JP6787338B2 - 力覚提示装置、力覚提示方法及びプログラム - Google Patents

力覚提示装置、力覚提示方法及びプログラム Download PDF

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Description

本技術は、触覚を含む力覚をユーザに提示する力覚提示装置の技術に関する。
特許文献1には、ゲームや仮想現実体験において、仮想物体からの反力をユーザに伝えることで、物体の実在感を提供するデバイスが開示されている。例えばこのデバイスは、圧力センサと筋電センサを用いて、ユーザがデバイスを把持する強さや、指への締め付け方を検知する。このデバイスは、錯触力覚誘起関数とユーザごとの錯触力覚の特性との比較から生成される、個人差を示す補正データを用いることにより、触力覚を再現性を改善している(例えば、特許文献1の明細書段落[0043]、[0071]参照。)。
特許文献2には、携帯電話機で再生される楽曲のリズムに合わせて、ユーザが携帯電話機をマラカスのように振るというゲーム機能が付加された携帯電話機の技術が開示されている。この技術では、携帯電話機が持つバイブレーションモータが電源オフとされている状態で、ユーザが携帯電話機に振動を与えると、バイブレーションモータに逆起電力が発生する。携帯電話機のCPUは、その逆起電力を検出することで、ユーザに与えられた振動を検出する(例えば、特許文献2の明細書段落[0015]、[0019]参照。)。
特開2013-145589号公報 特開2001-211239号公報
力覚提示装置では、例えば力覚情報をユーザに確実に伝達するために、ユーザによる機器への接触状態を正確に検出することが求められる場面がある。
本開示の目的は、ユーザによる機器への接触状態を正確に検出することができる力覚提示装置等の技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係る力覚提示装置は、アクチュエータ機構と、伝達機構と、検出部と、認識部とを具備する。
前記伝達機構は、前記アクチュエータ機構による駆動力を利用して力覚情報をユーザに伝達するように構成される。
前記検出部は、前記アクチュエータ機構にかかる負荷量を検出するように構成される。
前記認識部は、前記検出部で検出された負荷量に基づき、前記伝達機構への前記ユーザの接触状態を認識するように構成される。
この技術に係る力覚提示装置は、力覚をユーザに提示するための駆動力を発生するアクチュエータ機構の負荷量に基づき、伝達機構へのユーザの接触状態を認識するので、接触状態を正確に認識することができる。
前記力覚提示装置は、前記認識部で認識された前記接触状態に基づき、前記アクチュエータ機構の駆動を制御するように構成された制御部をさらに具備してもよい。
これにより、力覚提示装置は、ユーザの接触状態に応じて、異なる力覚情報をユーザに提示することができる。
前記アクチュエータ機構は、複数のアクチュエータを含み、前記制御部は、前記接触状態に応じて、前記複数のアクチュエータによる駆動を選択的に切り替えるように構成されていてもよい。あるいは、前記伝達機構は、前記複数のアクチュエータのそれぞれの一部を構成する可動部として機能する複数の伝達部を有していてもよい。
これらの技術により、複数の異なる力覚情報、つまり多彩な力覚情報をユーザに提示できる。
前記複数のアクチュエータのうち少なくとも1つが、50Hz以上400Hz以下の周波数を持つ振動を出力してもよい。
このように、振動に対する人の知覚感度が高い範囲に振動周波数が設定されることにより、高効率な力覚情報の提示が可能となり、また、複数のアクチュエータを使い分ける効果を高めることができる。
前記アクチュエータ機構は、1つのアクチュエータを含み、前記制御部は、前記接触状態に応じて、前記アクチュエータの異なる駆動状態を生成するように構成されていてもよい。あるいは、前記伝達機構は、前記異なる駆動状態に対応する力覚情報をそれぞれ伝達するように構成された複数の伝達部を有していてもよい。
これらの技術により、複数の異なる駆動状態による多彩な力覚情報をユーザに提示できる。
前記制御部は、前記異なる駆動状態のうち少なくとも1つを、50Hz以上400Hz以下の周波数を持つ振動として、前記アクチュエータの駆動を制御するように構成されていてもよい。
前記認識部は、前記負荷量として、前記アクチュエータ機構の逆起電圧、駆動電流、回転数、または温度を測定するように構成されていてもよい。
これにより、正確に接触状態が認識可能となる。
前記力覚提示装置は、前記アクチュエータ機構を収容する筐体をさらに具備し、前記伝達機構は、前記筐体の少なくとも一部を構成してもよい。
前記アクチュエータ機構は、偏心モータ、リニア共振アクチュエータ、圧電アクチュエータ、および磁歪アクチュエータのうち少なくとも1つを含んでいてもよい。
本技術に係る認識装置は、アクチュエータ機構を備える力覚提示装置の認識装置である。前記認識装置は、前記アクチュエータ機構にかかる負荷量を検出し、前記アクチュエータ機構による駆動力を利用して力覚情報をユーザに伝達するように構成された伝達機構への前記ユーザの接触状態を、前記負荷量に基づいて認識するように構成された認識部を具備する。
本技術の一形態に係る、上記力覚提示装置による力覚提示方法は、前記伝達機構により、前記アクチュエータ機構による駆動力を利用して力覚情報をユーザに伝達することを含む。
前記検出部により、前記アクチュエータ機構にかかる負荷量が検出される。
前記認識部により、前記検出部で検出された負荷量に基づき、前記伝達機構への前記ユーザの接触状態が認識される。
本技術の他の形態に係る力覚提示装置は、複数のアクチュエータと、制御部とを具備する。
前記複数のアクチュエータは、異なる駆動状態に対応する駆動力をそれぞれ発生するように構成される。
前記制御部は、力覚提示装置へのユーザの接触状態を認識し、前記認識された接触状態に応じて、前記複数のアクチュエータの駆動を選択的に切り替えるように構成される。
制御部は、力覚提示装置へのユーザの接触状態に応じて、駆動すべきアクチュエータを選択的に切り替えることにより、複数の異なる駆動状態よる多彩な力覚情報をユーザに提示できる。
本技術に係る制御装置は、力覚提示装置へのユーザの接触状態を認識し、前記認識された接触状態に応じて、異なる駆動状態に対応する駆動力をそれぞれ発生する複数のアクチュエータの駆動を選択的に切り替えるように構成された制御部を具備する。
本技術の他の形態に係る、力覚提示装置による力覚提示方法は、制御部により、前記力覚提示装置へのユーザの接触状態を認識することを含む。
前記力覚提示装置は、異なる駆動状態に対応する駆動力をそれぞれ発生する複数のアクチュエータと、前記制御部とを備える。
前記制御部により、前記認識された接触状態に応じて、前記複数のアクチュエータの駆動が選択的に切り替えられる。
以上、本技術によれば、ユーザによる機器への接触状態を正確に検出することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
図1は、本技術の構成例1に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本技術の構成例2に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。 図3は、本技術の構成例3に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。 図4は、本技術の構成例4に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。 図5は、本技術の構成例5に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。 図6は、応用例1として、上記構成例3、4、または5に係る力覚提示装置による基本的な動作を示すフローチャートである。 図7は、応用例2として、上記構成例4に係る力覚提示装置の具体的な応用例を示す斜視図である。 図8は、応用例2に係る力覚提示装置による処理を示すフローチャートである。 図9は、応用例3に係る力覚提示装置による処理を示すフローチャートである。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
1.力覚提示装置の構成
本明細書では、まず、力覚提示装置のいくつかの構成をブロック図を用いて説明し、その後、その力覚提示装置の応用例について説明する。
1.1)構成例1
図1は、本技術の構成例1に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。力覚提示装置100Aは、主に、例えばスマートフォン、タブレット端末、電子書籍、電子手帳など、携帯型電子機器に適用可能である。しかし、必ずしも携帯型に限られない。あるいは、力覚提示装置100Aは、力覚情報を提示する専用の装置としても利用可能である。
力覚提示装置100Aは、力覚情報出力部10と、検出部20とを備える。力覚情報出力部10は、主に、中央処理部12、記憶部14、アクチュエータ機構30、および伝達機構40を備える。
中央処理部12のハードウェアは、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、または、PLD(Programmable Logic Device)等により構成される。中央処理部12のハードウェアは、これらの要素に加え、DSP(Digital Signal Processor)等を含むこともできる。
記憶部14には、本技術を実現するために必要なプログラムが記憶される。中央処理部12は、典型的には、記憶部14に記憶されたプログラムと協働して処理を実行するように構成される。記憶部14は、揮発性および/または不揮発性のデバイスなど、公知の記憶デバイスにより構成される。中央処理部12と記憶部14とが物理的に一体化されて構成されていてもよい。
アクチュエータ機構30は、例えば1つのアクチュエータ31を有する。アクチュエータ31は、中央処理部12によって、その駆動状態が制御される。
駆動状態とは、主に、駆動力およびその発生方向を意味し、中央処理部12で生成され、アクチュエータ機構30から出力される力覚情報に対応する。駆動状態とは、上記の要素の他、駆動時間または駆動周期等も含んでいてもよい。アクチュエータ31が振動(音声も含む)を発生するアクチュエータである場合、駆動状態とは、上記駆動力およびその発生方向を実現するために、振幅、周期、位相、およびこれらの組合せパターンの状態を意味する。
「力覚」とは、主に人が、対象物(ここでは力覚提示装置100A)に触れることで、その対象物から受ける力である。「力覚」は、「触覚」の概念も含み、また、仮想力覚、錯力覚などのように錯覚的に力を知覚する概念も含む。錯覚的に力を知覚することを実現する手段として、例えば後述する偏加速度振動が挙げられる。
アクチュエータ機構30(アクチュエータ31)としては、電磁アクチュエータ、または非電磁アクチュエータが挙げられる。
電磁アクチュエータは、電磁力を駆動力として利用するアクチュエータである。電磁アクチュエータとしては、例えば、回転モータ、リニアモータが挙げられる。回転モータには、例えば偏心モータ(ERM:Eccentric Rotating Motor)が含まれる。リニアモータには、例えば、ボイスコイルモータ(VCM:Voice Coil Motor)、リニア共振アクチュエータ(LRA:Linear Resonant Actuator)、磁歪アクチュエータが含まれる。
非電磁アクチュエータは、上記電磁アクチュエータ以外のアクチュエータである。非電磁アクチュエータとしては、圧電アクチュエータ、形状記憶合金を利用したアクチュエータ、ポリマアクチュエータが挙げられる。
伝達機構40は、例えば1つの伝達部41を有する。伝達部41は、アクチュエータ31が発生する駆動力を利用して、その駆動力(駆動状態)に対応する力覚情報をユーザに伝達するように構成されている。伝達部41は、典型的には、アクチュエータ31の一部を構成する可動部(可動子)として構成される。一例として、アクチュエータ31がERMである場合、可動部は錘である。伝達部41は、力覚提示装置100Aの筐体の少なくとも一部で構成される場合もある。この場合、アクチュエータ31の可動部以外の要素が、重心移動や慣性力等により、当該筐体の少なくとも一部である伝達部を駆動するように構成される。
検出部20は、中央処理部12が、ユーザの力覚提示装置100A(例えば、筐体)への接触状態を認識するための情報を検出するように構成される。
検出部20による被検出量として、例えば、電圧、電流、回転数、圧力、せん断応力、加速度、角速度、位置、接触(接触位置、接触力、または接触面積)、磁場、電場、湿度、温度、光吸収量、光反射量、画像、音圧レベル(環境音など)が挙げられる。検出部20は、これらのパラメータを検出することが可能なセンサを有していればよい。
検出部20による被検出量として、例えばユーザの生体情報が挙げられる。ユーザの生体情報としては、例えば、脳磁図、脳波、筋電電圧(または電流)、心電電圧(または電流)、心拍数などが挙げられる。これらの他、ユーザの生体情報として、ユーザの脈派、体温なども挙げられる。
図示しない筐体は、中央処理部12、記憶部14、およびアクチュエータ機構30を収容する。検出部20は、筐体内に収容されていてもよいし、筐体外に設けられていてもよいし、その両方であってもよい。筐体は、アクチュエータ機構30の一部として構成されていてもよい。
このように構成された力覚提示装置100Aでは、中央処理部12が、検出部20で検出された情報に基づき、力覚提示装置100A(例えば筐体)へのユーザの接触状態を認識する。この場合、中央処理部12、記憶部14、および検出部20は、認識部50(認識装置)として機能する。
そして、中央処理部12は、認識したユーザの接触状態に基づき、アクチュエータ機構30の駆動を制御するように構成される。この場合、主に中央処理部12は、制御部(制御装置)として機能する。後述する構成例2〜5に係る力覚提示装置100B、100C、100D、100Eも、基本的には上記の動作を実行する。
例えば、検出部20による被検出量として、加速度および/または角速度が用いられる場合において、検出された加速度および/または角速度が、閾値以上(または閾値以下)、所定範囲内、または所定の周期的なパターンである場合、中央処理部12は、ユーザが力覚提示装置100Aに接触していると判定することができる。
例えば、検出部20による被検出量として、ユーザの生体情報が用いられる場合、中央処理部12は次のように処理を実行する。中央処理部12は、脳磁図、脳波、筋電電圧(または電流)、心電電圧(または電流)、心拍数、脈波、および/または、体温が、閾値以上(または閾値以下)、所定範囲内、または所定の周期的なパターンである場合、ユーザが力覚提示装置100Aに接触していると判定することができる。
力覚提示装置100Aのより具体的な動作(応用例)ついては後述する。
1.2)構成例2
図2は、本技術の構成例2に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。以降では、上記構成例1に係る力覚提示装置100Aが含む部材や機能等について実質的に同様の要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化または省略し、異なる点を中心に説明する。
この力覚提示装置100Bでは、検出部20は、アクチュエータ機構30にかかる負荷量を検出するように構成される。例えば、アクチュエータ31が電磁アクチュエータである場合、その負荷量を検出するために、検出部20は、電圧として、逆起電圧、または、電流として駆動電流(定電圧駆動の場合)を検出する。電磁アクチュエータが回転モータである場合には、検出部20は、例えばホール素子やロータリエンコーダを用いて、回転モータの回転数を検出可能である。あるいは、検出部20は、アクチュエータ31の温度を検出してもよい。中央処理部12は、これらの逆起電圧、駆動電流、回転数、または温度を、アクチュエータ機構30にかかる負荷量として算出(換算)することができる。
アクチュエータ31が駆動しているときに、ユーザが、アクチュエータ31の駆動力が伝達される伝達部41に接触すると、アクチュエータ31に負荷がかかる状態となる。この構成例2では、検出部20がこのときのアクチュエータ31にかかる負荷量を検出し、中央処理部12は、検出部20で検出された負荷量に基づき、伝達部41へのユーザの接触状態を認識する。負荷量が、閾値以上(または閾値以下)、または所定範囲内にある場合、あるいは、負荷量が規則的に変動する場合など、中央処理部12は、ユーザが力覚提示装置100Bに接触していると判定することができる。
例えば、アクチュエータ31として、偏心モータ(ERM:Eccentric Rotating Motor)が用いられ、偏心モータが伝達部41を振動させることにより力覚を提示(伝達)する場合を想定する。この場合、ユーザが伝達部41に接触すると、アクチュエータ31の可動部に接続された物体の質量が増加するため、その物体の重心の変位量が抑制され、その振動が抑制されため負荷が減少し、電流値が減少する。
あるいは、アクチュエータ31として、回転モータが用いられ、回転モータが回転体としての伝達部41を回転させて力覚を提示(伝達)する場合を想定する。この場合、ユーザが伝達部41に接触する負荷が増加し、電流値が増加する。
ここで、負荷量は、ユーザ以外の物体が接触することでも増減するが、その場合は、伝達部41がその物体を押し退けるため、負荷が時間的に不規則に変動する。これに対し、ユーザが意識して伝達部41に接触する場合、手や指が伝達部41に追従するため、負荷量が規則的なパターンを示す。したがって、適切なアルゴリズムや機械学習などを用いることにより、接触状態を認識することができる。
より好適には、力覚提示装置100Bは、ユーザの接触状態の認識のために、接触状態の認識に適した、アクチュエータ31の駆動方法を採ることができる。つまり、これは、ユーザの接触状態の認識のための専用のアクチュエータの駆動方法である。例えば、振動の1周期ごとに駆動と、駆動電流(または逆起電圧)の測定とを繰り返すなどの方法を用いることで、短時間で精度よく認識することが可能になる。
伝達部41へのユーザの接触状態の認識精度をさらに改善するためには、前述の圧力を検出するセンサや、生体情報を検出するセンサを併用することもできる。あるいは、「情報処理学会論文誌 Vol.52 No.2 571-584 (2011)」に記載されているように、アクチュエータ31による振動波形を加速度センサで測定し、その振動波形やパワースペクトラムから接触状態を認識する方法を採用または併用してもよい。
中央処理部12は、以上のようにアクチュエータ31の負荷量を検出することにより、伝達部41へのユーザの押し加減を検出できるので、ユーザの接触状態を正確に認識することができる。また、これに加えて、圧力分布情報や、ユーザの生体情報が検出されることにより、さらに認識精度が向上する。
1.3)構成例3
図3は、本技術の構成例3に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。この力覚提示装置100Cのアクチュエータ機構30は、複数のアクチュエータを有する。ここでは、アクチュエータ機構30は、2つのアクチュエータ31、32を有し、これらが、1つの伝達部41に接続されている。アクチュエータは3つ以上あってもよい。
中央処理部12(制御部)は、認識された、力覚提示装置100C(例えば筐体)へのユーザの接触状態に応じて、複数のアクチュエータ31、32による駆動を選択的に切り替える。すなわち、中央処理部12は、アクチュエータ31、32のうち、認識した接触状態に応じて駆動すべきアクチュエータを選択して、その選択したアクチュエータの駆動状態を制御する。これにより、複数の異なる駆動状態よる多彩な力覚情報をユーザに提示できる。
なお、中央処理部12は、複数のアクチュエータ31、32の駆動状態を、同時または非同時に、同じ駆動状態に制御することも可能である。
本構成例3において、構成例2で説明したように、検出部20が、アクチュエータ機構30(複数のアクチュエータ31、32のうち少なくとも一方のアクチュエータ)にかかる負荷量を検出するようにしてもよい。図では、アクチュエータ機構30から検出部20へフィードバックされる情報の流れを、破線の矢印で示している。これについては、以下の構成例4以降の形態でも同様である。
検出部20による検出値と、アクチュエータ機構30に係る負荷量との関係を、例えばルックアップテーブルとして記憶部14が記憶していればよい。あるいは、当該検出値と負荷量との関係を示す演算式を、記憶部14が記憶していればよい。
1.4)構成例4
図4は、本技術の構成例4に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。この力覚提示装置100Dの伝達機構40は、複数の伝達部41、42を有しており、アクチュエータ(31、32)ごとに伝達部(41、42)が設けられる。伝達部41はアクチュエータ31に接続され、伝達部42はアクチュエータ32に接続されている。アクチュエータ31は伝達部41に駆動力を伝達し、アクチュエータ32は伝達部42に駆動力を伝達するように構成される。アクチュエータおよび伝達部は、それぞれ3つ以上あってもよい。
中央処理部12(制御部)は、力覚提示装置100D(伝達部41または筐体)へのユーザの接触状態に応じて、複数のアクチュエータ31、32による駆動を選択的に切り替える。すなわち、中央処理部12は、複数のアクチュエータ31、32のうち、認識した接触状態に応じて駆動すべきアクチュエータを選択して、その選択したアクチュエータの駆動状態を制御する。これにより、伝達部41、42のうち、選択されたアクチュエータに接続された伝達部から、その駆動状態に対応する力覚情報が提示される。構成例4では、構成例3と同様に、複数の異なる駆動状態による多彩な力覚情報をユーザに提示できる。
1.5)構成例5
図5は、本技術の構成例5に係る力覚提示装置の構成を示すブロック図である。この力覚提示装置100Eのアクチュエータ機構30は、1つのアクチュエータ31を有し、それらが複数(例えば2つ)の伝達部41、42に接続されている。
中央処理部12(制御部)は、1つのアクチュエータ31が、別々のタイミングで、異なる力覚情報を、各伝達部41、42にそれぞれ伝達するように、アクチュエータ31の駆動を制御する。すなわち、中央処理部12は、力覚提示装置100E(伝達部41または筐体)へのユーザの接触状態に応じて、1つのアクチュエータ31が異なる駆動状態を生成するように、アクチュエータ31の駆動を制御する。構成例5では、構成例3、4と同様に、数の異なる駆動状態による多彩な力覚情報をユーザに提示できる。
2.力覚提示装置の応用例
2.1)応用例1
図6は、応用例1として、上記構成例1〜5のうち、構成例3、4、または5に係る力覚提示装置100C、100D、または100Eによる基本的な動作を示すフローチャートである。
中央処理部12は、検出部20により、力覚提示装置(伝達部41または筐体)へのユーザの接触状態を検出する(ステップ101)。中央処理部12は、第1の接触状態にあるか、第2の接触状態にあるかを判定し、その判定結果に応じて、第1の力覚情報を出力するか(ステップ102)、または、それとは異なる第2の力覚情報を出力する(ステップ103)。すなわち、中央処理部12は、接触状態に応じて、1以上のアクチュエータ31を用いて、異なる駆動状態のうち1つの駆動状態に対応する力覚情報を提示する。
第1の接触状態と第2の接触状態の区別としては、例えば、正常接触状態(好ましい接触状態)か異常接触状態(好ましくない接触状態)かである。異常接触状態には、非接触状態の概念も含まれる。例えば第1の接触状態のときに第1の力覚情報が出力され、第2の接触状態のときに第2の力覚情報が出力される。
あるいは、第1の接触状態と第2の接触状態の区別としては、ユーザによる力覚提示装置の把持の仕方が、予め決められた把持の仕方であるか、そうでないか、でもよい。
中央処理部12は、3つ以上の接触状態を予め定め、それら3つ以上に接触状態に応じて、3つ以上の駆動状態に対応する力覚情報を出力するようにしてもよい。中央処理部12は、例えば検出部20による検出値が、3つ以上の範囲またはパターンに分けられる場合に、当該3つの接触状態を判定可能である。
例えば、中央処理部12は、異常接触状態の場合、ユーザに正常接触を促すような力覚情報を出力する。中央処理部12は、ユーザの接触状態が正常となるまで、繰り返し接触状態を認識することで、ユーザに正常な接触状態で力覚提示装置に接触させることができ、その後に出力する力覚情報を正確にユーザに提示することができる。
例えば、異常接触状態として、ユーザが力覚提示装置を服のポケットや鞄に収納している場合が挙げられる。この場合、伝達部41に駆動力が発生してもユーザはそれを知覚できないこともあるので、それに応じて第2の力覚情報を出力するというのが、図6に示した処理の典型的な趣旨である。一般的には、50Hz以上400Hz以下の振動に対して人の知覚感度が高いことが知られている。したがって、アクチュエータ31が、振動モータ(例えば偏心モータや圧電アクチュエータなど)である場合、第2の力覚情報として、50Hz〜400Hzの振動を発生するような、アクチュエータ31による駆動状態を挙げることができる。
中央処理部12は、ユーザの接触状態を認識する前段階で、第1または第2の力覚情報とは異なる第3の力覚情報を出力してもよい。つまり、この第3の力覚情報は、ステップ101においてユーザの接触状態を認識する処理を実行するための力覚情報である。
2.2)応用例2
図7は、応用例2として、図4に示した構成例4に係る力覚提示装置100Dの具体的な応用例を示す斜視図である。力覚提示装置100Dは、筐体61と回転体63とを備える。筐体61および回転体63は、伝達機構40、つまり伝達部41としてそれぞれ機能する。アクチュエータ機構30は、回転体63を回転させるアクチュエータ31と、把持部を振動させるアクチュエータ32とを含む。アクチュエータ31として、例えば回転モータが用いられる。アクチュエータ32として、例えばERMが用いられる。
ユーザは、把持部を手で把持し、指(例えば親指)で回転体63に接触することができる。ユーザが回転体63に指を押し当てると、回転体63の右回転とともに指が右方向に動き、左回転とともに指が左方向へ動く。これにより、ユーザは、回転方向を誘導方向に対応させて直感的に方向を知覚することができる。
図8は、応用例2に係る力覚提示装置100Dによる処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、この力覚提示装置100Dを利用するユーザの歩行ナビゲーションの処理を示す。この例では、力覚提示装置100D、または、この力覚提示装置100Dに有線または無線で接続可能な図示しない携帯型の機器が、グローバル位置センサを搭載している。グローバル位置の計測システムとしては、例えばGPS(Global Positioning System)、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、または、GNSS(Global Navigation Satellite System)等が挙げられる。
中央処理部12は、力覚提示装置100Dの現在地点と次の案内地点との距離を計測する(ステップ201)。ユーザが目的地に到着した場合、中央処理部12は、到着したことを示す情報を提示する(ステップ202)。到着したことを示す情報は、力覚情報でもよいし、画像や音声による情報でもよい。
ステップ201で、現在地点と次の案内地点との距離が設定値未満である場合、中央処理部12は、アクチュエータ31により回転体63を回転させ、力覚により方向情報を提示する(ステップ203)。
ステップ203において、中央処理部12は、回転体63による回転動作の過程で、アクチュエータ31の駆動電流を検出部20により測定し(負荷量を検出し)、ユーザと回転体63との接触状態を認識する(ステップ204)。被測定量(被検出量)として、駆動電流に代えて、逆起電圧、回転体63の回転数、またはアクチュエータ31の温度であってもよい。
接触状態が正常である場合、中央処理部12は、所定時間経過後、アクチュエータ31の出力を停止し(ステップ207)、ステップ201の処理に戻る。例えば測定された電流が、閾値以上で、かつ、回転体63による回転角とともに増加する、あるいは、この状態が周期的に所定時間継続する場合、中央処理部12は、ユーザの接触状態を正常と判定する。この正常接触状態では、ユーザの親指の腹が回転体63に接触している状態である。
例えば測定された電流が上記の値を示さない場合、中央処理部12は、ユーザの接触状態が異常であると判定し、ステップ205の処理へ進む。ステップ205では、中央処理部12は、アクチュエータ31の出力を停止し、アクチュエータ32を駆動することにより、筐体61を介して振動を一定時間出力する。このように、中央処理部12は、ユーザの接触状態に応じて、アクチュエータ31、32による駆動を選択的に切り替える。
ステップ206では、例えばアクチュエータ32により、上述したように50Hz以上400Hz以下の振動が出力され、例えば約200Hzの振動が出力される。その後、中央処理部12は、接触状態の認識動作を、ユーザによる正常接触状態を得るまで、ステップ203〜206の処理を繰り返す。このように、ユーザが常に回転体63と接触していなくても、場合によっては力覚提示装置100Dをポケットや鞄に収納していても、ユーザに力覚提示装置100Dへの正常接触を促すことで、確実に目的地まで誘導することができる。
2.3)応用例3
図9は、応用例3に係る力覚提示装置による処理を示すフローチャートである。この処理は、主に図5に示した構成例5に係る力覚提示装置100Eを利用するユーザの歩行ナビゲーションの処理を示す。ここでは、ユーザが手に把持できる、または指でつまむことができる小型の装置が用いられる。
ステップ301、302は、図8に示したステップ201、202と同じ処理である。ステップ303では、現在地点と次の案内地点との距離が設定値未満である場合、中央処理部12は、アクチュエータ31から力覚情報として偏加速度振動を出力する。
振動の加速度に空間的非対称性が存在する場合、偏加速度振動が発生する。例えば、慣性負荷(m)の並進運動の中で、往路の最大加速度(a1)と復路の最大加速度(a2)に差分(a1-a2)を設ける。この場合、人の感覚の非線形性により、弱い力(例えばm・a1)は知覚しにくく、強い力(例えばm・a2)は知覚しやすいため、人は一方向に押されているように錯覚する、と考えられている。
このような偏加速度振動は、1つまたは複数の圧電アクチュエータ、1つまたは複数のLRA、または、複数のERMによって実現される。複数のアクチュエータが用いられる場合、力覚提示装置としては図3に示した構成例3が用いられる。あるいは、WO07/086426に開示され擬似力覚発生装置のように、専用の特殊なアクチュエータが用いられてもよい。力覚提示装置の小型化のため、エネルギー使用の高効率化のため、および、目的とする振動周波数を得るためには、圧電アクチュエータまたはLRAが好適である。
なお、図9の処理の説明では、構成例5に係る力覚提示装置100Eによる処理を説明する。
以上のようなアクチュエータ31の偏加速度振動の出力により、力覚提示装置100Eの図示しない筐体全体が偏加速度振動を発生する。力覚提示装置100Eは、偏加速度振動の出力により、特定の方向の力覚情報を、ナビゲーション情報として、ユーザに提示することができる(ステップ303)。
ステップ304では、検出部20が、アクチュエータ31の駆動電流(逆起電圧等であってもよい)を測定する。中央処理部12が、測定された駆動電流に基づき、ユーザの接触状態を認識する。
ステップ304で、中央処理部12は、ユーザの接触状態が正常と判定した場合、検出部20により、ユーザからの所定の入力が検出されたか否かを判定する(ステップ309)。中央処理部12は、ユーザからの所定の入力が検出されたと判定した場合、その偏加速度振動の出力を停止する(ステップ310)。ステップ309、310の処理は、例えばユーザが、ステップ303における偏加速度振動による力覚の出力に気付いた場合は、力覚提示装置の消費エネルギーを節約したり、ユーザに不快感を与えないようにする趣旨である。
検出部20により検出されるユーザからの所定の入力としては、ボタン等のハードキーの入力、タッチパネルへの接触、力覚提示装置100Eをユーザが握ることによる圧力分布変化、力覚提示装置100Eを振ることによるアクチュエータの負荷変動または加速度等の変動、あるいは、音声入力等が用いられればよい。ユーザからの所定の入力が、偏加速度振動を停止する条件(ステップ310)となる。
当該偏加速度振動を停止する条件として、さらに、次の条件も追加してもよい。例えば、ステップ304で正常接触と判定されてから(または、ステップ309でユーザの所定の入力が検出されてから)一定時間が経過すること、現在正しい経路を進行していることが検出されたこと、または、案内地点を通過したことが検出されたこと、などの条件が挙げられる。
ステップ304で、中央処理部12は、ユーザの接触状態が異常と判定した場合、アクチュエータ31による偏加速度振動の出力を停止する(ステップ305)。そして、中央処理部12は、アクチュエータ31による振動を出力する(ステップ306)。ここでの振動は、図8のステップ206と同様に、人が知覚しやすい50Hz以上400Hz以下の振動が出力される。より望ましくは、200Hzの振動である。
アクチュエータ31による振動が出力された後、中央処理部12は、ステップ304と同様な処理を再度実行する(ステップ307)。ステップ307で、正常接触状態が認識されると、中央処理部12は、アクチュエータ31による振動の出力を停止し(ステップ308)、ステップ303の処理に戻る。
このように、本応用例2では、中央処理部12は、ユーザの接触状態に応じてアクチュエータ31の異なる駆動状態を生成する。
なお、本応用例2では、構成例5に係る力覚提示装置100Eによる処理を説明したが、これに代えて、伝達機構40として、複数の伝達部41ではなく、構成例3のように1つの伝達部41を備える力覚提示装置100Cが用いられてもよい。また、構成例4のように、複数のアクチュエータ31、32を備える力覚提示装置100Dが用いられてもよい。
3.まとめ
以上のように、力覚提示装置は、ユーザの接触状態を正確に認識できるため、その接触状態に基づく正しい力覚情報をユーザに提示することができる。
また、接触状態を正確に認識できるため、非接触状態(異常接触状態)では、振動や音声でユーザに正しい接触を促すことで、確実に情報を伝達することができる。また、接触状態を正確に認識できるため、力覚提示装置が情報を伝達したと認識していながらユーザが情報を受け取っていない、というような情報伝達ミスを減らすことができる。
接触状態を正確に認識できるため、消費エネルギーが大きい力覚提示の時間を必要最小限にできる。異常接触状態において、知覚しやすい50Hz以上400Hz以下の振動を出力することで高効率な力覚情報の伝達が可能となる。50Hz以上400Hz以下の振動を発生する場合、エネルギー効率に優れるLRA等のアクチュエータ31に切り替えることで、さらに消費電力を抑制できる。
アクチュエータの負荷量を検出することにより、接触状態を検出するための、加速度センサ、圧力センサ等のその他のセンサが不要になる。これにより、力覚提示装置の小型化、軽量化を実現でき、低コスト化を図ることができる。
4.他の種々の実施形態
本技術は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
例えば、図8に示した各ステップと、図9に示した各ステップを適宜、入れ換え、または、組み合せてもよい。
力覚情報として、上述した周期的な振動や偏加速度振動に限られない。例えば、非周期的な衝撃、回転体の角運動量変化、回転運動、並進運動、膨張圧縮、屈曲変形運動等が挙げられる。
力覚情報の対象(力覚情報が何を意味するか)として、上述した歩行ナビゲーションの方向に限られない。例えば、警報、時間、速度、位置、店舗、観光、標識、言語、感情、ステータス、ゲーム上の情報、視覚、聴覚等が挙げられる。
力覚提示装置として、上述したナビゲーション装置の他、ゲーム機、バーチャルリアリティ環境生成装置等が挙げられる。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)
アクチュエータ機構と、
前記アクチュエータ機構による駆動力を利用して力覚情報をユーザに伝達するように構成された伝達機構と、
前記アクチュエータ機構にかかる負荷量を検出するように構成された検出部と、
前記検出部で検出された負荷量に基づき、前記伝達機構への前記ユーザの接触状態を認識するように構成された認識部と
を具備する力覚提示装置。
(2)
前記(1)に記載の力覚提示装置であって、
前記認識部で認識された前記接触状態に基づき、前記アクチュエータ機構の駆動を制御するように構成された制御部
をさらに具備する力覚提示装置。
(3)
前記(2)に記載の力覚提示装置であって、
前記アクチュエータ機構は、複数のアクチュエータを含み、
前記制御部は、前記接触状態に応じて、前記複数のアクチュエータによる駆動を選択的に切り替えるように構成される
力覚提示装置。
(4)
前記(3)に記載の力覚提示装置であって、
前記伝達機構は、前記複数のアクチュエータのそれぞれの一部を構成する可動部として機能する複数の伝達部を有する
力覚提示装置。
(5)
前記(3)または(4)に記載の力覚提示装置であって、
前記複数のアクチュエータのうち少なくとも1つが、50Hz以上400Hz以下の周波数を持つ振動を出力する
力覚提示装置。
(6)
前記(2)に記載の力覚提示装置であって、
前記アクチュエータ機構は、1つのアクチュエータを含み、
前記制御部は、前記接触状態に応じて、前記アクチュエータの異なる駆動状態を生成するように構成される
力覚提示装置。
(7)
前記(6)に記載の力覚提示装置であって、
前記伝達機構は、前記異なる駆動状態に対応する力覚情報をそれぞれ伝達するように構成された複数の伝達部を有する
力覚提示装置。
(8)
前記(6)または(7)に記載の力覚提示装置であって、
前記制御部は、前記異なる駆動状態のうち少なくとも1つを、50Hz以上400Hz以下の周波数を持つ振動として、前記アクチュエータの駆動を制御するように構成される
力覚提示装置。
(9)
前記(1)から(8)のうちいずれか1項に記載の力覚提示装置であって、
前記認識部は、前記負荷量として、前記アクチュエータ機構の逆起電圧、駆動電流、回転数、または温度を測定するように構成される
力覚提示装置。
(10)
前記(1)から(9)のうちいずれか1項に記載の力覚提示装置であって、
前記アクチュエータ機構を収容する筐体をさらに具備し、
前記伝達機構は、前記筐体の少なくとも一部を構成する
力覚提示装置。
(11)
前記(1)から(10)のいうちいずれか1項に記載の力覚提示装置であって、
前記アクチュエータ機構は、偏心モータ、リニア共振アクチュエータ、圧電アクチュエータ、および磁歪アクチュエータのうち少なくとも1つを含む
力覚提示装置。
(12)
アクチュエータ機構を備える力覚提示装置の認識装置であって、
前記アクチュエータ機構にかかる負荷量を検出し、前記アクチュエータ機構による駆動力を利用して力覚情報をユーザに伝達するように構成された伝達機構への前記ユーザの接触状態を、前記負荷量に基づいて認識するように構成された認識部
を具備する認識装置。
(13)
力覚提示装置による力覚提示方法であって、
前記力覚提示装置は、アクチュエータ機構と、伝達機構と、検出部と、認識部とを備え、
前記伝達機構により、前記アクチュエータ機構による駆動力を利用して力覚情報をユーザに伝達し、
前記検出部により、前記アクチュエータ機構にかかる負荷量を検出し、
前記認識部により、前記検出部で検出された負荷量に基づき、前記伝達機構への前記ユーザの接触状態を認識する
力覚提示方法。
(14)
異なる駆動状態に対応する駆動力をそれぞれ発生するように構成される複数のアクチュエータと、
力覚提示装置へのユーザの接触状態を認識し、前記認識された接触状態に応じて、前記複数のアクチュエータの駆動を選択的に切り替えるように構成された制御部と
を具備する力覚提示装置。
(15)
力覚提示装置へのユーザの接触状態を認識し、前記認識された接触状態に応じて、異なる駆動状態に対応する駆動力をそれぞれ発生する複数のアクチュエータの駆動を選択的に切り替えるように構成された制御部
を具備する制御装置。
(16)
力覚提示装置による力覚提示方法であって、
前記力覚提示装置は、異なる駆動状態に対応する駆動力をそれぞれ発生する複数のアクチュエータと、制御部とを備え、
前記制御部により、前記力覚提示装置へのユーザの接触状態を認識し、
前記制御部により、前記認識された接触状態に応じて、前記複数のアクチュエータの駆動を選択的に切り替える
力覚提示方法。
12…中央処理部
14…記憶部
20…検出部
30…アクチュエータ機構
31、32…アクチュエータ
40…伝達機構
41、42…伝達部
50…認識部
61…筐体
63…回転体
100A、100B、100C、100D、100E…力覚提示装置

Claims (16)

  1. アクチュエータ機構と、
    前記アクチュエータ機構による駆動力を利用して力覚情報をユーザに伝達するように構成された伝達機構と、
    前記アクチュエータ機構にかかる負荷量を検出するように構成された検出部と、
    前記検出部で検出された負荷量に基づき、前記伝達機構への前記ユーザの接触状態が、正常接触状態又は異常接触状態のうちいずれであるかを認識するように構成された認識部と、
    前記接触状態が前記正常接触状態であるとき、第1の力覚情報を出力するように前記アクチュエータ機構の駆動を制御し、前記接触状態が前記異常接触状態であるとき、前記異常接触状態を前記正常接触状態とするように前記ユーザに促すための情報である第2の力覚情報を出力するように前記アクチュエータ機構の駆動を制御するように構成された制御部と
    具備する力覚提示装置。
  2. 請求項1に記載の力覚提示装置であって、
    前記第1の力覚情報は、前記ユーザが進むべき方向を前記ユーザに提示するための情報である
    力覚提示装置。
  3. 請求項1に記載の力覚提示装置であって、
    前記制御部は、前記接触状態が前記異常接触状態であるとき、前記接触状態が前記正常接触状態となるまで、前記第2の力覚情報を出力し続けるように前記アクチュエータ機構の駆動を制御する
    力覚提示装置。
  4. 請求項1に記載の力覚提示装置であって、
    前記制御部は、前記認識部における前記接触状態の認識のために、予め、前記第1の力覚情報を出力するように前記アクチュエータ機構の駆動を制御し、
    前記認識部は、前記第1の力覚情報が出力されているときの前記アクチュエータ機構の前記負荷量に基づき、前記接触状態が正常接触状態又は異常接触状態のうちいずれであるかを認識する
    力覚提示装置。
  5. 請求項1に記載の力覚提示装置であって、
    前記アクチュエータ機構は、前記第2の力覚情報として、50Hz以上400Hz以下の周波数を持つ振動を出力する
    力覚提示装置。
  6. 請求項に記載の力覚提示装置であって、
    前記アクチュエータ機構は、複数のアクチュエータを含み、
    前記制御部は、前記接触状態に応じて、前記複数のアクチュエータによる駆動を選択的に切り替えるように構成される
    力覚提示装置。
  7. 請求項に記載の力覚提示装置であって、
    前記伝達機構は、前記複数のアクチュエータのそれぞれの一部を構成する可動部として機能する複数の伝達部を有する
    力覚提示装置。
  8. 請求項に記載の力覚提示装置であって、
    前記複数のアクチュエータのうち少なくとも1つが、50Hz以上400Hz以下の周波数を持つ振動を出力する
    力覚提示装置。
  9. 請求項に記載の力覚提示装置であって、
    前記アクチュエータ機構は、1つのアクチュエータを含み、
    前記制御部は、前記接触状態に応じて、前記アクチュエータの異なる駆動状態を生成するように構成される
    力覚提示装置。
  10. 請求項に記載の力覚提示装置であって、
    前記伝達機構は、前記異なる駆動状態に対応する力覚情報をそれぞれ伝達するように構成された複数の伝達部を有する
    力覚提示装置。
  11. 請求項に記載の力覚提示装置であって、
    前記制御部は、前記異なる駆動状態のうち少なくとも1つを、50Hz以上400Hz以下の周波数を持つ振動として、前記アクチュエータの駆動を制御するように構成される
    力覚提示装置。
  12. 請求項1に記載の力覚提示装置であって、
    前記認識部は、前記負荷量として、前記アクチュエータ機構の逆起電圧、駆動電流、回転数、または温度を測定するように構成される
    力覚提示装置。
  13. 請求項1に記載の力覚提示装置であって、
    前記アクチュエータ機構を収容する筐体をさらに具備し、
    前記伝達機構は、前記筐体の少なくとも一部を構成する
    力覚提示装置。
  14. 請求項1に記載の力覚提示装置であって、
    前記アクチュエータ機構は、偏心モータ、リニア共振アクチュエータ、圧電アクチュエータ、および磁歪アクチュエータのうち少なくとも1つを含む
    力覚提示装置。
  15. 力覚提示装置による力覚提示方法であって、
    前記力覚提示装置は、アクチュエータ機構と、伝達機構と、検出部と、認識部と、制御部とを備え、
    前記伝達機構により、前記アクチュエータ機構による駆動力を利用して力覚情報をユーザに伝達し、
    前記検出部により、前記アクチュエータ機構にかかる負荷量を検出し、
    前記認識部により、前記検出部で検出された負荷量に基づき、前記伝達機構への前記ユーザの接触状態が、正常接触状態又は異常接触状態のうちいずれであるかを認識し、
    前記制御部により、前記接触状態が前記正常接触状態であるとき、第1の力覚情報を出力するように前記アクチュエータ機構の駆動を制御し、前記接触状態が前記異常接触状態であるとき、前記異常接触状態を前記正常接触状態とするように前記ユーザに促すための情報である第2の力覚情報を出力するように前記アクチュエータ機構の駆動を制御する
    力覚提示方法。
  16. アクチュエータ機構と、伝達機構と、検出部と、認識部と、制御部とを具備する力覚提示装置に、
    前記伝達機構により、前記アクチュエータ機構による駆動力を利用して力覚情報をユーザに伝達し、
    前記検出部により、前記アクチュエータ機構にかかる負荷量を検出し、
    前記認識部により、前記検出部で検出された負荷量に基づき、前記伝達機構への前記ユーザの接触状態が、正常接触状態又は異常接触状態のうちいずれであるかを認識し、
    前記制御部により、前記接触状態が前記正常接触状態であるとき、第1の力覚情報を出力するように前記アクチュエータ機構の駆動を制御し、前記接触状態が前記異常接触状態であるとき、前記異常接触状態を前記正常接触状態とするように前記ユーザに促すための情報である第2の力覚情報を出力するように前記アクチュエータ機構の駆動を制御する
    処理を実行させるプログラム。
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