JP5156610B2 - 摺動用リフタ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、断面円環形状を有し、その外周面をエンジンに設けた摺動口に対して摺動させるよう構成した摺動用リフタ及びその製造方法に関する。
レシプロエンジンにおいては、バルブを開閉させる動弁機構、燃料を加圧してインジェクタへ供給する燃料ポンプ等において、エンジンのシリンダヘッドに設けた摺動口に対して往復摺動する摺動用リフタが用いられている。
例えば、特許文献1のバルブリフタ及び動弁機構においては、バルブリフタ頂部にローラを回転可能に軸支し、ローラの外周面上部をカムと当接させ、カムの回転に伴ってローラを従動回転させながら、バルブリフタを往復動させることが開示されている。これにより、十分な低フリクション化を図り、カム摺接面やバルブ押付面の耐摩耗性を高めている。
また、特許文献1においては、バルブリフタとシリンダヘッドとの間に、バルブリフタがその中心線の周りに回るのを止める回り止め構造を設けることが開示されている。この回止め構造は、バルブリフタの側壁部に、シリンダヘッドのリフタガイド穴に設けた凹溝に係合する凸部を設けることによって形成されている。
しかしながら、上記バルブリフタにおいて、上記凸部は、側壁部の外周に直接形成している。そのため、このバルブリフタを製造するときには、凸部を形成するために、冷間鍛造等を行う金型を特殊形状にする必要がある。その結果、金型が複雑になり、その寿命を向上させることが困難である。
また、バルブリフタがリフタガイド穴を摺動する側壁部の外周面は、研磨加工等の仕上げ加工を行って表面の加工精度を高くする必要がある。この仕上げ加工を行う際、外周面に凸部が直接形成されていると、凸部の形成部位において全周の研磨等を行うことができず、バルブリフタの製造を簡単にするためには十分ではない。
特開2001−329809号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、回止め突起を有していても、外周面の加工精度を容易に向上させることができると共に、製造を簡単にすることができる摺動用リフタ及びその製造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、断面円環形状を有し、その外周面をエンジンに設けた摺動口に対して摺動させるよう構成した摺動用リフタであって、
該摺動用リフタは、その軸方向一端部における互いに対向する位置に一対に形成した支持部同士の間に、回転自在なローラを軸方向に直交して支持してなり、
上記軸方向一端部において、上記一対の支持部を形成していない周方向部位には、上記摺動口の軸方向に沿って形成した回止め溝に係合して、当該摺動用リフタの回り止めを行うための回止め突起が形成してあり、
該回止め突起は、上記軸方向一端部の外方へ突出する突出部と、該突出部に対して屈曲して径方向外方へ突出する係合端部とからなることを特徴とする摺動用リフタにある(請求項1)。
本発明の摺動用リフタにおいては、回止め突起の形成箇所及び形成状態に工夫を行っている。
本発明の摺動用リフタは、ローラを支持する一対の支持部を形成した軸方向一端部において、一対の支持部を形成した周方向部位とは異なる部位に、回止め突起を形成してなる。この回止め突起は、軸方向一端部の外方へ突出する突出部と、突出部に対して屈曲して径方向外方へ突出する係合端部とからなる。
これにより、摺動用リフタにおいては、断面円環形状を有する本体部分の外周面には、回止め突起が直接形成されていない。そのため、摺動用リフタを製造する金型の構造を簡単にすることができ、その寿命を向上させることができる。
また、摺動用リフタを製造する際に、本体部分の外周面に回止め突起が存在しないことにより、研磨加工等の仕上げ加工を行う際に、本体部分の外周面の全周を一括して簡単に加工することができる。これにより、摺動用リフタの外周面の加工精度を容易に向上させることができる。
それ故、本発明によれば、回止め突起を有していても、外周面の加工精度を容易に向上させることができると共に、製造を簡単にすることができる摺動用リフタを提供することができる。
第2の発明は、断面円環形状の本体部を有し、該本体部の外周面をエンジンに設けた摺動口に対して摺動させるよう構成した摺動用リフタを製造する方法であって、
断面円環形状の素材を成形する鍛造工程と、
上記素材の軸方向一端部に対して打抜き等の切除加工を行って、当該素材に、回転自在なローラを軸方向に直交して支持するための、互いに対向する一対の支持部と、軸方向一端部の外方へ突出する折曲用突出部とを形成する切除工程と、
上記折曲用突出部に対して折曲加工を行って、該折曲用突出部から、上記素材の軸方向一端部の外方へ突出する突出部と、該突出部の先端部から径方向外方へ突出する係合端部とを形成する折曲工程とを含むことを特徴とする摺動用リフタの製造方法にある(請求項5)。
本発明の摺動用リフタの製造方法は、一対の支持部を形成した軸方向一端部において上記回止め突起を形成してなる摺動用リフタの製造に適した方法である。
本発明の製造方法においては、鍛造工程として、断面円環形状の素材を成形する。この素材は、その外周面を、突起等の特殊形状がない平坦面に形成することができる。そのため、鍛造工程において用いる金型の構造を簡単にすることができ、その寿命を向上させることができる。
次いで、切除工程として、素材の軸方向一端部に対して打抜き等の切除加工を行って、素材に、互いに対向する一対の支持部と、軸方向一端部の外方へ突出する折曲用突出部とを形成する。このとき、折曲用突出部は、素材の外周面から径方向外方へほとんど突出しない形状に形成することができる。
その後、折曲工程として、折曲用突出部に対して折曲加工を行い、折曲用突出部から、素材の軸方向一端部の外方へ突出する突出部と、突出部の先端部から径方向外方へ突出する係合端部とを形成する。これにより、本発明の製造方法においては、突出部と係合端部とからなる回止め突起を、断面円環形状を有する本体部分の軸方向一端部の外方及び径方向外方に形成してなる摺動用リフタを製造することができる。
そのため、折曲工程の後に、摺動用リフタの本体部分の外周面に研磨加工等の仕上げ加工を行う際には、本体部分の外周面の全周を一括して簡単に加工することができる。これにより、摺動用リフタの外周面の加工精度を容易に向上させることができる。
それ故、本発明によれば、回止め突起を有していても、外周面の加工精度を容易に向上させることができると共に、製造を簡単にすることができる摺動用リフタの製造方法を提供することができる。
上述した第1、第2の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
第1の発明において、上記突出部の周方向幅は、上記係合端部の周方向幅よりも小さいことが好ましい(請求項2)。
この場合には、突出部に対して係合端部を折り曲げて形成することができ、突出部の曲げ剛性が低いことより、この折曲加工の精度を向上させることができる。そのため、係合端部の寸法精度を向上させることができる。
また、上記摺動用リフタは、上記エンジンにおける動弁機構に用いるバルブリフタとすることができる(請求項3)。
この場合には、回止め突起を有するバルブリフタの外周面の加工精度を容易に向上させることができ、その製造を簡単にすることができる。
また、上記摺動用リフタは、上記エンジンの燃料ポンプに用いる燃料用リフタとすることもできる(請求項4)。
この場合には、回止め突起を有する燃料用リフタの外周面の加工精度を容易に向上させることができ、その製造を簡単にすることができる。
第2の発明において、上記切除工程においては、上記折曲用突出部は、基端側部分と、該基端側部分よりも周方向幅が大きい先端側部分とからなる形状に形成し、上記折曲工程においては、上記基端側部分から上記突出部を形成すると共に、上記先端側部分から上記係合端部を形成することが好ましい(請求項6)。
この場合には、折曲用突出部の基端側部分の曲げ剛性が低いことより、折曲工程における基端側部分の折曲加工の精度を向上させることができる。そのため、折曲工程において形成する係合端部の寸法精度を向上させることができる。
以下に、本発明の摺動用リフタ及びその製造方法にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
(実施例1)
本例の摺動用リフタ1は、図1、図2に示すごとく、断面円環形状を有し、その外周面110をエンジンに設けた摺動口31Aに対して摺動させるよう構成してある。摺動用リフタ1は、その軸方向一端部101における互いに対向する位置に一対に形成した支持部12同士の間に、回転自在なローラ2を軸方向に直交して支持してなる。摺動用リフタ1の軸方向一端部101において、一対の支持部12を形成していない周方向部位には、摺動口31Aの軸方向に沿って形成した回止め溝32に係合して、摺動用リフタ1の回り止めを行うための回止め突起13が形成してある。この回止め突起13は、軸方向一端部101の外方へ突出する突出部131と、突出部131に対して屈曲して径方向外方へ突出する係合端部132とからなる。
以下に、本例の摺動用リフタ1及びその製造方法につき、図1〜図5を参照して詳説する。
図1に示すごとく、本例の摺動用リフタ1は、レシプロエンジンにおける動弁機構6Aに用いるバルブリフタ1Aである。動弁機構6Aにおいて、バルブリフタ1Aは、レシプロエンジンのカムシャフト4に設けた動弁用カム41の回転を受けてローラ2を従動回転させながら、レシプロエンジンのシリンダヘッド3に設けた摺動口31A内を摺動するよう構成してある。バルブリフタ1Aは、レシプロエンジンにおけるバルブ5のステム先端部52に当接して、吸排気口(吸気口又は排気口)33を開閉可能に配置したバルブ5を開閉させるよう摺動口31A内に往復摺動可能に配置してある。
同図に示すごとく、バルブリフタ1Aは、断面円環形状の本体部(本体部分)11の内周側において、板形状の当接部(底板部分)111を形成してなる。そして、当接部111の全周には、軸方向の両側に向けて断面円環形状の本体部11が形成されている。また、当接部111は、バルブ5のステム先端部52に当接するよう構成されている。本例の一対の支持部12及び回止め突起13を形成した軸方向一端部101は、バルブリフタ1Aにおいてバルブ5の配置位置(下側)とは反対側の上側に位置する。
また、バルブ5のステム部51の外周にはリテーナ53が固定してあり、リテーナ53とシリンダヘッド3との間には、バルブリフタ1Aを動弁用カム41の方向へ付勢するためのスプリング54が配置してある。
次に、本例のバルブリフタ1Aの製造方法につき説明する。
本例の製造方法においては、図3に示すごとく、鍛造工程として、冷間鍛造を行い、断面円環形状の本体部11の内周側に、板形状の当接部111を形成してなる素材(鍛造品)10を成形する。この素材10は、その外周面110を、突起等の特殊形状がない平坦面に形成することができる。そのため、鍛造工程において用いる金型の構造を簡単にすることができ、その寿命を向上させることができる。
次いで、図4に示すごとく、切除工程として、素材10の軸方向一端部101に対して切除加工としての打抜き加工を行い、素材10に、軸方向一端部101において互いに対向する一対の支持部12と、軸方向一端部101の外方へ突出する折曲用突出部130とを形成する。このとき、折曲用突出部130は、素材10の外周面110から径方向外方へほとんど突出しない形状に形成することができる。
次いで、図5に示すごとく、折曲工程として、折曲用突出部130に対して折曲加工を行い、折曲用突出部130から、素材10の軸方向一端部101の外方へ突出する突出部131と、突出部131の先端部から径方向外方へ突出する係合端部132とを形成する。
次いで、穴明工程として、一対の突出部131を貫通して、ローラ2の軸部21を挿通配置するための貫通穴121を形成し、熱処理工程として、バルブリフタ1Aに熱処理を行い、仕上工程として、バルブリフタ1Aの本体部11の外周面110に研磨加工を行う。こうして、突出部131と係合端部132とからなる回止め突起13を、断面円環形状を有する本体部11の軸方向一端部101の外方及び径方向外方に突出形成してなるバルブリフタ1Aを製造することができる。
本例において、上記仕上工程を行う際には、バルブリフタ1Aの本体部11の外周面110の全周を一括して簡単に加工することができる(図5参照)。これにより、バルブリフタ1Aの外周面110の加工精度を容易に向上させることができる。
それ故、本例のバルブリフタ1A及びその製造方法によれば、回止め突起13を有していても、外周面110の加工精度を容易に向上させることができると共に、製造を簡単にすることができる。
(実施例2)
本例は、図6に示すごとく、摺動用リフタ1を、レシプロエンジンの燃料ポンプ6Bに用いる燃料用リフタ1Bとして用いた例である。
本例の燃料ポンプ6Bは、レシプロエンジンのカムシャフト4に設けた燃料用カム42の回転に同調して、燃料タンク61から供給される燃料Fを加圧して、この加圧した燃料Fをインジェクタ62へ供給するよう構成されている。燃料ポンプ6Bにおいて、燃料用リフタ1Bは、燃料用カム42の回転を受けてローラ2を従動回転させながら、レシプロエンジンのシリンダヘッド3に設けた摺動口31B内を摺動するよう構成してある。
燃料用リフタ1Bは、シリンダヘッド3に摺動可能に配置したプランジャ63の一端部に当接して、プランジャ63を摺動させ、プランジャ63の他端部によって、シリンダヘッド3に形成した加圧室33内の燃料Fを加圧するよう構成されている。
また、プランジャ63の外周にはリテーナ631が固定してあり、リテーナ631とシリンダヘッド3との間には、燃料用リフタ1Bを燃料用カム42の方向へ付勢するためのスプリング632が配置してある。
加圧室33は、燃料タンク61とインジェクタ62とを連通するようシリンダヘッド3に形成した燃料供給通路34の途中に形成してある。燃料供給通路34において、燃料タンク61と加圧室33との間、加圧室33とインジェクタ62との間には、燃料Fの逆流を防止する逆止弁35が設けてある。
また、加圧室33と、燃料タンク61と加圧室33との間の燃料供給通路34との間には、ECU(電子制御ユニット)によって制御するリリーフバルブ36が接続されており、加圧室33からインジェクタ62へ供給する燃料量を調整可能になっている。
なお、インジェクタ62は、シリンダー内又は吸気口へ燃料Fを噴射させるよう構成してある。
本例の燃料用リフタ1Bは、上記実施例1に示したバルブリフタ1Aと同様の構造を有しており、上記実施例1と同様の製造方法によって製造することができる。
それ故、本例の燃料用リフタ1B及びその製造方法によっても、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
本例は、図7、図8に示すごとく、回止め突起13の形状に工夫を行った例である。
本例の回止め突起13は、軸方向一端部101の外方へ突出する突出部131の周方向幅が、突出部131に対して屈曲して径方向外方へ突出する係合端部132の周方向幅よりも小さくなっている。本例の回止め突起13は、上記実施例1に示したレシプロエンジンにおける動弁機構6Aに用いるバルブリフタ1Aに採用した。これに対し、本例の回止め突起13は、上記実施例2に示したレシプロエンジンの燃料ポンプ6Bに用いる燃料用リフタ1Bに採用することもできる。
また、本例のバルブリフタ1Aの製造方法の切除工程においては、折曲用突出部130は、基端側部分131Aと、基端側部分131Aよりも周方向幅が大きい先端側部分132Aとからなる形状に形成することができる。そして、本例の折曲工程においては、基端側部分131Aから突出部131を形成すると共に、先端側部分132Aから係合端部132を形成することができる。
本例においては、折曲用突出部130の基端側部分131Aの曲げ剛性が低いことより、折曲工程における基端側部分131Aの折曲加工の精度を向上させることができる。そのため、折曲工程において形成する係合端部132の寸法精度を向上させることができる。本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1における、摺動用リフタをバルブリフタとして用いた場合の動弁機構を示す断面説明図。 実施例1における、動弁機構におけるバルブリフタを上方から見た状態で示す説明図。 実施例1における、鍛造工程において成形した素材を示す断面説明図。 実施例1における、切除工程において成形した素材を示す断面説明図。 実施例1における、折曲工程において成形した素材を示す断面説明図。 実施例2における、摺動用リフタを燃料用リフタとして用いた場合の動弁機構を示す断面説明図。 実施例3における、動弁機構におけるバルブリフタを上方から見た状態で示す説明図。 実施例3における、折曲工程において成形した素材を示す断面説明図。
符号の説明
1 摺動用リフタ
1A バルブリフタ
1B 燃料用リフタ
10 素材
101 軸方向一端部
12 支持部
13 回止め突起
130 折曲用突出部
131 突出部
132 係合端部
2 ローラ
3 シリンダヘッド
31A、B 摺動口
32 回止め溝
4 カムシャフト
41 動弁用カム
42 燃料用カム
5 バルブ
6A 動弁機構
6B 燃料ポンプ

Claims (6)

  1. 断面円環形状を有し、その外周面をエンジンに設けた摺動口に対して摺動させるよう構成した摺動用リフタであって、
    該摺動用リフタは、その軸方向一端部における互いに対向する位置に一対に形成した支持部同士の間に、回転自在なローラを軸方向に直交して支持してなり、
    上記軸方向一端部において、上記一対の支持部を形成していない周方向部位には、上記摺動口の軸方向に沿って形成した回止め溝に係合して、当該摺動用リフタの回り止めを行うための回止め突起が形成してあり、
    該回止め突起は、上記軸方向一端部の外方へ突出する突出部と、該突出部に対して屈曲して径方向外方へ突出する係合端部とからなることを特徴とする摺動用リフタ。
  2. 請求項1において、上記突出部の周方向幅は、上記係合端部の周方向幅よりも小さいことを特徴とする摺動用リフタ。
  3. 請求項1又は2において、上記摺動用リフタは、上記エンジンにおける動弁機構に用いるバルブリフタであることを特徴とする摺動用リフタ。
  4. 請求項1又は2において、上記摺動用リフタは、上記エンジンの燃料ポンプに用いる燃料用リフタであることを特徴とする摺動用リフタ。
  5. 断面円環形状の本体部を有し、該本体部の外周面をエンジンに設けた摺動口に対して摺動させるよう構成した摺動用リフタを製造する方法であって、
    断面円環形状の素材を成形する鍛造工程と、
    上記素材の軸方向一端部に対して打抜き等の切除加工を行って、当該素材に、回転自在なローラを軸方向に直交して支持するための、互いに対向する一対の支持部と、軸方向一端部の外方へ突出する折曲用突出部とを形成する切除工程と、
    上記折曲用突出部に対して折曲加工を行って、該折曲用突出部から、上記素材の軸方向一端部の外方へ突出する突出部と、該突出部の先端部から径方向外方へ突出する係合端部とを形成する折曲工程とを含むことを特徴とする摺動用リフタの製造方法。
  6. 請求項5において、上記切除工程においては、上記折曲用突出部は、基端側部分と、該基端側部分よりも周方向幅が大きい先端側部分とからなる形状に形成し、
    上記折曲工程においては、上記基端側部分から上記突出部を形成すると共に、上記先端側部分から上記係合端部を形成することを特徴とする摺動用リフタの製造方法。
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