JP2009296741A - グロメット - Google Patents

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Abstract

【課題】グロメットに通すケーブルやホースとグロメットに設けるガイド用管との間に隙間を発生させないようにして止水性を高めたグロメットを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネスの電線群を密着させて貫通する内筒と、前記内筒に連結すると共に、大径側の外周面に車体係止凹部を環状に設けている拡径状の外筒を備え、該外筒に線材の第1貫通穴を設け、該第1貫通穴の周縁から外方および内方に突出するガイド用外管およびガイド用内管を直管状に連通させて設け、前記ガイド用外管の内径を前記線材の外径と同等してシール状態で貫通させる一方、前記ガイド用内管の内面の一部から前記線材の外径と同等な通し穴を有するシール壁を突設し、該シール壁の通し穴に前記線材を貫通し、前記ガイド用内管から貫通穴を通してガイド用外管へと貫通する前記線材を所要間隔をあけた2カ所でシールすると共に支持している。
【選択図】図4

Description

本発明はグロメットに関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに組みつけて、車体パネルの貫通穴に装着し、貫通穴の挿通部分におけるワイヤハーネスの保護および防水、防塵を図るものである。
従来、自動車のエンジンルームから車室内へ配索されるワイヤハーネスにはグロメットを装着し、エンジンルームと車室とを仕切る車体パネルの貫通穴にグロメットを取り付けて、貫通穴を通るワイヤハーネスの保護およびエンジンルーム側から車室への防水、防塵、遮音を図っている。
前記グロメットには、エンジンルームから車室へと配線するボンネット開放用のオープナーケーブルと、ウインドウォッシャー用の給水ホースからなる線材を貫通させる場合が多い。
この種のグロメットとして、例えば、特開平11−260175号公報(特許文献1)には、図8(A)に示すグロメット100Aが提案されている。該グロメット100Aはワイヤハーネスを密着して貫通させる小径筒部101と連続する拡径筒部102に線材の貫通穴103を設け、該貫通穴103の周縁から筒部104を突設している。拡径筒部の大径側の外周面には車体係止凹部105を環状に設けている。該グロメット100Aではケーブルやホースからなる線材200を貫通穴103を通し、筒部104でガイドしている。
また、図8(B)に示すグロメット100Bは、拡径筒部102の先端側に閉鎖面部106を設け、該閉鎖面部106の中央にワイヤハーネスを密着して貫通させる第2小径筒部107を連続して設けている。該グロメット100Bでは、拡径筒部102の小径側に貫通穴103を設けていると共に、閉鎖面部106に貫通穴108を設け、該貫通穴108の周縁から筒部109を突設している。該グロメット100Bでは、線材200は筒部109、貫通穴108、103を通し、筒部109でガイドしている
前記特許文献1のグロメット100A、100Bではいずれも筒部104、109の突出端に厚肉部104a、109aを設け、該厚肉部104a、109aを線材200の外周面に密着させ、止水性を確保した状態で線材を移動できるようにしている。
特開平11−260175号公報
グロメットを取り付けて車体パネルの貫通穴を通したワイヤハーネスが、その両側で曲げられずに真っすぐに配索されると、特許文献1に開示されたグロメットに通した線材も直線性を保持できる。
近時、自動車に搭載される電装品の急増に伴いワイヤハーネスの配索スペースが減少している。よって、車体パネルの貫通穴を貫通させたワイヤハーネスが真っすぐに配索すると搭載品と干渉する場合がある。特に、車室側ではワイヤハーネスが引き出されるインストルメントパネル内に搭載される電装品が急増しているため、90度曲げ等の急激に曲げられる場合が増加している。同様に、エンジンルーム側でも90度近く屈曲される場合がある。
ワイヤハーネスが90度程度急激に曲げられると、該ワイヤハーネスを密着して貫通する小径筒部104、109も曲げられる。小径筒部101、107が曲げられると、該小径筒部101に連結した拡径筒部102、閉鎖面部106が追従して変形する。よって、拡径筒部102から突設した筒部104、閉鎖面部106から突設した筒部109も曲がることとなる。これら筒部104、109の先端の厚肉部104a、109aは線材200に密着させているが、該厚肉部の密着力だけでは、オープナーケーブルや給水ホースからなる線材200を曲げる力はなく、線材200は筒部104、109の曲げに追従せず、線材200と筒部104、109との間に隙間が発生する。このように隙間ができると、該隙間から浸水が生じやすくなるため、グロメットの止水性能が低下する問題がある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、ワイヤハーネスが曲げられても、線材とグロメットのガイド管との間に隙間を発生させないようにして、止水性の向上を図ることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車体に設けた貫通穴に挿通するワイヤハーネスに外装すると共に線材を貫通させる弾性体からなるグロメットであって、
前記ワイヤハーネスの電線群を密着させて貫通する内筒と、
前記内筒に連結すると共に、大径側の外周面に車体係止凹部を環状に設けている拡径状の外筒を備え、
前記外筒に線材の第1貫通穴を設け、該第1貫通穴の周縁から外方および内方に突出するガイド用外管およびガイド用内管を直管状に連通させて設け
前記ガイド用外管の内径を前記線材の外径と同等にしてシール状態で貫通させる一方、前記ガイド用内管の内面の一部から前記線材の外径と同等な通し穴を有するシール壁を突設し、該シール壁の通し穴に前記線材を貫通し、前記ガイド用内管から貫通穴を通してガイド用外管へと貫通する前記線材を所要間隔をあけた2カ所でシールすると共に支持していることを特徴とするグロメットを提供している。
前記ガイド用外管は前記第1貫通穴の周縁から縮径しながら突出し、縮径端から前記線材の外径と同等な内径のストレート管部を突出させ、該ストレート管部の先端は閉鎖端とし、該閉鎖端を切除して前記線材を貫通させている。
また、前記内筒と外筒との間に設けるガイド用内管の先端は開口端とし、かつ、該開口端より所要寸法離れた内部に前記シール壁を設けている。
前記のように、ワイヤハーネスに外装すると共に、オープナーケーブルや給水ホースの貫通部を備えたグロメットにおいて、拡径状の外筒に線材を貫通させる貫通穴を設け、該貫通穴から外方にガイド用外管を突設すると共に、該貫通穴からグロメット内部の内方にガイド用内管も突設し、これらのガイド用外管と内管とを直管状に連通している。これにより、線材をストレートにガイドできる区間を長くしている。かつ、これらガイド用外管とガイド用内筒とに夫々線材に密着するシール部を設け、ストレート状に保持する線材を所要距離をあけた2カ所でシールしているため、線材は少なくともいずれか一カ所ではシールでき、浸水を阻止することができる。
よって、ガイド用外管と内管とを突設した外筒と連結した内筒がワイヤハーネスにより曲げられ、それに追従して外筒に曲げが生じても、外筒に設けているガイド用外管とガイド用内管とは、若干傾斜しても直管状に連通している。よって、この区間で線材はストレートに支持でき、直管状に連通するガイド用外管とガイド用内管との間に隙間が発生せず、浸水の発生を防止できる。
かつ、ガイド用外管のストレート管部からなるシール部は、該ストレート管部の内径を線材の外径と同等とし、言わばシール管としている。このシール管で線材を線接触でシールしているのではなく、所要寸法の区間を面接触でシールしているため、よりシール性を高めることができる。
線材はガイド用内管からガイド用外管へと通すため、ガイド用内管およびガイド用外管とも挿入口の内径は大として線材の挿入作業性を高めている。かつ、前記のように、ガイド用外管のストレート管部は所要寸法線材に密着するシール管となる。該ストレート管部の長さは20〜30mmとしていることが好ましい。
また、ガイド用外管の先端を閉鎖し、該閉鎖部を切断して開口としているため、グロメットに線材を貫通させない場合にも共用で用いることができる。
本発明のグロメットは、前記内筒の両端の押込側と引出側に挟まれた長さ方向中間部の外周から前記環状連結部を突設し、該連結部の外周端に前記外筒の厚肉部を連続させ、該外筒の傾斜壁部の小径端側内周面は前記内筒の外周面と空間をあけて切り離し、該内筒の引出側は前記傾斜壁部より外方へ突出していることが好ましい。
前記傾斜壁部の小径端に前記内筒の軸線方向と平行に延在する引出先端側筒部を設け、該引出先端側筒部の内周面と内筒の外周面との間に前記切り離された空間をあけてもよい。
前記のように、ワイヤハーネスを密着して貫通させる内筒と、車体係止凹部を設けた外筒とは、ワイヤハーネスの引出端側で大きな空間をあけて切り離している。
この切り離し型としたグロメットでは、グロメットから引き出されて車室側に配索されるワイヤハーネスが90度近く急激に屈曲され、内筒が屈曲されても、外筒に直接的に内筒の変形を伝達させないようにすることができる。また、内筒の引出端側から距離をあけた長さ方向の中間位置から環状連結部を介して外筒と連結しているため、内筒の変形は環状連結部でも吸収でき、外筒の大径端側に設けた車体係止凹部に変形の影響を与えないようにすることができる。
よって、外筒に設ける線材貫通用のガイド用内管およびガイド用外管も曲げの影響を受けず、線材との密着性をより高めて止水性を確保することができる。
前記環状連結部はV字状に屈曲させていると共に、前記線材の第2貫通穴を設ける部分は軸線方向と直交する平面部としていることが好ましい。
前記のように、環状連結部をV字状とすると、内筒がワイヤハーネスの曲げにより変形した際に、環状連結部で変形を吸収できる量を増加することができる。
その場合、V字状に屈曲した環状連結部に線材の第2貫通穴を設けると、線材の貫通作業性が悪くなるため、第2貫通穴を設ける部分は屈曲させずに平面状としていることが好ましい。
前記の切り離し型のグロメットでは、前記環状連結部より前記傾斜壁部の内面に向けて押しリブを突設し、該押しリブが当接する傾斜壁部の位置より外径側に前記第1貫通穴を設けている。
即ち、グロメットを車体パネルの貫通穴に挿入する際、内筒の押込側から引き出されるワイヤハーネスを作業員が持って押し込んでいる。該内筒には環状連結部を介して外筒を連結しているため、外筒の引出側の傾斜壁部には押し込み力が伝わりにくい。そのため、環状連結部に押しリブを突設し、該押しリブを傾斜壁部の引出側の内周面に押しあてて、押しリブを介して傾斜壁部へ押し込み力を伝達し、グロメットの挿入作業性を高めている。
また、該環状連結部を薄肉としていると共に、径方向に突出させずに、傾斜させて突出させているため、内筒がワイヤハーネスの曲げにより変形した時に環状連結部で変形を吸収させて外筒に変形の影響を及ぼさないようにしている。これにより、押込側のエンジンルーム側でワイヤハーネスが急激に曲げられても、環状連結部で変形を吸収し、外筒に設けた線材の貫通部を変形させないようにすることができる。
また、前記押しリブは全周に連続して設けると、傾斜壁部へ伝える押し込み力を均等に作用させることができるために好ましいが、前記線材を貫通させる必要があるため、該貫通部で分割している。前記押しリブの肉厚は前記環状連結部の肉厚の2〜4倍とし、かつ、前記傾斜壁部の肉厚より大としていることが好ましい。
本発明のグロメットは、前記切り離し型のタイプのグロメットに限定されず、傾斜壁部の小径端を環状連結部を介して前記内筒に連結している前記図8に示すタイプのグロメットにも好適に用いられる。
即ち、外筒に対応する拡径筒部の小径端が内筒に対応する小径筒部に連結されているグロメットにおいて、拡径筒部に線材の貫通穴を設け、該貫通穴の周縁からガイド用外管とガイド用内管とを直管状に連通させて突設し、これらガイド用外管と内管に夫々シール部を設けている。該構成とすると、線材をストレートに保持できる長さが大となり、かつ、2カ所でシールしているため、拡径筒部がワイヤハーネスの曲げにより変形しても、線材をガイド用外管と内管との間のシール性を保持することができる。
前述したように、本発明のグロメットでは、ケーブルやホースからなる線材をシールおよび支持して貫通させるガイド用外管とガイド用内管とを直管状に連通し、かつ、これらガイド用外管と内管とのそれぞれシール部を設けている。該構成としていることにより、線材をストレートに保持し、直管状に連通するガイド用外管およびガイド用内管との間に隙間を発生させず、止水性を確保することができる。
以下、本発明のグロメットの実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6に、本発明のグロメットの第一実施形態を示す。
グロメット1は、図6に示すように、自動車のエンジンルーム(X)から車体パネル2に設けた貫通穴3を通して車室(Y)へと配索されるワイヤハーネスW/Hに装着し、貫通穴3の周縁に係止して車体に取り付けるものである。グロメット1をエンジンルーム側からの押し込み操作で貫通穴3を通して車体に取り付けるワンモーショングロメットとし、グロメット1の一端は押込側P1、他端は引出側P2となる。グロメット1はゴムまたはエラストマーで一体成形している。
第一実施形態のグロメット1は、前記した傾斜壁部の小径端側と内筒との間に空間を設けた切り離し型としている。
ワイヤハーネスW/Hの電線群を密着させて貫通する小径の内筒5と、該内筒5の両端の押込側5P1と引出側5P2に挟まれる長さ方向中間部の外周面5aから突出する環状連結部6と、該環状連結部6の外周に連続する大径の外筒8を備えている。
外筒8は内筒5と同心で、内筒5の長さ方向の中間部分に空間をあけて位置し、外筒8の長さ方向の両側の押込側P1および引出側P2の両方で内筒5が突出している。
外筒8は環状連結部6の外周との連続位置から引出側P2へと延在し、該連続位置に厚肉部9を設け、厚肉部9に連続して引出側P2へ縮径する傾斜壁部11を延在させている。厚肉部9と傾斜壁部11の大径端との境界に車体係止凹部10を外周面に環状に開口して設けている。また、傾斜壁部11の小径端に内筒5の軸線方向と平行に延在する引出先端側筒部12を連続させている。
前記引出先端側筒部12の内周面と内筒5の外周面5aとの間は空間Sをあけて切り離している。即ち、内筒5の外周を空間Sをあけて外筒8の小径端側で囲んだ形状とし、かつ、小径筒部5の引出側5P2を外筒8から外方へ突出させている。
外筒8の厚肉部9は、図3に示すように、環状連結部6の外周端6aとの連続部から押込側P1へと若干突出し、押込側先端面9aは軸線0に対して直交する垂直面としている。該厚肉部9と傾斜壁部11の大径端との間に設ける車体係止凹部10は、底面10aを挟む引出側面10bの先端を前記傾斜壁11の大径端11aに連続させている。該傾斜壁部11は大径端11aと小径端11bとの間で外周面の傾斜角度を変えた屈曲部11cを設けている。該屈曲部11cより小径側部11dの傾斜角度は大とし、屈曲部11cより大径側11eは傾斜角度を小さくしている。
前記傾斜壁部11の傾斜角度を変えた外周面には、車体係止凹部10の引出側面10bの先端の大径端11aから小径端11bにかけて軸線方向の段状の突条15を周方向に一定間隔をあけて6本設けている。これらの突条15は周方向に同一幅としているため、小径端から大径端に向けて放射状に延在する突条15は小径側では周方向の間隔が狭くなり密に配置され、大径側では周方向間隔が広がっている。
前記屈曲部11cでは突条15を周方向の連続させた仮想外径を車体パネル2の貫通穴3の内径と同等としている。
前記突条15の小径側端面15bは引出先端側筒部12の外周面と連続させている。
また、車体係止凹部10の引出側面10bの先端に位置する突条15の大径端側では、図1に示すように、頂面15aの先端および両側の3面を傾斜させた3面カット部15cとしている。また、突条15に挟まれた傾斜壁部11の外面には、突条15の根元部分と中央部分とに軸線方向の溝15k、15iを設けて、傾斜壁部11を撓み易くしている。
図4に示すように、グロメット1に、ボンネット開放用のオープナーケーブル21とウォッシャー用の給水ホース22との2本の線材20を貫通し、これら線材20をエンジンルーム(X)から車室(Y)へと配線している。これらの線材20は押込側P1から引出側P2へとグロメット1に貫通させている。
オープナーケーブル21をグロメット1に貫通させるため、傾斜壁部11に貫通穴24を設けると共に、給水ホース22に貫通させるために貫通穴25を設けている。貫通穴24と25とは直交方向に設けている。これらの貫通穴24、25は引出側の第1貫通穴となる。
前記貫通穴24、25の周縁からそれぞれ外方へ突出したガイド用外管26、27を設けている。これらガイド用外管26、27は先端に閉鎖部26a、27aを設けている。線材を貫通する時は閉鎖部26a、27aを切断ライン26b、27bで切断して開口し、線材を貫通させない時は閉鎖した状態としている。また、貫通穴24、25の周縁からグロメット内部へ突出したガイド用内管28、29を設けている。
前記ガイド用外管26とガイド用内管28は貫通穴24を介して連通した直管状としている。同様に、前記ガイド用外管27とガイド用内管29は貫通穴25を介して連通した直管状としている。
前記オープナーケーブル21のガイド用外管26は突出側にオープナーケーブル21の外径と同等の内径を有する小径のストレート管部26cを設け、該ストレート管部26cより突出側に切断ライン26bを設定している。よって、切断した状態で、オープナーケーブル21の外周面にストレート管部26cがシール状態で密着してガイドするようにしている。
オープナーケーブル21のガイド用内管28の内径d4はオープナーケーブル21の外径d3より大とし、挿入側の先端は開口としている。該ガイド用内管28の内部に、内径をd3とした通し穴28aを設けたシール壁28bを設けている。これにより、オープナーケーブル21はグロメット1の内部でシール壁28bによりシールされると共に支持される。かつ、グロメット1の外部のガイド用外管26のストレート管部26cでシールされると共に支持されるようにしている。
一方、給水ホース22側でも、ガイド用外管27の切断ライン27bより手前に小径の小径部27cを設け、該小径部27cを給水ホース22の外周面に密着させてシールしている。また、ガイド用内管29の2カ所に小径部29a、29bを設け、小径部29a、29bの内周面を給水ホース22の外周面に密着させてシールしている。
また、前記環状連結部6に、図1(B)に示すように、オープナーケーブル21および給水ホース22の貫通穴31、32を直交位置に設けており、該貫通穴31、32の位置は前記ガイド用内管28、29の先端開口と対向位置としている。これらの貫通穴31、32は線材挿入側の第2貫通穴となる。
前記環状連結部6を図示のようにV字状に屈曲させているが、前記貫通穴31、32を向けた部分は径方向に延在する平面部6e、6fとしている。
前記のように、外筒8と内筒5とを連結する環状連結部6は、内筒5の外周面5aと連続する内周端6bより押込側P1に向けて略V字状に傾斜させて突出している。該環状連結部6の外周端6aは内周端6bより押込側P1に位置させて外筒8の厚肉部9と連結している。
即ち、前記図8に示す従来のワンモーション型グロメット100では、拡径筒部の小径側を小径筒部と連続させていたのに対して、本発明のグロメットでは拡径筒部に対応する外筒8の大径側を環状連結部6を介して内筒5と連結している。
環状連結部6の肉厚は内筒5の肉厚と略同等か若干薄くして撓みやすくしている。また、内筒5の外周面5aと傾斜して連結する環状連結部6の連結部の角度θは20度〜30度としている。このように、内筒5と外筒8とを径方向に連結せずに、環状連結部6を傾斜させて内筒5と連結し、言わばエグリをいれた状態で連結している。これにより、内筒5がワイヤハーネスの曲げに追従して変形した時に環状連結部6で変形を吸収して、外筒8に直接的に変形を伝達しない逃げ部としている。
環状連結部6には、内周端6bからV字の突出端6cとの間の傾斜部に前記傾斜壁部11に向けて屈曲した屈曲部6dを設けている。該屈曲部6dに厚肉とした押しリブ18を傾斜壁部11に向けて突出している。該押しリブ18は周方向に連続させ、図5に示すように、線材20のガイド用内筒28、29の配置部では分割している。
前記押しリブ18の肉厚は厚くし、環状連結部6の肉厚の2〜4倍としている。
押しリブ18を厚肉としているのは、グロメット1を車体パネル2の貫通穴3に押し込む挿通作業時に、押しリブ18の突出端18aが傾斜壁部11の内周面に当接し、押し込み力を外筒8に伝達する役割を持たせていることによる。また、グロメット1を車体パネル2に取り付けた状態で、押しリブ18の突出端18aは傾斜壁部11の内周面と当接するように突出端18aと傾斜壁部11の内周面に近接させている。これにより、押しリブ18、内筒5、環状連結部6、外筒8に囲まれた遮音空間Bを形成できるようにしている。
前記押しリブ18は図3および図6に示すように、外径方向に若干傾斜させて突出し、突出端18aは引出先端側筒部12に連続する傾斜壁部11の小径端側に対向させている。押しリブ18が当接する傾斜壁部11側には、引出先端側筒部12に傾斜壁部11より内方に突出させたストッパー用突起12aを設けている。該ストッパー用突起12aを設けていることにより、押しリブ18の突出端18aが引出先端側筒部12の内部に滑り落ちることを防止し、傾斜壁部11と必ず接触して傾斜壁部11に押し込み力を伝達できるようにしている。
さらに、傾斜壁部11には、前記押しリブ18の突出端18aが当接する部分の外径側から前記屈曲部11cに達するまでの内周面に浅い凹部を環状に設けて薄肉部19を形成している。このように、傾斜壁部11の屈曲部11cから小径側に薄肉部19を設けることで、引出先端側筒部12がワイヤハーネスW/Hの曲げにより変形した際の応力吸収部としている。
ワイヤハーネスW/Hを密着させて貫通する小径な内筒5は、外筒8の長さ方向の両端から突出させ、該突出した部分の内周面に間隔をあけて3カ所に防水用のリールリブ33を突設している。
また、図6に示すように、グロメット1を取り付ける車体パネル2の貫通穴3は、貫通穴周縁3aから押込側P1に向けたバーリング3bが突出したバーリング穴であるため、前記外筒8に設ける車体係止凹部10は、該バーリング穴に対応した形状としている。
前記グロメット1へのワイヤハーネスW/Hの取り付け方法は、内筒5の内周面を治具(図示せず)で拡大しながらワイヤハーネスW/Hの電線群を貫通させる。貫通後、内筒5の両端5P1と5P1から引き出されたワイヤハーネスW/Hと、両端5P1、5P2を粘着テープ40を巻き付けて固着している。
内筒5に貫通するワイヤハーネスW/Hの外径の増減については環状連結部6で吸収し、該環状連結部6を介して内筒5と連結した外筒8に影響を殆ど及ぼさず、外筒8の外径を設計通りに保持できる。即ち、環状連結部6は薄肉として変形しやすくしていると共に、V形状としているため、径方向の増減に屈曲角度を変えるだけで対応できる。
ワイヤハーネスW/Hに取り付けたグロメット1は、図6に示すように、エンジンルーム(X)と車室(Y)とを仕切る車体パネル2のバーリング3bを有する貫通穴3に通して取り付けている。
グロメット1の貫通穴3への挿入作業は、エンジンルーム(X)側から貫通穴3に内筒5の引出端5P2を挿入し、エンジンルーム(X)側から、グロメット1に取り付けてワイヤハーネスW/Hを作業員が持ってグロメット1を押し込んでいく。この一方側からの押し込み操作のみのワンモーションでグロメット1を貫通穴3に挿入係止している。
詳細には、グロメット1の貫通穴3への挿通作業時に、外筒8の傾斜壁部11の小径側の部分11dは、貫通穴3の内径よりも小さいためにスムーズに挿入できる。傾斜壁部11の屈曲部11cが貫通穴の内周面3aに達すると、傾斜壁部11の突条15が内周面3aに接触した時点から、挿入抵抗が発生し、外筒8は貫通穴の内周面3aから容易に押し込まれない。
しかしながら、内筒5の押込側P1から引き出されるワイヤハーネスW/Hを作業員が持って押し込み作業すると、ワイヤハーネスW/Hに密着した内筒5が引き出し方向のP2側に前進する。該内筒5の移動により、内筒5に連結した環状連結部6の押しリブ18も外筒5の傾斜壁部11の内面に向けて前進し、その突出端18aは傾斜壁部11の内周面に突き当たる。このように、傾斜壁部11が押しリブ18により押されて前進するため、傾斜壁部11を設けた外筒が貫通穴3を通して車室(Y)側へと前進する。
前記押しリブ18により傾斜壁部11を押し込んでいく時、その外周面に突条15を設けているため、貫通穴の内周面3aおよびバーリング3bの内周面と突条15の頂面15aが接触するだけであるため、接触面積が減少され、挿入力を低減できる。さらに、突条15の内周面に凹部15hを設け、突条15の剛性を低下して内方へ撓みやすくしているため、挿入力の低減を図ることができ、屈曲部11cからの挿入力は過大とならない。
前記のように車体パネル2にグロメット1が固定された後、図4に示すように、オープナーケーブル21と給水ホース22とをグロメット1に押込側P1から引出側P2へと貫通している。該貫通時には前以てガイド用外管26、27を切断ライン26b、27bで切断して開口している。
オープナーケーブル21および給水ホース22は環状連結部の貫通穴31、32を通し、ガイド用内管28、29、貫通穴24、25、ガイド用外管26、27を夫々通してグロメット1に貫通している。この状態で、前記のように、オープナーケーブル21および給水ホース22は、それぞれ直管状に連続するガイド用内管とガイド用外管とによって、所要長さストレートに支持され、かつ、該ストレートの支持部の両側でシールされる。
また、車室(Y)に引き出されたワイヤハーネスW/Hが90度下向き(あるいは上向き、右向き、左向き)に急激に屈曲して配索される場合、ワイヤハーネスW/Hを密着して貫通すると共にテープ40で固着された内筒5は、ワイヤハーネスW/Hの曲げに追従し、引出端5P2側では下向きに曲がることとなる。
この場合、本発明のグロメット1では、内筒5の引出端5P2が下向きに屈曲しても、外筒8は内筒5の引出端5P2側で連結しておらず、外筒8の引出先端側筒部12と内筒5との間には大きな空間Sを存在させている。よって、内筒5は外筒8との間の空間S内で曲がるだけであり、外筒8の引出端側で曲げられない。このように、前記ケーブルおよびホースからなる線材の貫通穴24、25およびガイド用外管および内管を設けた外筒8の変形が防止されるため、これら線材のガイド部および線材も曲げられず、その間に隙間を発生させることはなく、より止水性能を確実なものとすることができる。
エンジンルーム側でワイヤハーネスが曲げられた場合も、V字状に屈曲した環状連結部6で変形を吸収でき、外筒8に変形の影響を及ぼさないため、前記線材の貫通ガイド部も変形せず、シール性を確保することができる。
図7(A)(B)に本発明の第二実施形態のグロメット1−1を示す。
図7(A)に示すグロメット1−1は、前記図8(A)のグロメット100Aと同様な形状で、引出側P2で傾斜壁部の小径端を内筒50に連結した連結タイプのグロメットである。
前記第一実施形態の内筒に対応する小径筒部50と、外筒に対応する拡径筒部51の傾斜壁部52の小径端とを連結している。傾斜壁部52に線材20の貫通穴52aを設け、該貫通穴52aから第一実施形態のガイド用外管26と同形状のガイド用外管53を突設し、かつ、第一実施形態のガイド用内管28と同形状のガイド用内管54を突設している。即ち、ガイド用外管53にはシール部となるストレート管部53aを設け、ガイド用内管54には通し穴を設けたシール壁54aを設けている。
第一実施形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
図7(B)に示すグロメット1−2は前記図8(B)のグロメット100Bと同様な形状で、引出側P2で傾斜壁部52の小径端を内筒50に連結し、かつ、大径側で閉鎖面部60を介して分割した内筒61と連結した連結タイプのグロメットである。
閉鎖面部60に線材20の貫通穴68を設け、該貫通穴60から第一実施形態のガイド用外管26と同形状のガイド用外管64を突設し、かつ、第一実施形態のガイド用内管28と同形状のガイド用内管65を突設している。即ち、ガイド用外管64にはシール部となるストレート管部64aを設け、ガイド用内管65には通し穴を設けたシール壁65aを設けている。
第一実施形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
前記図7(A)(B)に示す第二実施形態の連結タイプのグロメット1−1、1−2のいずれにおいても、第一実施形態と同様に、直管状に連続するガイド用内管とガイド用外管とによって、所要長さストレートに支持され、かつ、該ストレートの支持部の両側でシールされる。よって、これらガイド用外管と内管を設けた傾斜壁部や閉鎖面部が内筒50、61が曲げられることにより変形しても、ガイド用外管と内筒とは軸線方向が傾斜しても直管状の保持され、線材との間に隙間を発生させず、浸水の発生を防止できる。
なお、図7(A)(B)はいずれも1本の線材の貫通部を図示しているが、第一実施形態と同様に、オープナーケーブルと給水ホースの2本の線材の貫通部を設けている。
本発明の第一実施形態のグロメットを示し、(A)は引出側から見た斜視図、(B)は押込側から見た斜視図である。 グロメットの引出側の側面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2のVI−VI線断面図である。 図4のV−V線断面図である。 図2のIV−IV線断面図としたグロメットにワイヤハーネスを貫通させ、車体に取り付けた状態を示す図面である。 (A)(B)は第二実施形態のグロメットの断面図である。 (A)(B)は従来のグロメットを示す図面である。
符号の説明
1 グロメット
2 車体パネル
3 貫通穴
5 内筒
6 環状連結部
8 外筒
9 厚肉部
10 車体係止凹部
11 傾斜壁部
18 押しリブ
20 線材
21 オープナーケーブル
22 給水ホース
24、25 貫通穴(第一貫通穴)
26、27 ガイド用外管
28、29 ガイド用内管
31、32 貫通穴(第二貫通穴)

Claims (6)

  1. 車体に設けた貫通穴に挿通するワイヤハーネスに外装すると共に線材を貫通させる弾性体からなるグロメットであって、
    前記ワイヤハーネスの電線群を密着させて貫通する内筒と、
    前記内筒に連結すると共に、大径側の外周面に車体係止凹部を環状に設けている拡径状の外筒を備え、
    前記外筒に線材の第1貫通穴を設け、該第1貫通穴の周縁から外方および内方に突出するガイド用外管およびガイド用内管を直管状に連通させて設け、
    前記ガイド用外管の内径を前記線材の外径と同等にしてシール状態で貫通させる一方、前記ガイド用内管の内面の一部から前記線材の外径と同等な通し穴を有するシール壁を突設し、該シール壁の通し穴に前記線材を貫通し、前記ガイド用内管から貫通穴を通してガイド用外管へと貫通する前記線材を所要間隔をあけた2カ所でシールすると共に支持していることを特徴とするグロメット。
  2. 前記線材はボンネット開放用のオープナーケーブルとウォッシャー用の給水ホースとからなり、
    前記ガイド用外管は前記第1貫通穴の周縁から縮径しながら突出し、縮径端から前記線材の外径と同等な内径のストレート管部を突出させ、該ストレート管部の先端は閉鎖端とし、該閉鎖端を切除して前記線材を貫通させる一方、
    前記内筒と外筒との間に設ける前記ガイド用内管の先端は開口端とし、かつ、該開口端より所要寸法離れた内部に前記シール壁を設けている請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記内筒の両端の押込側と引出側に挟まれた長さ方向中間部の外周から環状連結部を突設し、該環状連結部の外周端に前記外筒の厚肉部を連続させると共に該厚肉部から傾斜壁部を連続させ、前記厚肉部と傾斜壁部との境界に前記車体係止凹部を設け、かつ、前記傾斜壁部の小径端側は前記内筒と空間をあけて切り離し、該内筒部の引出側は前記傾斜壁部より外方へ突出し、
    前記線材の第1貫通穴は前記傾斜壁部の小径側に設け、該第1貫通穴の周縁から突設する前記ガイド用内管は傾斜壁部と内筒との間に設け、かつ、前記環状連結部に線材の第2貫通穴を設けている請求項1または請求項2に記載のグロメット。
  4. 前記環状連結部はV字状に屈曲させていると共に、前記線材の第2貫通穴を設ける部分は軸線方向と直交する平面部としている請求項3に記載のグロメット。
  5. 前記環状連結部より前記傾斜壁部の内面に向けて押しリブを突設し、該押しリブが当接する傾斜壁部の位置より外径側に前記第1貫通穴を設けている請求項3または請求項4に記載のグロメット。
  6. 前記外筒の小径端を前記内筒に連結している請求項1または請求項2に記載のグロメット。
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