JP2014156920A - 導管接続装置及び導管接続方法 - Google Patents

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Yoshibumi Miyatake
義文 宮武
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Abstract

【課題】伸縮可撓管が本来有する変位吸収量を地盤沈下や耐震化のために有効利用する。
【解決手段】第1の伸縮可撓管11と、第2の伸縮可撓管21と、第1の伸縮可撓管11と第2の伸縮可撓管21とを接続する接続管31とを備える。第1の伸縮可撓管11の管軸と第2の伸縮可撓管21の管軸とはズレがあり、接続管31は、接続管31の管軸が第1及び第2の伸縮可撓管11,21の管軸に対して傾斜した状態で、第1の伸縮可撓管11と第2の伸縮可撓管21とを接続している。第1及び第2の伸縮可撓管11,21の端管14,24と接続管31との接続は、端面を斜めにカットすることで端部同士を溶接等で接合することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、位置の異なる第1の導管と第2の導管とを接続する導管接続装置及び導管接続方法に関する。
近年、種々の配管、例えば水道配管において、地震対策、地盤沈下対策として、伸縮可撓管が使用されている。しかし、古い施設では、伸縮可撓管は使用されておらず、多くの施設において地盤沈下による配管の撓みから漏水が発生している。同様に、伸縮可撓管が使用されている施設においても伸縮可撓管の定格性能を超える地盤沈下が発生して漏水に至る例が増えてきている。このため、現在配管が撓んだり、定格性能を超える地盤沈下を吸収した伸縮可撓管を、配管の耐震性能を高める観点から新しい伸縮可撓管に取り替える工事が増えてきている。本件特許出願人は、耐震化に使用可能な伸縮可撓管として、例えば下記のような特許出願を行っている。
従来の伸縮可撓管は、直線配管を前提にしたものとなっている。したがって、既に湾曲した配管に対して伸縮可撓管を使用する場合には、本来の変位吸収量を消費して、すなわち伸縮可撓管を湾曲させて位置の異なる既設の水道管の端部間を接続するようにしている。例えば、地盤が100mmの不等沈下を起こしている場合には、例えば性能限界が200mmの伸縮可撓管を使用して、既に地盤沈下している100mm分変位させて使用している。したがって、使用された伸縮可撓管の残存する変位可能能力は、残り100mmになってしまう。したがって、本来であれば、性能限界が変位量100mmの伸縮可撓管を使用すれば良いところ、ここでは、性能限界が変位量200mmの伸縮可撓管を使用しなければならない。大きな変位を吸収することができる伸縮可撓管は、製品全長も長く、既存の配管長、或いは既存の伸縮可撓管の長さを超えるために、その部分だけの取り替えではなく、その前後の配管も動かさなければならなくなる。このため、工事が大がかりとなり、工事日数も増えて、工事費用も嵩んでしまう。従来の伸縮可撓管の使用では、以上のような問題点があった。
特開2011−052764号公報
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、伸縮可撓管が本来有する変位吸収量の全てを新たな地盤沈下や地震対策に使用することができ、更に、工事費用を大幅に削減することができる導管接続装置及び導管接続方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る導管接続装置は、管部材である第1の可動部及び第2の可動部と、上記第1の可動部と上記第2の可動部とを接続する接続管とを備える。上記第1の可動部の管軸と上記第2の可動部の管軸とはズレがあり、上記接続管は、当該接続管の管軸が上記第1及び第2の可動部の管軸に対して傾斜した状態で、上記第1の可動部と上記第2の可動部とを接続している。
上記第1の可動部、上記第2の可動部のそれぞれの端部には、端管を設け、接続される上記端管の端部、上記接続管の端部の両方は、対応する斜めの端面を有し、上記端管の斜めの端面と上記接続管の斜めの端面とを接続する。
また、上記第1の可動部、上記第2の可動部の少なくとも一は、ベローズ管を含み、接続される上記ベローズ管の端部、上記接続管の端部の両方は、対応する斜めの端面を有し、上記ベローズ管の端部と上記接続管の端部とを接続する。
例えば、上記第1の可動部は、第1の位置にある第1の導管と接続され、上記第2の可動部は、上記第1の位置からズレた第2の位置にある第2の導管と接続される。
また、本発明に係る、第1の位置にある第1の導管と上記第1の位置からズレた第2の位置にある第2の導管とを接続する導管接続方法は、上述した導管配管装置を、上記第1の導管と上記第2の導管との間に配置し、上記第1の可動部を上記第1の導管に接続し、上記第2の可動部を上記第2の導管に接続する。
更に、本発明に係る導管接続装置は、一の可動部と、上記一の可動部と他の可動部とを接続する接続管とを備える。上記接続管は、当該接続管の管軸が上記一の可動部の管軸に対して傾斜した状態で上記一の可動部と接続されており、上記接続管の他端は、上記他の可動部と接続されるようになっている。
この場合、例えば、上記一の可動部には、端管が設けられ、上記端管の斜めの端面と上記接続管の斜めの端面とが接続される。また、上記一の可動部は、ベローズ管を含み、接続される上記ベローズ管の端部、上記接続管の端部の両方は、対応する斜めの端面を有し、上記ベローズ管の斜めの端面と上記接続管の斜めの端面とが接続される。
例えば、上記一の可動部は、第1の位置にある第1の導管と接続され、上記接続管の他端は、上記第1の位置からズレた第2の位置にある第2の導管と接続された上記他の可動部と接続される。
本発明で用いる可動部は、上述のようにベローズ管を用いて良いほか、直管を用いて構成することもできる。すなわち、可動部は、直管と、この直管の両端部に配設される端管とを有する。そして、上記直管のそれぞれの端部に上記直管より小径の上記端管を挿入し又は上記直管のそれぞれの端部を上記第1の直管より大径の上記端管に挿入し、上記直管と上記端管との間を弾性シール部材によってシールする。これにより、上記端管は、上記直管に対して管軸方向に摺動すると共に、上記弾性シール部材が弾性変位することで上記直管に対して角度変位又は可撓性を有することになる。
本発明において、上記可動部は、少なくとも、伸び、縮み、角度変位を有し、更に撓みを有していても良い。例えば、ベローズ管は、長くすれば、伸び、縮み、角度変位、更に撓みを有することになり、短くすれば、撓みを得ることができなくなる。
本発明によれば、第1の可動部と第2の可動部とを斜めの接続管を介して接続することによって、予め可動部を変位させる必要がなくなる。したがって、伸縮可撓管が本来有する変位吸収量の全てを新たな地盤沈下や地震対策に使用することができる。加えて、導管接続装置の製品長を短くすることができる。
本発明を適用した導管接続装置の使用状態を示す図である。 本発明を適用した導管接続装置の側面図である。 本発明を適用した導管接続装置の背面図である。 本発明を適用した導管接続装置の第1の伸縮可撓管部分の要部断面図である。 本発明を適用した導管接続装置の第2の伸縮可撓管部分の要部断面図である。 第1の伸縮可撓管の端管と接続管と第2の伸縮可撓管の端管との関係を示す側面図である。 接続管にベント管を用いた例を示す側面図である。 (A)は、図1−図6に示した導管接続装置を模式的に示し、(B)は、接続管の部分にも伸縮可撓管を設けた変形例を模式的に示し、(C)は、第1の伸縮可撓管と第2の伸縮可撓管の端管にベント管を用いて、傾斜した接続管の部分で、第1の伸縮可撓管と第2の伸縮可撓管とを接続した変形例を示し、(D)は、S型ベント管を用いた変形例を示し、(E)は、各伸縮可撓管の端管にベント管を用い傾斜部分で接合した例を示す。 (A)は接続管で異径の伸縮可撓管を接続した変形例を示し、(B)は図8(C)及び(E)の変形例であり、ベント管同士を直管で接続した変形例を示し、(C)は、S型ベント管を用いた図8(D)の変形例を示す。 導管接続装置の変形例となる滑り形伸縮可撓管継手の断面図である。 図10の滑り形伸縮可撓管継手の変形例の断面図である。
以下、本発明を適用した導管接続装置について、図面を参照して説明する。
<導管接続装置の概説>
図1に示すように、本発明を適用した導管接続装置10は、地盤沈下等によって高低差や水平方向のズレが発生した第1の導管1と第2の導管2との間を接続する。例えば、第1の導管1は、上水道の管路の途中に設けられるポンプ場や橋梁等の構造物の基礎3に設けられている。このような既設の構造物の基礎3は、一般に強固に設けられ、地盤沈下が少なく、第1の位置にある。これに対して、第2の導管2は、道路等4に埋設され、地盤沈下により沈降する。すなわち、不等沈下が発生して第1の位置よりズレた第2の位置となっており、第1の導管1と第2の導管2との間に高低差や水平方向のズレが発生している。導管接続装置10は、第1の導管1の端部と第2の導管2の端部との間の導管に代えて配設される。
なお、ここでの導管1,2は、水道管であり、鋼管、鋳鉄管等の金属管、塩化ビニール製の合成樹脂管等が用いられている。
<導管接続装置の構成の説明>
この導管接続装置10は、図1−図4に示すように、可動部となる第1の伸縮可撓管11及び第2の伸縮可撓管21と、第1の伸縮可撓管11と第2の伸縮可撓管21とを接続する接続管31とを備える。
<第1の伸縮可撓管の説明>
第1の伸縮可撓管11は、図2及び図4に示すように、可撓性や伸縮性、更には密閉性を有するベローズ管12と、ベローズ管12の両端部にそれぞれ一体に接合される一対の端管13,14とを備える。
ベローズ管12は、機械的特性と防錆性に優れたステンレス材、例えばSUS304を素材とし、断面略波形やΩ形等のベローズ本体12aの両端部に端管13,14と接続するための筒状のベローズ接続部12b,12bが一体的に設けられてなる。このベローズ管12は、管の太さ、用途等を考慮して板厚、ベローズの数、高さ等を決定して所定の可撓性や伸縮性を有するように形成されている。例えば、ここでのベローズ本体12aは、ベローズの凸部が5山−6山設けられる。また、ベローズ本体12aは、内部を流れる水道水の内圧に耐えられるだけの強度を有している。
以上のように構成されたベローズ管12は、その長さの略3倍の長さのステンレス鋼板で形成された素管を管軸方向に圧縮してベローズを形成し、次いで、ベローズ形成後の残留応力による応力割れを防止するため固溶化熱処理を行い、次いで、熱処理後の残滓を除去するため表面の酸洗浄が行われることによって製造される。ベローズ管12は、この熱処理によって、弾性体から塑性体に転移するため、弾性体のような復元力は発生せず、曲げた際には曲げたままの形態が維持されるようになる。なお、ベローズ管12の製造方法は、以上の例に限定されるものではなく、例えば熱処理や酸処理を省略しても良い。
なお、ベローズ管12については、SUS304に限定されるものではなく、更にステンレス材に限定されるものでもなく、例えば銅、チタン、アルミニウム合金等のその他の適宜の金属、又は合成樹脂によって形成されたものを用いても良い。また、ベローズ管12は、ベローズの凹凸の構造によって内部で固形物が滞留して詰まり現象が発生することを防止するため、内部に可撓性を有する導管を導通させて構成しても良い。
端管13,14は、機械的特性と防錆性に優れたステンレス材、例えばSUS304を素材とし、ベローズ管12の両端部のベローズ接続部12b,12bのそれぞれに接続されるものであり、それぞれのベローズ接続部12b,12bの外径とほぼ等しい内径を有する直管である。端管13,14は、一端部がベローズ管12のベローズ接続部12b,12bの外周部に嵌合され、ベローズ接続部12b,12bの先端部と端管13,14の内周部とが溶接されることにより、ベローズ管12と一体化される(溶接箇所を図4中15aで示す。)。なお、ベローズ管12と端管13,14との溶接箇所は、以上の例に限定されるものではない。
ここで、一方の端管13には、外周部に、ステンレス材等の金属材料を素材としたリング状の鍔部材16aが嵌合され、鍔部材16aの内周部と溶接により一体化されている(溶接箇所を、図4中15bで示す。)。鍔部材16aは、端管13にベローズ接続部12bが嵌合されたとき、ベローズ本体12aの最外凸部に外側から突き当てられることによって、ベローズ本体12aの端部を保護する。鍔部材16aは、カバー17を配設するため、各凸部の高さより高くなるように形成されている。
なお、鍔部材に代えて、端管13の一端部に設けた舌片を、端管13の周回り方向に一又は複数設けるようにして構成しても良い。
また、他方の端管14には、外周部に、ステンレス材等の金属材料を素材としたリング状の鍔部材16bが嵌合され、鍔部材16bの内周部と溶接により一体化されている(溶接箇所を、図4中15bで示す。)。鍔部材16bは、端管14にベローズ接続部12bが嵌合されたとき、ベローズ本体12aの最外凸部に外側から突き当てられることによって、ベローズ本体12aの端部を保護する。鍔部材16bは、各凸部と略同じ高さより高くなるように形成されている。
なお、鍔部材に代えて、端管14の一端部に設けた舌片を、端管14の周回り方向に一又は複数設けるようにして構成しても良い。
ベローズ本体12aの周囲には、筒状のカバー17が配設される。カバー17は、機械的特性と防錆性に優れたステンレス材、例えばSUS304を素材とし、十分な強度が得られる厚さに形成されている。カバー17の一端部は、端管13側の鍔部材16aの外周部と溶接される(溶接箇所を、図4中15cで示す。)。すなわち、カバー17は、ベローズ本体12aの端管13側において、内周部が端管13に溶接で固定された鍔部材16aの外周部に、溶接によって固定されている。したがって、カバー17の端管13側の一端部は、固定端となっている(溶接箇所15c)。
端管13側の一端部を固定端とするカバー17は、ベローズ本体12aより長く形成されており、他端部は、ベローズ本体12aより端管14側にはみ出す。カバー17の他端部には、ステンレス材等の金属材料を素材としたリング状のストッパ18が溶接により取り付けられる(溶接箇所を、図4中15dで示す。)。このストッパ18は、内径が鍔部材16bの外径より小さく形成され、ベローズ本体12aの最外凸部に突き当てられている鍔部材16bと離間して対向し、カバー17に対してベローズ本体12aが移動した際に鍔部材16bに突き当たることで、ベローズ本体12aの移動量を規制する。
カバー17の他端部と端管14との間は、ゴムシート等の伸縮性及び防水性を有する防水シート19が配設されている。カバー17の他端部において、防水シート19の一端部は、端管14の上から締付バンド20aによって締め付けられ、防水シート19の他端部は、カバー17の上から締付バンド20bによって締め付けられる。防水シート19は、伸縮性を有する弾性材で形成されているので、ベローズ管12が軸線方向に伸縮した際や撓んだ際や湾曲した際にもこれに追従して変位し、ストッパ18の内周面と端管14との間の開口部を閉塞することができる。なお、防水シート19は、伸縮性を有し、ベローズ管12の伸縮や撓んだ際の変位に追従して変位することができるものであれば、いかなる素材で形成されたものでもよい。
第1の導管1側となる端管13は、図1−図4に示すように、フランジ付きの管となっている。端管13のフランジ13bは、第1の導管1のフランジ13cと突き合わされ、ボルトをフランジ13b,13cの挿通孔13eに挿通してボルト及びナット等の締結部材13dで締め付けることによって接続される。なお、端管13と第1の導管1との接続方法は、周知であり、この例に限定されるものではない。
<第2の伸縮可撓管の説明>
第2の伸縮可撓管21も、第1の伸縮可撓管11と同様な構成を有する。すなわち、第2の伸縮可撓管21は、図2及び図5に示すように、可撓性や伸縮性、更には密閉性を有するベローズ管22と、ベローズ管22の両端部にそれぞれ一体に接合される一対の端管23,24とを備える。
ベローズ管22は、断面略波形やΩ形等のベローズ本体22aの両端部に端管23,24と接続するためのベローズ接続部22b,22bが一体的に設けられてなる。このベローズ管22は、管の太さ、用途等を考慮して板厚、ベローズの数、高さ等を決定して所定の可撓性や伸縮性を有するように形成されている。例えば、ここでのベローズ本体22aは、ベローズの凸部が5山−6山設けられる。
端管23,24は、ベローズ管22の両端部のベローズ接続部22b,22bのそれぞれに接続されるものであり、それぞれのベローズ接続部22b,22bの外径とほぼ等しい内径を有する直管である。端管23,24は、一端部がベローズ管22のベローズ接続部22b,22bの外周部に嵌合され、ベローズ接続部22b,22bの先端部と端管23,24の内周部とが溶接されることにより、ベローズ管22と一体化される(溶接箇所を図5中25aで示す。)。なお、ベローズ管22と端管23,24との溶接箇所も、以上の例に限定されるものではない。
ここで、一方の端管23には、外周部に、リング状の鍔部材26aが嵌合され、鍔部材26aの内周部と溶接により一体化されている(溶接箇所を、図5中25bで示す。)。鍔部材26aは、端管23にベローズ接続部22bが嵌合されたとき、ベローズ本体22aの最外凸部に外側から突き当てられることによって、ベローズ本体22aの端部を保護する。鍔部材26aは、各凸部の高さより高くなるように形成されている。
また、他方の端管24には、外周部に、リング状の鍔部材26bが嵌合され、鍔部材26bの内周部と溶接により一体化されている(溶接箇所を、図5中25bで示す。)。鍔部材26bは、端管24にベローズ接続部22bが嵌合されたとき、ベローズ本体22aの最外凸部に外側から突き当てられることによって、ベローズ本体22aの端部を保護する。鍔部材26bは、各凸部より高くなるように形成されている。
ベローズ本体22aの周囲には、筒状のカバー27が配設される。カバー27は、十分な強度が得られる厚さに形成されている。カバー27の一端部は、端管23側の鍔部材26aの外周部と溶接される(溶接箇所を、図5中25cで示す。)。すなわち、カバー27は、ベローズ本体22aの端管23側において、内周部が端管23に溶接で固定された鍔部材26aの外周部に、溶接によって固定されている。したがって、カバー27の端管23側の一端部は、固定端となっている(溶接箇所25c)。
端管23側の一端部を固定端とするカバー27は、ベローズ本体22aより長く形成されており、他端部は、ベローズ本体22aより端管24側にはみ出す。カバー27の他端部には、リング状のストッパ28が溶接により取り付けられる(溶接箇所を、図5中25dで示す。)。このストッパ28は、内径が鍔部材26bの外径より小さく形成され、ベローズ本体22aの最外凸部に突き当てられている鍔部材26bと離間して対向し、ベローズ本体22aがカバー27に対して移動した際に鍔部材26bに突き当たることで、ベローズ本体22aの移動量を規制する。
カバー27の他端部と端管24との間は、ゴムシート等の伸縮性及び防水性を有する防水シート29が配設されている。カバー27の他端部において、防水シート29の一端部は、端管24の上から締付バンド30aによって締め付けられ、防水シート29の他端部は、カバー27の上から締付バンド30bによって締め付けられる。防水シート29は、伸縮性を有する弾性材で形成されているので、ベローズ管22が軸線方向に伸縮した際や撓んだ際や湾曲した際にもこれに追従して変位し、ストッパ28の内周面と端管24との間の開口部を閉塞することができる。なお、防水シート29は、伸縮性を有し、ベローズ管22の伸縮や撓んだ際の変位に追従して変位することができるものであれば、いかなる素材で形成されたものでもよい。
第2の導管2側となる端管23には、図1及び図5に示すように、フランジ23bが溶接等で一体的に設けられている。フランジ23bは、第2の導管2のフランジ23cと突き合わされ、ボルトをフランジ23b,23cの挿通孔23eに挿通してボルト及びナット等の締結部材23dで締め付けることによって接続される。なお、端管23と第2の導管2との接続方法は、周知であり、この例に限定されるものではない。
<接続管の説明>
第1の伸縮可撓管11と第2の伸縮可撓管21との間には、図1−図5に示すように、接続管31が配設される。接続管31は、機械的特性と防錆性に優れたステンレス材、例えばSUS304を素材とし、第1の伸縮可撓管11の端管14と第2の伸縮可撓管21の端管24との間に接続されるものであり、端管14,24の内径とほぼ等しい内径を有する直管である。上述した第1の伸縮可撓管11と第2の伸縮可撓管21は、共に、図1及び図2に示すように、ベローズ管12,22の部分が湾曲されず、管軸P1,P3が真っ直ぐで略水平の状態とされている。接続管31は、第1の伸縮可撓管11と第2の伸縮可撓管21との間に発生する高低差といった鉛直方向のズレや水平方向のズレを埋める。このため、接続管31は、第1の伸縮可撓管11と第2の伸縮可撓管21との間に、それぞれの伸縮可撓管11,21の管軸P1,P3に対して斜めに配設される。
そこで、第1の伸縮可撓管11の端管14の端部と接続管31の端管14側の端部は、図6に示すように、接続管31の傾斜に合わせて、斜めに加工される。具体的に、端管14の端部の直径と接続管31の端管14側の端部との直径は同じである。そして、端管14は、管軸P1に対して角度a1だけ斜めに加工され、接続管31の端部は、管軸P2に対して角度b1だけ斜めに加工される(a1=b1)。すなわち、端管14の端部と接続管31の端部の開口端(端面)は、楕円状となるように形成される。そして、端管14の端部と接続管31の端部とは、溶接等によって接合される。これにより、第1の伸縮可撓管11と接続管31とは、第1の伸縮可撓管11の管軸に対して斜めになるように接続される。
また、第2の伸縮可撓管21の端管24の端部と接続管31の端管24側の端部も、接続管31の傾斜に合わせて、斜めに加工される。具体的に、端管24の端部の直径と接続管31の端管24側の端部との直径は同じである。そして、端管24は、管軸P3に対して角度a2だけ斜めに加工され、接続管31の端部は、管軸P2に対して角度b2だけ斜めに加工される(a2=b2)。すなわち、端管24の端部と接続管31の端部の開口端(端面)は、楕円状となるように形成される。そして、端管24の端部と接続管31の端部とは、溶接等によって接合される。これにより、第2の伸縮可撓管21と接続管31とは、第2の伸縮可撓管21の管軸に対して斜めになるように接続される。
<出荷用金具の説明>
また、図2に示すように、接続管31の外周部と第1の伸縮可撓管11のカバー17の外周部には、出荷時に伸縮可撓管11が伸縮したり撓んだりすることを防止する出荷用金具41が設けられる。出荷用金具41は、第1及び第2の金具取付片41a,41bと、第1及び第2の金具取付片41a,41bを接続するボルト及びナット等の締結部材41cとを有する。第1の金具取付片41aは、機械的特性と防錆性に優れたステンレス材、例えばSUS304を素材とし、第1の伸縮可撓管11のカバー17の外周部に溶接等で固定される。また、第2の金具取付片41bも、ステンレス材等で形成されており、接続管31の外周部に溶接等で固定される。このような出荷用金具41は、これら第1及び第2の金具取付片41a,41bを、締結部材41cで締め付けられることによって接続され、伸縮可撓管11が出荷時に伸縮したり撓んだりすることを防止する。
また、出荷用金具41は、上記のように出荷時に伸縮したり撓んだりを防止するだけではなく、製品取り付け時に現場の状況に合わせて、ボルト、ナットを締めたり、緩めたりすることで、金具取付片41a,41b間の距離を可変して、製品長や端管13の角度や方向等を微調整するための機能と強度を有している。
同様に、接続管31の外周部と第2の伸縮可撓管21のカバー27の外周部にも、出荷用金具41と同様な構成をした出荷用金具42が設けられており、伸縮可撓管21が出荷時に伸縮したり撓んだりすることを防止する。また、出荷用金具42は、上記のように出荷時に伸縮したり撓んだりを防止するだけではなく、製品取り付け時に現場の状況に合わせて、ボルト、ナットを締めたり、緩めたりすることで、金具取付片41a,41b間の距離を可変して、製品長や端管23の角度や方向等を微調整するための機能と強度を有している。
なお、出荷用金具41,42は、導管接続装置10が所定場所に設置された後において取り外され、伸縮可撓管11,21が伸縮し撓むことができるようにする。
<導管接続方法の説明>
以上のように構成された導管接続装置10は、第1の伸縮可撓管11の端管14と第2の伸縮可撓管21の端管24に接続管31を接続した状態でユニット化されて、工事現場へと運搬される。なお、接続管31の第1の伸縮可撓管11や第2の伸縮可撓管21に対する傾斜角や長さは、個々の工事現場の第1の導管1と第2の導管2の位置関係によって決められ、導管接続装置10は、この位置関係に従って製造される。このような導管接続装置10は、第1の伸縮可撓管11と第2の伸縮可撓管21とを湾曲させないように、出荷用金具41,42で固定されている。
工事現場では、敷設溝が切削され、第1の導管1の端部と第2の導管2の端部とを接続している旧導管が露出される。旧導管が第1及び第2の導管1,2から取り外されると、導管接続装置10が代わりに配設される。すなわち、第1の導管1は、第1の伸縮可撓管11の端管13とフランジ接続され、第2の導管2は、第2の伸縮可撓管21の端管23とフランジ接続される。この後、導管接続装置10からは、出荷用金具41,42の締結部材41cが取り外され、第1及び第2の伸縮可撓管11,21が伸縮可能な状態にされる。導管接続装置10が第1及び2の導管1,2の間に接続されると、敷設溝は埋め戻しされる。
以上のように構成された導管接続装置10では、第1の導管1と第2の導管2との距離に合わせて接続管31が設けられているので、第1及び第2の伸縮可撓管11,21を可撓変位させない状態で、第1の導管1と第2の導管2との間に設置することができる。したがって、第1及び第2の伸縮可撓管11,21が本来有する変位吸収量を従前のように損なうことなく、本来有する変位吸収量の全てを新たな地盤沈下や地震対策に使用することができる。更に、導管接続装置10は、接続管31を傾斜させているので、従前より製品長を短くすることができ、全体の構成の軽量化や小型化等を図ることができる。したがって、新規工事の場合だけでなく、配管の交換作業等が行われる狭い場所での利便性を向上させることができる。したがって、配管全体において、耐震化できる箇所が多くなり、配管全体や施設全体の安全性を向上させることができる。
<変形例の説明>
なお、接続管31は、図7に示すように、第1の伸縮可撓管11の端管14又は第2の伸縮可撓管21の端管24と一体であっても良い。このような場合は、端管14又は24及び接続管31の機能を賄う部分を、90°、45°、22.5°、11.25°といったベント管51を用いればよい。このように、接続管31と一方の端管14又は24の代わりにベント管51を用いたときには、接続管31と一方の端管14又は24との溶接作業が不要となり、製造工程の簡素化を実現することができる。なお、ベント管51は、接続管31と端管14及び24とを一体にしたものであっても良い。
また、図8は、導管接続装置10の配管例を示す。図8(A)は、図1−図5に示した導管接続装置10を示し、第1の伸縮可撓管11の端管14と第2の伸縮可撓管21の端管24とを直管の接続管31で接続した例を示している。
図8(B)は、接続管31の部分にも、更なる伸縮可撓管61を使用した例を示す。これにより、より大きな地盤沈下や地震に対して耐え得るようになる。この例では、端管13と端管23との間の第1の伸縮可撓管11と第2の伸縮可撓管21と伸縮可撓管61に亘る部分が一ユニットとして取り扱われることになる。なお、図8(B)では、端管14,24と接続管31に代わる伸縮可撓管61とを溶接で接合している。
更に、図8(C)に示すように、第1の伸縮可撓管11の端管14と第2の伸縮可撓管21の端管24にベント管62a,62bを使用して、傾斜部分で、フランジ接続するようにしても良い。勿論、ベント管62a,62bとの接続は溶接等の周知の接続方法によって行っても良い。この場合、第1の伸縮可撓管11と端管13とベント管62aの部分、第2の伸縮可撓管21と端管23とベント管62bの部分、又はこれらを合体した状態を一のユニットとして取り扱うことができる。
更に、図8(D)に示すように、接続管にS型のベント管63を使用しても良い。この場合、第1の伸縮可撓管11と端管13とベント管63の部分、第2の伸縮可撓管21と端管23,24の部分、又はこれらを合体した状態を一のユニットとして取り扱うことができる。なお、図8(D)では、第1の伸縮可撓管11の端管14と接続管31とを一体にしたS型ベント管63を使用したが、第2の伸縮可撓管21と端管24と接続管31とを一体にしたS型ベント管63を使用しても良い。なお、他方の伸縮可撓管との接続は、フランジ接続であっても良いし、溶接等の周知の接続方法であっても良い。更に、S型ベント管63と端管24とを一体化した製品であっても良い。
更に、図8(E)に示すように、第1の伸縮可撓管11の端管14と第2の伸縮可撓管21の端管24にベント管62a,62bを用い、傾斜した接続管となる部分(直管部分)で溶接により、2つのベント管を接合するようにしても良い。溶接線は、接続管となる部分(直管部分)の軸線に対して直角であっても良いし、軸線に対して斜めであっても良い。図8(E)では、溶接線が接続管となる部分(直管部分)の軸線に対して直角の例を示している。
更に、図9(A)に示すように、導管接続装置10は、異径の第1の導管1と第2の導管2とを接続する際にも用いることができる。この場合、接続管31には、異径管64を用い、一端を、第1の伸縮可撓管11と接続し、他端を、第2の伸縮可撓管21と接続する。なお、第1の伸縮可撓管11と異径管である接続管31の一端との接続及び第2の伸縮可撓管21と接続管31の他端との接続は、フランジ接続であっても良いし、溶接等の周知の接続方法であっても良い。
また、第1の導管1と第2の導管2とのズレ量が大きい場合には、図8(C)及び(E)の場合のように、直接ベント管同士を接続できないこともある。図9(B)の例では、第1の伸縮可撓管11の端管14と第2の伸縮可撓管21の端管24にベント管62a,62bを用い、ベント管62a,62bの間に直管65を介在させ、接続管となる傾斜した部分を長くすることもできる。なお、ベント管62a,62bと直管65との接続は、フランジ接続であっても良いし、溶接等の周知の接続方法であっても良い。
更に、図9(C)は、図8(D)の変形例を示す。図9(C)では、第1の伸縮可撓管11の端管14と接続管31とを一体にすると共に、第2の伸縮可撓管21と端管24と接続管31とを一体にしたS型ベント管66を用いている。これによって、端管13と第1の伸縮可撓管11とベント管66と第2の伸縮可撓管21と端管23の部分を合体した状態を一のユニットとして取り扱うことができる。
更に、以上の例では、伸縮可撓管としてベローズ管を用いた場合を説明したが、ベローズ管の代わりに鋼管、鋳鉄管等の金属管、塩化ビニール製の合成樹脂管等を用いた伸縮可撓管を用いても良い。例えば、図10の例は、二重管形式の滑り形伸縮可撓管継手70であり、接続管71と、接続管71に差し込まれ第1の導管1や第2の導管2や接続管71と接合され第1の導管1や第2の導管2や接続管71に対して可動部となる第1及び第2の直管72,73と、第1及び第2の直管72,73の隙間をシールするゴムリング74,74と、ゴムリング74,74を保持するハウジング75,75と、第1及び第2の直管72,73の周囲に設けられ外圧からの扁平を防ぐスティフィナ76,76とを備えている。
第1の直管72と第2の直管73との間を接続する接続管71は、上述した接続管31に相当する直管であり、第1の導管1や第2の導管2、更に第1及び第2の直管72,73より一回り太く形成されている。この接続管71は、第1の直管72と第2の直管73との間に発生する高低差といった鉛直方向のズレや水平方向のズレを埋めるため、第1の直管72と第2の直管73の管軸に対して斜めに配設される。具体的に、この接続管71は、第1の直管72の端部が挿入される第1の端管部71aと、第2の直管73の端部が挿入される第2の端管部71bと、第1の端管部71aと第2の端管部71bとを繋ぐ傾斜部71cとで構成される。
第1の直管72は、一端が接続管71の第1の端管部71aに挿入され、他端が第1の導管1に接続される。また、第2の直管73は、一端が第2の端管部71bに挿入され、他端が第2の導管2に接続される。そして、それぞれの挿入部分が、接続管71の端管部71a,71bの管軸方向に摺動することで伸縮されるようになっている。第1及び第2の直管72,73と接続管71との間の隙間は、弾性を有するシール部材であるゴムリング74,74でシールされており、管軸に対して直交する方向の力に対してはゴムリング74,74が圧縮されることで、接続管71の第1及び第2の端管部71a,71bの管軸に対して第1及び第2の直管72,73を傾斜(角度変位)させることができる。これにより、伸縮可撓管継手70は、ベローズ管を用いた導管接続装置10と略同様に機能することができる。なお、第1及び第2の端管部71a,71bと第1及び第2の直管72,73との間は、脱落防止手段によって、第1及び第2の端管部71a,71bから第1及び第2の直管72,73が離脱しないようにしても良い。
このような滑り形伸縮可撓管継手70は、固定された第1の導管1と第2の導管2との間において、第1及び第2の直管72,73が接続管71の端管部71a,71bに対して第1及び第2の導管1,2の管軸方向に伸縮し、また、第1及び第2の直管72,73がゴムリング74,74が圧縮されることで、第1及び第2の端管部71a,71bや第1及び第2の導管1,2の管軸に対して傾斜(角度変位)することができる。
なお、以上の例では、接続管71の端管部71a,71bを第1及び第2の直管72,73より一回り太くして、接続管71に第1及び第2の直管72,73を挿入する場合を説明したが、これとは逆に、接続管71の端管部71a,71bより第1及び第2の直管72,73を一回り太くして、第1及び第2の直管72,73に接続管71の端管部71a,71bを挿入するようにしても良い。また、本発明では、導管接続装置10と二重管形式の滑り形伸縮可撓管継手70とを組み合わせた構成で実現することもできる。すなわち、図10において、第1の直管72又は第2の直管73の部分を、上述した第1の伸縮可撓管11又は第2の伸縮可撓管21としても、同様の作用効果を実現することが出来る。
更に、本発明に用いられる可動部としては、図11に示すように構成することもできる。具体的に、図11に示す伸縮可撓管81は、図1−図5に示す第1の伸縮可撓管11や第2の伸縮可撓管21に対応するもので、可動部となり、直管82と、直管82の両端部に配設される端管83,84とを有する。直管82は、端管83,84より一回り細く、端管83,84内に挿入される。そして、それぞれの挿入部分が、直管82に対して端管83,84が管軸方向に摺動することで伸縮されるようになっている。なお、直管82と端管83,84との間は、脱落防止手段によって、端管83,84から直管82が離脱しないようにしても良い。
端管83,84は、第1及び第2の導管1,2や接続管31に接続されるものであり、直管82が挿入される側に、直管82と端管83,84との隙間をシールするゴムリング85,86を保持するハウジング87,88が設けられている。これにより、直管82は、管軸に対して直交する方向の力に対してゴムリング87,88が圧縮されることで、端管83,84の管軸に対して撓ませることができる。
このような伸縮可撓管81は、固定された第1の導管1と第2の導管2との間において、端管83,84に対して直管82が管軸方向に変位し、更に、直管82と端管83,84との接続部分の2カ所で角度変位することができる。これにより、伸縮可撓管81は、図1−図5に示す第1及び第2の伸縮可撓管11,21と同じように撓むことができる。
なお、この図11の例においても、直管82を端管83,84より一回り太くし、直管82に対して端管83,84を挿入するようにしても良い。また、伸縮可撓管81は、ベローズ管を用いた伸縮可撓管11,21と組み合わせて用いることもできる。図1−図5の例で言えば、第1の伸縮可撓管11、第2の伸縮可撓管21の何れかに、伸縮可撓管81を用いることができる。
更に、本発明は、埋設型の水道管の配管として適用可能である他、水道橋、橋梁、高架水槽等の構造体に添架される露出型の水道管の配管としても適用可能である。また、本発明は、中水導管や下水管の配管工事にも適用可能であり、更に、都市ガスや冷却ガス等の気体又は粉体、粒体、ゲル状体等の固体からなる流体が流れる全ての導管の配管工事にも適用可能である。
1 第1の導管、2 第2の導管、3 基礎、4 道路等、10 導管接続装置、11 第1の伸縮可撓管、12 ベローズ管、12a ベローズ本体、12b ベローズ接続部、13,14 端管、13b,13c フランジ、13d 締結部材、13e 挿通孔、15a−15d 溶接箇所、16a,16b 鍔部材、17 カバー、18 ストッパ、19 防水シート、20a,20b 締付バンド、21 第2の伸縮可撓管、22 ベローズ管、22a ベローズ本体、22b ベローズ接続部、23,24 端管、23b,23c フランジ、23e 挿通孔、23d 締結部材、25a−25d 溶接箇所、26a,26b 鍔部材、27 カバー、28 ストッパ、29 防水シート、30a,30b 締付バンド、31 接続管、41,42 出荷用金具、41a,41b 金具取付片、41c 締結部材、51 ベント管、61 伸縮可撓管、62a,62b ベント管、63 S型ベント管、64 異径管、65 直管、66 S型ベント管、70 滑り形伸縮可撓管継手、71 接続管、71a 第1の端管部、71b 第2の端管部、71c 傾斜部、72 第1の直管、73 第2の直管、74 ゴムリング、75 ハウジング、76 スティフィナ、81 伸縮可撓管、82 直管、83,84 端管、85,86 ゴムリング、87,88 ハウジング

Claims (11)

  1. 管部材である第1の可動部及び第2の可動部と、
    上記第1の可動部と上記第2の可動部とを接続する接続管とを備え、
    上記第1の可動部の管軸と上記第2の可動部の管軸とはズレがあり、
    上記接続管は、当該接続管の管軸が上記第1及び第2の可動部の管軸に対して傾斜した状態で、上記第1の可動部と上記第2の可動部とを接続している導管接続装置。
  2. 上記第1の可動部、上記第2の可動部のそれぞれの端部には、端管が設けられ、
    接続される上記端管の端部、上記接続管の端部の両方は、対応する斜めの端面を有し、
    上記端管の斜めの端面と上記接続管の斜めの端面とが接続される請求項1記載の導管接続装置。
  3. 上記第1の可動部、上記第2の可動部の少なくとも一は、ベローズ管を含み、
    接続される上記ベローズ管の端部、上記接続管の端部の両方は、対応する斜めの端面を有し、
    上記ベローズ管の斜めの端面と上記接続管の斜めの端面とが接続される請求項1記載の導管接続装置。
  4. 上記第1の可動部は、第1の位置にある第1の導管と接続され、
    上記第2の可動部は、上記第1の位置からズレた第2の位置にある第2の導管と接続される請求項1−3の何れか記載の導管接続装置。
  5. 上記第1の可動部、上記第2の可動部の少なくとも一は、直管と、この直管の両端部に配設される端管とを有し、
    上記直管のそれぞれの端部を上記第1の直管より大径の上記端管に挿入し又は上記直管のそれぞれの端部に上記直管より小径の上記端管を挿入し、上記直管と上記端管との間を弾性シール部材によってシールし、
    上記端管は、上記直管に対して管軸方向に摺動すると共に、上記弾性シール部材が弾性変位することで上記直管に対して角度変位又は可撓性を有する請求項1又は請求項4記載の導管接続装置。
  6. 第1の位置にある第1の導管と上記第1の位置からズレた第2の位置にある第2の導管とを接続する導管接続方法において、
    管部材である第1の可動部及び第2の可動部と、上記第1の可動部と上記第2の可動部とを接続する接続管とを備え、上記第1の可動部の管軸と上記第2の可動部の管軸とはズレがあり、上記接続管が、当該接続管の管軸が上記第1及び第2の可動部の管軸に対して傾斜した状態で、上記第1の可動部と上記第2の可動部とを接続している導管接続装置を、上記第1の導管と上記第2の導管との間に配置し、
    上記第1の可動部を上記第1の導管に接続し、上記第2の可動部を上記第2の導管に接続する導管接続方法。
  7. 一の可動部と、
    上記一の可動部と他の可動部とを接続する接続管とを備え、
    上記接続管は、当該接続管の管軸が上記一の可動部の管軸に対して傾斜した状態で上記一の可動部と接続されており、
    上記接続管の他端は、上記他の可動部と接続される導管接続装置。
  8. 上記一の可動部には、端管が設けられ、
    上記端管の斜めの端面と上記接続管の斜めの端面とが接続される請求項7記載の導管接続装置。
  9. 上記一の可動部は、第1の位置にある第1の導管と接続され、
    上記接続管の他端は、上記第1の位置からズレた第2の位置にある第2の導管と接続された上記他の可動部と接続される請求項7又は請求項8記載の導管接続装置。
  10. 上記一の可動部は、ベローズ管を含み、
    接続される上記ベローズ管の端部、上記接続管の端部の両方は、対応する斜めの端面を有し、
    上記ベローズ管の斜めの端面と上記接続管の斜めの端面とが接続される請求項7−9の何れか記載の導管接続装置。
  11. 上記一の可動部は、直管と、この直管の両端部に配設される端管とを有し、
    上記直管のそれぞれの端部を上記第1の直管より大径の上記端管に挿入し又は上記直管のそれぞれの端部に上記直管より小径の上記端管を挿入し、上記直管と上記端管との間を弾性シール部材によってシールし、
    上記端管は、上記直管に対して管軸方向に摺動すると共に、上記弾性シール部材が弾性変位することで上記直管に対して角度変位又は可撓性を有する請求項7又は請求項9記載の導管接続装置。
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