JP2014147598A - 磁気応答玩具、磁気応答玩具に用いられる主玩具体および副玩具体 - Google Patents

磁気応答玩具、磁気応答玩具に用いられる主玩具体および副玩具体 Download PDF

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Abstract

【課題】磁石等の磁気発生部材を、センサ直上でなくとも、センサを含む所定の範囲を有する磁気検知部に近づければ、これを検知し、その磁気に応答して動作する玩具を提供する。
【解決手段】磁気応答玩具1は、主玩具体2と、磁気発生部材17を有する副玩具体3とからなり、主玩具体2は、使用者が、副玩具体3を身体に装着又は把持した状態で副玩具体3を装着又は把持した身体上の部位を接近させることが可能な磁気検知部23と、動作部20,21と、動作データを記憶した動作記憶部22と、磁気検知部23が磁気を検知したことに応じて動作データに基づいて動作部20,21を動作させる動作制御部24と、を備え、磁気検知部23は、磁界を検知可能な磁界センサ30と、磁界センサ30の少なくとも一側に設けられ、軟磁性材料からなる磁界収束部材31と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、磁石等の磁気発生部材の磁気に応答して動作する玩具に関する。
従来、永久磁石が設けられた人形、掃除機または調理器の形をした移動体の接近を検知可能なセンサを有し、センサによる移動体の検知に伴い音声信号が読み出され、スピーカから音声が出力される玩具が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−277263号公報
特許文献1に記載された玩具の場合、移動体の永久磁石がセンサ直上に配置されないとセンサは移動体を検知できなかった。そのため、玩具上の所定の範囲に永久磁石を近づけると反応するようにするには、当該範囲をカバーするようにセンサを複数設置しなければならず、結果、玩具が高価になるという問題があった。
本発明は、磁石等の磁気発生部材を、センサ直上でなくとも、センサを含む所定の範囲を有する磁気検知部に近づければ、これを検知し、その磁気に応答して動作する玩具を提供することを目的とする。
本発明に係る磁気応答玩具は、主玩具体と、使用者が身体に装着又は把持可能であって、磁気発生部材を有する副玩具体とからなる磁気応答玩具であって、前記主玩具体は、使用者が、前記副玩具体を身体に装着または把持した状態で、当該副玩具体を装着又は把持した身体上の部位を接近又は接触させることが可能な磁気検知部と、動作部と、前記動作部を動作させるための動作データを記憶した動作記憶部と、前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記動作記憶部から動作データを読み出し、当該読み出した動作データに基づいて前記動作部を動作させる動作制御部と、を備え、前記磁気検知部は、磁界を検知可能な磁界センサと、当該磁界センサの少なくとも一側に設けられ、軟磁性材料からなる磁界収束部材と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記磁気検知部の磁界センサは、使用者が前記副玩具体を身体に装着又は把持した状態で当該副玩具体を装着又は把持した身体上の部位を前記磁気検知部に接触させることにより、前記副玩具体の磁気発生部材の磁界を検知するようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記主玩具体は使用者が把持可能な把持部を有しているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記磁気検知部は前記把持部に設けられているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記磁界センサは、動作磁界方向を有し、当該動作磁界方向を前記把持部の軸心に沿わせて前記把持部に設けられているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記磁界収束部材は前記磁界センサの動作磁界方向に当該磁界センサに隣設されているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記動作部は、音声または発光のうち少なくともいずれかを含む演出を出力可能な演出出力部であり、また、動作記憶部は、前記演出出力部によって演出として出力される演出データを記憶した演出記憶部であり、前記動作制御部は、前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記演出記憶部から演出データを読み出し、当該読み出した演出データに基づいて音声または発光のうち少なくともいずれかを含む演出を出力するように前記演出出力部を制御する演出制御部であるようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記副玩具体は、指輪形状またはカード形状のいずれかの形状をしているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記主玩具体は、剣、斧、槍、薙刀、銃、弓矢、小手等の武具、携帯電話、化粧用具、腕輪、人形体、動物人形のいずれかの形象物を表す形状をしているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体であって、前記主玩具体は、磁気検知部と、動作部と、前記動作部を動作させるための動作データを記憶した動作記憶部と、前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記動作記憶部から動作データを読み出し、当該読み出した動作データに基づいて前記動作部を動作させる動作制御部と、を備え、前記磁気検知部は、磁界を検知可能な磁界センサと、当該磁界センサの少なくとも一側に設けられ、軟磁性材料からなる磁界収束部材と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体においては、使用者が把持可能な把持部を有しているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体においては、前記磁気検知部は前記把持部に設けられているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体においては、前記磁界センサは、動作磁界方向を有し、当該動作磁界方向を前記把持部の軸心に沿わせて前記把持部に設けられているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体においては、前記磁界収束部材は前記磁界センサの動作磁界方向に当該磁界センサに隣設されているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体においては、前記動作部は、音声または発光のうち少なくともいずれかを含む演出を出力可能な演出出力部であり、また、前記動作記憶部は、前記演出出力部によって演出として出力される演出データを記憶した演出記憶部であり、前記動作制御部は、前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記演出記憶部から演出データを読み出し、当該読み出した演出データに基づいて音声または発光のうち少なくともいずれかを含む演出を出力するように前記演出出力部を制御する演出制御部であるようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体は、剣、斧、槍、薙刀、銃、弓矢、小手等の武具、携帯電話、化粧用具、腕輪、人形体、動物人形のいずれかの形象物を表す形状をしているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる副玩具体は、使用者が把持可能な把持部と、当該把持部に設けられた磁気検知部と、動作部と、前記動作部を動作させるための動作データを記憶した動作記憶部と、前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記動作記憶部から動作データを読み出し、当該読み出した動作データに基づいて前記動作部を動作させる動作制御部と、を備え、前記磁気検知部は、所定の動作磁界方向に沿った磁界を検知可能であり、当該動作磁界方向を前記把持部の軸心に沿わせて前記把持部に設けられている磁界センサと、当該磁界センサの少なくとも一側に設けられ、軟磁性材料からなる磁界収束部材と、を有している主玩具体とともに磁気応答玩具として使用される副玩具体であって、使用者が身体に装着又は把持可能であり、かつ、磁気発生部材を有し、当該磁気発生部材は、使用者が前記副玩具体を身体に装着又は把持した状態で、当該副玩具体を装着又は把持した身体上の部位を前記磁気検知部に接近又は接触させたとき、前記磁界センサの動作磁界方向に沿った磁界を発生するように配置されていること、を特徴とする。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる副玩具体は指輪形状またはカード形状のいずれかの形状としてもよい。
本発明によれば、磁石等の磁気発生部材を、センサ直上でなくとも、センサを含む所定の範囲を有する磁気検知部に近づければ、これを検知し、その磁気に応答して動作する玩具を提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための、主玩具体及び副玩具体とからなる磁気応答玩具の一例の構成を示す模式図である。 (A)は図1の磁気応答玩具の第1の使用態様を示す模式図であり、(B)は図1の磁気応答玩具の第2の使用態様を示す模式図である。 図1の磁気応答玩具の機能ブロックを示す図である。 図1の主玩具体の動作制御部が実行する処理を示すフロー図である。 図1の主玩具体の動作制御部が実行する処理を示すフロー図である。 (A)は図1の主玩具体の磁気検知部の正面図であり、(B)は同磁気検知部の側面図である。 図1の主玩具体の変形例の動作制御部が実行する処理を示すフロー図である。
図1は、本発明の実施形態を説明するための磁気応答玩具の一例の構成を示す。また、図2(A)は、図1の磁気応答玩具の第1の使用態様を示し、図2(B)は図1の磁気応答玩具の第2の使用態様を示す。
図1に示す磁気応答玩具1は、主玩具体2と、副玩具体3とからなる。
主玩具体2は、全体として剣を模した形状をしており、剣身部10と柄部11とを備え、柄部11は、把持部12、剣身部10と把持部12との間に介在する鍔部13、及び鍔部13と把持部12の基端部との間に架け渡された護拳部14とで構成されている。
そして、護拳部14は斧の刃を模した形状をしている。そこで、主玩具体2は、剣身部10と柄部11との天地を逆転させることによって、全体として斧を模した形状にもなる。
使用者は、主玩具体2を剣として使用する場合には、図2(A)に示すように把持部12を把持し、また、主玩具体2を斧として使用する場合には、図2(B)に示すように剣身部10を把持して、主玩具体2を使用することとなる。
この主玩具体2は、剣としての使用態様及び斧としての使用態様とでそれぞれの使用態様毎に異なる動作をする動作部と、動作部を作動させるトリガーボタン15,16とを備えている。本例では、動作部は、音声及び光を用いて使用態様に応じた演出を行うよう構成されている。
第1トリガーボタン15は、主玩具体2が剣として使用される場合における操作性に配慮して、その場合に使用者に把持される把持部12に設けられている。
第2トリガーボタン16は、主玩具体2が斧として使用される場合における操作性に配慮して、その場合に使用者に把持される剣身部10の基端部(柄部11側の端部)に設けられている。
そして、主玩具体2には、上記の動作部の動作を使用態様に応じて切り替えるための剣演出モード及び斧演出モードの動作モードが設けられており、動作モードの切り替えは副玩具体3を用いて行われる。
副玩具体3は、指輪形状をしており、例えば把持部12や剣身部10を把持する使用者の把持手のいずれかの指に装着されて使用される。なお、副玩具体3は、使用者の把持手とは別の手や、その他の身体上の部位に保持されて使用される場合もある。
副玩具体3は、例えば永久磁石や電磁石などの磁気発生部材17を有しており、図示の例では、磁気発生部材17は、使用者の手指を包持する環状の腕部18に支持された装飾部19に設けられている。
主玩具体2においては、副玩具体3の磁気発生部材17が発する磁気が検知されることによって動作モードが切り替わる。
図3は、磁気応答玩具1の機能ブロックを示す。
主玩具体2は、上記の動作部としての音声発生部20及び発光部21と、剣演出モード及び斧演出モードの、それぞれの動作モード毎の音声発生部20及び発光部21の動作データを記憶した動作記憶部22と、副玩具体3の磁気発生部材17が発する磁気を検知する磁気検知部23と、動作制御部24と、主玩具体2の各部に電力を供給する電源部25とを備えている。
動作制御部24は、磁気検知部23において磁気を検知した場合に動作モードを切り替える。本例では、動作制御部24は、電源部25に設けられた電源スイッチ26がON操作されて主玩具体2が起動されるのに伴い、まず動作モードを剣演出モードに設定する。そして、動作制御部24は、剣演出モードが設定されている間に磁気検知部23において磁気を検知した場合に、動作モードを斧演出モードに切り替え、斧演出モードへの移行から所定時間経過後に再び動作モードを剣演出モードに戻す。
そして、動作制御部24は、トリガーボタン15,16が押圧操作された場合に、それらの操作を検出し、設定されている動作モード及び動作記憶部22に記憶された動作データに基づいて、音声発生部20及び発光部21を動作させる。
音声発生部20は、スピーカ等の発音体を含んで構成され、動作制御部24による制御のもとで、動作モードに応じた音声を発生させる。本例では、音声発生部20は、剣演出モードにおいては、剣の切り裂き音を模した音声(例えば「ズバ」なる音声)を発生させ、斧演出モードにおいては、斧の切り裂き音を模した音声(例えば「ザク」なる音声)を発生させる。
発光部21は、LED(Light Emitting Diode)等の発光体を含んで構成され、動作制御部24による制御のもとで、動作モードに応じた態様で発光する。本例では、発光部21は、斧の刃を模した形状の護拳部14に設けられており、斧演出モードにおいてのみ発光する。
磁気検知部23は、詳細は後述するが、副玩具体3が接触し又は近接して配置された際に副玩具体3の磁気発生部材17が発する磁気を検知する。よって、磁気検知部23は、主玩具体2上の、使用者が副玩具体3を保持している身体上の部位を相対的に接近させることが可能な部分に設けられる。本例では、磁気検知部23において磁気を検知した場合に動作モードが斧演出モードに切り替わることから、磁気検知部23は、主玩具体2が斧として使用される場合に使用者によって把持される剣身部10に設けられている。
図2(A)及び同図(B)に示したように、使用者が、副玩具体3を装着した把持手により把持している把持位置を、主玩具体2を斧として使用するべく、把持部12から剣身部10に変更したとき、副玩具体3は、この把持位置の変更に伴って剣身部10に設けられた磁気検知部23に接近または接触することになる。それにより、磁気検知部23が副玩具体3の磁気発生部材17の磁気を検知し、動作制御部24は、主玩具体2の動作モードを斧演出モードに切り替える。
そして、使用者が、主玩具体2を剣として使用するべく、把持位置を剣身部10から把持部12に変更したときには、副玩具体3は、把持位置の変更に伴って磁気検知部23から離間することになる。それにより、磁気検知部23は磁気発生部材17の磁気を検知しなくなり、動作制御部24は、主玩具体2の動作モードを剣演出モードに戻すよう制御する。
ここで、動作制御部24は、剣としての使用態様に対応して設けられた第1トリガーボタン15及び斧としての使用態様に対応して設けられた第2トリガーボタン16のうち、設定されている動作モードに応じて、その動作モードから通常想定される使用態様において操作しやすい一方のトリガーボタンの操作を有効とし、操作しづらい他方のトリガーボタンの操作を無効とする。例えば、動作モードが斧演出モードに設定されている場合に、動作制御部24は、斧としての使用態様のときに操作しやすい第2トリガーボタン16の操作は有効とし、剣としての使用態様のときに操作しやすい、逆に言えば、斧としての使用態様のときに操作しづらい第1トリガーボタン15の操作は無効とする。このように、設定されている動作モードに応じて、その動作モードから通常想定される使用態様のときに操作しやすいトリガーボタンの操作のみを有効とすることにより、主玩具体2の使用態様と音声発生部20及び発光部21による演出との間で不一致が生じることを防止することができる。
具体的には、主玩具体2が剣として使用されており、その動作モードもまた剣演出モードに設定されているものとして、例えば主玩具体2の把持部12を把持している使用者の把持手とは別の手に副玩具体3が保持されており、使用者が意図せずに副玩具体3を保持した手を磁気検知部23に接近させてしまった場合に、磁気検知部23が磁気発生部材17の磁気を検知し、主玩具体2の動作モードが斧演出モードに切り替わる可能性がある。
そして、主玩具体2の動作モードが斧演出モードに切り替わっていることに気付かないまま、把持部12を把持して主玩具体2を剣として使用している使用者が、把持部12に設けられた第1トリガーボタン15を操作してしまうことがある。このとき、第1トリガーボタン15の操作が依然として有効であると、使用者が剣として使用しているにもかかわらず、斧としての使用態様の演出が音声発生部20及び発光部21によってなされる。そこで、第1トリガーボタン15の操作を無効とすることにより、主玩具体2の使用態様と音声発生部20及び発光部21による演出との間に不一致が生じることを防止することができる。
図4及び図5は、動作制御部24が実行する処理のフローを示す。
主玩具体2の動作制御部24は、主玩具体2が起動されるのに伴い、まず動作モードを剣演出モードに設定する(ステップS1)。
そして、動作制御部24は、磁気検知部23における磁気の検知の有無を判定する(ステップS2)。
磁気検知部23において磁気が検知された場合に、動作制御部24は動作モードを剣演出モードから斧演出モードに切り替える(ステップS3)。斧演出モードに移行した場合の動作フローについては後述する。
磁気検知部23において磁気が検知されていない場合に、動作制御部24は、剣としての使用態様に対応する第1トリガーボタン15の操作を有効とし、斧としての使用態様に対応する第2トリガーボタン16の操作を無効とする(ステップS4)。
そして、動作制御部24は、第1トリガーボタン15の押圧操作の有無を判定する(ステップS5)。
第1トリガーボタン15の押圧操作が有った場合に、動作制御部24は、動作記憶部22に記憶された剣演出モードに対応する動作データを読み出し(ステップS6)、読み出した動作データに基づいて音声発生部20及び発光部21を駆動(動作)させる(ステップS7)。
動作制御部24は、電源スイッチ26がOFF操作されて主玩具体2が停止されるまで、上記のステップS2〜S7の処理を繰り返す。
次に、図5を参照して斧演出モードにおける主玩具体2の動作フローについて説明する。
動作制御部24は、タイマーをリセットし、計時を開始する(ステップS10)。
また、動作制御部24は、剣としての使用態様に対応する第1トリガーボタン15の操作を無効とし、斧としての使用態様に対応する第2トリガーボタン16の操作を有効とする(ステップS11)。
そして、動作制御部24は、第2トリガーボタン16の押圧操作の有無を判定する(ステップS12)。
第2トリガーボタン16の押圧操作が有った場合には、動作制御部24は、動作記憶部22に記憶された斧演出モードに対応する動作データを読み出し(ステップS13)、読み出した動作データに基づいて音声発生部20及び発光部21を駆動(動作)させる(ステップS14)。
そして、動作制御部24は、タイマーを参照し、斧演出モードに移行してからの経過時間tが所定時間t(例えば30秒)以下であるか否かを判定する(ステップS15)。
経過時間tが所定時間t以下である場合に、動作制御部24は、斧演出モードを継続し、上記のステップS12〜S15の処理を繰り返す。
経過時間tが所定時間tを超えている場合には、動作制御部24は、計時を停止して斧演出モードを終了する(ステップS16)。そして、動作制御部24は、上記のステップS1(図4参照)に戻る。ただし、もし引き続き使用者が斧として使用しており、副玩具体3を保持した把持手で剣身部10を把持している場合には、一旦ステップS1で剣演出モードに戻るものの、ステップS2で即磁気検知部23において磁気が検知されるので、動作制御部24は動作モードを再び斧演出モードに切り替える。したがって、使用者としては、副玩具体3を保持した把持手で剣身部10を把持している限り、常時斧演出モードにあると認識できる。
図6(A)及び同図(B)は、磁気検知部23の構成を示す。
磁気検知部23は、磁界センサ30と、磁界収束部材31とを有している。
磁界センサ30としては、例えば磁気抵抗効果素子(MR素子)を用いることができる。これらの素子は一般に動作磁界方向を有しており、磁界センサ30は、その動作磁界方向を、主玩具体2が斧として使用される場合に使用者によって把持される剣身部10の軸心と略平行となるように配して設けられている。
磁界収束部材31は磁性材料からなる板状の部材であって、磁界センサ30が動作できる動作磁界方向に平行となるように磁気センサ30に隣設されている。本例では、二つの磁界収束部材31が用いられており、これらの磁界収束部材31が磁界センサ30を動作磁界方向から挟むようにして設けられている。すなわち、磁界収束部材31は、磁界センサ30が動作できる動作磁界方向に沿って、並んで配置されている。磁界収束部材31の各々の磁界センサ30側に位置する端部は、磁界センサ30に磁界の磁力線を収束させるように、磁界センサ30に向けて次第に幅が狭くなるテーパ状に形成されている。
以上のように構成された磁気検知部23では、磁界収束部材31が、副玩具体3の磁気発生部材17が形成する磁界の磁力線φを収集し、これを磁界センサ30の動作磁界方向に沿って磁界センサ30を通過するように収束させる。それにより、磁界センサ30は磁気発生部材17の磁気(具体的には、磁気発生部材17が形成する磁界)を検知する。
磁界センサ30単体での磁界検知可能範囲A1は、磁界センサ30の直上の極めて狭い範囲にとどまる。一方、二つの磁界収束部材31で磁界センサ30の動作磁界方向に磁界センサ30を挟んで構成された磁気検知部23の磁界検知可能範囲A2は、磁界収束部材31の周囲にまで及び剣身部10の軸心に沿って広がっており、磁界検知可能範囲A1に比べて拡大されている。
使用者が副玩具体3を磁気検知部23に接触させ又はかざした(接近させた)際に、副玩具体3の磁気発生部材17が磁界センサ30の直上からずれていても、磁界検知可能範囲A2内にある限りにおいて、磁気検知部23は磁気発生部材17の磁気(具体的には、磁気発生部材17が形成する磁界)を検知する。そのため、使用者が子供である等の理由から、剣身部10を把持するときに、正確に副玩具体3が磁界センサ30の直上となるように把持できず、軸心方向にずれていたとしても、磁界感知可能範囲A2内に把持手の副玩具体3があれば、磁気検知部23に磁気を検知させることができ、主玩具体2の動作モードの切り替えを比較的確実に行うことができる。
特に、使用者による剣身部10の把持位置は、使用者が主玩具体2を斧として使用する都度、剣身部10の軸心方向にばらつく可能性が高い。しかし、磁気検知部23の磁界検知可能範囲A2が、上述のとおり剣身部10の軸心に沿って広がっていれば、例えば図2(B)に示したように、使用者が剣身部10を把持する把持手に副玩具体3を装着していれば、把持位置の多少のばらつきにかかわらず磁気検知部23は磁気発生部材17の磁気(具体的には、磁気発生部材17が形成する磁界)を検知することができる。
このように磁界収束部材31を用いることによって、複数の磁界センサ30を用いずとも磁気検知部23の磁界検知可能範囲を磁界センサ30を単体で使用する場合に比べて拡大することができ、磁気応答玩具1のコストを低減することができる。
なお、磁界センサ30の片側のみに磁界収束部材31を設けてもよく、その場合にも磁気検知部23の磁界検知可能範囲を磁界センサ30を単体で使用する場合に比べて拡大することができる。
磁界収束部材31を形成する磁性材料は、透磁率が高く、残留磁束密度が小さい(保磁力が小さい)軟磁性材料が好ましく、電磁鋼板やパーマロイなどを例示することができる。残留磁束密度が小さい軟磁性材料を用いることにより、磁界収束部材31自体が永続的に磁化されることを防止し、磁気検知部23における磁気の誤検知を防止することができる。
例えば、主玩具体2と副玩具体3とが同じ場所に(おもちゃ箱等)に保管され、副玩具体3が磁気検知部23に接触し又は近接して配置されたままとなった場合に、仮に磁界収束部材31を形成する磁性材料が残留磁束密度の大きい硬磁性材料であると、磁界収束部材31自体が永続的に磁化してしまい、使用に際して副玩具体3を主玩具体2から離した後も、磁化した磁界収束部材31が発する磁界を磁界センサ30が常に検知している状態となり、磁気検知部23における磁気発生部材17の磁気の検知に不具合を生じる。
そこで、磁界収束部材31を形成する磁性材料に軟磁性材料を用いることにより、上記の場合にも磁界収束部材31自体が永続的に磁化されることを防止することができ、副玩具体3の磁気発生部材17が発する磁気を磁気検知部23において適切に検知することができる。
なお、本明細書において、軟磁性材料とは、初透磁率が650〜100,000μi、最大透磁率が10,000μm〜500,000μm程度、また、飽和磁束密度が0.38〜2.45T、保磁力が0.32〜80A/m程度の磁性材料をいうものとし、より具体的な材料名称としては電磁鋼板(珪素鋼板)やパーマロイ等がこれに該当するが、玩具に用いる場合、安価で、かつ、比較的発明の目的を達するために必要な性質が良い、方向性電磁鋼板を用いるのが望ましく、例えば、初透磁率が14,000μi程度、最大透磁率が40,000μm程度、飽和磁束密度が2.00T程度、保磁力が8A/m程度のものが望ましい。
以上、本実施例における磁気応答玩具1によれば、副玩具体3の磁気発生部材17が発する磁気は磁界収束部材31によって収束されて磁界センサ30を通過するので、磁気検知部23の磁界検知可能範囲が磁界センサ30の直上以外にも広がる。そのため、磁界センサ30に厳密に位置を合わせて副玩具体3を接近させるようにしなくても磁界検知可能範囲にあれば、磁気検知部23は副玩具体3の磁気発生部材17が発する磁気を検知でき、使用者が仮に子供で、剣身部10の把持位置が軸心方向にばらついたとしても比較的確実に磁気検知部23に磁気を検知させることができる。また、磁界収束部材31に残留磁束密度が小さい(保磁力が小さい)軟磁性材料を用いており、磁界収束部材31が永続的に磁化し難いようになっている。そのため、磁界収束部材31が永続的に磁化して、その磁界を磁界センサ30が検知したままとなり、副玩具体3を磁気検知部23から離間させたとしても動作モードが切り替わらない、というような不具合が生じることを抑制できる。
図7は、上述した主玩具体2の変形例の動作制御部24が実行する処理のフローを示す。
図7に示す変形例では、斧演出モードにおいて音声発生部20及び発光部21に行わせる演出として、通常演出と必殺技演出とが設けられており、動作記憶部22には、これらの演出毎の動作データが記憶されている。
以下に、本変形例の斧演出モードにおける動作フローについて説明する。なお、剣演出モードにおける動作フローは、上述した主玩具体2の動作フロー(図4参照)と同一であるので説明を省略する。
動作制御部24は、タイマーをリセットし、計時を開始する(ステップS10)。
また、動作制御部24は、剣としての使用態様に対応する第1トリガーボタン15の操作を無効とし、斧としの使用態様に対応する第2トリガーボタン16の操作を有効とする(ステップS11)。
そして、動作制御部24は、使用者による必殺技演出への移行指示の有無を判定する(ステップS20)。なお、必殺技演出への移行指示は、例えばスイッチ操作によって行われ、このスイッチは主玩具体の適宜な部分に設けられる。
必殺技演出への移行指示が無い場合に、動作制御部24は、第2トリガーボタン16の押圧操作の有無を判定し(ステップS12)、第2トリガーボタン16の押圧操作が有った場合に、通常演出に対応する動作データを動作記憶部22から読み出し(ステップS13)、読み出した動作データに基づいて音声発生部20及び発光部21を駆動(動作)させる(ステップS14)。
そして、動作制御部24は、タイマーを参照し、斧演出モードに移行してからの経過時間tが所定時間t以下であるか否かを判定し(ステップS15)、経過時間tが所定時間tを超えるまで、斧演出モードを継続する。
必殺技演出への移行指示が有った場合に、動作制御部24は、所定時間t(例えば30秒)の間、第2トリガーボタン16が押圧操作されるのを待ち、その間に第2トリガーボタン16が押圧操作されたタイミングで音声発生部20及び発光部21による必殺技演出を実行し、斧演出モードを終了する。
具体的には、まず、動作制御部24は、一旦タイマーをリセットし、計時を開始する(ステップS21)。
そして、動作制御部24は、第2トリガーボタン16の押圧操作の有無を判定する(ステップS22)。
第2トリガーボタン16の押圧操作が無い場合に、動作制御部24は、タイマーを参照し、必殺技演出に移行してからの経過時間tが所定時間t以下であるか否かを判定する(ステップS23)。
経過時間tが所定時間t以下である場合に、動作制御部24は、上記のステップS22〜S23の処理を繰り返す。
上記のステップS22〜S23の処理を繰り返す間に第2トリガーボタン16の押圧操作が有った場合に、動作制御部24は、必殺技演出に対応する動作データを動作記憶部22から読み出し(ステップS24)、読み出した動作データに基づいて音声発生部20及び発光部21を動作させる(ステップS25)。
そして、動作制御部24は、経過時間tにかかわらず、計時を停止して斧演出モードを終了する(ステップS16)。そして、動作制御部24は、上記のステップS1(図4参照)に戻る。
なお、トリガーボタン16の押圧操作が無いまま経過時間tが所定時間tを超えた場合にも、動作制御部24は、計時を停止して斧演出モードを終了する(ステップS26)。そして、動作制御部24は、上記のステップS1(図4参照)に戻る。
上述した例では、斧演出モードにのみ複数の演出が設けられているが、剣演出モードにも複数の演出を設けることができる。また、複数設けられる演出の選択方法として、使用者によるスイッチ操作を例示したが、例えば副玩具体3の種別を示すID情報を保持したRFID(Radio Frequency IDentification)タグを副玩具体3に設け、RFID受信部を主玩具体2に設けておき、そして、動作制御部24が、副玩具体3のID情報に基づいて、副玩具体3の種別に対応した演出を自動的に選択するようにしてもよい。
以上、剣及び斧を模した形状の主玩具体2及び指輪を模した形状の副玩具体3からなる磁気応答玩具1を例に本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述したものに限られない。
主玩具体は、剣や斧を模した形状に限らず、例えば槍、薙刀、銃、弓矢、小手等の武具、携帯電話、化粧用具、腕輪、人形体、動物人形等の形象物を模した形状とすることもできる。また、副玩具体は、指輪形状に限らず、例えばカード形状とすることもできる。
また、動作部としては、音声や光を用いて演出するものに限らず、モータやサーボ等の作動装置を備え、当該作動装置により主玩具体の一部が動かされるものとすることもできる。
1 磁気応答玩具
2 主玩具体
3 副玩具体
10 剣身部(把持部)
11 柄部
12 把持部
13 鍔部
14 護拳部
17 磁気発生部材
20 音声発生部(動作部)
21 発光部(動作部)
22 動作記憶部
23 磁気検知部
24 動作制御部
30 磁界センサ
31 磁界収束部材
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記磁気検知部は前記把持部に設けられているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記磁気検知部は使用者が把持可能であるようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記磁界収束部材は前記磁界センサの動作磁界方向に当該磁界センサに隣設されているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記磁界センサは、動作磁界方向を有し、前記磁界収束部材は前記磁界センサの動作磁界方向に当該磁界センサに隣設されているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記副玩具体は、指輪形状またはカード形状のいずれかの形状をしているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具においては、前記副玩具体は、指輪の形状をしているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体においては、前記磁気検知部は前記把持部に設けられているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体においては、前記磁気検知部は使用者によって把持可能であるようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体においては、前記磁界収束部材は前記磁界センサの動作磁界方向に当該磁界センサに隣設されているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる主玩具体においては、前記磁界センサは、動作磁界方向を有し、前記磁界収束部材は前記磁界センサの動作磁界方向に当該磁界センサに隣設されているようにしてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる副玩具体は指輪形状またはカード形状のいずれかの形状としてもよい。
また、本発明に係る磁気応答玩具に用いられる副玩具体は指輪の形状としてもよい。

Claims (18)

  1. 主玩具体と、使用者が身体に装着又は把持可能であって、磁気発生部材を有する副玩具体とからなる磁気応答玩具であって、
    前記主玩具体は、
    使用者が、前記副玩具体を身体に装着又は把持した状態で、当該副玩具体を装着又は把持した身体上の部位を接近又は接触させることが可能な磁気検知部と、
    動作部と、
    前記動作部を動作させるための動作データを記憶した動作記憶部と、
    前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記動作記憶部から動作データを読み出し、当該読み出した動作データに基づいて前記動作部を動作させる動作制御部と、
    を備え、
    前記磁気検知部は、磁界を検知可能な磁界センサと、当該磁界センサの少なくとも一側に設けられ、軟磁性材料からなる磁界収束部材と、を有する磁気応答玩具。
  2. 請求項1記載の磁気応答玩具であって、
    前記磁気検知部の磁界センサは、使用者が前記副玩具体を身体に装着又は把持した状態で当該副玩具体を装着又は把持した身体上の部位を前記磁気検知部に接触させることにより、前記副玩具体の磁気発生部材の磁界を検知する磁気応答玩具。
  3. 請求項2記載の磁気応答玩具であって、
    前記主玩具体は使用者が把持可能な把持部を有している磁気応答玩具。
  4. 請求項3記載の磁気応答玩具であって、
    前記磁気検知部は前記把持部に設けられている磁気応答玩具。
  5. 請求項4記載の磁気応答玩具であって、前記磁界センサは、動作磁界方向を有し、当該動作磁界方向を前記把持部の軸心に沿わせて前記把持部に設けられている磁気応答玩具。
  6. 請求項5記載の磁気応答玩具であって、前記磁界収束部材は前記磁界センサの動作磁界方向に当該磁界センサに隣設されている磁気応答玩具。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の磁気応答玩具であって、
    前記動作部は、音声または発光のうち少なくともいずれかを含む演出を出力可能な演出出力部であり、
    また、前記動作記憶部は、前記演出出力部によって演出として出力される演出データを記憶した演出記憶部であり、
    前記動作制御部は、前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記演出記憶部から演出データを読み出し、当該読み出した演出データに基づいて音声または発光のうち少なくともいずれかを含む演出を出力するように前記演出出力部を制御する演出制御部である磁気応答玩具。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の磁気応答玩具であって、
    前記副玩具体は指輪形状またはカード形状のいずれかの形状をしている磁気応答玩具。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の磁気応答玩具であって、
    前記主玩具体は、剣、斧、槍、薙刀、銃、弓矢、小手等の武具、携帯電話、化粧用具、腕輪、人形体、動物人形のいずれかの形象物を表す形状をしている磁気応答玩具。
  10. 磁気応答玩具に用いられる主玩具体であって、
    前記主玩具体は、
    磁気検知部と、
    動作部と、
    前記動作部を動作させるための動作データを記憶した動作記憶部と、
    前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記動作記憶部から動作データを読み出し、当該読み出した動作データに基づいて前記動作部を動作させる動作制御部と、
    を備え、
    前記磁気検知部は、磁界を検知可能な磁界センサと、当該磁界センサの少なくとも一側に設けられ、軟磁性材料からなる磁界収束部材と、
    を有する磁気応答玩具に用いられる主玩具体。
  11. 使用者が把持可能な把持部を有している請求項10記載の磁気応答玩具に用いられる主玩具体。
  12. 前記磁気検知部は前記把持部に設けられている請求項11記載の磁気応答玩具に用いられる主玩具体。
  13. 前記磁界センサは、動作磁界方向を有し、当該動作磁界方向を前記把持部の軸心に沿わせて前記把持部に設けられている請求項12記載の磁気応答玩具に用いられる主玩具体。
  14. 前記磁界収束部材は前記磁界センサの動作磁界方向に当該磁界センサに隣設されている請求項13記載の磁気応答玩具に用いられる主玩具体。
  15. 請求項10乃至14のいずれか1項に記載の磁気応答玩具に用いられる主玩具体であって、
    前記動作部は、音声または発光のうち少なくともいずれかを含む演出を出力可能な演出出力部であり、
    また、前記動作記憶部は、前記演出出力部によって演出として出力される演出データを記憶した演出記憶部であり、
    前記動作制御部は、前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記演出記憶部から演出データを読み出し、当該読み出した演出データに基づいて音声または発光のうち少なくともいずれかを含む演出を出力するように前記演出出力部を制御する演出制御部である磁気応答玩具に用いられる主玩具体。
  16. 請求項10乃至15のいずれか1項に記載の磁気応答玩具に用いられる主玩具体であって、
    前記主玩具体は、剣、斧、槍、薙刀、銃、弓矢、小手等の武具、携帯電話、化粧用具、腕輪、人形体、動物人形のいずれかの形象物を表す形状をしている磁気応答玩具に用いられる主玩具体。
  17. 使用者が把持可能な把持部と、当該把持部に設けられた磁気検知部と、動作部と、前記動作部を動作させるための動作データを記憶した動作記憶部と、前記磁気検知部が磁気を検知したことに応じて前記動作記憶部から動作データを読み出し、当該読み出した動作データに基づいて前記動作部を動作させる動作制御部と、を備え、前記磁気検知部は、所定の動作磁界方向に沿った磁界を検知可能であり、当該動作磁界方向を前記把持部の軸心に沿わせて前記把持部に設けられている磁界センサと、当該磁界センサの少なくとも一側に設けられ、軟磁性材料からなる磁界収束部材と、を有している主玩具体とともに磁気応答玩具として使用される副玩具体であって、
    使用者が身体に装着又は把持可能であり、かつ、磁気発生部材を有し、
    当該磁気発生部材は、使用者が前記副玩具体を身体に装着又は把持した状態で、当該副玩具体を装着又は把持した身体上の部位を前記磁気検知部に接近又は接触させたとき、前記磁界センサの動作磁界方向に沿った磁界を発生するように配置されていること、
    を特徴とする磁気応答玩具に用いられる副玩具体。
  18. 指輪形状またはカード形状のいずれかの形状をした請求項17記載の磁気応答玩具に用いられる副玩具体。
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