JP2014156835A - ラッシュアジャスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プランジャの耐摩耗性を安価に向上させることができ、環境問題やプランジャ基材軟化の問題が生じない、ラッシュアジャスタを提供する。
【解決手段】ボディ2に対してプランジャ10が変位し、プランジャ10の先端部がロッカアーム54に当接するラッシュアジャスタにおいて、プランジャ10が、プランジャ本体11と、ロッカアーム54の凹座55に当接する球体30とを含み構成され、プランジャ本体11の先端壁14に設けられた凹部15に球体30が載置された。球体30が相手部材54の凹座55に当接する前において、球体30を凹部15から脱落しないようにプランジャ本体11に仮止めする、クリップ31,61を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の動弁機構においてバルブクリアランスを自動調整するラッシュアジャスタに関する。
図6に示す従来の油圧式のラッシュアジャスタ90(特許文献1)は、プランジャ91の先端に球面部92を一体形成し、球面部92によりロッカアーム93に設けられた凹座94を支持している。カム95によりロッカアーム93が揺動してバルブ96を押圧するのに伴い、凹座94が球面部92に対して往復回動により摺動するため、球面部92は摩耗する。球面部92の摩耗範囲97は、凹座94と接触しうる範囲、すなわち図6にクロスハッチングで示す狭い範囲に限られるため、球面部92には高い耐摩耗性が必要となる。
一般に耐摩耗性を持たせる部位には、高硬度材料を用いる、熱処理(浸炭、窒化)を行う、表面処理(硬質Crめっき、CrN膜形成)を行う、等の対策をとることが主流である。
しかし、上記プランジャ91についてみると、高硬度材料を用いる場合には、プランジャ91全体を高硬度材料で形成する必要があるので、コストが増大する。また、熱処理(浸炭、窒化)では、前記のとおり狭い摩耗範囲97に集中して起こる摩耗を低減するのに必要な、高硬度を付与することが難しい。そこで、上記プランジャ91については、摩耗対策として、比較的容易に高硬度を付与することができる表面処理が行われている。
特開2004-278377号公報
ところが、表面処理のうち、硬質Crめっきは、処理後の廃液が環境問題となる。また、CrN膜形成は、物理的蒸着法(スパッタリング法、イオンプレーティング法等)により行われ、高処理温度であるため、プランジャ基材(鋼材)が軟化する問題があり、また、コストアップとなる。
そこで、本発明は、プランジャの耐摩耗性を安価に向上させることができ、環境問題やプランジャ基材軟化の問題が生じない、ラッシュアジャスタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ボディに対してプランジャが変位し、プランジャの先端部が相手部材に当接するラッシュアジャスタにおいて、プランジャが、プランジャ本体と、相手部材の凹座に当接する球体とを含み構成され、プランジャ本体の先端壁に設けられた凹部に球体が載置されたことを特徴とする。
ここで、相手部材としては、内燃機関の動弁機構におけるロッカアーム、バルブ、プッシュロッド等を例示することができる。
球体が相手部材の凹座に当接する前において、球体を凹部から脱落しないようにプランジャ本体に仮止めする、クリップを備えることが好ましい。
また、球体が相手部材の凹座に当接したときには、クリップは球体及び相手部材と干渉しないように退避するものであることが好ましい。
さらに、クリップは前記退避した位置に保持されるものであることが好ましい。これらの好ましい条件を満たすクリップとして、次の態様を例示できる。
(1)クリップは、円環部と、円環部から延びて球体を抱持する複数の爪部とを含んでなり、前記退避した位置では爪部がプランジャ本体に係止することにより該位置に保持される態様。
(2)クリップは、円環部と、円環部から一方に延びて球体を抱持する複数の爪部と、円環部から他方に延びてプランジャ本体に係止する係止部とを含んでなり、前記退避した位置では係止部がプランジャ本体に係止することにより該位置に保持される態様。
球体としては、鋼製、鋼以外の合金製、セラミック製等を例示できる。但し、安価な点で鋼製が好ましい。また、必須ではないが、熱処理(浸炭、窒化)、表面処理(硬質Crめっき、CrN膜形成)等による高硬度化を行って、耐摩耗性を向上させたものでもよい。
さらに、プランジャ本体の先端壁に、凹部に開口する給油穴を設けることが好ましい。
本発明のラッシュアジャスタによれば、プランジャの耐摩耗性を安価に向上させることができ、環境問題やプランジャ基材軟化の問題が生じないという優れた効果が得られる。
実施例1のラッシュアジャスタを示し、(a)は全体の断面図、(b)はクリップの斜視図である。 同ラッシュアジャスタを動弁機構に組み付ける際の部分断面図である。 同ラッシュアジャスタを組み付けた後の動弁機構の断面図である。 実施例2のラッシュアジャスタを示し、(a)は全体の断面図、(b)はクリップの斜視図、(c)は自由状態のクリップの断面図、(d)は仮止め状態のクリップの断面図である。 同ラッシュアジャスタを動弁機構に組み付ける際の部分断面図である。 (a)は従来例のラッシュアジャスタを組み付けた後の動弁機構の断面図、(b)はその要部拡大図である。
ボディ(2)に対してプランジャ(10)が変位し、プランジャ(10)の先端部が相手部材(54)に当接するラッシュアジャスタにおいて、プランジャ(10)が、プランジャ本体(11)と、相手部材(54)の凹座(55)に当接する球体(30)とを含み構成され、プランジャ本体(11)の先端壁(14)に設けられた凹部(15)に球体(30)が載置された。球体(30)が相手部材(54)の凹座(55)に当接する前において、球体(30)を凹部(15)から脱落しないようにプランジャ本体(11)に仮止めするクリップ(31,61)を備える。球体(30)が相手部材(54)の凹座(55)に当接したときには、クリップ(31,61)は球体(30)及び相手部材(54)と干渉しないように退避し、退避した位置に保持される。
図1〜図3に示す実施例1のラッシュアジャスタ1は、ボディ2と、プランジャ10(球体等を含む)と、逆止弁40とを含み構成されている。
ボディ2は、上下方向に延びる筒壁3とその下端部に一体形成された底壁4とを備えた有底円筒状の部材であり、全体が鋼製である。
プランジャ10は、プランジャ本体11と、球体30と、クリップ31とを含んでなる。
プランジャ本体11は、上下方向に延びる筒壁12と、底壁13と、先端壁14とを含んでなり、全体が鋼製であり、プランジャ本体11のボディ2に変位(繰出及び退入)可能に挿入されている。先端壁14の上面には凹部15が設けられている。凹部15は、球体30の下半球の赤道までは達しない部分が入り込んで、その少なくとも一部が平面視で周状に接するように形成されている。図示例の凹部15は、球体30の中心に対して下方へ中心がずれた底部の異心凹球面16と、異心凹球面16から連続した該異心凹球面より曲率の大きい凹球面17又は凹円錐面とからなるものであり、球体30の少なくとも下端部との間に隙間18が生じるようになっている。筒壁12の上部(先端壁14のまわり)にはその下部よりも径の大きい膨径部19が形成され、膨径部19の外周には係止溝20が設けられている。
球体30は、ロッカアーム54の凹座55を揺動可能に支持するピボットとして機能するものであり、本実施例では市販の鋼球を硬化熱処理したものが用いられている。凹座55は、球体30の上半球の赤道までは達しない部分が入り込んで、その少なくとも一部が平面視で周状に接するように形成されている。図示例の凹座55は、球体30の中心に対して上方へ中心がずれた底部の異心凹球面56と、異心凹球面56から連続した該異心凹球面より曲率の大きい凹球面57又は凹円錐面とからなるものであり、球体30の少なくとも上端部との間に隙間58が生じるようになっている。
クリップ31は、膨径部19の外径よりも内径が小さく外径が大きい円環部32と、円環部32の外縁から上方に延びて球体30を抱持する複数の爪部33とを含んでなり、全体がバネ性に優れた鋼板又はその他の合金板製である。爪部33は、上方へ延びる延出部34と、延出部34の上端から内側へ屈曲した掛止部35と、掛止部35の内端から斜め外方へ屈曲した被押付部36とを含んでなる。なお、爪部33は、図示例では180°離れて2つ設けられているが、例えば3つでも4つでもよい。
後述する動弁機構への組付前(球体30が凹座55に当接する前)においては、円環部32は膨径部19の下にあってこれに係止し、延出部34は膨径部19の外方を上方へ延び、掛止部35の内端は球体30の上半球に当接してこれを抱持し、もってクリップ31は球体30を凹部15から脱落しないようにプランジャ本体11に仮止めする。
また、後述する動弁機構への組付後(球体30が凹座55に当接したとき)には、クリップ31は球体30及びロッカアーム54と干渉しないように退避し、掛止部35は球体30から外れて係止溝20に掛止するので、クリップ31は前記退避した位置に保持される。
ボディ2の筒壁3には、後述するオイルギャラリに通じる第一溝5と、その溝底から筒壁3内に貫通する第一穴6とが設けられている。プランジャ本体11の筒壁12には、第一穴6に通じる第二溝21と、その溝底から筒壁12内に貫通する第二穴22とが設けられ、底壁13の中央部には貫通孔23が設けられている。よって、オイルギャラリからプランジャ本体11及びボディ2の内部にオイル44が流入する。また、プランジャ本体11の先端壁14の中央部には凹部15に開口する給油穴24が設けられ、プランジャ本体11内のオイルが流出して凹部15と球体30との間を潤滑する。
ボディ2の底壁4とプランジャ本体11の底壁13との間には、プランジャ10を弾性力で上方に繰り出すための繰出バネ29が設けられている。貫通孔23の下側に取り付けられた逆止弁40は、プランジャ10が繰り出す時に貫通孔23の下開口を開き、プランジャ10が退入する時に貫通孔23の下開口を閉じる。従って、逆止弁40より上のプランジャ本体11の内部は低圧油室41となり、逆止弁40より下のボディ2の内部は高圧油室42となる。また、ボディ2の筒壁3の内周面とプランジャ本体11の筒壁12の外周面との間にリーク隙間43が形成され、プランジャ10が退入する時に高圧油室42から低圧油室41へオイルをリークさせる。
以上のように構成されたラッシュアジャスタ1は、図2に組付ける際の状態を示し、図3に組付後の状態を示すように、動弁機構に組み付けられる。その組付方法の一例を説明する。
(1)前述のとおり、動弁機構への組付前(球体30が凹座55に当接する前)においては、クリップ31が、球体30を凹部15から脱落しないようにプランジャ本体11に仮止めしている(図1)。この状態のラッシュアジャスタ1のボディ2をシリンダヘッド50の取付孔51に挿入し、シリンダヘッド50のオイルギャラリ52と第一溝5とを通じさせる。また、シリンダヘッドのステム孔(図示略)にバルブ53(吸気バルブ又は排気バルブ)を組み付ける。
(2)図2(a)に示すように、クリップ31の上方にロッカアーム54の凹座55を配置させ、クリップ31とロッカアーム54との間に押付治具60を配置させる。図2(b)(c)に示すように、ロッカアーム54を押し込むと、押付治具60が被押付部36を押し下げ、クリップ31全体が押し下げられる。やがて、球体30が凹座55に当接する。その際、掛止部35が膨径部19の上端に当たると、爪部33は弾性変形して外側へ開き、掛止部35の内端は球体30から外れて膨径部19に乗り上げた後、係止溝20に嵌り込む。続いて、図2(d)に示すように、クリップ31とロッカアーム54との間から押付治具60を取り外す。
(3)図3に示すように、カム45を、シリンダヘッド50の上方に配設して、ロッカアーム54(図示例ではローラ部)に当接させ、ロッカアーム54の先端部(図示例ではスリッパ部)をバルブ53のステムエンドに当接させる。
動弁機構の作動時には、前述の油圧構造の働きにより、プランジャ10がボディ2に対して繰出及び退入を繰り返して、ロッカアーム54との間の隙間をなくすため、バルブクリアランスが自動調整される。そして、球体30がロッカアーム54のピボットとして働き、ロッカアーム54がカム45により揺動する。
本実施例1によれば、次の作用効果が得られる。
(a)球体30は、プランジャ本体11に対して独立させることで、図2(d)及び図3に太線矢印で示すように、あらゆる方向に自由に回転することができるため、凹部15と凹座55との摺接領域が絶えず変動する。よって、摩耗範囲は球体30の全体となるとともに、球体30の摩耗を均一化することができる。このため、従来のように狭い摩耗範囲を特に高硬度にするために、環境問題がある硬質Crめっきや、プランジャ基材軟化の問題がある高価なCrN膜形成等の表面処理を行わなくてもよく(但し、行ってもよい)、球体30全体を前記問題のない安価な熱処理程度で硬化すれば済む。また、球体30自体も、市販の鋼球等を用いることができるので、安価である。
(b)動弁機構への組付前(球体30が凹座55に当接する前)においては、クリップ31が、球体30を凹部15から脱落しないようにプランジャ本体11に仮止めするので、球体30がプランジャ本体11から脱落することが防止され、組付前及び組付初期の取り扱いが容易である。
(c)動弁機構への組付後には、クリップ31は球体30及びロッカアーム54と干渉しないように退避し、退避した位置に保持されるので、干渉による摩耗、損傷等の不具合を防止できる。
図4及び図5に示す実施例2のラッシュアジャスタは、クリップ61の構成と組付方法においてのみ実施例1と相違し、その他は実施例1と同様である。よって、クリップ61の構成と組付方法のみ説明し、その他は実施例1の説明を援用する。
実施例2で用いるクリップ61は、膨径部19の外径よりも内径及び外径が大きい円環部62と、円環部62の外縁から上方に延びて球体30を抱持する複数の爪部63と、円環部62の外縁から下方に延びてプランジャ本体に係止する係止部67とを含んでなり、爪部63と係止部67とは上下に連続している。爪部63は、上方内側へ延びる掛止部65と、掛止部65の内端から斜め外方へ屈曲した被押付部66とを含んでなる。係止部67は、下方へ延びる延出部68と、延出部68の下端から内側へ屈曲した係止片69と、係止片69の内端から斜め外方へ屈曲した屈曲片70とを含んでなる。なお、爪部63及び係止部67はそれぞれ、図示例では180°離れて2つ設けられているが、例えば3つでも4つでもよい。
このクリップ61は、外力が加わっていない自由状態においては、図4(b)(c)に示すとおり、2つの爪部63の掛止部65の内端間の間隔が拡大しており(φD1)、2つの係止部67の係止片69の内端間の間隔が縮小している(φd1)。φD1>φd1である。
また、このクリップ61は、後述する動弁機構への組付前の仮止め状態においては、図4(a)(d)に示すとおり、連続した爪部63と係止部67が(円環部62と共に)弾性変形されて傾動することにより、2つの爪部63の掛止部65の内端間の間隔が縮小し(φD2)、2つの係止部67の係止片69の内端間の間隔が拡大するようになっている(φd2)。φD2<φd2である。
後述する動弁機構への組付前(球体30が凹座55に当接する前)においては、係止片69の内端は係止溝20に嵌り込んでこれに係止し、掛止部65の内端は球体30の上半球に当接してこれを抱持し、もってクリップ61は球体30を凹部15から脱落しないようにプランジャ本体11に仮止めする。
また、後述する動弁機構への組付後(球体30が凹座55に当接したとき)には、クリップ61は球体30及びロッカアーム54と干渉しないように退避し、前記自由状態に戻り、掛止部65は球体30から外れて膨径部19の上端に当たり、係止片69は膨径部19の下に係止するので、クリップ61は前記退避した位置に保持される。
実施例2のラッシュアジャスタ1を動弁機構に組み付ける方法は、実施例1における(2)が次の(2’)となること以外、実施例1と同様である。
(2’)図5(a)に示すように、クリップ61の上方にロッカアーム54の凹座55を配置させ、クリップ61とロッカアーム54との間に押付治具60を配置させる。図5(b)(c)に示すように、ロッカアーム54を押し込むと、押付治具60が被押付部66を押し下げ、クリップ61全体が押し下げられる。やがて、球体30が凹座55に当接する。その際、係止片69が係止溝20から外れて膨径部19を乗り越えると、クリップ61は前記自由状態に戻り、掛止部65は球体30から外れて膨径部19の上端に当たり、係止片69は膨径部19の下に係止する。続いて、図5(d)に示すように、クリップ61とロッカアーム54との間から押付治具60を取り外す。
実施例2によっても、実施例1と同様の作用効果が得られる。
なお、本発明は上記実施例1、2の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。
1 ラッシュアジャスタ
2 ボディ
10 プランジャ
11 プランジャ本体
14 先端壁
15 凹部
19 膨径部
20 係止溝
24 給油穴
30 球体
31 クリップ
32 円環部
33 爪部
34 延出部
35 掛止部
36 被押付部
61 クリップ
62 円環部
63 爪部
65 掛止部
66 被押付部
67 係止部
68 延出部
69 係止片
70 屈曲片

Claims (8)

  1. ボディ(2)に対してプランジャ(10)が変位し、プランジャ(10)の先端部が相手部材(54)に当接するラッシュアジャスタにおいて、プランジャ(10)が、プランジャ本体(11)と、相手部材(54)の凹座(55)に当接する球体(30)とを含み構成され、プランジャ本体(11)の先端壁(14)に設けられた凹部(15)に球体(30)が載置されたことを特徴とするラッシュアジャスタ。
  2. 球体(30)が相手部材(54)の凹座(55)に当接する前において、球体(30)を凹部(15)から脱落しないようにプランジャ本体(11)に仮止めする、クリップ(31,61)を備えた請求項1記載のラッシュアジャスタ。
  3. 球体(30)が相手部材(54)の凹座(55)に当接したときには、クリップ(31,61)は球体(30)及び相手部材(54)と干渉しないように退避する請求項2記載のラッシュアジャスタ。
  4. クリップ(31,61)は前記退避した位置に保持される請求項3記載のラッシュアジャスタ。
  5. クリップ(31)は、円環部(32)と、円環部(32)から延びて球体(30)を抱持する複数の爪部(33)とを含んでなり、前記退避した位置では爪部(33)がプランジャ本体(11)に係止することにより該位置に保持される請求項4記載のラッシュアジャスタ。
  6. クリップ(61)は、円環部(62)と、円環部(62)から一方に延びて球体(30)を抱持する複数の爪部(63)と、円環部(62)から他方に延びてプランジャ本体(11)に係止する係止部(67)とを含んでなり、前記退避した位置では係止部(67)がプランジャ本体(11)に係止することにより該位置に保持される請求項4記載のラッシュアジャスタ。
  7. 球体(30)は、鋼製である請求項1〜6のいずれか一項に記載のラッシュアジャスタ。
  8. プランジャ本体(11)の先端壁(14)に、凹部(15)に開口する給油穴(24)を設けた請求項1〜7のいずれか一項に記載のラッシュアジャスタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111033003A (zh) * 2017-08-24 2020-04-17 伊顿智能动力有限公司 球形引擎制动机构

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