JP2014138284A - Apl−scm−feおよびアプリケーション連携方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】SIPインタワーク処理が変更になる場合のソフトウェアの修正箇所を局所化し、また、連携するAPLの信頼性、可用性、性能等の要件に応じて、APL−SCM−FEのサーバ構成を柔軟に変更可能とする。
【解決手段】複数のアプリケーションの連携サービスを端末に提供するAPL−SCM−FE30であって、サービス向け呼処理部32と、基本呼処理部31とを分離して備え、サービス向け呼処理部32は、連携サービスの連携要求を取得し当該連携サービスで用いる呼処理の制御情報を、基本呼処理部31に送出する複数APL連携部321と、複数のアプリケーションでそれぞれ用いられるSIP信号と標準のSIP信号との差分を変換するSIPインタワーク部322とを備え、基本呼処理部31は、端末に連携サービスを提供するための呼処理を制御情報を用いて実行する呼制御部312、315、316を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、NGN(next generation network:次世代ネットワーク)における、APL−SCM−FE(Application Service Coordination Manager Functional Entity)およびアプリケーション連携方法に関する。
NGNでのアプリケーションサービスを制御する機能として、ITU−T勧告Y.2012で規定されるASF&SSF(Application Support Functions and Service Support Functions)がある(非特許文献1参照)。
ASF&SSFの構成要素であるAS−FE(Application support functional entity)は、各サービスのサービスロジックを収容・実行するものである(特許文献1参照)。また、ASF&SSFの構成要素であるAPL−GW−FE(Application gateway functional entity)は、NGN外部のアプリケーション(以下、「APL」)向けのゲートウェイであり、外部のAPL向けのAPI/プロトコルである、例えば、ParlayX(非特許文献2参照)/SOAPと、NGN向けの呼制御プロトコルであるSIPとのインタワークを行うものである。ASF&SSFの構成要素であるSS−FE(Service switching functional entity)は、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)においてサービスを提供する高度IN(Intelligent Network)のSCP(Service Control Point)にアクセスするための機能要素である。
また、ASF&SSFの構成要素であるAPL−SCM−FEは、AS−FEやAPL−GW−FE、SS−FEの複数のAPL/サービスとのインタラクション(連携)を管理する。
特開2011-40000号公報
ITU-T: Functional requirements and architecture of the NGN, ITU-T Recommendation Y.2012 (Jul. 2006) ETSI: Open Service Access (OSA); Parlay X Web Services, ETSI ES, 202, 504, V1.1.1 (May. 2008)
従来のNGNにおけるAPL−SCM−FEでは、(1)NGNで呼制御を行うS−CSC−FE(Serving Call Session Control Functional Entity)、および、ガイダンス等のメディアリソースを制御するMRC−FE(Media Resource Control Functional Entity)と連携したSIPセッション制御を行う「呼処理機能」と、(2)APL−GW−FEおよびAS−FEと連携したSIPセッション制御を行う「サービス向け呼処理機能」とが一体として構成されている。つまり、基本呼処理機能とサービス向け呼処理機能とを分けることなく、APL−SCM−FEの機能として一連のソフトウェアが開発される。
ここで、連携するAPL/サービスによってSIPのインタフェース仕様が異なる場合、APL−SCM−FEでSIPインタワークを行う必要があるが、一体として構成されたAPL−SCM−FEにおいて、連携するAPL/サービスを追加変更する際には、基本呼処理機能とサービス向け呼処理機能との両方において関連する箇所のソフトウェアの修正が必要となる。
また、APL−SCM−FEに要求される信頼性、可用性、性能は、連携するAPL/サービスによって異なる。例えば、基本的に停止することが許されない高い信頼性、可用性、性能を要求される従来のPSTNと同程度の高い信頼性等が要求される場合もあれば、低くて構わない場合もある。しかしながら、従来のAPL−SCM−FEでは、基本呼処理機能とサービス向け呼処理機能の両方が一体となった構成のため、連携するAPL/サービスに適合させて柔軟にサーバ構成を変更することができない。例えば、基本呼処理機能は高い信頼性等を維持しつつ、サービス向け呼処理機能は、連携するAPL/サービスに応じて、信頼性等を低めに設定し、開発費用や運用費用の削減を実現するような構成にすることはできない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、連携するAPL/サービスの追加変更によってSIPインタワーク処理が変更になる場合のソフトウェアの修正箇所を局所化し、また、連携するAPL/サービスの信頼性、可用性、性能等の要件に応じて、APL−SCM−FEのサーバ構成を柔軟に変更可能とすることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、複数のアプリケーションを連携させた連携サービスを端末に提供するAPL−SCM−FE(Application Service Coordination Manager Functional Entity)であって、前記APL−SCM−FEは、サービス向け呼処理部と、基本呼処理部とを分離して備え、前記サービス向け呼処理部は、前記連携サービスの連携要求を取得し、当該連携サービスで用いる呼処理の制御情報を、前記基本呼処理部に送出する複数APL連携部と、前記複数のアプリケーションでそれぞれ用いられるSIP信号と、標準のSIP信号との差分を変換するSIPインタワーク部と、を備え、前記基本呼処理部は、端末に前記連携サービスを提供するための呼処理を、前記制御情報を用いて実行する呼制御部を備える。
また、本発明は、APL−SCM−FEが、複数のアプリケーションを連携させた連携サービスを端末に提供するアプリケーション連携方法であって、前記APL−SCM−FEは、サービス向け呼処理部と、基本呼処理部とを分離して備え、前記サービス向け呼処理部は、要求元のアプリケーションから、少なくとも1つの他のアプリケーションへの連携要求のSIP信号を取得する取得ステップと、前記連携要求のSIP信号を、前記他のアプリケーション用のSIP信号に変換するSIPインタワークステップと、前記他のアプリケーション用のSIP信号を前記他のアプリケーションに送信し、処理結果を取得する取得ステップと、 前記処理結果が妥当な場合、前記要求元のアプリケーションと前記他のアプリケーションとの連携サービスに対応する制御情報を前記基本呼処理部に送出する送出ステップと、を行い、前記基本呼処理部は、端末に前記連携サービスを提供するための呼処理を、前記制御情報を用いて実行する呼制御ステップを行う。
また、本発明は、APL−SCM−FEが、複数のアプリケーションを連携させた連携サービスを端末に提供するアプリケーション連携方法であって、前記APL−SCM−FEは、サービス向け呼処理部と、基本呼処理部とを分離して備え、前記サービス向け呼処理部は、前記端末が送信した連携要求のSIP信号を、前記基本呼処理部から取得する取得ステップと、前記連携要求のSIP信号を、第1のアプリケーション用のSIP信号に変換し、前記変換後のSIP信号を第1のアプリケーションに送信して、第1の処理結果のSIP信号を取得する取得ステップと、第1の処理結果のSIP信号を、少なくとも1つの第2のアプリケーション用のSIP信号に変換し、前記変換後のSIP信号を第2のアプリケーションに送信して、第2の処理結果を取得する取得ステップと、前記第2の処理結果が妥当な場合、第1のアプリケーションと第2のアプリケーションとの連携サービスに対応する制御情報を前記基本呼処理部に送出する送出ステップと、を行い、前記基本呼処理部は、前記端末に連携サービスを提供するための呼処理を、前記制御情報を用いて実行する呼制御ステップを行う。
本発明によれば、連携するAPL/サービスを追加変更によってSIPインタワーク処理が変更になる場合のソフトウェアの修正箇所を局所化することができる。また、連携するAPL/サービスの信頼性、可用性、性能等の要件に応じて、APL−SCM−FEのサーバ構成を柔軟に変更可能とすることができる。
本実施形態に係るASF&SSFの全体構成を示す図である。 本実施形態に係るAPL−SCM−FEの構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る基本呼処理部の部品の一例を示す図である。 本実施形態に係るIF更新部による連携ルールおよびSIPインタワークの追加の例を説明するための図である。 本実施形態に係るIF更新部による連携ルールおよびSIPインタワークの変更の例を説明するための図である。 本実施形態に係るIF更新部による連携ルールおよびSIPインタワークの削除の例を説明するための図である。 本実施形態に係るAPL−SCM−FEにおける第1の処理の流れを説明するための図である。 本実施形態に係るAPL−SCM−FEにおける第2の処理の流れを説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るASF&SSF100の全体構成を示す図である。ASF&SSF100は、NGNにおいて、アプリケーションサービスを制御する機能を有する。図示するASF&SSF100は、APL−GW−FE(Application gateway functional entity)10と、AS−FE(Application Support Functional Entity)20と、APL−SCM−FE(Application Service Coordination Manager Functional Entity)30と、SS−FE(Service Switching Functional Entity)40とを備える。
APL−GW−FE10は、NGNの外部のAPLサーバ2と接続されるとともに、AS−FE20、APL−SCM−FE30およびSS−FE40と接続され、外部のAPL向けのインタフェースと、NGNにおけるSIPによる呼処理を実行する。AS−FE20は、APL−GW−FE10、APL−SCM−FE30およびSS−FE40と接続され、各アプリケーションサービスのサービスロジック(サービスを実現するためのアプリケーションプログラム)を収容し、実行する。APL−SCM−FE30は、APL−GW−FE10、AS−FE20およびSS−FE40と接続され、複数のAPLを実行する際の連携を制御する。SS−FE40は、APL−GW−FE10、AS−FE20およびAPL−SCM−FE30と接続され、従来のPSTN(Public Switched Telephone Networks)との連携を制御する。
図2は、本実施形態に係るAPL−SCM−FE30の構成例を示す機能ブロック図である。
本実施形態のAPL−SCM−FE30は、従来は一体型であったものを基本呼処理部31と、サービス向け呼処理部32とに分離した構成とする。基本呼処理部31は、NGNのネットワークを介して、呼制御を行うS−CSC−FE50、またはガイダンス等のメディアリソースを制御するMRC−FE60と連携したSIP(Session Initiation Protocol)セッションを制御し、図示しない端末との呼処理を実行する。なお、端末は、例えば、電話回線を介してNGNに接続されるIP(Internet Protocol)電話や、無線回線を介して接続される携帯電話機、若しくは、インターネットを介して接続されるコンピュータ等である。
サービス向け呼処理部32は、APL−GW−FE10を介したAPLサーバ2のAPL-b22、またはAS−FE20に収容されるAPL-a21と接続され、複数のAPLと連携したSIPセッションを制御する。
以下に、基本呼処理部31およびサービス向け呼処理部32の詳細を説明する。
<基本呼処理部>
本実施形態に係るAPL−SCM−FE30の基本呼処理部31は、具体的には、特許文献1(特開2011−40000号公報)に記載された通信サービス提供サーバが備える構成を改良し、新たな機能を追加したものとして実現する。特許文献1に記載された通信サービス提供サーバは、AS−FEにおいて、各APLのサービスに依存しない共通部分を部品(プログラムのモジュール)として予め用意しておくことで、呼接続や、呼切断、ガイダンス再生等の基本的な呼処理を実行させて、通信サービスを提供する。本実施形態におけるAPL−SCM−FE30は、基本呼処理部31とサービス向け呼処理部32とに分離した構成とし、基本呼処理部31については、特許文献1に記載の呼処理機能を改良したものとして実現するものである。以下、具体的に説明する。
図2に示すように、APL−SCM−FE30の基本呼処理部31は、通信プロトコルスタック316と、UA(User Agent)機能部315と、部品機能部312と、連携APL部311と、通信部310とを備える。なお、UA機能部315、部品機能部312および通信プロトコルスタック316は、請求項の呼制御部に相当する。
通信プロトコルスタック316は、ネットワークで用いられるプロトコルのプロトコルスタックとして機能し、例えば、SIP等のプロトコルに基づき、メッセージのエンコードおよびデコードを行う。
UA機能部315は、端末との間でセッションを確立するためのメッセージの送受信を行う。具体的には、UA機能部315は、複数のUA(例えば、発UA、着UA、発MRC−FE UA、着MRC−FE UAなど)として機能し、対向装置ごとの通信プロトコルレベルでの状態管理を行う。また、UA機能部315は、部品機能部312内ですでに部品が生成されている場合には、その生成されている部品に対してメッセージを送信し、部品が生成されていない場合には、部品機能部312内の後述する部品管理制御部313に対してメッセージを送信する。
部品機能部312は、部品管理制御部313および部品の集合を示す呼処理部品314を備え、サービスに依存しないSIP信号レベルでのセッション制御を行う。この部品機能部312は、異なる通信サービスに対して、共通して利用可能なソフトウェアのモジュール(部品)を、通信サービスに応じて実行する。
部品管理制御部313は、UA機能部315や、連携APL部311から取得したメッセージ(制御情報(例えば、後述する「部品の生成に関する情報」等))に応じて、まだ部品のインスタンスが作成されていない場合に、対応する部品を生成し、メッセージの出力を行う。この部品管理制御部313による部品のインスタンスの生成は、例えば、セッション毎に行われ、セッションの開始時に、部品管理制御部313が、部品のインスタンスを生成し、セッションの終了時に当該部品のインスタンスを削除する。
呼処理部品314は、異なる通信サービスにおいて共通する処理を実現する1つ以上の部品を有する。なお、部品機能部312は、図2に示す呼処理部品314だけでなく、それ以外の部品も備えることとしてもよい。
図3は、部品機能部312が備える呼処理部品の例を示す表である。図示するように、発呼部品、接続部品、切断部品、ガイダンス再生部品、メディア張り替え部品、メディア変更部品などの呼処理に関する部品を備える。これらの呼制御部品は、取得したメッセージ(制御情報)に応じて、当該部品の機能を実現するためのメッセージを出力する。
このように、UA機能部315および部品機能部312は、複数のAPLを連携した連携サービスを提供するための呼処理を、メッセージ(制御情報)を用いて実行する。
連携APL部311は、サービス向け呼処理部32から、連携サービスの制御情報(例えば、部品の生成に関する情報等)を、通信部310を介して取得し、当該制御情報を部品機能部312に出力する。また、連携APL部311は、端末が送信した連携サービスの連携要求のメッセージを部品機能部312から取得すると、当該メッセージを、通信部310を介して、サービス向け呼処理部32の複数APL連携部321に送信する。
通信部310は、サービス向け呼処理部32との間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。
<サービス向け呼処理部>
次に、本実施形態のAPL−SCM−FE30のサービス向け呼処理部32について説明する。図2に示すサービス向け呼処理部32は、通信プロトコルスタック325と、IF更新部324と、通信部323と、SIPインタワーク部322と、複数APL連携部321と、ルール記憶部326とを備える。本実施形態のAPL−SCM−FE30は、サービス向け呼処理部32において、複数のAPLを連携して利用する通信サービスについての制御を実行する複数APL連携部321を、基本呼処理部31とは分離した構成として備えることを特徴とする。
また、APL−SCM−FE30の構成を、基本呼処理部31とサービス向け呼処理部32とに分離したことに伴い、各連携サービスに対応させてルール記憶部326の連携ルールまたはSIPインタワークルールを更新するためのIF更新部324を、サービス向け呼処理部32に備えることを特徴とする。以下、具体的に説明する。
通信プロトコルスタック325は、各APLとの通信で用いられるプロトコルのプロトコルスタックとして機能し、例えば、SIP等のプロトコルに基づき、メッセージのエンコードおよびデコードを行う。
IF更新部324は、ルール記憶部326に記憶された連携ルールまたはSIPインタワークルールを更新(追加、変更、削除)する。このIF更新部324が行うルール記憶部326の更新は、サービス向け呼処理部32の内部の修正に限られたものなるため、基本呼処理部31について、ソフトウェアの修正を行う必要はない。なお、このIF更新部324が行う、ルール記憶部326の具体例については、後述する。
通信部323は、基本呼処理部31との間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。
SIPインタワーク部322は、ルール記憶部326のSIPインタワークルールを参照して、各APLでそれぞれ用いられるSIP信号と、標準のSIP信号との差分を変換する。
複数APL連携部321は、複数のAPLを連携した連携サービスについての制御を実行する。この複数APL連携部321は、連携サービスの制御を通信部323を介して基本呼処理部31とメッセージを送受信することにより実現すると共に、ルール記憶部326に記憶された対応する連携ルールを用いて連携サービスに依存しない通信サービスの制御を、部品機能部312にリモートで指示することで実現する。具体的には、複数APL連携部321は、部品の生成に関する情報(例えば、部品の種類(発呼、接続、切断、ガイダンス再生等)、連携サービスを提供するAPL(APL-a21、APL-b22)のアドレス情報等の制御情報を作成して、基本呼処理部31の連携APL部311を介して、部品機能部312に送出する。すなわち、連携サービスの連携要求を取得し、当該連携サービスで用いる呼処理の制御情報を、基本呼処理部31に送出する。
ルール記憶部326には、連携サービスを提供するための連携ルールおよび各APLで用いられるSIPインタワークルールが記憶される。
以上説明したように、本実施形態のAPL−SCM−FE30は、基本呼処理部31とサービス向け呼処理部32とを分離した構成とし、それぞれの連携サービスに応じた呼制御を行う。
なお、本実施形態のAPL−SCM−FE30は、例えば、CPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置と、入力装置と、出力装置とを備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされたAPL−SCM−FE30用のプログラムを実行することにより、APL−SCM−FE30の各機能が実現される。また、APL−SCM−FE30用のプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD−ROMなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
次に、本実施形態の処理について説明する。
図4から図6は、本実施形態のAPL−SCM−FE30のサービス向け呼処理部32のIF更新部324による連携ルールおよびSIPインタワークルールの追加、変更、削除の例を説明するための図である。なお、IF更新部324は、連携ルールおよびSIPインタワークルールの追加、変更、削除等の指示を、システム管理者等から、ネットワークを介して受信する、または、APL−SCM−FE30が備える入力部(不図示)を介して取得することなどにより実行する。
図4は、連携ルールおよびSIPインタワークルールの追加の例を説明するための図である。図4(a)では、初期状態のルール記憶部326として、少なくとも1つの連携ルールと、少なくとも1つのSIPインタワークルールとが記憶されている。図4(b)は、連携ルールXの追加の例を示している。IF更新部324は、APLの新たな連携サービスを実現するために、連携ルールXをルール記憶部326に追加する。図4(c)は、連携ルールおよびSIPインタワークルールの追加の例を示している。IF更新部324は、APLの新たな連携サービスを実現するために、連携ルールYをルール記憶部326に追加するとともに、連携ルールYで連携するAPLで用いられるSIPインタワークルール(ここでは、APL−GW−FEω用のSIPインタワークルール)をルール記憶部326に追加する。
図5は、連携ルールおよびSIPインタワークルールの変更の例を説明するための図である。図5(a)では、初期状態のルール記憶部326として、図4(a)と同様の連携ルールとSIPインタワークルールとが記憶されている。図5(b)は、連携ルール01の変更の例を示している。IF更新部324は、ルール記憶部326の連携ルール01を連携ルール01’に変更する。図5(c)は、SIPインタワークルールの変更の例を示している。IF更新部324は、ルール記憶部326のAPL−GW−FEα用のSIPインタワークルールを、APL−GW−FEα用のSIPインタワークルール’に変更する。
図6は、連携ルールおよびSIPインタワークルールの削除の例を説明するための図である。図6(a)では、初期状態のルール記憶部326として、図4(a)と同様の連携ルールとSIPインタワークルールとが記憶されている。図6(b)は、連携ルールXの削除の例を示している。IF更新部324は、所定のアプリケーションの連携サービスを廃止するために、連携ルール02をルール記憶部326から削除する。図6(c)は、SIPインタワークルールの削除の例を示している。IF更新部324は、APL−GW−FEα用のSIPインタワークルールをルール記憶部326から削除する。
このように、IF更新部324は、複数のAPLを連携した連携サービスに対応して、連携ルールおよびSIPインタワークルールの追加、変更、削除等を行うことができ、その際に、サービス向け呼処理部32の内部のみ修正すればよく、基本呼処理部31を修正する必要はない。よって、本実施形態のAPL−SCM−FE30によれば、連携ルールおよびSIPインタワークルールを追加、変更、削除する際にソフトウェアの修正箇所を局所化することができる。
図7および図8は、本実施形態のAPL−SCM−FE30の処理を示す説明図である。図7に示す例では、AS−FE20に搭載されたAPL-a21(例えは、Click to Dial(C2D)などのAPL)が、APL−GW−FE10に接続されたAPLサーバ2のAPL-b22(例えば、SNSなどのAPL)と連携した上で、NGNの端末80に対して発呼する処理を説明する。
具体的なサービスイメージとしては、ユーザが図示しない端末を用いて、APL-a21に対して自身のアドレスaと、電話したい相手のアドレスbと、連携先のAPL(APL-b22)の識別情報などを入力する。これにより、図7の処理が開始され、APL-b22のSNSアプリは発信者のアドレスaと着信者のアドレスbが互いにブロック(拒否)されていないかチェックし、ブロックされていない場合にAPL-a21は、APL-b22と連携して電話したい相手のアドレスbの端末80に発呼する。
まず、S11で、APL-a21は、ユーザが入力した入力情報(自身のアドレスa、電話したい相手のアドレスb、連携先のAPL(APL-b22)、その他の情報など)を受け付けて、連携要求(SIP信号)を、APL−SCM−FE30の通信プロトコルスタック325に送信する。連携要求には、入力情報および自身のAPL(APL-a21)の識別情報が含まれているものとする。
なお、ユーザが入力した入力情報に、連携先のAPL(APL-b22)の識別情報が含まれていない場合があってもよい。この場合、連携要求には、連携先のAPL(APL-a21)の識別情報はなく、自身のAPL(APL-a21)の識別情報のみが含まれているものとする。
S12で、通信プロトコルスタック325は、連携要求を受信すると、SIP信号受信処理を行った後、SIPインタワーク部322へ連携要求の処理を依頼する。
S13で、SIPインタワーク部322は、ルール記憶部326のAS−FE20用のSIPインタワークルールを参照してSIP信号変換を行い、AS−FE20のSIPと標準SIPとの差分(方言)を除去し、SIP信号変換後の連携要求を複数APL連携部321に送出する。
S14で、複数APL連携部321は、連携要求を受け付けると、ルール記憶部326の連携ルールを参照し、APL-a21からAPL-b22への連携の許可または不許可を判定する。例えば、複数APL連携部321は、ルール記憶部326にAPL-a21からAPL-b22への連携ルールが記憶(登録)されている場合は、連携を許可すると判別し、APL-a21からAPL-b22への連携ルールが記憶されていない場合は、連携を許可しないと判別する。複数APL連携部321は、不許可の場合は処理を終了し、許可の場合はSIPインタワーク部322に連携要求を送信する。
なお、連携要求に、連携先のAPL(APL-b22)の識別情報がなく、連携要求元のAPL(APL-a21)の識別情報のみが含まれている場合、複数APL連携部321は、ルール記憶部326を参照し、連携要求元をAPL-a21とする連携ルールを特定し、当該連携ルールに設定された連携先のAPL(APL-b22)を決定し、連携を許可すると判別する。
S15で、SIPインタワーク部322は、複数APL連携部321から連携要求を受け付けると、ルール記憶部326に記憶された、連携先であるAPL−GW−FE10用のSIPインタワークルールを参照して、当該連携要求をAPL−GW−FE10の方言にSIP信号変換を行い、通信プロトコルスタック325にSIP信号の送信を依頼する。
S16で、通信プロトコルスタック325は、APL−GW−FE10にSIP信号(連携要求)を送信する。
S17で、APL−GW−FE10に接続されたAPLサーバ2のAPL-b21は、連携要求で要求された連携処理を実施(ここでは、発信者と着信者が互いにブロック(拒否)されていないかチェック)し、通信プロトコルスタック325に処理結果を返送する。
S18で、通信プロトコルスタック325は、処理結果を受信すると、SIP信号受信処理を行った後、SIPインタワーク部322へ処理を依頼する。
S19で、SIPインタワーク部322は、S13と同様にSIP信号変換を行い、APL−GW−FE10の差分を除去し、複数APL連携部321に処理結果を送出する。
S20で、複数APL連携部321は、連携処理の処理結果の妥当性を判定し、妥当な場合、SIPインタワーク部322に処理を依頼する。妥当性の判断としては、例えば、処理結果がOKの場合(ここでは、発信者と着信者が互いにブロックされていない場合)、妥当であると判断する。また処理結果のデータフォーマットが、対応する連携ルール(APL-a21→APL-b22の連携ルール)に合っているかなどをチェックすることが考えられる。複数APL連携部321は、妥当でない場合は処理を終了し、妥当な場合はSIPインタワーク部322に処理結果を送出する。
S21で、SIPインタワーク部322は、複数APL連携部321から処理結果を受け付けると、ルール記憶部326のAS−FE20用のSIPインタワークルールを参照して、当該処理結果をAS−FE20の方言にSIP信号変換を行い、通信プロトコルスタック325にSIP信号の送信を依頼する。
S22で、通信プロトコルスタック325は、AS−FE20にSIP信号(処理結果)を送信する。
S23で、AS−FE20のAPL-a21はSIP信号(処理結果)を受信すると、相手先のアドレスbへの発呼要求を通信プロトコルスタック325に送信する。
S24で、通信プロトコルスタック325は、発呼要求を受信すると、SIP信号受信処理を行った後、SIPインタワーク部322へ発呼要求を送出する。
S25で、SIPインタワーク部322は、発呼要求を受け付けると、S13と同様にSIP信号変換を行い、AS−FE20のSIPと標準SIPとの差分を除去し、複数APL連携部321に発呼要求を送出する。
S26で、複数APL連携部321は、発呼要求を受け付けると、ルール記憶部326の対応する連携ルール(APL-a21→APL-b22の連携ルール)を参照し、使用する部品を特定し、特定した部品の識別情報等を指定した発呼依頼を通信部322に送出する。具体的には、複数APL連携部321は、対応する連携ルールに基づき、部品の生成に関する情報(例えば、部品の種類(発呼、接続、切断、ガイダンス再生等)、連携サービスを提供するAPL(APL-a21、APL-b22)のアドレス情報等の制御情報を作成して、基本呼処理部31の連携APL部311を介して、部品機能部312に送出する。
S27で、通信部323は、基本呼処理部31の通信部310へ発呼依頼を転送する。
S28で、基本呼処理部31の通信部310は、連携APL部311に対して発呼依頼を転送する。
S29で、連携APL部311は、発呼依頼で指定された部品等(ここでは、呼処理部品の発呼、UA機能部の着UA)を用いてユーザがS11で入力したアドレスbの相手端末80に発呼する。
なお、図7に示す処理において、APL-b22の連携処理結果をAPL-a21に返送することなく、発呼処理を行うこととしてもよい。この場合、S20で、複数APL連携部321は、連携処理の処理結果の妥当性を判定し、妥当な場合、S21からS25を行うことなくS26(使用する部品等を特定し、発呼依頼を通信部322に送出)に進み、以降の処理を行うこととしてもよい。
図8は、NGNの端末80から発信し、AS−FE20に搭載されたAPL-a21(例えば、番号変換)と、APL−GW−FE10に接続されたAPLサーバ2のAPL-b22(例えば、SNS)が連携する処理を例示する。具体的なサービスイメージとしては、ユーザが特番(例えば、0120-xxx-yyy)に発信し、APL-a21の番号変換アプリは、番号変換する(例えば、0120-xxx-yyy → 0422-aa-bbbb)。そして、APL-b22のSNSアプリと連携して発信者と着信者が互いにブロック(拒否)されていないかチェックし、ブロックされていない場合に発信を許可する。
まず、S31で、端末80が所定の番号(例えば、0120-xxx-yyy)に発信する。この発信(連携要求)は、P−CSC−FE70およびS−CSC−FE60を介してAPL−SCM−FE30に送信される。APL−SCM−FE30の基本呼処理部31において、当該発信は、通信プロトコルスタック316、UA機能部315の発UAおよび呼処理部品314の接続を介して、連携APL部311に到達する。
S32で、連携APL部311は、所定の番号への発信であるため、対応するAPL-a21への連携要求を通信部310に送出する。
S33で、通信部310は、サービス向け呼処理部32の通信部323にAPL-a21への連携要求を転送する。
S34で、通信部323は、複数APL連携部321にAPL-a21への連携要求を転送する。
S35で、複数APL連携部321は、ルール記憶部326のAPL-a21に対応する連携ルールを参照して、APL-a21の接続先(AS−FE20)を決定し、SIPインタワーク部322に処理を依頼する。
S36で、SIPインタワーク部322は、複数APL連携部321から処理の依頼を受け付けると、ルール記憶部326のAPL-a21が搭載されたAS−FE20用のSIPインタワークルールを参照して、当該連携要求をAS−FE20の方言にSIP信号変換を行い、通信プロトコルスタック325にSIP信号の送信を依頼する。
S37で、通信プロトコルスタック325は、AS−FE20にSIP信号(連携要求)を送信する。
S38で、AS−FE20のAPL-a21は、連携要求で依頼された処理である番号変換(例えば、0120-xxx-yyy → 0422-aa-bbbb)を行い、通信プロトコルスタック325にSIP信号(処理結果)を送信する。
S39で、通信プロトコルスタック325は、SIP信号受信処理を行った後、SIPインタワーク部322へSIP信号(処理結果)のSIP信号変換処理を依頼する。
S40で、SIPインタワーク部322は、ルール記憶部326のAS−FE20用のSIPインタワークルールを参照してSIP信号変換を行い、AS−FE20のSIPと標準SIPとの差分(方言)を除去し、SIP信号変換後の処理結果を複数APL連携部321に送出する。
S41で、複数APL連携部321は、ルール記憶部326に記憶されたAS−FE20に対応する連携ルールを参照して、連携先のAPL-b22の接続先(APL−GW−FE10)を決定し、SIPインタワーク部322にSIP信号(処理結果)のSIP信号変換処理を依頼する。
S42で、SIPインタワーク部322は、複数APL連携部321から依頼を受け付けると、ルール記憶部326に記憶されたAPL−GW−FE10用のSIPインタワークルールを参照して、処理結果をAPL−GW−FE10の方言にSIP信号変換を行い、通信プロトコルスタック325にSIP信号の送信を依頼する。
S43で、通信プロトコルスタック325は、APL−GW−FE10にSIP信号を送信する。
S44で、APL−GW−FE10に接続されたAPLサーバ2のAPL-b22は、処理結果を受け付けて、所定の連携処理(ここでは、端末80の発信者と、変換後の番号の端末81の着信者とが互いにブロックされていないかのチェック処理)を実施し、処理結果のSIP信号を通信プロトコルスタック325に返送する。
S45で、通信プロトコルスタック325は、SIP信号受信処理を行った後、SIP信号変換処理をSIPインタワーク部322へ依頼する。
S46で、SIPインタワーク部322は、ルール記憶部326のAPL−GW−FE10用のSIPインタワークルールを参照してSIP信号変換を行い、APL−GW−FE10のSIPと標準SIPとの差分(方言)を除去し、SIP信号(処理結果)を複数APL連携部321に送出する。
S47で、複数APL連携部321は、連携処理の処理結果の妥当性を判定する。妥当性の判断としては、例えば、処理結果がOKの場合(ここでは、発信者と着信者が互いにブロックされていない場合)、妥当であると判断する。また処理結果のデータフォーマットが、対応する連携ルール(APL-a21→APL-b22の連携ルール)に合っているかなどをチェックすることが考えられる。複数APL連携部321は、妥当でない場合は処理を終了し、妥当な場合はルール記憶部326の対応する連携ルールを参照して、使用する部品を特定し、特定した部品の識別情報等を指定した発信依頼を通信部322に送出する。具体的には、複数APL連携部321は、対応する連携ルールに基づき、部品の生成に関する情報(例えば、部品の種類(発呼、接続、切断、ガイダンス再生等)、連携サービスを提供するAPL(APL-a21、APL-b22)のアドレス情報等の制御情報を作成して、基本呼処理部31の連携APL部311を介して、部品機能部312に送出する。
S48で、通信部323は、基本呼処理部31の通信部310へ発信依頼を転送する。
S49で、基本呼処理部31の通信部310は、連携APL部311に対して発信依頼を転送する。
S50で、連携APL部311は、処理要求で指定された部品等(ここでは、呼処理部品の接続、UA機能部の発UA)を用いてS38で変換された番号の相手端末81にSIP信号を送信する。
なお、図7および図8で説明した処理では、2つのAPL(APL-a21、APL-b22)の連携を例として説明したが、APLの連携は2つに限定されるものではなく、3つ以上のAPLの連携であってもよい。
以上説明したように、本実施形態のAPL−SCM−FE30では、基本呼処理部31とサービス向け呼処理部32とを分離した構成とし、基本呼処理部31の部品(呼処理部品)をサービス向け呼処理部32からリモートで制御できるようにした。これにより、連携するAPL/サービスの追加変更によってSIPインタワーク処理が変更になる場合のソフトウェアの修正箇所をサービス向け呼処理部32に局所化することができ、基本呼処理部31への改造が不要となる。
また、連携するAPL/サービスの信頼性、可用性、性能等の要件に応じて、APL−SCM−FEのサーバ構成を柔軟に変更することが可能となる。例えば、低遅延が要求される場合は基本呼処理部31とサービス向け呼処理部32を同一のサーバに搭載する構成を選択し、また、サービス向け呼処理部32の処理量が基本呼処理部31よりも大幅に多い場合は基本呼処理部31とサービス向け呼処理部32を別サーバに搭載する構成を選択し、さらに、サービス向け呼処理部32に高性能のハードウェアを使用したり複数台で構成したりすることなどが可能である。また、AS−FE20、APL−GW−FE10およびAPL−SCM−FE30に要求される性能の総和がサーバ一台で賄える場合、AS−FE20、APL−GW−FE10およびAPL−SCM−FE30の基本呼処理機能を同一のマシンに集約して搭載することで、設備効率を高めることなども可能となる。
また、本実施形態では、サービス向け呼処理部32はIF更新部324を備え、ルール記憶部326の連携ルールおよびSIPインタワークルールを更新する。これにより、連携サービスに対応して連携ルールおよびSIPインタワークルールの追加、変更、削除等を行うことができ、その際にサービス向け呼処理部32のルール記憶部326のみを修正すればよい。したがって、ソフトウェアの修正箇所を局所化することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
2 APLサーバ
10 APL−GW−FE
20 AS−FE
30 APL−SCM−FE
31 基本呼処理部
310 通信部
311 連携APL部
312 部品機能部(呼制御部)
313 部品管理制御部
314 呼処理部品
315 UA機能部(呼制御部)
316 通信プロトコルスタック(呼制御部)
32 サービス向け呼処理部
321 複数APL連携部
322 SIPインタワーク部
323 通信部
324 IF更新部
325 通信プロトコルスタック
40 SS−FE
50 S−CSC−FE
60 MRC−FE
70 P−CSC−FE
80、81 端末
100 ASF&SSF

Claims (6)

  1. 複数のアプリケーションを連携させた連携サービスを端末に提供するAPL−SCM−FE(Application Service Coordination Manager Functional Entity)であって、
    前記APL−SCM−FEは、サービス向け呼処理部と、基本呼処理部とを分離して備え、
    前記サービス向け呼処理部は、
    前記連携サービスの連携要求を取得し、当該連携サービスで用いる呼処理の制御情報を、前記基本呼処理部に送出する複数APL連携部と、
    前記複数のアプリケーションでそれぞれ用いられるSIP信号と、標準のSIP信号との差分を変換するSIPインタワーク部と、を備え、
    前記基本呼処理部は、
    端末に前記連携サービスを提供するための呼処理を、前記制御情報を用いて実行する呼制御部を備えること
    を特徴とするAPL−SCM−FE。
  2. 請求項1に記載のAPL−SCM−FEであって、
    前記複数APL連携部は、前記連携サービスの連携要求をアプリケーションから取得すること
    を特徴とするAPL−SCM−FE。
  3. 請求項1または請求項2に記載のAPL−SCM−FEであって、
    前記基本呼処理部は、端末から受信した連携要求を、前記複数APL連携部に送出する連携APL部を、さらに備えること
    を特徴とするAPL−SCM−FE。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のAPL−SCM−FEであって、
    前記サービス向け呼処理部は、
    前記連携サービスを提供するための連携ルールおよび各アプリケーションで用いられるSIPインタワークルールを記憶するルール記憶部と、
    各連携サービスに対応させて前記ルール記憶部の連携ルールまたはSIPインタワークルールを更新するIF更新部と、をさらに備えること
    を特徴とするAPL−SCM−FE。
  5. APL−SCM−FE(Application Service Coordination Manager Functional Entity)が、複数のアプリケーションを連携させた連携サービスを端末に提供するアプリケーション連携方法であって、
    前記APL−SCM−FEは、サービス向け呼処理部と、基本呼処理部とを分離して備え、
    前記サービス向け呼処理部は、
    要求元のアプリケーションから、少なくとも1つの他のアプリケーションへの連携要求のSIP信号を取得する取得ステップと、
    前記連携要求のSIP信号を、前記他のアプリケーション用のSIP信号に変換するSIPインタワークステップと、
    前記他のアプリケーション用のSIP信号を前記他のアプリケーションに送信し、処理結果を取得する取得ステップと、
    前記処理結果が妥当な場合、前記要求元のアプリケーションと前記他のアプリケーションとの連携サービスに対応する制御情報を前記基本呼処理部に送出する送出ステップと、を行い、
    前記基本呼処理部は、
    端末に前記連携サービスを提供するための呼処理を、前記制御情報を用いて実行する呼制御ステップを行うこと
    を特徴とするアプリケーション連携方法。
  6. APL−SCM−FE(Application Service Coordination Manager Functional Entity)が、複数のアプリケーションを連携させた連携サービスを端末に提供するアプリケーション連携方法であって、
    前記APL−SCM−FEは、サービス向け呼処理部と、基本呼処理部とを分離して備え、
    前記サービス向け呼処理部は、
    前記端末が送信した連携要求のSIP信号を、前記基本呼処理部から取得する取得ステップと、
    前記連携要求のSIP信号を、第1のアプリケーション用のSIP信号に変換し、前記変換後のSIP信号を第1のアプリケーションに送信して、第1の処理結果のSIP信号を取得する取得ステップと、
    第1の処理結果のSIP信号を、少なくとも1つの第2のアプリケーション用のSIP信号に変換し、前記変換後のSIP信号を第2のアプリケーションに送信して、第2の処理結果を取得する取得ステップと、
    前記第2の処理結果が妥当な場合、第1のアプリケーションと第2のアプリケーションとの連携サービスに対応する制御情報を前記基本呼処理部に送出する送出ステップと、を行い、
    前記基本呼処理部は、
    前記端末に連携サービスを提供するための呼処理を、前記制御情報を用いて実行する呼制御ステップを行うこと
    を特徴とするアプリケーション連携方法。
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