JP2010171852A - 課金データ生成方法、呼制御方法、通信システム、情報処理装置および中継用セッション制御サーバ - Google Patents

課金データ生成方法、呼制御方法、通信システム、情報処理装置および中継用セッション制御サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】実際の通話時間により近い時間に基づいて課金データを求めることを可能にした課金データ生成方法を提供する。
【解決手段】呼制御手段による課金データ生成方法であって、第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む第1の呼設定要求メッセージを受信し、第2の電話端末が管理対象でなければ、第1の呼設定要求メッセージをネットワークに送出し、第1の呼設定要求メッセージの転送先を示す番号を含むリダイレクト信号を受信すると、その番号宛に呼設定を要求する旨の第2の呼設定要求メッセージをネットワークに送出し、第2の呼設定要求メッセージを第2の電話端末に転送する情報処理装置との呼処理に関する情報である呼情報を蓄積し、第1および第2の電話端末の通信終了時に、課金データの基になる通話情報を呼情報から生成するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話の通信費用に関するデータである課金データを求める際の課金データ生成方法、呼制御方法、通信システム、情報処理装置および中継用セッション制御サーバに関する。
IP電話サービスの加入者側SIPサーバおよび中継用SIPサーバにより構成される二階層セッション制御サーバシステムにおける自網配下の電話端末と他網(公衆電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)、携帯電話、他事業者IP電話網等)の配下の電話端末との間で行われる通信についての課金方法の一例を説明する。なお、非特許文献1には、サーバが多段に接続された構成の一例が開示されている。
図7は通信接続方法の一例を示すシーケンス図である。ここでは、二階層セッション制御サーバシステムの配下の電話端末Aを発呼側とし、他網配下の電話端末Bを着呼側とする。
ユーザが電話端末Aを操作して電話をかけると、電話端末Aは、電話端末B宛の呼設定要求となるINVITEのメッセージを加入者側SIPサーバに送信する。電話端末Aから送出されたINVITEが加入者側SIPサーバおよび中継用SIPサーバを経由してPSTN−ゲートウェイ(GW)に到達すると、PSTN−GWは電話端末Bを呼び出す。電話端末Bのユーザが受話器をオフフックしたことを電話端末BがPSTN−GWに応答すると、「200 OK」のメッセージがPSTN−GWから中継用SIPサーバおよび加入者側SIPサーバを経由して電話端末Aに到達する。
上記システムでは、このようにして、自網配下にある発呼側の電話端末Aから他網配下にある着呼側の電話端末Bに呼がルーティングされ、電話端末Aと電話端末Bとが通信接続され、通話可能となる。
その後、電話端末Aのユーザがオンフックすると電話端末Aが切断要求を意味するBYEのメッセージを加入者側SIPサーバに送信し、加入者側SIPサーバは受信したBYEのメッセージをPSTN−GWに送信する。BYEのメッセージを受信したPSTN−GWは、「200 OK」のメッセージを加入者側SIPサーバに返信するとともに、電話端末Bとの接続を切る。電話端末Bは切断に対する応答をPSTN−GWに返す。加入者側SIPサーバは、「200 OK」のメッセージをPSTN−GWから受信すると、「200 OK」のメッセージを電話端末Aに送信する。
上述の呼に対して課金を行う場合、課金データに必要な通話開始時刻と通話終了時刻を次のようにして決めていた。中継用SIPサーバから加入者側SIPサーバに対して送出される制御信号のうち、加入者側SIPサーバが「200 OK」のメッセージを受信するタイミング(時刻)を「通話開始時刻」とみなす。電話端末Aから加入者側SIPサーバに対して送出される制御信号のうち、加入者側SIPサーバがBYEメッセージを受信するタイミング(時刻)を「通話終了時刻」とみなす。
ゴンザロ・カマリロ/ミーゲル・A・ガルシア・マーチン共著、澤田拓也/鹿島拓也訳、「IMS標準テキスト」、株式会社リックテレコム、2006年6月29日、P.188
しかしながら、上述の課金方法では、中継用SIPサーバへの負荷が集中した場合や制御信号路を構成するネットワークが輻輳した場合等に、ゲートウェイ装置から中継用SIPサーバを経由して加入者側SIPサーバに対して転送される制御信号(特に、200OKメッセージ)の転送遅延が生じてしまうことがある。この場合、実際には発着端末間で通話が可能であるのにかかわらず、課金のタイミング(通話開始時刻の記録)が大幅に遅れてしまうことになり、実際の通話時間に比べて、課金対象時間が少なく見積もられてしまうという問題があった。
この問題は、特に、他網と接続した場合に課金データの調整を図る際に大きな問題となる。なぜなら、他事業者と課金データを交換する際に、正確な課金データが必要となるからである。
本発明は上述したような技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、実際の通話時間により近い時間に基づいて課金データを求めることを可能にした課金データ生成方法、呼制御方法、通信システム、情報処理装置および中継用セッション制御サーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の課金データ生成方法は、呼制御手段による課金データ生成方法であって、
第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む第1の呼設定要求メッセージを受信し、該第2の電話端末が管理対象でなければ、該第1の呼設定要求メッセージをネットワークに送出し、
前記第1の呼設定要求メッセージの転送先を示す番号を含むリダイレクト信号を受信すると、該番号宛に呼設定を要求する旨の第2の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、
前記第2の呼設定要求メッセージを前記第2の電話端末に転送する情報処理装置との呼処理に関する情報である呼情報を蓄積し、
前記第1および第2の電話端末の通信終了時に、課金データの基になる通話情報を前記呼情報から生成するものである。
また、本発明の呼制御方法は、中継用セッション制御サーバによる呼制御方法であって、
第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む呼設定要求メッセージを他のサーバから受信すると、該呼設定要求メッセージの着番号を読み出し、
前記着番号が示す前記第2の電話端末に転送するためのリダイレクト信号を生成して前記他のサーバに送信するものである。
また、本発明の通信システムは、
第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む第1の呼設定要求メッセージを受信し、該第2の電話端末が管理対象でなければ、該第1の呼設定要求メッセージをネットワークに送出し、該第1の呼設定要求メッセージの転送先を示す番号を含むリダイレクト信号を受信すると、該番号宛に呼設定を要求する旨の第2の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、該第2の呼設定要求メッセージを前記第2の電話端末に転送する第2の情報処理装置との呼処理に関する情報から、課金データの基になる通話情報を生成する第1の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置と前記ネットワークを介して接続され、前記第1の呼設定要求メッセージを前記第1の情報処理装置から受信すると、該第1の呼設定要求メッセージの着番号を読み出し、該着番号が示す前記第2の電話端末が管理対象であれば、該第2の電話端末に転送するための前記リダイレクト信号を生成して前記第1の情報処理装置に送信する第3の情報処理装置と、
を有する構成である。
また、本発明の通信システムは、
第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む第1の呼設定要求メッセージを受信すると、該第1の呼設定要求メッセージをネットワークに送出し、該第1の呼設定要求メッセージの転送先を示す番号を含むリダイレクト信号を受信すると、該番号宛に呼設定を要求する旨の第2の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、該第2の呼設定要求メッセージを前記第2の電話端末に転送する第2の情報処理装置との呼処理に関する情報から、課金データの基になる通話情報を生成する加入者側セッション制御サーバと、
前記加入者側セッション制御サーバと前記ネットワークを介して接続され、前記第1の呼設定要求メッセージを前記加入者側セッション制御サーバから受信すると、該第1の呼設定要求メッセージの着番号を読み出し、該着番号が示す前記第2の電話端末に転送するための前記リダイレクト信号を生成して前記加入者側セッション制御サーバに送信する中継用セッション制御サーバと、
を有する構成である。
また、本発明の情報処理装置は、
自装置の管理対象の電話端末の着番号と該電話端末宛のメッセージを該電話端末に転送するための番号である転送先番号とが対応して予め格納され、他の情報処理装置の1つである第1の情報処理装置との呼処理に関連する情報である呼情報を蓄積するための記憶部と、
課金データの基になる通話情報の生成指示があると、前記呼情報から該通話情報を生成する通話情報生成部と、
第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む第1の呼設定要求メッセージをネットワークを介して前記第1の情報処理装置とは異なる第2の情報処理装置から受信すると、前記着番号が示す前記第2の電話端末が管理対象であるか否かを判定し、該第2の電話端末が管理対象である場合、該第2の電話端末の前記転送先番号を含むリダイレクト信号を生成して前記第2の情報処理装置に返信し、前記第2の電話端末が管理対象でない場合、前記第1の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、該第1の呼設定要求メッセージの前記転送先番号の情報を含むリダイレクト信号を受信すると、該転送先番号宛に呼設定を要求する旨の第2の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、前記通話情報生成部に該第2の呼設定要求メッセージを前記第2の電話端末に転送する前記第1の情報処理装置との前記呼情報を蓄積させ、前記第1および第2の電話端末の通信終了時に前記通話情報の生成を前記通話情報生成部に指示する呼制御部と、
を有する構成である。
さらに、本発明の中継用セッション制御サーバは、
第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む呼設定要求メッセージを他のサーバから受信すると、該呼設定要求メッセージの着番号を読み出し、該着番号が示す前記第2の電話端末に転送するためのリダイレクト信号を生成して前記他のサーバに送信する呼処理部を有する構成である。
本発明によれば、制御信号の転送遅延を低減することで、「実際の通話時間」と「課金データに供する通話記録」との乖離を最小限にすることができる。
第1の実施形態の通信システムの一構成例を示すブロック図である。 図1に示した加入者側SIPサーバの一構成例を示すブロック図である。 応答コードとそのメッセージの意味を示す表である。 CDRを説明するための図である。 第1の実施形態の通信システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態の通信システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 通信接続方法の一例を示すシーケンス図である。
本発明の実施形態を説明する。本実施形態では、IP電話サービスにおける二階層セッション制御サーバシステムの場合とする。
(第1の実施形態)
本実施形態の通信システムの構成を説明する。
図1は二階層セッション制御サーバシステムの一構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の二階層セッション制御サーバシステムは、加入者側SIPサーバ10と、中継用SIPサーバ20(図では符号20a〜20cで示す)とを有する。加入者側SIPサーバ10には、その配下に加入者端末である電話端末30が接続されている。なお、図1には、2台の加入者側SIPサーバ10と、3台の中継用SIPサーバ20a〜20cと、4台の電話端末30が示されているが、これらの台数は図に示した数に限らない。
加入者側SIPサーバ10は、IP電話サービスの加入者系セッション制御サーバ要素に相当し、エンドユーザとなる加入者端末を収容する。また、本実施形態の加入者側SIPサーバ10のそれぞれは、自網内に収容されている電話端末を管理しているが、それ以外にも、地域またはネットワークなどの単位で自装置が管理する範囲に属する電話端末を管理してそのリダイレクト処理を行う。
中継用SIPサーバ20は、IP電話サービスの中継系セッション制御サーバに相当する。中継用SIPサーバ20は、加入者端末を直接収容せず、加入者系セッション制御サーバまたは他網ゲートウェイとの制御信号を中継する。本実施形態では、中継用SIPサーバ20はPSTN−GWである。
電話端末30は、IP電話サービスの通信端末であり、SIPによる呼信号制御が可能である。
次に、加入者側SIPサーバの構成を説明する。図2は加入者側SIPサーバの一構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、加入者側SIPサーバ10は、呼処理に関する情報である呼情報から抽出される通話情報(CDR)を記録するための記憶部11と、CDR生成部12と、呼処理部13とを有する。呼処理部13は、通信インタフェース131と、SIPプロトコル制御部132と、受信情報取得部133と、送信情報設定部134と、最終応答識別手段135とを有する。
記憶部11には、自IP網内に収容している電話端末30を管理するための情報以外に、自網以外の地域またはネットワークなどの管理範囲に属する電話端末30を示す第1の番号とその電話端末30についてその管理範囲における電話番号である第2の番号とその管理範囲内のセッション制御サーバのアドレスとが対応して記述されたテーブルが格納されている。以下では、このテーブルを転送先情報テーブルと称する。第1の番号は着番号に相当し、第2の番号は転送先番号に相当し、これらの番号は電話端末30を特定するための識別子となる。
管理範囲は、PSTN網および他事業者IP網などネットワーク毎でもよく、地域毎であってもよい。地域毎に管理する場合とは、例えば、東京都および神奈川県など都道府県毎に管理するものである。この場合、それぞれの地域に対応して加入者側SIPサーバ10がネットワーク上に設けられる。本実施形態では、ネットワーク毎に管理している場合で説明する。
通信インタフェース131は、NIC、IPv4、IPv6、UDP、TCP、SCTPの制御を行い、他装置との通信を可能とする。
受信情報取得部133は、受信したSIPパケットから情報を取得し、呼情報に関連する情報をCDR生成部12に通知する。取得する情報には、受信信号のレスポンス情報が含まれている。送信情報設定部134は、送信するSIPパケットに情報を設定する。
SIPプロトコル制御部132は、SIPプロトコルに関する基本的な送受信制御を行う。その他に、本実施形態では、次のような機能を備えている。他のセッション制御サーバから受信したSIPパケットがINVITEであると、INVITEから着番号を読み出し、その着番号の電話番号が接続される網に転送するためのリダイレクト処理を行う。ここでは、管理範囲のネットワークをPSTN網とする転送先情報テーブルが記憶部11に格納されているものとして、リダイレクト処理を、図1に示すブロック図を参照して説明する。
SIPプロトコル制御部132は、他のセッション制御サーバからINVITEを受信すると、INVITEに含まれる着番号が記憶部11の転送先情報テーブルに記述されているか否かを調べる。受信したINVITEの着番号が転送先情報テーブルに記述されていると、SIPプロトコル制御部132は、着番号をPSTN網用の第2の番号に変更し、PSTN用の番号とSIPパケットの送信先を中継用SIPサーバ20b宛に指示する旨の情報を含むリダイレクト信号を、INVITEの送信元のセッション制御サーバに返信する。
また、他のセッション制御サーバから受信したINVITEに含まれる着番号が他事業者IP網に接続された電話端末を示していると、その着番号が転送先情報テーブルに記述されていないため、SIPプロトコル制御部132は、他のセッション制御サーバにINVITEを転送する。
一方、SIPプロトコル制御部132は、他のセッション制御サーバから上記リダイレクト信号を受信すると、受信取得部133を介して呼情報の着番号を更新し、以降、その呼に対するSIPパケットの送受信を極力少ないホップ数で中継用SIPサーバと行う。
CDR生成部12は、SIPプロトコル制御部132の呼処理による呼情報を受信情報取得部133を介して蓄積し、最終応答識別手段135からの指示があると呼情報からCDR収集項目を収集し編集してCDRを記憶部11のCDRログに書き込む。呼情報を格納する場所として、メモリ(不図示)をCDR生成部12に備えていてもよく、CDRを生成するまでの間、記憶部11を用いてもよい。
最終応答識別手段135は、受信した応答メッセージが「成功応答」であるか否かを認識し、「成功応答」のときのみ、CDR生成部12にCDRを生成させる。
図3は応答コードとそのメッセージの意味を示す表であり、各応答メッセージについて応答コードとメッセージの意味とが対応して記述されている。最終応答識別手段135は、端末間の通信終了時に受信した応答コードが200番台の「成功応答」のメッセージであるとき、CDRの生成をCDR生成部12に指示する。最終応答識別手段135は、例えば、300番台のリダイレクト応答のメッセージを受信しても、CDR生成の対象とはしない。
なお、中継用SIPサーバ20は、他網との相互接続要素としての機能を図2に示す呼処理部13に備えていることを除いて、上述の構成と同様であるため、その詳細な説明を省略する。よって、中継用SIPサーバ20もCDRを生成してもよいが、説明を簡単にするために、本実施形態では加入者側SIPサーバがCDRを生成する場合とする。
ここで、CDRについて詳細に説明する。
CDRとは、発信先や通話時間など、通話の詳細情報を記録した情報である。このCDRは課金情報や障害時の解析情報などに利用される。加入者側SIPサーバおよび中継用SIPサーバのそれぞれのセッション制御サーバは、通信毎に内部で呼情報を保持し、通信終了時にCDRを生成する。
図4はCDRを説明するための図である。図4(a)は1通信分のCDRを示す一例であり、図4(b)はCDRに設定されたデータを説明するための表である。図4(a)に示すように、発呼側電話番号、着呼側電話番号、通信開始時刻および通信終了時刻などの情報がCDRに含まれている。
次に、本実施形態の通信システムの動作手順を説明する。ここでは、加入者側SIPサーバ10aは自IP網内の管理対象の電話端末以外にも他の事業者IP網に属する電話端末を管理し、加入者側SIPサーバ10bは自IP網内の管理対象の電話端末以外にもPSTN網に属する電話端末を管理しているものとする。
図5は本実施形態の通信システムのリダイレクション処理の動作手順を示すシーケンス図である。としている。
電話端末30aが、着信側の電話端末30bの電話番号「031234××××」を設定したINVITEのメッセージを送信する(ステップ101)。加入者側SIPサーバ10aは、発信側の電話端末30aからのINVITEの受信を契機に、対応する呼情報を内部に格納する(ステップ141)。加入者側SIPサーバ10aは、INVITEの着番号が記憶部11内の転送先情報テーブルに記述されているか否かを調べ、記述されていないことを認識すると、加入者側SIPサーバ10bにINVITEを転送する(ステップ102)。
加入者側SIPサーバ10bは、加入者側SIPサーバ10aからINVITEを受信すると、INVITEに含まれる着番号を調べる。そして、記憶部11内の転送先情報テーブルを参照し、INVITEの宛先の端末がPSTN収容の電話端末30bであることを認識すると、電話番号「031234yyyy」と中継用SIPサーバ20のアドレスを設定した「30x」のメッセージを加入者側SIPサーバ10aに通知する(ステップ103)。「30x」がリダイレクト信号に相当する。
なお、ここでは、加入者側SIPサーバ10bは、電話端末30bが自装置の管理対象の端末であることから、転送先の電話番号の情報を含む「30x」のメッセージを加入者側SIPサーバ10aに返信したが、電話端末30bが自装置の管理対象の端末でなければ、INVITEを他のサーバに転送するとともに、受け取ったINVITEの宛先が自装置の管理対象の端末ではない旨の情報を含む「30x」を加入者側SIPサーバ10aに返信する。
加入者側SIPサーバ10aは、加入者側SIPサーバ10bから「30x」を受信すると、受信情報取得部133にてエラーコードを判別する。エラーコードが30xであることから、加入者側SIPサーバ10aは、リダイレクションであることを認識する。その際、加入者側SIPサーバ10aは、リダイレクション処理により着番号を変更するために呼情報を更新するが(ステップ142)、CDRを生成しない。
また、加入者側SIPサーバ10aは、加入者側SIPサーバ10bから応答メッセージ「30x」を受信したことに対して、加入者側SIPサーバ10bにACKを送信する(ステップ104)。さらに、加入者側SIPサーバ10aは、「30x」から読み出した転送先番号「031234yyyy」宛にINVITEを中継用SIPサーバ20に送信する(ステップ105)。
中継用SIPサーバ20は、着信側の電話端末30bの番号宛のINVITEを加入者側SIPサーバ10aから受信すると、電話端末30bを呼び出す(ステップ106)。ユーザが電話端末30bの受話器をオフフックすると、電話端末30bが中継用SIPサーバ20に応答する(ステップ107)。中継用SIPサーバ20は、電話端末30bから応答があると「200 OK」のメッセージを加入者側SIPサーバ10aに送信する(ステップ108)。
加入者側SIPサーバ10aは、中継用SIPサーバ20から「200 OK」を受信すると、電話端末30aに「200 OK」を送信するとともに(ステップ109)、通信開始時刻を記録して呼情報を更新する(ステップ143)。
電話端末30aは、加入者側SIPサーバ10aから成功応答「200 OK」を受信すると、加入者側SIPサーバ10aにACKを送信する(ステップ110)。加入者側SIPサーバ10aは、電話端末30aからACKを受信すると、加入者側SIPサーバ10bおよび中継用SIPサーバ20にACKを送信する(ステップ111)。その後、電話端末30aおよび電話端末30b間で通信が行われる。
ユーザが通話を終了して電話端末30aの受話器をオンフックすると、電話端末30aは切断通知「BYE」を加入者側SIPサーバ10aに送信する(ステップ112)。加入者側SIPサーバ10aは、電話端末30aから切断通知「BYE」を受信すると、通信終了時刻を記録して呼情報を更新し(ステップ144)、電話端末30b宛の切断要求「BYE」を中継用SIPサーバ20に送信する(ステップ113)。
中継用SIPサーバ20は、加入者側SIPサーバ10aから切断要求「BYE」を受信すると、加入者側SIPサーバ10aに成功応答「200 OK」を送信するとともに(ステップ114)、電話端末30bとの接続を切る(ステップ115)。中継用SIPサーバ20は、電話端末30bから応答を得る。
一方、加入者側SIPサーバ10aは、中継用SIPサーバ20から成功応答「200 OK」を受信すると、電話端末30aに「200 OK」を通知し(ステップ116)、蓄積した呼情報からCDRを生成する(ステップ145)。このようにして、通常のCDR生成方法と同様に、呼の終話時にCDRが生成される。
本実施形態では、リダイレクト処理により制御信号が経由するサーバの数を抑制することにより、成功応答の転送遅延を低減し、「実際の通話時間」と「課金データに供する通話記録」との乖離を最小限にすることができる。
また、リダイレクト処理のためのメッセージ転送制御を複数のサーバで分散して行うようにすることにより、1つのサーバで制御する場合に比べて負荷を分散できるとともに、転送処理の滞留を抑制できる。
また、リダイレクション処理時などの応答メッセージを受信してもCDRが生成されないので、正常な通信以外の場合に誤ってCDRが生成されてしまうことを防げる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、加入者側SIPサーバ10がリダイレクション処理を行っていたが、本実施形態は、中継用SIPサーバ20がリダイレクション処理を行うものである。
本実施形態の通信システムの構成を説明する。本実施形態の通信システムは、第1の実施形態と同様な構成であるため、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
本実施形態の中継用SIPサーバ20の呼処理部(不図示)はリダイレクト処理の機能を備えている。中継用SIPサーバ20の呼処理部には、加入者側SIPサーバ10などのセッション制御サーバが収容する管理範囲に属する電話端末30の着番号とその電話端末30についてその管理範囲における電話番号である転送先番号とその管理範囲内のセッション制御サーバのアドレスとが対応して記述されたテーブルであるリダイレクト管理テーブルが格納されている。複数の管理範囲に対して複数の中継用SIPサーバ20が分散して管理し、リダイレクト処理の負荷が1つの中継用SIPサーバ20にかからないようにしている。
中継用SIPサーバ20の呼処理部は、他のセッション制御サーバからINVITEを受信すると、INVITEの宛先の端末がリダイレクト処理の対象であるか否かを、リダイレクト管理テーブルを参照して判定する。その宛先が自装置のリダイレクト処理の対象である場合、転送先番号とSIPパケットの送信先アドレスの情報を含むリダイレクト信号を、INVITEの送信元のセッション制御サーバに返信する。一方、上記判定の結果、その宛先が自装置のリダイレクト処理の対象でない場合、INVITEの送信元のセッション制御サーバ以外のセッション制御サーバにINVITEを転送する。
次に、本実施形態の通信システムの動作手順を説明する。ここでは、電話端末30aが加入者側SIPサーバ10aに収容され、電話端末30bが加入者側SIPサーバ10bに収容され、加入者側SIPサーバ10aが電話端末30aを管理し、加入者側SIPサーバ10bが電話端末30bを管理しているものとする。また、中継用SIPサーバ20が、加入者側SIPサーバ10bの管理範囲のリダイレクト処理を行うものとする。
図6は本実施形態の通信システムのリダイレクション処理の動作手順を示すシーケンス図である。としている。
電話端末30aが、着信側の電話端末30bの電話番号「031234××××」を設定したINVITEのメッセージを送信する(ステップ201)。加入者側SIPサーバ10aは、発信側の電話端末30aからのINVITEの受信を契機に、対応する呼情報を内部に格納する(ステップ141)。加入者側SIPサーバ10aは、INVITEの着番号が記憶部11内の転送先情報テーブルに記述されているか否かを調べ、記述されていないことを認識すると、他のセッション制御サーバにINVITEを転送する(ステップ202)。
中継用SIPサーバ20が加入者側SIPサーバ10aからINVITEを受信すると、中継用SIPサーバ20は、INVITEに含まれる着番号を調べる。そして、呼処理部(不図示)のリダイレクト処理テーブルを参照し、INVITEの宛先の端末が加入者側SIPサーバ10b収容の電話端末30bであることを認識すると、電話番号「031234zzzz」と加入者側SIPサーバ10bのアドレスを設定した「30x」のメッセージを加入者側SIPサーバ10aに通知する(ステップ203)。「30x」がリダイレクト信号に相当する。
なお、中継用SIPサーバ20は、INVITEに含まれる着番号が自装置のリダイレクト処理の対象でなければ、その旨の情報を含む「30x」を加入者側SIPサーバ10aに返信する。
加入者側SIPサーバ10aは、中継用SIPサーバ20から「30x」を受信すると、受信情報取得部133にてエラーコードを判別する。エラーコードが30xであることから、加入者側SIPサーバ10aは、リダイレクションであることを認識する。その際、加入者側SIPサーバ10aは、リダイレクション処理により着番号を変更するために呼情報を更新するが(ステップ142)、CDRを生成しない。
また、加入者側SIPサーバ10aは、中継用SIPサーバ20から応答メッセージ「30x」を受信したことに対して、中継用SIPサーバ20にACKを送信する(ステップ204)。さらに、加入者側SIPサーバ10aは、「30x」から読み出した転送先番号「031234zzzz」宛にINVITEを加入者側SIPサーバ10bに送信する(ステップ205)。
加入者側SIPサーバ10bは、着信側の電話端末30bの番号宛のINVITEを加入者側SIPサーバ10aから受信すると、電話端末30bを呼び出す(ステップ206)。ユーザが電話端末30bの受話器をオフフックすると、電話端末30bが加入者側SIPサーバ10bに応答する(ステップ207)。加入者側SIPサーバ10bは、電話端末30bから応答があると「200 OK」のメッセージを加入者側SIPサーバ10aに送信する(ステップ208)。
加入者側SIPサーバ10aは、加入者側SIPサーバ10bから「200 OK」を受信すると、電話端末30aに「200 OK」を送信するとともに(ステップ209)、通信開始時刻を記録して呼情報を更新する(ステップ143)。
電話端末30aは、加入者側SIPサーバ10aから成功応答「200 OK」を受信すると、加入者側SIPサーバ10aにACKを送信する(ステップ210)。加入者側SIPサーバ10aは、電話端末30aからACKを受信すると、中継用SIPサーバ20および加入者側SIPサーバ10bにACKを送信する(ステップ211)。その後、電話端末30aおよび電話端末30b間で通信が行われる。
ユーザが通話を終了して電話端末30aの受話器をオンフックすると、電話端末30aは切断通知「BYE」を加入者側SIPサーバ10aに送信する(ステップ212)。加入者側SIPサーバ10aは、電話端末30aから切断通知「BYE」を受信すると、通信終了時刻を記録して呼情報を更新し(ステップ144)、電話端末30b宛の切断要求「BYE」を加入者側SIPサーバ10bに送信する(ステップ213)。
加入者側SIPサーバ10bは、加入者側SIPサーバ10aから切断要求「BYE」を受信すると、加入者側SIPサーバ10aに成功応答「200 OK」を送信するとともに(ステップ214)、電話端末30bとの接続を切る(ステップ215)。加入者側SIPサーバ10bは、電話端末30bから応答を得る。
一方、加入者側SIPサーバ10aは、加入者側SIPサーバ10bから成功応答「200 OK」を受信すると、電話端末30aに「200 OK」を通知し(ステップ216)、蓄積した呼情報からCDRを生成する(ステップ145)。このようにして、呼の終話時にCDRが生成される。
本実施形態では、加入者側SIPサーバ10aと加入者側SIPサーバ10bとの間で制御信号の送受信の際、中継用SIPサーバ20をスキップすることにより、実際の通話終了時間と課金終了時間との乖離を最小限にすることが可能となる。
なお、第2の実施形態では、加入者側SIPサーバ10aが電話端末30aの通話時間について管理したが、加入者側SIPサーバ10bが管理してもよい。この場合、加入者側SIPサーバ10bは、図6に示すステップ208で「200 OK」のメッセージを加入者側SIPサーバ10aに送信したときに通信開始時刻を記録し、図6に示すステップ213で切断通知「BYE」を加入者側SIPサーバ10aから受信したときに通信終了時刻を記録する。加入者側SIPサーバ10aから加入者側SIPサーバ10b宛に送出される切断通知「BYE」が中継用SIPサーバ20をスキップして伝送されることにより、実際の通話終了時間と課金終了時間との乖離を最小限にすることができる。
また、第1および第2の実施形態では、説明のために、加入者側SIPサーバ10の構成で呼処理部13とCDR生成部12を別々に設けたが、呼処理部13にCDR生成部12が含まれていてもよい。呼処理部13およびCDR生成部12を含む構成が呼制御手段に相当する。また、呼処理部13およびCDR生成部12の構成は、それぞれ専用の回路を設けてもよく、CPUがプログラムを実行することで仮想的に実現されるものであってもよい。
10、10a、10b 加入者側SIPサーバ
11 記憶部
12 CDR生成部
13 呼処理部
20、20a〜20c 中継用SIPサーバ
30、30a、30b 電話端末

Claims (9)

  1. 呼制御手段による課金データ生成方法であって、
    第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む第1の呼設定要求メッセージを受信し、該第2の電話端末が管理対象でなければ、該第1の呼設定要求メッセージをネットワークに送出し、
    前記第1の呼設定要求メッセージの転送先を示す番号を含むリダイレクト信号を受信すると、該番号宛に呼設定を要求する旨の第2の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、
    前記第2の呼設定要求メッセージを前記第2の電話端末に転送する情報処理装置との呼処理に関する情報である呼情報を蓄積し、
    前記第1および第2の電話端末の通信終了時に、課金データの基になる通話情報を前記呼情報から生成する、課金データ生成方法。
  2. 前記第2の呼設定要求メッセージの送信に対する応答として前記情報処理装置から成功応答を受信すると、該成功応答を受信した時刻を通信開始時刻に設定し、
    前記第1の電話端末から切断要求を受信すると、該切断要求を受信した時刻を通信終了時刻に設定し、
    前記情報処理装置から通信終了の成功応答を受信すると、前記通信開始時刻および前記通信終了時刻を含む前記通話情報を生成する、請求項1記載の課金データ生成方法。
  3. 中継用セッション制御サーバによる呼制御方法であって、
    第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む呼設定要求メッセージを他のサーバから受信すると、該呼設定要求メッセージの着番号を読み出し、
    前記着番号が示す前記第2の電話端末に転送するためのリダイレクト信号を生成して前記他のサーバに送信する、呼制御方法。
  4. 第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む第1の呼設定要求メッセージを受信し、該第2の電話端末が管理対象でなければ、該第1の呼設定要求メッセージをネットワークに送出し、該第1の呼設定要求メッセージの転送先を示す番号を含むリダイレクト信号を受信すると、該番号宛に呼設定を要求する旨の第2の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、該第2の呼設定要求メッセージを前記第2の電話端末に転送する第2の情報処理装置との呼処理に関する情報から、課金データの基になる通話情報を生成する第1の情報処理装置と、
    前記第1の情報処理装置と前記ネットワークを介して接続され、前記第1の呼設定要求メッセージを前記第1の情報処理装置から受信すると、該第1の呼設定要求メッセージの着番号を読み出し、該着番号が示す前記第2の電話端末が管理対象であれば、該第2の電話端末に転送するための前記リダイレクト信号を生成して前記第1の情報処理装置に送信する第3の情報処理装置と、
    を有する通信システム。
  5. 前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の呼設定要求メッセージの送信に対する応答として前記第2の情報処理装置から成功応答を受信すると、該成功応答を受信した時刻を通信開始時刻に設定し、前記第1の電話端末から切断要求を受信すると、該切断要求を受信した時刻を通信終了時刻に設定し、前記第2の情報処理装置から通信終了の成功応答を受信すると、前記通信開始時刻および前記通信終了時刻を含む前記通話情報を生成する、請求項4記載の通信システム。
  6. 第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む第1の呼設定要求メッセージを受信すると、該第1の呼設定要求メッセージをネットワークに送出し、該第1の呼設定要求メッセージの転送先を示す番号を含むリダイレクト信号を受信すると、該番号宛に呼設定を要求する旨の第2の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、該第2の呼設定要求メッセージを前記第2の電話端末に転送する第2の情報処理装置との呼処理に関する情報から、課金データの基になる通話情報を生成する加入者側セッション制御サーバと、
    前記加入者側セッション制御サーバと前記ネットワークを介して接続され、前記第1の呼設定要求メッセージを前記加入者側セッション制御サーバから受信すると、該第1の呼設定要求メッセージの着番号を読み出し、該着番号が示す前記第2の電話端末に転送するための前記リダイレクト信号を生成して前記加入者側セッション制御サーバに送信する中継用セッション制御サーバと、
    を有する通信システム。
  7. 自装置の管理対象の電話端末の着番号と該電話端末宛のメッセージを該電話端末に転送するための番号である転送先番号とが対応して予め格納され、他の情報処理装置の1つである第1の情報処理装置との呼処理に関連する情報である呼情報を蓄積するための記憶部と、
    課金データの基になる通話情報の生成指示があると、前記呼情報から該通話情報を生成する通話情報生成部と、
    第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む第1の呼設定要求メッセージをネットワークを介して前記第1の情報処理装置とは異なる第2の情報処理装置から受信すると、前記着番号が示す前記第2の電話端末が管理対象であるか否かを判定し、該第2の電話端末が管理対象である場合、該第2の電話端末の前記転送先番号を含むリダイレクト信号を生成して前記第2の情報処理装置に返信し、前記第2の電話端末が管理対象でない場合、前記第1の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、該第1の呼設定要求メッセージの前記転送先番号の情報を含むリダイレクト信号を受信すると、該転送先番号宛に呼設定を要求する旨の第2の呼設定要求メッセージを前記ネットワークに送出し、前記通話情報生成部に該第2の呼設定要求メッセージを前記第2の電話端末に転送する前記第1の情報処理装置との前記呼情報を蓄積させ、前記第1および第2の電話端末の通信終了時に前記通話情報の生成を前記通話情報生成部に指示する呼制御部と、
    を有する情報処理装置。
  8. 前記通話情報生成部は、
    前記第2の呼設定要求メッセージの送信に対する応答として前記第1の情報処理装置から成功応答を受信すると、該成功応答を受信した時刻を通信開始時刻に設定し、前記第1の電話端末から切断要求を受信すると、該切断要求を受信した時刻を通信終了時刻に設定し、前記呼制御部から前記通話情報の生成指示を受け取ると、前記通信開始時刻および前記通信終了時刻を含む前記通話情報を生成し、
    前記呼制御部は、
    前記第1の情報処理装置から通信終了の成功応答を受信すると、前記通話情報生成部に前記通話情報の生成を指示する、請求項7記載の情報処理装置。
  9. 第1の電話端末から第2の電話端末への呼設定要求を含む呼設定要求メッセージを他のサーバから受信すると、該呼設定要求メッセージの着番号を読み出し、該着番号が示す前記第2の電話端末に転送するためのリダイレクト信号を生成して前記他のサーバに送信する呼処理部を有する中継用セッション制御サーバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016025372A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 富士通株式会社 通信課金システムおよび通信課金方法
JP2017017389A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 沖電気工業株式会社 通信装置、通信プログラム、通信方法及び通信システム

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