JP2014152964A - 乾燥装置、液状体付与乾燥装置、および乾燥方法 - Google Patents

乾燥装置、液状体付与乾燥装置、および乾燥方法 Download PDF

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Toshimitsu Funayoshi
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Abstract

【課題】乾燥装置の省スペース化を図りつつ、乾燥効率を向上させる。
【解決手段】乾燥装置は、固形分が溶媒に溶解または分散された液状体が付与された長尺帯状の基材の乾燥装置であって、外周面に巻回された基材を加熱しつつ回転することにより外周面上の搬送経路に沿って基材を搬送する加熱ローラと、加熱ローラの外周面に沿って湾曲する凹面を備え、当該凹面と加熱ローラの外周面との間に搬送経路に沿って連続する流路空間が形成されるように配置されたカバー部材と、流路空間内に設けられ、基材が加熱ローラによって加熱されつつ搬送されることにより基材上の液状体から発生した蒸気が搬送経路に沿って流路空間を流れる蒸気流を流路空間内で乱す蒸気流擾乱部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、液状体が付与された基材を乾燥する乾燥技術に関する。
近年、印刷に使用されるインクとしては、環境に配慮した揮発性の低い溶媒を用いたインクや水性インクの使用が増加している。これらの水性インク等は乾燥が遅いため、記録紙上に供給するインクの濃度を高くすることが出来ないといった問題や、記録紙を搬送するローラ等に付着したインクによる印刷不良が発生するといった問題がある。
インクが付着した記録紙を効率よく乾燥できる技術として、内部にランプなどの加熱機構を内蔵した加熱ローラの外周面にインクを付与した記録紙を巻回して、加熱ローラにより記録紙を加熱しつつ搬送することによってインクを乾燥させる装置が知られている。このような乾燥装置は、通常、加熱ローラの外周面との間に気流の流路を形成するカバー部材も備えている。
加熱ローラを用いる乾燥装置の乾燥効率をさらに向上する手法として、特許文献1には、記録紙を加熱ローラに巻回させて記録紙の印刷裏面から伝導伝熱乾燥を行うとともに、加熱ローラの外側から温風乾燥機構によって記録紙の印刷表面に温風を吹き付けて対流伝熱乾燥を行う乾燥装置を備えた印刷装置が示されている。
特開2012−76227号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、記録用紙の印刷表面に温風を吹き付ける温風乾燥機構を設けるための大きなスペースが乾燥ユニット内に必要となる一方、小型化の要請により加熱ローラの外側に温風乾燥機構を備えるための十分なスペースを確保することが困難である場合も多い。このため、加熱ローラを用いる乾燥装置においては、特許文献1の技術によって乾燥効率を向上させることは容易ではないといった問題がある。
そしてこれは、インクが付与された記録紙の加熱ローラによる乾燥処理に限らず、固形分が溶媒(より正確には、溶媒または分散媒)に溶解または分散された液状体が付与された長尺帯状の基材を加熱ローラによって乾燥する処理一般に生じる問題である。
本発明は、こうした問題を解決するためになされたもので、固形分が溶媒に溶解または分散された液状体が付与された長尺帯状の基材を加熱ローラによって乾燥する乾燥処理において、乾燥装置の省スペース化を図りつつ、乾燥効率を向上できる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、第1の態様に係る乾燥装置は、固形分が溶媒に溶解または分散された液状体が付与された長尺帯状の基材の乾燥装置であって、外周面に巻回された前記基材を加熱しつつ回転することにより前記外周面上の搬送経路に沿って前記基材を搬送する加熱ローラと、前記加熱ローラの外周面に沿って湾曲する凹面を備え、前記凹面と前記加熱ローラの外周面との間に前記搬送経路に沿って連続する流路空間が形成されるように配置されたカバー部材と、前記流路空間内に設けられ、前記基材が前記加熱ローラによって加熱されつつ搬送されることにより前記基材上の前記液状体から発生した蒸気が前記搬送経路に沿って前記流路空間を流れる蒸気流を前記流路空間内で乱す蒸気流擾乱部とを備える。
第2の態様に係る乾燥装置は、第1の態様に係る乾燥装置であって、前記蒸気流擾乱部は、前記蒸気流の濃度境界層の流れを乱す擾乱構造体を備える。
第3の態様に係る乾燥装置は、第2の態様に係る乾燥装置であって、前記擾乱構造体は、前記流路空間の前記搬送経路に直交する断面の一部に存在して、前記蒸気流の前記濃度境界層の流れを阻害して前記蒸気流を乱す気流障害構造を備える。
第4の態様に係る乾燥装置は、第3の態様に係る乾燥装置であって、前記気流障害構造は、前記カバー部材から前記流路空間内に突設された柱状部と、前記柱状部によって前記流路空間内に支持され、前記加熱ローラの外周面に沿って前記蒸気流の前記濃度境界層の流れ方向と交差する方向に延在する端縁を備えた扁平頭部とを備える。
第5の態様に係る乾燥装置は、第2から第4の何れか1つの態様に係る乾燥装置であって、前記加熱ローラの外周面に対向する吹き出し口を備え、前記カバー部材の外側空間の雰囲気を吸引して前記吹き出し口から前記流路空間に導入する吸気機構と、前記吹き出し口の下流側に前記外周面に対向する吸い込み口を備え、前記吸い込み口から前記流路空間内の気体を吸引して前記外側空間に排出する排気機構とをさらに備える。
第6の態様に係る乾燥装置は、第5の態様に係る乾燥装置であって、前記蒸気流擾乱部が、前記流路空間における前記吹き出し口と前記吸い込み口との間の部分のうち前記吸い込み口により近い部分において前記蒸気流を乱す。
第7の態様に係る乾燥装置は、第2から第6の何れか1つの態様に係る乾燥装置であって、前記蒸気流擾乱部は、前記前記カバー部材の前記凹面と一体に形成されている。
第8の態様に係る乾燥装置は、第2から第6の何れか1つの態様に係る乾燥装置であって、前記蒸気流擾乱部は、前記カバー部材と別体に形成され、前記カバー部材の前記凹面に取り付けられている。
第9の態様に係る液状体付与乾燥装置は、第1から第8の何れか1つの態様に係る乾燥装置と、前記乾燥装置の前記搬送経路を含む処理経路に沿って前記基材を搬送する搬送部と、前記処理経路において前記乾燥装置の上流側に設けられ、前記液状体を前記基材に付与する付与部とを備える。
第10の態様に係る乾燥方法は、固形分が溶媒に溶解または分散された液状体が表面に付与された長尺帯状の基材を乾燥装置によって乾燥させる乾燥方法であって、前記乾燥装置は、外周面に巻回された前記基材を加熱しつつ回転することにより前記外周面上の搬送経路に沿って前記基材を搬送する加熱ローラと、前記加熱ローラの外周面に沿って湾曲する凹面を備え、前記凹面と前記加熱ローラの外周面との間に前記搬送経路に沿って連続する流路空間が形成されるように配置されたカバー部材とを備え、当該乾燥方法は、前記加熱ローラによって前記基材を加熱しつつ前記搬送経路に沿って搬送する加熱搬送ステップと、前記加熱搬送ステップと並行して、前記液状体から発生した蒸気が前記搬送経路に沿って前記流路空間を流れている蒸気流を前記流路空間内で乱す蒸気流擾乱ステップとを備える。
第1から第10の何れの態様に係る発明によっても、乾燥装置の加熱ローラとカバー部材との間に流路空間が形成されている。そして、加熱ローラによって加熱されつつ基材が搬送されることにより基材上の液状体から発生した蒸気が流路空間を流れる蒸気流が、流路空間内で乱されるので、流路空間に蒸気が拡散される。これにより、基材からの蒸気の発生が促進されて乾燥効率が改善される。また、流路空間において蒸気流を乱す構成は、多大なスペースを要することなく実現できるため、乾燥装置の省スペース化を図ることもできる。
実施形態に係る液状体付与乾燥装置の概略構成の一例を示す図である。 図1の乾燥装置付近の概略構成を示す図である。 図2の蒸気流擾乱部付近の概略構成の一例を示す図である。 図3の蒸気流擾乱部付近の断面図である。 図3の蒸気流擾乱部付近の下面図である。 蒸気流擾乱部と一体に形成された蒸気流擾乱部の一例を示す断面図である。 蒸気流擾乱部と別体に形成された蒸気流擾乱部の一例を示す断面図である。 気流障害構造の一例を示す側面図である。 図8の気流障害構造の下面図である。 蒸気流擾乱部の他の一例を示す正面図である。 蒸気流擾乱部の他の一例を示す正面図である。 蒸気流擾乱部の他の一例を示す正面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面では同様な構成および機能を有する部分に同じ符号が付され、下記説明では重複説明が省略される。また、各図面は模式的に示されたものである。なお、各図面には方向の説明のために、直交するXYZの3軸が付されている。X軸は鉛直方向に沿った軸であり、Y軸、Z軸は水平方向に沿った軸である。
<実施形態について>
<液状体付与乾燥装置>
図1は、実施形態に係る液状体付与乾燥装置400の概略構成の一例を示す図である。図2は、図1の乾燥装置200付近の概略構成を示す図である。この液状体付与乾燥装置400は、長尺帯状の基材91に対して液状体99を供給して付与し、液状体99が付与された基材91の乾燥を行う。
基材91としては、例えば、オフセット印刷用連続紙、インクジェット印刷用連続紙、などが想定される。基材91として、例えば、樹脂その他の紙以外の材料が長尺帯状に形成されたものが採用されてもよい。また、液状体99は、固形分が溶媒(より正確には、溶媒または分散媒)に溶解または分散された液状体である。溶媒としては、例えば、水、またはアルコールなどの有機材料などの液体が想定される。そして、液状体99としては、例えば、水性染料インク、水性顔料インク等の水性インク、大豆油インクなどの揮発性の低い油性インクなどが想定される。液状体99として、例えば、基材上に塗布されて乾燥されることによりアンカーコート用のコート層を形成する塗布液その他のインク以外の液状体が採用されてもよい。
この液状体付与乾燥装置400は、例えば、基材91に液状体99を付与する液状体付与部4、加熱ローラ21を備えた乾燥装置200、および基材91を破線の矢印で示される処理経路L1に沿って搬送する搬送部3などを主に備えて構成される。液状体付与部4と、乾燥装置200とは、処理経路L1の上流側と下流側とにそれぞれ配置されている。
搬送部3は、搬送ローラ1、2と、搬送ローラ1、2を矢印R1(R2)の方向に回転駆動するモータなどの不図示のアクチュエータを備えている。搬送部3は、搬送ローラ1(2)を矢印R1(R2)の方向に回転させることにより、基材91を処理経路L1に沿って液状体付与部4、および乾燥装置200に対して相対的に移動させる。また、搬送部3は、各搬送ローラ6を含む複数(図示11個)の搬送ローラも備えている。当該複数の搬送ローラは、処理経路L1に沿って搬送ローラ1、2の間にそれぞれ配設されている。
基材91は、その一端が搬送ローラ1に巻き付けられて固定されるとともに、他端が搬送ローラ2に巻き付けられて固定されている。そして、基材91は、処理経路L1に沿って各搬送ローラ6を含む複数の搬送ローラに当接しつつ、搬送ローラ1から搬送ローラ2に亙って張架されている。基材91は、搬送ローラ1が矢印R1方向に回転することにより搬送ローラ1から送り出されたのち、搬送ローラ2の矢印R2方向への回転によって搬送ローラ2に巻き取られる。これにより、基材91は、処理経路L1に沿って搬送される。
また、乾燥装置200の加熱ローラ21の外周面は、処理経路L1に沿って張架された基材91に当接している。そして、基材91が加熱ローラ21の外周面に巻き回された状態で、加熱ローラ21が搬送ローラ1、2の回転に同期して矢印R3方向に回転する。これにより、基材91は、処理経路L1に含まれる加熱ローラ21の外周面上の搬送経路L2に沿って処理経路L1の下流側(搬送ローラ2側)に搬送される。
液状体付与部4は、インクジェットヘッドやコーターなどの液状体供給機構を主に備えて構成されている。液状体付与部4は、基材91に対して破線の矢印で示される処理経路L1の上流側に相対的に移動しつつ、インクジェット方式によって液状体99を基材91に吐出することや、コーターなどによって液状体99を基材91に塗布することなどにより、基材91に液状体99を供給して付与する。液状体99は、基材91の表面の一部のみに付与されても良いし、基材91の表面の全域に亘って膜状に付与されても良い。
<乾燥装置>
乾燥装置200は、加熱ローラ21と、カバー部材31と、蒸気流擾乱部51と、吸気機構81と、排気機構85とを主に備えて構成されている。
加熱ローラ21は、金属等により円筒状に形成されており、その外周面22を加熱可能なハロゲンランプなどのヒーター25を中心部分に備えている。加熱ローラ21は、ヒーター25によって外周面22を加熱することにより外周面22に巻回された基材91を加熱しつつ矢印R3方向に回転する。これにより加熱ローラ21は、外周面22上の搬送経路L2に沿って基材91を搬送する。
カバー部材31は、金属等により形成された割りリング状の部材であり、加熱ローラ21の外周面22のうち搬送経路L2部分の少なくとも一部を覆っている。カバー部材31は、加熱ローラ21の外周面22に沿って湾曲する凹面32を備え、凹面32と外周面22との間に搬送経路L2に沿って連続する流路空間41が形成されるように配置されている。凹面32の反対側に形成された外面33は、カバー部材31の外側空間42に面している。加熱ローラ21の径方向における流路空間41の幅(厚さ)は、例えば、20mm程度に設定され、加熱ローラ21の周方向に亘って略均一な厚さであることが好ましい。
吸気機構81は、カバー部材31の外面33から外側空間42に突設された構造体であり、外側空間42と流路空間41とを連通する貫通孔83が内部に形成されている。貫通孔83には、吸気ファン84が設けられている。吸気機構81は、吸気ファン84を駆動して貫通孔83の外側空間42側の開口からカバー部材31の外側空間42の雰囲気を吸引し、当該雰囲気を吹き出し口82から流路空間41に導入する。吹き出し口82は、加熱ローラ21の外周面22に対向する貫通孔83の開口である。
排気機構85は、カバー部材31の搬送経路L2の下流側の端部において外側空間42に突設された構造体である。すなわち、排気機構85は、吸気機構81に対して搬送経路L2の下流側に設けられており、外側空間42と流路空間41とを連通する貫通孔87が内部に形成されている。貫通孔87には、排気ファン88が設けられている。排気機構85は、排気ファン88を駆動して貫通孔87における吸い込み口86から流路空間41内の気体を吸引し、吸引した気体を外側空間42に排出する。吸い込み口86は、加熱ローラ21の外周面22に対向する貫通孔87の開口であり、吹き出し口82の下流側に設けられている。なお、吸気機構81および排気機構85が設けられないとしても、加熱ローラ21の回転によって流路空間41に蒸気流101が生じるので、本発明の有用性を損なうものではない。
図3は、図2の蒸気流擾乱部51付近の概略構成の一例を示す図である。図4は、図3の蒸気流擾乱部51付近の断面図である。図5は、図3の蒸気流擾乱部51付近の下面図である。
基材91が加熱ローラ21によって加熱されつつ搬送経路L2に沿って搬送されることによって、基材91上に付着した液状体99からは蒸気が発生し、当該蒸気は、蒸気流101として搬送経路L2に沿って矢印110方向に流路空間41を流れる。流路空間41のうち外周面22側の空間には、層流の状態で流れる蒸気流101の層である濃度境界層103が形成される。濃度境界層103における蒸気の濃度は、濃度境界層103の外側よりも高く、例えば、100%近い湿度の蒸気濃度になる。濃度境界層103の厚さ(「蒸気層厚み」)h1は、外周面22から10mm〜12mm程となる。乾燥装置200は、流路空間41内に蒸気流101を拡散させて、外周面22に当接した基材91からの液状体99の蒸発を促進させて、基材91の乾燥効率を向上させるために、流路空間41内に蒸気流擾乱部51を備えている。
蒸気流擾乱部51は、蒸気流101を流路空間41内で乱す擾乱構造体53を備えている。より詳細には、擾乱構造体53は、蒸気流101の濃度境界層103の流れを乱す構造体である。擾乱構造体53は、カバー部材31の凹面32から流路空間41内に突設された、例えば、柱状の気流障害構造55を複数備えている。外周面22から気流障害構造55の先端までの高さh2は、濃度境界層103の厚さh1よりも低いため気流障害構造55の先端は、濃度境界層103の内部に入り込む。これにより、気流障害構造55は、蒸気流101の濃度境界層103の流れを阻害して蒸気流101を乱す。濃度境界層103の流れが、気流障害構造55にぶつかることによって渦105が発生し、整った濃度境界層103の流れが乱れる。これにより、蒸気流101が流路空間41内に拡散するために、基材91からの液状体99の蒸発が促進されて基材91の乾燥効率が高められる。柱状の気流障害構造55が円柱体である場合には、そのサイズとしては、具体的には、例えば、直径10mm、長さ15mmなどが想定される。
気流障害構造55は、凹面32において、加熱ローラ21の周方向、すなわち蒸気流101が流れる矢印110の方向(蒸気流擾乱部51が加熱ローラ21の上端側の排気機構85に近い部分に設けられているために、矢印110方向は、Y方向に略一致する)に沿って、互いに離間して、複数設けられている。また、気流障害構造55は、矢印110に直交する方向(Z方向)に沿って、互いに離間して複数設けられている。そして、擾乱構造体53の各気流障害構造55は、流路空間41の搬送経路L2に直交する断面の一部に存在している。このため、蒸気流101の流れは、蒸気流擾乱部51によって完全にせき止められることなく、乱される。このような気流障害構造55の配置としては、例えば、千鳥配置などが採用される。
液状体99の蒸発量は基材91の温度に依存しており、例えば、基材91の温度が5度上昇すると、液状体99の蒸発量は、大凡30%程度増加する。従って、蒸気流擾乱部51は、流路空間41のうち液状体99の蒸発量が大きくなる部分、すなわち温度が高いところに設けることが好ましい。このため、蒸気流擾乱部51の気流障害構造55は、流路空間41における吹き出し口82と吸い込み口86との間の部分のうち吸い込み口86により近い部分において蒸気流101を乱すように設けられている。また、気流障害構造55は、蒸気流101(濃度境界層103の流れ)の抵抗になるが、気流障害構造55が、吸い込み口86により近い部分に設けられれば、蒸気流101の勢いの低下を抑制して基材91の乾燥効率を向上することが出来る。
図6は、蒸気流擾乱部と一体に形成された蒸気流擾乱部の一例を示す断面図であり、図7は、蒸気流擾乱部と別体に形成された蒸気流擾乱部の一例を示す断面図である。
例えば、図6に示されるように、金属製のカバー部材31の凹面32の一部に深絞り加工などによって各気流障害構造55が形成されることにより、蒸気流擾乱部51がカバー部材31の凹面32と一体に形成されてもよい。また、図7に示されるように、蒸気流擾乱部51aが、凹面32に沿った形状の基部と、当該基部から立設された各気流障害構造55とを備える擾乱構造体53aとしてカバー部材31と別体に形成され、蒸気流擾乱部51aが凹面32に取り付けられてもよい。
図8は、気流障害構造の一例を示す側面図である。図9は、図8の気流障害構造の下面図である。気流障害構造として、図8および図9に示される気流障害構造55bが採用されてもよい。気流障害構造55bは、カバー部材31から外周面22に向けて流路空間41内に突設された柱状部61と、柱状部61によって流路空間41内に支持され、加熱ローラ21の外周面22に沿って蒸気流101の濃度境界層103の流れ方向(矢印110方向)と交差する方向に延在する端縁を備えた扁平頭部62とを備えている。気流障害構造55bにおいては、蒸気流101の流れ方向に向かって気流障害構造55bを見たときに、柱状部61の先端部分の面積よりも扁平頭部62の端縁63の面積の方が大きくなるように扁平頭部62が形成されている。扁平頭部62の端縁63は、濃度境界層103の流れを効率よく阻害して渦105を効率的に発生させることができるとともに、扁平頭部62の上面および下面に沿って効率的に蒸気流101を流すことができる。これにより柱状部61に扁平頭部62が設けられない場合に比べてより基材91の乾燥効率をさらに向上することが出来る。
図10〜図12は、蒸気流擾乱部の他の例として、流路空間41を蒸気流の流れ方向に向かって見た正面図によって蒸気流擾乱部51c〜51eが、それぞれ示されている。
蒸気流擾乱部51c(図10)は、カバー部材31の凹面32から加熱ローラ21の外周面22に向けて流路空間41に突設された板状の部材に、正面視矩形の貫通孔71が複数設けられた擾乱構造体53cを備えている。当該部材は、多孔板である。擾乱構造体53cにおける気流障害構造55cは、擾乱構造体53cのうち貫通孔71を除いた部分である。図3〜図5の擾乱構造体53においては、各気流障害構造55がそれぞれ凹面32から個別に設けられていたが、擾乱構造体53cにおいては、各気流障害構造55に相当する部分が連続して一体に形成されている。すなわち複数の気流障害構造が連続して繋がった1つの気流障害構造55cが、蒸気流擾乱部51cの擾乱構造体53cをなしている。
蒸気流擾乱部51d(図11)は、カバー部材31の凹面32から加熱ローラ21の外周面22に向けて流路空間41に突設された網状の擾乱構造体53dを備えている。擾乱構造体53dにおいては、棒状の各部材73が複数設けられて気流障害構造55dをなしている。すなわち擾乱構造体53dにおいても、正面視において複数の気流障害構造が連続して繋がった1つの気流障害構造55dが、蒸気流擾乱部51dの擾乱構造体53dをなしている。
蒸気流擾乱部51e(図12)は、加熱ローラ21の外周面22を挟んで対向する2つの柱状の支持部材75にそれぞれ片持ちで端部を支持された2つの多孔板が擾乱構造体53eをなしている。各多孔板は、カバー部材31の凹面32と、加熱ローラ21の外周面22との何れにも接することなく、搬送経路L2方向に直行する方向における流路空間41の両端側から流路空間41内に挿入されている。各板状の部材には、正面視楕円形の貫通孔が複数設けられている。各板状の部材から各貫通孔を除いた部分が擾乱構造体53eの気流障害構造55eをなしている。すなわち蒸気流擾乱部51eの擾乱構造体53eは、2つの板状部材により構成され、各板状部材は、正面視において複数の気流障害構造が連続して繋がった1つの気流障害構造55eを備えている。
蒸気流擾乱部51c〜51eの何れにおいても、擾乱構造体53c〜53eの外周面22側の端部と外周面22との間隔が、濃度境界層の厚さh1よりも狭い。これにより、蒸気流擾乱部51c〜51eは、蒸気流の濃度境界層の流れを効率よく乱すことができる。従って、蒸気流擾乱部51として、例えば、蒸気流擾乱部51c〜51eが採用されたとしても本発明の有用性を損なうものではない。
以上のように構成された本実施形態に係る乾燥装置によれば、乾燥装置の加熱ローラとカバー部材との間に流路空間が形成されている。そして、加熱ローラによって加熱されつつ基材が搬送されることにより基材上の液状体から発生した蒸気が流路空間を流れる蒸気流が、流路空間内で乱されるので、流路空間に蒸気が拡散される。これにより、基材からの蒸気の発生が促進されて乾燥効率が改善される。また、流路空間において蒸気流を乱す構成は、多大なスペースを要することなく実現できるため、乾燥装置の省スペース化を図ることもできる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る乾燥装置によれば、蒸気流擾乱部は、基材に付与された液状体から発生した蒸気流の濃度境界層の流れを乱す擾乱構造体を備える。これにより、蒸気流が効率的に乱されるので、基材の乾燥効率が向上される。
また、以上のように構成された本実施形態に係る乾燥装置によれば、擾乱構造体が備える気流障害構造は、流路空間の搬送経路に直交する断面の一部に存在して、蒸気流の濃度境界層の流れを阻害して蒸気流を乱す。これにより、蒸気流の流れは、蒸気流擾乱部によって完全にせき止められることなく乱されるので、基材の乾燥効率が向上される。
また、以上のように構成された本実施形態に係る乾燥装置によれば、蒸気流擾乱部が、流路空間における吹き出し口と吸い込み口との間の部分のうち吸い込み口により近い部分において蒸気流を乱すように設けられている。蒸気流擾乱部の気流障害構造は、蒸気流(濃度境界層の流れ)の抵抗になるが、気流障害構造が、吸い込み口により近い部分に設けられれば、蒸気流の勢いの低下を抑制して基材の乾燥効率を向上することが出来る。
また、以上のように構成された本実施形態に係る液状体付与乾燥装置によれば、本実施形態に係る乾燥装置200と、当該乾燥装置の搬送経路L2を含む処理経路L1に沿って基材91を搬送する搬送部3と、処理経路L1において乾燥装置200の上流側に設けられ、液状体99を基材91に付与する液状体付与部4とを備えている。従って、液状体付与部4によって基材91に付与された液状体99が本実施形態に係る乾燥装置200によって乾燥されるので、基材91の乾燥効率が向上される。
本発明は詳細に示され記述されたが、上記の記述は全ての態様において例示であって限定的ではない。したがって、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。液状体付与乾燥装置400においては、ロール紙状の基材91が用いられているが、例えば、搬送ローラ1および2の間に亘って、無限軌道をなすベルトが掛け渡されて、当該ベルトに枚葉の基材が吸引などの手法によって吸着された状態で、処理経路L1に沿って搬送される構成が採用されてもよい。
1,2 搬送ローラ
101 蒸気流
103 濃度境界層
200 乾燥装置
21 加熱ローラ
22 外周面
25 ヒーター
3 搬送部
31 カバー部材
32 凹面
33 外面
4 液状体付与部
400 液状体付与乾燥装置
41 流路空間
42 外側空間
51 蒸気流擾乱部
53 擾乱構造体
55 気流障害構造
6 搬送ローラ
61 柱状部
62 扁平頭部
63 端縁
71 貫通孔
81 吸気機構
82 吹き出し口
83,87 貫通孔
84 吸気ファン
85 排気機構
86 吸い込み口
88 排気ファン
91 基材
99 液状体
L1 処理経路
L2 搬送経路

Claims (10)

  1. 固形分が溶媒に溶解または分散された液状体が付与された長尺帯状の基材の乾燥装置であって、
    外周面に巻回された前記基材を加熱しつつ回転することにより前記外周面上の搬送経路に沿って前記基材を搬送する加熱ローラと、
    前記加熱ローラの外周面に沿って湾曲する凹面を備え、前記凹面と前記加熱ローラの外周面との間に前記搬送経路に沿って連続する流路空間が形成されるように配置されたカバー部材と、
    前記流路空間内に設けられ、前記基材が前記加熱ローラによって加熱されつつ搬送されることにより前記基材上の前記液状体から発生した蒸気が前記搬送経路に沿って前記流路空間を流れる蒸気流を前記流路空間内で乱す蒸気流擾乱部と、
    を備える乾燥装置。
  2. 請求項1に記載の乾燥装置であって、
    前記蒸気流擾乱部は、
    前記蒸気流の濃度境界層の流れを乱す擾乱構造体を備える乾燥装置。
  3. 請求項2に記載の乾燥装置であって、
    前記擾乱構造体は、
    前記流路空間の前記搬送経路に直交する断面の一部に存在して、前記蒸気流の前記濃度境界層の流れを阻害して前記蒸気流を乱す気流障害構造、
    を備える乾燥装置。
  4. 請求項3に記載の乾燥装置であって、
    前記気流障害構造は、
    前記カバー部材から前記流路空間内に突設された柱状部と、
    前記柱状部によって前記流路空間内に支持され、前記加熱ローラの外周面に沿って前記蒸気流の前記濃度境界層の流れ方向と交差する方向に延在する端縁を備えた扁平頭部と、
    を備える乾燥装置。
  5. 請求項2から請求項4の何れか1つの請求項に記載の乾燥装置であって、
    前記加熱ローラの外周面に対向する吹き出し口を備え、前記カバー部材の外側空間の雰囲気を吸引して前記吹き出し口から前記流路空間に導入する吸気機構と、
    前記吹き出し口の下流側に前記外周面に対向する吸い込み口を備え、前記吸い込み口から前記流路空間内の気体を吸引して前記外側空間に排出する排気機構と、
    をさらに備える乾燥装置。
  6. 請求項5に記載の乾燥装置であって、
    前記蒸気流擾乱部が、
    前記流路空間における前記吹き出し口と前記吸い込み口との間の部分のうち前記吸い込み口により近い部分において前記蒸気流を乱す乾燥装置。
  7. 請求項2から請求項6の何れか1つの請求項に記載の乾燥装置であって、
    前記蒸気流擾乱部は、
    前記前記カバー部材の前記凹面と一体に形成されている乾燥装置。
  8. 請求項2から請求項6の何れか1つの請求項に記載の乾燥装置であって、
    前記蒸気流擾乱部は、
    前記カバー部材と別体に形成され、前記カバー部材の前記凹面に取り付けられている乾燥装置。
  9. 請求項1から請求項8の何れか1つの請求項に記載の乾燥装置と、
    前記乾燥装置の前記搬送経路を含む処理経路に沿って前記基材を搬送する搬送部と、
    前記処理経路において前記乾燥装置の上流側に設けられ、前記液状体を前記基材に付与する付与部と、
    を備える液状体付与乾燥装置。
  10. 固形分が溶媒に溶解または分散された液状体が表面に付与された長尺帯状の基材を乾燥装置によって乾燥させる乾燥方法であって、
    前記乾燥装置は、
    外周面に巻回された前記基材を加熱しつつ回転することにより前記外周面上の搬送経路に沿って前記基材を搬送する加熱ローラと、
    前記加熱ローラの外周面に沿って湾曲する凹面を備え、前記凹面と前記加熱ローラの外周面との間に前記搬送経路に沿って連続する流路空間が形成されるように配置されたカバー部材と、
    を備え、
    当該乾燥方法は、
    前記加熱ローラによって前記基材を加熱しつつ前記搬送経路に沿って搬送する加熱搬送ステップと、
    前記加熱搬送ステップと並行して、前記液状体から発生した蒸気が前記搬送経路に沿って前記流路空間を流れている蒸気流を前記流路空間内で乱す蒸気流擾乱ステップと、
    を備える乾燥方法。
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