JP5011507B2 - ロボット教示システム及びロボット教示方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態に係るロボット教示システムの構成図である。また、図2は、図1に示すロボット教示システムにおける教示操作端末300の外観構成を示す外観図(側面図)である。
図1では、ロボット100として、ダブルアーム型のロボットを採用している。ロボット100は、基台11と、回転ユニット12と、コラム13と、スライダ14(アーム15A,15Bを支持する支持部材)と、アーム15A,15Bと、から構成されている。アーム15Aは、ハンドフォーク部16aとハンド基端部16bを有している(アーム15Bについても同様)。また、アーム15Aは、第1関節部17a,第2関節部17b,第3関節部17cにより回転可能に連結されており、回転駆動源による回転力を伝達し所望の動作をさせることができるようになっている(アーム15Bについても同様)。
サーボモータ110b1〜110bn(後述する図3参照)によって、制御されるようになっている。
図3は、本発明の実施の形態に係るロボット教示システムにおけるロボット100及びロボットコントローラ200の電気的構成を示すブロック図である。
図5は、本発明の実施の形態に係るロボット教示方法における情報処理の流れを示すフローチャートである。また、図6は、図5に示すフローチャートを補足的に説明する説明図である。特に、図5は、再ティーチング("Re−Teach"作業)に着目したときの情報処理の流れに着目している。
以上説明したように、本実施形態に係るロボット教示方法には、目標位置(S)の仮座標を設定するステップと、現在位置(Q)から目標位置(S)へのジョグ送りによるロボット100の移動範囲を、仮座標と現在位置の座標の差分により定義する範囲(上述したX座標LimitやZ座標Limitを越えない範囲)に制限する移動範囲制限ステップと、が含まれることになる(図5のステップS5,ステップS6,図6)。これにより、ロボット100が制限ジョグ送り動作している最中、ロボット100の移動範囲は、目標位置(S)の仮座標と、現在位置(Q)の座標との差分により定義する範囲に限られることから、他の周辺装置との衝突を防ぐことができる。
図5及び図6に示す情報処理の流れでは、現在位置(Q)から目標位置(S)へロボット100を移動させるにあたって、自由ジョグ送り動作と制限ジョグ送り動作の双方の動作モードを使用したが、例えば、これら以外に、参照動作の動作モードを使用してもよい。この場合、ロボット教示方法に係る情報処理の流れには、目標位置(S)の仮座標を参照して、現在位置(Q)から目標位置(S)へロボット100を全軸動作により移動させる参照動作ステップと、参照動作ステップにおいて、ロボット100が障害物と接触する可能性がある場合に、参照動作ステップを中止するとともに、自由ジョグ送りによって障害物との接触を回避させる障害回避ステップと、障害回避ステップ後に、制限ジョグ送りを実行するステップと、ロボット100が目標位置(S)の近傍に達した場合に、自由ジョグ送りを実行して、教示点を微調整する調整ステップと、が含まれることになる。なお、障害回避ステップ後に、参照動作ステップへ復帰することとしてもよい。
200 ロボットコントローラ
300 教示操作端末
Claims (10)
- 教示された位置情報に基づき動作するロボットと、
前記ロボットを所定のプログラムに基づいて作動させるコントローラと、
前記ロボットに前記位置情報を教示するための教示操作端末と、を有するロボット教示システムにおいて、
前記教示操作端末は、前記ロボットを現在位置から教示すべき目標位置へと、選択された軸線上を直線的にジョグ送りで移動させるジョグ送り手段を備え、
前記コントローラ又は前記教示操作端末のいずれか一方又は双方には、
前記目標位置の座標と座標成分の一部が一致し、前記現在位置の座標から仮想的に前記ジョグ送りして得られる仮座標を記憶する記憶手段と、
前記現在位置から前記目標位置への前記ジョグ送りによる前記ロボットの移動範囲を、前記仮座標と前記現在位置の座標との差分により定義する範囲に制限する制限手段と、を備えることを特徴とするロボット教示システム。 - 前記記憶手段は、前記現在位置の座標を(X,Y,Z)とする場合に、前記目標位置の前記仮座標を(X1,Y1,Z1)として記憶し、
前記制限手段は、前記現在位置から前記目標位置への前記ジョグ送りを、X=X1となるYZ平面と、Y=Y1となるXZ平面と、Z=Z1となるXY平面のいずれかに前記ロボットが到達した場合に停止させ、これらの平面を越えないように前記ロボットの移動を制限することを特徴とする請求項1記載のロボット教示システム。 - 前記コントローラ又は前記教示操作端末のいずれか一方又は双方は、前記ジョグ送りを前記移動範囲に制限する制限ジョグ送り動作と、前記移動範囲の制限を解除した自由ジョグ送り動作との間で、動作モードを相互に切り替える動作モード切り替え手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のロボット教示システム。
- 前記コントローラは、前記目標位置の前記仮座標を参照して、前記現在位置から前記目標位置へロボットを全軸動作により移動させる参照動作を実行する参照動作実行手段を備え、
前記動作モード切り替え手段は、前記参照動作と前記自由ジョグ送り動作及び前記制限ジョグ送り動作との間で、動作モードを相互に切り替えることを特徴とする請求項3記載のロボット教示システム。 - 前記仮座標は、前記ロボット教示システムの設計上の座標又は修正前の教示点の座標であることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載のロボット教示システム。
- ロボットを現在位置から教示すべき目標位置へと、選択された軸線上を直線的にジョグ送りで移動させ、当該目標位置を教示点として設定するロボット教示方法において、
前記目標位置の座標と座標成分の一部が一致し、前記現在位置の座標から仮想的に前記ジョグ送りして得られる仮座標を設定する仮座標設定ステップと、
前記現在位置から前記目標位置への前記ジョグ送りによる前記ロボットの移動範囲を、前記仮座標と前記現在位置の座標との差分により定義する範囲に制限する移動範囲制限ステップと、を含むことを特徴とするロボット教示方法。 - 前記現在位置の座標を(X,Y,Z)とする場合に、前記目標位置の前記仮座標を(X1,Y1,Z1)として設定し、
前記現在位置から前記目標位置への前記ジョグ送りを、X=X1となるYZ平面と、Y=Y1となるXZ平面と、Z=Z1となるXY平面のいずれかに前記ロボットが到達した場合に停止させ、これらの平面を越えないように前記ロボットの移動を制限することを特徴とする請求項6記載のロボット教示方法。 - 前記ジョグ送りは、前記移動範囲を制限する制限ジョグ送りと、前記移動範囲の制限を解除した自由ジョグ送りとが可能であって、当該自由ジョグ送りと当該制限ジョグ送りとを相互に切り替え可能としたことを特徴とする請求項6又は7記載のロボット教示方法。
- 前記目標位置の前記仮座標を参照して、前記現在位置から前記目標位置へ前記ロボットを全軸動作により移動させる参照動作ステップと、
前記参照動作ステップにおいて、前記ロボットが障害物と接触する可能性がある場合に、前記参照動作ステップを中止するとともに、前記自由ジョグ送りによって前記障害物との接触を回避させる障害回避ステップと、
前記障害回避ステップ後に、前記制限ジョグ送りを実行することを特徴とする請求項8記載のロボット教示方法。 - 前記ロボットが前記目標位置の近傍に到達した場合に、前記自由ジョグ送りを実行して、教示点を微調整する調整ステップを備えることを特徴とする請求項8又は9記載のロボット教示方法。
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