JP2014154123A - 車両のペダル支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化と支軸の周辺部の品質保持性能向上とを両立させつつ、通常のペダル操作時における耐力を確保することができ、さらには、車両の前面衝突時に確実に操作ペダルを車体から離脱させることができる車両のペダル支持構造を提供することを目的とする。
【解決手段】カウルパネル6に離脱可能に固定され、ブレーキペダル10の支軸11が取り付けられた金属製の第2ブラケット22には、該第2ブラケット22が押圧力方向変換部40の付勢方向に沿って相対変位するように案内される被案内孔22b1、22b2が設けられる一方、ダッシュパネル1に固定された樹脂製の第1ブラケット21には、被嵌合孔22b1、22b2に嵌合可能な案内リブ21d1、21d2が設けられ、車両前側の被嵌合孔22b1、22b2と車両後側の被嵌合孔22b1、22b2との間に支軸11が配置された。
【選択図】図3

Description

この発明は、車室の運転席前方に設けられる操作ペダルを支持するブラケットを備えた車両のペダル支持構造に関する。
車両、特に自動車において車室の運転席前方に設けられる操作ペダル(アクセルペダル、ブレーキペダル及びクラッチペダル)の支持構造として、車室とパワートレインの収容空間(エンジンルーム)とを仕切るダッシュパネルの車室側の面と、ダッシュパネルの上方でウインドシールドを支持するカウルパネルの下面とに固定されたブラケットにより操作ペダルが軸支されるものが知られている(下記特許文献1参照)。
また、特に、ブレーキペダルに関しては、下記特許文献1に開示されているように、車両の前面衝突時に運転者の足部に加わる衝撃を低減するため、車両の前面衝突時に上記収容空間内のパワートレイン等の相対的な後退に伴ってブレーキペダルが後退する時、該ブレーキペダルが車体から離脱するように構成したものが知られている。
ところで、上述したようにブレーキペダルの後退時にこれを車体から離脱させるように構成したペダル支持構造は、従来より板金や鋳造部品等の金属製の部品により構成されるのが一般的とされているが、その一方で、車両の軽量化の要請から、ペダル支持構造の一部を比較的軽量な樹脂製にすることも考えられる。例えば、下記特許文献2には、ブラケット及び操作ペダルを樹脂製にするとともに、これらをユニットとして構成し、該ユニットをダッシュパネルに固定するようにしたものが開示されている。
特開2006−91957号公報 特表2004−518221号公報
しかしながら、本発明者は、ブレーキペダルの後退時にこれを車体側の取付部及びブラケットから離脱させる上記特許文献1のペダル支持構造において、ブラケットを樹脂製にする場合、単にブラケット全体を樹脂に置換するに留まらない検討事項を見出した。
具体的には、ブラケットを樹脂製にすると、ブレーキペダルを支持する支軸の周辺部では、通常のブレーキ操作時の、剛性確保というニーズや、繰り返しのペダル操作に起因する経年変化に対する懸念がある。
また、車両の前面衝突時には、樹脂製、金属製のいずれかに関わらず、ブレーキペダルの挙動を適切にコントロールしてこれを確実に離脱させるように考慮する必要があるが、樹脂材料は金属材料に比べて成形自由度が高いことから、ブレーキペダルが離脱する時の挙動コントロールは、樹脂材料の成型によって実現するほうが、金属材料を加工する場合よりも対応しやすいと考えられる。このため、特に、ブラケットを樹脂材料の成型によって製造する際には、ブレーキペダルが離脱する時の挙動コントロールを考慮した設計が必要となる。
また、通常のブレーキ操作時においては、ペダル操作に伴ってブラケットに加わる車両前方への荷重に対する耐力を発揮させる必要もある。
この発明は、軽量化と支軸の周辺部の品質保持性能向上とを両立させつつ、通常のペダル操作時における耐力を確保することができ、さらには、車両の前面衝突時に確実に操作ペダルを車体から離脱させることができる車両のペダル支持構造を提供することを目的とする。
この発明の車両のペダル支持構造は、車室の運転席前方に設けられる操作ペダルを支持するブラケットを備えた車両のペダル支持構造であって、上記ブラケットは、上記車室とパワートレインを収容する収容空間とを仕切るダッシュパネルに固定された樹脂製の第1ブラケットと、上記ダッシュパネルの上方に設けられたカウルパネルに離脱可能に固定され、上記操作ペダルを揺動可能に軸支する支軸が取り付けられた金属製の第2ブラケットとにより構成され、該第2ブラケットが、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記カウルパネルから離脱することにより、上記第1ブラケットに対して下方に相対変位可能とされるとともに、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記第2ブラケットを上記第1ブラケットに対して下方に付勢する付勢機構が設けられ、上記第2ブラケットには、該第2ブラケットが上記付勢機構の付勢方向に沿って相対変位するように案内される被案内部が設けられ、該被案内部が、上記付勢方向に沿って設けられた複数の被嵌合部により構成される一方、上記第1ブラケットには、上記複数の被嵌合部に嵌合可能な複数のリブにより構成された案内部が設けられ、上記複数の被嵌合部の間には、上記支軸が配置されたものである。
この構成によれば、樹脂製の第1ブラケットにより、ブラケットの軽量化を図ることができる。そして、金属製の第2ブラケットにより、通常のペダル操作時における支軸の周辺部の剛性と、経年変化に対する耐久性とを確保することができる。これにより、支軸の周辺部における品質保持性能を向上させることができる。
そして、第2ブラケットが付勢機構の付勢方向に沿って下方に相対変位するように案内される複数の被嵌合部を第2ブラケットに設ける一方、該被嵌合部に嵌合可能な複数のリブを第1ブラケットに設けたことにより、ダッシュパネルとカウルパネルとに支持されたブラケットにおいて、車両前面衝突時に操作ペダルを下方に変位させることを前提として、ブラケットの一部を樹脂化する際、操作ペダルの下方への挙動コントロールをリブ及び被嵌合部によって確実に行うことができる。このため、車両前面衝突時に操作ペダルを確実に車体から離脱させることができ、操作ペダルを下方に変位させる際の運転者の安全性を確保することができる。
さらに、第1ブラケット、第2ブラケットにそれぞれ複数のリブ、被嵌合部を設け、複数の被嵌合部の間に支軸を配置したことで、通常のペダル操作時における操作ペダルのぐらつきを、複数のリブと被嵌合部との嵌合により抑制することができる。これにより、通常のペダル操作時における耐力を確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記支軸の車両前後方向両側には、該支軸から等距離離間した位置に、上記付勢方向の長さが略同じに設定された上記被案内部が配設されたものである。
この構成によれば、通常のペダル操作時に第2ブラケットに作用する荷重が車両前後方向のいずれかに偏ることを防止できる。これにより、通常のペダル操作時に、第2ブラケットを含むブラケット全体にモーメントが発生することを抑制できる。
この発明の一実施態様においては、上記カウルパネルには、第3ブラケットが固定されるとともに、該第3ブラケットと上記第2ブラケットとが、車両の前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い離脱可能に連結され、上記第2ブラケットは、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記第3ブラケットに対してスライドすることにより該第3ブラケットから離脱し、上記付勢機構により上記第1ブラケットに対して下方に相対変位するものである。
この構成によれば、第2ブラケットが、第3ブラケットを介してカウルパネルに固定されることになる。この場合、第2ブラケットを車体に組付けるにあたり、第2ブラケットを第3ブラケットにサブアッシすることが可能になり、このサブアッシによって第3ブラケットに対する第2ブラケットの相対位置を予め適切に設定することができる。このため、第2ブラケットが第3ブラケットに対してスライドする際の挙動コントロールを適切に行うことができ、ひいては第2ブラケットに軸支された操作ペダルが離脱する時の挙動コントロールを適切に行うことができる。
この発明の一実施態様においては、上記第1ブラケットは、その車幅方向両側において上記ダッシュパネルから車両後方に延びる縦壁部と、該縦壁部の後端を連結する連結部とを有し、上記付勢機構は、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記第2ブラケットに作用する押圧力の方向を下方に変換する押圧力方向変換部により構成され、該押圧力方向変換部は、車体側部材から上記操作ペダルに向かって車両前方かつ下方に延びるロッドと、上記操作ペダルに設けられ、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記ロッドからの荷重を受ける荷重受け部とにより構成されたものである。
この構成によれば、車両前面衝突時にダッシュパネルが変形したときには、荷重受け部がロッドの前端から荷重を受けることによって、第2ブラケットに作用する押圧力の方向を下方に変換することができる。これにより、第2ブラケットを確実に下方に付勢することができる。
そして、上述したロッドと荷重受け部とによって押圧力方向変換部(付勢機構)を構成したことで、第2ブラケットの車両後方に付勢機構を設ける必要がなくなる。このため、縦壁部の後端を連結する連結部を第1ブラケットに設けることができ、この連結部によって、通常のペダル操作時における第1ブラケットの変形を抑制することができる。これにより、通常のペダル操作時におけるリブの変位を抑制でき、その結果、通常のペダル操作時における操作ペダルのぐらつきを抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記付勢機構は、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記第2ブラケットに作用する押圧力の方向を下方に変換する押圧力方向変換部により構成され、該押圧力方向変換部は、上記第2ブラケットの車両後方において上記第3ブラケットに一体に形成された車両後方かつ下方に傾斜する傾斜部により構成されたものである。
この構成によれば、車両前面衝突時にダッシュパネルが変形したときには、第2ブラケットに作用する押圧力の方向を、第2ブラケットの後端と傾斜部との当接によって下方に変換することができる。これにより、第2ブラケットを確実に下方に付勢することができる。
そして、押圧力方向変換部としての傾斜部を第3ブラケットに一体に形成したことで、第2ブラケットを下方に付勢する付勢機構を簡素な構成にすることができる。
この発明によれば、軽量化と支軸の周辺部の品質保持性能向上とを両立させつつ、通常のペダル操作時における耐力を確保することができ、さらには、車両の前面衝突時に確実に操作ペダルを車体から離脱させることができる車両のペダル支持構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両のペダル支持構造を示す側面図。 車両のペダル支持構造の要部を示す側断面図。 車両のペダル支持構造の要部を示す分解斜視図。 (a)は、第1ブラケットを示す底面図、(b)は、第2ブラケットを示す側面図。 ペダルブラットを示す平面図。 車両前面衝突時におけるブレーキペダル及びペダルブラケットの挙動を説明するための説明図。 本発明の他の実施形態に係る車両のペダル支持構造を示す側面図。 本発明の実施形態に係る車両のペダル支持構造を示す側面図。 車両のペダル支持構造の要部を示す分解斜視図。 第1ブラケットを示す底面図。 車両前面衝突時におけるブレーキペダル及びペダルブラケットの挙動を説明するための説明図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明の実施形態に車両Vのペダル支持構造を示す側面図である。図1に示す部材1は、ダッシュパネルであり、このダッシュパネル1により、運転席2が配設された車室3と、エンジンやモータ等からなるパワートレイン4を収容する収容空間5とが仕切られている。
ダッシュパネル1の上方位置には、カウルパネル6が車幅方向に延びて配設されており、図示しないウインドシールドの下端が、このカウルパネル6によって支持されている。このように、ダッシュパネル1の上方位置にカウルパネル6を配設することで、車両Vの前面衝突時には、車両後方に後退するパワートレイン4とカウルパネル6とが接触しないようになっており、これによって、カウルパネル6が車両後方に後退することを防止している。
また、図1において二点鎖線で示す部材7は、運転席2の乗員が乗降する乗降口8を開閉するためのフロントドア(図示せず)を支持するヒンジピラーであり、上述したダッシュパネル1、カウルパネル6の車幅方向両端部、及び筒状をなして車幅方向に延びるインパネメンバ9の車幅方向両端部が左右のヒンジピラー7に接合固定されている。
そして、ダッシュパネル1の後方位置、換言すれば車室3内の運転席2の前方位置には、運転席2の乗員(運転者)によって踏込み操作される操作ペダルとしてのブレーキペダル10が配設されている。このブレーキペダル10は、後述するペダルブラケット20によって、車幅方向に延びる支軸11周りに揺動可能に支持されている。
ブレーキペダル10は、図1〜図3に示すように、ダッシュパネル1の後方位置で、上下方向に延びて配設されている。ブレーキペダル10の下端には運転者が足で踏み操作する踏み面12が設けられ、その上端にはブレーキペダル10を前後方向に揺動可能となるように支持するための支軸11が車幅方向に延びて設けられている。
ブレーキペダル10において、支軸11と踏み面12との中間位置には、図示しないオペレーティングロッドが連結されるロッド連結部13と、ペダルブラケット20側に配設されたブレーキランプスイッチ(図示せず)に当接可能なブレーキランプスイッチ当接部14とが設けられている。
上述したペダルブラケット20は、後述する樹脂製の第1ブラケット21と、金属製の第2ブラケット22及び第3ブラケット23とにより構成され、支軸11は、第2ブラケット22に穿設された支軸挿通孔22a(図2、図3、図4(b)参照)に挿通されることによって、第2ブラケット22に取り付けられている。
第1ブラケット21は、図2、図3、図4(a)、及び図5に示すように、車両前方側に位置する略板状のダッシュパネル固定部21aと、このダッシュパネル固定部21aの車幅方向両側から車両後方に向かって延びる左右一対の縦壁部21b、21bと、左右一対の縦壁部21b、21b間に形成された嵌合孔部21cと、後述する案内リブ21d1、21d2と、縦壁部21b、21bの後端同士を連結する連結部21eとを有し、全体として平面視で略枠状をなしている。
この第1ブラケット21は、ダッシュパネル固定部21aがダッシュパネル1の後面にボルト30により固定されることによって、ダッシュパネル1にいわゆる片持ち状態で締結固定されている。
また、第1ブラケット21において、その嵌合孔部21cの車幅方向両側の各壁面(縦壁部21bの内側の壁面)には、略上下方向に沿って4つの案内リブ21d1、21d1、21d2、21d2が一体形成され、後述する第2ブラケット22の被案内孔(被嵌合部)22b1、22b1、22b2、22b2と嵌合している。
第2ブラケット22は、図2、図3、図4(b)、及び図5に示すように、被案内孔22b1、22b2が穿設された車幅方向両側の側面部22c、22cと、両側面部22c、22cの上部を連結する上面部22dとを有している。そして、側面部22c、22cのうち、車幅方向内側の側面部22cは、車幅方向外側の側面部22cよりも下方に延設され、その下部には、上述したブレーキランプスイッチが、ブレーキランプスイッチ当接部14と対向する位置関係になるように固定される。
また、第2ブラケット22において、その側面部22cの車両前後方向略中央部には、支軸11が挿通される支軸挿通孔22aが穿設されるとともに、その車両前後方向両側には、支軸11から等距離離間した位置に、上下方向の長さが略同じに設定された被案内孔22b1、22b2が穿設されている。側面部22cには、支軸11を挟んで二対の被案内孔22b1、22b2が穿設されており、換言すれば、車両前側の被嵌合孔22b1、22b2と車両後側の被嵌合孔22b1、22b2との間に支軸11が配置されている。本実施形態では、支軸11から離間した側の被案内孔22b1のほうが、支軸11寄りの被案内孔22b2よりも長く設定されている。
そして、被案内孔22b1、22b2の上端は、図3、図5に示すように、上面部22dの車幅方向両端まで延びている。これにより、第2ブラケット22が下方に付勢されたときには、被案内孔22b1、22b2が案内リブ21d1、21d2に対してスライドすることが可能であり、この被案内孔22b1、22b2のスライドによって、第2ブラケット22は、第1ブラケット21に対し付勢方向(ここでは、下方)に沿って相対変位することが可能になっている。そして、この相対変位によって、最終的には、案内リブ21d1、21d2と被案内孔22b1、22b2との嵌合を外すことが可能になっている。
また、第2ブラケット22において、その上面部22dは、水平方向に拡がるように形成されており、その車幅方向の幅は、第1ブラケット21の嵌合孔部21cの車幅方向の幅と略同じに設定される一方、その車両前後方向の幅は、嵌合孔部21cの車両前後方向の幅よりも短く設定されている。
本実施形態では、第2ブラケット22の被案内孔22b1、22b2が第1ブラケット21の案内リブ21d1、21d2に嵌合することによって第2ブラケット22が嵌合孔部21cに嵌合しており、この嵌合孔部21cでの嵌合により第1ブラケット21と第2ブラケット22とが一体化されている。そして、案内リブ21d1、21d2と被案内孔22b1、22b2との嵌合が外れることによって、第2ブラケット22は第1ブラケット21から離脱することが可能になっている。
また、上面部22dの後端近傍には、車両前後方向に延びかつボルト31が挿通される挿通孔22eが穿設されている。この挿通孔22eは、その前側がボルト31と螺合するナット32よりも大きい幅の拡大部22fとされ、その後側がナット32よりも小さい幅の縮小部22gとされている。そして、上面部22dは、挿通孔22eの縮小部22g内にボルト31が挿通されることによって第3ブラケット23に締結固定される。
第3ブラケット23は、ボルト31が挿通される車幅方向中央部の挿通孔23aと、該挿通孔23aの車幅方向両側にてボルト33、33が挿通されるカウルパネル固定部23b、23bとを有し、平面視で略帯状をなしている。
この第3ブラケット23は、車幅方向両端部のカウルパネル固定部23b、23bがカウルパネル6の下面にボルト33により固定されることによって、カウルパネル6に締結固定されている。
このように、カウルパネル6に第3ブラケット23が締結固定され、かつこの第3ブラケット23に第2ブラケット22が締結固定されることで、第2ブラケット22が第3ブラケット23を介してカウルパネル6に固定されている。
ここで、第2ブラケット22は、ボルト31、ナット32によって、第3ブラケット23に締結固定されるが、車両Vの前面衝突時の所定値以上の荷重によってダッシュパネル1が変形し、第1ブラケット21及び第2ブラケット22が車両後方に後退したときには、ボルト31が挿通孔22e内を相対的に前方に移動することが可能になっている。そして、このボルト31が拡大部22f内に位置し、ナット32が拡大部22fに到達することによって、第2ブラケット22と第3ブラケット23との連結状態が解除されるようになっている。つまり、第3ブラケット23には、第2ブラケット22が、車両Vの前面衝突時のダッシュパネル1の変形に伴い離脱可能に連結されている。
また、図1〜図3に示すように、車体側部材としてのインパネメンバ9から車両前方のブレーキペダル10に向かって車両前方かつ下方に延びるロッド41が設けられるとともに、ブレーキペダル10の上部には、ロッド41の前端を覆う荷重受け部42が設けられている。
ロッド41は、その後端がインパネメンバ9の前部に固定されており、該インパネメンバ9によって片持ち支持された状態で設けられている。一方、荷重受け部42は、その車幅方向一方側がブレーキペダル10の壁面に固定されており、該ブレーキペダル10によって片持ち支持された状態で設けられている。
また、荷重受け部42は、側面視で略コ字状をなし、ロッド41の前端から所定距離離間した位置でその上方、下方、及び車両前方を覆うように配設されている。
荷重受け部42は、上述のようにロッド41の前端から所定距離離間した位置でその上方、下方、及び車両前方を覆うように配設されることで、車両Vの前面衝突時に第1ブラケット21及び第2ブラケット22が車両後方に後退したときには、ロッド41の前端に当接するようになっており、荷重受け部42がロッド41と当接したときには、荷重受け部42がロッド41からの荷重を受けるようになっている。そして、荷重受け部42がロッド41から荷重を受けたときには、ロッド41が車両前方かつ下方に延びていることによって、ブレーキペダル10及び第2ブラケット22が下方に押圧されるようになっている。
ところで、本実施形態に係るブレーキペダル10及びペダルブラケット20を車体に組付ける際には、先ず、ブレーキペダル10が組付けられた支軸11を支軸挿通孔22aに挿通することにより、ブレーキペダル10を第2ブラケット22にサブアッシしておく。
一方、所定の形状をなす金型を用いて、第1ブラケット21を別途射出成形しておく。そして、ブレーキペダル10がサブアッシされた第2ブラケット22を第1ブラケット21の嵌合孔部21cに挿入して、第1ブラケット21と第2ブラケット22とを圧入嵌合させる。このとき、案内リブ21d1、21d2をそれぞれ対応する被案内孔22b1、22b2に挿入することにより、両者が嵌合し、第1ブラケット21と第2ブラケット22とが一体化される。
次に、第1ブラケット21と一体化した第2ブラケット22を、ボルト31、ナット32により第3ブラケット23に締結固定することで、第2ブラケット22を第3ブラケット23にサブアッシする。そして、第2ブラケット22がサブアッシされた第3ブラケット23をボルト33によりカウルパネル6の下面に締結固定するとともに、第1ブラケット21のダッシュパネル固定部21aをボルト30によりダッシュパネル1の後面30に締結固定することで、ブレーキペダル10及びペダルブラケット20を車体に組付ける。
次に、図6を参照して、車両Vの前面衝突時におけるブレーキペダル10及びペダルブラケット20の挙動について説明する。
車両Vが前面衝突すると、先ず、収容空間5内のパワートレイン4が車両後方に後退する。そして、パワートレイン4の車両後方に位置するダッシュパネル1に所定値以上の荷重が作用してこれが変形することにより、第1ブラケット21及び第2ブラケット22が車両後方に後退する。
一方、第3ブラケット23は、ダッシュパネル1の上方に配設されたカウルパネル6に締結固定されているため、パワートレイン4が後退したとしても、その位置は略変化しない。このため、第1ブラケット21及び第2ブラケット22と、第3ブラケット23との間には相対変位が生じることになる。第2ブラケット22は、図6(a)に示すように第3ブラケットに対して車両後方にスライドするようになっている。
このように、第2ブラケット22がスライドすることによって、ボルト31は、挿通孔22e内を相対的に車両前方に移動する。そして、ボルト31が拡大部22f内に位置し、ナット32が拡大部22fに到達することによって、第2ブラケット22と第3ブラケット23との連結状態が解除される。
このとき、ブレーキペダル10に設けられた荷重受け部42は、車両後方に変位するが、ロッド41は、車体側部材としてのインパネメンバ9に固定されていることにより、パワートレイン4が後退したとしても、その位置は略変化しない。これにより、ロッド41と荷重受け部42との間には相対変位が生じることになり、これによって、荷重受け部42が、図6(a)に示すようにロッド41の前端に当接する。そして、荷重受け部42がロッド41から荷重を受けることによって、ブレーキペダル10及び第2ブラケット22が下方に押圧される。
つまり、車両前方かつ下方に延びるロッド41及び該ロッド41から荷重を受ける荷重受け部42により、第2ブラケットに作用する押圧力の方向が下方に変換され、この下方への押圧力により、第2ブラケット22は、第1ブラケット21に対して下方に付勢される。本実施形態では、上述したロッド41及び荷重受け部42により、第2ブラケット22に作用する押圧力の方向を下方に変換する押圧力方向変換部40が構成され、この押圧力方向変換部40が、第2ブラケット22を第1ブラケット21に対して下方に付勢する付勢機構として機能する。
第2ブラケット22は、上述したように下方に付勢されることで、第3ブラケット23から完全に離脱し、第1ブラケット21に対して下方に相対変位することが可能になる。このようにして、第2ブラケット22の相対変位が可能になると、第2ブラケット22は、被案内孔22b1、22b2に嵌合する案内リブ21d1、21d2により、押圧力方向変換部40の付勢方向に沿って下方に相対変位するように案内される。
ここで、案内リブ21d1、21d2と被案内孔22b1、22b2との嵌合は、第2ブラケット22が下方に相対変位することによって外れ、その結果、第2ブラケット22は、図6(b)に示すように第1ブラケット21(嵌合孔部21c)から離脱する。本実施形態では、第2ブラケット22を第1ブラケット21から離脱させることによって、ブレーキペダル10を車体から離脱させることができるようになっている。
本実施形態では、樹脂製の第1ブラケット21により、ペダルブラケット20の軽量化を図ることができる。そして、金属製の第2ブラケット22により、通常のブレーキ操作時における支軸11の周辺部の剛性と、経年変化に対する耐久性とを確保することができる。これにより、支軸11の周辺部における品質保持性能を向上させることができる。
そして、第2ブラケット22が押圧力方向変換部40の付勢方向に沿って下方に相対変位するように案内される被案内孔22b1、22b2を第2ブラケット22に穿設する一方、被案内孔22b1、22b2に嵌合可能な複数の案内リブ21dを第1ブラケット21に設けたことにより、ダッシュパネル1とカウルパネル6とに支持されたペダルブラケット20において、車両Vの前面衝突時にブレーキペダル10を下方に変位させることを前提として、ペダルブラケット20の一部を樹脂化する際、ブレーキペダル10の下方への挙動コントロールを案内リブ21d1、21d2及び被案内孔22b1、22b2によって確実に行うことができる。このため、車両Vの前面衝突時にブレーキペダル10を確実に車体から離脱させることができ、ブレーキペダル10を下方に変位させる際の運転者の安全性を確保することができる。
さらに、第1ブラケット21、第2ブラケット22にそれぞれ複数の案内リブ21d1、21d2、被案内孔22b1、22b2を設け、車両前側の被嵌合孔22b1、22b2と車両後側の被嵌合孔22b1、22b2との間に支軸11を配置したことで、通常のブレーキ操作時におけるブレーキペダル10のぐらつきを、複数の案内リブ21d1、21d2と被案内孔22b1、22b2との嵌合により抑制することができる。これにより、通常のブレーキ操作時における耐力を確保することができる。
また、支軸11の車両前後方向両側において、該支軸11から等距離離間した位置に、上記付勢方向の長さが略同じに設定された被案内孔22b1、22b1及び被案内孔22b2、22b2を穿設したことで、通常のブレーキ操作時に第2ブラケット22に作用する荷重が車両前後方向のいずれかに偏ることを防止できる。これにより、通常のブレーキ操作時に、第2ブラケット22を含むペダルブラケット20全体にモーメントが発生することを抑制できる。
また、カウルパネル6に第3ブラケット23を固定し、さらに、この第3ブラケットに対して第2ブラケット22を連結することで、第2ブラケット22は、第3ブラケット23を介してカウルパネル6に固定されることになる。この場合、第2ブラケット22を車体に組付けるにあたり、第2ブラケット22を第3ブラケット23にサブアッシすることが可能になり、このサブアッシによって第3ブラケット23に対する第2ブラケット22の相対位置を予め適切に設定することができる。このため、第2ブラケット22が第3ブラケット23に対してスライドする際の挙動コントロールを適切に行うことができ、ひいては第2ブラケット22に軸支されたブレーキペダル10が離脱する時の挙動コントロールを適切に行うことができる。
また、インパネメンバ9からブレーキペダル10に向かって車両前方かつ下方に延びるロッド41と、車両Vの前面衝突時のダッシュパネル1の変形に伴いロッド41からの荷重を受ける荷重受け部42とにより押圧力方向変換部40を構成したことで、車両Vの前面衝突時にダッシュパネル1が変形したときには、荷重受け部42がロッド41の前端から荷重を受けることによって、第2ブラケット22に作用する押圧力の方向を下方に変換することができる。これにより、第2ブラケット22を確実に下方に付勢することができる。
そして、上述したロッド41と荷重受け部42とによって押圧力方向変換部40(付勢機構)を構成したことで、第2ブラケット22の車両後方に付勢機構を設ける必要がなくなる。このため、縦壁部21bの後端を連結する連結部21eを第1ブラケット21に設けることができ、この連結部21eによって、通常のブレーキ操作時における第1ブラケット21の変形を抑制することができる。これにより、通常のブレーキ操作時における案内リブ21d1、21d2の変位を抑制でき、その結果、通常のブレーキ操作時におけるブレーキペダル10のぐらつきを抑制することができる。
図7〜図11は、本発明に係る車両のペダル支持構造の他の実施形態を示している。なお、図7〜図11において、図1〜図6に示す先の実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図7〜図9に示すように、先の実施形態で示した押圧力方向変換部40を備えていない構成となっている。そして、図8、図9に示すように、第3ブラケット23が、先の実施形態と同様、挿通孔23aとカウルパネル固定部23b、23bとを有するとともに、挿通孔23aが穿設された車幅方向中央部から車両後方かつ下方に傾斜するように延びる傾斜部23cを有しており、平面視で略T字状をなしている。
そして、第2ブラケット22が第3ブラケット23を介してカウルパネル6に固定された状態では、上述した第3ブラケット23の傾斜部23cが、第2ブラケット22の上面部22dの後端の車両後方に位置している。
また、本実施形態に係る第1ブラケット21には、図8〜図10に示すように、先の実施形態で示した連結部21eが設けられておらず、第1ブラケット21は、左右一対の縦壁部21b、21b間において、車両後方側が開放されるように形成された嵌合凹部21fを有し、全体として平面視で略コ字状をなしている。
次に、図11を参照して、車両Vの前面衝突時におけるブレーキペダル10及びペダルブラケット20の挙動について説明する。
車両Vが前面衝突すると、パワートレイン4の後退に起因するダッシュパネル1の変形により、先の実施形態と同様、第1ブラケット21及び第2ブラケット22が車両後方に後退する。そして、第2ブラケット22が、第3ブラケットに対して車両後方にスライドして、第2ブラケット22と第3ブラケット23との連結状態が解除される。
また、上述のように第2ブラケット22がスライドすることによって、上面部22dの後端が、図11(a)に示すように第3ブラケット23の傾斜部23cに当接する。これにより、第2ブラケットに作用する押圧力の方向が、車両後方かつ下方に傾斜する傾斜部23cとの当接により下方に変換され、この下方への押圧力により、第2ブラケット22は、第1ブラケット21に対して下方に付勢される。本実施形態では、この傾斜部23cが、第2ブラケット22に作用する押圧力の方向を下方に変換する押圧力方向変換部として機能するとともに、第2ブラケット22を第1ブラケット21に対して下方に付勢する付勢機構として機能する。
第2ブラケット22は、上述したように下方に付勢されることで、第3ブラケット23から完全に離脱し、被案内孔22b1、22b2に嵌合する案内リブ21d1、21d2により、傾斜部23cの付勢方向に沿って下方に相対変位するように案内される。そして、第2ブラケット22が、先の実施形態と同様、図11(b)に示すように第1ブラケット21(嵌合凹部21f)から離脱することによって、ブレーキペダル10が車体から離脱する。
本実施形態では、第2ブラケット22の車両後方に配設された、車両後方かつ下方に傾斜する傾斜部23cにより押圧力方向変換部を構成したことで、車両Vの前面衝突時にダッシュパネル1が変形したときには、第2ブラケット22に作用する押圧力の方向を、第2ブラケット22の後端と傾斜部23cとの当接によって下方に変換することができる。これにより、第2ブラケット22を確実に下方に付勢することができる。
そして、押圧力方向変換部としての傾斜部23cを第3ブラケット23に一体に形成したことで、第2ブラケット22を下方に付勢する付勢機構を簡素な構成にすることができる。
ところで、上述した各実施形態では、被案内孔22b1、22b2及び案内リブ21d1、21d2を、支軸11を挟んで二対設けることとしたが、さらに多くの被案内孔22b1、22b2、…及び案内リブ21d1、21d2、…を設けてもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の操作ペダルは、ブレーキペダル10に対応し、
以下同様に、
付勢機構は、傾斜部23c、押圧力方向変換部40に対応し、
被案内部及び被嵌合部は、被案内孔22b1、22b2に対応し、
案内部は、案内リブ21d1、21d2に対応し、
車体側部材は、インパネメンバ9に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、操作ペダルは、ブレーキペダル10であることに必ずしも限定されず、アクセルペダルやクラッチペダルであってもよい。
また、被案内部、被嵌合部を被案内孔22b1、22b2で構成することに必ずしも限定されず、案内リブ21d1、21d2と嵌合可能であれば、被嵌合部を溝部で構成してもよい。
1…ダッシュパネル
2…運転席
3…車室
4…パワートレイン
5…収容空間
6…カウルパネル
9…インパネメンバ
10…ブレーキペダル
11…支軸
20…ペダルブラケット
21…第1ブラケット
21b…縦壁部
21d1、21d2…案内リブ
21e…連結部
22…第2ブラケット
22b1、22b2…被案内孔
23…第3ブラケット
23c…傾斜部
40…押圧力方向変換部
41…ロッド
42…荷重受け部

Claims (5)

  1. 車室の運転席前方に設けられる操作ペダルを支持するブラケットを備えた車両のペダル支持構造であって、
    上記ブラケットは、上記車室とパワートレインを収容する収容空間とを仕切るダッシュパネルに固定された樹脂製の第1ブラケットと、
    上記ダッシュパネルの上方に設けられたカウルパネルに離脱可能に固定され、上記操作ペダルを揺動可能に軸支する支軸が取り付けられた金属製の第2ブラケットとにより構成され、
    該第2ブラケットが、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記カウルパネルから離脱することにより、上記第1ブラケットに対して下方に相対変位可能とされるとともに、
    車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記第2ブラケットを上記第1ブラケットに対して下方に付勢する付勢機構が設けられ、
    上記第2ブラケットには、該第2ブラケットが上記付勢機構の付勢方向に沿って相対変位するように案内される被案内部が設けられ、
    該被案内部が、上記付勢方向に沿って設けられた複数の被嵌合部により構成される一方、
    上記第1ブラケットには、上記複数の被嵌合部に嵌合可能な複数のリブにより構成された案内部が設けられ、
    上記複数の被嵌合部の間には、上記支軸が配置された
    車両のペダル支持構造。
  2. 上記支軸の車両前後方向両側には、該支軸から等距離離間した位置に、上記付勢方向の長さが略同じに設定された上記被案内部が配設された
    請求項1記載の車両のペダル支持構造。
  3. 上記カウルパネルには、第3ブラケットが固定されるとともに、
    該第3ブラケットと上記第2ブラケットとが、車両の前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い離脱可能に連結され、
    上記第2ブラケットは、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記第3ブラケットに対してスライドすることにより該第3ブラケットから離脱し、上記付勢機構により上記第1ブラケットに対して下方に相対変位する
    請求項1または2記載の車両のペダル支持構造。
  4. 上記第1ブラケットは、その車幅方向両側において上記ダッシュパネルから車両後方に延びる縦壁部と、
    該縦壁部の後端を連結する連結部とを有し、
    上記付勢機構は、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記第2ブラケットに作用する押圧力の方向を下方に変換する押圧力方向変換部により構成され、
    該押圧力方向変換部は、車体側部材から上記操作ペダルに向かって車両前方かつ下方に延びるロッドと、
    上記操作ペダルに設けられ、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記ロッドからの荷重を受ける荷重受け部とにより構成された
    請求項3記載の車両のペダル支持構造。
  5. 上記付勢機構は、車両前面衝突時の上記ダッシュパネルの変形に伴い上記第2ブラケットに作用する押圧力の方向を下方に変換する押圧力方向変換部により構成され、
    該押圧力方向変換部は、上記第2ブラケットの車両後方において上記第3ブラケットに一体に形成された車両後方かつ下方に傾斜する傾斜部により構成された
    請求項3記載の車両のペダル支持構造。
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