JP5214368B2 - 通信モニタシステム及び通信モニタ方法 - Google Patents

通信モニタシステム及び通信モニタ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5214368B2
JP5214368B2 JP2008207768A JP2008207768A JP5214368B2 JP 5214368 B2 JP5214368 B2 JP 5214368B2 JP 2008207768 A JP2008207768 A JP 2008207768A JP 2008207768 A JP2008207768 A JP 2008207768A JP 5214368 B2 JP5214368 B2 JP 5214368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
control device
communication path
gateway
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008207768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010045564A (ja
Inventor
徹 曽瀬
圭介 波頭
将記 町本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2008207768A priority Critical patent/JP5214368B2/ja
Publication of JP2010045564A publication Critical patent/JP2010045564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5214368B2 publication Critical patent/JP5214368B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、端末間で伝送されるデータを傍受する通信モニタシステム及び通信モニタ方法に関する。
従来から、端末間で伝送されるデータを傍受する通信モニタシステムが知られている。例えば、インターネットやイントラネットなどの通信ルートが固定されない通信網でも通信傍受を可能にする技術として、下記特許文献1に記載の通信端末装置及び通信傍受装置が知られている。また、ATM(Asynchronous Transfer Mode)ベースの通信網では、無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller:RNC)と接続する交換機が加入者情報を参照してモニタの要否を判断しモニタ装置にデータを送信する。
特開2002−26976号公報
コアネットワークとしてIMS(IP Multimedia Subsystem)を採用する通信網では、通信端末とIMSネットワークとを接続するIP接続アクセスネットワーク(IP Connectivity Access Network:IP−CAN)が多数存在する。そのため、従来のATMベースの通信網と同様のモニタシステムを構築しようとすると、各IP−CAN毎にモニタ回線接続機能を備える必要がある。また、IP−CANは追加されたり別の種類のネットワークに置き換わったりする場合があり、その際にはモニタ回線接続機能を再実装する必要がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、アクセスネットワークの構成に依存することなく通信を傍受することが可能な通信モニタシステム及び通信モニタ方法を提供することを目的とする。
本発明の通信モニタシステムは、通信端末が接続するアクセスネットワークとコアネットワークとを接続するゲートウェイ装置と、コアネットワーク内においてゲートウェイ装置と接続し、通信端末間の通信経路を設定する呼制御装置と、通信端末間に確立された通信経路を介して伝送されるデータを傍受のために取得する通信制御装置と、を備え、呼制御装置がゲートウェイ装置と通信制御装置とを結ぶ通信経路の間に配置されることで、該ゲートウェイ装置と該通信制御装置とが該呼制御装置を介して通信接続され、呼制御装置が、モニタ対象者を識別するモニタ対象者情報を記憶するデータベースと、通信端末間に通信経路を確立するために伝送される制御信号に含まれる発信者識別情報及び着信者識別情報のうち少なくとも一の識別情報がデータベースに記憶されているモニタ対象者情報と一致するか否かを判定する判定手段と、判定手段により少なくとも一の識別情報がモニタ対象者情報と一致すると判定された場合には通信制御装置を経由する通信経路を設定し、判定手段により発信者識別情報及び着信者識別情報のいずれもモニタ対象者情報と一致しないと判定された場合には通信制御装置を経由しない通信経路を設定する設定手段と、を備える。
また、本発明の通信モニタ方法は、通信端末が接続するアクセスネットワークとコアネットワークとを接続するゲートウェイ装置と、モニタ対象者を識別するモニタ対象者情報を記憶するデータベースを有し、コアネットワーク内においてゲートウェイ装置と接続し、通信端末間の通信経路を設定する呼制御装置と、通信端末間に確立された通信経路を介して伝送されるデータを傍受のために取得する通信制御装置とを備える通信モニタシステム、における通信モニタ方法であって、呼制御装置がゲートウェイ装置と通信制御装置とを結ぶ通信経路の間に配置されることで、該ゲートウェイ装置と該通信制御装置とが該呼制御装置を介して通信接続され、呼制御装置が、通信端末間に通信経路を確立するために伝送される制御信号に含まれる発信者識別情報及び着信者識別情報のうち少なくとも一の識別情報がデータベースに記憶されているモニタ対象者情報と一致するか否かを判定する判定ステップと、呼制御装置が、判定ステップにおいて少なくとも一の識別情報がモニタ対象者情報と一致すると判定された場合には通信制御装置を経由する通信経路を設定し、判定ステップにおいて発信者識別情報及び着信者識別情報のいずれもモニタ対象者情報と一致しないと判定された場合には通信制御装置を経由しない通信経路を設定する設定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の通信モニタシステムでは、通信端末間に確立された通信経路を介して伝送されるデータを傍受するモニタ装置を更に備え、通信制御装置が、傍受のために取得したデータをモニタ装置に送信することが好ましい。
このような通信モニタシステム及び通信モニタ方法によれば、呼制御装置が発信者及び着信者の識別情報とモニタ対象者情報とを比較してモニタ対象者により通信が行われるか否かを判定する。そして、モニタ対象者により通信が行われる場合には、呼制御装置が、傍受のためにデータを取得する通信制御装置を経由する通信経路を通信端末間に設定し、そうでない場合にはその通信制御装置を経由しない通信経路を設定する。このように、コアネットワーク内に設けられた呼制御装置がモニタの要否を判定し通信経路を設定するので、アクセスネットワークの構成に依存することなく通信を傍受することが可能になる。
本発明の通信モニタシステムでは、通信制御装置が、呼制御装置から受信した第1制御信号に含まれる所定の通信装置のアドレス情報を該通信制御装置のアドレス情報に置換することで第2制御信号を生成して該呼制御装置に送信し、設定手段が、判定手段により少なくとも一の識別情報がモニタ対象者情報と一致すると判定された場合には、所定の通信装置から受信した第1制御信号を通信制御装置に送信することで第2制御信号を受信し、該通信制御装置のアドレス情報を所定のゲートウェイ装置に送信するために該第2制御信号を転送することで、該通信制御装置を経由する通信経路を設定し、判定手段により発信者識別情報及び着信者識別情報のいずれもモニタ対象者情報と一致しないと判定された場合には、所定の通信装置のアドレス情報を所定のゲートウェイ装置に送信するために第1制御信号を転送することで、該通信制御装置を経由しない通信経路を設定することが好ましい。
この場合、モニタ対象者により通信が行われると判定されると、所定の通信装置のアドレス情報ではなく通信制御装置のアドレス情報を含む制御信号が所定のゲートウェイ装置に送信され、そうでない場合には所定の通信装置のアドレス情報を含む制御信号が所定のゲートウェイ装置に送信される。このように通信データの転送先のアドレス情報を所定のゲートウェイ装置に送信することで、モニタ対象者の有無に応じて通信経路を動的に切り替えることができる。
本発明の通信モニタシステムでは、通信制御装置が、第1の通信経路を介して第1の相手端末と接続すると共に第2の通信経路を介して第2の相手端末と接続している通信端末が通信相手を該第1の相手端末から該第2の相手端末に切り替えたと判定した場合に、傍受対象の通信経路を第1の通信経路から第2の通信経路に切り替えることが好ましい。
この場合、通信端末が通信相手を切り替えたと通信制御装置が判定すると、その切替に合わせて傍受対象の通信経路が切り替えられる。これにより、モニタ対象者による通信を間断なくモニタし続けることが可能になる。
本発明の通信モニタシステムでは、通信制御装置が、第3の通信経路を介して音声通話及びテレビ電話通信のうちの一方の方式により相手端末と通信している通信端末が第4の通信経路を介する他方の方式による通信に切り替えたと判定した場合に、傍受対象の通信経路を第3の通信経路から第4の通信経路に切り替えることが好ましい。
この場合、通信端末が通信方式を切り替えた(ベアラ切替を実行した)と通信制御装置が判定すると、その切替に合わせて傍受対象の通信経路が切り替えられる。これにより、モニタ対象者による通信を間断なくモニタし続けることが可能になる。
このような通信モニタシステム及び通信モニタ方法によれば、コアネットワーク内に設けられた呼制御装置がモニタの要否を判定し通信経路を設定するので、アクセスネットワークの構成に依存することなく通信を傍受できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1〜5を用いて、実施形態に係る通信モニタシステムの構成を説明する。図1は通信モニタシステムの全体構成を示す図である。図2はCSCF(Call Session Control Function;呼セッション制御機能)の機能構成を示す図である。図3はCSCFのハードウェア構成を示す図である。図4は加入者情報の構成を示す図である。図5はMG(Media Gateway;メディアゲートウェイ)の機能構成を示す図である。
通信モニタシステム1は、通信端末間で伝送されるデータを傍受するコンピュータシステムであり、複数の通信端末Mと、通信端末Mが接続するアクセスネットワークNAと、コアネットワークNCと、公衆電話網Pと、その公衆電話網Pを介してコアネットワークNCに接続するモニタ装置10とを含んで構成されている。
通信端末Mの種類は限定されず、例えば、携帯電話機や固定電話機、パーソナルコンピュータなどの様々な装置を通信端末とすることが可能である。モニタ装置10は、公衆電話網Pではなく、構内通信網(Local Area Network;LAN)やインターネットなどの他のネットワークを介してコアネットワークNCに接続してもよい。
コアネットワークNCは、ゲートウェイ(ゲートウェイ装置)20と、呼制御装置であるCSCF30と、AS(Application Server;アプリケーションサーバ)40と、モニタ装置10にデータを送信するMG(通信制御装置)50を含んで構成されている。コアネットワークNCとアクセスネットワークNAとはゲートウェイ20を介して接続されており、コアネットワークNCと公衆電話網PとはMG50及びPSTN−GW(Public Switched Telephone Networks Gateway;公衆交換電話網用ゲートウェイ)60を介して接続されている。
図2,3を用いてCSCF30の構成を説明する。CSCF30は、機能的構成要素として記憶部31、受信部32、判定部(判定手段)33及び経路設定部(設定手段)34を備えている。
CSCF30は、図3に示すように、CPU301と、ROMやRAMで構成される主記憶部302と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部303と、AS50やゲートウェイ20などの他の通信機器との間で信号の送受信を行うための通信インタフェース304と、操作キーなどで構成される入力部305と、モニタなどで構成される出力部306とを備えている。図2に示すCSCF30の各機能は、CPU301又は主記憶部302上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませ、CPU301の制御の下で通信インタフェース304、入力部305及び出力部306を動作させるとともに、主記憶部302又は補助記憶部303に対してデータの読み出し又は書き込みを行うことで実現される。
記憶部31は、モニタ対象者を識別するモニタ対象者情報を記憶するデータベースである。記憶部31は図4に示すような加入者情報を記憶している。加入者情報は、ユーザを特定するためのユーザ識別子と、加入者番号である国際ISDN(Integrated Services Digital Network)番号と、モニタ対象者か否かを示す通信傍受フラグとを含んでおり、他の情報を含む場合もある。通信傍受フラグ「1」はユーザがモニタ対象者であることを示し、通信傍受フラグ「0」はモニタ対象者でないことを示している。もっとも、通信傍受フラグの値の設定方法はこれに限定されず、例えば「0」に代えて「null」を設定してもよい。記憶部31は、CSCF30の管理下にあるアクセスネットワークNAに接続する通信端末Mの加入者情報を記憶している。
受信部32は、INVITEメッセージを受信する手段である。INVITEメッセージは、SIP(Session Initiation Protocol、セッション開始プロトコル)で規定されている制御信号であり、通信端末M間に呼(通信経路)を確立するために伝送される。INVITEメッセージは発信者及び着信者双方のユーザ識別子(発信者識別情報及び着信者識別情報)を含んでいる。受信部32は受信したINVITEメッセージを判定部33に出力する。
受信部32がどの通信装置からINVITEメッセージを受信するかは、CSCF30が発信側か受信側かによって異なる。CSCF30が発信側の呼制御装置である場合には、受信部32は発信側のゲートウェイ20からINVITEメッセージを受信する。このINVITEメッセージには発信側のゲートウェイ20のアドレス情報が含まれている。これに対してCSCF30が着信側の呼制御装置である場合には、受信部32は発信側のCSCF30からINVITEメッセージを受信する。このINVITEメッセージには発信側のゲートウェイ20又は発信側のMG50のアドレス情報が含まれている。
判定部33は、INVITEメッセージに含まれる発信者及び着信者双方のユーザ識別子のうち少なくとも一の識別子が記憶部31に記憶されているモニタ対象者情報(通信傍受フラグが「1」であるユーザ識別子)と一致するか否かを判定する手段である。例えば、記憶部31が図4に示す2個の加入者情報を記憶しており、受信したINVITEメッセージにユーザ識別子「123456789ABCDEF」が含まれている場合、判定部33はモニタ対象者が通信しようとしていることを示すモニタ信号を生成して経路設定部34に出力する。これに対して、受信したINVITEメッセージにユーザ識別子「123456789ABCDEF」や「234567890ABCDEF」が含まれていなければ、判定部33はモニタ対象者による通信ではないことを示す通常信号を生成して経路設定部34に出力する。
経路設定部34は、判定部33により少なくとも一のユーザ識別子が記憶部31に記憶されているモニタ対象者情報と一致すると判定された場合にはMG50を経由する通信経路を設定し、判定部33によりINVITEメッセージに含まれるユーザ識別子がモニタ対象者情報と一致しないと判定された場合にはMG50を経由しない通信経路を設定する手段である。経路設定部34の具体的な処理はCSCF30が発信側か着信側かによって異なるので、以下ではそれぞれの場合毎に説明する。
1.発信側のCSCF30の処理
(モニタ信号が入力された場合)
経路設定部34は発信側のMG50にINVITEメッセージ(第1制御信号)を転送する。その後、経路設定部34はそのMG50のアドレス情報を含むINVITEメッセージ(第2制御信号)をMG50から受信する。また、経路設定部34は発信側のAS40にサービス起動判定をさせるためにINVITEメッセージを送信し、そのAS40から同様のINVITEメッセージを受信する。続いて、経路設定部34は発信側のMG50のアドレス情報を含むINVITEメッセージ(第2制御信号)を着信側のCSCF30に送信する。
その後、経路設定部34は着信側のCSCF30から200_OKメッセージ(以下では単に「OKメッセージ」という)を受信する。OKメッセージはSIPで規定されており、通信端末M間に呼(通信経路)を確立するために伝送される。このOKメッセージには、着信側のゲートウェイ20又は着信側のMG50のアドレス情報が含まれている。続いて、経路設定部34はそのOKメッセージを発信側のAS40に転送し、そのAS40から同様のOKメッセージを受信する。また、経路設定部34は、OKメッセージ(第1制御信号)を発信側のMG50に送信し、発信側のMG50のアドレス情報を含むOKメッセージ(第2制御信号)をそのMG50から受信する。そして、経路設定部34は発信側のMG50のアドレス情報を含むOKメッセージ(第2制御信号)を発信側のゲートウェイ20に転送する。
(通常信号が入力された場合)
経路設定部34はAS40にサービス起動判定を実行させるためにAS40にINVITEメッセージを転送し、そのAS40から同様のINVITEメッセージを受信する。続いて、経路設定部34は発信側のゲートウェイ20のアドレス情報が含まれるINVITEメッセージ(第1制御信号)を着信側のCSCF30に転送する。
その後、経路設定部34は着信側のCSCF30からOKメッセージを受信する。このOKメッセージには、着信側のゲートウェイ20又は着信側のMG50のアドレス情報が含まれている。経路設定部34はそのOKメッセージを発信側のAS40に転送し、そのAS40から同様のOKメッセージを受信する。続いて、経路設定部34はOKメッセージ(第1制御信号)を発信側のゲートウェイ20に転送する。
2.着信側のCSCF30の処理
(モニタ信号が入力された場合)
経路設定部34は着信側のMG50にINVITEメッセージ(第1制御信号)を転送する。その後、経路設定部34はそのMG50のアドレス情報を含むINVITEメッセージ(第2制御信号)をMG50から受信する。また、経路設定部34は着信側のAS40にサービス起動判定をさせるためにINVITEメッセージを送信し、そのAS40から同様のINVITEメッセージを受信する。続いて、経路設定部34は着信側のMG50のアドレス情報を含むINVITEメッセージ(第2制御信号)を着信側のゲートウェイ20に送信する。
その後、経路設定部34は着信側のゲートウェイ20のアドレス情報を含むOKメッセージをそのゲートウェイ20から受信する。続いて、経路設定部34はそのOKメッセージを着信側のAS40に転送し、そのAS40から同様のOKメッセージを受信する。また、経路設定部34は、OKメッセージ(第1制御信号)を着信側のMG50に送信し、着信側のMG50のアドレス情報を含むOKメッセージ(第2制御信号)をそのMG50から受信する。そして、経路設定部34は着信側のMG50のアドレス情報を含むOKメッセージ(第2制御信号)を発信側のCSCF30に転送する。
(通常信号が入力された場合)
経路設定部34はAS40にサービス起動判定を実行させるために着信側のAS40にINVITEメッセージを転送し、そのAS40から同様のINVITEメッセージを受信する。続いて、経路設定部34は発信側のゲートウェイ20又は発信側のMG50のアドレス情報が含まれるINVITEメッセージ(第1制御信号)を着信側のゲートウェイ20に転送する。
その後、経路設定部34は着信側のゲートウェイ20のアドレス情報を含むOKメッセージをそのゲートウェイ20から受信する。続いて、経路設定部34はそのOKメッセージを着信側のAS40に転送し、そのAS40から同様のOKメッセージを受信する。続いて、経路設定部34はOKメッセージ(第1制御信号)を発信側のCSCF30に転送する。
次に、図5を用いてMG50の構成を説明する。CSCF30は、機能的構成要素としてモニタ設定部51及びデータ転送部52を備えている。
MG50のハードウェイ構成は図3に示すCSCF30と同様であり、MG50の各機能がハードウェア上でどのように実現されるかもCSCF30について説明したことと同様である。
モニタ設定部51は、CSCF30により少なくとも一のユーザ識別子がモニタ対象者情報と一致すると判定された場合に、モニタ装置10との間に通信経路を設定する手段である。また、モニタ設定部51は、CSCF30から受信した制御信号(INVITEメッセージ又はOKメッセージ)に含まれるアドレス情報をMG50のアドレス情報に置換し、アドレス情報が置換された制御信号(INVITEメッセージ又はOKメッセージ)を生成してCSCF30に送信する手段である。
モニタ設定部51は、CSCF30からINVITEメッセージ(第1制御信号)を受信すると自律メッセージを生成してモニタ装置10に送信する。その後、モニタ装置10からモニタ要求信号を受信すると、モニタ設定部51は受信したINVITEメッセージに含まれるアドレス情報を記憶すると共に、その情報をMG50のアドレス情報に置き換え、置換後のINVITEメッセージ(第2制御信号)をCSCF30に送信する。また、モニタ設定部51はINVITEメッセージをモニタ装置10に送信し、その送信に応じてモニタ装置10から送信されたOKメッセージを受信する。また、モニタ設定部51は、CSCF30からOKメッセージ(第1制御信号)を受信すると、そのOKメッセージ中のアドレス情報を記憶すると共に、その情報をCSCF30のアドレス情報に置き換え、置換後のOKメッセージ(第2制御信号)をCSCF30に送信する。
データ転送部52は、通信端末M間で通信されるデータを中継すると共に、そのデータのコピーを生成してモニタ装置10に送信する手段である。データ転送部52から送信されたデータのコピーは、PSTN−GW60及び公衆電話網Pを介してモニタ装置10に伝送される。
次に、図6〜11を用いて、図1に示す通信モニタシステム1の処理を説明するとともに本実施形態に係る通信モニタ方法について説明する。図6は通常時の処理を示すシーケンス図であり、図7はそのときに設定される通信経路を示す図である。図8は発信者がモニタ対象者であるときの処理を示すシーケンス図であり、図9はそのときに設定される通信経路を示す図である。図10は着信者がモニタ対象者であるときの処理を示すシーケンス図であり、図11はそのときに設定される通信経路を示す図である。
なお、説明の便宜のために、発信側のゲートウェイ、CSCF、AS及びMGをゲートウェイ20a、CSCF30a、AS40a及びMG50aとし、着信側のゲートウェイ、CSCF、AS及びMGをゲートウェイ20b、CSCF30b、AS40b及びMG50bとする。また、ゲートウェイ20a、ゲートウェイ20b、MG50a及びMG50bのアドレス情報をそれぞれGW1,GW2,MG1,MG2とする。
まず、図6及び7を用いて、発信者及び着信者の双方がモニタ対象者でない通常の場合を説明する。通信端末Mが発呼を行うと、アドレス「GW1」を含むINVITEメッセージがゲートウェイ20aからCSCF30aに送信される(ステップS11)。CSCF30aは、そのINVITEメッセージに含まれる発信者のユーザ識別子とモニタ対象者情報とを比較し、ユーザ識別子と一致するモニタ対象者情報が存在しない(発信者はモニタ対象者でない)と判定する(ステップS12、判定ステップ)。続いて、CSCF30aはAS40aにINVITEメッセージを送信し、そのAS40aからINVITEメッセージを受信する(ステップS13)。続いて、CSCF30aはアドレス「GW1」を含むINVITEメッセージをCSCF30bに送信する(ステップS14、設定ステップ)。
CSCF30bは、受信したINVITEメッセージに含まれる着信者のユーザ識別子とモニタ対象者情報とを比較し、ユーザ識別子と一致するモニタ対象者情報が存在しない(着信者はモニタ対象者でない)と判定する(ステップS15、判定ステップ)。続いて、CSCF30bはAS40bにINVITEメッセージを送信し、そのAS40bからINVITEメッセージを受信する(ステップS16)。続いて、CSCF30bはアドレス「GW1」を含むINVITEメッセージをゲートウェイ20bに送信する(ステップS17、設定ステップ)。ゲートウェイ20bは、そのアドレス「GW1」を記憶すると共に着信側の通信端末Mを呼び出す。
着信端末の呼出しが成功すると、ゲートウェイ20bはアドレス「GW2」を含むOKメッセージをCSCF30bに送信する(ステップS18)。CSCF30bは、AS40bにOKメッセージを送信し、そのAS40bからOKメッセージを受信する(ステップS19)。続いて、CSCF30bはアドレス「GW2」を含むOKメッセージをCSCF30aに送信する(ステップS20、設定ステップ)。
CSCF30aは、OKメッセージをAS40aに送信し、そのAS40bからOKメッセージを受信する(ステップS21)。続いて、CSCF30aはアドレス「GW2」を含むOKメッセージをゲートウェイ20aに送信する(ステップS22、設定ステップ)。これにより、通信端末M間に呼が確立される(ステップS23)。このとき、ゲートウェイ20aにはアドレス「GW2」が記憶され、ゲートウェイ20bにはアドレス「GW1」が記憶されるので、ゲートウェイ20a及びゲートウェイ20bを経由する呼(通信経路)L1が確立される(図7参照)。
次に、図8及び9を用いて、発信者がモニタ対象者である場合を説明する。通信端末が発呼を行うと、アドレス「GW1」を含むINVITEメッセージがゲートウェイ20aからCSCF30aに送信される(ステップS31)。CSCF30aは、そのINVITEメッセージに含まれる発信者のユーザ識別子とモニタ対象者情報とを比較し、発信者のユーザ識別子と一致するモニタ対象者情報が存在する(発信者はモニタ対象者である)と判定する(ステップS32、判定ステップ)。続いて、CSCF30aは受信したINVITEメッセージをMG50aに転送する(ステップS33、設定ステップ)。
MG50aは、モニタ装置10と接続すると共に、受信したINVITEメッセージに含まれるアドレス情報を「MG1」に置換してCSCF30aに送信する(ステップS34)。CSCF30aはAS40aにINVITEメッセージを送信し、そのAS40aからINVITEメッセージを受信する(ステップS35)。続いて、CSCF30aはアドレス「MG1」を含むINVITEメッセージをCSCF30bに送信する(ステップS36、設定ステップ)。
CSCF30bは、受信したINVITEメッセージに含まれる着信者のユーザ識別子とモニタ対象者情報とを比較し、ユーザ識別子と一致するモニタ対象者情報が存在しない(着信者はモニタ対象者でない)と判定する(ステップS37、判定ステップ)。続いて、CSCF30bはAS40bにINVITEメッセージを送信し、そのAS40bからINVITEメッセージを受信する(ステップS38)。続いて、CSCF30bはアドレス「MG1」を含むINVITEメッセージをゲートウェイ20bに送信する(ステップS39、設定ステップ)。ゲートウェイ20bは、そのアドレス「MG1」を記憶すると共に着信側の通信端末Mを呼び出す。
着信端末の呼出しが成功すると、ゲートウェイ20bはアドレス「GW2」を含むOKメッセージをCSCF30bに送信する(ステップS40)。CSCF30bは、AS40bにOKメッセージを送信し、そのAS40bからOKメッセージを受信する(ステップS41)。続いて、CSCF30bはアドレス「GW2」を含むOKメッセージをCSCF30aに送信する(ステップS42、設定ステップ)。
CSCF30aは、OKメッセージをAS40aに送信し、そのAS40bからOKメッセージを受信する(ステップS43)。続いて、CSCF30aはアドレス「GW2」を含むOKメッセージをMG50aに送信する(ステップS44、設定ステップ)。MG50aは、受信したOKメッセージに含まれるアドレス情報を「MG1」に置換してCSCF30aに送信する(ステップS45)。CSCF30aは、アドレス「MG1」を含むOKメッセージをゲートウェイ20aに送信する(ステップS46、設定ステップ)。これにより、通信端末M間に呼が確立される(ステップS47)。
このとき、ゲートウェイ20a及びゲートウェイ20bにはアドレス「MG1」が記憶され、MG50aにはアドレス「GW1」及び「GW2」が記憶されるので、ゲートウェイ20a、MG50a及びゲートウェイ20bを経由する呼(通信経路)L2が確立される(図9参照)。また、MG50aとモニタ装置10とが接続され(図9の経路L3参照)、モニタ装置10において通信傍受が可能になる。
次に、図10及び11を用いて、着信者がモニタ対象者である場合を説明する。通信端末が発呼を行うと、アドレス「GW1」を含むINVITEメッセージがゲートウェイ20aからCSCF30aに送信される(ステップS51)。CSCF30aは、そのINVITEメッセージに含まれる発信者のユーザ識別子とモニタ対象者情報とを比較し、発信者のユーザ識別子と一致するモニタ対象者情報が存在しない(発信者はモニタ対象者でない)と判定する(ステップS52、判定ステップ)。続いて、CSCF30aはAS40aにINVITEメッセージを送信し、そのAS40aからINVITEメッセージを受信する(ステップS53)。続いて、CSCF30aはアドレス「GW1」を含むINVITEメッセージをCSCF30bに送信する(ステップS54、設定ステップ)。
CSCF30bは、受信したINVITEメッセージに含まれる着信者のユーザ識別子とモニタ対象者情報とを比較し、ユーザ識別子と一致するモニタ対象者情報が存在する(着信者はモニタ対象者である)と判定する(ステップS55、判定ステップ)。続いて、CSCF30aは受信したINVITEメッセージをMG50bに転送する(ステップS56、設定ステップ)。MG50bは、モニタ装置10と接続すると共に、受信したINVITEメッセージに含まれるアドレス情報を「MG2」に置換してCSCF30bに送信する(ステップS57)。
CSCF30bはAS40bにINVITEメッセージを送信し、そのAS40bからINVITEメッセージを受信する(ステップS58)。続いて、CSCF30bはアドレス「MG2」を含むINVITEメッセージをゲートウェイ20bに送信する(ステップS59、設定ステップ)。ゲートウェイ20bは、そのアドレス「MG2」を記憶すると共に着信側の通信端末Mを呼び出す。
着信端末の呼出しが成功すると、ゲートウェイ20bはアドレス「GW2」を含むOKメッセージをCSCF30bに送信する(ステップS60)。CSCF30bは、AS40bにOKメッセージを送信し、そのAS40bからOKメッセージを受信する(ステップS61)。続いて、CSCF30bはアドレス「GW2」を含むOKメッセージをMG50bに送信する(ステップS62、設定ステップ)。MG50bは、受信したOKメッセージに含まれるアドレス情報を「MG2」に置換してCSCF30bに送信する(ステップS63)。続いて、CSCF30bはアドレス「MG2」を含むOKメッセージをCSCF30aに送信する(ステップS64、設定ステップ)。
CSCF30aは、OKメッセージをAS40aに送信し、そのAS40bからOKメッセージを受信する(ステップS65)。続いて、CSCF30aは、アドレス「MG2」を含むOKメッセージをゲートウェイ20aに送信する(ステップS66、設定ステップ)。これにより、通信端末M間に呼が確立される(ステップS67)。
このとき、ゲートウェイ20a及びゲートウェイ20bにはアドレス「MG2」が記憶され、MG50bにはアドレス「GW1」及び「GW2」が記憶されるので、ゲートウェイ20a、MG50b及びゲートウェイ20bを経由する呼(通信経路)L4が確立される(図11参照)。また、MG50bとモニタ装置10とが接続され(図11の経路L5参照)、モニタ装置10において通信傍受が可能になる。
なお、発信者及び着信者の双方がモニタ対象者である場合は、発信側において図8と同様の処理が行われ着信側において図10と同様の処理が行われる。その結果、ゲートウェイ20aはアドレス「MG1」を記憶し、MG50aは二つのアドレス「GW1,MG2」を記憶し、MG50bは二つのアドレス「MG1,GW2」を記憶し、ゲートウェイ20bはアドレス「MG2」を記憶する。これにより、ゲートウェイ20a、MG50a、MG50b及びゲートウェイ20bを経由する呼が確立されると共に、発信側及び着信側双方のモニタ装置10において通信傍受が可能になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、コアネットワークNC内に設けられたCSCF30がモニタの要否を判定し通信経路を設定するので、アクセスネットワークNAの構成に依存することなく通信を傍受することが可能になる。
また、モニタ対象者により通信が行われると判定されると、所定の通信装置(ゲートウェイ20又は相手側のMG50)のアドレス情報ではなく自側のMG50のアドレス情報を含む制御信号が所定のゲートウェイ20に送信され、そうでない場合には所定の通信装置(ゲートウェイ20又は相手側のMG50)のアドレス情報を含む制御信号が所定のゲートウェイ20に送信される。このように通信データの転送先のアドレス情報を所定のゲートウェイ20に送信することで、モニタ対象者の有無に応じて通信経路を動的に切り替えることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
本発明は、モニタ対象者の通信端末がコールウェイティング/コールホールド(Call Waiting/Call Hold;CW/CH)機能を実装している場合にも適用可能である。この場合の処理を図12を用いて説明する。図12は、CW/CH機能を有する通信端末に対して設定される通信経路を示す図である。
図12に示すように、通信端末Maのユーザがモニタ対象者であり、通信端末Maが通信端末Mb,Mcのそれぞれと呼を確立した場合には、通信経路L6,L7が確立される。ここで、通信経路L6が先に確立されたならば、モニタ装置10は通信端末Ma,Mb間の通信を傍受している。その後、通信端末Maのユーザが通信を切り替えて通信端末Mcのユーザと通信し始めると、通信端末Maを管理するゲートウェイ20がその切替を検知して、切替が発生したことを示す切替信号D1をAS40に送信する。続いて、AS40が同様の切替信号D2をMG50に送信する。MG50のデータ転送部52は、その切替信号を受信すると、通信端末Maのユーザが通信を切り替えて通信端末Mcのユーザと通信し始めたと判定する。そして、データ転送部52はモニタする通信経路を通信経路L7に切り替え、通信経路L7を流れるデータのコピーを生成してモニタ装置10に送信する。これにより、モニタ対象者による通信を間断なくモニタし続けることが可能になる。
本発明は、モニタ対象者の通信端末Mが複数のベアラに対応している場合にも適用可能である。ここで、本明細書におけるベアラとは、音声通話(音声/3.1kHzオーディオ)かテレビ電話通信(データ通信)かを区別する概念であり、ベアラ切替とは、音声通話とTV電話通信とを切り替えることをいう。
ベアラ切替時にはそれまでの呼(通信経路)は切断され新たな呼(通信経路)が確立される。通信端末Mが複数のベアラに対応している場合には、CSCF30はMG50に送信するINVITEメッセージにベアラ切替用番号を付加する。したがって、ベアラ切替が可能な通信端末Mの呼を確立するためのINVITEメッセージには、加入者番号とベアラ切替用番号とが含まれることになる。また、ベアラ切替時の呼の切断の際には、ベアラ切替であることを示す切替情報を含むBYEメッセージがCSCF30からMG50に送信される。BYEメッセージはSIPで規定されており、呼を切断するために伝送される制御信号である。
MG50は、受信したINVITEメッセージに基づいてモニタ装置10との間に通信経路を設定すると共に、そのINVITEメッセージから加入者番号及びベアラ切替用番号を抽出し記憶する。その後、CSCF30からBYEメッセージを受信すると、MG50はそのBYEメッセージに切替情報が含まれているか否かを検査し、切替情報が含まれていれば通常の切断ではなくベアラ切替のための切断を実行すると決定する。そして、MG50はモニタ装置10との間の通信経路を維持する。
その後、MG50はベアラ切替後の呼を確立するためのINVITEメッセージを受信する。このとき、MG50はINVITEメッセージから加入者番号及びベアラ切替用番号を抽出し、抽出した二種類の番号と記憶している二種類の番号とを照合する。そして、それらの番号の組が一致した場合には、MG50は通信端末Mがベアラ切替を行ったと判定し、維持しているモニタ装置10との間の通信経路をベアラ切替後の通信を傍受するために再利用する。これにより、ベアラ切替時にもモニタ対象者による通信を間断なくモニタし続けることが可能になる。
上記実施形態ではコアネットワークNCがCSCF30及びAS40を備えていたが、呼制御に関係する装置の構成はこれに限定されない。例えば、コアネットワークがCSCFに相当する装置を備えASに相当する装置を備えない場合でも、本発明を適用することができる。
実施形態に係る通信モニタシステムの全体構成を示す図である。 図1に示すCSCFの機能構成を示す図である。 図1に示すCSCFのハードウェア構成を示す図である。 加入者情報の構成を示す図である。 図1に示すMGの機能構成を示す図である。 通常時の処理を示すシーケンス図である。 図6に示す処理により設定される通信経路を示す図である。 発信者がモニタ対象者であるときの処理を示すシーケンス図である。 図8に示す処理により設定される通信経路を示す図である。 着信者がモニタ対象者であるときの処理を示すシーケンス図である。 図10に示す処理により設定される通信経路を示す図である。 CW/CH機能を有する通信端末に対して設定される通信経路を示す図である。
符号の説明
1…通信モニタシステム、10…モニタ装置、20…ゲートウェイ(ゲートウェイ装置)、30…CSCF(呼制御装置)、31…記憶部(データベース)、32…受信部、33…判定部(判定手段)、34…経路設定部(設定手段)、50…MG(通信制御装置)、51…モニタ設定部、52…データ転送部、M…通信端末、NA…アクセスネットワーク、NC…コアネットワーク。

Claims (6)

  1. 通信端末が接続するアクセスネットワークとコアネットワークとを接続するゲートウェイ装置と、
    前記コアネットワーク内において前記ゲートウェイ装置と接続し、通信端末間の通信経路を設定する呼制御装置と、
    前記通信端末間に確立された通信経路を介して伝送されるデータを傍受のために取得する通信制御装置と、を備え、
    前記呼制御装置が前記ゲートウェイ装置と前記通信制御装置とを結ぶ通信経路の間に配置されることで、該ゲートウェイ装置と該通信制御装置とが該呼制御装置を介して通信接続され、
    前記呼制御装置が、
    モニタ対象者を識別するモニタ対象者情報を記憶するデータベースと、
    通信端末間に通信経路を確立するために伝送される制御信号に含まれる発信者識別情報及び着信者識別情報のうち少なくとも一の識別情報が前記データベースに記憶されているモニタ対象者情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記少なくとも一の識別情報が前記モニタ対象者情報と一致すると判定された場合には前記通信制御装置を経由する通信経路を設定し、前記判定手段により前記発信者識別情報及び前記着信者識別情報のいずれも前記モニタ対象者情報と一致しないと判定された場合には前記通信制御装置を経由しない通信経路を設定する設定手段と、を備える、通信モニタシステム。
  2. 通信端末間に確立された通信経路を介して伝送されるデータを傍受するモニタ装置を更に備え、
    前記通信制御装置が、傍受のために取得した前記データを前記モニタ装置に送信する、請求項1に記載の通信モニタシステム。
  3. 前記通信制御装置が、前記呼制御装置から受信した第1制御信号に含まれる所定の通信装置のアドレス情報を該通信制御装置のアドレス情報に置換することで第2制御信号を生成して該呼制御装置に送信し、
    前記設定手段が、前記判定手段により前記少なくとも一の識別情報が前記モニタ対象者情報と一致すると判定された場合には、所定の通信装置から受信した前記第1制御信号を前記通信制御装置に送信することで前記第2制御信号を受信し、該通信制御装置のアドレス情報を所定のゲートウェイ装置に送信するために該第2制御信号を転送することで、該通信制御装置を経由する通信経路を設定し、前記判定手段により前記発信者識別情報及び前記着信者識別情報のいずれも前記モニタ対象者情報と一致しないと判定された場合には、前記所定の通信装置のアドレス情報を前記所定のゲートウェイ装置に送信するために前記第1制御信号を転送することで、該通信制御装置を経由しない前記通信経路を設定する、請求項1又は2に記載の通信モニタシステム。
  4. 前記通信制御装置が、第1の通信経路を介して第1の相手端末と接続すると共に第2の通信経路を介して第2の相手端末と接続している通信端末が通信相手を該第1の相手端末から該第2の相手端末に切り替えたと判定した場合に、傍受対象の通信経路を前記第1の通信経路から前記第2の通信経路に切り替える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信モニタシステム。
  5. 前記通信制御装置が、第3の通信経路を介して音声通話及びテレビ電話通信のうちの一方の方式により相手端末と通信している通信端末が第4の通信経路を介する他方の方式による通信に切り替えたと判定した場合に、傍受対象の通信経路を前記第3の通信経路から前記第4の通信経路に切り替える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信モニタシステム。
  6. 通信端末が接続するアクセスネットワークとコアネットワークとを接続するゲートウェイ装置と、モニタ対象者を識別するモニタ対象者情報を記憶するデータベースを有し、前記コアネットワーク内において前記ゲートウェイ装置と接続し、通信端末間の通信経路を設定する呼制御装置と、前記通信端末間に確立された通信経路を介して伝送されるデータを傍受のために取得する通信制御装置とを備える通信モニタシステム、における通信モニタ方法であって、
    前記呼制御装置が前記ゲートウェイ装置と前記通信制御装置とを結ぶ通信経路の間に配置されることで、該ゲートウェイ装置と該通信制御装置とが該呼制御装置を介して通信接続され、
    前記呼制御装置が、通信端末間に通信経路を確立するために伝送される制御信号に含まれる発信者識別情報及び着信者識別情報のうち少なくとも一の識別情報が前記データベースに記憶されているモニタ対象者情報と一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記呼制御装置が、前記判定ステップにおいて前記少なくとも一の識別情報が前記モニタ対象者情報と一致すると判定された場合には前記通信制御装置を経由する通信経路を設定し、前記判定ステップにおいて前記発信者識別情報及び前記着信者識別情報のいずれも前記モニタ対象者情報と一致しないと判定された場合には前記通信制御装置を経由しない通信経路を設定する設定ステップと、を含むことを特徴とする通信モニタ方法。
JP2008207768A 2008-08-12 2008-08-12 通信モニタシステム及び通信モニタ方法 Active JP5214368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008207768A JP5214368B2 (ja) 2008-08-12 2008-08-12 通信モニタシステム及び通信モニタ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008207768A JP5214368B2 (ja) 2008-08-12 2008-08-12 通信モニタシステム及び通信モニタ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010045564A JP2010045564A (ja) 2010-02-25
JP5214368B2 true JP5214368B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=42016582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008207768A Active JP5214368B2 (ja) 2008-08-12 2008-08-12 通信モニタシステム及び通信モニタ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5214368B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5441158B2 (ja) * 2009-11-25 2014-03-12 日本電気株式会社 管理装置、制御装置、通信システム、制御方法及びプログラム
CN108650425B (zh) * 2018-05-15 2021-03-19 中国联合网络通信集团有限公司 监听方法及监听系统
JP7052118B1 (ja) * 2021-03-31 2022-04-11 Kddi株式会社 通信傍受システム、通信傍受装置、通信傍受方法、およびプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3786936B2 (ja) * 2003-06-20 2006-06-21 日本電信電話株式会社 パケット転送システム、パケット監視方法、呼制御装置、パケット転送装置、およびモニタ装置
JP2009130424A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Nec Corp 情報通信システム、ネットワーク帯域管理装置、伝送装置、情報信号モニタ方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010045564A (ja) 2010-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6876633B2 (en) Apparatus and method for computer telephone integration in packet switched telephone networks
US6832254B1 (en) Method and apparatus for associating an end-to-end call identifier with a connection in a multimedia packet network
AU2005200060B2 (en) Managing routing path of voice over internet protocol (VoIP) system
US7646761B2 (en) Integrating multimedia capabilities with legacy networks
US20020118675A1 (en) Apparatus and method for computer telephone integration in packet switched telephone networks
KR20070047293A (ko) 하이브리드 전기통신 네트워크에서 상관 수단을 제공하는방법 및 장치
US20050271055A1 (en) Method, network arrangement and apparatus for providing ISDN services in next generation packet based telecommunication networks
KR20070098372A (ko) 서비스 도메인 선택 방법 및 장치
US7545798B2 (en) Communication system for controlling a call portion
JP2009200584A (ja) 緊急呼処理装置、方法、プログラム、並びにサーバ装置及びこれを用いた緊急呼処理システム
US7366183B1 (en) Detecting multimedia capability of a caller
JP5214368B2 (ja) 通信モニタシステム及び通信モニタ方法
JP2006101528A (ja) ループ通信チャネルの検出
EP2119172B1 (en) Method and system for processing call change request in an internet protocol multimedia subsystem
CN101622815B (zh) 用于呼叫分叉情况的动态密钥交换
KR100814398B1 (ko) 멀티콜 서비스 지원 VoIP 단말 및 그 방법
WO2001015486A1 (en) Method and apparatus for improved call setup in a multimedia packet network
JP2008236470A (ja) Ip電話端末及びip電話システム
JP4094316B2 (ja) インターネット電話方式および方法
JP2010171852A (ja) 課金データ生成方法、呼制御方法、通信システム、情報処理装置および中継用セッション制御サーバ
US7747672B1 (en) Method and apparatus using lightweight RRQ for efficient recovery of a call signaling channel in gatekeeper-routed call signaling
US8630254B2 (en) Telephone line switching apparatus, telephone line switching system, telephone relay system, telephone relay method, telephone relay program
JP4514774B2 (ja) 連携サーバ装置
JP4520666B2 (ja) VoIP通信装置、ゲートキーパ、および呼制御方法
JP2000286882A (ja) マルチメディア情報通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5214368

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250