JP2011158240A - 乾燥装置およびプリント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速連続プリントに対応するシートの乾燥装置の実現。
【解決手段】乾燥装置は、外側面(1a)と内側面(1b)を備え、外側面がシート(S)に接する回転可能なベルト1と、外側面の側からシートに熱風を吹き付けるための送風機構(4)と、発熱体と内側面に接する接触面(5a)とを備えるヒータ部を有する。複数のローラ(3)が、シートが移動する方向に沿って並べられている。複数のローラはベルトの外側面に押圧されており、移動するシートは複数のローラと外側面の間に挟まれる。
【選択図】図3

Description

本発明はプリント後の水分の多いシートを乾燥させる乾燥装置、およびプリント装置に関する。
プリント装置においては、画像形成後の濡れたシートの乾燥処理が必要である。自然乾燥させる方式と、より短時間に乾燥させるため強制乾燥させる方式がある。特許文献1には現像処理で濡れているハロゲン化銀感光材料の感光シートを強制乾燥させる装置が提案されている。この装置は、シート移動方向に沿って設けられ、シートの裏面に接しながら回転するエンドレスベルトを有する。エンドレスベルトには噴出口より熱風が吹き付けられベルトを昇温させる。つまり、熱風がエンドレスベルトの加熱手段なっている。昇温したベルトは搬送させるシートに接して乾燥を促進させる。
特登録2657571号
高速のプリント装置では、A4サイズのシート換算で毎分数十枚〜数百枚のプリント枚数となる。この場合、シートの平均搬送速度は数十〜数mm/secである。そのため、乾燥装置はシート1枚を数秒で乾燥させ且つ長時間連続して乾燥を行なうことができる能力が求められる。しかし、特許文献1の装置では、以下の理由により高速連続プリントに対応することは困難である。
高速プリントを連続して行なうと、図11の温度推移グラフの曲線Bに示すように、シートから水分が蒸発する際の潜熱放出によりエンドレスベルトの温度が、連続乾燥時間とともに徐々に下がっていく。温度が下がり続けるのは、連続プリント中にはシートに遮られて熱風をエンドレスベルトに吹き付けることができずに、エンドレスベルトの加熱が行なえないからである。そのため、長時間の連続プリントが続くとエンドレスベルトの温度が下がり続け、温度T−min(必要な乾燥能力を得るための下限許容温度)よりも温度が低くなると必要な乾燥能力が得られなくなる。
吹き付ける熱風温度を高めてベルト初期温度を高めれば、曲線Bが温度T−minに到るまでの時間を延ばすことはできる。しかし、シートの耐熱の上限許容温度T−maxがあるため、熱風温度をむやみに上げることはできない。プリント用のシートは受容層とベースフィルムなどで構成され、上限許容温度T−maxは例えば90℃程度であり、これを越える高温を付与するのは好ましくないからである。
本発明は上記課題の認識に基づいてなされたものである。本発明の主目的は、高速連続プリントに対応するシートの乾燥装置の実現である。
本発明は、外側面と内側面を備え前記外側面の一部がシートに接する回転可能なベルトと、隣り合う第1ローラと第2ローラを含みシートが移動する方向に沿って並べられた移動するシートが前記外側面との間に挟まれる複数のローラと、前記第1ローラと前記第2ローラの間からシートに向けて熱風を吹き付けるための送風機構と、発熱体と前記内側面に接する接触面とを備えるヒータ部とを有することを特徴とする乾燥装置である。
本発明によれば、高速連続プリントが可能なプリント装置に好適な乾燥装置が実現する。高速連続のプリントにおいても、安定してシートを乾燥させることができるため、乾燥不良や乾燥ムラ等を抑制することができる。
プリント装置の全体構成図 乾燥装置の構成図(断面図) 乾燥装置の部分拡大図 乾燥装置の構成図(斜視図) 乾燥装置のチャンバ内部での気流の流れを示す図 ローラと対向した位置に限定した接触面の構成図(断面図) ローラと対向した位置に限定したヒータの構成図(断面図) 乾燥時間とシート表面温度の関係を示すグラフ図 上流側が高温になる乾燥装置の構成図(斜視図) 第2実施形態の乾燥装置におけるローラ周辺の断面図 連続乾燥時間とベルトの温度変化の関係を示すグラフ図
以下、インクジェット方式を用いたプリント装置の実施形態を説明する。本例のプリント装置は、ロール状に巻かれた連続シートを使用し、高速連続プリントが可能な高速ラインプリンタである。例えば、プリントラボ等における大量の枚数のプリントの分野に適している。本発明のプリント装置は、インクジェット方式に限らず液体現像を伴う銀塩写真方式でプリントを行なう装置にも適用可能である。また、各種デバイス製造装置などのプリント機能を有する装置にも適用可能である。
[第1実施形態]
図1は実施形態のインクジェット方式のプリント装置の全体構成図である。プリント装置内部には、大きくは、シート供給部53、プリント部52、カッタ部55、乾燥部51、シート排出部56、インクタンク部57、制御部58の各ユニットを備える。シートSは、シート搬送経路に沿ってローラ対やベルトからなる搬送機構で、図中右から左に搬送され、各ユニットで処理がなされる。
シート供給部53は、ロール状に巻かれた連続シートを収納して供給するユニットである。シート供給部53は、1つまたは複数のロールを収納することが可能であり、所望のロールからシートSを引き出して供給する構成となっている。
プリント部52は、搬送されるシートに対してプリントヘッド60からインクを付与してシートの上に画像を形成するユニットである。プリント部52は、シートを搬送する複数の搬送ローラも備えている。プリントヘッド60は、使用が想定されるシートの最大幅をカバーする範囲でインクジェット方式のノズル列が形成されたライン型プリントヘッドを有する。プリントヘッド60は、複数のプリントヘッドがシート移動方向(搬送方向)に沿って平行に並べられている。本例ではC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色に対応した4つのプリントヘッドを有する。なお、色数およびプリントヘッドの数は4つには限定はされない。インクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。各色のインクは、インクタンク部57からそれぞれインクチューブを介してプリントヘッド60に供給される。カッタ部55は、プリントの済んだ連続シートを所定の単位長さ毎に切断するカッタを備える。
乾燥部51は、プリント部52でプリントされたシートを加熱して、付与されたインクを短時間に乾燥させるための乾燥装置である。乾燥部51は、シートを搬送して送り出すためのベルトおよびローラも備えている。乾燥部51の詳細については後述する。
制御部58は、CPU、メモリ、各種I/Oインターフェースを備えたコントローラを有する。制御部58は更に、ユーザが各種情報を入出力するための入力部とディスプレイからなるユーザインターフェースを有する。プリント装置の動作は、制御部58のコントローラまたはコントローラにI/Oインターフェースを介して接続されるホストコンピュータ等の外部機器からの指令に基づいて制御される。
図2は乾燥部51の構成を示す断面図である。図3は図2の構成の部分拡大図、図4は図2の構成の斜視図である。乾燥部51は、エンドレスベルト形態の回転可能なベルト1、複数のローラ3(ピンチローラ)、ヒータ部7がチャンバに収容されている。
ベルト1は表裏に外側面1aと内側面1bを備え、外側面1aの一部がシートSまたはローラ3に接する。ベルト1の内側面1bで囲まれた空間には、ベルト1を張り巡らせた状態で支持して回転させるための4本のローラ2が設けられている。ローラ2のうちの少なくとも1つはベルト1を回転させる回転駆動力を持つ。更に、ベルト1の内側面1bで囲まれた空間にはヒータ部7が設けられている。ヒータ部7は、内側面1bに接する接触面5aを持った接触部5と、発熱体6とを有する。接触部5は発熱体6と同一部材であってもよいし、発熱体6とは別の部材として設けた部材であってもよい。発熱体6としては、面状パネルヒータ、セラミックヒータ、赤外線ランプなどのヒータを用いることができる。発熱体6によって接触面5aの表面温度が所定の温度(例えば75°C)に昇温する。ベルト1は回転しながら接触面5aに接触して加熱されるので、結果としてベルト1の全体が昇温する。ベルト1ならびに接触部5は共に高い熱伝導性を有することが望まれる。また、接触部5からベルト1には少ないロスで熱が伝わることが望まれる。このために、ベルト1としては例えば、耐熱性を有するケブラーやアラミドなどの繊維を、熱伝導性に優れたカーボンを含有したシリコンなどのゴムでコートしたものが好ましい。また、接触面5a(接触部5)を形成する材料としては例えば、熱伝導性に優れたアルミニウム、銅、ステンレスなどの金属材料や、カーボングラファイト樹脂材料などが好ましい。
ベルト1の上方には、駆動力を持たずに従動回転する複数のローラ3(ピンチローラ)がシート移動方向に沿って平行に配置されている。複数のローラ3はそれぞれ所定の付勢力が与えられ、ベルト1の外側面1aに押圧されている。複数のローラ3を設けた意義は2つある。第1に、ローラ3とベルト1の間でシートSを強固に挟持して、乾燥部51におけるシート搬送を確実にするためである。第2に、ローラ3がベルト1の外側面1aを押圧することで、移動するシートSをベルト1の外側面1aに確実に接触させ、さらにはベルト1の内側面1bとヒータ部7の接触面5aとを確実に接触させるためである。確実な接触がなされれば、ヒータ部7の熱がベルト1に高効率に伝達されるとともに、ベルト1の熱がシートSに高効率に伝達される。これらの効果をより大きくするために、ローラ3の本数は3本以上あることが好ましい。本例では12本のローラが並んでいる。
図4に示すように、各々のローラ3は、等間隔(同じピッチ)で複数の小ローラ部に分割されている(両端だけ内側のものより短くなっている小ローラ部もある)。つまり、各ローラ3において、複数の小ローラ部が1本の回転軸上に直列に配列されている。分割された1本のローラ3を見たとき、複数の分割位置(隣合う小ローラ部同士の間)それぞれには所定寸法の間隙Δdが形成されている。また、シート移動方向に並ぶ複数のローラ3のうち、隣り合うローラは回転軸方向(回転軸が延びる方向)における間隙Δdの位置が一致せずにずれている(同じピッチではあるが位相がずれている)箇所を少なくとも含む。つまり、シート移動方向に沿って間隙Δdは連続的には並ばずに、1つおきにまたは複数の本数おきに並ぶように配列されている。図4の例では、シート移動方向に沿って一つおきに同じ位相で分割されたローラが並び、全体として見ると、分割された小ローラ部は規則的な交互配列(千鳥配列)となっている。なお、千鳥配列というのは一例であって、これ以外にも規則的な配列で分割されたものであってもよい。なお、間隙Δdでは回転軸だけで小ローラ部は存在しない、ローラの表面に間隙Δdと同じ幅の溝を掘り込んで、実質的に分割された形状としてもよい。
複数のローラ3のうち任意の隣り合う2つのローラ(第1ローラ、第2ローラ)の間に対応した位置には、2つのローラの間からシートSに向けて高温の気流(熱風)を吹き付けるための噴出口4が設けられている。噴出口4は板状部材に形成された貫通孔であり、その形状は上方から見たときローラ3の回転軸方向と平行な方向に伸びた細長いスリット形状である。高温の気流を発生させる手段として、送風ファン21と棒形状のヒータ22が設けられている。送風ファン21、ヒータ22、噴出口4によって、ベルト1の外側面1aの側から搬送されるシートSに熱風を吹き付ける送風機構を構成する。
図5は乾燥部51を図2とは別の断面から見た図であり、チャンバ内部での気体の流れを示し、気流を破線矢印で描いている。送風ファン21で生成された気流はヒータ22に送り込まれてヒータ22を通過する際に加熱される。この熱風は複数の噴出口4から下方に噴出してシートS表面に吹き付けられる。吹き付けられてベルト1の下方に回りこんだ気流は、送風ファン21で吸引され再び送り出され、装置筐体の内部で循環するようになっている。
プリント工程で湿ったシートSは、表面は熱風によって裏面からはベルト1によって熱が与えられるのでインクの乾燥が促進される。装置稼動中、ベルト1はヒータ部7によって内側面1bから加熱されるので、長時間の連続プリントを行なってもベルト1は所望の温度を維持することができる。所望の温度はT−min(必要な乾燥能力を得るための下限許容温度)とT−max(シートの耐熱の上限許容温度)の範囲内の温度である。
図11は連続乾燥時間とベルト1の温度変化の関係を示すグラフである。曲線Aは本実施形態の装置によるベルト1の温度変化を示すもので、ほぼ一定の温度を維持することができるが分かる。仮に、ヒータ部7が無いとすると、図11の曲線Bに示すようにベルト1の温度は連続乾燥時間の経過につれて徐々に下がっていく。シートから水分が蒸発する際の潜熱によりベルト1の熱が奪われるためである。そして、ベルト1の温度が下限許容温度T−minよりも低くなると必要な乾燥能力が得られなくなる。
使用するシートSのシート幅が大きいと、プリント面に吹き付けられて湿度が上昇した熱風が隣り合うローラ3の間の空間(図3の空間H)に淀んで、乾燥効率を低下させる可能性がある。図4に示すように、ローラ3に間隙Δdを設けたことがこの問題を解決する。すなわち、噴出口4から隣り合うローラ3の間の空間Hに吹き付けられた熱風の一部は、複数の間隙Δdを通って空間から効率よく排出される。
ピンチローラであるローラ3は、シートSを間に挟んだ状態でベルト1の外側面1aを所定の付勢力で押圧する。この押圧によって、ベルト1の内側面1bはヒータ部7の接触部5に押圧されて密着して、接触部5の接触面5aからベルト1に効率よく熱が伝達される。もし、ローラ3が存在しないとすると、ベルト1の内側面1bと接触面5aとの間、さらにはベルト1の外側面1aとシートSとの間に隙間(空気層)を生じやすく、シートSの裏面側への熱の伝達が不十分となる可能性がある。
ところで、図4の例では、厳密には、間隙Δdの部位においては押圧がなされないので、内側面1bと接触面5aとの接触はしない若しくは接触したとしても弱い接触圧であり、熱の伝達は非効率である。つまり、回転軸方向の分割されたローラ3の領域によって、接触面5aからベルト1に伝わる熱量が変化して、ベルト1には局所的な温度ムラが生じる可能性がある。
図4に示すように、シート移動方向に沿って並べられた複数のローラ3において、回転軸方向での間隙Δdの位置を分散させたことがこの問題を解決する。仮に、全てのローラ3が、回転軸方向において間隙Δdの位置が同じ(間隙Δdがシート移動方向に直線状に連なる)であるとすると、その位置においてベルト1は筋状に温度が低い領域ができて、全体として均一な温度分布が得られなくなる。そのため、筋状の乾燥ムラを起こして形成した画像に色ムラが生じる可能性がある。これに対して本実施形態では図4のように、回転軸方向において間隙Δdを分散させたレイアウトとしている。すなわち、複数のローラ3に含まれる隣り合う2つのローラ(第1ローラ、第2ローラ)において、第1ローラに形成された複数の間隙と第2ローラに形成された複数の間隙は、回転軸方向において位置がずれている箇所を少なくとも含む。このようなレイアウトをとることで、ベルト1の加熱をより均等に行なうことができ、上述の問題を抑制することができる。以上説明したように、分割されたローラ3の小ローラ部の配列の工夫により、隣り合うローラ3の間の空間の気体の淀みの問題と、ベルト1の温度ムラの問題を一挙に解決するものである。
ところで、装置の稼働時間(ベルトの回転時間)が長くなると、ベルト1の内側が磨耗してローラ3との間で滑りを生じる可能性がある。すると、ベルト1の回転速度が低下し、乾燥部51におけるシート搬送速度が正確でなくなる。これを抑制するためには、接触部5によるベルトの磨耗を可能な限り抑える工夫が望まれる。ベルト1は柔軟な部材であるため、接触部5の接触面5aとの接触では主にベルト1側が磨耗する。ベルト1の磨耗を抑制するためには、(1)接触摩擦抵抗を減らす、(2)接触面積を減らす、の2つのアプローチがある。
接触摩擦抵抗を低減するためには、ベルト1の外側面1aは、内側面1bおよび接触面5aよりも大きな摩擦係数を持つようにする。例えば、内側面1bと接触面5aのそれぞれの摩擦係数(または両者の間の摩擦抵抗)は、0.2〜0.5の数値範囲であることが好ましい。これにより、ベルト1の外側面1aはシートSを確実に保持し、且つ内側面1bと接触面5aとの接触摩擦によるベルト1の磨耗が抑制される。
接触面積を縮小するためには、接触面5aがベルト1と触れる面積をできる限り小さくすればよい。例えば、図6に示すように、隣り合うローラ3(第1ローラ、第2ローラ)とそれぞれ対向する位置に限定して、分離されて別々に設けられた2つの接触面5a(第1接触面、第2接触面)を設ける構成とする。これにより、トータルの接触面積が小さくなってベルト1の磨耗が抑制される。
また、装置の省ネルギ化の観点からは、ヒータ部7の発熱体6の消費電力を減らす工夫が望まれる。例えば、図7に示すように、隣り合うローラ3(第1ローラ、第2ローラ)とそれぞれ対向する位置に限定して、分離されて別々に設けられた2つの発熱体6(第1ヒータ、第2ヒータ)を設ける構成とする。ヒータ部7はベルト1の加熱のために最も効果的な部位に限定して発熱体6が設けられる。これにより、ヒータ部7の全域に発熱体6を設けるのに較べて、発熱体6の面積や数が減少するので装置の消費電力が低減する。
ところで、乾燥部51におけるシートSの表面温度の変化の挙動を観察すると、表面温度の上昇速度は一定ではなく段階的であることが分かる。図8は乾燥時間とシート表面温度の関係を示すグラフ図である。乾燥部51に搬入された直後からシートSの表面温度は上昇を開始して、水分蒸発を始める。そして、ある時点で表面温度の上昇が止まり温度定常状態となる。この状態では、潜熱と加熱のエネルギが平衡状態となっていると考えられる。乾燥が進むと、ある時点で平衡状態が崩れて、シートSの表面温度が再び上昇する。このタイミングで、シートSは乾燥部51から排出される。
この挙動に着目すると、平衡状態が崩れた以降は、ヒータを用いて加熱しなくても、シートの表層の空気層を攪拌して表層に蒸発してきた水蒸気を取り除くだけでも十分である。そこで、図9に示すように乾燥部51のチャンバ内部において、移動方向の上流側の限定された範囲に設けられたヒータ22を用いて積極的に加熱し、下流側ではヒータを用いずに送風するようにしてもよい。併せて、ヒータ部7も、接触面5aの表面温度が上流側が下流側よりも高い温度分布となるようにしてもよい。この構成により、使用するヒータの数や容量を少なくすることができるので装置の消費電力が低減する。
以上説明した実施形態によれば、ベルト1の外側面から熱風によりシートSを乾燥させるとともに、ベルト1の内側面1bからもベルト1を加熱してシートSを裏面側から乾燥させる。その際、複数のローラ3の押圧が、ベルト1の外側面1aとシートSとの密着、およびベルト1の内側面1bとヒータ部7の接触面5aとの密着を高める。密着によってヒータ部7の熱はベルト1を介してシートSに高効率に伝達される。こうして、高速連続のプリントにおいて、安定してシートを乾燥させることができ、乾燥不良や乾燥ムラ等を抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。高濃度プリント(単位面積あたりのインク付与量が多い高デューティーを意味する)を行なった場合には、図4に示すような分割されたローラ3の小ローラ部による痕がシートの表層に視認される可能性がある。これは、高濃度プリントされたシートは水分を多く含むために軟化して変形し易い状態であり、且つ、各々の小ローラ部の端部と間隙Δdとの境界ではシートに応力集中による変形を起こさせ易いためと考えられる。
そこで実施形態2では、小ローラ部のそれぞれの付勢力を別個に設定して、シート表面を大きく変形させず且つ安定して高速搬送できるだけの適切な付勢力を与えるようにする。図10は実施形態2の装置の要部の構成を示す断面図である。プリント装置全体および乾燥装置全体については、上述の実施形態と同様であるので説明は省略する。
上述の第1実施形態は、ローラ3の一つは1本の回転軸に複数の小ローラ部が配列された構造であり、複数の小ローラ部がまとめて保持される。これに対して第2実施形態は、一列に配列された小ローラ部がそれぞれ別の支持機構によって独立して支持された構造である。図10に示す一列のローラは、回転軸方向において、外側の小ローラ部8bは内側の小ローラ部8aよりも寸法よりも短い。これとは分割の位置(位相)が異なる別の一列も用意され、これらをシート移動方向に沿って交互に並べることで図4と同様の千鳥配列を形成している。
各々の小ローラ部8(8a、8b)は、ベアリング9(9a、9b)、シャフト10(10a、10b)ローラ11(11a、11b)で構成される。シャフト10の両側は2つのベアリング9で支持され、ベアリング9は保持体13(13a、13b)で保持される。保持体13(13a、13b)は互いに独立して設けられたバネ12(12a、12b)を介して、噴出口4を形成する板部材の上にそれぞれ弾性的に支持されている。ここで、バネ12aとバネ12bとはバネ係数が異なる。バネ12aとバネ12bをローラ11a、11bの各寸法に適したバネ係数とすることで、ローラ11a、11bはそれぞれ均等な付勢力でシートSをベルト1に押し付けることができる。小ローラ部のそれぞれの付勢力を別個に設定することで、高濃度プリントにおいてもシート表面を大きく変形させることなくシートにローラ跡が残ることがない。加えて、安定して高速搬送することができる。また、ローラ11の材質を柔軟なゴムや発泡体にする、あるいはローラ11の角部を鋭利でない曲面とする(Rをつける)ことで、高濃度プリントにおいてローラ跡が付与されることがより軽減される。
また、シート移動方向に沿って交互に並べられたローラのバネ係数を変えている。具体的には、シートが移動する方向において下流側のローラよりも上流側のローラのほうがバネ係数を小さく設定している。この理由は次の通りである。
高濃度プリントがなされたシートが乾燥部51を通過すると、下流に進むにつれてシートSのカール(シートの反り)が大きくなる。そのため、変形したシートSがいずれかのローラ11に巻きつき、搬送ジャムが発生する事態が起こり得る。そこで、シート移動方向の上流側(シート導入側)ではベルト1(シートS)に対するローラの付勢力を相対的に弱めて、水分を多く含んで表面痕が付きやすい状態のシートを保護する。一方、シート移動方向の下流側(シート排出側)では、ローラの付勢力を上流側よりも相対的に高めることで強い力でシートSをベルト1に押し付けて、乾燥によって生じるシートに生じるカールを抑制する。このように、上流側の第1ローラが下流側の第2ローラよりも小さな付勢力となるように付勢力を異ならせることで、シートのカール防止とローラ痕防止を両立させることができる。
なお、回転軸方向でみたとき、全ての小ローラ部を独立に支持するのではなく、一部の隣り合う小ローラ部同士は共通の回転軸にて支持するようにしてもよい。また、回転軸方向では複数の小ローラ部を一体で支持して、シート移動方向でみたとき、上流側の第1ローラが下流側の第2ローラよりも小さな付勢力となるようにしてもよい。

Claims (14)

  1. 外側面と内側面を備え、前記外側面の一部がシートに接する回転可能なベルトと、
    隣り合う第1ローラと第2ローラを含みシートが移動する方向に沿って並べられた、移動するシートが前記外側面との間に挟まれる複数のローラと
    前記第1ローラと前記第2ローラの間からシートに向けて熱風を吹き付けるための送風機構と、
    発熱体と前記内側面に接する接触面とを備えるヒータ部と、
    を有することを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記第1ローラと前記第2ローラの間に対応した位置にスリット形状の噴出口が設けられ、前記噴出口を通してシートに熱風が吹き付けられることを特徴とする、請求項1記載の乾燥装置。
  3. 前記第1ローラと前記第2ローラはそれぞれ、ローラの回転軸方向に沿って複数の小ローラ部に分割され、且つ前記回転軸方向において隣り合う小ローラ部の間には間隙が形成されており、前記送風機構で吹き付けられた熱風の一部は前記間隙を通って前記第1ローラと前記第2ローラの間の空間から排出されることを特徴とする、請求項1または2に記載の乾燥装置。
  4. 前記第1ローラに形成された複数の前記間隙と前記第2ローラに形成された複数の前記間隙は、前記回転軸方向において位置が一致していない箇所を少なくとも含むことを特徴とする、請求項3記載の乾燥装置。
  5. 前記複数のローラの各々において分割された前記小ローラ部は、全体として規則的な配列となっていることを特徴とする、請求項4記載の乾燥装置。
  6. 前記第1ローラは前記第2ローラよりもシートが移動する方向において上流側に位置し、前記第1ローラは前記第2ローラよりもシートに対する付勢力が小さいものであることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の乾燥装置。
  7. 前記第1ローラおよび前記第2ローラはそれぞれ複数の小ローラ部に分割され、前記小ローラ部は互いに独立して支持されていることを特徴とする、請求項6記載の乾燥装置。
  8. 前記接触面は、前記第1ローラに対向する位置に設けられた第1接触面と、前記第1接触面とは別に前記第2ローラに対向する位置に設けられた第2接触面を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の乾燥装置。
  9. 前記発熱体は、前記第1ローラに対向する位置に設けられた第1ヒータと、前記第1ヒータとは別に前記第2ローラに対向する位置に設けられた第2ヒータを有することを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載の乾燥装置。
  10. 前記接触面は、シートが移動する方向において上流側が下流側よりも表面温度が高くなっている部位を有することを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の乾燥装置。
  11. 前記外側面は、前記内側面および前記接触面よりも大きな摩擦係数を有していることを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の乾燥装置。
  12. 前記接触面を形成する材料は、アルミニウム、銅、ステンレス、またはカーボングラファイト樹脂材料であることを特徴とする、請求項1から11のいずれか1項に記載の乾燥装置。
  13. 前記送風機構はヒータとファンを備え、装置筐体の内部で熱風が循環するようになっていることを特徴とする、請求項1から12のいずれか1項に記載の乾燥装置。
  14. シートにインクジェット方式でインクを付与するプリント部と、前記プリント部でインクが付与されたシートを乾燥させる請求項1ないし13のいずれか1項に記載の乾燥装置とを備えることを特徴とするプリント装置。
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