JP2014151385A - ロボット制御装置およびロボット制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り曲げ加工機を用いて曲げ加工するときに変位する板材をロボットの保持部で保持し、ロボットの各アーム等を駆動することで、ロボットの保持部を前記板材の変位に追従させて動作させるロボット制御装置において、折り曲げ加工機の曲げ加工速度を遅くすることなく上記追従をすることができるものを提供する。
【解決手段】折り曲げ加工機1を用いて曲げ加工するときに変位する板材Wを、全体が走行軸25に沿って移動するロボット13の保持部21で保持し、ロボットの各アーム17B〜17Gを駆動しロボットを走行軸に沿って移動することで、ロボットの保持部を前記板材の変位に追従させて動作させるロボット制御装置19において、前記追従をするときに、ロボットの各アームの加速度が所定の値以下になるように、ロボットの駆動と走行軸の駆動とを制御をする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボット制御装置およびロボット制御方法に係り、特に、板材を保持しているロボットの保持部を曲げ加工される板材の変位に応じて動作させるものに関する。
従来、図11〜図13で示すように、走行軸201の上に載せられた6軸多関節ロボット203の保持部(板材Wの所定部位を保持している保持部)205を、折り曲げ加工機(プレスブレーキ)207等によって曲げ加工される板材(ワーク)Wの変位に追従(曲げ追従)させるとき、6軸多関節ロボット203の各関節(各軸;図3で示すS軸、L軸、U軸、R軸、B軸、T軸)を、制御装置の制御の下、駆動している。
なお、上述した従来の技術に関する文献として、たとえば、特許文献1を掲げることができる。
特開平5−337861号公報
ところで、ロボット203の各軸のうちの少なくとも1つの軸の加速度(たとえば角加速度)が許容加速度(たとえば、許容角加速度)を超えるようであると、ロボット203に上記追従動作をさせることはできない。
そこで、折り曲げ加工機207での板材Wの曲げ加工速度(折り曲げ加工機207に設置されているパンチの下降速度)を遅くする必要があるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、折り曲げ加工機を用いて曲げ加工するときに変位する板材を、全体が走行軸に沿って移動するロボットの保持部で保持し、前記ロボットの各アームを各関節のところで駆動し前記ロボットを前記走行軸に沿って移動することで、前記ロボットの保持部を前記板材の変位に追従させて動作させるロボット制御装置およびロボット制御方法において、前記折り曲げ加工機の曲げ加工速度を遅くすることなく上記追従をすることができるものを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、折り曲げ加工機を用いて曲げ加工するときに変位する板材を、全体が走行軸に沿って移動するロボットの保持部で保持し、前記ロボットの各アームを各関節のところで駆動し前記ロボットを前記走行軸に沿って移動することで、前記ロボットの保持部を前記板材の変位に追従させて動作させるロボット制御装置において、前記追従をするときに、前記ロボットの各アームの加速度が所定の値以下になるように、前記ロボットの駆動と前記走行軸の駆動とを制御をするように構成されているロボット制御装置である。
請求項21に記載の発明は、折り曲げ加工機を用いて曲げ加工するときに変位する板材を、全体が走行軸に沿って移動するロボットの保持部で保持し、前記ロボットの各アームを各関節のところで駆動し前記ロボットを前記走行軸に沿って移動することで、前記ロボットの保持部を前記板材の変位に追従させて動作させるロボット制御方法において、前記追従をするときに、前記ロボットの各アームの加速度が所定の値以下になるように、前記ロボットの駆動と前記走行軸の駆動とを制御をするロボット制御方法である。
本発明によれば、折り曲げ加工機を用いて曲げ加工するときに変位する板材を、全体が走行軸に沿って移動するロボットの保持部で保持し、前記ロボットの各アームを各関節のところで駆動し前記ロボットを前記走行軸に沿って移動することで、前記ロボットの保持部を前記板材の変位に追従させて動作させるロボット制御装置およびロボット制御方法において、前記折り曲げ加工機の曲げ加工速度を遅くすることなく上記追従をすることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るロボット制御装置によって制御されるロボットと折り曲げ加工機の概略構成を示す斜視図である。 図1におけるII矢視図である。 図1におけるIII矢視図である。 本発明の実施形態に係るロボット制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るロボット制御装置によって制御されるロボットと折り曲げ加工機の動作(初期状態)を示す斜視図である。 図5におけるVI矢視図である。 本発明の実施形態に係るロボット制御装置によって制御されるロボットと折り曲げ加工機の動作(曲げ加工終了状態)を示す斜視図である。 図7におけるVIII矢視図である。 本発明の実施形態に係るロボット制御装置、従来のロボット制御装置によって制御されるロボットの動作(追従動作)における走行軸の移動量とロボットの各軸の回動角度とを示す図表である。 従来のロボット制御装置によって制御されるロボットと折り曲げ加工機の動作(初期状態)を示す斜視図である。 図10におけるXI矢視図である。 従来のロボット制御装置によって制御されるロボットと折り曲げ加工機の動作(曲げ加工終了状態)を示す斜視図である。 図12におけるXIII矢視図である。
プレスブレーキ(折り曲げ加工機)1は、図1等で示すように、たとえば「C」字状に形成されたフレーム3と下部テーブル5と上部テーブル7と制御装置(図示せず)とを備えて構成されている。
ここで説明の便宜のために、水平な一方向をX軸方向(左右方向)とし、水平な他の一方向であってX軸方向に対して直交する方向をZ軸方向(前後方向)とし、X軸方向とZ軸方向とに直交する方向をY軸方向(上下方向)とする。
フレーム3は、床面(図示せず)に一体的に設置されており、下部テーブル5は、フレーム3のY軸方向下方Z軸方向前側でフレーム3に一体的に設けられている。上部テーブル7は、フレーム3のY軸方向上方Z軸方向前側でフレーム3に支持されており、Y軸方向(上下方向)でフレーム3(下部テーブル5)に対して移動自在になっている。
下部テーブル5には、たとえば、ダイホルダ9を介してダイDが一体的に設置されるようになっている。上部テーブル7には、たとえば、パンチホルダ11を介してパンチ(図示せず)が一体的に設置されるようになっている。
上部テーブル7は、上記制御装置の制御の下、サーボモータ(図示せず)等のアクチュエータによって、Y軸方向で移動位置決めされるようになっている。これにより、下部テーブル5に設置されたダイ(設置済みダイ)Dと上部テーブル7に設置されたパンチ(設置済みパンチ)とでワークW(図5等参照)が挟み込まれ、ワークWに曲げ加工がなされるようになっている。
なお、上記説明では、上部テーブル7のみを上下方向で移動位置決めしているが、上部テーブル7に代えてもしくは加えて、下部テーブル5が上下方向で移動位置決め自在になっていてもよい。すなわち、サーボモータによって上部テーブル7が下部テーブル5に対して相対的に移動位置決め自在になっていればよい。
ロボット13は、図3で示すように、各関節15A,15B,15C,15D,15E,15Fが順につながった多軸(たとえば6軸)の開ループ構造になっている。
さらに説明すると、ロボット13は、ベースアーム17Aと第1アーム17Bと第2アーム17Cと第3アーム17Dと第4アーム17Eと第5アーム17Fと第6アーム17Gとを備えて構成されている。
第1アーム17Bは、第1の関節15Aを介してベースアーム17Aにつながっており、ロボット制御装置19(図4参照)の制御の下、サーボモータ(図示せず)等のアクチュエータによって、第1の軸(たとえばZ軸方向に延びている軸)C1(S軸)まわりで、ベースアーム17Aに対して回動位置決め(回転位置決め)自在になっている。なお、ロボット制御装置19は、プレスブレーキ1の制御装置との間で信号(情報)のやりとりができるようになっている。
第2アーム17Cは、第2の関節15Bを介して第1のアーム17Bにつながっており、第1のアーム17Bの場合と同様にして、第2の軸(たとえば水平方向に延びている軸)C2(L軸)まわりで、第1のアーム17Bに対して回動位置決め自在になっている。
第3アーム17Dは、第3の関節15Cを介して第2のアーム17Cにつながっており、第1のアーム17Bの場合と同様にして、第3の軸C3(U軸)まわりで、第2のアーム17Cに対して回動位置決め自在になっている。
第4アーム17Eは、第4の関節15Dを介して第3のアーム17Dにつながっており、第1のアーム17Bの場合と同様にして、第4の軸C4(R軸)まわりで、第3のアーム17Dに対して回動位置決め自在になっている。
第5アーム17Fは、第5の関節15Eを介して第4のアーム17Eにつながっており、第1のアーム17Bの場合と同様にして、第5の軸C5(B軸)まわりで、第4のアーム17Eに対して回動位置決め自在になっている。
第6アーム17Gは、第6の関節15Fを介して第5のアーム17Fにつながっており、第1のアーム17Bの場合と同様にして、第6の軸C6(T軸)まわりで、第5のアーム17Fに対して回動位置決め自在になっている。
ロボット13の保持部(ワーク保持部)21は、第6アーム(エンドエフェクタ)17Gに設けられており、たとえば、一対の爪でワークWを保持するように構成されている。なお、一対の爪に代えて、マグネットもしくは真空吸着等によりワークWを保持するように構成されていてもよい。
ロボット13は、この全体が走行軸25に沿ってX軸方向で直線的に移動するようになっている。すなわち、床面(図示せず)には、ベース体23が一体的に設置されており、ベースアーム17Aは、図示しないリニアガイドベアリング等を介してベース体23に支持されている。そして、ロボット制御装置19の制御の下、サーボモータ(図示せず)等のアクチュエータによって、ベースアーム17A(ロボット13全体)がX軸方向で、プレスブレーキ1に対して移動位置決め自在になっている。
ロボット制御装置19は、図4で示すように、たとえば、制御部(CPU)27とメモリ29とロボット13の各軸の位置等を図示しないセンサ等から入力する入力部31とロボット13を駆動する信号等を出力する出力部33とを備えて構成されている。
ロボット13は、ロボット制御装置(制御部27)19の制御の下、曲げ加工前のワーク(板材)Wの所定の部位を保持部21で保持し、プレスブレーキ1に供給するようになっている。
また、ロボット13は、ロボット制御装置19の制御の下、プレスブレーキ1を用いてワークWに曲げ加工するときに(プレスブレーキ1に設置されたパンチとダイDとを用いてX軸方向に延びている曲げ線のところでワークWに曲げ加工するときに)変位するワークWの所定の部位を、保持部21で保持し続けるようになっている。
このとき、ロボット13は、ロボット制御装置19の制御の下、ロボット13の各アーム17A〜17Gを各関節15A〜15Fのところで駆動(たとえば、関節を介してお互いが隣接しているアームのうちの一方のアームを他方のアームに対して回動)して、保持部21(第6アーム17G)を適宜回動位置決めするとともに、ロボット13の全体を走行軸25に沿ってX軸方向に移動することで、ロボット13の保持部(ワークWの所定の位置を保持している保持部)21をワークWの変位に追従させて動作(フォローイング)させるようになっている。
また、ロボット13は、ロボット制御装置19の制御の下、曲げ加工後のワークWをプレスブレーキ1から搬出するときにも、保持部21でワークWを保持し続けるようになっている。
なお、折り曲げ加工機1による板材Wの曲げ加工の速度(たとえば、折り曲げ加工機1に設置されたパンチの下降速度)は、ロボット13と走行軸25の仕様に関係なく、折り曲げ加工機1の仕様によって決定されているものとする。たとえば、板材Wの曲げ加工の生産性を最大限まで高めるために、折り曲げ加工機1のパンチ(上部テーブル7にパンチホルダ11を介して設置されたパンチ)が板材Wに曲げ下降するための最大限の速度で下降し、板材Wに曲げ加工をするようになっている。
また、ロボット制御装置19は、上記追従をするときに、ロボット13の各アーム17B、17C、17D、17E、17F、17Gそれぞれの加速度(各関節15A〜15Fのところで各アーム17B〜17Gを駆動するときの各アーム17B〜17Gそれぞれの角加速度)が所定の値(たとえば許容値)を超えないように(所定の値以下になるように;所定の値内におさまるように)、また、走行軸25の加速度(ベースアーム17Aの加速度)が所定の値(たとえば許容値)を超えないように、ロボット13の各関節15A〜15Fの駆動とロボット13をX軸方向で移動する走行軸25の駆動とを制御をするように構成されている。
つまり、ロボット13の各軸(各アーム17B〜17G)のうちの少なくとも1つの軸(1つ以上の軸)の加速度が許容値を超えてしまうことが予測される場合、冗長軸(走行軸25)を利用して(走行軸25を駆動してロボット13を移動することで;ロボット13にたとえば助走をつけることで)、折り曲げ加工機1の駆動速度(パンチの下降速度)を遅くせず、しかも、保持部21で板材Wを保持したまま板材Wの曲げを実行するようになっている。
さらに説明すると、ロボット制御装置19は、たとえば、板材Wの曲げ加工を開始する前における保持部21での保持位置P1に対するロボット13のベースアーム17Aの位置P2(図2の寸法X)を変えるとともに、板材Wの曲げ加工をしているときに走行軸25でロボット13を移動することで、上記追従をするときにおけるロボット13と走行軸25の挙動パターンを予め複数もとめ、これらのもとめた各挙動パターンの中から、ロボット13の各アーム17A〜17Gの加速度(各関節15A〜15Fのところで駆動するときの加速度)が所定の値(たとえば許容値)を超えないたとえば一群の複数の挙動パターンを選択し、この選択した一群の複数の挙動パターンの中から、1つの挙動パターンを選択し、この選択した挙動パターンを用いてロボット13と走行軸25とを駆動する制御をするように構成されている。
すなわち、ロボット制御装置19は、図2の寸法Xを変える毎に、上記追従動作をするときにおけるロボット13の挙動パターン(X軸方向での移動速度の変化のパターンと各関節15A〜15Fにおける回動速度の変化パターン)を、予め計算することで複数もとめるようになっている。板材Wの保持位置P1とロボット13のベースアーム17Aの位置P2との間の距離Xの値を、X軸方向で、たとえば、所定の僅かな値だけ増やすたびに、上記追従をするときにおけるロボット13の挙動パターンをもとめることで複数の挙動パターンをもとめるようになっている。これらのもとめた挙動パターンは、メモリ29に格納(記憶)されるようになっている。
そして、各アーム17A〜17G総てものの加速度が許容値を超えない一群の挙動パターンのうちの選択した1つの挙動パターンによってロボット13と走行軸25とを駆動するようになっている。
また、ロボット制御装置19は、次に示す選択基準(評価関数)によって最も条件の良い挙動パターンを選択するようになっている。上記選択基準として、たとえば、次に示す第1の選択基準〜第5の選択基準のうちの少なくともいずれかの選択基準を用いるように構成されている。なお、いずれの選択基準を選ぶかは、たとえば、ロボット13のオペレータによって入力部31から入力された指令によって決まるものとする。
第1の選択基準(評価関数f1)は、走行軸25(アーム17A)およびロボット13の各アーム17B〜17Gの最大加速度(速度でもよい)が最も小さい挙動パターンを選択する選択基準である。
第2の選択基準(評価関数f2)は、走行軸25(アーム17A)およびロボット13の各アーム17B〜17Gの最大加速度(速度でもよい)の平均値が最も小さい挙動パターンを選択する選択基準である。
第3の選択基準(評価関数f3)は、走行軸25(アーム17A)およびロボット13の各アーム17B〜17Gの最大加速度(速度でもよい)の標準偏差が最も小さい挙動パターンを選択する選択基準である。
第4の選択基準(評価関数f4)は、走行軸25(アーム17A)およびロボット13の各アーム17B〜17Gの移動距離が最も少ない挙動パターンを選択する選択基準である。
第5の選択基準(評価関数f5)は、走行軸25(アーム17A)およびロボット13の各アーム17B〜17Gの移動方向の反転回数が最も少ない挙動パターンを選択する選択基準である。
なお、ロボット13の6軸と走行軸25の1軸とで、すでに理解されるように、7軸の冗長ロボットが生成されている。したがって、保持部21(第6アーム17G)が、曲げ加工されるワークWを保持し続ける場合、ワークWに対する保持部21の位置や姿勢が一定であっても(保持部21のX軸方向の位置、Y軸方向の位置、Z軸方向の位置、X軸に平行な軸回りの回動角度(姿勢)、Y軸に平行な軸回りの回動角度(姿勢)、Z軸に平行な軸回りの回動角度(姿勢)がワークの曲げに応じて一義的に変化しても)、走行軸25とロボット13の各アーム17A〜17の位置や速度(挙動パターン)は、一義的には決まらない。
そこで、制御部27は、擬似逆行列を用いた逆運動関数でロボット13の挙動パターンをもとめている。
ロボット制御装置19によれば、上記追従をするときに、ロボット13の各アーム17A〜17Gの加速度が所定の値(たとえば許容値)を超えないように、ロボット13の駆動と走行軸25の駆動とを制御をするので、折り曲げ加工機1の曲げ加工速度を遅くする必要が無くなり、生産性を落とすことなく、板材Wの曲げ加工をすることができる。
例を掲げて説明すると、図9の「今回」の箇所で示すように、従来の制御では、図2に示す寸法Xを「0」にして走行軸25を駆動することなく上記追従をしているので、上記追従におけるロボット13の各軸の移動量(回動角度)は、次に示すようになっている。T軸では0°(deg)、B軸では53.1°、R軸では0°、U軸では96.9°、L軸では88.8°、S軸では0°になっている。
すなわち、図10〜図13で示すように、B軸、U軸、L軸が大きく動いている。ロボット13の各軸(T軸、B軸、R軸、U軸、L軸、S軸)のそれぞれにおける最大の角速度(最大許容角速度)は、70deg/s(70°/秒)であり、これでは、ロボット13における各軸のうちのU軸とL軸との加速度(角加速度)が許容値を超えてしまう。
なお、従来の制御では、ロボット13の一部の軸の角加速度以外のものは、許容値以下になっている。すなわち、折り曲げ加工機1の上部テーブル7(パンチ)の下降距離、下降速度、下降加速度は、許容値内になっており、また、ロボット13の各軸の回動角度、回動各速度は、許容値内になっており、ロボット13の各軸のうちの一部の軸の角加速度が、許容値を上回っている。
このような場合において、本願発明では、7軸ロボット(ロボット13の6軸と走行軸25)の冗長性を生かして、ロボット13の各軸の総ての加速度を許容値内にするのである。
すなわち、本実施形態の制御では、走行軸25を適宜駆動することで、図9の「従来」の箇所で示すようになる。つまり、図2に示す寸法Xを「657.4mm」にして走行軸25を駆動し上記追従をすると、上記追従におけるロボット13の各軸の移動量(回動角度)は、次に示すようになっている。T軸では62,4°(deg)、B軸では25.6°、R軸では49.8°、U軸では48,5°、L軸では11.6°、S軸では34.3°になっている。これにより、ロボット13における各軸の加速度が許容値内におさまる。
なお、ロボット13の各アーム17B〜17G(各関節15A〜15F)のいずれかの駆動の開始時刻と、走行軸25によるロボット13の移動開始時刻とは、お互いに一致していてもよいし、一致していなくてもよい。
たとえば、走行軸25によるロボット13の移動が開始されてから所定の時刻が経過した後(所定の時間がたった後)に、ロボット13の各アーム17B〜17Gの少なくともいずれか1つのアームが駆動を開始してもよい。たとえば、走行軸25の最大加速度が5m/sであり、上記追従をするときに走行軸の速度を10m/sまで上げる必要がある場合、ロボット13の各アーム17B〜17Gの駆動開始時刻と走行軸25の駆動開始軸とを同じ時刻にすると、ロボット13の各アーム17B〜17Gの加速度を許容値以下にすることができなくなる。そこで、走行軸25によるロボット13の移動が開始されてから所定の僅かな時刻が経過した後に、ロボット13の各アーム17B〜17Gの少なくともいずれか1つのアームが駆動を開始するようにしてもよい。このようにした場合であって、1枚の板材Wの曲げに要する時間は、従来の場合よりも短くなっているものとする。
逆に、ロボット13の各アーム17B〜17Gの少なくともいずれか1つのアームが駆動を開始してから所定の時刻が経過した後に、走行軸25によるロボット13の移動が開始されてもよい。このようにした場合であって、1枚の板材Wの曲げに要する時間は、従来の場合よりも短くなっているものとする。
なお、上述したものをロボット制御方法の発明として把握してもよい。すなわち、折り曲げ加工機を用いて曲げ加工するときに変位する板材を、全体が走行軸に沿って移動するロボットの保持部で保持し、前記ロボットの各アームを各関節のところで駆動し前記ロボットを前記走行軸に沿って移動することで、前記ロボットの保持部を前記板材の変位に追従させて動作させるロボット制御方法において、前記追従をするときに、前記ロボットの各アームの加速度が所定の値を超えないように、前記ロボットの駆動と前記走行軸の駆動とを制御をするロボット制御方法として把握してもよい。
1 折り曲げ加工機(プレスブレーキ)
13 ロボット
15A〜15F 関節
17B〜17G アーム
19 ロボット制御装置
21 保持部
25 走行軸
W 板材

Claims (2)

  1. 折り曲げ加工機を用いて曲げ加工するときに変位する板材を、全体が走行軸に沿って移動するロボットの保持部で保持し、前記ロボットの各アームを各関節のところで駆動し前記ロボットを前記走行軸に沿って移動することで、前記ロボットの保持部を前記板材の変位に追従させて動作させるロボット制御装置において、
    前記追従をするときに、前記ロボットの各アームの加速度が所定の値以下になるように、前記ロボットの駆動と前記走行軸の駆動とを制御をするように構成されていることを特徴とするロボット制御装置。
  2. 折り曲げ加工機を用いて曲げ加工するときに変位する板材を、全体が走行軸に沿って移動するロボットの保持部で保持し、前記ロボットの各アームを各関節のところで駆動し前記ロボットを前記走行軸に沿って移動することで、前記ロボットの保持部を前記板材の変位に追従させて動作させるロボット制御方法において、
    前記追従をするときに、前記ロボットの各アームの加速度が所定の値以下になるように、前記ロボットの駆動と前記走行軸の駆動とを制御をすることを特徴とするロボット制御方法。
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