JP2014145167A - ワイヤハーネスの保持構造及びベルクランク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両ドアのインナーパネルには、当該インナーパネルとアウターパネルとの間に収容されるウィンドガラスを迂回する下方位置において、アウターパネルに設けられたドアハンドルに接続される第1の伝達部材T1とインナーパネルに設けられたリモートコントロール装置に接続される第2の伝達部材T2とを連結するベルクランク装置20が設けられる。そして、このベルクランク装置20には、車両ドア内に配置されるワイヤハーネス42のコネクタ43を保持するコネクタ保持部51が形成される。
【選択図】図4
Description
上記構成によれば、ベルクランク装置が保持するワイヤハーネスのコネクタの被水を回避することができる。そして、これにより、特段の防水機能を有しない通常のコネクタを使用することができる。その結果、車両ドアの製造コストを更に低減することができる。更に、防水コネクタを使用しないことで、コネクタ間(雄型及び雌型)を接続する際、その挿入圧が小さくなるという利点がある。そして、これにより、その組付け作業を容易化することができる。
図1に示すように、本実施形態の車両ドア1は、車両前後方向に移動することにより車両のボディ側面に設けられた開口部(図示略)を開閉するスライドドアとして構成されている。即ち、車両ドア1は、車両前方側(同図中、左側)に移動することにより、ボディの開口部を閉塞する閉状態となり、車両後方側(同図中、右側)に移動することにより、その開口部を介して乗員が乗降可能な開状態になる。そして、図2に示すように、車両ドア1の外表面(意匠面)を構成するアウターパネル2には、当該車両ドア1を開閉すべく操作されるドアハンドル3が設けられている。
図1に示すように、本実施形態では、車両ドア1の前方側端部1aには、当該車両ドア1による挟み込み検知を行うための挟み込み検知センサとしてのタッチセンサ40が設けられている。そして、車両ドア1の内部には、このタッチセンサ40と制御装置41との間を電気的に接続するワイヤハーネス42が設けられている。
本実施形態では、車両ドア1にタッチセンサ40を装着する際、制御装置41側の第2ワイヤハーネス42Bは、その端末部のコネクタ43Bがベルクランク装置20に設けられたコネクタ保持部51によって保持された状態となっている。これに対し、タッチセンサ40側の第1ワイヤハーネス42Aは、インナーパネル12の側壁部12aに形成された貫通孔52を介して、そのインナーパネル12及びアウターパネル2が形成する車両ドア1の内部空間に挿入される。そして、その端末部に設けられたコネクタ43Aを、ベルクランク装置20のコネクタ保持部51に保持された第2ワイヤハーネス42B側のコネクタ43Bに接続する(差し込む)ことにより、そのタッチセンサ40と制御装置41との間の電気的導通が確立されるようになっている。
(1)車両ドア1は、アウターパネル2とインナーパネル12との間に収容されるウィンドガラス10を備える。また、インナーパネル12には、そのウィンドガラス10を迂回する下方位置において、アウターパネル2に設けられたドアハンドル3に接続される第1の伝達部材T1とインナーパネル12に設けられたリモートコントロール装置6に接続される第2の伝達部材T2とを連結するベルクランク装置20が設けられる。そして、ベルクランク装置20は、車両ドア1内に配置されるワイヤハーネス42のコネクタ43を保持するコネクタ保持部51を備える。
・上記実施形態では、ベルクランク装置20は、タッチセンサ40と制御装置41との間を電気的に接続するワイヤハーネス42のコネクタ43を保持することとした。しかし、これに限らず、その他の用途で車両ドア1内に配置されるワイヤハーネス42を保持する構成であってもよい。例えば、ドアハンドル3に操作スイッチやタッチセンサ等が設けられたもの(パワースライドドア等)であれば、そのワイヤハーネス42のコネクタ43をベルクランク装置20によって保持する構成としてもよい。このような構成とすることで、ウィンドガラス10を迂回する最適な下方位置でコネクタ43を保持することができる。その結果、その信頼性を向上させることができる。
・また、例えば、図10及び図11に示すように、プロテクタ60の上壁部60a及び側壁部60bを大型化して、当該プロテクタ60が形成する防水区画α内にコネクタ保持部51を配置する構成であってもよい。
(イ)前記コネクタの保持部は、前記ブラケットに設けられること、を特徴とするベルクランク装置。これにより、確実にコネクタを保持することができる。
Claims (5)
- 車両ドアのインナーパネルに固定されるブラケットと、
伝達部材が接続される第1及び第2の接続点を有して回動可能に前記ブラケットに支持されたベルクランクレバーと、を備え、
前記車両ドアのインナーパネルとアウターパネルとの間に収容されるウィンドガラスを迂回する下方位置において前記アウターパネルに設けられたドアハンドルに接続される第1の伝達部材と前記インナーパネルに設けられたリモートコントロール装置に接続される第2の伝達部材とを連結するベルクランク装置によって、
前記車両ドア内に配置されるワイヤハーネスのコネクタを保持するワイヤハーネスの保持構造。 - 車両ドアのインナーパネルに固定されるブラケットと、
伝達部材が接続される第1及び第2の接続点を有して回動可能に前記ブラケットに支持されたベルクランクレバーと、を備え、
前記車両ドアのインナーパネルとアウターパネルとの間に収容されるウィンドガラスを迂回する下方位置において前記アウターパネルに設けられたドアハンドルに接続される第1の伝達部材と前記インナーパネルに設けられたリモートコントロール装置に接続される第2の伝達部材とを連結するとともに、
前記車両ドア内に配置されるワイヤハーネスのコネクタを保持可能なコネクタ保持部を備えたベルクランク装置。 - 請求項2に記載のベルクランク装置において、
前記ベルクランクレバーの周囲を覆うプロテクタを備えるとともに、
前記コネクタ保持部は、前記ベルクランクレバーの上方に配置される前記プロテクタの上壁部の下方に設けられること、を特徴とするベルクランク装置。 - 請求項3に記載のベルクランク装置において、
前記コネクタ保持部は、前記プロテクタが形成する防水区画内に設けられること、
を特徴とするベルクランク装置。 - 請求項2〜請求項4の何れか一項に記載のベルクランク装置において、
前記コネクタ保持部は、前記車両ドアよる挟み込み検知を行うための挟み込み検知センサに接続された前記ワイヤハーネスのコネクタを保持可能であること、
を特徴とするベルクランク装置。
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