JP2014144720A - 車両用制動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】横滑りなどの車両の異常挙動が生じた場合であっても、車両の挙動を安定化することができる車両用制動力制御装置を提供する。
【解決手段】車両用制動力制御装置7は、車両Vのヨーレートを含む車両Vの挙動情報を取得する挙動情報取得部221と、車両Vの運転者による制動付与操作が解除されても車両Vの制動力を保持させる制動力保持制御を行う制御部233と、挙動情報取得部221で取得される車両Vの挙動情報に基づいて、制動力保持制御の遂行可否に係る判定を行う判定部223と、を備える。判定部223は、制御部233が制動力保持制御を遂行中に挙動情報取得部221で取得されるヨーレートの積算値IVが、予め定められる積算値閾値IVthを超えた場合、当該制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下す。
【選択図】図3

Description

本発明は、運転者による制動付与操作が解除されても制動力を保持する制動力保持機能を有する車両用制動力制御装置に関する。
例えばハイブリッド車両では、油圧回路を媒介して制動力を発生させる既存のブレーキシステムに加えて、電気回路を媒介して制動力を発生させる、バイ・ワイヤ(By Wire)式のブレーキシステムが採用されている。かかるバイ・ワイヤ式のブレーキシステムでは、運転者によるブレーキペダルの操作量を電気信号に変換して、モータシリンダ装置におけるスレーブシリンダのピストンを駆動する電動モータに与える。すると、電動モータによるピストンの駆動によって倍力されたブレーキ液圧がスレーブシリンダに発生し、こうして発生したブレーキ液圧が、ホイールシリンダを作動させて制動力を発生させる(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1に係るバイ・ワイヤ式のブレーキシステムには、モータシリンダ装置で発生したブレーキ液圧に基づいて車両挙動の安定化を支援するビークル・スタビリティ・アシスト装置(以下、“VSA装置”と省略する。ただし、VSAは登録商標)が備えられている。このVSA装置によれば、制動操作時の車輪ロックを防ぐABS(アンチロック・ブレーキ・システム)機能や、加速時等の車輪空転を防ぐTCS(トラクション・コントロール・システム)機能や、旋回時の横すべりを抑制する機能などを実現することができる。
一方、最近の車両には、運転者によるブレーキ操作の負担を軽減するなどの目的で、運転者による制動付与操作が解除されても制動力を保持する制動力保持機能を有するものがある。
例えば特許文献2には、停車した際や停車中にシフトレバーが操作された際、シフトポジションが前進用ポジションのときには、進行方向が上り勾配のときにだけ制動力保持制御を許可し、それ以外のときには制動力保持制御を禁止する自動車の技術が開示されている。特許文献2に係る自動車の技術では、シフトポジションが後進用ポジションのときには、進行方向が下り勾配のときにだけ制動力保持制御を許可し、それ以外のときには制動力保持制御を禁止する。また、シフトポジションがニュートラルポジションのときには、勾配に拘わらずに制動力保持制御の実行を禁止する。
特許文献2に係る制動力保持機能を有する車両によれば、坂道発進の際に車両のずり下がりを抑制しつつ、シフトポジションがニュートラルポジションのときには運転者の自由な制動操作による降坂を可能として運転者に違和感を与えないようにすることができる。
特開2008−221995号公報 特開2012−162146号公報
しかしながら、特許文献1に係るバイ・ワイヤ式のブレーキシステムに、特許文献2に係る制動力保持制御の適用を試みた際において、横滑りなどの車両の異常挙動が生じた場合でも、制動力保持制御を遂行し続けることで車両の異常挙動を助長してしまい、運転者に違和感を与えるといった懸念が生じる。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたものであり、横滑りなどの車両の異常挙動が生じた場合であっても、車両の挙動を安定化することができる車両用制動力制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、(1)に係る発明は、少なくとも車両のヨーレートを含む該車両の挙動情報を取得する挙動情報取得部と、前記車両の運転者による制動付与操作が解除されても該車両の制動力を保持させる制動力保持制御を行う制御部と、前記挙動情報取得部で取得される前記車両の挙動情報に基づいて、前記制動力保持制御の遂行可否に係る判定を行う判定部と、を備え、前記判定部は、前記制御部が前記制動力保持制御を遂行中に前記挙動情報取得部で取得されるヨーレートの積算値が、予め定められる積算値閾値を超えた場合、当該制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下し、前記制御部は、前記制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定が前記判定部により下された場合、当該制動力保持制御の遂行を中断する、ことを最も主要な特徴とする。
(1)に係る発明によれば、車両のスキッド(横滑り)が緩やかであっても、そのスキッドに係る異常挙動を助長するおそれのある制動力保持制御の遂行を適確に中断することができるため、車両の異常挙動が生じた場合であっても、車両の挙動を安定化することができる。
また、(2)に係る発明は、(1)に記載の車両用制動力制御装置であって、前記挙動情報取得部は、前記車両の前後方向または横方向の加速度を含む該車両の挙動情報をさらに取得し、前記判定部は、前記制御部が前記制動力保持制御を遂行中に前記挙動情報取得部で取得される前記車両の前後方向または横方向の加速度に係る変化幅が、予め定められる加速度変化幅閾値を超えた場合、当該制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下す、ことを特徴とする。
(2)に係る発明によれば、車両のスキッド(前後方向または横方向の滑り)に係る異常挙動を助長するおそれのある制動力保持制御の遂行を適確に中断することができるため、車両の異常挙動が生じた場合であっても、車両の挙動を速やかに安定化することができる。
また、(3)に係る発明は、(1)または(2)に記載の車両用制動力制御装置であって、前記判定部は、前記制御部が前記制動力保持制御を遂行中に前記挙動情報取得部で取得されるヨーレートの積算値が、予め定められる積算値閾値を超えており、かつ、前記ヨーレートの積算値が前記積算値閾値を超えた状態が、予め定められる時間閾値を超えて継続した場合、当該制動力保持制御の遂行を許可する旨の判定を下す、ことを特徴とする。
(3)に係る発明によれば、車両が立体駐車場などのターンテーブルに乗って動いている蓋然性が高い場合に、制動力保持制御の遂行を許可することができるため、制動力保持制御の遂行可否を適切に管理することができる。
本発明に係る車両用制動力制御装置によれば、横滑りなどの車両の異常挙動が生じた場合であっても、車両の挙動を安定化することができる。
本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置の一部を構成する車両用制動力発生装置を車両に搭載した例を表す図である。 車両用制動力発生装置の概要を表す構成図である。 本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置が有するECUの周辺構成を表す説明図である。 本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置の動作説明に供するタイムチャート図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に示す図において、共通の機能を有する部材間、または、相互に対応する機能を有する部材間には、原則として共通の参照符号を付するものとする。また、説明の便宜のため、部材のサイズおよび形状は、変形または誇張して模式的に表す場合がある。
〔本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7の一部を構成する車両用制動力発生装置10の車両Vへの搭載例〕
はじめに、本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7の一部を構成する車両用制動力発生装置10の車両Vへの搭載例について、図1を参照して説明する。図1は、車両用制動力発生装置10を車両Vに搭載した例を表す図である。
なお、車両Vの前後左右の方向を図1中の矢印で表している。
車両用制動力発生装置10は、油圧回路を媒介して制動力を発生させる既存のブレーキシステムに加えて、電気回路を媒介して制動力を発生させる、バイ・ワイヤ(By Wire)式のブレーキシステムを備えている。
車両用制動力発生装置10は、図1に示すように、運転者の制動操作(制動付与操作および制動解除操作を含む)がブレーキペダル12を介して入力される車両用液圧発生装置14と、少なくとも制動操作に応じた電気信号に基づいてブレーキ液圧を発生するモータシリンダ装置16と、モータシリンダ装置16で発生したブレーキ液圧に基づいて車両の挙動の安定化を支援するビークル・スタビリティ・アシスト装置(VSA装置)18と、を備えて構成されている。
液圧発生装置14は、図1に示す例では、右ハンドル車に適用されるものであり、ダッシュボード2の車幅方向の右側にボルト等を介して固定されている。ただし、液圧発生装置14は、左ハンドル車に適用されるものであってもよい。
モータシリンダ装置16は、図1に示す例では、液圧発生装置14とは逆側の車幅方向の左側に配設され、左側のサイドフレーム等の車体1に取付ブラケット(不図示)を介して取り付けられている。
VSA装置18は、図1に示す例では、車体1における車幅方向の右側前端部に、取付ブラケット(不図示)を介して取り付けられている。VSA装置18は、制動操作時の車輪ロックを防ぐABS(アンチロック・ブレーキ・システム)機能、加速時等の車輪空転を防ぐTCS(トラクション・コントロール・システム)機能、旋回時の横すべりを抑制する機能等を備えて構成されている。
なお、VSA装置18としては、ABS機能のみを有する構成を採用してもよい。
液圧発生装置14、モータシリンダ装置16、VSA装置18は、ブレーキ液を通流させる配管チューブ22a〜22fを介して相互に連通接続されている。
車両用制動力発生装置10は、前輪駆動車、後輪駆動車、四輪駆動車のいずれにも適用可能である。また、バイ・ワイヤ式のブレーキシステムとしての液圧発生装置14およびモータシリンダ装置16は、不図示の電線を介して、後記するECU(Electronic Control Unit)200(図3参照)と電気的に接続されている。
〔車両用制動力発生装置10の概要〕
図2は、本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7の一部を構成する車両用制動力発生装置10の概要を表す構成図である。
車両用制動力発生装置10は、ブレーキペダル12により運転者が入力した踏力をブレーキ液圧に変換するマスタシリンダ34、マスタシリンダ34で発生したブレーキ液圧に応じて、または、そのブレーキ液圧とは無関係にブレーキ液圧を発生させるモータシリンダ装置16、前記VSA装置18、ディスクブレーキ機構30a〜30dなどを備える。モータシリンダ装置16は、電動モータ72の駆動力を受けてブレーキ液圧を発生させる第1および第2のスレーブピストン88a,88bを備える。
なお、符号Pm,Pp,Phは、配管チューブ22a〜22fを含む各部のブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧センサである。また、符号136は、VSA装置18に備えられるブレーキ液加圧用のポンプである。
図2におけるその他の要素については、本発明とは直接関係がないので、その説明を省略する。
〔車両用制動力発生装置10の基本動作〕
次に、車両用制動力発生装置10の基本動作について説明する。
車両用制動力発生装置10では、モータシリンダ装置16やバイ・ワイヤの制御を行うECU200(図3参照)の正常作動時において、運転者がブレーキペダル12を踏むと、いわゆるバイ・ワイヤ式のブレーキシステムがアクティブになる。具体的には、正常作動時の車両用制動力制御装置7では、運転者がブレーキペダル12を踏むと、第1遮断弁60aおよび第2遮断弁60bが、マスタシリンダ34と各車輪を制動するディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)との連通を遮断した状態で、モータシリンダ装置16が発生するブレーキ液圧を用いてディスクブレーキ機構30a〜30dを作動させる。
このため、車両用制動力発生装置10では、例えば、電気自動車(燃料電池車を含む)やハイブリッド自動車等のように、内燃機関での負圧発生が少ないか、内燃機関による負圧が存在しない車両、または、内燃機関自体がない車両に好適に適用することができる。
ちなみに、正常作動時は、第1遮断弁60aおよび第2遮断弁60bが遮断される一方、第3遮断弁62が開弁され、ブレーキ液は、マスタシリンダ34からストロークシミュレータ64に流れ込むようになり、第1遮断弁60aおよび第2遮断弁60bが遮断されていても、ブレーキ液が移動し、ブレーキペダル12にストロークが生じるようになる。
一方、車両用制動力発生装置10では、モータシリンダ装置16やECU200が不作動である異常時において、運転者がブレーキペダル12を踏むと、既存の油圧式のブレーキシステムがアクティブになる。具体的には、異常時の車両用制動力発生装置10では、運転者がブレーキペダル12を踏むと、第1遮断弁60aおよび第2遮断弁60bをそれぞれ開弁状態とし、かつ、第3遮断弁62を閉弁状態として、マスタシリンダ34で発生するブレーキ液圧をディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)に伝達して、前記ディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)を作動させる。
〔本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7が有するECU200の周辺構成〕
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7が有するECU200の周辺構成について、図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7が有するECU200の周辺構成を表す説明図である。
ECU200には、図3に示すように、入力系統として、イグニッションキースイッチ(以下“IGキースイッチ”と省略する。)201、車輪速センサ203、ブレーキペダルセンサ205、アクセルペダルセンサ207、ヨーレートセンサ209、前後Gセンサ211、横Gセンサ213、GPS受信部214、制動力保持フラグ設定スイッチ215、および、EPB設定スイッチ217が接続されている。
IGキースイッチ201は、車両Vの各部に、車載バッテリ(不図示)から電源を供給する際に操作されるスイッチである。IGキースイッチ201がオン操作されると、ECU200に電源が供給されて、ECU200が起動されるようになっている。
車輪速センサ203は、各車輪の回転速度(車輪速)を検出する機能を有する。車輪速センサ203で検出された各車輪毎の車輪速信号は、ECU200へと送られる。
ブレーキペダルセンサ205は、運転者によるブレーキペダル12の操作量(ストローク量)を検出する機能を有する。ブレーキペダルセンサ205で検出されたブレーキペダル12の操作量(ストローク量)に係る信号は、ECU200へと送られる。
なお、ブレーキペダルセンサ205は、単にON(踏まれている)・OFF(踏まれていない)を検出する機能を有するブレーキSWであってもよい。
アクセルペダルセンサ207は、運転者によるアクセルペダル(不図示)の踏み込み操作量を検出する機能を有する。アクセルペダルセンサ207で検出されたアクセルペダルの踏み込み操作量に係る信号は、ECU200へと送られる。
ヨーレートセンサ209は、車両Vに発生しているヨーレートを検出する機能を有する。ヨーレートセンサ209で検出されたヨーレートに係る信号は、ECU200へと送られる。
加速度センサである前後Gセンサ211は、車両Vに発生している前後G(前後加速度)を検出する機能を有する。前後Gセンサ211で検出された前後Gに係る信号は、ECU200へと送られる。
加速度センサである横Gセンサ213は、車両Vに発生している横G(横加速度)を検出する機能を有する。横Gセンサ213で検出された横Gに係る信号は、ECU200へと送られる。
GPS受信部214は、例えば、人工衛星を利用して車両の位置を測定するためのGPS(Global Positioning System)信号や、GPS信号の誤差を補正し測位精度を向上させたD(Differential)GPS信号などの測位信号を受信する機能を有する。GPS受信部214で受信したGPS信号やDGPS信号は、ECU200へと送られる。
車室内のインストルメントパネル(不図示)などに設けられる制動力保持フラグ設定スイッチ215は、車両Vの運転者による制動付与操作が解除されても車両Vの制動力を保持させる制動力保持フラグをオンまたはオフ設定する際に、運転者により操作されるスイッチである。例えば、IGキースイッチ201のオン時に、制動力保持フラグ設定スイッチ215がオン設定されている場合、ECU200は、車両Vの運転者による制動付与操作が解除されても車両Vの制動力を保持させる制動力制御を行う。一方、IGキースイッチ201のオン時に、制動力保持フラグ設定スイッチ215がオフ設定されている場合、ECU200は、前記の制動力制御を行わない。
なお、制動力保持フラグ設定スイッチ215は、デフォルトでONになっている設定として、運転者の操作を省略する構成を採用してもよい。
本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7は、IGキースイッチ201のオン時に、制動力保持フラグ設定スイッチ215がオン設定されている場合には、車両Vの運転者がパーキングブレーキ操作やシフトレバーをPレンジに入れる操作をわざわざ行わなくとも、また、仮に運転者が車両Vから離れている場合でも、モータシリンダ装置16を用いた電動式サーボブレーキシステムや、VSA装置18を用いた車両挙動安定化支援システムの働きによって、車両Vの制動力を保持し続けるように動作する。
なお、前記のような制動力保持機能を有する本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7は、車両Vが勾配路に存在する際に制動力保持機能を発揮する勾配路制動力保持機能や、アイドルストップの後、車両Vを発進させ得るクリープ力が発生するまでの期間に制動力保持機能を発揮する発進時制動力保持機能などを含んでもよい。ただし、本発明が想定している制動力保持機能は、前記の勾配路制動力保持機能や発進時制動力保持機能と比べて、長時間にわたる制動力保持を実現可能な特徴を有する。ちなみに、長時間にわたる制動力保持を実現するために、本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7では、液圧を用いた制動機構(例えば、電動モータ72、第1〜第3遮断弁60a,60b,62、ポンプ136など)と、電動パーキングブレーキ(以下、“EPB”と省略する場合がある。)を含む機械的な制動機構(例えば、EPBモータ253など)との円滑な連係を図るようにしている。
車室内のインストルメントパネルなどに設けられるEPB設定スイッチ217は、EPBの作動をオンまたはオフ設定する際に、運転者により操作されるスイッチである。例えば、IGキースイッチ201のオン時に、EPB設定スイッチ217がオン設定されている場合、ECU200は、車速に応じた回転速度で後記のEPBモータ253を作動させる制御を行う。一方、IGキースイッチ201のオン時に、EPB設定スイッチ217がオフ設定されている場合、ECU200は、EPBモータ253の作動を停止させる制御を行う。
一方、ECU200には、図3に示すように、出力系統として、前記の電動モータ72、第1〜第3遮断弁60a,60b,62、ポンプ136、および、ディスクブレーキ機構30a〜30dのそれぞれに設けられ、キャリパ(不図示)を作動させるパーキング機構(不図示)を駆動するEPBモータ253が接続されている。
ECU200は、図3に示すように、挙動情報取得部221、判定部223、制動力保持フラグ設定部231、および、制御部233を備えて構成されている。
ECU200は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えたマイクロコンピュータにより構成される。このマイクロコンピュータは、ROMに記憶されているプログラムやデータを読み出して実行し、ECU200が有する挙動情報取得機能、スキッド判定機能、制動力保持フラグ設定機能、および、制動力保持制御機能を含む各種機能に係る実行制御を行うように動作する。
挙動情報取得部221は、少なくとも車両Vのヨーレート(ヨーレートセンサ209を介して取得)を含む車両Vの挙動情報を取得する機能を有する。
なお、車両Vの挙動情報としては、車両Vのヨーレートのほか、車両Vの前後方向または横方向の加速度(前後Gセンサ211または横Gセンサ213を介して取得)や、車両Vの滑り移動距離(GPS受信部214を介して取得)や、路面の勾配(不図示の傾斜センサを介して取得)などの、車両Vの挙動を把握可能な情報を適宜採用すればよい。
また、挙動情報取得部221は、制御部233が制動力保持制御を遂行中に取得されるヨーレートの積算値を演算し、その演算結果を判定部223に送る機能を有する。さらに、挙動情報取得部221は、制御部233が制動力保持制御を遂行中に取得される車両Vの前後方向または横方向の加速度に係る変化幅を演算し、その演算結果を判定部223に送る機能を有する。そして、挙動情報取得部221は、前記演算したヨーレートの積算値に係る変化幅を演算し、その演算結果を判定部223に送る機能を有する。
判定部223は、挙動情報取得部221から送られてきたヨーレートの積算値IVと、予め定められる積算値閾値IVth(図4(e)参照)とを比較し、ヨーレートの積算値IVが、積算値閾値IVth(図4(e)参照)を超えた場合に、制御部233による制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下す機能を有する。
積算値閾値IVthとしては、例えば、実車による実験や、コンピュータ・シミュレーションの結果に基づいて、車両Vがスキッド状態にあるとみなすのに相応しい値を適宜設定すればよい。
また、判定部223は、挙動情報取得部221から送られてきた車両Vの前後方向または横方向の加速度に係る変化幅と、予め定められる加速度変化幅閾値とを比較し、車両Vの前後方向または横方向の加速度に係る変化幅が、加速度変化幅閾値を超えた場合に、制御部233による制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下す機能を有する。
前記加速度変化幅閾値としては、例えば、実車による実験や、コンピュータ・シミュレーションの結果に基づいて、車両Vがスキッド状態にあるとみなすのに相応しい値を適宜設定すればよい。
また、判定部223は、挙動情報取得部221から送られてきたヨーレートの積算値IVが積算値閾値IVth(図4(e)参照)を超えた場合であって、さらに、ヨーレートの積算値IVが積算値閾値IVthを超えた状態が、予め定められる時間閾値を超えて継続した場合に、制御部233による制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下す機能を有する。
前記積算値変化幅閾値および前記時間閾値としては、例えば、実車による実験や、コンピュータ・シミュレーションの結果に基づいて、車両Vがスキッド状態にあるとみなすのに相応しい値を適宜設定すればよい。
制動力保持フラグ設定部231は、車両Vの運転者による制動付与操作が解除されても車両Vの制動力を保持させる制動力保持フラグのオンまたはオフに係る設定内容を記憶する機能を有する。こうした制動力保持フラグのオンまたはオフに係る設定は、制動力保持フラグ設定スイッチ215のオン/オフ操作に基づいて行われる。
制御部233は、車両Vの運転者による制動付与操作に応じて車両Vに制動力を付与させる一方、制動付与操作が解除されても車両Vの制動力を保持させる制動力保持制御を行う機能を有する。
また、制御部233は、制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定が判定部223により下された場合、制動力保持制御の遂行を中断するように動作する。一方、制御部233は、制動力保持制御の遂行を許可する旨の判定が判定部223により下された場合、制動力保持制御の遂行をそのまま継続するように動作する。
〔本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7の動作〕
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7の動作について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7の動作説明に供するタイムチャート図である。
ただし、前提として、IGキースイッチ201がオンされており、かつ、制動力保持フラグ設定スイッチ215がオン設定されているものとする。
図4に示す時刻t0〜t1において、図4(a)の車輪速センサ203出力特性で示すように、車両Vは定速走行している。このとき、図4(b)のブレーキペダルセンサ205の出力特性で示すように、ブレーキペダル12は制動付与操作がなされていない。
なお、図4に示す時刻t0〜t1において、モータシリンダ装置16におけるブレーキ液圧出力特性(以下、“ESBブレーキ液圧出力特性”と省略する。)は“0”を示す(図4(c)参照)。制動力保持フラグはオフ設定されている(図4(d)参照)。ヨーレートの積算値IVは“0”を示す(図4(e)参照)。判定部223によるスキッド判定結果は“OK”状態(スキッドなし)である(図4(f)参照)。
図4に示す時刻t1〜t2において、ブレーキペダル12が緩やかに制動付与操作される(図4(b)参照)と、図4(a)の車輪速センサ203の出力特性で示すように、車両Vは緩やかに減速してゆく。
なお、図4に示す時刻t1〜t2において、ESBブレーキ液圧出力特性は“0”を示す(図4(c)参照)。制動力保持フラグはオフ設定されている(図4(d)参照)。ヨーレートの積算値IVは“0”を示す(図4(e)参照)。判定部223によるスキッド判定結果は“OK”状態(スキッドなし)である(図4(f)参照)。
ちなみに、図4に示す時刻t1〜t2では、回生制動が行われているものとする。
図4に示す時刻t2〜t3において、車両Vが停止した状態(図4(a)参照)で、ブレーキペダル12の制動付与操作が維持される(図4(b)参照)と、制動力保持フラグは、オフ設定からオン設定に変更されて、その後、スキッド判定結果が“NG”状態(スキッドあり)となる時刻t5に至るまで、オン状態を維持する(図4(d)参照)。
なお、時刻t2において、制動力保持フラグがオフ設定からオン設定に変更されるのは、車両Vの停止、かつ、ブレーキペダル12の制動付与操作ありを設定変更条件とする制御部233の動作に基づく。
また、図4に示す時刻t2〜t3において、ESBブレーキ液圧出力特性は、時刻t3を起点にして目標液圧に至るまで急増し、その後、スキッド判定結果が“NG”状態(スキッドあり)となる時刻t5に至るまで、目標液圧を維持する特性を示す(図4(c)参照)。ここで、目標液圧とは、モータシリンダ装置16を用いた電動式サーボブレーキシステムによる制御下、または、VSA装置18を用いた車両挙動安定化支援システムによる制御下において、車両Vを停止状態に維持するために必要として予め固定的にまたは可変的に設定される液圧を意味する。
図4に示す時刻t2〜t3において、ヨーレートの積算値IVは“0”を示す(図4(e)参照)。判定部223によるスキッド判定結果は“OK”状態(スキッドなし)である(図4(f)参照)。
図4に示す時刻t3において、車両Vが停止した状態(図4(a)参照)で、ブレーキペダル12の制動付与操作が解除される(図4(b)参照)と、ブレーキペダルセンサ205の出力特性は、“0”に至るまで漸減してゆく。その後、ブレーキペダルセンサ205の出力特性は、“0”を維持している。
図4に示す時刻t4〜t5において、停止状態(図4(a)参照)の車両Vが、例えば勾配のある凍結路などの低ミュー路でスキッド(滑り)しはじめると、ヨーレートの積算値IVは、徐々に増加してゆく(図4(e)参照)。ただし、時刻t4〜t5の時点では、ESBブレーキ液圧出力特性は“目標液圧”付近を示し(図4(c)参照)、制動力保持フラグはオフ設定され(図4(d)参照)、判定部223によるスキッド判定結果は“OK”状態(スキッドなし、図4(f)参照)をそれぞれ維持している。
図4に示す時刻t5において、ヨーレートの積算値IVが、積算値閾値IVthを超えると(図4(e)参照)、判定部223によるスキッド判定結果は、“OK”状態から“NG”状態(スキッドあり、図4(f)参照)へと遷移する。
図4に示す時刻t5をトリガとして、ESBブレーキ液圧出力特性は、“目標液圧”から“0”に至るまで漸減してゆく。同時に、制動力保持フラグは、制御部233の動作によりオン設定からオフ設定に変更される(図4(d)参照)。
〔本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7の作用効果〕
次に、本発明の実施形態に係る車両用制動力制御装置7の作用効果について説明する。
第1の観点(請求項1)に基づく車両用制動力制御装置7では、判定部223は、制御部233が制動力保持制御を遂行中に挙動情報取得部221で取得されるヨーレートの積算値IVが、予め定められる積算値閾値IVthを超えた場合、当該制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下し、一方、制御部233は、制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定が判定部223により下された場合、当該制動力保持制御の遂行を中断する、構成を採用することとした。
第1の観点(請求項1)に基づく車両用制動力制御装置7によれば、車両Vのスキッド(横滑り)が緩やかであっても、そのスキッドに係る異常挙動を助長するおそれのある制動力保持制御の遂行を適確に中断することができるため、車両の異常挙動が生じた場合であっても、車両の挙動を安定化することができる。
第2の観点(請求項2)に基づく車両用制動力制御装置7では、判定部223は、制御部233が制動力保持制御を遂行中に挙動情報取得部221で取得される車両Vの前後方向または横方向の加速度に係る変化幅が、予め定められる加速度変化幅閾値を超えた場合、当該制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下す、構成を採用することとした。
第2の観点(請求項2)に基づく車両用制動力制御装置7によれば、車両Vのスキッド(前後方向または横方向の滑り)に係る異常挙動を助長するおそれのある制動力保持制御の遂行を適確に中断することができるため、車両の異常挙動が生じた場合であっても、車両の挙動を速やかに安定化することができる。
第3の観点(請求項3)に基づく車両用制動力制御装置7では、判定部223は、制御部233が制動力保持制御を遂行中に挙動情報取得部221で取得されるヨーレートの積算値IVが、予め定められる積算値閾値IVthを超えており、かつ、ヨーレートの積算値IVが積算値閾値IVthを超えた状態が、予め定められる時間閾値を超えて継続した場合、当該制動力保持制御の遂行を許可する旨の判定を下す、構成を採用することとした。
第3の観点(請求項3)に基づく車両用制動力制御装置7によれば、車両Vが立体駐車場などのターンテーブルに乗って動いている蓋然性が高い場合に、制動力保持制御の遂行を許可することができるため、制動力保持制御の遂行可否を適切に管理することができる。
〔その他の実施形態〕
以上説明した複数の実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
例えば、本発明の実施形態に係る説明において、車両Vのヨーレートの積算値IVが、予め定められる積算値閾値IVthを超えた場合に、車両Vがスキッド(横滑り)しているとみなして、制動力保持制御の遂行を中断する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。
例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて車両Vの位置に係る時間変化を監視し、この監視の結果、車両Vが所定時間内に所定値を超えてスキッド(横滑り)した旨の判定が下された場合に、制動力保持制御の遂行を中断する構成を採用してもよい。
7 車両用制動力制御装置
221 挙動情報取得部
223 判定部
233 制御部

Claims (3)

  1. 少なくとも車両のヨーレートを含む該車両の挙動情報を取得する挙動情報取得部と、
    前記車両の運転者による制動付与操作が解除されても該車両の制動力を保持させる制動力保持制御を行う制御部と、
    前記挙動情報取得部で取得される前記車両の挙動情報に基づいて、前記制動力保持制御の遂行可否に係る判定を行う判定部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記制御部が前記制動力保持制御を遂行中に前記挙動情報取得部で取得されるヨーレートの積算値が、予め定められる積算値閾値を超えた場合、当該制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下し、
    前記制御部は、前記制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定が前記判定部により下された場合、当該制動力保持制御の遂行を中断する、
    ことを特徴とする車両用制動力制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用制動力制御装置であって、
    前記挙動情報取得部は、前記車両の前後方向または横方向の加速度を含む該車両の挙動情報をさらに取得し、
    前記判定部は、前記制御部が前記制動力保持制御を遂行中に前記挙動情報取得部で取得される前記車両の前後方向または横方向の加速度に係る変化幅が、予め定められる変化幅閾値を超えた場合、当該制動力保持制御の遂行を中断すべき旨の判定を下す、
    ことを特徴とする車両用制動力制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用制動力制御装置であって、
    前記判定部は、前記制御部が前記制動力保持制御を遂行中に前記挙動情報取得部で取得されるヨーレートの積算値が、予め定められる積算値閾値を超えており、かつ、前記ヨーレートの積算値が前記積算値閾値を超えた状態が、予め定められる時間閾値を超えて継続した場合、当該制動力保持制御の遂行を許可する判定を下す、
    ことを特徴とする車両用制動力制御装置。
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