JP5839604B2 - Apl−gw−fe - Google Patents

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Description

本発明は、NGN(next generation network:次世代ネットワーク)における、APL−GW−FE(Application gateway functional entity)に関する。
NGNでのアプリケーションサービスを制御する機能として、ITU−T勧告Y.2012で規定されるASF&SSF(Application Support Functions and Service Support Functions)がある(非特許文献1参照)。
ASF&SSFの構成要素であるAS−FE(Application support functional entity)は、各サービスのサービスロジックを収容・実行するものである(特許文献1参照)。また、ASF&SSFの構成要素であるAPL−GW−FEは、NGN外部のアプリケーション(以下、「APL」)向けのゲートウェイであり、外部のAPL向けのAPI/プロトコルである、例えば、ParlayX/SOAPと、NGN向けの呼制御プロトコルであるSIPとのインタワークを行うものである。
また、ASF&SSFの構成要素であるSS−FE(Service switching functional entity)は、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)においてサービスを提供する高度IN(Intelligent Network)のSCP(Service Control Point)にアクセスするための機能要素である。また、ASF&SSFの構成要素であるAPL−SCM−FE(Application Service Coordination Manager Functional Entity)は、AS−FEやAPL−GW−FE、SS−FEの複数のAPL/サービスとのインタラクション(連携)を管理する。
特開2011-40000号公報
ITU-T: Functional requirements and architecture of the NGN, ITU-T Recommendation Y.2012 (Jul. 2006)
従来のNGNにおけるAPL−GW−FEでは、(1)NGNで呼制御を行うS−CSC−FE(Serving Call Session Control Functional Entity)、および、ガイダンス等のメディアリソースを制御するMRC−FE(Media Resource Control Functional Entity)と連携したSIPセッション制御を行う「呼処理機能」と、(2)APLサーバに応じたAPI/プロトコルからなる「IF(Interface:インタフェース)機能」とが一体として構成されている。つまり、呼処理機能とIF機能とを分けることなく、APL−GW−FEの機能として一連のソフトウェアが開発される。
ここで、APL−GW−FEに要求される信頼性、可用性、性能は、連携するAPLサーバによって異なる。例えば、基本的に停止することが許されない高い信頼性、可用性、性能を要求される従来のPSTNと同程度の高い信頼性等が要求される場合もあれば、低くて構わない場合もある。しかしながら、従来のAPL−GW−FEでは、呼処理機能とIF機能の両方が一体となった構成のため、接続するAPLサーバに適合させて柔軟にサーバ構成を変更することができない。例えば、呼処理機能は高い信頼性等を維持しつつ、IF機能は、接続するAPLサーバに応じて、信頼性等を低めに設定し、開発費用や運用費用の削減を実現するような構成にすることはできない。
また、APL−GW−FEの様々なシステム構成や、APL−GW−FEに接続されるミドルウェアに特化してAPL−GW−FEのソフトウェアを開発すると、後に外部条件に合わせてシステム構成の変更が求められた場合やミドルウェアに変更が生じた場合に、大幅に設計をし直す可能性があり、開発箇所を局所化できないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、システム構成変更またはミドルウェアの変更に影響を受けにくいAPL−GW−FEを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、外部のAPL(Application)サーバとネットワークを介して接続され、端末に通信サービスを提供するAPL−GW−FE(Application Gateway Functional Entity)であって、前記APL−GW−FEは、呼処理部と、前記APLサーバとのIF(Interface)部とを分離して備え、前記呼処理部は、前記端末から受信したメッセージの前記APLサーバへの接続IF種別を解析するIF種別解析部と、前記解析した接続IF種別に対応するIF部のサーバを、振分先リストを用いて振り分け、前記メッセージおよび前記解析した接続IF種別を、振り分けたIF部のサーバに送信するIFサーバ振分部と、を備え、前記IF部は、前記呼処理部から送信されたメッセージを、前記解析した接続IF種別用のIF変換部に振り分けるIF変換振分部と、前記メッセージを所定のIFに変換し、前記APLサーバに送信するIF変換部と、を備える。
本発明は、外部のAPL(Application)サーバとネットワークを介して接続され、端末に通信サービスを提供するAPL−GW−FE(Application Gateway Functional Entity)であって、前記APL−GW−FEは、呼処理部と、前記APLサーバとのIF(Interface)部と分離して備え、前記呼処理部は、ミドルウェア依存の格納場所にデータの書き込み、または前記格納場所からデータの読み出しを制御するデータ書込/読込部を備える。
本発明は、外部のAPL(Application)サーバとネットワークを介して接続され、端末に通信サービスを提供するAPL−GW−FE(Application Gateway Functional Entity)であって、前記APL−GW−FEは、呼処理部と、前記APLサーバとのIF(Interface)部と分離して備え、前記呼処理部は、ミドルウェアを介して投入されたコマンドを受け付け、当該コマンドが前記IF部で使用するコマンドの場合、当該コマンドを前記IF部に送信するコマンド制御部を、さらに備える。
本発明によれば、システム構成変更またはミドルウェアの変更に影響を受けにくいAPL−GW−FEを提供することができる。
本実施形態に係るASF&SSFの全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係るAPL−GW−FEの機能ブロック図である。 第1の実施形態における共通的な機能配置を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係るAPL−GW−FEの機能ブロック図である。 第3の実施形態に係るAPL−GW−FEの機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るASF&SSF100の全体構成を示す図である。ASF&SSF100は、NGNにおいて、アプリケーションサービスを制御する機能を有する。図示するASF&SSF100は、APL−GW−FE(Application gateway functional entity)10と、AS−FE(Application Support Functional Entity)20と、APL−SCM−FE(Application Service Coordination Manager Functional Entity)30と、SS−FE(Service Switching Functional Entity)40とを備える。
APL−GW−FE10は、NGNの外部のAPLサーバ2と接続されるとともに、AS−FE20、APL−SCM−FE30およびSS−FE40と接続され、外部のAPL向けのインタフェースと、NGNにおけるSIPによる呼処理を実行する。AS−FE20は、APL−GW−FE10、APL−SCM−FE30およびSS−FE40と接続され、各アプリケーションサービスのサービスロジック(サービスを実現するためのアプリケーションプログラム)を収容し、実行する。APL−SCM−FE30は、APL−GW−FE10、AS−FE20およびSS−FE40と接続され、複数のAPLを実行する際の連携を制御する。SS−FE40は、APL−GW−FE10、AS−FE20およびAPL−SCM−FE30と接続され、従来のPSTN(Public Switched Telephone Networks)との連携を制御する。
<第1の実施形態>
図2は、第1の実施形態に係るAPL−GW−FE10の構成例を示す機能ブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係るAPL−GW−FE10は、従来一体として設けられていた呼処理機能とIF機能とを分離して構成した、呼処理部11とIF部12とを備える。
APL−GW−FE10の呼処理部11は、NGNのネットワークを介して、呼制御を行うS−CSC−FE50や、ガイダンス等のメディアリソースを制御するMRC−FEと連携し、図示しない端末からのSIP(Session Initiation Protocol)メッセージを受信して、そのメッセージに応じた呼処理を実行する。ここで、端末は、例えば、電話回線を介してNGNに接続されるIP(Internet Protocol)電話や、無線回線を介して接続される携帯電話機、若しくは、インターネットを介して接続されるコンピュータ等である。
IF部12は、外部ネットワークを介して、外部のAPLサーバ21、22と接続され、例えば、Parlay X等のAPIにより、APLサーバ21、22に応じたIF機能を実現する。なお、図2に示すAPL−GW−FE10は、複数のサーバにそれぞれIF部12を搭載しているものとする。
以下に、呼処理部11およびIF部12が備える機能の詳細を説明する。
(呼処理部)
本実施形態の呼処理部11は、具体的には、特許文献1(特開2011−40000号公報)に記載された通信サービス提供サーバが備える構成を改良し、新たな機能を追加したものとして実現する。特許文献1に記載された通信サービス提供サーバは、AS−FEにおいて、各APLのサービスに依存しない共通部分を部品(プログラムのモジュール)として予め用意しておくことで、呼接続や、呼切断、ガイダンス再生等の基本的な呼処理を実行させ、効率的な通信サービスを提供する。
図2に示す本実施形態の呼処理部11は、通信プロトコルスタック111と、発UA(User Agent)112と、連携APL部113と、IF種別解析部114と、IFサーバ(クラスタ)振分部115と、連携UA116と、通信部117とを備える。
通信プロトコルスタック111は、ネットワークで用いられるプロトコルのプロトコルスタックとして機能し、例えば、SIP等のプロトコルに基づき、メッセージのエンコードおよびデコードを行う。
発UA112は、端末との間でセッションを確立するためのメッセージの送受信を行い、対向装置ごとの通信プロトコルレベルでの状態管理を行う。
連携APL部113は、端末が送信した外部のAPLサーバ21、22を利用するサービスに関するメッセージを、通信プロトコルスタック111および発UA112を介して取得すると、当該メッセージを通信部117等を介してIF部12に送信する。また、連携APL部113は、IF部12から、通信サービスの制御情報を、通信部117等を介して取得し、当該制御情報を用いて端末への呼処理を行う。
IF種別解析部114は、端末から受信したメッセージについて、外部のAPLサーバ21、22との接続IF種別を分析する。例えば、IF種別解析部114は、図2に示すIF種別リスト114aを備え、S−CSC−FE50を介して端末から受信したメッセージで指定されたサービスを実施するAPLサーバ21、22のIF種別を取得する。図示するIF種別リスト114aは、各サービスと、当該サービスに必要なIF種別とが対応付けて記憶されている。
IFサーバ(クラスタ)振分部115は、IF種別解析部114の解析結果(接続IF種別)を用いて、端末から受信したメッセージの振分先(送信先)のIF部12のサーバ(またはクラスタ)を決定する。例えば、IFサーバ(クラスタ)振分部115は、図2に示すような振分先リスト115aを参照し、解析結果の接続IF種別に対応するIF部12のサーバ(またはクラスタ)を決定する。なお、振分先リスト115aには、各IF種別と、当該IF種別に対応するIF部12のサーバ(またはクラスタ)のIPアドレスとが設定されている。そして、IFサーバ(クラスタ)振分部115は、決定した振分先のIF部12に、端末から受信したメッセージと、IF種別解析部114が解析した接続IF種別とを、連携UA116および通信部117とを介して送信する。
連携UA116は、IF部12と連携するためにIF部12側の状態を管理する。通信部117は、IF部12との間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。
(IF部)
次に、本実施形態に係るAPL−GW−FE10のIF部12について説明する。前述のとおり、図2に示すAPL−GW−FE10は、複数のサーバにIF部12をそれぞれ搭載しているものとする。
本実施形態の各IF部12は、外部のAPLサーバ21、22向けのAPI/プロトコルと、NGN向けの呼制御プロトコルであるSIPとのインタワークを行うものである。図2に示すAPL−GW−FE10のIF部12は、通信部121と、連携UA122と、IF変換振分部123と、IF変換部124と、通信プロトコルスタック125とを備える。
通信部121は、呼処理部11との間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。連携UA122は、呼処理部11と連携するために呼処理部11側の状態を管理する。
IF変換振分部123は、呼処理部11から送信されたメッセージ(端末から送信されたメッセージ)と、IF種別解析部114が解析した接続IF種別とを、通信部121および連携UA122を介して受け付け、当該メッセージを接続IF種別に対応するIF変換部124に振り分け、送出する。
IF変換部124は、外部のAPLサーバ21、22との接続IF(API/プロトコル)と、呼処理部11との通信用のIF(内部IF)とを相互に変換する。なお、IF変換部124は、各APLサーバ21、22とのIF毎に存在する。すなわち、IF変換振分部123から受け付けた内部IFのメッセージを、対応する外部のAPLサーバ21、22用のIF(例えば、Parlay X、SIPなど)のメッセージに変換する。そして、変換したメッセージを、当該メッセージで指定されたサービスを提供するAPLサーバ21に、通信プロトコルスタック125を介して送信する。
通信プロトコルスタック125は、外部ネットワークで用いられるプロトコルのプロトコルスタックとして機能し、例えば、SIPやSOAP/HTTP等のプロトコルに基づき、メッセージのエンコードおよびデコードを行う。
以上説明したように、本実施形態のAPL−GW−FE10では、呼処理部11とIF部12とを分離した構成とし、これにより、本実施形態では、例えば、連携するAPLサーバ21、22の信頼性、可用性、性能等の要件に応じて、APL−GW−FE10のシステム構成(サーバ構成)を柔軟に変更することが可能となる。例えば、低遅延が要求される場合は呼処理部11とIF部12を同一のサーバに搭載する構成を選択し、また、IF部12の処理量が呼処理部11よりも大幅に多い場合は呼処理部11とIF部12を別サーバに搭載する構成を選択し、さらに、IF部12に高性能のハードウェアを使用したり複数台で構成したりすることなどが可能である。
また、本実施形態のAPL−GW−FE10では、端末から送信されたメッセージを外部のAPLサーバ21、22と接続するための接続IF種別を解析するIF種別解析部114と、メッセージの振分先のIF部12を決定するIFサーバ(クラスタ)振分部115とを呼処理部11に配置し、IF種別解析部114の解析結果を用いて対応するIF変換部124へメッセージを振り分けるIF変換振分部123は、IF部12に配置する。
これにより、本実施形態では、APL−GW−FE10がとりうる様々なシステム構成において、共通的なソフトウェア構成とすることができ、APL−GW−FE10におけるサーバ構成変更時のソフトウェア開発箇所の局所化を可能とすることができる。これについて、図3を用いて具体的に説明する。
図3(a)は、本実施形態のAPL−GW−FE10のシステム構成を示すものであって、(a−1)のシステム構成(縮退構成)の場合と、(a−2)のシステム構成(呼処理部11とIF部12の分離構成)の場合とで、APL−GW−FE10のソフトウェア構成を共通化することができる。すなわち、(a−1)は、呼処理部11とIF部12とを1つのサーバに搭載した構成例であって、IF部12には複数のIF変換部124を備える。(a−2)は、呼処理部11のサーバとIF部12のサーバとを分離し、さらにIF部12はIF種別毎に複数のサーバでクラスタ構成されている構成例であって、各IF部12は1つのIF変換部124を備える。本実施形態では、IF種別解析部114およびIFサーバ(クラスタ)振分部115を呼処理部11に配置し、IF変換振分部123をIF部12に配置することで、APL−GW−FE10のシステムがどのような構成であっても、(a−1)、(a−2)に示すように共通したソフトウェア構成とすることができる。
なお、(a−1)のシステム構成の場合、IF部12は1つであるため、本来、IFサーバ(クラスタ)振分部115は不要であるが、共通的なソフトウェア構成とするために、単一の振分先のIF部12のアドレスを設定した振分先リスト115aを設定する。このように、IFサーバ振分部115の振分先リスト115aを変更することにより、システム構成変更時の影響を吸収し、容易にシステム変更に対応することができる。
図3(b)は、システム構成に特化したAPL−GW−FEを示すものである。(b−1)は、呼処理部11とIF部12とを1つのサーバに搭載した構成例であって、この場合、IF部12にIF種別解析部およびIF変換振分部を配置する。(b−2)は、呼処理部11が1つのサーバで、IF部12がIF種別毎に複数のサーバでクラスタ構成されている構成例であって、この場合、呼処理部11にIF種別解析部およびIFサーバ(クラスタ)振分部を配置する。このような、各システム構成に特化したAPL−GW−FEとした場合、APL−GW−FEの機能構成は、各システム構成において共通化していないため、システム構成が(b−1)から(b−2)に変更した場合、または(b−2)から(b−1)に変更した場合に、大幅に設計をし直す必要があり、開発箇所を局所化できず、ソフトウェアの開発箇所が多岐にわたる。
これに対し、本実施形態では、図3(a)に示すようにシステム構成に依存しない共通した機能構成であるため、システム構成の変更によるソフトウェアの開発箇所を局所化することができる。すなわち、IFサーバ振分部115の振分先リスト115aを変更することで、容易にシステム変更に対応することができる。また、本実施形態では、複数のシステム構成向けに、APL−GW−FE10をそれぞれ開発する場合に、共通した機能構成であるため、システム構成ごとの開発負荷を低減し、新規開発箇所の局所化を図ることができる。
<第2の実施形態>
図4は、第2の実施形態に係るAPL−GW−FE10Aの構成例を示す機能ブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係るAPL−GW−FE10Aは、従来一体として設けられていた呼処理機能とIF機能とを分離して構成した、呼処理部11AとIF部12Aとを備える。
呼処理部11Aは、NGNのネットワークを介して、呼制御を行うS−CSC−FEや、ガイダンス等のメディアリソースを制御するMRC−FEと連携し、図示しない端末からのSIPメッセージを受信して、そのメッセージに応じた呼処理を実行する。IF部12Aは、外部ネットワークを介して、外部のAPLサーバ2と接続され、例えば、Parlay X等のAPIにより、APLサーバ2に応じたIF機能を実現する。
本実施形態では、呼処理部11Aに接続するミドルウェアA60は、固定のミドルウェアであって、IF部12Aに接続するミドルウェアB70は、変更可能なミドルウェアであるものとする。呼処理部11Aについては、AS−FE20の構成が適用可能なため既存AS−FE20を活用することを考えるとミドルウェアA60は固定となり、一方、IF部12AのミドルウェアB70についてはサービス要件に合わせて変更可能とすることが考えられる。
本実施形態のIF部12Aは、通信プロトコルスタック121Aと、IF変換部122Aと、通信部123Aとを備える。通信プロトコルスタック121Aは、外部のAPLサーバ2で用いられるプロトコルのプロトコルスタックとして機能し、例えば、SIPやSOAP/HTTP等のプロトコルに基づき、メッセージのエンコードおよびデコードを行う。ここでは、通信プロトコルスタック121Aは、APLサーバ2から送信されたメッセージを、IF変換部122Aに送出する。
IF変換部122Aは、外部のAPLサーバ2との接続IF(API/プロトコル)と、呼処理部11Aとの通信用のIF(内部IF)とを相互に変換する。例えば、SIPと内部IFとを相互変換するIF変換部、Parlay Xと内部IFとを相互変換するIF変換部などを備える。ここでは、IF変換部122Aは、通信プロトコルスタック121Aから受け取ったメッセージを、内部IFに変換する。
通信部123Aは、呼処理部11Aとの間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。ここでは、通信部123Aは、内部IFに変換後のメッセージを呼処理部11Aに送信する。
本実施形態の呼処理部11Aは、通信部111Aと、連携APL部112Aと、データ書込/読込部113Aと、ミドルアダプタ114Aとを備える。
通信部111Aは、IF部12Aとの間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。ここでは、通信部111Aは、IF部12Aから受け付けたメッセージを連携APL部112Aに送出する。
連携APL部112Aは、呼処理部11A内の各種機能を利用可能なアプリケーションであって、IF部12Aに呼処理部11Aの機能を提供する。ここでは、連携APL部112Aは、受け付けたメッセージに対して所定の呼処理を行うことにより、ミドルウェアA60へのデータアクセス指示をデータ書込/読込部113Aに送出する。
データ書込/読込部113Aは、呼処理の中で各種データをミドルウェアA60依存の格納場所に書き込みおよび読み込みを行うための制御を行う。具体的には、データ書込/読込部113Aは、連携APL部112Aから受け付けた指示により、ミドルウェアA60依存の格納場所にデータの書き込み、または前記格納場所からデータの読み込みを行うための制御命令を生成し、ミドルアダプタ114Aを介してミドルウェアA60へ送信する。ミドルアダプタ114Aは、ミドルウェアA60と接続するためのアダプタである。
このように本実施形態では、ミドルウェアA60へのデータ書込みおよび読込みを行うデータ書込/読込部113Aおよびミドルアダプタ114Aを、呼処理部11Aに配置する。呼処理部11Aに接続されるミドルウェアA60は、固定のミドルウェアであるため、呼処理部11Aにデータ書込/読込部113Aおよびミドルアダプタ114Aを備えることで、ミドルウェアの変更に影響を受けない共通的なソフトウェア構成とすることができる。
なお、IF部12Aにデータ書込/読込部113Aおよびミドルアダプタ114Aを配置した場合、IF部12Aに接続されるミドルウェアB70は、変更可能なミドルウェアであるため、ミドルウェアB70が変更になる度に、変更後のミドルウェアB70にあわせて、データ書込/読込部113Aおよびミドルアダプタ114Aの変更が生じることになる。本実施形態では、データ書込/読込部113Aおよびミドルアダプタ114Aを呼処理部11Aに配置し、連携APL部112Aを介してリモートで呼処理部11Aが備えるデータ書込/読込部113AをIF部12A側で活用することで、各システム構成で共通可能な機能配置とすることができ、システム構成変更時の開発局所化を実現することができる。また、ミドルウェアの変更に影響を受けにくいAPL−GW−FEを提供することができる。
<第3の実施形態>
図5は、第3の実施形態に係るAPL−GW−FE10Bの構成例を示す機能ブロック図である。図5に示すように、本実施形態に係るAPL−GW−FE10Bは、従来一体として設けられていた呼処理機能とIF機能とを分離して構成した、呼処理部11BとIF部12Bとを備える。
呼処理部11Bは、NGNのネットワークを介して、呼制御を行うS−CSC−FEや、ガイダンス等のメディアリソースを制御するMRC−FEと連携し、図示しない端末からのSIPメッセージを受信して、そのメッセージに応じた呼処理を実行する。IF部12Bは、外部ネットワークを介して、外部のAPLサーバと接続され、例えば、Parlay X等のAPIにより、APLサーバに応じたIF機能を実現する。
本実施形態では、呼処理部11Bに接続するミドルウェアA60は、固定のミドルウェアであって、IF部12Aに接続するミドルウェアB70は、変更可能なミドルウェアであるものとする。呼処理部11Bについては、AS−FE20の構成が適用可能なため既存AS−FE20を活用することを考えるとミドルウェアA60は固定となり、一方、IF部12BのミドルウェアB70についてはサービス要件に合わせて変更可能とすることが考えられる。
本実施形態の呼処理部11Bは、ミドルアダプタ111Bと、コマンド制御部112Bと、コマンド実行部113Bと、通信部114Bと、を備える。
ミドルアダプタ111Bは、ミドルウェアA60と接続するためのアダプタであって、ミドルウェアA60を介して、他装置から投入される各サービスの保守コマンドを受け付け、コマンド制御部112Bに送出する。
コマンド制御部112Bは、投入されたコマンドを受け付けて、当該コマンドを振り分ける。すなわち、呼処理部11Bで使用するコマンドが投入された場合は、当該コマンドに対応するコマンド実行部113Bに当該コマンドを振り分け、送出する。IF部12Bで使用するコマンドが投入された場合は、シンタックスチェックなどのチェックを一切行わず、ノーチェックで(透過的に)通信部114Bを介してIF部12Bに送信する。なお、IF部12B用のコマンドが新たに追加となる場合に、呼処理部11B側に影響がないように、実際のコマンドは引数に記載する。
各コマンド実行部113Bは、コマンド制御部112Bから受け付けたコマンドを実行する。通信部114Bは、IF部12Bとの間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。ここでは、通信部114Bは、コマンド制御部112Bから受け付けたコマンドをIF部12Bに送信する。
本実施形態のIF部12Bは、通信部121Bと、コマンド制御部122Bと、コマンド実行部123Bと、を備える。
通信部121Bは、呼処理部11Bとの間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。ここでは、通信部121Bは、呼処理部11Bから透過的に送信されたコマンドをコマンド制御部122Bに送出する。
コマンド制御部122Bは、呼処理部11Bから送信された、IF部12Bで使用するコマンドを受け付け、当該コマンドを対応するコマンド実行部123Bに振り分け、送出する。各コマンド実行部123Bは、コマンド制御部122Bから受け付けたコマンドを実行する。なお、各コマンド実行部123Bは、コマンドを実行する際に、コマンドのシンタックスチェックを行う。
このように本実施形態では、ミドルアダプタ111Bおよびコマンド制御部112Bを、呼処理部11Bに配置する。呼処理部11Bに接続されるミドルウェアA60は、固定のミドルウェアであるため、呼処理部11Bにミドルアダプタ111Bおよびコマンド制御部112Bを備えることで、ミドルウェアの変更に影響を受けない共通的なソフトウェア構成とすることができる。
なお、IF部12Bにミドルアダプタ111Bおよびコマンド制御部112Bを配置した場合、IF部12Bに接続されるミドルウェアB70は、変更可能なミドルウェアであるため、ミドルウェアB70が変更になる度に、変更後のミドルウェアB70にあわせて、ミドルアダプタ111Bおよびコマンド制御部112Bの変更が生じることになる。本実施形態では、コマンドを呼処理部11B側から投入してIF部12Bに透過することで、ミドルウェアの変更の影響を受けることなく、各システム構成で共通可能な機能配置とすることができ、システム構成変更時の開発局所化を実現することができる。すなわち、ミドルウェアの変更に影響を受けにくいAPL−GW−FEを提供することができる。
なお、以上説明した第1から第3の実施形態のAPL−GW−FE10は、例えば、CPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置と、入力装置と、出力装置とを備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされたAPL−GW−FE10用のプログラムを実行することにより、APL−GW−FE10の各機能が実現される。また、APL−GW−FE10用のプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD−ROMなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、本発明は、第1から第3の実施形態を組み合わせたものであってもよい。例えば、第1の実施形態に第2の実施形態および/または第3の実施形態を組み合わせたものであってもよく、また、第2の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせたものであってもよい。
100:ASF&SSF
10 :APL−GW−FE
11 :呼処理部
111:通信プロトコルスタック
112:発UA
113:連携APL部
114:IF種別解析部
114a:IF種別リスト
115:IFサーバ(クラスタ)振分部
115a:振分先リスト
116:連携UA
117:通信部
12 :IF部
121:通信部
122:連携UA
123:IF変換振分部
124:IF変換部
125:通信プロトコルスタック
20 :AS−FE
30 :APL−SCM−FE
40 :SS−FE
50 :S−CSC−FE
2、21、22:APLサーバ

Claims (5)

  1. 外部のAPL(Application)サーバとネットワークを介して接続され、端末に通信サービスを提供するAPL−GW−FE(Application Gateway Functional Entity)であって、
    前記APL−GW−FEは、呼処理部と、前記APLサーバとのIF(Interface)部とを分離して備え、
    前記呼処理部は、
    前記端末から受信したメッセージの前記APLサーバへの接続IF種別を解析するIF種別解析部と、
    前記解析した接続IF種別に対応するIF部のサーバを、振分先リストを用いて振り分け、前記メッセージおよび前記解析した接続IF種別を、振り分けたIF部のサーバに送信するIFサーバ振分部と、を備え、
    前記IF部は、
    前記呼処理部から送信されたメッセージを、前記解析した接続IF種別用のIF変換部に振り分けるIF変換振分部と、
    前記メッセージを所定のIFに変換し、前記APLサーバに送信するIF変換部と、を備えること
    を特徴とするAPL−GW−FE。
  2. 請求項1に記載のAPL−GW−FEであって、
    前記呼処理部は、ミドルウェア依存の格納場所にデータの書き込み、または前記格納場所からデータの読み出しを制御するデータ書込/読込部を、さらに備えること
    を特徴とするAPL−GW−FE。
  3. 請求項1または2に記載のAPL−GW−FEであって、
    前記呼処理部は、ミドルウェアを介して投入されたコマンドを受け付け、当該コマンドが前記IF部で使用するコマンドの場合、当該コマンドを前記IF部に送信するコマンド制御部を、さらに備えること
    を特徴とするAPL−GW−FE。
  4. 外部のAPL(Application)サーバとネットワークを介して接続され、端末に通信サービスを提供するAPL−GW−FE(Application Gateway Functional Entity)であって、
    前記APL−GW−FEは、呼処理部と、前記APLサーバとのIF(Interface)部と分離して備え、
    前記呼処理部は、ミドルウェア依存の格納場所にデータの書き込み、または前記格納場所からデータの読み出しを制御するデータ書込/読込部を備えること
    を特徴とするAPL−GW−FE。
  5. 外部のAPL(Application)サーバとネットワークを介して接続され、端末に通信サービスを提供するAPL−GW−FE(Application Gateway Functional Entity)であって、
    前記APL−GW−FEは、呼処理部と、前記APLサーバとのIF(Interface)部と分離して備え、
    前記呼処理部は、ミドルウェアを介して投入されたコマンドを受け付け、当該コマンドが前記IF部で使用するコマンドの場合、当該コマンドを前記IF部に送信するコマンド制御部を、さらに備えること
    を特徴とするAPL−GW−FE。
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