JP5715584B2 - Apl−gw−fe - Google Patents

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Description

本発明は、NGN(Next Generation Network:次世代ネットワーク)における、APL−GW−FE(Application Gateway Functional Entity)に関する。
従来から、NGNでのアプリケーションサービスを制御する機能として、ITU−T勧告Y.2012において規定されるASF&SSF(Application Support Functions and Service Support Functions)が知られている(非特許文献1参照)。ASF&SSFの構成要素であるAPL−GW−FEは、NGN外部のアプリケーション(以下、「APL」と呼ぶ)向けのゲートウェイであり、外部のAPL向けのAPI(Application Programming Interface)/プロトコルである、例えば、Parlay X(非特許文献2参照)/SOAP(Simple Object Access Protocol )と、NGN向けの呼制御プロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)とのインタワークを行うものである。
ITU-T: Functional requirements and architecture of the NGN, ITU-T Recommendation Y.2012 (Jul. 2006) ETSI: Open Service Access (OSA); Parlay X Web Services, ETSI ES, 202, 504, V1.1.1 (May. 2008)
特開2011−40000号公報
従来のNGNにおけるAPL−GW−FEでは、(1)NGNで呼制御を行うS−CSC−FE(Serving Call Session Control Functional Entity)、および、ガイダンス等のメディアリソースを制御するMRC−FE(Media Resource Control Functional Entity)と連携したSIPセッション制御を行う「呼処理機能」と、(2)APLサーバに応じたAPI/プロトコルからなる「IF(Interface:インタフェース)機能」とが一体として構成されている。つまり、呼処理機能とIF機能とを分けることなく、APL−GW−FEの機能として一連のソフトウェアが開発される。従って、APL−GW−FEにおいて、各種APLサーバ向けのAPI/プロトコルを、新たに追加、変更、削除する際には、呼処理機能とIF機能との両方において関連する箇所のソフトウェアの修正が必要であった。
また、APL−GW−FEに要求される信頼性、可用性、性能は、接続するAPLサーバによって異なる。例えば、基本的に停止することが許されない高い信頼性、可用性、性能を要求される従来のPSTN(Public Switched Telephone Networks)と同程度の高い信頼性等が要求される場合もあれば、低くて構わない場合もある。しかしながら、従来のAPL−GW−FEでは、呼処理機能とIF機能の両方が一体となった構成のため、接続するAPLサーバに適合させて柔軟にサーバ構成を変更することができなかった。例えば、呼処理機能は高い信頼性等を維持しつつ、IF機能は、接続するAPLサーバに応じて、信頼性等を低めに設定し、開発費用や運用費用の削減を実現するような構成にすることはできなかった。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、各種APLサーバ向けのAPI/プロトコルを追加、変更、削除する際にソフトウェアの修正箇所を局所化する。さらに、各種APLサーバの信頼性、可用性、性能等の要件に応じて、API−GW−FEのサーバ構成を柔軟に変更可能とすることを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、APLサーバとネットワークを介して接続され、端末に対して通信サービスを提供するためのゲートウェイ機能を実現するAPL−GW−FEであって、前記APL−GW−FEが、呼処理手段と、IF手段と分離して備え、前記呼処理手段が、前記端末から受信したメッセージが、前記APLサーバを利用する通信サービスに関するメッセージか否かを判定するサービス判定部と、前記サービス判定部が、前記APLサーバを利用する通信サービスに関するメッセージであると判定した場合に、前記受信したメッセージを、前記IF手段に送信する連携APL部と、前記端末との間で前記通信サービスを提供するための呼処理を実行する呼制御部と、を備え、前記IF手段が、前記受信したメッセージを取得し、前記APLサーバが提供する通信サービスについての制御情報を、前記呼処理手段の連携APL部を介して、前記呼制御部に送信するAPL処理部を備え、前記呼処理手段の呼制御部が、受信した前記制御情報に基づき前記呼処理を実行し、前記呼処理手段が、さらに、前記端末に固有な識別情報と、前記端末が契約した通信サービスとを対応付けた加入者情報を記憶するサービス情報記憶部と、前記呼処理手段のサービス判定部が、前記APLサーバを利用する通信サービスに関するメッセージでないと判定した場合に、前記受信したメッセージに含まれる前記端末の前記識別情報に基づき、前記端末が契約した通信サービスを特定し、前記特定した通信サービスを実現するための情報を、前記IF手段を介して、前記ネットワークに接続されるDBサーバから取得する電話系サービスAPL部と、を備えることを特徴とするAPL−GW−FEとした。
このようにすることで、IF手段のAPL処理部が、呼処理手段の連携APL部を介して呼制御部に制御情報を送信し、呼制御部に通信サービスの呼処理を実行させることができる。また、呼処理手段とIF手段とを分離した構成とすることで、各種APLサーバの信頼性、可用性、性能等要件に応じて、APL−GW−FEのサーバ構成を柔軟に変更することが可能となる。さらに、新たなAPLサーバの通信サービスに対応させて、APL処理部の機能(API/プロトコル)を追加、変更、削除する際に、ソフトウェアの修正箇所を局所化することができる。
また、このようにすることで、呼処理手段の電話系サービスAPL部から、IF手段を介して、各種サーバの機能が利用可能となる。例えば、呼処理手段の電話系サービスAPL部から、IF手段を介して、DBサーバに記憶された情報を取得し利用することが可能となる。
請求項に記載の発明は、前記APL処理部には、前記通信サービスを提供するためのAPI(Application Programming Interface)が設定されており、前記IF手段は、前記ネットワークに接続される新たなAPLサーバにより提供される通信サービスに対応させて、前記APIまたは前記APLサーバとの間で送受信を行うための通信プロトコルの追加、変更、削除の少なくとも1つを実行するIF更新部を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載のAPL−GW−FEとした。
このようにすることで、IF更新部は、外部のAPLサーバの通信サービスに対応させて、APIやプロトコルの追加、変更、削除等を行うことができ、その際に、IF手段の内部のみ修正すればよい。よって、本実施形態に係るAPL−GW−FEによれば、各種APLサーバ向けのAPI/プロトコルを追加、変更、削除する際にソフトウェアの修正箇所を局所化することができる。
本発明によれば、各種APLサーバ向けのAPI/プロトコルを追加、変更、削除する際にソフトウェアの修正箇所を局所化することができる。さらに、各種APLサーバの信頼性、可用性、性能等の要件に応じて、APL−GW−FEのサーバ構成を柔軟に変更可能とすることができる。
本実施形態に係るAPL−GW−FEを含むASF&SSFの全体構成を示す図である。 本実施形態に係るAPL−GW−FEの構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係るAPL−GW−FEにおける処理の流れを説明するための図である。 本実施形態に係るIF更新部によるAPIの追加、変更、削除の例を説明するための図である。 本実施形態に係るIF更新部によるプロトコルの追加、変更、削除の例を説明するための図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という)におけるAPL−GW−FE10等について説明する。
図1は、本実施形態に係るAPL−GW−FE10を含むASF&SSF100の全体構成を示す図である。
ASF&SSF100は、NGNにおいて、アプリケーションサービスを制御する機能を司り、図1に示すように、APL−GW−FE10、AS−FE(Application Support Functional Entity)20、APL−SCM−FE(Application Service Coordination Manager Functional Entity)30、およびSS−FE(Service Switching Functional Entity)40を含んで構成される。
APL−GW−FE10は、NGNの外部のAPLサーバ2と接続され、外部のAPL向けのインタフェースと、NGNにおけるSIPによる呼処理を実行する手段とを備える。
AS−FE20は、APL−GW−FE10およびSS−FE40に直接、または、APL−SCM−FE30を介して接続され、各アプリケーションサービスのサービスロジック(サービスを実現するためのプログラム)を収容し実行する。
APL−SCM−FE30は、APL−GW−FE10、AS−FE20およびSS−FE40に接続され、1つ以上で構成されるAS−FE20において、複数のAPLを実行する際の連携を制御する。
そして、SS−FE40は、AS−FE20と直接、または、APL−SCM−FE30を介して接続され、従来のPSTNとの連携を制御する。
なお、以下において説明するように、本実施形態におけるAPL−GW−FE10は、呼処理機能とIF機能とを分離した構成にすることにより、従来AS−FE20が行っていた、APLによるサービスを提供するための呼制御を、APL−GW−FE10が備える呼処理機能(呼処理手段11)で実行することも可能となる。これにより、ASF&SSF100内のAS−FE20とAPL−GW−FE10とが備える呼処理機能を1つの装置で実現することが可能となり、サーバ構成の柔軟な変更ができるものとなる。
≪APL−GW−FEの構成≫
図2は、本実施形態に係るAPL−GW−FE10の構成例を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係るAPL−GW−FE10は、従来一体として設けられていた呼処理機能とIF機能とを分離して構成した、呼処理手段11とIF手段12とを備える。
APL−GW−FE10の呼処理手段11は、NGNのネットワーク70を介して、呼制御を行うS−CSC−FE50や、ガイダンス等のメディアリソースを制御するMRC−FE60と連携し、端末1からのSIP(Session Initiation Protocol)メッセージ(以下、単に「メッセージ」と呼ぶ)を受信して、そのメッセージに応じた呼処理を実行する。ここで、端末1は、例えば、電話回線を介してNGNに接続されるIP(Internet Protocol)電話や、無線回線を介して接続される携帯電話機、若しくは、インターネットを介して接続されるコンピュータ等である。
IF手段12は、外部ネットワーク80を介して、APLサーバ2やDB(DataBase)サーバ3と接続され、例えば、Parlay X(符号171)等のAPIにより、APLサーバ2に応じたIF機能を実現する。
以下、この呼処理手段11、IF手段12それぞれが備える機能の詳細を説明する。
<呼処理手段>
本実施形態に係るAPL−GW−FE10の呼処理手段11は、具体的には、特許文献1(特開2011−40000号公報)に記載された通信サービス提供サーバが備える構成を改良し、新たな機能を追加したものとして実現する。特許文献1に記載された通信サービス提供サーバは、ASF&SSF100のAS−FE20において、各APLのサービスに依存しない共通部分を部品(プログラムのモジュール)として予め用意しておくことで、呼接続や、呼切断、ガイダンス再生等の基本的な呼処理を実行させ、効率的な通信サービスを提供する。本実施形態におけるAPL−GW−FE10は、前記したように、呼処理機能とIF機能とを分離した構成とする。これにより、呼処理機能を実現する呼処理手段11については、従来の技術(特許文献1)に記載の呼処理機能を改良したものとして実現するものである。以下、具体的に説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るAPL−GW−FE10の呼処理手段11は、通信プロトコルスタック110と、UA(User Agent)機能部120と、部品機能部130と、サービスロジック部140と、サービス情報記憶部150と、通信部160とを備える。なお、UA機能部120および部品機能部130が請求項の呼制御部に相当する機能を実現する。
通信プロトコルスタック110は、ネットワーク70で用いられるプロトコルのプロトコルスタックとして機能し、例えば、SIP等のプロトコルに基づき、メッセージのエンコードおよびデコードを行う。
UA機能部120は、端末1との間でセッションを確立するためのメッセージの送受信を行う。具体的には、UA機能部120は、複数のUA、例えば、発UA、着UA、発用MS(Media Server)−UA、着用MS−UAとして機能し、対向装置ごとの通信プロトコルレベルでの状態管理を行う。また、UA機能部120は、部品機能部130内ですでに部品が生成されている場合には、その生成されている部品に対してメッセージを送信し、部品が生成されていない場合には、部品機能部130内の後記する部品管理制御部131に対してメッセージを送信する。
部品機能部130は、部品管理制御部131および部品の集合を示す呼処理部品132を備え、サービスに依存しないSIP信号レベルでのセッション制御を行う。この部品機能部130は、異なる通信サービスに対して、共通して利用可能なソフトウェアのモジュール(部品)を、通信サービスに応じて実行する。
部品管理制御部131は、UA機能部120や、サービスロジック部140から取得したメッセージ(制御情報(例えば、後記する「部品の生成に関する情報」等))に応じて、まだ部品のインスタンスが作成されていない場合に、対応する部品を生成し、メッセージの出力を行う。この部品管理制御部131による部品のインスタンスの生成は、例えば、セッション毎に行われ、セッションの開始時に、部品管理制御部131が、部品のインスタンスを生成し、セッションの終了時に当該部品のインスタンスを削除する。
呼処理部品132は、異なる通信サービスにおいて共通する処理を実現する1つ以上の部品で構成される。この部品は、例えば、発呼(部品)、接続(部品)、切断(部品)、ガイダンス再生(部品)等である。この各部品は、取得したメッセージ(制御情報)に応じて、当該部品の機能を実現するためのメッセージを出力する。
サービスロジック部140は、通信サービスの制御内容を表すサービスロジック(サービスを実現するための処理を示すプログラム)に従って通信サービスの制御を実行する。そして、このサービスロジック部140は、サービス判定部141と、電話系サービスAPL部142と、連携APL部143とを備える。
サービス判定部141は、端末1から送信されたメッセージを、部品機能部130を介して取得し、当該メッセージの振り分け先を、電話系サービスAPL部142、連携APL部143のどちらかに決定し起動させる。サービス判定部141は、この振り分けを、例えば、受信したメッセージ(SIP信号)に含まれる、発信元電話番号(アドレス)や、送信先電話番号(アドレス)、サービス識別子等の識別情報に基づき決定したり、サービス情報記憶部150に記憶された加入者情報を参照して、当該加入者が契約しているサービスに基づき決定する。
そして、サービス判定部141は、外部のAPLサーバ2を利用しない通信サービスに関するメッセージである場合には、電話系サービスAPL部142に当該メッセージを出力し、外部のAPLサーバ2を利用する通信サービスに関するメッセージの場合には、連携APL部143に当該メッセージを出力する。
電話系サービスAPL部142は、外部のAPLサーバ2を利用しない通信サービスについての制御を実行する。この電話系サービスAPL部142は、部品機能部130から取得したメッセージについて、サービス情報記憶部150内の加入者情報等を参照して、該当するサービスのサービスロジックを決定し、当該サービスを提供するための制御を実行する。より詳細には、電話系サービスAPL部142は、決定されたサービスロジックに基づき、サービスに依存する通信サービスの制御を実現すると共に、サービスに依存しない通信サービスの制御を、部品機能部130に指示することで実現する。なお、この電話系サービスAPL部142は、部品の生成に関する情報(例えば、部品の種類(発呼、接続、切断、ガイダンス再生等)、発信側の端末1の電話番号(アドレス)、着信側の端末1の番号(アドレス))等の制御情報を作成して、部品機能部130に送信する。
この電話系サービスAPL部142が実行する通信サービスには、例えば、「0120」のダイヤルで始まる発呼を登録された着信端末の番号に変換する番号変換サービスや、端末1に対して、MRC−FE60(例えば、メディアサーバ)に記憶されているモーニングコールの音声データを再生する網内発呼サービス等がある。
また、電話系サービスAPL部142は、通信サービスを実現するための必要な情報が、外部ネットワーク80に接続されたDBサーバ3に記憶されている場合には、通信部160を介して、必要な情報の取得要求メッセージを、IF手段12に送信し、応答メッセージを、DBサーバ3からIF手段12を介して取得する。例えば、番号変換サービスを実現するとき、DBサーバ3に、「0120−xxx−xxx」で始まる論理番号と、着信先となる物理番号「03−yyyy−yyyy」との対応関係が記憶されている場合に、電話系サービスAPL部142は、IF手段12を介して、DBサーバ3にアクセスし、論理番号に対応する物理番号の情報を、IF手段12を介して取得する。
連携APL部143は、外部のAPLサーバ2を利用するサービスに関するメッセージを部品機能部130から取得すると、そのメッセージを、通信部160を介して、IF手段12のAPL処理部170に送信する。
また、連携APL部143は、IF手段12のAPL処理部170から、外部のAPLサーバ2を利用した通信サービスの制御情報(例えば、部品の生成に関する情報等)を、通信部160を介して取得し、その情報を部品機能部130に出力する。
サービス情報記憶部150は、各通信サービスを端末1に提供するため、サービスロジック部140が実行する際に必要する情報を記憶する。例えば、サービス情報記憶部150は、端末に固有な識別情報(電話番号、アドレス、契約番号等)と、ユーザのサービスの契約内容を表す情報とが対応付けられている加入者情報等を記憶する。
通信部160は、IF手段12との間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。
なお、特許文献1に記載された通信サービス提供サーバと本実施形態に係るAPL−GW−FE10の呼処理手段11との構成の違いは、本実施形態に係るAPL−GW−FE10においては、サービスロジック部140の中に、サービス判定部141、電話系サービスAPL部142および連携APL部143を備え、さらに、IF手段12と情報の送受信を行うための通信部160を備えている点である。
<IF手段>
次に、本実施形態に係るAPL−GW−FE10のIF手段12について説明する。
本実施形態に係るIF手段12は、外部のAPL向けのAPI/プロトコルと、NGN向けの呼制御プロトコルであるSIPとのインタワークを行うものである。
図2に示すように、本実施形態に係るAPL−GW−FE10のIF手段12は、通信プロトコルスタック111と、APL処理部170と、IF更新部180と、通信部161とを備える。
本実施形態に係るAPL−GW−FE10は、前記したように、呼処理手段11が、外部のAPLサーバ2を利用しない通信サービスについての制御を実行する電話系サービスAPL部142を備えるが、これに加えて、IF手段12において、外部のAPLサーバ2を利用する通信サービスについての制御を実行するAPL処理部170を、呼処理手段11とは分離した構成として備えることを特徴とする。
また、APL−GW−FE10の構成を、呼処理手段11とIF手段12とに分離したことに伴い、外部ネットワーク80を介して接続するAPLサーバ2の新たな通信サービス等に適合させて、各種APL向けのAPI/プロトコルを追加、変更、削除するためのIF更新部180を、IF手段12に備えることを特徴とする。以下、具体的に説明する。
通信プロトコルスタック111は、外部ネットワーク80で用いられるプロトコルのプロトコルスタックとして機能し、例えば、SOAPやREST(Representational State Transfer)等のプロトコルに基づき、メッセージのエンコードおよびデコードを行う。
APL処理部170は、外部のAPLサーバ2を利用する通信サービスについての制御を実行する。例えば、APL処理部170には、外部のAPLを利用して通信サービスを実現するためのAPIとして、Parlay X(符号171)等が備えられる。
このAPL処理部170は、各API(例えば、Parlay X)に基づき、サービスに依存する通信サービスの制御を、通信部161を介して呼処理手段11とメッセージを送受信することにより実現すると共に、サービスに依存しない通信サービスの制御を、部品機能部130にリモートで指示することで実現する。具体的には、APL処理部170は、外部のAPLサーバ2を利用する通信サービスの制御に関して、部品の生成に関する情報(例えば、部品の種類(発呼、接続、切断、ガイダンス再生等)、サービスを提供するAPLサーバ2のアドレス情報、サービスを利用する端末1の電話番号(アドレス))等の制御情報を作成して、呼処理手段11の連携APL部143を介し、部品機能部130に送信する。
IF更新部180は、各種APLサーバ2向けのAPIやプロトコルを追加、変更、削除する。このIF更新部180が行うAPIやプロトコルの修正は、IF手段12の内部の修正に限られたものなるため、呼処理手段11について、ソフトウェアの修正を行う必要はない。
なお、このIF更新部180が行う、APIやプロトコルの追加、変更、削除の具体例については、後記において説明する。
通信部161は、呼処理手段11との間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。
以上説明したように、本実施形態に係るAPL−GW−FE10は、呼処理手段11とIF手段12とを分離した構成とし、外部のAPLサーバ2を利用しない通信サービスと、外部のAPLサーバ2を利用する通信サービスとを判定して、それぞれの通信サービスに応じた呼制御を行う。
図3に示すように、呼処理手段11のサービスロジック部140が、部品機能部130からメッセージを受信すると、サービス判定部141が、外部のAPLサーバ2を利用する通信サービスに関するメッセージか否かを判定し、外部のAPLサーバ2を利用しない場合は、そのメッセージを電話系サービスAPL部142に振り分ける(S10)。一方、外部のAPLサーバ2を利用する場合には、そのメッセージを、連携APL部143を介して、IF手段のAPL処理部170に送信する(S20)。
そして、電話系サービスAPL部142は、外部ネットワーク80に接続されたDBサーバ3に記憶された情報を利用する場合は、通信部160を介して接続されたIF手段12を介して、必要な情報を取得する(S11)。
また、IF手段12のAPL処理部170は、外部のAPLサーバ2を利用する通信サービスについての制御を、呼処理手段11の連携APL部を介して、部品機能部130との間で、リモートで実行することができる(S21)。
(IF更新部)
次に、本実施形態に係るAPL−GW−FE10のIF手段12におけるIF更新部180が行う処理について説明する。
図4は、本実施形態に係るIF更新部180によるAPIの追加、変更、削除の例を説明するための図である。また、図5は、本実施形態に係るIF更新部180によるプロトコルの追加、変更、削除の例を説明するための図である。なお、IF更新部180は、APIやプロトコルの追加、変更、削除等の指示情報を、システム管理者等から、ネットワークを介して受信したり、APL−GW−FE10に備わる入力部(不図示)を介して取得したりすることにより実行する。
図4では、初期状態として、本実施形態に係るAPL−GW−FE10のIF手段12のAPL処理部170に、APIのセットとして「Parlay X」が設定され、サーバAのサービスAPL #1による通信サービスを提供するための「Third Party Call」(2者間通話)の機能として、3つのAPI(makeCallSession,getCallSessioninfo,endCallSession)が実装されているものとする。
図4の(1)は、APIの追加の例を示している。IF更新部180は、サーバB(符号401)のサービスAPL #2による通信サービスを実現するために、「addCallParticipant」(符号402)のAPIを、「Third Party Call」に追加する。
図4の(2)は、APIの変更の例を示している。IF更新部180は、「Third Party Call」のAPIである「makeCallSession」(符号403)について、バグの修正や仕様変更を行う。
図4の(3)は、APIの機能単位の追加の例を示している。IF更新部180は、サーバC(符号404)のサービスAPL #3による通信サービスを実現するために、「Call Notification」(特定の発呼に対する特定のイベントに反応して、APLを呼び出す機能)(符号405)のAPIを追加する。
図4の(4)は、APIのセット単位の追加の例を示している。IF更新部180は、サーバD(符号406)のサービスAPL #4による通信サービスを実現するために、新たなAPIのセット「xx」(符号407)を追加する。
図4の(5)は、APIのセット単位の削除の例を示している。IF更新部180は、サーバA(符号408)のサービスAPL #1による通信サービスが終了、中止等した場合に、「Parlay X」(符号409)のAPIをセット単位で削除する。
次に、図5を参照して、IF更新部180によるプロトコルの追加、変更、削除の例を説明する。
図5では、初期状態として、本実施形態に係るAPL−GW−FE10のIF手段12のAPL処理部170に、APIのセットとして「Parlay X」が設定され、通信プロトコルスタック111に、プロトコルとしてSOAP/HTTP(HyperText Transfer Protocol)が設定されているものとする。
図5の(6)は、プロトコルの追加の例を示している。IF更新部180は、サーバE(符号501)のサービスAPL #5による通信サービスを実現するために、「SIP」(符号502)のプロトコルに対応する機能を、通信プロトコルスタック111に追加する。
図5の(7)は、プロトコルの変更の例を示している。IF更新部180は、「SIP」(符号503)のプロトコルについて、バグの修正や仕様変更を行う。
図5の(8)は、プロトコルの削除の例を示している。IF更新部180は、サーバE(符号501)のサービスAPL #5による通信サービスが終了、中止等した場合に、「SIP」(符号502)のプロトコルに対応する機能を、通信プロトコルスタック111から削除する。
このように、IF更新部180は、外部のAPLに対応して、APIやプロトコルの追加、変更、削除等を行うことができ、その際に、IF手段12の内部のみ修正すればよく、呼処理手段11を修正する必要はない。よって、本実施形態に係るAPL−GW−FE10によれば、各種APLサーバ向けのAPI/プロトコルを追加、変更、削除する際にソフトウェアの修正箇所を局所化することができる。
以上説明した、本実施形態に係るAPL−GW−FE10によれば、次のような効果を奏することが可能となる。
(A)呼処理手段11の部品(呼処理部品132)をIF手段12からリモートで制御できるようにしたことにより、各種API/プロトコルの処理をIF手段12に閉じて設定(開発)することが可能となるため、各種APLサーバ向けのAPI/プロトコルを追加、変更、削除する際に、ソフトウェアの修正箇所を局所化することができる。
(B)呼処理手段11とIF手段12とを分離した構成とすることで、各種APLサーバの信頼性、可用性、性能等に要件に応じて、APL−GW−FE10のサーバ構成を柔軟に変更することが可能となる。例えば、呼処理手段11、IF手段12それぞれを現用系と待機系の2系統のサーバ構成にしたり、呼処理手段11のみ2系統、若しくは、IF手段12のみ2系統にしたりするなど、APLサーバに応じたサーバ構成の柔軟な変更が可能となる。
(C)AS−FE20とAPL−GW−FE10とで、呼処理機能(呼処理手段11)を共通化することができるため、AS−FE20の呼処理機能が有する高い信頼性、可用性をAPL−GW−FE10も享受することが可能となる。また、AS−FE20とAPL−GW−FE10とを同一のサーバとして構成することで、AS−FE20の呼処理機能をAPL−GW−FE10の呼処理手段11が担うことができ、設備効率を高めることが可能となる。
(D)呼処理手段11のAPLから、IF手段12を介して、各種サーバの機能が利用可能となる。例えば、呼処理手段11の電話系サービスAPL部142から、IF手段12を介して、DBサーバ3に記憶された情報を取得し利用することが可能となる。
1 端末
2 APLサーバ
3 DBサーバ
10 APL−GW−FE
11 呼処理手段
12 IF手段
20 AS−FE
30 APL−SCM−FE
40 SS−FE
50 S−CSC−FE
60 MRC−FE
70 ネットワーク
80 外部ネットワーク
100 ASF&SSF
110,111 通信プロトコルスタック
120 UA機能部(呼制御部)
130 部品機能部(呼制御部)
131 部品管理制御部
132 呼処理部品
140 サービスロジック部
141 サービス判定部
142 電話系サービスAPL部
143 連携APL部
150 サービス情報記憶部
160,161 通信部
170 APL処理部
180 IF更新部

Claims (2)

  1. APL(Application)サーバとネットワークを介して接続され、端末に対して通信サービスを提供するためのゲートウェイ機能を実現するAPL−GW−FE(Application Gateway Functional Entity)であって、
    前記APL−GW−FEは、呼処理手段と、IF(Interface)手段と分離して備え、
    前記呼処理手段は、
    前記端末から受信したメッセージが、前記APLサーバを利用する通信サービスに関するメッセージか否かを判定するサービス判定部と、
    前記サービス判定部が、前記APLサーバを利用する通信サービスに関するメッセージであると判定した場合に、前記受信したメッセージを、前記IF手段に送信する連携APL部と、
    前記端末との間で前記通信サービスを提供するための呼処理を実行する呼制御部と、を備え、
    前記IF手段は、
    前記受信したメッセージを取得し、前記APLサーバが提供する通信サービスについての制御情報を、前記呼処理手段の連携APL部を介して、前記呼制御部に送信するAPL処理部を備え、
    前記呼処理手段の呼制御部が、受信した前記制御情報に基づき前記呼処理を実行し、
    前記呼処理手段は、さらに、
    前記端末に固有な識別情報と、前記端末が契約した通信サービスとを対応付けた加入者情報を記憶するサービス情報記憶部と、
    前記呼処理手段のサービス判定部が、前記APLサーバを利用する通信サービスに関するメッセージでないと判定した場合に、前記受信したメッセージに含まれる前記端末の前記識別情報に基づき、前記端末が契約した通信サービスを特定し、前記特定した通信サービスを実現するための情報を、前記IF手段を介して、前記ネットワークに接続されるDB(DataBase)サーバから取得する電話系サービスAPL部と、を備えること
    を特徴とするAPL−GW−FE。
  2. 前記APL処理部には、前記通信サービスを提供するためのAPI(Application Programming Interface)が設定されており、
    前記IF手段は、前記ネットワークに接続される新たなAPLサーバにより提供される通信サービスに対応させて、前記APIまたは前記APLサーバとの間で送受信を行うための通信プロトコルの追加、変更、削除の少なくとも1つを実行するIF更新部を、さらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載のAPL−GW−FE。
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