JPH10184618A - 銜込型連結金具 - Google Patents

銜込型連結金具

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JPH10184618A
JPH10184618A JP35617196A JP35617196A JPH10184618A JP H10184618 A JPH10184618 A JP H10184618A JP 35617196 A JP35617196 A JP 35617196A JP 35617196 A JP35617196 A JP 35617196A JP H10184618 A JPH10184618 A JP H10184618A
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JP
Japan
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bite
protective layer
mouthpiece
state
teeth
Prior art date
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Pending
Application number
JP35617196A
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English (en)
Inventor
Tomomune Aoyama
智旨 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYATA KINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
MIYATA KINZOKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性の確保、生産性のアップ、コストのダ
ウン化等に優れている新規の銜込型連結金具を提供す
る。 【解決手段】 操作片1を倒れ状態とされたときに可動
側片2の銜込歯3が固定側片4の先端個所上面5を圧し
て銜込状態を呈しまた起し状態とされたときに当該銜込
の解消状態を呈する構造の銜込型連結金具に関し、銜込
歯3部分に対して合成樹脂もしくはゴムの保護層6をデ
ッピング加工法により被着して成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンペンダーの留
金具等の銜込型連結金具に関し、詳しくは銜込歯がこれ
による銜込部分に損傷を与えてしまうことのないように
した銜込型連結金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銜込歯がこれによる銜込部分に損
傷を与えてしまうことのないようにしたこの種の銜込型
連結金具21としては、図4に示すように、合成樹脂成
形法により得た銜込歯22部分付き損傷防止用保護部材
23をリベット24止めによって別付けした形式が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て述べた別付け形式の銜込型連結金具21は、損傷防止
用保護部材23が別途成形である上にリベット止めによ
り別付けする必要があって、生産性の面およびコストの
面等において好ましくないものであった。
【0004】本発明は、生産性の面においてもコストの
面においても極めて好ましい新規の銜込型連結金具を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る銜込型連結金具は、操作片1を倒れ状態
とされたときに可動側片2の銜込歯3が固定側片4の先
端個所上面5を圧して銜込状態を呈しまた起し状態とさ
れたときに当該銜込の解消状態を呈する構造の銜込型連
結金具に関し、銜込歯3部分に対して合成樹脂もしくは
ゴムの保護層6をデッピング加工法により被着して成る
ものであり、そして、銜込歯3部分に小孔7を明け、小
孔7内において保護層6の外側部8と内側部9をデッピ
ング加工時に連続状態とさせて成るものである。
【0006】
【実施例】図1および図2に示す第1実施例は、操作片
1を倒れ状態とされたときに可動側片2の銜込歯3が固
定側片4の先端個所上面5を圧して銜込状態を呈しまた
起し状態とされたときに当該銜込の解消状態を呈する構
造の銜込型連結金具本体10を構成し、この本体10の
可動側片2における銜込歯3に近い個所に小孔7を切設
すると共に当該銜込歯3部分を加熱溶融された熱可塑性
合成樹脂に漬けたのち引き上げてこれを冷却固化するこ
とにより同銜込歯3部分に保護層6を被着し且つ当該保
護層6の外側部8と内側部9を小孔7内で連結させたも
のであり、また、図3に示す第2実施例は、更に、固定
側片4の先端個所にもデッピング法による保護層11を
被着し且つ当該保護層11の外側部12と内側部13を
小孔14で連結させたものである。
【0007】尚、図中において符号16は可動側片2を
非銜込方向に戻すバネ部であり、17、18は操作片1
の軸および軸孔であり、19は操作片1の基端に1体的
に設けた、可動側片2を銜込状態とするための脚部であ
り、また20はベルト(図示せず)の連結環である。
【0008】本発明は、次のようにすることができる。 合成樹脂が硬質としたり軟質としたり合成ゴムとし
たりする。 可動側片に対するデッピングは組立前に行ったり組
立後に行ったりする。 歯の形を平歯としたり凸凹形状としたりその他の形
としたりする。 小孔7を設けない。 小孔7内の連結部による抜け外れ防止機能を、銜込
歯部分に疣状凹凸、平行状凹凸を設けて果すようにす
る。
【0009】
【作用】銜込歯3が被銜込部分を銜えたときには、当該
被銜込部分に対して合成樹脂もしくはゴム製の保護層6
が直に圧接するものであって銜込歯3が直に接するもの
ではないものであり、損傷の発生の回避を能く果すもの
である。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る銜込型連結金具は、上記の
ように銜込歯3部分が保護層によって被覆されていて被
銜込部分に損傷を与えにくいという著効を奏するは勿論
であるが、特に本発明において保護層6はデッピング加
工法により設けることができるものあって、上記した従
来例のように損傷防止用保護部材を別途成形したり別付
けしたりする必要がなく、安全性の確保、生産性のアッ
プ、コストのダウン化等に優れているものであり、また
請求項2のように保護層が小孔7内で連結されているの
で同層が抜け外れてしまったりする等の危惧がないもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく一部切截側面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す一部切截側面図であ
る。
【図4】従来例を示す一部切截側面図である。
【符号の説明】
1 操作片 2 可動側片 3 銜込歯 4 固定側片 5 上面 6 保護層 7 小孔 8 外側部 9 内側部 10 本体 11 保護層 12 外側部 13 内側部 14 小孔 16 バネ部 17 軸 18 軸孔 19 脚部 20 連結環 21 金具 22 銜込歯 23 保護部材 24 リベット
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 銜込型連結金具
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サペンダーの留
金具等の銜込型連結金具に関し、詳しくは銜込歯がこれ
による銜込部分に損傷を与えてしまうことのないように
した銜込型連結金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銜込歯がこれによる銜込部分に損
傷を与えてしまうことのないようにしたこの種の銜込型
連結金具21としては、図4に示すように、合成樹脂成
形法により得た銜込歯22部分付き損傷防止用保護部材
23をリベット24止めによって別付けした形式が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て述べた別付け形式の銜込型連結金具21は、損傷防止
用保護部材23が別途成形である上にリベット止めによ
り別付けする必要があって、生産性の面およびコストの
面等において好ましくないものであった。
【0004】本発明は、生産性の面においてもコストの
面においても極めて好ましい新規の銜込型連結金具を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る銜込型連結金具は、操作片1を倒れ状態
とされたときに可動側片2の銜込歯3が固定側片4の先
端個所上面5を圧して銜込状態を呈しまた起し状態とさ
れたときに当該銜込の解消状態を呈する構造の銜込型連
結金具に関し、銜込歯3部分に対して合成樹脂もしくは
ゴムの保護層6をデッピング加工法により被着して成る
ものであり、そして、銜込歯3部分に小孔7を明け、小
孔7内において保護層6の外側部8と内側部9をデッピ
ング加工時に連続状態とさせて成るものである。
【0006】
【実施例】図1および図2に示す第1実施例は、操作片
1を倒れ状態とされたときに可動側片2の銜込歯3が固
定側片4の先端個所上面5を圧して銜込状態を呈しまた
起し状態とされたときに当該銜込の解消状態を呈する構
造の銜込型連結金具本体10を構成し、この本体10の
可動側片2における銜込歯3に近い個所に小孔7を切設
すると共に当該銜込歯3部分を加熱溶融された熱可塑性
合成樹脂に漬けたのち引き上げてこれを冷却固化するこ
とにより同銜込歯3部分に保護層6を被着し且つ当該保
護層6の外側部8と内側部9を小孔7内で連結させたも
のであり、また、図3に示す第2実施例は、更に、固定
側片4の先端個所にもデッピング法による保護層11を
被着し且つ当該保護層11の外側部12と内側部13を
小孔14で連結させたものである。
【0007】尚、図中において符号16は可動側片2を
非銜込方向に戻すバネ部であり、17、18は操作片1
の軸および軸孔であり、19は操作片1の基端に1体的
に設けた、可動側片2を銜込状態とするための脚部であ
り、また20はベルト(図示せず)の連結環である。
【0008】本発明は、次のようにすることができる。 合成樹脂が硬質としたり軟質としたり合成ゴムとし
たりする。 可動側片に対するデッピングは組立前に行ったり組
立後に行ったりする。 歯の形を平歯としたりその他の形としたりする。 小孔7を設けない。 小孔7内の連結部による抜け外れ防止機能を、銜込
歯部分に疣状凹凸、平行状凹凸を設けて果すようにす
る。
【0009】
【作用】銜込歯3が被銜込部分を銜えたときには、当該
被銜込部分に対して合成樹脂もしくはゴム製の保護層6
が直に圧接するものであって銜込歯3が直に接するもの
ではないものであり、損傷の発生の回避を能く果すもの
である。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る銜込型連結金具は、上記の
ように銜込歯3部分が保護層によって被覆されていて被
銜込部分に損傷を与えにくいという著効を奏するは勿論
であるが、特に本発明において保護層6はデッピング加
工法により設けることができるものあって、上記した
従来例のように損傷防止用保護部材を別途成形したり別
付けしたりする必要がなく、安全性の確保、生産性のア
ップ、コストのダウン化等に優れているものであり、ま
た請求項2のように保護層が小孔7内で連結されている
ので同層が抜け外れてしまったりする等の危惧がないも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく一部切截側面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す一部切截側面図であ
る。
【図4】従来例を示す一部切截斜視図である。
【符号の説明】 1 操作片 2 可動側片 3 銜込歯 4 固定側片 5 上面 6 保護層 7 小孔 8 外側部 9 内側部 10 本体 11 保護層 12 外側部 13 内側部 14 小孔 16 バネ部 17 軸 18 軸孔 19 脚部 20 連結環 21 金具 22 銜込歯 23 保護部材 24 リベット
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作片1を倒れ状態とされたときに可動
    側片2の銜込歯3が固定側片4の先端個所上面5を圧し
    て銜込状態を呈しまた起し状態とされたときに当該銜込
    の解消状態を呈する構造の銜込型連結金具に関し、銜込
    歯3部分に対して合成樹脂もしくはゴムの保護層6をデ
    ッピング加工法により被着して成ることを特徴とする銜
    込型連結金具。
  2. 【請求項2】 銜込歯3部分に小孔7を明け、小孔7内
    において保護層6の外側部8と内側部9をデッピング加
    工時に連続状態とさせて成ることを特徴とする請求項1
    記載の銜込型連結金具。
JP35617196A 1996-12-25 1996-12-25 銜込型連結金具 Pending JPH10184618A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005537874A (ja) * 2002-09-11 2005-12-15 バメト アクチエンゲゼルシャフト おしゃぶりバンドのためのクランプ
JP2013226368A (ja) * 2012-03-29 2013-11-07 Okada Soshoku Kanamono Kk ランナー及びそれを用いた間仕切りセット
JP2014152432A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Saito Nenshi:Kk 顔面保護具
KR20140122668A (ko) 2013-04-10 2014-10-20 코린주식회사 클립 및 그 클립을 장착한 정보 표시 표찰

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JP2013226368A (ja) * 2012-03-29 2013-11-07 Okada Soshoku Kanamono Kk ランナー及びそれを用いた間仕切りセット
JP2014152432A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Saito Nenshi:Kk 顔面保護具
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