JP5078661B2 - 呼制御システム、通信制御装置及び呼制御方法 - Google Patents

呼制御システム、通信制御装置及び呼制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の通信制御装置に分散配置された加入者情報を用いて呼制御を行う呼制御システム、通信制御装置及び呼制御方法に関するものである。
従来の第三世代回線交換ネットワーク(3G−CSネットワーク)では、加入者データベースに相当するHLR(Home Location Register)が移動通信端末の位置情報を含む加入者情報を記憶し、呼制御を行う交換機がHLRに記憶されている加入者情報のコピーを自機内のVLR(Visitor Location Register)に記憶する。交換機は、VLR内の加入者情報に基づいて移動通信端末同士を通信接続するための呼制御を実行する。
交換機が障害発生やメンテナンス作業などにより再起動した場合、VLRに記憶された加入者情報が消失する場合がある。VLR内の加入者情報が消失している状態でその交換機が管理するネットワークに在圏する移動通信端末に対して着信要求(呼確立要求)信号が発信されると、交換機はまずHLRから加入者情報を取得し、取得した加入者情報に基づいて着信処理(呼出処理)を実行する。これにより、VLR上の加入者情報を復旧しつつ着信処理を救済することが可能になる。
一方、最近では、移動体通信網のコアネットワーク技術としてIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークが整備されようとしている。IMSネットワークは、SIP(Session Initiated Protocol)という通信プロトコルを用い、データ通信だけでなく音声や動画のリアルタイム通信を実現するマルチメディアサービスを提供できるネットワークである。下記特許文献1には、IMSネットワークを備える移動通信システムが記載されている。
IMSネットワークでは、3G−CSネットワークの交換機の機能をCSCF(Call/Session Control Function)、AS(Application Server)及びゲートウェイノード(CS-GW)という複数の通信制御装置で分散処理する。加入者情報はHLRと同様の機能を有するHSS(Home Subscriber Server)に記憶される。CSCFは呼又はセッションを設定したり所定のサービスを起動したりする。ASは留守番電話サービスなどの各種サービスの実行の可否を判定する。ゲートウェイノードは、コアネットワークであるIMSネットワークと、移動通信端末が在圏するアクセスネットワーク(例えば第三世代無線ネットワーク)とを接続する。これらCSCF、AS及びゲートウェイノードはそれぞれVLRを備え、HSSに記憶されている加入者情報のコピーを分散して記憶する。
特開2007−60181号公報
IMSネットワークにおいても、3G−CSネットワークと同様に、CSCF、AS又はゲートウェイノードが再起動し、再起動した装置内のVLRから加入者情報が消失することが起こり得る。このとき、再起動した装置が、加入者情報を復旧させるために、従来の3G−CSネットワークの手法と同様にHSSから加入者情報の一部を取得すると、他の通信制御装置との間で加入者情報の不整合が発生し、着信処理時に想定できない異常が発生することが考えられる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の通信制御装置に分散配置された加入者情報を、その整合性を取りつつ復旧することが可能な呼制御システム、通信制御装置及び呼制御方法を提供することを目的とする。
本発明の呼制御システムは、通信端末のユーザに関する加入者情報を分割して記憶する複数の通信制御装置を備え、各通信制御装置に記憶された被分割加入者情報に基づいて、発信端末と着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する呼制御システムであって、複数の通信制御装置のそれぞれにおいて、被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が他の通信制御装置に記憶されている被分割加入者情報と同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、複数の通信制御装置のうち一の通信制御装置が再起動した場合に、記憶手段により複数の通信制御装置のそれぞれに記憶されたフラグ情報を非同期状態であることを示す情報に更新する第1更新手段と、発信端末から着信要求信号を受け付けた場合に、該着信要求信号に含まれる着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期しているか否かを、該被分割加入者情報と関連付けられているフラグ情報に基づいて判定する判定手段と、判定手段により着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期していないと判定された場合に、該着信端末情報で示される着信端末の加入者情報を再取得する再取得手段と、複数の通信制御装置のそれぞれにおいて、再取得手段により取得された加入者情報に基づいて着信端末に対応する被分割加入者情報を更新すると共に、該被分割加入者情報に対応するフラグ情報を同期状態であることを示す情報に更新する第2更新手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の呼制御方法は、通信端末のユーザに関する加入者情報を分割して記憶する複数の通信制御装置を備え、各通信制御装置に記憶された被分割加入者情報に基づいて、発信端末と着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する呼制御システム、における呼制御方法であって、複数の通信制御装置のそれぞれにおいて、被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が他の通信制御装置に記憶されている被分割加入者情報と同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する記憶ステップと、複数の通信制御装置のうち一の通信制御装置が再起動した場合に、記憶ステップにおいて複数の通信制御装置のそれぞれに記憶されたフラグ情報を非同期状態であることを示す情報に更新する第1更新ステップと、発信端末から着信要求信号を受け付けた場合に、該着信要求信号に含まれる着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期しているか否かを、該被分割加入者情報と関連付けられているフラグ情報に基づいて判定する判定ステップと、判定ステップにおいて着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期していないと判定された場合に、該着信端末情報で示される着信端末の加入者情報を再取得する再取得ステップと、複数の通信制御装置のそれぞれにおいて、再取得ステップにおいて取得された加入者情報に基づいて着信端末に対応する被分割加入者情報を更新すると共に、該被分割加入者情報に対応するフラグ情報を同期状態であることを示す情報に更新する第2更新ステップと、を含むことを特徴とする。
このような呼制御システム及び呼制御方法によれば、複数の通信制御装置のそれぞれにおいて、被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が同期状態であるか否かを示すフラグ情報とが関連付けられて記憶される。そして、一の通信制御装置が再起動すると、複数の制御装置のそれぞれに記憶されているフラグ情報が非同期状態を示す情報に更新される。その後、発信端末から着信要求信号を受け付けると、着信端末に対応する被分割加入者情報が通信制御装置間で同期しているか否かが判定され、その情報が同期していない場合には、各通信制御装置において、新たに取得された着信端末の加入者情報に基づいて被分割加入者情報が更新されるとともにフラグ情報が同期状態を示す情報に更新される。このように、着信要求信号を受信した際に被分割加入者情報の整合性を検査し、整合性が取れていなければ最新の加入者情報ですべての被分割加入者情報を更新し、更に整合性を保証することで、分散配置された加入者情報を、その整合性を取りつつ復旧することが可能になる。
本発明の呼制御システムでは、第2更新手段により更新された各被分割加入者情報に基づいて、発信端末と着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する呼制御手段を更に備えることが好ましい。
この場合、被分割加入者情報の同期が取れて初めて呼制御が実行されるので、加入者情報を復旧するだけでなく、更に着信要求を救済すること(呼損を回避すること)が可能になる。
本発明の呼制御システムでは、再取得手段が、着信端末及び該着信端末が在圏するアクセスネットワークにアクセスすることなく、複数の通信制御装置を備えるコアネットワーク内に記憶されている加入者情報を再取得することが好ましい。
この場合、加入者情報の再取得が複数の通信制御装置を備えるコアネットワーク内の通信のみで実行されるので、より短時間で加入者情報を復旧することが可能になる。
本発明の通信制御装置は、通信端末のユーザに関する加入者情報を他の通信制御装置と分割して記憶し、被分割加入者情報に基づいて、発信端末と着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する通信制御装置であって、被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が他の通信制御装置に記憶されている被分割加入者情報と同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、通信制御装置又は他の通信制御装置が再起動した場合に、記憶手段に記憶されているフラグ情報を非同期状態であることを示す情報に更新する第1更新手段と、発信端末からの着信要求信号を受信する受信手段と、受信手段により受信された該着信要求信号に含まれる着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期しているか否かを、該被分割加入者情報と関連付けられているフラグ情報に基づいて判定する判定手段と、判定手段により着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期していないと判定された場合に、該着信端末情報で示される着信端末の加入者情報を再取得する再取得手段と、再取得手段により取得された加入者情報に基づいて着信端末に対応する被分割加入者情報を更新すると共に、該被分割加入者情報に対応するフラグ情報を同期状態であることを示す情報に更新する第2更新手段と、を備えることを特徴とする。
このような通信制御装置によれば、被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が同期状態であるか否かを示すフラグ情報とが関連付けられて記憶される。そして、通信制御装置又は他の通信制御装置が再起動すると、フラグ情報が非同期状態を示す情報に更新される。その後、発信端末からの着信要求信号が受信されると、着信端末に対応する被分割加入者情報が通信制御装置間で同期しているか否かが判定され、その情報が同期していない場合には、新たに取得された着信端末の加入者情報に基づいて被分割加入者情報が更新されるとともにフラグ情報が同期状態を示す情報に更新される。このように、着信要求信号を受信した際に被分割加入者情報の整合性を検査し、整合性が取れていなければ最新の加入者情報ですべての被分割加入者情報を更新し、更に整合性を保証することで、分散配置された加入者情報を、その整合性を取りつつ復旧することが可能になる。
また、本発明の通信制御装置は、通信端末のユーザに関する加入者情報を他の通信制御装置と分割して記憶し、被分割加入者情報に基づいて、発信端末と着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する通信制御装置であって、被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が他の通信制御装置に記憶されている被分割加入者情報と同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、通信制御装置又は他の通信制御装置が再起動した場合に、記憶手段に記憶されているフラグ情報を非同期状態であることを示す情報に更新する第1更新手段と、発信端末から着信要求信号を受け付けた他の通信制御装置により該着信要求信号に含まれる着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期していないと判定された場合に、該着信端末情報で示される着信端末の加入者情報を再取得する再取得手段と、再取得手段により取得された加入者情報に基づいて着信端末に対応する被分割加入者情報を更新すると共に、該被分割加入者情報に対応するフラグ情報を同期状態であることを示す情報に更新する第2更新手段と、を備えることを特徴とする。
このような通信制御装置によれば、被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が同期状態であるか否かを示すフラグ情報とが関連付けられて記憶される。そして、通信制御装置又は他の通信制御装置が再起動すると、フラグ情報が非同期状態を示す情報に更新される。その後、他の通信制御装置が発信端末から着信要求信号を受け付けると、着信端末に対応する被分割加入者情報が通信制御装置間で同期しているか否かが判定され、その情報が同期していない場合には、新たに取得された着信端末の加入者情報に基づいて被分割加入者情報が更新されるとともにフラグ情報が同期状態を示す情報に更新される。このように、着信要求信号を受信した際に被分割加入者情報の整合性を検査し、整合性が取れていなければ最新の加入者情報ですべての被分割加入者情報を更新し、更に整合性を保証することで、分散配置された加入者情報を、その整合性を取りつつ復旧することが可能になる。
このような呼制御システム、通信制御装置及び呼制御方法によれば、着信要求信号を受け付けた際にフラグ情報に基づいて加入者情報の同期状態を判定し、同期が取れていなければ最新の加入者情報ですべての被分割加入者情報を更新するので、分散配置された加入者情報を、その整合性を取りつつ復旧することが可能になる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1及び2を用いて、実施形態に係る呼制御システム1の全体構成を説明する。図1は呼制御システム1の全体構成を示す図である。図2はプロファイル(加入者情報)の分散配置を示す図である。
呼制御システム1は、発信端末(携帯電話機)MSと、発信端末MSが在圏する発側ネットワーク(アクセスネットワーク)NSと、着信端末(携帯電話機)MRと、着信端末MRが在圏する着側ネットワーク(アクセスネットワーク)NRと、発側ネットワークNSと着側ネットワークNRとを接続するコアネットワークNCとを備えている。発側ネットワークNS及び着側ネットワークNRは、共に第三世代無線ネットワークである。もっとも、アクセスネットワークの構成は限定されるものではない。
コアネットワークNCは、発側ゲートウェイ10、加入者データベース(HSS)20、発側CSCF30、着側CSCF40、AS50及び着側ゲートウェイ60を備えている。
発側ゲートウェイ10は、発側ネットワークNSと接続する通信制御装置である。発側ゲートウェイ10は発信端末MSから着信要求信号を受信して発側CSCF30に送信する。着信要求信号は、着信先の着信端末MRの識別情報であるユーザ識別子を含んでいる。
加入者データベース20は、着信端末MRのユーザに関するプロファイル(加入者情報)を記憶するデータベースサーバである。プロファイルはユーザ識別子により識別され、リミットプラス情報、暗証番号、ローミングアウト識別情報、認証情報、位置情報、ASアドレス情報、CSCFアドレス情報及びゲートウェイアドレス情報を含む情報である。プロファイルは、携帯電話機がCSCFに接続した際に、その時点の携帯電話機の位置情報に基づいて随時更新される。
プロファイルに含まれる情報について説明する。リミットプラス情報は、通話料上限額を設定している加入者の超過状態を示す情報である。暗証番号は、ユーザ操作に基づいて付加サービスの契約状態が変更される際にユーザが入力した暗証番号と照合するために記憶される情報である。ローミングアウト識別情報は、ユーザが海外のネットワークからアクセスしているか否かを示す情報である。認証情報は、携帯電話機がアクセスネットワークに接続する際のユーザ認証に必要な情報である。位置情報は、携帯電話機(ユーザ)の現在位置を示す情報である。ASアドレス情報、CSCFアドレス情報及びゲートウェイアドレス情報は、携帯電話機が現在利用しているAS、CSCF及びゲートウェイのアドレスをそれぞれ示す情報である。
発側CSCF30は発信端末MSと着信端末MRとを通信接続するために呼制御を実行する通信制御装置である。発側CSCF30は受信した着信要求信号から着信端末MRのユーザ識別子を抽出し、抽出したユーザ識別子を含むプロファイルを加入者データベース20から取得する。続いて、発側CSCF30は取得したプロファイルに含まれるCSCFアドレス情報に基づいて、着信要求信号を着側CSCF40に出力する。
着側CSCF40は、発信端末MSと着信端末MRとを通信接続するために呼制御を実行する通信制御装置である。着側CSCF40は、加入者データベース20に記憶されているプロファイルのうち、ユーザ識別子、ローミングアウト識別情報、位置情報、ASアドレス情報及びゲートウェイ情報を記憶している。
発側CSCF30から着信要求信号が受信されると、着側CSCF40はその着信要求信号から着信端末MRのユーザ識別子を抽出し、抽出したユーザ識別子と対応するASアドレス情報を読み出す。続いて、着側CSCF40は読み出したASアドレス情報で示されるAS50に対して、着信端末MRの通話サービスの実行の可否を問い合わせるための判定要求信号を送信する。続いて、着側CSCF40はその判定要求信号に応じてAS50から送信されてきたサービス判定結果を取得し、発信端末MSと着信端末MRとの間に呼を確立できるか否かをその結果に基づいて判定する。そして、呼を確立できると判定した場合には、着側CSCF40は着信端末MRのユーザ識別子に対応するゲートウェイアドレス情報で示される着側ゲートウェイ60に着信要求信号を転送する。
AS50は、ネットワークを介して実行可能な各種サービスを提供する通信制御装置である。AS50は、加入者データベースに記憶されているプロファイルのうち、ユーザ識別子、リミットプラス情報、暗証番号、CSCFアドレス情報及びゲートウェイアドレス情報を記憶している。
AS50は、着側CSCF40から受信した判定要求信号に基づいて着信端末MRのプロファイルを抽出し、着信端末MRがどのようなサービスを実行可能かを示すサービス判定結果を抽出された情報に基づいて生成する。そして、AS50はサービス判定結果を着側CSCF40に送信する。
着側ゲートウェイ60は、着側ネットワークNRと接続する通信制御装置である。着側ゲートウェイ60は、加入者データベースに記憶されているプロファイルのうち、ユーザ識別子、認証情報、位置情報、ASアドレス情報及びCSCFアドレス情報を記憶している。着側ゲートウェイ60は着側CSCF40から着信要求信号を受信し、その着信要求信号を着側ネットワークNRを介して着信端末MRに送信する。これにより、着信端末MRに対する着信処理(呼出処理)が完了する。
上述したように、着側CSCF40、AS50及び着側ゲートウェイ60は、加入者データベースに記憶されているプロファイルを分割して記憶している。言い換えれば、各通信制御装置は被分割プロファイル(被分割加入者情報)を記憶する。各通信制御装置が記憶する情報を図2にまとめる。図2に示す表において、丸印はその情報が該当する装置に記憶されていることを示している。
続いて、図3〜5を用いて、図1に示す着側CSCF40の機能構成を説明する。図3は着側CSCF40の機能構成を示す図である。図4は着側CSCF40のハードウェア構成を示す図である。図5は、被分割プロファイルの更新例を示す図である。
着側CSCF40は、機能的構成要素としてVLR(記憶手段)41、再起動検知部42、通知受信部43、第1更新部(第1更新手段)44、着信要求受信部(受信手段)45、判定部(判定手段)46、位置取得部47、第2更新部(再取得手段、第2更新手段)48及び呼制御部(呼制御手段)49を備えている。
着側CSCF40は、図4に示すように、CPU401と、ROMやRAMで構成される主記憶部402と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部403と、AS50や着側ゲートウェイ60などの他の通信機器との間で信号の送受信を行うための通信インタフェース404と、操作キーなどで構成される入力部405と、モニタなどで構成される出力部406とを備えている。図3に示す着側CSCF40の各機能は、CPU401又は主記憶部402上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませ、CPU401の制御の下で通信インタフェース404、入力部405及び出力部406を動作させるとともに、主記憶部402又は補助記憶部403に対してデータの読み出し又は書き込みを行うことで実現される。
VLR41は、被分割プロファイルと、この被分割プロファイルが他の通信制御装置に記憶されている被分割プロファイルと同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する手段である。フラグ情報には、「Confirmed」又は「Not Confirmed」のいずれかが設定される。値「Confirmed」は、被分割プロファイルが他の通信制御装置(AS50及び着側ゲートウェイ60)と同期している(同期状態である)ことを示す。一方、値「Not Confirmed」は被分割プロファイルが他の通信制御装置(AS50及び着側ゲートウェイ60)と同期していない(同期が保証されない非同期状態である)ことを示す。
再起動検知部42は着側CSCF40が再起動したことを通知する手段である。再起動検知部42は、再起動を検知すると、再起動したことを示す再起動通知を生成して第1更新部44に出力するとともに、AS50及び着側ゲートウェイ60にその再起動通知を送信する。AS50及び着側ゲートウェイ60に送信する再起動通知には、着側CSCF40を識別するアドレス情報が含まれる。
通知受信部43は、他の通信制御装置が再起動したことを示す再起動通知を該他の通信制御装置から受信する手段である。通知受信部43は、AS50又は着側ゲートウェイ60から受信した再起動通知を第1更新部44に出力する。
第1更新部44は、複数の通信制御装置のうち一の通信制御装置が再起動した場合に、VLR41に記憶されているフラグ情報を、非同期状態であることを示す情報に更新する手段である。
再起動検知部42から再起動通知が入力された場合、すなわち着側CSCF40が再起動した場合、第1更新部44はVLR41に記憶されているフラグ情報をすべて「Not Confirmed」に更新する。例えば、VLR41が被分割プロファイルA,B,Cを記憶している場合、VLR41はこれら三つのプロファイルのそれぞれに関連付けられているフラグ情報をすべて「Not Confirmed」に更新する。再起動の方法によっては再起動後にVLR41からプロファイルが消失する場合があるが、その場合は、第1更新部44は結果的に何も処理を行わないことになる。
通知受信部43から再起動通知が入力された場合、すなわちAS50又は着側ゲートウェイ60が再起動した場合、第1更新部44は入力された再起動通知からAS50又は着側ゲートウェイ60のアドレス情報を抽出する。続いて、第1更新部44は抽出されたASアドレス情報又はゲートウェイアドレス情報を含む被分割プロファイルに関連付けられているフラグ情報を「Not Confirmed」に更新する。例えば、VLR41に記憶されている被分割プロファイルが図5に示すようなものであり、再起動通知にAS50のアドレス情報「AS1」が含まれていた場合、通知受信部43は、ユーザ識別子が「ユーザA」及び「ユーザB」である被分割プロファイルのフラグ情報を「Not Confirmed」に更新する(図5参照)。
着信要求受信部45は、発側CSCF30から送信された着信要求信号を受信する手段である。着信要求受信部45は、受信した信号を判定部に出力する。
判定部46は、発信端末MSからの着信要求信号を受け付けた場合に、その着信要求信号に含まれるユーザ識別子(着信端末情報)に対応する被分割プロファイルが同期しているか否かを、その被分割プロファイルと関連付けられているフラグ情報に基づいて判定する手段である。判定部46は、着信要求受信部45から着信要求信号が入力されると、その着信要求信号に基づく呼制御処理の前に、被分割プロファイルが同期しているか否かを判定する。
着信要求信号が入力されると、判定部46はその着信要求信号から着信端末MRのユーザ識別子を抽出し、そのユーザ識別子を含む被分割プロファイルがVLR41に存在するか否かを判定する。このとき、そのような被分割プロファイルが存在しなければ、判定部46は加入者データベース20にアクセスし、抽出されたユーザ識別情報を含むプロファイルを仮プロファイルとして取得する。続いて、判定部46はその仮プロファイルを位置取得部47に出力する。続いて、判定部46は、呼制御が実行不可であることを示す待ち信号を生成し、入力された着信要求信号と生成した待ち信号とを呼制御部49に出力する。
これに対して、抽出したユーザ識別子を含む被分割プロファイルが存在する場合には、判定部46はその被分割プロファイルに関連付けられているフラグ情報を検査する。このときフラグ情報が「Not Confirmed」であれば、判定部46はその被分割プロファイルを位置取得部47に出力し、被分割プロファイルが存在しなかった場合と同様に、着信要求信号及び待ち信号を呼制御部49に出力する。一方、フラグ情報が「Confirmed」であれば、判定部46は呼制御が実行可能であることを示す実行可能信号を生成し、入力された着信要求信号と実行可能信号とを呼制御部49に出力する。
位置取得部47は、判定部46により着信端末MRのユーザ識別子に対応する被分割プロファイルが同期していないと判定された場合に、その着信端末MRの位置情報を取得する手段である。
位置取得部47は、判定部46から被分割プロファイル又は仮プロファイルが入力されると、入力された情報からゲートウェイアドレス情報を抽出することで、そのアドレス情報で示される着側ゲートウェイ60を特定する。続いて、位置取得部47は、着信端末MRの位置情報を取得するために、入力された情報を含む位置取得要求信号を生成して着側ゲートウェイ60に出力する。その後、位置取得部47はその要求信号に応じて着側ゲートウェイ60から送信されてきた位置信号を受信しAS50に転送する。位置信号の詳細は後述するが、この位置信号には着信端末MRの現在位置を示す位置情報が含まれている。
第2更新部48は、判定部46により着信端末MRのユーザ識別子に対応する被分割プロファイルが同期していないと判定された場合に、その着信端末のプロファイルを再取得する手段である。また、第2更新部48は、再取得したプロファイルに基づいて、着信端末MRに対応する被分割プロファイルを更新すると共に、その被分割プロファイルに対応するフラグ情報を同期状態であることを示す情報に更新する手段である。
第2更新部48は、AS50から送信された着信端末MRのプロファイルを受信(再取得)し、VLR41に記憶するための被分割プロファイルを抽出する。続いて、第2更新部48は抽出した被分割プロファイルとフラグ情報「Confirmed」を関連付けてVLR41に記憶する。これにより、着側CSCF40において着信端末MRの被分割プロファイルが最新の情報に更新される。続いて、第2更新部48は被分割プロファイルを呼制御部49に出力すると共に、着信端末MRのプロファイルを着側ゲートウェイ60に転送する。
呼制御部49は、第2更新部48により更新された被分割プロファイルに基づいて、発信端末MSと着信端末MRとを通信接続するための呼制御を実行する手段である。
判定部46から着信要求信号及び実行可能信号が入力された場合、呼制御部49は上述したように着信処理を実行する。すなわち、呼制御部49は、呼を確立できるか否かを判定し、呼を確立できると判定すれば着側ゲートウェイ60に着信要求信号を転送する。一方、判定部46から着信要求信号及び待ち信号が入力された場合、呼制御部49は第2更新部48から被分割プロファイルが入力されるのを待つ。そして、第2更新部48から被分割プロファイルが入力されると、その被分割プロファイルに基づいて着信処理(呼制御処理)を実行する。このように、呼制御部49は被分割プロファイルの同期が保証された後に着信処理を実行する。
続いて、図6を用いて、図1に示すAS50の機能構成を説明する。図6はAS50の機能構成を示す図である。
AS50は、機能的構成要素としてVLR(記憶手段)51、再起動検知部52、通知受信部53、第1更新部(第1更新手段)54、位置取得部55、第2更新部(再取得手段、第2更新手段)56及びサービス制御部57を備えている。
AS50のハードウェイ構成は図4に示す着側CSCF40と同様であり、AS50の各機能がハードウェア上でどのように実現されるかも、着側CSCF40について説明したことと同様である。
VLR51は、被分割プロファイルと、この被分割プロファイルが他の通信制御装置(着側CSCF40及び着側ゲートウェイ60)に記憶されている被分割プロファイルと同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する手段である。フラグ情報に設定される値の種類は着側CSCF40の場合と同様である。
再起動検知部52は、AS50が再起動したことを通知する手段である。再起動検知部52は、再起動を検知すると、再起動したことを示す再起動通知を生成して第1更新部54に出力するとともに、着側CSCF40及び着側ゲートウェイ60にその再起動通知を送信する。着側CSCF40及び着側ゲートウェイ60に送信する再起動通知には、AS50を識別するアドレス情報が含まれる。
通知受信部53は、他の通信制御装置が再起動したことを示す再起動通知を該他の通信制御装置から受信する手段である。通知受信部53は、着側CSCF40又は着側ゲートウェイ60から受信した再起動通知を第1更新部54に出力する。
第1更新部54は、複数の通信制御装置のうち一の通信制御装置が再起動した場合に、VLR51に記憶されているフラグ情報を、非同期状態であることを示す情報に更新する手段である。
再起動検知部52から再起動通知が入力された場合、すなわちAS50が再起動した場合、第1更新部54はVLR51に記憶されているフラグ情報をすべて「Not Confirmed」に更新する。再起動の方法によっては再起動後にVLR51からプロファイルが消失する場合があるが、その場合は、第1更新部54は結果的に何も処理を行わないことになる。
通知受信部53から再起動通知が入力された場合、すなわち着側CSCF40又は着側ゲートウェイ60が再起動した場合、第1更新部54は入力された再起動通知から着側CSCF40又は着側ゲートウェイ60のアドレス情報を抽出する。続いて、第1更新部54は抽出されたCSCFアドレス情報又はゲートウェイアドレス情報を含む被分割プロファイルに関連付けられているフラグ情報を「Not Confirmed」に更新する。
位置取得部55は、着側CSCF40の判定部46により着信端末MRのユーザ識別子に対応する被分割プロファイルが同期していないと判定された場合に、その着信端末MRの位置情報を取得する手段である。
位置取得部55は、着側CSCF40から位置信号を受信すると、その位置信号を加入者データベース20に転送することで、加入者データベース20にプロファイルの更新を要求する。
第2更新部56は、着側CSCF40の判定部46により着信端末MRのユーザ識別子に対応する被分割プロファイルが同期していないと判定された場合に、その着信端末MRのプロファイルを再取得する手段である。また、第2更新部56は、再取得したプロファイルに基づいて、着信端末MRに対応する被分割プロファイルを更新すると共に、その被分割プロファイルに対応するフラグ情報を、同期状態であることを示す情報に更新する手段である。
第2更新部56は、位置取得部55が送信した位置信号に応じて加入者データベース20から送信された更新後のプロファイルを受信(再取得)する。言い換えれば、第2更新部56は着信端末MRの現在位置を示す位置情報を含むプロファイルを受信する。続いて、第2更新部56は受信したプロファイルからVLR51に記憶するための被分割プロファイルを抽出する。続いて、第2更新部56は抽出した被分割プロファイルとフラグ情報「Confirmed」を関連付けてVLR51に記憶する。これにより、AS50において着信端末MRの被分割プロファイルが最新の情報に更新される。続いて、第2更新部56は受信したプロファイルを着側CSCF40に転送する。
サービス制御部57は、第2更新部56により更新された被分割プロファイルに基づいて、発信端末MSと着信端末MRとを通信接続するための呼制御を実行する手段である。具体的には、サービス制御部57は、上述したように着側CSCF40から判定要求信号を受信すると、VLR51記憶されている被分割プロファイルに基づいてサービス判定結果を生成し着側CSCF40に送信する。この処理は呼制御の一部である。
続いて、図7を用いて、図1に示す着側ゲートウェイ60の機能構成を説明する。図7は着側ゲートウェイ60の機能構成を示す図である。
着側ゲートウェイ60は、機能的構成要素としてVLR(記憶手段)61、再起動検知部62、通知受信部63、第1更新部(第1更新手段)64、位置取得部65、第2更新部(再取得手段、第2更新手段)66及び無線制御部67を備えている。
着側ゲートウェイ60のハードウェイ構成は図4に示す着側CSCF40と同様であり、着側ゲートウェイ60の各機能がハードウェア上でどのように実現されるかも、着側CSCF40について説明したことと同様である。
VLR61は、被分割プロファイルと、この被分割プロファイルが他の通信制御装置(着側CSCF40及びAS50)に記憶されている被分割プロファイルと同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する手段である。フラグ情報に設定される値の種類は着側CSCF40の場合と同様である。
再起動検知部62は、着側ゲートウェイ60が再起動したことを通知する手段である。再起動検知部62は、再起動を検知すると、再起動したことを示す再起動通知を生成して第1更新部64に出力するとともに、着側CSCF40及びAS50にその再起動通知を送信する。着側CSCF40及びAS50に送信する再起動通知には、着側ゲートウェイ60を識別するアドレス情報が含まれる。
通知受信部63は、他の通信制御装置が再起動したことを示す再起動通知を該他の通信制御装置から受信する手段である。通知受信部63は、着側CSCF40又はAS50から受信した再起動通知を第1更新部64に出力する。
第1更新部64は、複数の通信制御装置のうち一の通信制御装置が再起動した場合に、VLR61に記憶されているフラグ情報を、非同期状態であることを示す情報に更新する手段である。
再起動検知部62から再起動通知が入力された場合、すなわち着側ゲートウェイ60が再起動した場合、第1更新部64はVLR61に記憶されているフラグ情報をすべて「Not Confirmed」に更新する。再起動の方法によっては再起動後にVLR61からプロファイルが消失する場合があるが、その場合は、第1更新部64は結果的に何も処理を行わないことになる。
通知受信部63から再起動通知が入力された場合、すなわち着側CSCF40又はAS50が再起動した場合、第1更新部64は入力された再起動通知から着側CSCF40又はAS50のアドレス情報を抽出する。続いて、第1更新部64は抽出されたCSCFアドレス情報又はASアドレス情報を含む被分割プロファイルに関連付けられているフラグ情報を「Not Confirmed」に更新する。
位置取得部65は、着側CSCF40の判定部46により着信端末MRのユーザ識別子に対応する被分割プロファイルが同期していないと判定された場合に、その着信端末MRの位置情報を取得する手段である。
位置取得部65は、着側CSCF40から位置取得要求信号を受信すると、着側ネットワークNR内の基地局(図示せず)から着信端末MRの現在位置を示す位置情報を取得する。続いて、位置取得部65は取得した位置情報を含む位置信号を生成して着側CSCF40に送信する。
第2更新部66は、着側CSCF40の判定部46により着信端末MRのユーザ識別子に対応する被分割プロファイルが同期していないと判定された場合に、その着信端末MRのプロファイルを再取得する手段である。また、第2更新部66は、再取得したプロファイルに基づいて、着信端末MRに対応する被分割プロファイルを更新すると共に、その被分割プロファイルに対応するフラグ情報を、同期状態であることを示す情報に更新する手段である。
第2更新部66は、位置取得部65が送信した位置信号に応じて着側CSCF40から送信された更新後のプロファイルを受信(再取得)し、VLR61に記憶するための被分割プロファイルを抽出する。続いて、第2更新部66は抽出した被分割プロファイルとフラグ情報「Confirmed」を関連付けてVLR61に記憶する。これにより、着側ゲートウェイ60において着信端末MRの被分割プロファイルが最新の情報に更新される。
無線制御部67は、第2更新部66により更新された被分割プロファイルに基づいて、発信端末MSと着信端末MRとを通信接続するための呼制御を実行する手段である。具体的には、無線制御部67は、上述したように着側CSCF40から着信要求信号を受信し、その着信要求信号とVLR61に記憶されている被分割プロファイルとに基づいて、着側ネットワークNRを介して着信端末MRを呼び出す。この処理は呼制御の一部である。
次に、図8〜10を用いて、図1に示す呼制御システム1の処理を説明するとともに本実施形態に係る呼制御方法について説明する。図8は一の通信制御装置が再起動した際の処理を示すフローチャートである。図9はフラグ情報に基づく着信処理を示すフローチャートである。図10は被分割プロファイルの同期処理を示すシーケンス図である。
まず、図8を用いて再起動時の処理を説明する。図8に示す処理は、着側CSCF40、AS50及び着側ゲートウェイ60のそれぞれで行われる。ここでは、前提として、各通信処理装置が被分割プロファイルとフラグ情報「Confirmed」とを関連付けて記憶しているものとする(記憶ステップ)。
フラグ情報を「Not Confirmed」に更新する処理は、他の通信制御装置から再起動通知を受信するか自装置が再起動した場合に実行される。再起動通知を受信した場合には(ステップS11;YES)、その通知から再起動した通信制御装置のアドレス情報が抽出され、そのアドレス情報を含む被分割プロファイルに関連付けられているフラグ情報が「Not Confirmed」に更新される(ステップS14、第1更新ステップ)。自装置が再起動した場合には(ステップS12;YES)、自装置のアドレス情報を含む再起動通知が他の通信制御装置に送信されると共に(ステップS13)、フラグ情報が「Not Confirmed」に更新される(ステップS14)。
次に、図9を用いて着信処理を説明する。着側CSCF40の着信要求受信部45により着信要求信号が受信されると(ステップS21)、判定部46において着信端末MRの被分割プロファイルが存在するか否かが判定される(ステップS22)。ここで、被分割プロファイルが存在すれば(ステップS22;YES)、そのプロファイルに関連付けられているフラグ情報が検査される(ステップS23、判定ステップ)。このとき、フラグ情報が「Confirmed」であれば(ステップS23;YES)、上述した着側CSCF40、AS50及び着側ゲートウェイ60の協働により着信処理が実行される(ステップS28)。
以上に対して、着信端末MRの被分割プロファイルが存在しない場合には(ステップS22;NO)、判定部46が加入者データベース20から仮プロファイルを取得する(ステップS24)。そして、仮プロファイルを取得した後、又は、被分割プロファイルに関連付けられているフラグ情報が「Not Confirmed」である場合(ステップS23;NO)には、着側CSCF40の位置取得部47からの位置取得要求信号に基づいて着側ゲートウェイ60の位置取得部65が着信端末MRの位置情報を取得する(ステップS25)。
その後、加入者データベース20内に記憶されているプロファイルが取得された位置情報に基づいて更新される(ステップS26)。続いて、着側CSCF40、AS50及び着側ゲートウェイ60のそれぞれにおいて、着信端末MRの被分割プロファイルが最新のプロファイル(再取得されたプロファイル)に基づいて更新されると共にその被分割プロファイルに関連付けられるフラグ情報が「Confirmed」に更新される(ステップS27、再取得ステップ、第2更新ステップ)。このような処理により各通信制御装置の被分割プロファイルが同期した後に、着信処理が実行される(ステップS28)。
次に、図10を用いて、被分割プロファイルの同期処理を説明する。着側CSCF40から着側ゲートウェイ60に位置取得要求信号が送信されると(ステップS31)、着側ゲートウェイ60において着信端末MRの位置情報が取得され(ステップS32)、取得された位置情報を含む位置信号が着側ゲートウェイ60から着側CSCF40及びAS50を経由して加入者データベース20に送信される(ステップS33)。続いて、加入者データベース20において、着信端末MRのプロファイルが着信端末MRの位置情報に基づいて更新される(ステップS34)。
続いて、更新されたプロファイルが加入者データベース20から送信され、AS50により受信(再取得)される(ステップS35、再取得ステップ)。続いて、AS50において、着信端末MRの被分割プロファイルが更新されると共にその被分割プロファイルに関連付けられたフラグ情報が「Confirmed」に更新される(ステップS36、第2更新ステップ)。その後、上記ステップS35,S36と同様の処理が着側CSCF40及び着側ゲートウェイ60において実行され(ステップS37〜40、再取得ステップ、第2更新ステップ)、これにより着信端末MRの被分割プロファイルが各通信制御装置において更新される。そして最後に、更新後の被分割プロファイルに基づいて着信処理が実行される(ステップS41)。
以上説明したように、本実施形態によれば、着信要求信号を受信した際に被分割プロファイルの整合性を検査し、整合性が取れていなければ着信端末MRの最新のプロファイルに基づいてすべての被分割プロファイルを更新し、更に整合性を保証することで、分散配置されたプロファイルを、その整合性を取りつつ復旧することが可能になる。
また、本実施形態では、被分割プロファイルの同期が取れて初めて着信処理(呼制御処理)が実行されるので、プロファイルを復旧するだけでなく、更に着信要求を救済すること(呼損を回避すること)が可能になる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
上記実施形態では、着側CSCF40とAS50と着側ゲートウェイ60との間で被分割プロファイルの同期処理を行ったが、上述した同期処理を行う通信制御装置の台数は3台に限定されず、複数であれば何台でもよい。また、通信制御装置の種類も限定されない。
上記実施形態では呼制御システム1が携帯電話機間の呼制御を実行したが、呼制御システム1に含まれる通信端末の種類は限定されない。例えば、呼制御システム1はIP電話機間の呼制御や携帯電話機とIP電話機との間の呼制御を実行してもよい。
上記実施形態では、着側ゲートウェイ60が取得した位置情報に基づいて加入者データベース20がプロファイルを更新し、更新されたプロファイルに基づいて被分割プロファイル及びフラグ情報が更新されたが、被分割プロファイル及びフラグ情報の更新方法はこれに限定されない。
具体的には、着側ゲートウェイ60が、着信端末MRや着側ネットワークNR内の通信装置に問合せをすることなく、着側CSCF40及びAS50を介して加入者データベース20に着信端末MRのプロファイルを要求する。続いて、加入者データベース20がその要求に対して送信したプロファイルをAS50、着側CSCF40及び着側ゲートウェイ60が受信(再取得)する。続いて、これらの通信制御装置が、受信したプロファイルに基づいて被分割プロファイルを更新し、フラグ情報を「Confirmed」に更新する。
このように、コアネットワークNC内の各通信制御装置が、着信端末MRや着側ネットワークNRにアクセスすることなく、コアネットワークNC(加入者データベース20)内に記憶されているプロファイルを再取得して被分割プロファイル及びフラグ情報を更新してもよい。この場合、プロファイルの再取得がコアネットワークNC内の通信のみで実行されるので、より短時間でプロファイルを復旧できる。
実施形態に係る呼制御システムの全体構成を示す図である。 プロファイルの分散配置を示す図である。 図1に示す着側CSCFの機能構成を示す図である。 図3に示す着側CSCFのハードウェア構成を示す図である。 被分割プロファイルの更新例を示す図である。 図1に示すASの機能構成を示す図である。 図1に示す着側ゲートウェイの機能構成を示す図である。 一の通信制御装置が再起動した際の処理を示すフローチャートである。 フラグ情報に基づく着信処理を示すフローチャートである。 被分割プロファイルの同期処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…呼制御システム、40…着側CSCF(通信制御装置)、41…VLR(記憶手段)、42…再起動検知部、43…通知受信部、44…第1更新部(第1更新手段)、45…着信要求受信部(受信手段)、46…判定部(判定手段)、47…位置取得部、48…第2更新部(再取得手段、第2更新手段)、49…呼制御部(呼制御手段)、50…AS(通信制御装置)、51…VLR(記憶手段)、52…再起動検知部、53…通知受信部、54…第1更新部(第1更新手段)、55…位置取得部、56…第2更新部(再取得手段、第2更新手段)、57…サービス制御部、60…着側ゲートウェイ(通信制御装置)、61…VLR(記憶手段)、62…再起動検知部、63…通知受信部、64…第1更新部(第1更新手段)、65…位置取得部、66…第2更新部(再取得手段、第2更新手段)、67…無線制御部、MR…携帯電話機(着信端末)、MS…携帯電話機(発信端末)、NC…コアネットワーク、NR…着側ネットワーク(アクセスネットワーク)、NS…発側ネットワーク

Claims (6)

  1. 通信端末のユーザに関する加入者情報を分割して記憶する複数の通信制御装置を備え、各通信制御装置に記憶された被分割加入者情報に基づいて、発信端末と着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する呼制御システムであって、
    前記複数の通信制御装置のそれぞれにおいて、前記被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が他の通信制御装置に記憶されている被分割加入者情報と同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記複数の通信制御装置のうち一の通信制御装置が再起動した場合に、前記記憶手段により前記複数の通信制御装置のそれぞれに記憶されたフラグ情報を非同期状態であることを示す情報に更新する第1更新手段と、
    発信端末から着信要求信号を受け付けた場合に、該着信要求信号に含まれる着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期しているか否かを、該被分割加入者情報と関連付けられているフラグ情報に基づいて判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期していないと判定された場合に、該着信端末情報で示される着信端末の加入者情報を再取得する再取得手段と、
    前記複数の通信制御装置のそれぞれにおいて、前記再取得手段により取得された加入者情報に基づいて前記着信端末に対応する被分割加入者情報を更新すると共に、該被分割加入者情報に対応するフラグ情報を同期状態であることを示す情報に更新する第2更新手段と、
    を備えることを特徴とする呼制御システム。
  2. 前記第2更新手段により更新された各被分割加入者情報に基づいて、前記発信端末と前記着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する呼制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の呼制御システム。
  3. 前記再取得手段が、前記着信端末及び該着信端末が在圏するアクセスネットワークにアクセスすることなく、前記複数の通信制御装置を備えるコアネットワーク内に記憶されている前記加入者情報を再取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の呼制御システム。
  4. 通信端末のユーザに関する加入者情報を他の通信制御装置と分割して記憶し、被分割加入者情報に基づいて、発信端末と着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する通信制御装置であって、
    前記被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が前記他の通信制御装置に記憶されている被分割加入者情報と同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記通信制御装置又は前記他の通信制御装置が再起動した場合に、前記記憶手段に記憶されているフラグ情報を非同期状態であることを示す情報に更新する第1更新手段と、
    発信端末からの着信要求信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された該着信要求信号に含まれる着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期しているか否かを、該被分割加入者情報と関連付けられているフラグ情報に基づいて判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期していないと判定された場合に、該着信端末情報で示される着信端末の加入者情報を再取得する再取得手段と、
    前記再取得手段により取得された加入者情報に基づいて前記着信端末に対応する被分割加入者情報を更新すると共に、該被分割加入者情報に対応するフラグ情報を同期状態であることを示す情報に更新する第2更新手段と、
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  5. 通信端末のユーザに関する加入者情報を他の通信制御装置と分割して記憶し、被分割加入者情報に基づいて、発信端末と着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する通信制御装置であって、
    前記被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が前記他の通信制御装置に記憶されている被分割加入者情報と同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記通信制御装置又は前記他の通信制御装置が再起動した場合に、前記記憶手段に記憶されているフラグ情報を非同期状態であることを示す情報に更新する第1更新手段と、
    発信端末から着信要求信号を受け付けた他の通信制御装置により該着信要求信号に含まれる着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期していないと判定された場合に、該着信端末情報で示される着信端末の加入者情報を再取得する再取得手段と、
    前記再取得手段により取得された加入者情報に基づいて前記着信端末に対応する被分割加入者情報を更新すると共に、該被分割加入者情報に対応するフラグ情報を同期状態であることを示す情報に更新する第2更新手段と、
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  6. 通信端末のユーザに関する加入者情報を分割して記憶する複数の通信制御装置を備え、各通信制御装置に記憶された被分割加入者情報に基づいて、発信端末と着信端末とを通信接続するための呼制御を実行する呼制御システム、における呼制御方法であって、
    前記複数の通信制御装置のそれぞれにおいて、前記被分割加入者情報と、該被分割加入者情報が他の通信制御装置に記憶されている被分割加入者情報と同期しているか否かを示すフラグ情報とを関連付けて記憶する記憶ステップと、
    前記複数の通信制御装置のうち一の通信制御装置が再起動した場合に、前記記憶ステップにおいて前記複数の通信制御装置のそれぞれに記憶されたフラグ情報を非同期状態であることを示す情報に更新する第1更新ステップと、
    発信端末から着信要求信号を受け付けた場合に、該着信要求信号に含まれる着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期しているか否かを、該被分割加入者情報と関連付けられているフラグ情報に基づいて判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記着信端末情報に対応する被分割加入者情報が同期していないと判定された場合に、該着信端末情報で示される着信端末の加入者情報を再取得する再取得ステップと、
    前記複数の通信制御装置のそれぞれにおいて、前記再取得ステップにおいて取得された加入者情報に基づいて前記着信端末に対応する被分割加入者情報を更新すると共に、該被分割加入者情報に対応するフラグ情報を同期状態であることを示す情報に更新する第2更新ステップと、
    を含むことを特徴とする呼制御方法。
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