パターン10、11を、起歪体1の中心軸1aに対して反対側の母線方向に並設させるとともに、起歪体1の上側に配置する歪抵抗パターン8から起歪体1の上端までの間隔と、起歪体1の上側に配置する歪抵抗パターン11から起歪体1の上端までの間隔を異ならせることで、重量センサの検出精度を高めることができるのである。
本発明に係る重量センサは、円筒状の起歪体の軸方向に荷重伝達部を配置した重量センサにおいて検出精度を向上させることができるものであり、特に、車両用シート等からの荷重を測定するための重量センサにおいて有用となるものである。
1 起歪体
2 荷重伝達部
4 電源端子
5、6 出力端子
7 接地端子
8、9、10、11 歪抵抗パターン

Claims (1)

  1. 円筒状の起歪体と、前記起歪体の開口部に設けられた荷重伝達部と、前記起歪体の周面の上端側に設けられるとともに、一端が電源端子に接続され他端が第1の出力端子に接続された第1の歪抵抗パターンと、前記起歪体の周面の下端側に設けられるとともに、一端が前記第1の出力端子に接続され他端が接地端子に接続された第2の歪抵抗パターンと、前記起歪体の周面の下端側に設けられるとともに、一端が前記電源端子に接続され他端が第2の出力端子に接続された第3の歪抵抗パターンと、前記起歪体の周面の上端側に設けられるとともに、一端が前記第2の出力端子に接続され他端が前記接地端子に接続された第4の歪抵抗パターンを備え、前記第1の歪抵抗パターンと前記第2の歪抵抗パターンを前記起歪体の母線上に並設するとともに、前記第3の歪抵抗パターンと前記第4の歪抵抗パターンを前記母線とは反対側の母線上に並設し、前記起歪体の上端から前記第1の歪抵抗パターンまでの間隔と、前記起歪体の上端から前記第4の歪抵抗パターンまでの間隔を異ならせたことを特徴とする重量センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112563145A (zh) * 2020-11-26 2021-03-26 娄底市安地亚斯电子陶瓷有限公司 一种汽车制剂压力应变器陶瓷电路制备方法

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