JP2014154922A - 表示装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】最小限のビス止め箇所で、スピーカを筐体に固定することができる表示装置及びテレビジョン受信機を提供する。
【解決手段】フロントキャビネットにスピーカを取り付ける場合、スピーカに設けられた2つの固定部材の固定部に嵌着されたゴムブッシュの貫通孔に、フロントキャビネットから突出されたボスを嵌め込む。次に、バックキャビネットを背面側から重ね、バックキャビネットに設けられた貫通孔に通したビスを、ボスのネジ穴に締め付ける。これにより、フロントキャビネット及びバックキャビネットが固定される。2つの固定部材のそれぞれの固定部は、フロントキャビネット及びバックキャビネットに平行で発音部の重心を含む平面に近い位置に配置される。
【選択図】図7

Description

本発明は、筐体内部にスピーカが取り付けられている表示装置及びテレビジョン受信機に関する。
近年、液晶表示装置の薄型化に伴って液晶表示装置を備えるテレビジョン受信機の薄型化が進んでいる。テレビジョン受信機の筐体内部にはスピーカが取り付けてあり、テレビジョン受信機(筐体)の薄型化に伴ってスピーカの取付空間が制限され、スピーカの取付構造が限定されつつある。
スピーカは筐体に対してビス止めされており、少ない数のビスで固定する場合、確実に所定位置に固定できないことがある。スピーカは、スピーカの振動が筐体に直接的に伝導しないように、ゴムブッシュを介して筐体に取り付けられている場合がある。しかし、スピーカの重さでゴムブッシュが変形してスピーカがずれ、スピーカが筐体と接触した場合、スピーカの振動が筐体に直接伝導し、所謂ビビリ音が発生する。また、スピーカが筐体に接触しない場合であっても、スピーカの発生音の一部が筐体内部に漏れて音質の低下を招くことがある。
ビビリ音を抑制する方法として、例えば、筐体の内面において、スピーカが接触するおそれがある箇所に緩衝材を貼付しておき、スピーカが筐体に接触した場合に緩衝材を介して接触させる方法がある。しかし、緩衝材を介した場合であっても、スピーカが筐体と接触した場合、スピーカと共に筐体全体が振動源となってビビリ音が発生する可能性があり、良好にビビリ音を抑制することは難しい。
また、スピーカのビス止め箇所を増やして、スピーカが筐体に接触しないように取り付ける方法があるが、筐体の薄型化と共に、筐体を構成するフロントキャビネットの狭額縁化も進んでおり、ビス止め箇所を増やすことは難しい。また、コスト削減の目的から、ビスの使用数の削減も求められており、ビス止め箇所を増やす方法は現実的ではない。
ビスを用いずにスピーカを取り付ける方法として、特許文献1では、自動車等の車両のドアパネルにスピーカを取り付ける構造が提案されている。特許文献1に開示された構造では、車両のドアパネルに設けられた取付け穴にスピーカが引っ掛けられて固定される。
特開2008−85664号公報
特許文献1に開示された構造では、車両のドアパネルにスピーカを簡単に取り付けることができる。しかしながら、特許文献1に開示された構造では、スピーカの振動が伝播することによるビビリ音を抑制することは考慮されていない。よって、スピーカの取付空間に制限があるようなテレビジョン受信機において、簡易な取付操作にて、筐体内部の狭い空間にスピーカを確実に取り付けられる構造が要望されている。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的とするところは、最小限のビス止め箇所でスピーカを所定位置に固定することが可能な表示装置及びテレビジョン受信機を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、表示パネルを一面に有する筐体の内部にスピーカが取り付けてある表示装置において、前記スピーカは、音を発生させる発音部と、該発音部に一端を取り付けられ、該発音部が発生させた音を軸方向に導く導音筒と、該導音筒の外面から反対方向外向きにそれぞれ突設され、前記スピーカを前記筐体に固定する2つの固定部材とを有し、該2つの固定部材はそれぞれ、前記導音筒の前記外面に連なる基部と、該基部よりも前記導音筒の前記一端側に設けられ、前記筐体に固定される固定部と、該固定部及び前記基部を連結する連結部とを有することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記固定部は、前記基部よりも、前記導音筒の軸方向に直交して前記発音部の重心を含む平面に近い位置に設けてあることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記導音筒の内側には、前記発音部に一端を連結された導線が配置してあり、前記導音筒は、前記導線の他端を前記導音筒の外側に導く貫通孔を有し、該貫通孔は、前記導音筒による導音方向とは反対方向に前記導線を導くように設けてあることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記固定部は、緩衝部材を介して前記筐体に固定されるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機は、上述したいずれかの表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、該受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、ビス止め箇所が少なくても筐体内においてスピーカを強固に固定できる。よって、スピーカが自身の重みで下がり、筐体と接触することを防止できるので、スピーカが筐体と接触することによって生じるビビリ音の発生を抑制できる。また、スピーカが自身の重みで下がった場合にスピーカからの放音の一部が筐体内部に漏れて音質が劣化することがあるが、スピーカを強固に固定できるので、このような音質の低下を抑制できる。
本実施形態のテレビジョン受信機の斜視図である。 本実施形態のテレビジョン受信機におけるフロントキャビネット及びスピーカを略示する斜視図である。 スピーカの斜視図である。 スピーカの上面図である。 フロントキャビネットの斜視図である。 スピーカが取り付けられたフロントキャビネットの一部を示す拡大図である。 スピーカが取り付けられたフロントキャビネットの一部を示す上面図である。
以下に、本発明をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本実施形態のテレビジョン受信機の斜視図、図2は、本実施形態のテレビジョン受信機におけるフロントキャビネット及びスピーカを略示する斜視図である。本実施形態のテレビジョン受信機100は、液晶パネル、プラズマパネル又は有機EL(Electro Luminescence)パネル等の矩形状の表示パネル103を有しており、表示パネル103は、筐体101の一側面の一部をなすように設けられている。筐体101内部の適宜箇所には、テレビジョン放送の放送信号を受信するチューナ(受信部)104が設けられており、テレビジョン受信機100は、チューナ104にて受信した放送信号に基づいて表示パネル103に映像を表示する。図1に示すテレビジョン受信機100は、表示パネル103が起立状態でスタンド105にて支持される構成であるが、本発明に係る表示装置及びテレビジョン受信機は、このような構成に限らず、例えば、スタンド105を備えずに壁等に取り付け可能に構成されてもよい。
筐体101は、表示パネル103の周縁を正面側(表示画面側)から囲う枠状のフロントキャビネット101aと、表示パネル103の背面側を覆う深皿形状のバックキャビネット101bとで構成されている。筐体101内部において、表示パネル103の背面側には、光源、光源からの光を均一に拡散する拡散板、拡散板によって拡散された光源からの光を表示パネル103へ集光する光学シート等が収納されている。
フロントキャビネット101a及びバックキャビネット101bは、縦寸法及び横寸法が略同程度の矩形形状を有している。フロントキャビネット101a及びバックキャビネット101bは、縦辺及び横辺をそれぞれ合わせるように重ねられ、周縁部の複数箇所を止めネジにより固定して組み立てられる。フロントキャビネット101a及びバックキャビネット101bは、合成樹脂製であってもよく、アルミニウム等の軽金属製であってもよい。
筐体101の内側下部には、2つのスピーカ1が取り付けられており、テレビジョン受信機100は、チューナ104にて受信した放送信号に基づいてスピーカ1にて音声を出力する。図2に示すように、それぞれのスピーカ1は、細長い直方体形状に構成されており、フロントキャビネット101aの下辺部分の左側及び右側に、下辺部分に沿ってそれぞれ取り付けられている。フロントキャビネット101aにおいて、スピーカ1が配置される2箇所には、スピーカ1からの音を放出する放音孔30(図5参照)がそれぞれ形成されており、それぞれの放音孔30の形成位置の前面は、矩形板状のメッシュシート102により覆ってある(図1,図2参照)。なお、メッシュシート102は、フロントキャビネット101aのデザイン性を考慮し、フロントキャビネット101aの下辺部分において一端から他端までの領域を覆うように取り付けられてもよい。
図3はスピーカ1の斜視図、図4はスピーカ1の上面図である。図3Aには、フロントキャビネット101aに取り付けられる側から見た状態を、図3Bには、その反対側、即ち、バックキャビネット101bに対向する側から見た状態を、図4には、図3Bに示すスピーカ1を上から見た状態をそれぞれ示している。なお、テレビジョン受信機100に設けられる2つのスピーカ1は同一のスピーカであり、同様の方法にて筐体101に取り付けられる。
スピーカ1は、矩形筒状の導音筒10と、導音筒10の一方の開口部に取り付けられたマグネット部11(発音部)とを備える。マグネット部11は、振動板としてのコーン11bと、コーン11bを駆動する磁石11aとを有し、コーン11bは、導音筒10の前記一方の開口部に面して配置してある。また導音筒10の他方の開口部の周縁にはクッション部材12が貼付されている。
スピーカ1は、後述する手順により、導音筒10の開口部に設けられたクッション部材12を放音孔30の周縁に密着させてフロントキャビネット101aに取り付けられる。コーン11bによって発生された音は、導音筒10に導かれて放音孔30に達し、放音孔30を経て放出される。
導音筒10の長手方向の両端面にはそれぞれ、固定部材13が設けてある。固定部材13はそれぞれ、導音筒10の端面からマグネット部11側に適長延設され、略直角に屈曲されて外向き(導音筒10の長手方向外向き)に伸びるL字形状の連結部13aと、それぞれの連結部13aの先端に設けられた固定部13bとを有する。固定部13bはそれぞれ、導音筒10の長手方向に直交する方向(図3においては手前側から奥側への方向)に貫通する貫通孔を有する。固定部13bは、図4に示すように、連結部13aの基部よりもマグネット部11側に設けてある。より具体的には、固定部13bは、導音筒10による導音方向(導音筒10の軸方向)に直交する平面で、且つマグネット部11(磁石11a)の重心を含む平面の近傍に位置するように設けてある。
導音筒10及び2つの固定部材13(連結部13a及び固定部13b)は一体成形されている。固定部13bのそれぞれの貫通孔には筒状のゴムブッシュ(弾性部材)2が内嵌してある。図3及び図4には、固定部13bにゴムブッシュ2が嵌着されている状態を示している。ゴムブッシュ2は、それぞれの固定部13bの貫通孔から前後方向に延出しており、延出したゴムブッシュ2の端部はそれぞれ鍔状になっている。そのため、鍔状になった部分は、それぞれの固定部13bの貫通孔の周縁部を覆っている。
マグネット部11には、導音筒10の適宜箇所に設けられたケーブル保持部(貫通孔)14を通して、導音筒10の内部(内側)に引き込まれたケーブル(導線)14aの一端が接続されている。ケーブル保持部14は、固定部13bの貫通孔と同方向に設けられた貫通孔を有する。ケーブル保持部14を通して導音筒10の外部(外側)に引き出されたケーブル14aの他端は、図3B及び図4に示すように、磁石11a側(バックキャビネット101b側)に引き出され、例えば筐体101内部のアンプに接続される。このように、バックキャビネット101b側にケーブル14aを引き出すことにより、横方向(導音筒10の長手方向)にケーブル14aを引き出す構成と比較して、アンプまでのケーブル14aの配置が簡易となる。
図5は、フロントキャビネット101aの斜視図であり、背面側(バックキャビネット101b側)から見た状態を示している。フロントキャビネット101aに設けられた放音孔30はそれぞれ、複数の小孔にて構成されており、複数の小孔は、フロントキャビネット101aの下辺部分に長手方向に2列で配置されている。このように放音孔30を格子状に構成することによりフロントキャビネット101aの強度の低下を防止する。
また、フロントキャビネット101aの下辺部分の背面側には、それぞれの放音孔30の両側に、ネジ穴を有する円筒状のボス31が突設されている。ボス31の基部には、径方向外向きに延びるリブ31aが設けてあり、リブ31aを含む基部側の外径は突設端側の外径よりも大きく形成されている。
図6は、スピーカ1が取り付けられたフロントキャビネット101aの一部を示す拡大図、図7は、スピーカ1が取り付けられたフロントキャビネット101aの一部を示す上面図である。図6及び図7には、1つのスピーカ1がフロントキャビネット101aに取り付けられている状態を示しているが、実際には2つのスピーカ1がフロントキャビネット101aに取り付けられる。また、図6における上下方向は、図1におけるテレビジョン受信機100の上下方向に一致する。
スピーカ1の取り付けは、まず、フロントキャビネット101aの下辺において、1つのスピーカ1の導音筒10を1つの放音孔30に向けて位置合わせし、固定部材13の両端の固定部13bに嵌着されたゴムブッシュ2の貫通孔に、位置合わせした放音孔30の両側のボス31を嵌め込んで仮止めする。ゴムブッシュ2の内径は、ボス31の突出端側の外径と同程度又は若干小さいので、ゴムブッシュ2は、ボス31に密着しつつ嵌入される(圧入となる)。仮止め状態においてスピーカ1は、2つのボス31を支えとして、上下方向及び左右方向(表示パネル103の表示画面に平行な方向)への移動ができないように拘束される。ゴムブッシュ2の嵌め込みは、その一端部(フロントキャビネット101aに対向する側)がボス31のリブ31aに当接する位置で止まる。なお、このとき、図7に示すように、スピーカ1のクッション部材12がフロントキャビネット101aに当接し、図6に示すように、ボス31の先端(突出端面)は、ゴムブッシュ2の他端部(背面側)と略同一面となって露出する。同様の方法にてもう1つのスピーカ1をもう1つの放音孔30の両側のボス31に仮止めする。
次いで、図7中に2点鎖線で示すように、バックキャビネット101bをフロントキャビネット101aの背面側に重ねる。バックキャビネット101bには、フロントキャビネット101aに重ねた場合に、固定部13b(ゴムブッシュ2)と対向する位置に貫通孔(ネジ通し孔)101cが設けてある。重ねたバックキャビネット101bは、貫通孔101cに通したビス3をボス31のネジ穴に締め付けてフロントキャビネット101aに固定される。このように固定されたバックキャビネット101bは、ゴムブッシュ2の他端部(背面側)に密着し、ゴムブッシュ2は、ボス31のリブ31aとバックキャビネット101bとの間に挟持されることとなる。このような状態においてスピーカ1は、前後方向(フロントキャビネット101a又はバックキャビネット101bに近付く方向)への移動ができないように拘束される。
スピーカ1は、他の部材と比較して大重量を有する磁石11aを背面側に備えているので、以上のように筐体101に取り付けられたスピーカ1には、背面側に倒れる力が作用する。しかし、本実施形態では、スピーカ1は、ゴムブッシュ2に圧入されたボス31により上下方向及び左右方向に移動できないように支持され、リブ31a及びバックキャビネット101bで挟持されて前後方向に移動できない状態となる。特に本実施形態では、固定部13bが、導音筒10よりも、導音筒10による導音方向に直交してマグネット部11(磁石11a)の重心位置を含む平面に近い位置に設けられているので、スピーカ1は背面側により倒れにくい。
よって、スピーカ1は、磁石11aの重みによる背面側への倒れを生じることなく、最小限のビス止めで取付状態を強固に維持できる。従って、背面側に倒れたスピーカ1がバックキャビネット101bに接触した場合に発生するビビリ音を有効に防止できる。また、クッション部材12とフロントキャビネット101aとの密着状態が保たれ、スピーカ1による発生音が漏れ出すことなく放音孔30を経て放出されるので、音質の低下を防止できる。更に、スピーカ1及び筐体101の接触部分にはゴムブッシュ2(緩衝部材)が介在しており、スピーカ1の振動が直接筐体101に伝わることもなく、ビビリ音が発生しない。
スピーカ1の取り付けは、前述した手順で容易に実施できる。ビス3は、スピーカ1の重さを支える必要がなく、小径のもので十分である。また、スピーカ1が背面側に倒れないので、筐体101の内面とスピーカ1との間に緩衝材を介装する作業、スピーカ1が自身の重みで背面側に傾くことを防止するための作業が不要となる。よって、スピーカ1の取り付け工程の手間を削減することができ、スピーカ1の取り付け作業の効率化が可能となる。
上述の実施形態では、導音筒10において、フロントキャビネット101aに当接される側の開口部の周縁にクッション部材12が貼付されていた。この構成のほかに、例えば、導音筒10において、フロントキャビネット101aに当接される側の開口部を塞ぐように、開口部の全面に、スポンジ等の音を通すことができるクッション部材12を貼付してもよい。
上述の実施形態では、本発明に係る表示装置及びテレビジョン受信機を、テレビジョン受信機100に適用した例に基づいて説明したが、本発明に係る表示装置は、例えば、外部から取得した映像データに基づいて映像を表示する表示装置に適用できる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 スピーカ
2 ゴムブッシュ
10 導音筒
11 マグネット部(発音部)
13 固定部材
13a 連結部
13b 固定部
14 ケーブル保持部
14a ケーブル
31 ボス
100 テレビジョン受信機(表示装置)
101 筐体
103 表示パネル
104 チューナ(受信部)

Claims (5)

  1. 表示パネルを一面に有する筐体の内部にスピーカが取り付けてある表示装置において、
    前記スピーカは、
    音を発生させる発音部と、
    該発音部に一端を取り付けられ、該発音部が発生させた音を軸方向に導く導音筒と、
    該導音筒の外面から反対方向外向きにそれぞれ突設され、前記スピーカを前記筐体に固定する2つの固定部材とを有し、
    該2つの固定部材はそれぞれ、
    前記導音筒の前記外面に連なる基部と、
    該基部よりも前記導音筒の前記一端側に設けられ、前記筐体に固定される固定部と、
    該固定部及び前記基部を連結する連結部と
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記固定部は、前記基部よりも、前記導音筒の軸方向に直交して前記発音部の重心を含む平面に近い位置に設けてあることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記導音筒の内側には、前記発音部に一端を連結された導線が配置してあり、
    前記導音筒は、前記導線の他端を前記導音筒の外側に導く貫通孔を有し、
    該貫通孔は、前記導音筒による導音方向とは反対方向に前記導線を導くように設けてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記固定部は、緩衝部材を介して前記筐体に固定されるようにしてあることを特徴とする請求項1から3までのいずれかひとつに記載の表示装置。
  5. 請求項1から4までのいずれかひとつに記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、
    該受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とするテレビジョン受信機。
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