JP2014156504A - インナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】隣接ゴムとの接着性に優れたインナーライナー用ゴム組成物、ならびに優れた耐空気透過性および耐屈曲亀裂成長性を有する空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】インナーライナー用ポリマー組成物は、ポリマー成分がスチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体を90質量%以上99.5質量%以下、およびイソブチレン系重合体を0.5質量%以上10質量%以下含む。
【選択図】図1
【解決手段】インナーライナー用ポリマー組成物は、ポリマー成分がスチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体を90質量%以上99.5質量%以下、およびイソブチレン系重合体を0.5質量%以上10質量%以下含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、インナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤに関する。
近年、車の低燃費化に対する強い社会的要請から、タイヤの軽量化が図られており、タイヤ部材のなかでも、タイヤの内部に配され、空気入りタイヤ内部から外部への空気の漏れの量(空気透過量)を低減して耐空気透過性を向上させるはたらきをもつインナーライナーにおいても、軽量化などが行われるようになってきた。
現在、インナーライナー用ゴム組成物は、ブチルゴム70〜100質量%および天然ゴム30〜0質量%を含むブチル系ゴムを使用することで、タイヤの耐空気透過性を向上させることが行われている。また、ブチル系ゴムはブチレン以外に約1質量%のイソプレンを含み、これが硫黄・加硫促進剤・亜鉛華と相まって、隣接ゴムとの共架橋を可能にしている。上記ブチル系ゴムは、通常の配合では乗用車用タイヤでは0.6〜1.0mm、トラック・バス用タイヤでは1.0〜2.0mm程度の厚みが必要となるが、タイヤの軽量化を図るために、ブチル系ゴムより耐空気透過性に優れ、インナーライナー層の厚みをより薄くできるポリマーが提案されている。
特許文献1(特開2007−291256号公報)には、空気圧低下の抑制、耐久性の向上および燃費の向上を同時に実現することが可能な空気入りタイヤとして、天然ゴムおよび/または合成ゴムからなるゴム成分の100質量部に対して、エチレン−ビニルアルコ−ル共重合体が15〜30質量部の範囲内で少なくとも含有されたインナーライナー用ゴム組成物をインナーライナー層に用いてなる空気入りタイヤが提案されている。しかし、該ゴム組成物を用いたゴムシートの厚みは1mmであり、タイヤの軽量化という点で改善の余地がある。
特許文献2(特開平9−165469号公報)には、空気透過率の低いナイロンを用いてインナーライナー層を形成し、ゴム組成物であるタイヤ内面またはカーカス層との接着性を向上させることのできる空気入りタイヤが提案されている。しかし、該技術においては、ナイロンフィルム層を形成するために、ナイロンフィルムをRFL処理した後、ゴム組成物から成るゴム糊を接着する必要があり、工程が複雑化するという問題がある。
特許文献3(特開2011−74309号公報)には、ポリマー成分が、スチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体99.5〜60質量%と、スチレン−無水マレイン酸共重合体(SMA)0.5〜40質量%とを含有するインナーライナー用ポリマー組成物が提案されている。しかし、耐空気透過性および耐屈曲亀裂成長性のさらなる向上が望まれている。
本発明は、隣接ゴムとの接着性に優れたインナーライナー用ゴム組成物、ならびに優れた耐空気透過性および耐屈曲亀裂成長性を有する空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、ポリマー成分がスチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体を90質量%以上99.5質量%以下、および、下記式(1)
で表わされる構造単位と下記式(2)
(式(2)中、Xは2価の基を示し、Yは環内に不飽和結合を有する置換または未置換の脂環基を示し、nは0または1を示す。)
で表わされる構造単位とを有するイソブチレン系重合体を0.5質量%以上10質量%以下含む、インナーライナー用ポリマー組成物である。
で表わされる構造単位とを有するイソブチレン系重合体を0.5質量%以上10質量%以下含む、インナーライナー用ポリマー組成物である。
本発明のインナーライナー用ポリマー組成物において好ましくは、イソブチレン系重合体は、重量平均分子量が5,000以上50,000以下である。
本発明のインナーライナー用ポリマー組成物において好ましくは、イソブチレン系重合体は、主鎖中に不飽和結合を有しない。
本発明のインナーライナー用ポリマー組成物において好ましくは、イソブチレン系重合体は、前記式(1)で表わされる構造単位と前記式(2)で表わされる構造単位とのランダム共重合鎖を有する。
本発明のインナーライナー用ポリマー組成物において好ましくは、スチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体がスチレン成分を10質量%以上30質量%以下の範囲で含む。
本発明は、インナーライナー用ポリマー組成物をインナーライナーに用いた空気入りタイヤである。
本発明によれば、隣接ゴムとの接着性に優れたインナーライナー用ゴム組成物、ならびに優れた耐空気透過性および耐屈曲亀裂成長性を有する空気入りタイヤを提供することができる。
<インナーライナー用ポリマー組成物>
本発明の一実施の形態において、インナーライナー用ポリマー組成物は、ポリマー成分が、スチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体(以下、SIBSともいう)90質量%以上99.5質量%以下およびイソブチレン系重合体0.5質量%以上10質量%以下を含む。
本発明の一実施の形態において、インナーライナー用ポリマー組成物は、ポリマー成分が、スチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体(以下、SIBSともいう)90質量%以上99.5質量%以下およびイソブチレン系重合体0.5質量%以上10質量%以下を含む。
<スチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体>
SIBSのイソブチレンブロック由来により、SIBSを含むポリマー組成物は優れた耐空気透過性を有する。したがって、SIBSを含むポリマー組成物をインナーライナーに用いた場合、耐空気透過性に優れた空気入りタイヤを得ることができる。
SIBSのイソブチレンブロック由来により、SIBSを含むポリマー組成物は優れた耐空気透過性を有する。したがって、SIBSを含むポリマー組成物をインナーライナーに用いた場合、耐空気透過性に優れた空気入りタイヤを得ることができる。
さらに、SIBSは芳香族以外の分子構造が完全飽和であることにより、劣化硬化が抑制され、優れた耐久性を有する。したがって、SIBSを含むポリマー組成物をインナーライナーに用いた場合、耐久性に優れた空気入りタイヤを得ることができる。
SIBSを含むポリマー組成物をインナーライナーに適用して空気入りタイヤを製造した場合、SIBSを含有させることにより耐空気透過性を確保するため、たとえばハロゲン化ブチルゴム等の、従来耐空気透過性を付与するために使用されてきた高比重のハロゲン化ゴムを使用しないか、使用する場合にも使用量の低減が可能である。これによってタイヤの軽量化が可能であり、燃費の向上効果が得られる。
本発明の一実施の形態におけるインナーライナー用ポリマー組成物のポリマー成分において、SIBSの含有量は90質量%以上99.5質量%以下である。SIBSの含有量が90質量%以上であることにより、優れた耐空気透過性と耐久性を有するインナーライナーを得ることができる。またSIBSの含有量が99.5質量%以下であることにより、隣接ゴムとの接着性が優れたインナーライナーを得ることができる。耐空気透過性と耐久性がより良好になる点で、該含有量は97質量%以上98質量%以下であることが好ましい。
SIBSの分子量は特に制限はないが、流動性、成形加工性、ゴム弾性などの観点から、GPC測定による重量平均分子量が50,000〜400,000であることが好ましい。重量平均分子量が50,000未満であるとゴム弾性が低下する恐れがあり、400,000を超えると流動性、成形加工性が低下するため好ましくない。
SIBSは一般的にスチレン成分を10〜40質量%含む。耐空気透過性と耐久性がより良好になる点で、SIBS中のスチレン成分の含有量は10質量%以上30質量%以下であることが好ましい。
該SIBSは、イソブチレン成分とスチレン成分のモル比(イソブチレン成分/スチレン成分)が、該共重合体のゴム弾性の点から40/60〜95/5であることが好ましい。SIBSにおいて、各ブロックの重合度は、ゴム弾性と取り扱い(重合度が10,000未満では液状になる)の点からイソブチレンでは10,000〜150,000程度、またスチレンでは5,000〜30,000程度であることが好ましい。
SIBSは、一般的なビニル系化合物の重合法により得ることができ、例えば、リビングカチオン重合法により得ることができる。
例えば、特開昭62−48704号公報および特開昭64−62308号公報には、イソブチレンと他のビニル化合物とのリビングカチオン重合が可能であり、ビニル化合物にイソブチレンと他の化合物を用いることでポリイソブチレン系のブロック共重合体を製造できることが開示されている。このほかにも、リビングカチオン重合法によるビニル化合物重合体の製造法が、例えば、米国特許第4,946,899号、米国特許第5,219,948号、特開平3−174403号公報などに記載されている。
該SIBSは分子内に芳香族以外の二重結合を有していないために、分子内に二重結合を有している重合体、例えばポリブタジエン、に比べて紫外線に対する安定性が高く、従って耐候性が良好である。さらに分子内に二重結合を有しておらず、飽和系のゴム状ポリマーであるにも関わらず、波長589nmの光の20℃での屈折率(nD)は、ポリマーハンドブック(1989年:ワイリ−(Polymer Handbook, Willy,1989))によると、1.506である。これは他の飽和系のゴム状ポリマー、例えば、エチレン−ブテン共重合体に比べて有意に高い。
<イソブチレン系重合体>
本明細書において、イソブチレン系重合体とは、イソブチレンと、側鎖に特定の不飽和基を有するビニルエーテルとのカチオン共重合体を意味する。具体的には、イソブチレン系重合体とは、下記式(1)
本明細書において、イソブチレン系重合体とは、イソブチレンと、側鎖に特定の不飽和基を有するビニルエーテルとのカチオン共重合体を意味する。具体的には、イソブチレン系重合体とは、下記式(1)
で表わされる構造単位と下記式(2)
(式(2)中、Xは2価の基を示し、Yは環内に不飽和結合を有する置換または未置換の脂環基を示し、nは0または1を示す。)
で表わされる構造単位とを有するイソブチレン系重合体を意味する。
で表わされる構造単位とを有するイソブチレン系重合体を意味する。
上記式(2)中、Xで示される2価の基は、同式中のエーテル酸素(O)とYとの連結基としての機能を担うものである。Xで表わされる2価の基としては、アルキレン基、アルキレンオキシ基またはアルキレンオキシアルキル基が好ましい。また、nは0または1を示し、nが0の場合はエーテル酸素(O)とYとが直接結合した構造となる。
また、上記式(2)中のYは、環内に不飽和結合を有する置換または未置換の脂環基を示す。脂環基Yは、環内に不飽和結合を有するものであれば、単環式、縮合多環式または架橋多環式のいずれであってもよい。なお、イソブチレン系重合体は、その主鎖中に不飽和結合を実質的に有さないこが好ましいが、一方、側鎖においては、脂環基Yの環内の不飽和結合以外に、不飽和結合をさらに有していてもよい。
脂環基Yとしては、具体的には、ノルボルネニル基、トリシクロデセニル基、テトラシクロデセニル基、テトラシクロドセニル基、ペンタシクロペンタデセニル基等が挙げられ、単環式の脂環基としては、シクロヘキセニル基、シクロオクテニル基、シクロドデセニル基などが挙げられる。これらは、炭素原子で形成される環構造を有し、該環中に炭素−炭素二重結合(オレフィン性二重結合)を有する化合物であり、これらの中でも、極性基を含まない、すなわち炭素原子と水素原子のみで構成されるものが好ましい。また、脂環基Yの炭素数は、6〜15が好ましく、7〜10がより好ましい。脂環基Yの炭素数が6未満であると、環状化合物の形成が困難となる傾向にあり、また、15を超えると環状化合物の原料自体の入手が困難となる傾向にある。
脂環基Yとしては、ジシクロペンタジエニル、メチルジシクロペンタジエニルなどのジシクロペンタジエニル系脂環基、テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデカ−4−エニルなどのテトラシクロドデセニル系脂環基、2−ノルボルネニル、5−メチル−2−ノルボルネニルなどのノルボルネニル系脂環基、ペンタシクロ[6.5.1.13,6.02,7.09,13]などの五環体以上の環状オレフィン系脂環基などが挙げられる。
なお、「置換または未置換の脂環基」とは、上記の脂環基が、置換基を有していても良いことを示す。置換基としては、アルキル基、シクロアルキル基、ビニル基、アリル基、アリール基などが挙げられる。なお、アリール基としては、フェニル基、ナフチル基、ベンジル基などが挙げられる。
イソブチレン系重合体は、前記式(2)で表わされる構造単位として、下記式(3)
(式(3)中、nは0または1を示す。)
で表わされる構造単位および下記式(4)
で表わされる構造単位および下記式(4)
(式(4)中、nは0または1を示す。)
で表わされる構造単位を有することができる。
で表わされる構造単位を有することができる。
イソブチレン系重合体において、上記式(1)で表わされる構造単位と上記式(2)で表わされる構造単位との共重合比は特に限定されないが、モル比で、両者の合計量を基準として、上記式(2)で表わされる構造単位が0.1〜99モル%であることが好ましく、1〜90モル%であることがより好ましく、2〜80モル%であることがさらに好ましい。なお、ここでいう共重合比とは、1分子当たりの共重合比の平均値であり、13C−NMR(500MHz)法により各構造に帰属するプロトンの共鳴信号の強度を測定、比較することにより求めることができる。
イソブチレン系共重合体において、上記式(1)で表わされる構造単位と上記式(2)で表わされる構造単位との重合形態は、ブロック共重合又はランダム共重合のいずれであってもよい。
SIBSにイソブチレン系重合体を配合することにより、ポリマー組成物の空気遮断性を保持しつつ、ゴムとの加硫接着性を向上させることができる。
インナーライナー用ポリマー組成物のポリマー成分において、イソブチレン系重合体の含有量は0.5質量%以上10質量%以下である。イソブチレン系重合体の含有量が0.5質量%以上であることにより、隣接ゴムとの接着性が優れたインナーライナーを得ることができる。またイソブチレン系重合体の含有量が10質量%以下であることにより、優れた空気遮断性および耐屈曲亀裂成長性を有し、ゴムとの加硫接着性が向上したインナーライナーを得ることができる。ポリマー成分中のイソブチレン系重合体の含有量は、1質量%以上5質量%以下がさらに好ましい。
イソブチレン系重合体は、重量平均分子量が5,000以上50,000以下であることが、加工性および耐摩耗性の観点から好ましい。
イソブチレン系重合体は、主鎖中に不飽和結合を有しないことが好ましい。
イソブチレン系重合体は、前記式(1)で表される構造単位と前記式(2)で表される構造単位とのランダム共重合鎖を有することが好ましい。
イソブチレン系重合体は、前記式(1)で表される構造単位と前記式(2)で表される構造単位とのランダム共重合鎖を有することが好ましい。
イソブチレン系重合体は、たとえば、国際公開第2011/021437号に開示された方法で製造することができる。
<その他の配合剤>
インナーライナー用ポリマー組成物には、その他の補強剤、加硫剤、加硫促進剤、各種オイル、老化防止剤、軟化剤、可塑剤、カップリング剤などのタイヤ用または一般のポリマー組成物に配合される各種配合剤および添加剤を配合することができる。また、これらの配合剤、添加剤の含有量も一般的な量とすることができる。
インナーライナー用ポリマー組成物には、その他の補強剤、加硫剤、加硫促進剤、各種オイル、老化防止剤、軟化剤、可塑剤、カップリング剤などのタイヤ用または一般のポリマー組成物に配合される各種配合剤および添加剤を配合することができる。また、これらの配合剤、添加剤の含有量も一般的な量とすることができる。
<インナーライナー用ポリマー組成物の製造方法>
インナーライナー用ポリマー組成物の未加硫物は、従来から公知の方法で製造することができる。たとえば上記各材料を所定の配合割合となるように秤量した後、オープンロール、バンバリーミキサー等のゴム混練装置を用いて、100〜250℃で5〜60分間混練する方法などがある。
インナーライナー用ポリマー組成物の未加硫物は、従来から公知の方法で製造することができる。たとえば上記各材料を所定の配合割合となるように秤量した後、オープンロール、バンバリーミキサー等のゴム混練装置を用いて、100〜250℃で5〜60分間混練する方法などがある。
<空気入りタイヤの構造>
本発明の一実施の形態における空気入りタイヤ1について図1を用いて説明する。
本発明の一実施の形態における空気入りタイヤ1について図1を用いて説明する。
空気入りタイヤ1は、乗用車用、トラック・バス用、重機用等として用いることができる。空気入りタイヤ1は、トレッド部2とサイドウォール部3とビード部4とを有している。さらに、ビード部4にはビードコア5が埋設される。また、一方のビード部4から他方のビード部にわたって設けられ、両端を折り返してビードコア5を係止するカーカス6と、該カーカス6のクラウン部外側の2枚のプライよりなるベルト層7とが配置されている。カーカス6のタイヤ半径方向内側には一方のビード部4から他方のビード部4に亘るインナーライナー9が配置されている。ベルト層7は、スチールコードまたはアラミド繊維等のコードよりなるプライの2枚をタイヤ周方向に対して、コードが通常5〜30°の角度になるようにプライ間で相互に交差するように配置される。またカーカスはポリエステル、ナイロン、アラミド等の有機繊維コードがタイヤ周方向にほぼ90°に配列されており、カーカスとその折り返し部に囲まれる領域には、ビードコア5の上端からサイドウォール方向に延びるビードエーペックス8が配置される。
前記インナーライナー9の厚みは、良好な耐空気透過性とタイヤの重量軽減による燃費性能の向上の観点から、0.05〜0.5mmであることが好ましい。
<空気入りタイヤの製造方法>
空気入りタイヤは、従来から公知の方法で製造することができる。たとえば、2軸押出機に各配合剤を投入して約150〜280℃、50〜300rpmの条件下で混練し、ポリマー組成物のペレットを得る。得られたペレットをTダイ押出機に投入して、所望の厚さのポリマーシートを得る。得られたポリマーシートを空気入りタイヤのインナーライナーに適用して生タイヤを作製する。次に、生タイヤを金型に装着し、ブラダーにより150〜180℃で3〜50分間、加圧しつつ加熱して加硫タイヤを得る。
空気入りタイヤは、従来から公知の方法で製造することができる。たとえば、2軸押出機に各配合剤を投入して約150〜280℃、50〜300rpmの条件下で混練し、ポリマー組成物のペレットを得る。得られたペレットをTダイ押出機に投入して、所望の厚さのポリマーシートを得る。得られたポリマーシートを空気入りタイヤのインナーライナーに適用して生タイヤを作製する。次に、生タイヤを金型に装着し、ブラダーにより150〜180℃で3〜50分間、加圧しつつ加熱して加硫タイヤを得る。
<実施例1〜5、比較例1〜8>
(イソブチレン系重合体の準備)
表1中のイソブチレン重合体(注6)は、下記のように準備した。
(イソブチレン系重合体の準備)
表1中のイソブチレン重合体(注6)は、下記のように準備した。
[トリシクロデセンビニルエーテル化合物の合成]
下記スキームに従い、トリシクロデセンビニルエーテルを合成した。
下記スキームに従い、トリシクロデセンビニルエーテルを合成した。
具体的には、ガラス製フラスコにトリシクロデセンモノオール(異性体(5−a)、(5−b)の混合物)186.47g(1.24mol)、水酸化カリウム7.56g(10mol%)、1,3−ジメチルイミダゾリジノン(DMI)454.35gを導入し、減圧下(40mmHg)、120℃で反応させた。この反応液をステンレス製オートクレーブに導入し、0.02MPaのアセチレン雰囲気下、140℃で5時間反応させた。反応液を回収、溶媒を留去した後、残渣をヘキサン/メタノール/水で抽出し、ヘキサン相を回収した。ヘキサン相を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾別し、減圧乾燥することにより、粗トリシクロデセンビニルエーテル192.32gを得た。更に、蒸留精製をすることにより、目的のトリシクロデセンビニルエーテル(異性体(6−a)、(6−b)の混合物)155.17gを得た。
[イソブチレン系重合体(1)の合成]
300mLの3口フラスコにセプタムキャップ、真空ラインを繋げた還流管、温度管を取り付け、スターラーバーを入れ、真空ライン(シュレンク管付き)を用いて、系内の脱気−窒素置換を2回繰り返し、常圧窒素雰囲気下とした。そのフラスコ内に、水素化カルシウムにて乾燥−蒸留した34.8gのトルエン溶媒を、シリンジを用いてセプタムキャップから注入した。
300mLの3口フラスコにセプタムキャップ、真空ラインを繋げた還流管、温度管を取り付け、スターラーバーを入れ、真空ライン(シュレンク管付き)を用いて、系内の脱気−窒素置換を2回繰り返し、常圧窒素雰囲気下とした。そのフラスコ内に、水素化カルシウムにて乾燥−蒸留した34.8gのトルエン溶媒を、シリンジを用いてセプタムキャップから注入した。
次にシリンジを用いて、上記で合成したトリシクロデセンビニルエーテル(異性体(6−a)、(6−b)の混合物)5.68mmolを注入した。フラスコを所定温度の低温槽に浸漬させ、系内の液温が−70℃になったことを確認した後、イソブチレン51.2mmolを反応系に移した。次いで、1.06mol/Lのエチルアルミニウムジクロライド(EADC)/n−ヘキサン溶液を精製ヘキサンにて10倍希釈した調製触媒液(エチルアルミニウムジクロライドとして、1.14mmol)をシリンジにて秤量し、反応器に注入した。
触媒液の注入から2時間後、フラスコから低温槽をはずし、室温まで放置させた。反応混合液を1N水酸化ナトリウム水溶液にて抽出操作を行い(2回)、得られた油相を純水にて抽出操作を行った。水相側のpHが中性になったことを確認した後、油相中の溶媒をエバポレーターにて留去させ、残渣を減圧乾燥機にて1mmHg、12時間、60℃にて乾燥させ、イソブチレン系重合体を2.41g得た。得られたイソブチレン系は、重量平均分子量が50,000であり、下記式(1):
で表される構造単位と、下記式(6−a):
で表される構造単位と、下記式(6−b):
で表される構造単位とのランダム共重合鎖を有し、主鎖中に不飽和結合を有しない。
[イソブチレン系重合体(2)の合成]
イソブチレンとトリシクロデセンビニルエーテルの仕込み比、EADC触媒量、反応温度を変更した以外は、イソブチレン系重合体(1)の合成と同様の方法でイソブチレン系重合体(2)を製造した。
[イソブチレン系重合体(2)の合成]
イソブチレンとトリシクロデセンビニルエーテルの仕込み比、EADC触媒量、反応温度を変更した以外は、イソブチレン系重合体(1)の合成と同様の方法でイソブチレン系重合体(2)を製造した。
得られたイソブチレン系は、重量平均分子量が4,000であり、上記式(1)で表される構造単位と、上記式(6−a)で表される構造単位と、上記式(6−b)で表される構造単位とのランダム共重合鎖を有し、主鎖中に不飽和結合を有しない。
(ポリマー組成物の製造)
表1に示す配合処方にしたがって、各種配合剤を2軸押出機(スクリュ径:φ50mm、L/D:30、シリンダ温度:220℃)に投入してペレット化した後、Tダイ押出機(スクリュ径:φ80mm、L/D:50、ダイリップ幅:500mm、シリンダ温度:220℃、フィルムゲ−ジ:0.3mm)にて未加硫インナーライナー用ポリマー組成物からなるインナーライナー用ポリマーシートを作製した。該ポリマーシートを用いて以下の試験を行った。
表1に示す配合処方にしたがって、各種配合剤を2軸押出機(スクリュ径:φ50mm、L/D:30、シリンダ温度:220℃)に投入してペレット化した後、Tダイ押出機(スクリュ径:φ80mm、L/D:50、ダイリップ幅:500mm、シリンダ温度:220℃、フィルムゲ−ジ:0.3mm)にて未加硫インナーライナー用ポリマー組成物からなるインナーライナー用ポリマーシートを作製した。該ポリマーシートを用いて以下の試験を行った。
<剥離試験>
JIS K 6256「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−接着性の求め方」に準じて剥離試験を行った。はじめに、厚さ0.3mmのポリマーシートおよび厚さ2mmのゴムシート(配合:NR/BR/SBR=40/30/30)および補強キャンバス生地を、前記の順番で重ねて170℃の条件下で12分間加圧加熱することによって剥離用試験片を作製した。得られた試験片を用いて、剥離試験を行い、インナーライナー用ポリマーシートとゴムシートの接着力を測定した。試験片の大きさは25mm幅で、23℃の室温条件下で行った。得られた数値を比較例1を基準(100)として以下の計算式により剥離力指数を算出した。数値が大きいほど接着性に優れている。
JIS K 6256「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−接着性の求め方」に準じて剥離試験を行った。はじめに、厚さ0.3mmのポリマーシートおよび厚さ2mmのゴムシート(配合:NR/BR/SBR=40/30/30)および補強キャンバス生地を、前記の順番で重ねて170℃の条件下で12分間加圧加熱することによって剥離用試験片を作製した。得られた試験片を用いて、剥離試験を行い、インナーライナー用ポリマーシートとゴムシートの接着力を測定した。試験片の大きさは25mm幅で、23℃の室温条件下で行った。得られた数値を比較例1を基準(100)として以下の計算式により剥離力指数を算出した。数値が大きいほど接着性に優れている。
(剥離力指数)=(各配合の接着力)/(比較例1の接着力)×100
結果を表1に示す。
結果を表1に示す。
<硬度>
JIS K 6253「加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さの求め方」に準じて試験片を作製し、23℃の室温条件下でJIS−A硬度を測定した。結果を表1に示す。
JIS K 6253「加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さの求め方」に準じて試験片を作製し、23℃の室温条件下でJIS−A硬度を測定した。結果を表1に示す。
(タイヤの作製)
インナーライナー用ポリマーシートを、タイヤのインナーライナー部分に適用して170℃で20分間プレス成形し、195/65R15サイズのタイヤを作製した。該タイヤを用いて静的空気圧低下率試験および耐屈曲亀裂成長試験を行った。
インナーライナー用ポリマーシートを、タイヤのインナーライナー部分に適用して170℃で20分間プレス成形し、195/65R15サイズのタイヤを作製した。該タイヤを用いて静的空気圧低下率試験および耐屈曲亀裂成長試験を行った。
<静的空気圧低下率試験>
195/65R15スチールラジアルPCタイヤをJIS規格リム15×6JJに組み付け、初期空気圧300Kpaを封入し、90日間室温で放置し、空気圧の低下率を計算する。結果を表1に示す。
195/65R15スチールラジアルPCタイヤをJIS規格リム15×6JJに組み付け、初期空気圧300Kpaを封入し、90日間室温で放置し、空気圧の低下率を計算する。結果を表1に示す。
<耐屈曲亀裂成長試験>
JIS K 6260「加硫ゴム及び熱可塑性ゴムのデマッチャ屈曲き裂試験方法」に準じて、試験片を作製し、屈曲亀裂成長試験を行い、70%伸張を100万回繰り返してゴムシートを屈曲させたのち、発生した亀裂の長さを測定した。得られた数値を比較例1を基準(100)として、各配合の耐屈曲亀裂成長性を下記式により指数表示した。数値が大きい方が亀裂が成長しにくく、良好といえる。
JIS K 6260「加硫ゴム及び熱可塑性ゴムのデマッチャ屈曲き裂試験方法」に準じて、試験片を作製し、屈曲亀裂成長試験を行い、70%伸張を100万回繰り返してゴムシートを屈曲させたのち、発生した亀裂の長さを測定した。得られた数値を比較例1を基準(100)として、各配合の耐屈曲亀裂成長性を下記式により指数表示した。数値が大きい方が亀裂が成長しにくく、良好といえる。
(耐屈曲亀裂成長性指数)=(各配合の亀裂の長さ)/(比較例1の亀裂の長さ)×100
(注1)IIR:エクソンモービル(株)製の「エクソンクロロブチル1068」
(注2)SIBS:カネカ(株)社製の「シブスタ−SIBSTAR 102T」(ショアA硬度25、スチレン成分含量25質量%)
(注3)SMAベースレジン:サートマー社製の「SMA1000」(スチレン成分/無水マレイン酸成分:50/50、重量平均分子量:5,500、無水マレイン酸の酸価:490)
(注4)SMAエステルレジン:サートマー社製の「SMA1440」(スチレン成分/無水マレイン酸成分:80/20、重量平均分子量:7,000、無水マレイン酸の酸価:200)
(注5)SMAアンモニウム塩水溶液:サートマー社製の「SMA1000H」(pH9.0)
(注6)イソブチレン系重合体(1):[イソブチレン系重合体の合成]の方法で合成(分子量50,000)
(注7)イソブチレン系重合体(2):[イソブチレン系重合体の合成]の方法で合成(分子量4,000)
(注8)ポリイソブチレン:JX日鉱日石エネルギー(株)製の「テトラックス」(グレード6T、粘度平均分子量60,000)
(注9)カーボン:東海カーボン(株)製の「シーストV」(N660、N2SA 27m2/g)
実施例1〜5は、ポリマー成分がSIBS99.5質量%〜90質量%およびイソブチレン系重合体を0.5質量%〜10質量%を含むインナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤである。ポリマー成分がSIBS100質量%からなる比較例2に比べて、耐空気透過性を維持したまま、接着性が向上した。
(注2)SIBS:カネカ(株)社製の「シブスタ−SIBSTAR 102T」(ショアA硬度25、スチレン成分含量25質量%)
(注3)SMAベースレジン:サートマー社製の「SMA1000」(スチレン成分/無水マレイン酸成分:50/50、重量平均分子量:5,500、無水マレイン酸の酸価:490)
(注4)SMAエステルレジン:サートマー社製の「SMA1440」(スチレン成分/無水マレイン酸成分:80/20、重量平均分子量:7,000、無水マレイン酸の酸価:200)
(注5)SMAアンモニウム塩水溶液:サートマー社製の「SMA1000H」(pH9.0)
(注6)イソブチレン系重合体(1):[イソブチレン系重合体の合成]の方法で合成(分子量50,000)
(注7)イソブチレン系重合体(2):[イソブチレン系重合体の合成]の方法で合成(分子量4,000)
(注8)ポリイソブチレン:JX日鉱日石エネルギー(株)製の「テトラックス」(グレード6T、粘度平均分子量60,000)
(注9)カーボン:東海カーボン(株)製の「シーストV」(N660、N2SA 27m2/g)
実施例1〜5は、ポリマー成分がSIBS99.5質量%〜90質量%およびイソブチレン系重合体を0.5質量%〜10質量%を含むインナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤである。ポリマー成分がSIBS100質量%からなる比較例2に比べて、耐空気透過性を維持したまま、接着性が向上した。
比較例1は、ポリマー成分がIIR100質量%からなるインナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤであり、基準とした。
比較例2は、ポリマー成分がSIBS100質量%からなるインナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤである。耐空気透過性は優れているが、接着性が悪い。
比較例3および4は、ポリマー成分がSIBS50質量%および各種SMAの合計50質量%からなるインナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤである。比較例2と比べて接着性は向上したが、耐空気透過性、耐屈亀裂成長性が悪化した。
比較例5は、ポリマー成分がSIBS85質量%およびイソブチレン系重合体15質量%からなるインナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤである。比較例2と比べて接着性は向上したが、耐空気透過性、耐屈亀裂成長性が十分に向上しなかった。
比較例6は、ポリマー成分がSIBS47.5質量%およびSMA47.5%およびイソブチレン系重合体5質量%からなるインナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤである。比較例2と比べて接着性は向上したが、耐空気透過性、耐屈曲亀裂成長性が悪化した。
比較例7は、ポリマー成分がSIBS95質量%およびイソブチレン系重合体5質量%からなるインナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤである。比較例2と比べて接着性は向上したが、耐空気圧透過性、耐屈曲亀裂成長性が低下した。
比較例8は、ポリマー成分がSIBS95質量%およびポリイソブチレン5質量%からなるインナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤである。接着性と耐屈曲亀裂成長性が十分に向上しなかった。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 空気入りタイヤ、2 トレッド部、3 サイドウォール部、4 ビード部、5 ビードコア、6 カーカス、7 ベルト層、8 ビードエーペックス、9 インナーライナー。
Claims (6)
- 前記イソブチレン系重合体は、重量平均分子量が5,000以上50,000以下である、請求項1に記載のインナーライナー用ポリマー組成物。
- 前記イソブチレン系重合体は、主鎖中に不飽和結合を有しない、請求項1または2に記載のインナーライナー用ポリマー組成物。
- 前記イソブチレン系重合体は、前記式(1)で表わされる構造単位と前記式(2)で表わされる構造単位とのランダム共重合鎖を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインナーライナー用ポリマー組成物。
- 前記スチレン−イソブチレン−スチレントリブロック共重合体がスチレン成分を10質量%以上30質量%以下の範囲で含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のインナーライナー用ポリマー組成物。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のインナーライナー用ポリマー組成物をインナーライナーに用いた空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013026595A JP2014156504A (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | インナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013026595A JP2014156504A (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | インナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
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JP2014156504A true JP2014156504A (ja) | 2014-08-28 |
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JP2013026595A Pending JP2014156504A (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | インナーライナー用ポリマー組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
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JP (1) | JP2014156504A (ja) |
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2013
- 2013-02-14 JP JP2013026595A patent/JP2014156504A/ja active Pending
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