JP5220059B2 - ネットワーク通信システム及びネットワーク通信方法 - Google Patents

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本発明は、SOAP(Simple Object Access Protocol)/REST(Representational State Transfer)による呼制御インタフェースを備えたネットワーク通信システム及びネットワーク通信方法に関する。
従来から、次世代ネットワーク(NGN;Next Generation Network)でのアプリケーションサービスを制御する機能として、ITU−T勧告Y.2012において規定されるApplication Support Functions and Service Support Functions(ASF&SSF)が知られている(例えば、非特許文献1参照)。ASF&SSFの構成要素のうち、Application gateway functional entity(APL−GW−FE)は、次世代ネットワーク(NGN)外部のアプリケーション(APL)向けのゲートウェイであり、外部APL向けのSOAP(例えば、非特許文献2参照)やRESTインタフェースと次世代ネットワーク(NGN)向けのSIP(Session Initiation Protocol)とのインタワークを行うものである。
ITU−T Y.2012 09/2006 ETSI ES 202 504 Part1,2,3,4,11
ところで、次世代ネットワーク(NGN)におけるAPL−GW−FE含むASF&SSFでは、PSTN(Public Switched Telephone Networks)における電話交換機と同程度の信頼性/可用性が要求されるため、プログラムのコード量が膨大になり開発コスト高くなるという問題がある。一方、SOAPやRESTインタフェースの処理機能が実装されたオープンソースソフトウェア等の市中製品が存在しているが、SIP呼処理を行う高信頼/高可用な呼処理ソフトウェアと信頼性条件やメモリ動的確保などの性能条件が異なり、単に組合せて利用するだけではAPL−GW−FEシステム全体の信頼性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、市中製品をシステム内に組み込む場合であっても信頼性/可用性を向上させることができるネットワーク通信システム及びネットワーク通信方法を提供することを目的とする。
本発明は、外部アプリケーションサーバからのSOAP/RESTリクエストを処理する要求受付手段と、前記外部アプリケーションサーバに対してSOAPリクエストを送信する非同期通知手段とからなる呼制御インタフェースと、呼処理を行う呼処理手段とを備え、前記外部アプリケーションサーバ向けのゲートウェイ機能を実現する現用系と待機系の2系統のサーバによって構成するネットワーク通信システムであって、前記2系統のサーバ内のメモリに記憶されている情報を同期させるメモリ同期手段と、現用系の切り替えを行う際に、前記メモリ同期手段により、現時点で現用系となっている前記サーバと現時点で待機系となっている前記サーバのメモリ内の情報を同期させて現用系の切り替えを行った後に前記呼処理手段により呼処理を実行させる高可用処理手段とを備え、前記呼処理手段は、前記高可用処理手段からの起動要求を受けると、前記要求受付手段に対して、起動要求を送信した後に、前記非同期通知手段に対して起動要求を送信し、前記高可用処理手段は、前記要求受付手段と前記非同期通知手段が起動したことを確認した後に、前記呼処理手段に対して、該呼処理手段を備えるサーバが現用系となるための処理を実行し、現用系の切り替えを行う際には、前記呼処理手段に対して、現用系の処理を停止させるための処理を実行することを特徴とする。
本発明は、前記高可用処理手段は、前記呼処理手段に対して、ヘルスチェックの要求を送信することにより前記呼処理手段にリクエスト送信要求を送信させ、該リクエスト送信要求に対して、前記非同期通知手段が要求受付手段に対して送信したリクエストに応じて、前記要求受付手段が前記非同期通知手段に対して送信したレスポンスの状況を示す情報を前記呼処理手段に受信させて、前記レスポンスの状況を示す情報に基づいてヘルスチェックを行うことを特徴とする。
本発明は、前記高可用処理手段が提供する高可用機能に関するインタフェースを前記呼処理手段内で終端させるように構成したことを特徴とする。
本発明は、外部アプリケーションサーバからのSOAP/RESTリクエストを処理する要求受付手段と、前記外部アプリケーションサーバに対してSOAPリクエストを送信する非同期通知手段とからなる呼制御インタフェースと、呼処理を行う呼処理手段とを備え、前記外部アプリケーションサーバ向けのゲートウェイ機能を実現するため現用系と待機系の2系統のサーバと、前記2系統のサーバ内のメモリに記憶されている情報を同期させるメモリ同期手段とを備えるネットワーク通信システムにおけるネットワーク通信方法であって、現用系の切り替えを行う際に、前記メモリ同期手段により、現時点で現用系となっている前記サーバと現時点で待機系となっている前記サーバのメモリ内の情報を同期させて現用系の切り替えを行った後に前記呼処理手段により呼処理を実行させる高可用処理ステップを有し、前記呼処理手段は、前記高可用処理ステップからの起動要求を受けると、前記要求受付手段に対して起動要求を送信した後に、前記非同期通知手段に対して起動要求を送信し、前記高可用処理ステップは、前記要求受付手段と前記非同期通知手段が起動したことを確認した後に、前記呼処理手段に対して、該呼処理手段を備えるサーバが現用系となるための処理を実行し、現用系の切り替えを行う際には、前記呼処理手段に対して、現用系の処理を停止させるための処理を実行することを特徴とする。
本発明は、前記高可用処理ステップでは、前記呼処理手段に対して、ヘルスチェックの要求を送信することにより前記呼処理手段にリクエスト送信要求を送信させ、該リクエスト送信要求に対して、前記非同期通知手段が要求受付手段に対して送信したリクエストに応じて、前記要求受付手段が前記非同期通知手段に対して送信したレスポンスの状況を示す情報を前記呼処理手段に受信させて、前記レスポンスの状況を示す情報に基づいてヘルスチェックを行うことを特徴とする。
本発明は、前記高可用処理ステップが提供する高可用機能に関するインタフェースを前記呼処理手段内で終端させるように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、高可用処理部が提供する高可用機能に関するインタフェースを呼処理部内で終端させ、SOAP/RESTアダプタ側のインタフェースに変換するようにしたため、市中製品であるSOAP/RESTアダプタのバージョンアップ等があっても、SOAP/RESTアダプタには改造を加えること無く信頼性/可用性を担保することが可能になるという効果が得られる。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す装置の動作を示す図である。 図1に示す装置の動作を示すシーケンス図である。 図1に示す装置の動作を示すシーケンス図である。 図1に示す装置の動作を示すシーケンス図である。 図1に示す装置の動作を示すシーケンス図である。 システム構成の違いによる評価結果を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態によるネットワーク通信システムを説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号11、12、13は、ユーザによって利用される端末装置であり、電話機や、携帯電話機、あるいは、インターネット接続可能なコンピュータ等である。符号2は、複数の端末11、12、13が接続されるネットワークである。符号3は、音声データ、画像データあるいは動画データ等を記憶しているメディアサーバである。符号4は、SOAP(Simple Object Access Protocol)/REST(Representational State Transfer)による呼制御インタフェース及びSIPによる呼処理機能を備えたアプリケーションサービス提供システムであり、複数のサーバによって構成する。符号5は、現用系のサーバであり、APL−GW−FEの機能を実現する。符号6は、待機系のサーバであり、APL−GW−FEの機能を実現する。待機系と現用系は、論理的な呼称であり、現在運用されているサーバが現用系サーバであり、障害等が発生した場合に切り替えを行うために待機しているサーバが待機系のサーバある。符号7は、外部APL(アプリケーション)を提供するサーバが接続されている外部APLネットワークである。符号81、82は、外部のアプリケーション(APL)を提供するサーバである。
符号51は、端末11、12、13からの呼を処理する呼処理部である。符号52は、可用性を高めるための処理を実行する高可用処理部である。符号53は、市中製品であるSOAP/RESTアダプタであり、外部APL81、82からのHTTPリクエスト(SOAP/REST)を処理する要求受付部531と、外部APL81、82へHTTPリクエスト(SOAP)を送信する非同期通知部532とから構成する。符号54は、現用系サーバ5と待機系サーバ6内のメモリに記憶されている情報の同期を取るメモリ同期部である。呼処理部51は、SOAP/RESTアダプタ53のメモリ使用量の制限、SOAP/RESTアダプタ53のプロセス監視、起動・系切り替え、ヘルスチェック等のプロセス管理を行う。
符号61は、端末11、12、13からの呼を処理する呼処理部である。符号62は、可用性を高めるための処理を実行する高可用処理部である。符号63は、市中製品であるSOAP/RESTアダプタであり、外部APL81、82からのHTTPリクエスト(SOAP/REST)を処理する要求受付部631と、外部APL81、82へHTTPリクエスト(SOAP)を送信する非同期通知部632とから構成する。符号64は、現用系サーバ5と待機系サーバ6内のメモリに記憶されている情報の同期を取るメモリ同期部である。呼処理部61は、SOAP/RESTアダプタ63のメモリ使用量の制限、SOAP/RESTアダプタ63のプロセス監視、起動・系切り替え、ヘルスチェック等のプロセス管理を行う。2つのサーバ5、6内の構成は同じであり、現用系の切り替えを行う場合、運用されていない状態の待機系のサーバ6のメモリ内の情報と、現用系サーバ5内のメモリに記憶されている情報と同一の状態になるようにしてから、現用系と待機系の切り替えが行われる。
次に、図2を参照して、アプリケーションサービス提供システム4が扱う通信の分類について説明する。アプリケーションサービス提供システム4が扱う通信は、次の3種類に分類することができる。第1の通信は、端末11と呼処理部51によるSIPのみで完了するものである(図2に示す(a))。第2の通信は、外部APL81、要求受付部531、呼処理部51によるSOAPリクエスト等HTTPリクエストを契機に、HTTPレスポンス及びSIP送信が発生するもの(例:Click to dial)である(図2に示す(b)。第3の通信は、外部APL82、非同期通知部532、呼処理部51、端末13によるSIP受信を契機に、HTTPリクエストを送信、HTTPレスポンスを受信するもの(例:端末の発呼を外部APLに通知する)である。各処理部の依存関係は、要求受付部531、呼処理部51、非同期通知部532の順となる。したがって、各処理部が処理要求の受付を開始する順序はこの逆順となり、非同期通知部532、呼処理部51、要求受付部531となる。また、終了順序は、要求受付部531、呼処理部51、非同期通知部532となる。
次に、図3を参照して、APL−GW−FE機能を実現するサーバ5の処理動作を説明する。図3は、起動とサーバ5、サーバ6のいずれかを現用系にするための処理動作を示すシーケンス図である。図3において、細い実線はその処理部が起動状態であることを示している。また、太い実線は、その処理部が処理要求を受付可能な状態であることを示している。
まず、高可用処理部52は、呼処理部51に対して起動要求を送信する(ステップS1)。これにより呼処理部51は、起動し、要求受付部531に対して起動要求を送信する(ステップS2)。これにより要求受付部531が起動する。続いて、呼処理部51は、非同期通知部532に対して起動要求を送信する(ステップS3)。これにより非同期部532が起動し、処理要求受付可能となる。
次に、呼処理部51は、要求受付部531、非同期通知部532のそれぞれに対して起動要求を送信し、起動させたこと示す情報を含む応答を高可用処理部52へ送信する(ステップS4)。これを受けて、高可用処理部52は、現用系として設定する「ACT」命令を呼処理部51へ送信する(ステップS5)。これにより、呼処理部51は、現用系となり、SIP着信許可状態となる。また、要求受付部531は、HTTP着信許可状態となる(ステップS6、S7)。このSIP/HTTP着信許可は、サーバ5のOS(例えば、Linux)は有するパケットフィルタリング機能(例えば、iptables)を利用する。これにより、呼処理部51と要求受付部531は、処理要求受付可能となる。これを受けて、呼処理部51は、呼処理部51と要求受付部531が理要求受付可能となったことを示す情報を含む応答を高可用処理部52へ返す(ステップS8)。
次に、図4を参照して、APL−GW−FE機能を実現するサーバ5の処理動作を説明する。図4は、系切替の際に現用系が処理を停止するための静止化処理の動作を示すシーケンス図である。図4において、細い実線はその処理部が起動状態であることを示している。また、太い実線は、その処理部が処理要求を受付可能な状態であることを示している。
まず、高可用処理部52は、呼処理部51に対して静止化要求を送信する(ステップS11)。静止化とは、系切替の際に現用系が処理を停止するための処理を実行することである。これにより呼処理部51、要求受付部531は、HTTP着信を拒否するようになり、要求受付部531は、処理要求受付可能状態でなくなる(ステップS12)。また、呼処理部51は、SIP着信を拒否するようになる(ステップS13)。このSIP/HTTP着信拒否は、サーバ5のOS(例えば、Linux)は有するパケットフィルタリング機能(例えば、iptables)を利用する。ただし、非同期通知部532は、常時処理要求を受付可能な状態である。続いて、HTTP掃き出し処理(呼処理部51の静止化処理)を行う期間となり、静止化処理が完了した時点で、呼処理部51は、静止化処理が完了したことを示す情報を含む応答を高可用処理部52へ返す(ステップS14)。
次に、図5を参照して、APL−GW−FE機能を実現するサーバ5の処理動作を説明する。図5は、ヘルスチェック処理の動作を示すシーケンス図である。ヘルスチェックとは、SOAP/RESTアダプタ53の正常性を確認することである。まず、高可用処理部52は、呼処理部51に対してヘルスチェック要求を送信する(ステップS21)。呼処理部51は、高可用処理部52からヘルスチェック要求を受信すると、APL−GW−FE(サーバ5)自身に対するダミーのSOAPまたはRESTリクエストを送信するよう、非同期通知部532に対してリクエスト送信要求を送信する(ステップS22)。
これを受けて、非同期通知部532は、要求受付部531に対してSOAPリクエストまたはRESTリクエストを送信する(ステップS23)。このリクエストに対して、要求受付部531は、非同期通知部532に対してSOAPレスポンスまたはRESTレスポンスを送信する(ステップS24)。このレスポンスを受信すると、非同期通知部532は、呼処理部51に対して、ヘルスチェックを行った結果を示す情報を含むレスポンスを返す(ステップS25)。呼処理部51は、非同期通知部532からのレスポンス内容に応じて、高可用処理部52に対して「OK」または「NG」の情報をヘルスチェック要求の応答として送信する(ステップS26)。
このように、ヘルスチェックを行うことにより、一度に非同期通知部532と要求受付部531両方の正常性を確認することが可能となる。また、リクエスト/レスポンスは通常と同じ処理ルート(インタフェース)を用いて行うため、OSS側の改造が不要である。
次に、図6を参照して、現用系と待機系(予備系)の切り替えを行う際のメモリの同期を行う動作を説明する。図6は、現用系と待機系(予備系)の切り替えを行う際のメモリの同期を行う動作を示すシーケンス図である。まず、現用系(サーバ5)の切り替えを行う状況になった場合、呼処理部51は、高可用処理部52に対して、同期用のデータの書き込みを要求する(ステップS31)。これを受けて、高可用処理部52は、メモリ同期部54に対して、メモリ内の情報を同期させる指示を出す。これを受けて、メモリ同期部54は、同期用のデータをメモリ同期部64へ書き込む。これにより2つの系のメモリの同期が取れたことになる。続いて、高可用処理部52は、呼処理部51に対してメモリ同期の処理を行ったことを示す情報を含む応答を返す(ステップS32)。そして、系の切り替えを行う。
次に、呼処理部61は、系の切り替えが行われると、高可用処理部62に対して、同期用データの読み込みを要求する(ステップS33)。これを受けて、高可用処理部62は、メモリ同期部64に対して、同期用データの読み込みを指示する。メモリ同期部64は、同期用データの読み込みを行う。高可用処理部62は、呼処理部61に対して、メモリ同期処理が終了したことを示す情報を含む応答を返す(ステップS34)。これによりサーバ6が現用系となり呼処理を行うとともに、サーバ5が待機系(予備系)となる。
次に、図7を参照して、SOAP/RESTアダプタとして市中製品を用いない場合と本発明との比較結果について説明する。比較対象は、(1)呼処理部とSOAP/RESTアダプタが別構成であるがアダプタも開発する方法、(2)呼処理部内にSOAP/RESTアダプタ機能を内蔵しアダプタも開発する方法、(3)本発明の呼処理部と市中製品であるSOAP/RESTアダプタを別構成とした方法の3つである。図7に示すように、SOAP/RESTアダプタ障害時の影響範囲は、アダプタと呼処理部を別構成とした(1)、(3)の方法が優れており、呼処理部内にアダプタ機能を備えた(2)の方法は、呼処理部が異常終了してしまう危険性があり劣っている。また、SOAP/REST/HTTP仕様のバージョンアップと開発コストに対しては、市中製品を用いた(3)の方法が優れており、市中製品を用いない(1)、(2)の方法は、バージョンアップの度に開発する作業が必要となるため劣っている。この比較結果から明らかなように、本発明の方法が他の方法より優れていることが分かる。
次世代ネットワーク(NGN)でのアプリケーションサービスを制御する機能をサーバ上に実装する際には、PSTNにおける電話交換機と同程度の信頼性/可用性が要求されており、通常は、同機能を構成する高可用処理部に合わせて他の構成要素が作成されるため、その一部である外部アプリケーション向けのインタフェースを提供するSOAP/RESTアダプタ機能に市中製品を単純に採用すると機能全体の信頼性/可用性が低下する。一方、これらを改造するとソフトウェア開発を頻繁に行う必要が生じるが、高可用処理部が提供する高可用機能に関するインタフェースを呼処理部で終端し、SOAP/RESTアダプタ側のインタフェースに変換することにより、SOAP/RESTアダプタのバージョンアップ等があっても、SOAP/RESTアダプタには改造を加えること無く信頼性/可用性を担保することが可能となる。
なお、図1に示すサーバ5、サーバ6の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりアプリケーションサービス提供処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上説明したように、市中製品(SOAP/RESTアダプタ)を改造せずに呼処理部が利用する高可用処理に対応するため、高可用処理部が提供する高可用機能(現用系と待機系を備えたクラスタ構成、起動・系切り替えヘルスチェック等のプロセス管理機能、系間のメモリ同期機能)に関するインタフェースを呼処理部側で終端し、市中製品側のインタフェースに変換するようにした。また、動的にメモリを確保する市中製品の処理が呼処理に悪影響を与えないように、市中製品の処理が使用するメモリ量を制限するようにした。
このため、外部APL向けのインタフェースを提供するSOAP/RESTアダプタを少ないコード量で提供することが可能となる。また、市中製品単体のアップデートする際に、呼処理部に対する変更作業が不要となる。特に、APL−GW−FEへSOAP/RESTインタフェース処理機能(SOAP/RESTアダプタ)を具備する際、呼処理部とSOAP/RESTアダプタを提供する市中製品を組合せ、APL−GW−FE全体の信頼性/可用性を確保すると共に、プログラムのコード量を最小化することが可能となる。また、市中製品は、不具合の修正等により頻繁にアップデートされることが想定されるが、市中製品自体には改造を加えず、そのまま利用することが可能となる。
SOAP(Simple Object Access Protocol)/REST(Representational State Transfer)による呼制御インタフェースを備えことが不可欠な用途に適用できる。
11、12、13・・・端末、2・・・ネットワーク、3・・・メディアサーバ、4・・・アプリケーションサービス提供システム、5・・・APL−GW−FE(サーバ)、51・・・呼処理部、52・・・高可用処理部、53・・・SOAP/RESTアダプタ、54・・・メモリ同期部、6・・・APL−GW−FE(サーバ)、61・・・呼処理部、62・・・高可用処理部、63・・・SOAP/RESTアダプタ、64・・・メモリ同期部、7・・・外部APL用ネットワーク、81、82・・・外部APL

Claims (6)

  1. 外部アプリケーションサーバからのSOAP/RESTリクエストを処理する要求受付手段と、前記外部アプリケーションサーバに対してSOAPリクエストを送信する非同期通知手段とからなる呼制御インタフェースと、呼処理を行う呼処理手段とを備え、前記外部アプリケーションサーバ向けのゲートウェイ機能を実現する現用系と待機系の2系統のサーバによって構成するネットワーク通信システムであって、
    前記2系統のサーバ内のメモリに記憶されている情報を同期させるメモリ同期手段と、
    現用系の切り替えを行う際に、前記メモリ同期手段により、現時点で現用系となっている前記サーバと現時点で待機系となっている前記サーバのメモリ内の情報を同期させて現用系の切り替えを行った後に前記呼処理手段により呼処理を実行させる高可用処理手段と
    を備え
    前記呼処理手段は、前記高可用処理手段からの起動要求を受けると、前記要求受付手段に対して、起動要求を送信した後に、前記非同期通知手段に対して起動要求を送信し、
    前記高可用処理手段は、前記要求受付手段と前記非同期通知手段が起動したことを確認した後に、前記呼処理手段に対して、該呼処理手段を備えるサーバが現用系となるための処理を実行し、現用系の切り替えを行う際には、前記呼処理手段に対して、現用系の処理を停止させるための処理を実行することを特徴とするネットワーク通信システム。
  2. 前記高可用処理手段は、
    前記呼処理手段に対して、ヘルスチェックの要求を送信することにより前記呼処理手段にリクエスト送信要求を送信させ、該リクエスト送信要求に対して、前記非同期通知手段が要求受付手段に対して送信したリクエストに応じて、前記要求受付手段が前記非同期通知手段に対して送信したレスポンスの状況を示す情報を前記呼処理手段に受信させて、前記レスポンスの状況を示す情報に基づいてヘルスチェックを行うことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク通信システム。
  3. 前記高可用処理手段が提供する高可用機能に関するインタフェースを前記呼処理手段内で終端させるように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク通信システム。
  4. 外部アプリケーションサーバからのSOAP/RESTリクエストを処理する要求受付手段と、前記外部アプリケーションサーバに対してSOAPリクエストを送信する非同期通知手段とからなる呼制御インタフェースと、呼処理を行う呼処理手段とを備え、前記外部アプリケーションサーバ向けのゲートウェイ機能を実現するため現用系と待機系の2系統のサーバと、前記2系統のサーバ内のメモリに記憶されている情報を同期させるメモリ同期手段とを備えるネットワーク通信システムにおけるネットワーク通信方法であって、
    現用系の切り替えを行う際に、前記メモリ同期手段により、現時点で現用系となっている前記サーバと現時点で待機系となっている前記サーバのメモリ内の情報を同期させて現用系の切り替えを行った後に前記呼処理手段により呼処理を実行させる高可用処理ステップを有し、
    前記呼処理手段は、前記高可用処理ステップからの起動要求を受けると、前記要求受付手段に対して起動要求を送信した後に、前記非同期通知手段に対して起動要求を送信し、
    前記高可用処理ステップは、前記要求受付手段と前記非同期通知手段が起動したことを確認した後に、前記呼処理手段に対して、該呼処理手段を備えるサーバが現用系となるための処理を実行し、現用系の切り替えを行う際には、前記呼処理手段に対して、現用系の処理を停止させるための処理を実行することを特徴とするネットワーク通信方法。
  5. 前記高可用処理ステップでは、
    前記呼処理手段に対して、ヘルスチェックの要求を送信することにより前記呼処理手段にリクエスト送信要求を送信させ、該リクエスト送信要求に対して、前記非同期通知手段が要求受付手段に対して送信したリクエストに応じて、前記要求受付手段が前記非同期通知手段に対して送信したレスポンスの状況を示す情報を前記呼処理手段に受信させて、前記レスポンスの状況を示す情報に基づいてヘルスチェックを行うことを特徴とする請求項4に記載のネットワーク通信方法。
  6. 前記高可用処理ステップが提供する高可用機能に関するインタフェースを前記呼処理手段内で終端させるように構成したことを特徴とする請求項4または5に記載のネットワーク通信方法。
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