JP3093846U - 顔面保護用バイザー - Google Patents
顔面保護用バイザーInfo
- Publication number
- JP3093846U JP3093846U JP2002006996U JP2002006996U JP3093846U JP 3093846 U JP3093846 U JP 3093846U JP 2002006996 U JP2002006996 U JP 2002006996U JP 2002006996 U JP2002006996 U JP 2002006996U JP 3093846 U JP3093846 U JP 3093846U
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- head
- collar
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Abstract
(57)【要約】
【課題】頭部の覆いをなくし、また、帽子の上から取り
付けることができ、さらに、着用者の動きを制限しない
顔面保護用バイザーを提供すること。 【解決手段】頭に装着する帯状部101と、帯状部10
1を頭に装着した状態で顔の前方に突出するように帯状
部101に取り付けられた鍔部102と、を備え、鍔部
102から下方に垂れ下がるように取り付けられた透明
板103と、透明板103の下方に位置する通気部材1
04と、を有することを特徴とする顔面保護用バイザー
100を提供する。
付けることができ、さらに、着用者の動きを制限しない
顔面保護用バイザーを提供すること。 【解決手段】頭に装着する帯状部101と、帯状部10
1を頭に装着した状態で顔の前方に突出するように帯状
部101に取り付けられた鍔部102と、を備え、鍔部
102から下方に垂れ下がるように取り付けられた透明
板103と、透明板103の下方に位置する通気部材1
04と、を有することを特徴とする顔面保護用バイザー
100を提供する。
Description
【0001】
本考案は、バイザーに関し、特に、草刈機を使用する際等に顔面を保護する顔
面保護用のバイザーに関する。
【0002】
従来、草刈機を使用する際等に顔面を保護するために使用されるものとしては
、特開2002−61016号公報に記載された作業用帽子があった。
【0003】
この作業用帽子は、図5に表されているように、半球状の装着部320と円形
の鍔部321とを有する帽子本体322に、着用者の顔面から胸部までを覆う防
護体323を着脱自在に垂下してあって、この防護体323の顔面位置を可視可
能な硬質板324で形成し、防護体323には、着用者の衣服への着脱が可能な
保持手段325が設けてある。
【0004】
しかしながら、従来の作業用帽子では、既に、装着部320を有しているため
、暑い日に使用すると帽子本体322の中が蒸れてしまうことがあった。
【0005】
また、既に装着部320を有しているため、他の帽子の上から被ると、装着部
が二重となってしまい不便であった。
【0006】
さらに、草刈機で刈られた草が勢いよく飛んできた場合等に顔を保護するため
に着用者の衣服への着脱を可能にした保持手段325を有してはいるが、この保
持手段325により衣服に取り付けてしまうと、着用者が振り返える際に不便で
ある等、着用者の動きを制限してしまうことがあった。
【0007】
そこで、本考案は、頭部の覆いをなくし、また、帽子の上から取り付けること
ができ、さらに、着用者の動きを制限しない顔面保護用バイザーを提供すること
を目的とする。
【0008】
以上の課題を解決するため、本考案は、頭に装着する帯状部と、前記帯状部を
頭に装着した状態で顔の前方に突出するように前記帯状部に取り付けられた鍔部
と、を備える顔面保護用バイザーであって、前記鍔部から下方に垂れ下がるよう
に取り付けられた透明板と、前記透明板の下方に位置する通気部材と、を有する
ことを特徴とする顔面保護用バイザーを提供する。
【0009】
頭に装着する帯状部については、本考案に係る顔面保護用バイザーを頭に装着
することができるものであればどのようなものであってもよく、例えば、頭に巻
き付け、面ファスナーで固定するものであってもよく、また、弾性部材により後
頭部の位置を開放したほぼC字状に帯状部を形成し頭の方向に押圧することで、
頭に装着するものであってもよい。
【0010】
この帯状部には、この帯状部を頭に装着した状態で、顔の前方に突出するよう
に鍔部が取り付けられている。
【0011】
この鍔部には、下方に垂れ下がるように透明板が取り付けられており、この透
明板としては、アクリル樹脂製の透明な板体等がある。
【0012】
このような透明板を取り付けておくことにより、本考案に係る顔面保護用バイ
ザーの着用者の視界を確保することができる。
【0013】
透明板の下方には、メッシュ部材やネット部材等による通気部材が取り付けら
れており、本考案に係る顔面保護用バイザーの着用者が息苦しくならないように
している。
【0014】
この通気部材の下端部には、剛性部材による線材を用いて縁取りがなされてい
ることで、この通気部材を剛体としているため、草刈機で刈られた草等が勢いよ
くぶつかってきた際にも、本考案に係る顔面保護用バイザーの着用者の顔面を保
護することができるようにされている。
【0015】
ここで、剛性部材による線材は、例えば、樹脂や金属で形成する。
【0016】
鍔部に取り付けられている透明板については、この鍔部の先端側に取り付けて
おき、帯状部と鍔部との取付け部から鍔部と透明板との取付け部までの範囲が、
顔の前方に突出する鍔を有する帽子の鍔よりも大きくなるように形成することに
より、この帽子を被った上から本考案に係る顔面防護用バイザーを頭に装着する
ことができる。
【0017】
また、透明板及び通気部材については、鍔部に対して、例えば、ファスナーや
面ファスナー等で取り外し自在にしておくことにより、太陽光を遮るバイザーと
してのみ本考案に係る顔面保護用バイザーを使用することができるほか、容易に
洗濯することもできるようになる。
【0018】
なお、透明板については、半円形にすることで、着用者の視覚を十分に確保す
ることができる。
【0019】
図1は、本考案の第一の実施形態に係る顔面保護用バイザー100の上方斜視
図である。
【0020】
顔面保護用バイザー100は、着用者の頭部に装着する帯状部101と、この
帯状部101に取り付けられ、着用者の顔の前方に突出する鍔部102と、鍔部
102から下方に垂れ下がるように取り付けられている透明板103と、この透
明板103の下方に位置する通気部材104と、により構成されている。
【0021】
帯状部101は、綿布により形成されており、着用者の頭に巻き付けた後、面
ファスナー105で固定することができるようにされている。
【0022】
帯状部材101には、着用者の顔の前方に突出するように鍔部102が縫合す
ることにより取り付けられている。
【0023】
鍔部102は、ボール紙による芯材に綿布を縫いつけることにより形成されて
いる。
【0024】
鍔部102の先端102a側には、透明板103が面ファスナー(鍔部の底面
にあるため図示せず)で着脱自在に取り付けられている。
【0025】
透明板103は、透明なアクリル樹脂により形成されており、着用者の目の前
を覆うように形成することで、着用者の視覚を確保するようにしている。
【0026】
したがって、透明板の形状・大きさについては、着用者の視覚を確保するとい
う目的を達成する範囲で適時選択することができ、本実施形態では、透明板がほ
ぼ半円形状となるように形成されている。
【0027】
ここで、透明板103については、鍔部102の横方向の端102bに近い位
置まで達するように設けることで、目だけを動かして左右を見る場合にも視覚を
確保することができる。
【0028】
透明板103の下方には、通気部材104が取り付けられている。
【0029】
通気部材104は、メッシュ材により形成されており、その下端部104aに
は、樹脂、金属その他剛性を有する線材107で縁取り106がされているため
、通気部材104は全体として剛性体を成している。
【0030】
縁取り106は、図2に表されているように、通気部材104の下端部104
aを折り返して縫合し、その折り返し部104bに樹脂、金属その他の剛性を有
する線材106を挿入することにより形成されている。
【0031】
このように、通気部材104の縁部104aを線材107で縁取り106を施
すことにより、通気部材104に草刈機等で刈られた草等が勢いよくぶつかった
場合でも、通気部材104が顔面保護用バイザー100の着用者の顔の方向、即
ち、図1のX方向に折れ曲がることがなく、顔面保護用バイザー100の着用者
の顔を保護することができる。
【0032】
なお、通気部材104を形成するメッシュ材については、草刈機で刈られた草
が入り込むことを防止することができる程度の大きさ・形状の孔が空いていれば
よい。
【0033】
また、通気部材104と鍔部102とは、透明板103と鍔部102と同様に
、面ファスナー(鍔部102の底面にあり、図示せず。)で着脱自在に取り付け
られている。
【0034】
したがって、透明板103及び通気部材104は、鍔部102から容易に取り
外すことができる。
【0035】
図3に表されているように、帯状部101と鍔部102との取付け部108か
ら鍔部102と透明板103との取付け部109までの長さAが、顔の前方に突
出する鍔111を有する帽子110の鍔111の長さBよりも大きくなるように
形成することにより、この帽子110を被った上から顔面防護用バイザー100
を頭に装着することができる。
【0036】
図4は、本考案の第二の実施形態に係る顔面防護用バイザー200の上方斜視
図である。
【0037】
本実施形態に係る顔面防護用バイザー200は、帯状部201が弾性を有する
樹脂により形成し、着用者の後頭部において切り離されたC字状に形成されてい
る他は第一の実施形態に係る顔面防護用バイザー100と同様の構成を有してい
る。
【0038】
ここで、本実施形態では、帯状部201を弾性を有する樹脂により形成し、着
用者の後頭部において切り離されたC字状に形成したことで、帯状部201の端
部201aを図3のY、Y’方向に開いて、着用者の頭に取り付けることにより
、帯状部201がZ、Z’方向に付勢されるようになり、着用者の頭に顔面防護
用バイザー200を装着することができるようにされている。
【0039】
以上のように本考案によれば、頭部の覆いをなくし、また、帽子の上から取り
付けることができ、さらに、着用者の動きを制限しない顔面保護用バイザーを提
供することができる。
【図1】本考案の第一の実施形態に係る顔面防護用バイ
ザー100の上方斜視図。
ザー100の上方斜視図。
【図2】縁取り106の構造を表す縦断面図。
【図3】顔面防護用バイザー100を帽子110の上か
ら取り付ける際の概略図。
ら取り付ける際の概略図。
【図4】本考案の第二の実施形態に係る顔面防護用バイ
ザー200の上方斜視図。
ザー200の上方斜視図。
【図5】従来例
100、200 顔面防護用バイザー
101、201 帯状部
102 鍔部
103 透明板
104 通気部材
105 面ファスナー
106 縁取り
107 線材
108 帯状部101と鍔部102との取付け部
109 鍔部102と透明板103との取付け部
Claims (6)
- 【請求項1】 頭に装着する帯状部と、前記帯状部を頭
に装着した状態で顔の前方に突出するように前記帯状部
に取り付けられた鍔部と、を備える顔面保護用バイザー
であって、 前記鍔部から下方に垂れ下がるように取り付けられた透
明板と、 前記透明板の下方に位置する通気部材と、を有すること
を特徴とする顔面保護用バイザー。 - 【請求項2】 前記通気部材の下端部は、剛性部材によ
る線材を用いて縁取りがされていることで、前記通気部
材を剛体にしていることを特徴とする請求項1に記載の
顔面保護用バイザー。 - 【請求項3】 前記通気部材は、メッシュ部材又はネッ
ト部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
顔面保護用バイザー。 - 【請求項4】 前記帯状部と前記鍔部との取付け部から
前記鍔部と前記透明板との取付け部までの範囲が、顔の
前方に突出する鍔を有する帽子の前記鍔よりも大きくな
るように形成されていることにより、前記帽子を被った
上から頭に装着することができるようにされていること
を特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の顔面
保護用バイザー。 - 【請求項5】 前記透明板及び通気部材は、前記鍔部に
対して取り外し自在にされていることを特徴とする請求
項1乃至4の何れか一項に記載の顔面保護用バイザー。 - 【請求項6】 前記透明板は、ほぼ半円形状に形成され
ていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に
記載の顔面保護用バイザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006996U JP3093846U (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 顔面保護用バイザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006996U JP3093846U (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 顔面保護用バイザー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3093846U true JP3093846U (ja) | 2003-05-23 |
Family
ID=43247854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002006996U Expired - Lifetime JP3093846U (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 顔面保護用バイザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3093846U (ja) |
-
2002
- 2002-11-05 JP JP2002006996U patent/JP3093846U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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