JP2014154812A - 固体撮像装置、撮像装置、および固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

固体撮像装置、撮像装置、および固体撮像装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化が可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】第一の基板10と第二の基板20とが、積層され、接続部30を介して電気的に接続された固体撮像装置1であって、第一の基板は、入射光を電気信号に変換する光電変換部11と、露出面12aに信号線が接続され、信号線を介して外部に電気信号が入力または出力される電極部12と、を有し、第二の基板は、第一の基板から出力され、接続部を介して入力される電気信号を処理する回路21を有し、電極部は、第一の基板における接続部とは反対側となる一方の面10bに形成され、露出面は、第一の基板と第二の基板との積層方向Dにおいて、一方の面と同じ位置、または一方の面よりも突出した位置に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置、撮像装置、および固体撮像装置の製造方法に関する。
従来、固体撮像装置には、金属ワイヤなどを介して外部との電気的接続を行うためのボンディングパッド(電極部)が設けられている。
例えば、特許文献1に記載された固体撮像装置は、第一の半導体基板(第一の基板)と第二の半導体基板(第二の基板)とが多層配線層が向き合うように接着剤などにより貼合わされて構成されている。第一の半導体基板の多層配線層とは反対側となる裏面側には、エッチングなどによって設けられた貫通開口部が形成されている。この貫通開口部の底部になる部分には、ボンディングパッドが設けられている。
このように構成された固体撮像装置のボンディングパッドに金属ワイヤを接続する場合には、金属ワイヤが貫通開口部の側面に接触するのを防止するために、貫通開口部の底部に設けられたボンディングパッドの面積を広くすることが考えられる。
特開2011−204915号公報
しかしながら、ボンディングパッドの面積を広くすると固体撮像装置が大型化するという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、小型化が可能な固体撮像装置、この固体撮像装置を備える撮像装置、および固体撮像装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の固体撮像装置は、第一の基板と第二の基板とが、積層され、接続部を介して電気的に接続された固体撮像装置であって、前記第一の基板は、入射光を電気信号に変換する光電変換部と、露出面に信号線が接続され、該信号線を介して外部に電気信号が入力または出力される電極部と、を有し、前記第二の基板は、前記第一の基板から出力され、前記接続部を介して入力される電気信号を処理する回路を有し、前記電極部は、前記第一の基板における前記接続部とは反対側となる一方の面に形成され、前記露出面は、前記第一の基板と前記第二の基板との積層方向において、前記一方の面と同じ位置、または前記一方の面よりも突出した位置に配置されることを特徴としている。
また、本発明の撮像装置は、上記に記載の固体撮像装置を備えることを特徴としている。
また、本発明の固体撮像装置の製造方法は、入射光を電気信号に変換する光電変換部を有する第一の基板の第一の面に、溝部を形成する工程と、前記溝部に導電性材料を充填させる工程と、前記第一の基板から出力される電気信号を処理するための回路を有する第二の基板と、前記第一の基板における前記第一の面とを接続部を介して電気的に接続し、前記第一の基板と前記第二の基板とを積層する工程と、前記第一の基板における前記第一の面とは反対の第二の面側を薄くし、前記導電性材料を外部に露出させて電極部とする工程と、を備え、前記電極部における信号線が接続される露出面は、前記第一の基板と前記第二の基板との積層方向において、前記一方の面と同じ位置または、前記一方の面よりも突出した位置に配置されることを特徴としている。
本発明の固体撮像装置、撮像装置、および固体撮像装置の製造方法によれば、固体撮像装置の小型化が可能となる。
本発明の第1実施形態の固体撮像装置における側面の断面図である。 同固体撮像装置の製造方法を説明する断面図である。 同固体撮像装置の製造方法を説明する断面図である。 同固体撮像装置の製造方法を説明する断面図である。 同固体撮像装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の第2実施形態の固体撮像装置における側面の断面図である。 同固体撮像装置の製造方法を説明する断面図である。 同固体撮像装置の製造方法を説明する断面図である。 同固体撮像装置の製造方法を説明する断面図である。 同固体撮像装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の第3実施形態の撮像装置のブロック図である。 本発明の変形例の実施形態の固体撮像装置における要部の断面図である。 本発明の変形例の実施形態の固体撮像装置における要部の断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る固体撮像装置の第1実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。
図1に示すように、本固体撮像装置1は、複数の光電変換素子(光電変換部)11およびボンディングパッド(電極部)12を有する第一の基板10と、画像処理回路(回路)21を有する第二の基板20と、第一の基板10と第二の基板20とを電気的に接続するための接続電極31を有する接続部30とを備えている。
第一の基板10は、前述の光電変換素子11が設けられたデバイス層(素子層)14と、信号配線16が形成された配線層15とを積層させた状態で有している。
デバイス層14は、シリコンなどの半導体で板状に形成されている。
光電変換素子11は、入射光を電気信号に変換するための公知の構成のものである。デバイス層14内には、不図示の読出し回路が設けられていて、それぞれの光電変換素子11は、不図示の接続配線により、読出し回路を介して配線層15の信号配線16に電気的に接続されている。
配線層15は、この例では多層回路として構成されている。すなわち、配線層15は複数の配線16aを層間絶縁膜である層間酸化膜15aを介して多層に配置し、各配線16a同士がビア16bによって電気的に接続されている。複数の配線16aのうち最も接続部30側に配された配線16aには、接続パッド16cが電気的に接続されている。接続パッド16cは、第一の基板10の接続部30側となる第一の面10aにおいて外部に露出している。これら配線16a、ビア16bおよび接続パッド16cで、前述の信号配線16を構成する。
ボンディングパッド12は、デバイス層14および配線層15を、第一の基板10と第二の基板20とが積層した積層方向Dに貫通するように形成されている。言い換えれば、第一の基板10における接続部30や第一の面10aとは反対側となる第二の面(一方の面)10bに形成されたボンディングパッド12が、デバイス層14および配線層15を積層方向Dに貫通している。
ボンディングパッド12は、銅、ニッケル、金などの金属で形成されている。ボンディングパッド12の第一の基板10の第一の面10a側の端面には、金属膜17が形成されていてもよい。金属膜17は、ボンディングパッド12および接続電極31との接続強度が高い金、銅などの材料で形成することが好ましい。
ボンディングパッド12の第二の面10bの側の端面(露出面)12aは、デバイス層14から外部に露出している。この例では、ボンディングパッド12の端面12aは、ボンディングパッド12における接続部30とは反対側の面となるとともに、第一の基板10の第二の面10bと面一となるように形成されている。すなわち、積層方向Dにおいて、端面12aは第二の面10bと同じ位置に配置されている。
ボンディングパッド12の端面12aには、不図示の金属ワイヤ(信号線)が接続可能とされている。ボンディングパッド12は、後述するように画像処理回路21に電気的に接続されていて、外部に電気信号を入力または出力することができる。
第二の基板20は、前述の画像処理回路21が設けられた第二のデバイス層24と、第二の配線層25とを積層方向Dに積層させた状態で有している。
第二のデバイス層24は、デバイス層14と同一の材料で板状に形成されている。画像処理回路21は、第一の基板10の読出し回路から出力された電気信号を処理するための公知の構成のものである。
第二の配線層25は、配線層15と同様に多層回路として構成されている。すなわち、第二の配線層25は複数の配線26aを層間絶縁膜である層間酸化膜25aを介して多層に配置し、各配線26a同士がビア26bによって電気的に接続されている。複数の配線26aのうち最も接続部30側に配された配線26aには、接続パッド26cが電気的に接続されている。接続パッド26cは、第二の基板20の接続部30側となる第一の面20aにおいて外部に露出している。これら配線26a、ビア26bおよび接続パッド26cで、第二の信号配線26を構成する。
第二の信号配線26は、不図示の接続配線を介して画像処理回路21に電気的に接続されている。
接続部30の接続電極31は、金、銀、銅、ニッケル、ハンダなどで構成することができる。接続電極31の周囲や、隣合う接続電極31同士の間を絶縁性の樹脂などで充填してもよい。接続電極31は、第一の基板10における信号配線16の接続パッド16c、金属膜17、および、第二の基板20における第二の信号配線26の接続パッド26cと電気的に接続されている。
すなわち、第一の基板10の配線層15および第二の基板20の第二の配線層25が、接続部30に接触している。ボンディングパッド12は、金属膜17を介して接続電極31に電気的に接続されている。このようにして、接続部30を介して第一の基板10と第二の基板20とが積層されている。
次に、以上のように構成された固体撮像装置1を製造する固体撮像装置1の製造方法について説明する。
まず、図2に示すように、光電変換素子11を有する第一の基板10の第一の面10aに、トレンチ(溝部)18を形成する。トレンチ18は、配線層15を貫通するが、デバイス層14を貫通しないように形成する。トレンチ18は、公知のエッチングなどで形成することができる。
次に、図3に示すように、トレンチ18にスパッタリング、蒸着、メッキなどにより銅、ニッケル、金などの導電性材料12bを充填させる。充填させた後の導電性材料12bの露出面を、研磨加工することなどで平坦化させてもよい。トレンチ18内における導電性材料12b上に、導電性材料12bと同様の方法で金属膜17を形成する。
続いて、図4に示すように、画像処理回路21を有する第二の基板20に、接続部30の接続電極31を形成する。
図5に示すように、第一の基板10の第一の面10aと第二の基板20の第一の面20aとを、接続電極31を備えた接続部30で電気的に接続する。より詳しくは、第一の基板10の接続パッド16cと第二の基板20の接続パッド26cとを接続電極31で電気的に接続するとともに、金属膜17と第二の基板20の接続パッド26cとを接続電極31で電気的に接続する。これにより、接続部30を介して第一の基板10と第二の基板20とを積層する。
次に、第一の基板10における第二の面10b側を研磨加工することなどで薄くし(薄化させ)、導電性材料12bを外部に露出させてボンディングパッド12とする。この例では、第一の基板10における第二の面10b側を、基準線Lまで薄化させる。
以上の工程により、図1に示す固体撮像装置1が完成する。このとき、積層方向Dにおいて、ボンディングパッド12の端面12aは、第一の基板10の第二の面10bと同じ位置となる。
本実施形態の固体撮像装置1の製造方法では、第一の基板10を薄化させると同時に、ボンディングパッド12を形成することができるという点に特徴がある。
この後で、ボンディングパッド12の端面12aに、ワイヤボンディングにより不図示の金属ワイヤを接続する。
次に、以上のように構成された固体撮像装置1の作用について説明する。
光電変換素子11に入射した光は、電気信号に変換される。この電気信号は、信号配線16、接続電極31、第二の信号配線26、および不図示の接続配線を介して、画像処理回路21に出力される。
画像処理回路21で適切に処理された電気信号は、第二の信号配線26、接続電極31、金属膜17、およびボンディングパッド12などを介して金属ワイヤに出力される。
従来の積層型の固体撮像装置では、ボンディングパッドは複数の基板をアライメント(位置決め。)して積層、薄化した後で形成される。基板同士のアライメントを行うために、基板の対向面に形成されたアライメントマークを赤外線などを用いて透過して観察する方法や、エッチングによって基板の対向面に形成されたアライメントマークを露出させる方法などが用いられている。
しかしながら、透過して観察する方法では、アライメントマークを直接確認することなくアライメントするため、アライメントの精度が低下する問題がある。一方で、アライメントマークを露出させる方法では、アライメントにおける工程数が増加するといった問題がある。
これに対して、本実施形態の固体撮像装置1、および固体撮像装置1の製造方法によれば、積層方向Dにおいて、ボンディングパッド12の端面12aは第一の基板10の第二の面10bと同じ位置に配置されている。従来の固体撮像装置の貫通開口部の側面には、配線などが露出している場合がある。本実施形態の固体撮像装置1では基板に貫通開口部を形成しないため、ボンディングパッド12に接続した金属ワイヤが貫通開口部の内面で露出した配線に接触することがない。したがって、ボンディングパッド12の端面12aの面積を狭くでき、固体撮像装置1を小型化することができる。
第一の基板10を薄化させた後で第一の基板10に貫通開口部を形成する必要がないため、固体撮像装置1を製造するのに必要な工数を低減させることができる。
ボンディングパッド12は、デバイス層14および配線層15を積層方向Dに貫通するように形成されている。ボンディングパッド12に対して積層方向Dに重なる位置にデバイス層14および配線層15が設けられないため、トレンチ18に導電性材料12bを充填させることで、ボンディングパッド12を容易に形成することができる。
なお、金属ワイヤは一般的に金で形成されるため、ボンディングパッド12の金属膜17とは反対側の端面に、金で形成された薄膜を形成してもよい。このように構成することで、銅で形成されたボンディングパッド12と金属ワイヤとの接続信頼性を高めることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図6から図10を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態の固体撮像装置2は、第1実施形態の固体撮像装置1に対して、ボンディングパッド41が配線層15を貫通していないことと、ボンディングパッド41に金属膜17が形成されていないことのみが異なる。
ボンディングパッド41は、第一の基板の第二の面10bに形成されている。ボンディングパッド41の端面41aは、積層方向Dにおいて、第一の基板10の第二の面10bと同じ位置に配置されている。
ボンディングパッド41は、デバイス層14を積層方向Dに貫通するように形成されている。ボンディングパッド41は、配線層15の信号配線16を介して接続部30の接続電極31に電気的に接続されている。
次に、このように構成された固体撮像装置2を製造する固体撮像装置2の製造方法について説明する。
まず、図7に示すように、光電変換素子11を有するデバイス層14の主面14aに、トレンチ44を形成する。トレンチ44は、デバイス層14を貫通しないように形成する。
次に、図8に示すように、トレンチ44に銅などの導電性材料41bを充填させる。導電性材料41bの外面41cとデバイス層14の主面14aとが面一となるように、研磨加工することが好ましい。
続いて、図9に示すように、デバイス層14の主面14a上に配線層15を形成し、デバイス層14と配線層15とで第一の基板10を構成する。
第1実施形態で図4に示したように、第二の基板20に、接続部30の接続電極31を形成する。
図10に示すように、第一の基板10における第一の面10aと第二の基板20の第一の面20aとを、接続電極31を備えた接続部30で電気的に接続する。
次に、第一の基板10における第二の面10b側を薄くし、導電性材料41bを外部に露出させてボンディングパッド41とする。この例では、第一の基板10における第二の面10b側を、基準線Lまで薄化させる。
以上の工程により、図6に示す固体撮像装置2が完成する。このとき、積層方向Dにおいて、ボンディングパッド41の端面41aは、第一の基板10の第二の面10bと同じ位置となる。
以上説明したように、本実施形態の固体撮像装置2、および固体撮像装置2の製造方法によれば、固体撮像装置2を小型化することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図11を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図11に示すように、本実施形態の撮像装置3は、第1実施形態の固体撮像装置1を備えている。このような撮像装置3の具体的な例としては、例えば、デジタル一眼カメラ、内視鏡、顕微鏡等を挙げることができる。
本撮像装置3は、レンズユニット部100、前述の固体撮像装置1、画像信号処理装置110、記録装置120、カメラ制御装置130、および表示装置140から構成される。
レンズユニット部100は、カメラ制御装置130によってズーム、フォーカス、絞りなどが駆動制御され、被写体の像を固体撮像装置1に結像させる。
固体撮像装置1は、カメラ制御装置130によって駆動・制御される。固体撮像装置1は、レンズユニット部100を介して固体撮像装置1内に入射した被写体からの光を光電変換素子11で電気信号に変換し、入射光量に応じた画像信号を画像信号処理装置110に出力する。
画像信号処理装置110は、固体撮像装置1から入力された画像信号に対して、信号の増幅、画像データへの変換および各種の補正、画像データの圧縮などの処理を行う。画像信号処理装置110は、各処理における画像データの一時記憶手段として図示しないメモリを利用する。
記録装置120は、半導体メモリなどの着脱可能な記録媒体であり、画像データの記録または読み出しを行う。
カメラ制御装置130は、撮像装置3の全体の制御を行う制御装置である。
表示装置140は、固体撮像装置1に結像され、画像信号処理装置110によって処理された画像データ、または記録装置120から読み出された画像データに基づく画像を表示する液晶などの表示装置である。
このように構成された撮像装置3は、被写体の像を画像データとして取得し、取得した画像データを記録装置120に記録したり、表示装置140に表示したりする。
なお、本実施形態の撮像装置3は第1実施形態の固体撮像装置1を備えているとしたが、第2実施形態の固体撮像装置2を備えているとしてもよい。
以上、本発明の第1実施形態から第3実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせなども含まれる。さらに、各実施形態で示した構成のそれぞれを適宜組み合わせて利用できることは、言うまでもない。
たとえば、前記第1実施形態では、積層方向Dにおいて、ボンディングパッド12の端面12aは第一の基板10の第二の面10bと同じ位置に配置されているとした。しかし、図12に示すように、積層方向Dにおいて、端面12aが第二の面10bよりも接続部30から離間するように突出した位置、すなわち第二の面10bよりも接続部30から離間した位置に配置されているように構成してもよい。
端面12aをこのように構成するためには、例えば、第一の基板10の第二の面10b側を薄化させた後で、ボンディングパッド12を残してデバイス層14だけをエッチングするように処理すればよい。
ボンディングパッド12の端面12aをこのように構成することでも、第1実施形態の固体撮像装置1と同様の効果を奏することができる。
これは、前記第2実施形態のボンディングパッド41についても同様である。
また、図13に示すように、第一の基板10の第二の面10b上にボンディングパッド51を形成するとともに、ボンディングパッド51と接続パッド16cとをビア52で電気的に接続してもよい。ビア52は、デバイス層14および配線層15を積層方向Dに貫通するように形成されている。
このように構成しても、ボンディングパッド51に金属ワイヤを容易に接続することができる。
第二の基板20が有する回路は、画像処理回路21であるとした。しかし、第一の基板10の電気信号を処理するための回路であればこれに限定されず、所望の回路を適宜選択して用いることができる。
また、固体撮像装置の製造方法では、第二の基板20に接続部30を形成してから、第一の基板10と第二の基板20とを接続部30で接続した。しかし、第一の基板10に接続部30を形成してから、第一の基板10と第二の基板20とを接続部30で接続してもよい。
ボンディングパッド12を、第一の基板10の配線層15において信号配線16と接続してもよい。
1、2 固体撮像装置
3 撮像装置
10 第一の基板
10a 第一の面
10b 第二の面(一方の面)
11 光電変換素子(光電変換部)
12、41、51 ボンディングパッド(電極部)
12a、41a 端面(露出面)
12b、41b 導電性材料
14 デバイス層(素子層)
15 配線層
16 信号配線
18、44 トレンチ(溝部)
20 第二の基板
21 画像処理回路(回路)
30 接続部
31 接続電極
D 積層方向

Claims (6)

  1. 第一の基板と第二の基板とが、積層され、接続部を介して電気的に接続された固体撮像装置であって、
    前記第一の基板は、
    入射光を電気信号に変換する光電変換部と、
    露出面に信号線が接続され、該信号線を介して外部に電気信号が入力または出力される電極部と、を有し、
    前記第二の基板は、前記第一の基板から出力され、前記接続部を介して入力される電気信号を処理する回路を有し、
    前記電極部は、前記第一の基板における前記接続部とは反対側となる一方の面に形成され、
    前記露出面は、前記第一の基板と前記第二の基板との積層方向において、前記一方の面と同じ位置、または前記一方の面よりも突出した位置に配置されることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第一の基板は、
    前記光電変換部が設けられた素子層と、
    信号配線が形成された配線層と、を有し、
    前記配線層が前記接続部に接触することを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記電極部は、前記素子層および前記配線層を前記積層方向に貫通するように形成され、前記接続部に電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記電極部は、前記素子層を前記積層方向に貫通するように形成され、前記配線層を介して前記接続部に電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  5. 請求項1に記載の固体撮像装置を備えることを特徴とする撮像装置。
  6. 入射光を電気信号に変換する光電変換部を有する第一の基板の第一の面に、溝部を形成する工程と、
    前記溝部に導電性材料を充填させる工程と、
    前記第一の基板から出力される電気信号を処理するための回路を有する第二の基板と、前記第一の基板における前記第一の面とを接続部を介して電気的に接続し、前記第一の基板と前記第二の基板とを積層する工程と、
    前記第一の基板における前記第一の面とは反対の第二の面側を薄くし、前記導電性材料を外部に露出させて電極部とする工程と、
    を備え、
    前記電極部における信号線が接続される露出面は、前記第一の基板と前記第二の基板との積層方向において、前記一方の面と同じ位置または、前記一方の面よりも突出した位置に配置されることを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
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