JP2014152432A - 顔面保護具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 市販の一般的な帽子の鍔に簡単に取り付けることができる着脱式の顔面保護具を提供する。
【解決手段】
帽子50の鍔51の前端縁に垂下した状態に取付可能な着脱式の顔面保護具10を、帽子50の着用者の顔面を覆うためのメッシュ状の顔面被覆シート11と、顔面被覆シート11の上縁中央部に設けられた中央クリップ12と、顔面被覆シート11の上縁左端部に設けられた左側クリップ13と、顔面被覆シート11の上縁右端部に設けられた右側クリップ14とを備えたものとした。この顔面保護具10は、市販の一般的な帽子50に容易に取り付けることができる。また、中央クリップ12を鍔51の前端縁中央部に挟持させた後、左側クリップ13及び右側クリップ14を、それぞれ鍔51の前端縁左部及び前端縁右部に挟持させると、鍔51の前端縁の長さにかかわらず、顔面保護具10を左右対称でバランスよく取り付けることも可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、帽子の鍔に取り付けることができる着脱式の顔面保護具に関する。
草刈機を用いて草刈作業を行う際には、小石や小枝が跳ね上がり、作業者の顔面を直撃するおそれがある。このため、草刈機を用いる際には、顔面保護具で作業者の顔面を覆う必要がある。この種の顔面保護具は、これまでに種々のものが提案されており、帽子の鍔に取り付けることができるようにした着脱式のものも提案されている(例えば、特許文献1〜4を参照)。しかし、特許文献1〜4の顔面保護具は、それを取り付けるための仕掛けが予め施された帽子にしか取り付けることができず、市販の一般的な帽子に簡単に取り付けることができるものとはなっていなかった。
実開昭60−071629号公報 実公昭63−033933号公報 特開2002−061016号公報 実公昭32−001099号公報
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、市販の一般的な帽子の鍔に簡単に取り付けることができる着脱式の顔面保護具を提供するものである。
上記課題は、
帽子の鍔の前端縁に垂下した状態で取り付けるための着脱式の顔面保護具であって、
帽子の着用者の顔面を覆うためのメッシュ状の顔面被覆シートと、
顔面被覆シートの上縁中央部に設けられた中央クリップと、
顔面被覆シートの上縁における中央クリップが設けられた箇所から左側に所定間隔を隔てた箇所に設けられた左側クリップと、
顔面被覆シートの上縁における中央クリップが設けられた箇所から右側に所定間隔を隔てた箇所に設けられた右側クリップと
を備え、
中央クリップ、左側クリップ及び右側クリップで、それぞれ帽子の鍔の前端縁における中央部、左部及び右部を挟持することにより、帽子の鍔の前端縁に取り付けることができるようにしたことを特徴とする顔面保護具
を提供することによって解決される。
上記の顔面保護具においては、帽子の鍔の前端縁に沿って湾曲させることが可能な弾性を有する保形フレームを、顔面被覆シートの上縁に沿って固定することが好ましく、この保形フレームを、顔面被覆シートの上縁に沿って縫着された帯状のパイピング材の内側に収容することも好ましい。
また、上記の顔面保護具においては、顔面被覆シートの上縁と左縁部とが為す角部及び顔面被覆シートの上縁と右縁部とが為す角部を切り欠いて形成することも好ましい。さらに、上記の顔面保護具においては、顔面被覆シートの下縁と左縁部とが為す角部及び顔面被覆シートの下縁と右縁部とが為す角部を切り欠いて形成することも好ましい。
さらにまた、上記の顔面保護具においては、
中央クリップ、左側クリップ及び右側クリップのそれぞれを、
その先端部に上向き歯が形成されるとともに、その左側縁及び右側縁における基端寄りの部分から上向きに左右一対の軸受部が形成された下板と、
その基端部に下向き突片が形成されるとともに、該下向き突片の左側縁及び右側縁に前記左右一対の軸受部に軸支するための左右一対の軸支部が形成された上板と、
その先端部に下向き歯が形成されるとともに、その基端部に下板の基端部に支持させるための支持片が形成された中板と
で構成し、
下板と中板との間に帽子の鍔を挟んだ状態で上板を下板に対して閉じることにより、中板の上面が前記下向き突片の下端で下側に押し付けられ、前記上向き歯と前記下向き歯とが帽子の鍔に喰い込んだ状態となるようにすることも好ましい。
以上のように、本発明によって、市販の一般的な帽子の鍔に簡単に取り付けることができる着脱式の顔面保護具を提供することが可能になる。
本発明の顔面保護具を帽子の鍔に取り付けた状態を示した斜視図である。 本発明の顔面保護具を示した背面図である。 本発明の顔面保護具における顔面被覆シートの上縁周辺を図2におけるX−X面で切断した状態を示した断面図である。 本発明の顔面保護具における中央クリップ、左側クリップ及び右側クリップとして採用した挟持体を示した側面図である。
以下、本発明の顔面保護具の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、本発明の顔面保護具10を帽子50の鍔51に取り付けた状態を示した斜視図である。図2は、本発明の顔面保護具10を示した背面図である。本発明の顔面保護具10は、図1に示すように、帽子50の鍔51の前端縁に垂下した状態で取り付けることが可能な着脱式のものとなっている。本発明の顔面保護具10を取り付ける帽子50は、鍔51を有する形態のものであれば、その種類を特に限定されない。本発明の顔面保護具10は、クラウンの下縁全周部に鍔が設けられたハット型の帽子に取り付けてもよいが、クラウン52の下縁前部のみに鍔51(前鍔)が設けられたキャップ型の帽子50に取り付けるものとして好適である。本発明の顔面保護具10は、顔面被覆シート11と、中央クリップ12と、左側クリップ13と、右側クリップ14とを備えたものとなっている。以下、各部についてより詳しく説明する。本明細書においては、特に断りのない限り、「左」という語句は、「帽子の着用者から見て左」という意味で用いており、「右」という語句は、「帽子の着用者から見て右」という意味で用いている。
[顔面被覆シート]
顔面被覆シート11は、図1に示すように、帽子50の着用者の顔面を覆うためのものであり、メッシュ状のシートで形成されている。顔面被覆シート11のメッシュの目の寸法は、小さくしすぎると顔面被覆シート11の視認性が低下し、大きくしすぎると顔面被覆シート11で小石や小枝などの飛散物を遮断しにくくなる。このため、顔面被覆シート11のメッシュの目の寸法は、通常、0.3mm角〜3mm角、好ましくは、0.5〜2mm角、より好ましくは0.7〜1.5mm角とされる。本実施態様の顔面保護具10において、顔面被覆シート11のメッシュの目の寸法は、約1mm角としている。
顔面被覆シート11の形状は、帽子50の着用者の顔面を覆うことができるのであれば特に限定されないが、通常、正面視略矩形状とされる。本実施態様の顔面保護具10においても、顔面被覆シート11は、図2に示すように、正面視略矩形状としている。ただし、顔面保護具10を帽子50に取り付けた際に鍔51の両側からはみ出る部分の上側の角部、すなわち、顔面被覆シート11の上縁と左縁部とが為す左上の角部と、顔面被覆シート11の上縁と右縁部とが為す右上の角部は、斜め約45度で直線状に切り欠いて形成している。これにより、図1に示すように、帽子50に顔面保護具10を取り付けた際に、顔面被覆シート11で帽子50の着用者の顔面前方だけでなく顔面側方を覆いながらも、顔面被覆シート11の左上の角部及び右上の角部が着用者のこめかみの部分に突き当たらないようにするだけでなく、顔面被覆シート11の左上の角部及び右上の角部が垂れ下がらないようにすることも可能となっている。また、顔面被覆シート11の下縁と左縁部とが為す左下の角部と、顔面被覆シート11の下縁と右縁部とが為す右下の角部は、円弧状に切り欠いて形成している。これにより、帽子50に顔面保護具10を取り付けた際に、顔面被覆シート11の左下の角部及び右下の角部が着用者の胸などに突き当らないようにすることが可能となっている。
顔面被覆シート11の横幅W(図2)は、それを取り付ける帽子50の鍔51の寸法などを考慮して決定される。すなわち、顔面被覆シート11の横幅Wを狭くしすぎると、鍔51の前端縁の全長に亘って顔面保護具10を取り付けることができなくなる。一般的な成人用のキャップ型の帽子50において、鍔51の前端縁の長さは、35〜45cm程度である。このため、顔面被覆シート11の横幅Wは、通常、35cm以上とされる。顔面被覆シート11の横幅Wは、40cm以上であると好ましく、45cm以上であるとより好ましい。一方、顔面被覆シート11の横幅Wを広くしすぎると、顔面保護には寄与しない部分の面積が広くなるばかりか、顔面保護具10を帽子50に取り付けた際に、顔面被覆シート11の両側が垂れ下がりやすくなる。加えて、顔面保護具10の重量が増大し、帽子50が前傾して脱げやすくなる。このため、顔面被覆シート11の横幅Wは、通常、60cm以下とされる。顔面被覆シート11の横幅Wは、55cm以下であると好ましく、50cm以下であるとより好ましい。ただし、顔面保護具10を子供用の帽子に取り付けるためのものとする場合には、顔面被覆シート11の横幅Wを上述した寸法よりも狭くすることができる。
また、顔面被覆シート11の縦長L(図2)は、帽子50の着用者の顔の寸法などを考慮して決定される。すなわち、顔面被覆シート11の縦長Lが短すぎると、着用者の顔面の一部が顔面被覆シート11の下側から覗くようになる。一般的な成人の顎先から額上部までの高さは、20cm前後である。このため、顔面被覆シート11の縦長Lは、通常、20cm以上とされる。顔面被覆シート11の縦長Lは、25cm以上とすると好ましく、30cm以上とするとより好ましい。一方、顔面被覆シート11の縦長Lが長すぎると、顔面保護には寄与しない部分の面積が広くなるばかりか、顔面保護具10を帽子50に取り付けて作業しようとした際に、垂れ下がった顔面被覆シート11が作業の邪魔になるおそれがある。加えて、顔面保護具10の重量が増大し、帽子50が前傾して脱げやすくなる。このため、顔面被覆シート11の縦長Lは、通常、50cm以下とされる。顔面被覆シート11の縦長Lは、45cm以下であると好ましく、40cm以下であるとより好ましい。ただし、顔面保護具10を子供用の帽子に取り付けるためのものとする場合には、顔面被覆シート11の縦長Lを上述した寸法よりも短くすることができる。
顔面被覆シート11の材質は、必要な可撓性と強度を有するのであれば特に限定されない。例えば、金属線材からなるメッシュシートを用いることもできる。しかし、顔面保護具10の軽量化や低コスト化などを考慮すると、ポリエステルやポリエチレンなどの合成樹脂からなる線材を互いに固着、編製又は織製したシートが好適である。本実施態様の顔面保護具10においては、縦方向及び横方向に重ねた多数本のポリエステル繊維を互いに溶着したシートを顔面被覆シート11として用いている。
ところで、本実施態様の顔面保護具10においては、図2に示すように、顔面被覆シート11の周縁(上縁及び下縁並びに左側縁及び右側縁)に沿って帯状のパイピング材15を縫着している。これにより、顔面被覆シート11の周縁をほつれにくくすることが可能になる。このうち、顔面被覆シート11の上縁に沿って縫着されたパイピング材15aの内側には、図3に示すように、保形フレーム16が収容されている。図3は、本発明の顔面保護具10における顔面被覆シート11の上縁周辺を図2におけるX−X面で切断した状態を示した断面図である。保形フレーム16は、顔面被覆シート11の上縁における左側クリップ13が設けられた箇所から右側クリップ14が設けられた箇所までに亘って延在している。これにより、図1に示すように、帽子50に取り付けられた顔面保護具10における顔面被覆シート11の上縁を真っ直ぐに保ち、鍔51と顔面被覆シート11との間に大きな隙間が形成されないようにすることが可能となっている。加えて、帽子50に対する顔面保護具10の取付も容易となっている。
保形フレーム16の形態は、通常、線状又は帯状とされる。保形フレーム16の素材は、帽子50の鍔51の前端縁に沿って湾曲させることが可能な程度の弾性を有するのであれば特に限定されない。保形フレーム16の素材としては、ポリウレタンなど、弾性変形可能な硬質樹脂のほか、金属を採用することもできる。本実施態様の顔面保護具10においては、ポリウレタンからなるコード(線材)を保形フレーム16として採用している。
[中央クリップ、左側クリップ及び右側クリップ]
中央クリップ12、左側クリップ13及び右側クリップ14は、図1に示すように、それぞれ、帽子50の鍔51の前端縁における中央部、左部及び右部を挟持するための部分となっている。すなわち、図2に示すように、中央クリップ12は、顔面被覆シート11の上縁中央部に設けられ、左側クリップ13は、顔面被覆シート11の上縁における左端近傍に設けられ、右側クリップ14は、顔面被覆シート11の上縁における右端近傍に設けられる。左側クリップ13と中央クリップ12と右側クリップ14の配置ピッチP(図2)は、通常、帽子50の鍔51の前端縁の半分の長さと同程度か僅かに短くなるように設定される。既に述べた通り、一般的な成人用のキャップ型の帽子50において、鍔51の前端縁の長さは、35〜45cm程度であるため、配置ピッチPは、通常、12〜22cm、好ましくは、15〜20cmとされる。本実施態様の顔面保護具10においては、配置ピッチPを約16cmとしている。
顔面被覆シート11に対する中央クリップ12、左側クリップ13及び右側クリップ14の固定方法は、特に限定されない。本実施態様の顔面保護具10においては、図2に示すように、顔面被覆シート11の上縁近傍の3箇所にループ形成材17を縫着し、ループ形成材17で形成されたループに中央クリップ12、左側クリップ13及び右側クリップ14を取り付けている。ループ形成材17は、可撓性を有する帯片を長手方向略中間部で折り返してその開いた側で重なる帯片を互いに縫着(図2における縫着部Bで縫着)したものである。このように、ループ形成材17を介して各クリップ12,13,14を取り付けることにより、帽子50の鍔51に対する各クリップ12,13,14の取付位置を微調整することが可能になる。ループ形成材17は、その上縁が顔面被覆シート11の上縁から突き出ない位置に設けると、顔面保護具10を帽子50に取り付けた際に、顔面被覆シート11の上縁と帽子50の鍔51との間の隙間を小さくすることが可能になる。
中央クリップ12、左側クリップ13及び右側クリップ14は、帽子50の鍔51を挟持できるものであれば特に限定されないが、本実施態様の顔面保護具10においては、図4に示す挟持体20を備えたものを使用している。図4は、本発明の顔面保護具10における中央クリップ12、左側クリップ13及び右側クリップ14として採用した挟持体20を示した側面図である。図4に示す挟持体20は、下板21と、下板21の上側に配された上板22と、下板21と上板22との間に配された中板23とで構成されたものとなっている。
図4に示すように、下板21の先端部には、上向き歯21aが形成されており、下板21の左側縁及び右側縁における基端寄りの部分には、左右一対の軸受部21bが上向きに形成されている。加えて、下板21の基端部には、上向き突片21cが形成されており、この上向き突片21cには、嵌挿孔21dが設けられている。また、上板22の基端部には、下向き突片22aが形成されており、この下向き突片22aの左側縁及び右側縁には、左右に突き出た一対の突片からなる左右一対の軸支部22bが形成されている。この左右一対の軸支部22bは、それぞれ下板21に形成された左右一対の軸受部21bに設けられた軸孔に内側から挿入されて軸支された状態となっている。このため、上板22は、下板21に対して、図4の点Cを中心として矢印Dの向きに回動させることができるようになっている。さらに、中板23の先端部には、下向き歯23aが形成されており、中板23の基端部には、支持片23b,23cが形成されている。支持片23bは、中板23の基端縁から外方に突き出た突片となっており、下板21の嵌挿孔21dに嵌挿されている。支持片23cは、中板23の左側縁及び右側縁から左右に突き出た突片となっており、下板21の周囲に形成された側壁の上端面21eの上に載せられた状態となっている。
図4の上図のように、下板21に対して上板22を開いた状態では、中板23は、それ自体が有する弾性によって、その先端部が持ち上がった状態となっている。この状態から、上板22を図4の矢印Dの向きに回動させて閉じると、図4の下図に示すように、中板23の上面が下向き突片22aの下端で下側に押し付けられて中板23も下側に押し付けられた状態となる。このとき、下板21の上向き歯21aと、上板22の下向き歯23aは、噛み合った状態となる。したがって、この挟持体20は、下板21と中板23との間に帽子50の鍔51を挟んだ状態で上板22を閉じることにより、上向き歯21aと下向き歯23aとがそれぞれ鍔51の下面と上面に喰い込ませることができるようになっている。この挟持体20は、帽子50の鍔51の厚さが変わっても、しっかりと挟持させることができるため、本発明の顔面保護具10における中央クリップ12、左側クリップ13及び右側クリップ14の挟持体として好適に採用できる。
[顔面保護具の取付方法]
最後に、帽子50に対する顔面保護具10の取付方法について説明する。本発明の顔面保護具10は、図1に示すように、その中央クリップ12、左側クリップ13及び右側クリップ14で、それぞれ帽子50の鍔51の前端縁における中央部、左部及び右部を挟持することにより、帽子50の鍔51の前端縁に取り付ける。中央クリップ12、左側クリップ13及び右側クリップ14を挟持させる順番は、特に限定されないが、最初に、鍔51の前端縁における中央部に中央クリップ12を挟持させ、その後に、鍔51の前端縁における左部及び右部にそれぞれ左側クリップ13及び右側クリップ14を挟持させると好ましい。これにより、鍔51の前端縁の長さにかかわらず、顔面保護具10を左右対称でバランスよく、かつ容易に取り付けることが可能である。
10 顔面保護具
11 顔面被覆シート
12 中央クリップ
13 左側クリップ
14 右側クリップ
15 パイピング材
16 保形フレーム
17 ループ形成材
20 挟持体
21 下板
21a 上向き歯
21b 軸受部
21c 上向き突片
21d 嵌挿孔
21e 側壁の上端面
22 上板
22a 下向き突片
22b 軸支部
23 中板
23a 下向き歯
23b 支持片
23c 支持片
50 帽子
51 前鍔(鍔)
52 クラウン
A 縫着部
B 縫着部
C 上板の回動の中心
D 上板の回動する向き
P 左側クリップと中央クリップと右側クリップの配置ピッチ
L 顔面被覆シートの縦長
W 顔面被覆シートの横幅

Claims (6)

  1. 帽子の鍔の前端縁に垂下した状態で取り付けるための着脱式の顔面保護具であって、
    帽子の着用者の顔面を覆うためのメッシュ状の顔面被覆シートと、
    顔面被覆シートの上縁中央部に設けられた中央クリップと、
    顔面被覆シートの上縁における中央クリップが設けられた箇所から左側に所定間隔を隔てた箇所に設けられた左側クリップと、
    顔面被覆シートの上縁における中央クリップが設けられた箇所から右側に所定間隔を隔てた箇所に設けられた右側クリップと
    を備え、
    中央クリップ、左側クリップ及び右側クリップで、それぞれ帽子の鍔の前端縁における中央部、左部及び右部を挟持することにより、帽子の鍔の前端縁に取り付けることができるようにしたことを特徴とする顔面保護具。
  2. 帽子の鍔の前端縁に沿って湾曲させることが可能な弾性を有する保形フレームが、顔面被覆シートの上縁に沿って固定された請求項1記載の顔面保護具。
  3. 保形フレームが、顔面被覆シートの上縁に沿って縫着された帯状のパイピング材の内側に収容された請求項2記載の顔面保護具。
  4. 顔面被覆シートの上縁と左縁部とが為す角部及び顔面被覆シートの上縁と右縁部とが為す角部が切り欠いて形成された請求項1〜3いずれか記載の顔面保護具。
  5. 顔面被覆シートの下縁と左縁部とが為す角部及び顔面被覆シートの下縁と右縁部とが為す角部が切り欠いて形成された請求項1〜4いずれか記載の顔面保護具。
  6. 中央クリップ、左側クリップ及び右側クリップのそれぞれが、
    その先端部に上向き歯が形成されるとともに、その左側縁及び右側縁における基端寄りの部分から上向きに左右一対の軸受部が形成された下板と、
    その基端部に下向き突片が形成されるとともに、該下向き突片の左側縁及び右側縁に前記左右一対の軸受部に軸支するための左右一対の軸支部が形成された上板と、
    その先端部に下向き歯が形成されるとともに、その基端部に下板の基端部に支持させるための支持片が形成された中板と
    で構成され、
    下板と中板との間に帽子の鍔を挟んだ状態で上板を下板に対して閉じることにより、中板の上面が前記下向き突片の下端で下側に押し付けられ、前記上向き歯と前記下向き歯とが帽子の鍔に喰い込んだ状態となるようにした請求項1〜5いずれか記載の顔面保護具。
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