JP7052118B1 - 通信傍受システム、通信傍受装置、通信傍受方法、およびプログラム - Google Patents

通信傍受システム、通信傍受装置、通信傍受方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7052118B1
JP7052118B1 JP2021061551A JP2021061551A JP7052118B1 JP 7052118 B1 JP7052118 B1 JP 7052118B1 JP 2021061551 A JP2021061551 A JP 2021061551A JP 2021061551 A JP2021061551 A JP 2021061551A JP 7052118 B1 JP7052118 B1 JP 7052118B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interception
communication
session
start request
hold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021061551A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022157371A (ja
Inventor
絵理子 大橋
則男 金谷
慎也 萩原
拓郎 堺
裕也 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2021061551A priority Critical patent/JP7052118B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7052118B1 publication Critical patent/JP7052118B1/ja
Publication of JP2022157371A publication Critical patent/JP2022157371A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 傍受対象の通信を通信開始からもれなく傍受することを可能にする技術を提供すること。【解決手段】通信傍受装置と通信制御装置とを備える通信傍受システムは、傍受対象ユーザの識別子を特定可能な情報を取得し、セッションの確立を要求するセッション開始要求を受信し、受信したセッション開始要求が、取得した識別子を含む場合であって、セッション開始要求が所定の条件を満たすと判定した場合に、通信傍受装置へセッション開始要求を転送し、セッション開始要求が所定の条件を満たさないと判定した場合に、通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記セッション開始要求を転送する、通信制御装置と、セッション開始要求を受信した場合に、通信傍受装置を介して通信が行われるようにセッションを確立し、確立したセッションにおける通信を傍受する通信傍受装置を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、通信傍受システム、通信傍受装置、通信傍受方法、およびプログラムに関する。
これまで、通信網を介して接続される通信端末間の通信を傍受する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2008-270899号公報
ここで、特許文献1に記載の技術では、セッションが確立された後、確立済みのセッションを切り替えて傍受を行うため、傍受対象の通信の一部が傍受できない場合があった。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、傍受対象の通信を通信開始からもれなく傍受することを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信傍受システムは、
通信傍受装置と通信制御装置とを備えるIP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受システムであって、
前記通信制御装置は、
傍受対象ユーザの識別子を特定可能な情報を取得する取得手段と、
セッションの確立を要求するセッション開始要求を受信する受信手段と、
受信したセッション開始要求が、前記取得手段で取得した前記識別子を含む場合であって、
当該セッション開始要求が所定の条件を満たすと判定した場合に、前記通信傍受装置へ前記セッション開始要求を転送し、
当該セッション開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記セッション開始要求を転送する、
転送手段と、
を備え、
前記通信傍受装置は、
前記セッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるようにセッションを確立するセッション確立手段と、
前記セッション確立手段で確立した前記セッションにおける通信を傍受する傍受手段と、
傍受に関する通知を送信する通知手段と、
を備え、
前記受信手段は、前記セッションの保留の開始要求を受信し、
前記転送手段は、受信した前記保留の開始要求が前記取得手段で取得した前記識別子を含む場合であって、
受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たすと判定した場合に、前記通信傍受装置へ前記保留の開始要求を転送し、
受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記保留の開始要求を転送し、
前記傍受手段は、前記通信傍受装置が前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記通信傍受装置が前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
前記通知手段は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信傍受装置は、
IP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受装置であって、
前記IMSネットワーク内の他のネットワークノードからセッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるように、前記セッション開始要求に含まれるセッションデスクリプションプロトコル情報を更新し、更新した前記セッション開始要求を前記他のネットワークノードに転送する転送手段と、
前記通信傍受装置を介したセッションにおける通信を傍受する傍受手段と、
傍受に関する通知を送信する通知手段と、
を備え、
前記傍受手段は、前記通信傍受装置が前記IMSネットワーク内の他のネットワークノードから転送された前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記通信傍受装置が前記IMSネットワーク内の他のネットワークノードから転送された前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
前記通知手段は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信傍受方法は、
通信傍受装置と通信制御装置とを備えるIP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受システムの通信傍受方法であって、
前記通信制御装置が、傍受対象ユーザの識別子を特定可能な情報を取得する取得工程と、
セッションの確立を要求するセッション開始要求を受信する受信工程と、
前記通信制御装置が、受信したセッション開始要求が、前記取得工程において取得した前記識別子を含む場合であって、
当該セッション開始要求が所定の条件を満たすと判定した場合に、前記セッション開始要求を前記通信傍受装置へ転送し、
当該セッション開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記セッション開始要求を転送する、
転送工程と、
前記通信傍受装置が、前記セッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるようにセッションを確立するセッション確立工程と、
前記通信傍受装置が、前記セッション確立工程において確立された前記セッションにおける通信を傍受する傍受工程と、
傍受に関する通知を送信する通知工程と、
を備え、
前記傍受工程において、前記通信制御装置は、前記セッションの保留の開始要求を受信し、受信した前記保留の開始要求が前記取得工程において取得した前記識別子を含む場合であって、
受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たすと判定した場合に、前記通信傍受装置へ前記保留の開始要求を転送し、
受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記保留の開始要求を転送し、
前記傍受工程において、前記通信傍受装置は前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
前記通知工程において、前記通信傍受装置は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信傍受方法は、
IP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受装置の通信傍受方法であって、
他のネットワークノードからセッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるように、前記セッション開始要求に含まれるセッションデスクリプションプロトコル情報を更新し、更新した前記セッション開始要求を前記他のネットワークノードに転送する転送工程と、
前記通信傍受装置を介したセッションにおける通信を傍受する傍受工程と、
傍受に関する通知を送信する通知工程と、
を含み、
前記傍受工程において、前記通信傍受装置は前記IMSネットワークの他のネットワークノードから転送された前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記IMSネットワークの他のネットワークノードから転送された前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
前記通知工程において、前記通信傍受装置は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係るプログラムは、
IP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受装置のコンピュータに、
他のネットワークノードからセッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるように、前記セッション開始要求に含まれるセッションデスクリプションプロトコル情報を更新し、更新した前記セッション開始要求を前記他のネットワークノードに転送させる転送工程と、
前記通信傍受装置を介したセッションにおける通信を傍受させる傍受工程と、
傍受に関する通知を送信する通知工程と、
を実行させ、
前記傍受工程において、前記通信傍受装置は前記IMSネットワークの他のネットワークノードから前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記IMSネットワークの他のネットワークノードから前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
前記通知工程において、前記通信傍受装置は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係るプログラムは、
通信傍受装置と通信制御装置とを備えるIP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受システムに、
前記通信制御装置が、傍受対象ユーザの識別子を特定可能な情報を取得する取得工程と、
セッションの確立を要求するセッション開始要求を受信する受信工程と、
前記通信制御装置が、受信したセッション開始要求が、前記取得工程において取得した前記識別子を含む場合であって、
当該セッション開始要求が所定の条件を満たすと判定した場合に、前記セッション開始要求を前記通信傍受装置へ転送し、
当該セッション開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記セッション開始要求を転送する、
転送工程と、
前記通信傍受装置が、前記セッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるようにセッションを確立するセッション確立工程と、
前記通信傍受装置が、前記セッション確立工程において確立された前記セッションにおける通信を傍受する傍受工程と、
前記通信傍受装置が傍受に関する通知を送信する通知工程と、
を実行させ、
前記傍受工程において、前記通信制御装置は、前記セッションの保留の開始要求を受信し、受信した前記保留の開始要求が前記取得工程において取得した前記識別子を含む場合であって、
受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たすと判定した場合に、前記通信傍受装置へ前記保留の開始要求を転送し、
受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記保留の開始要求を転送し、
前記傍受工程において、前記通信傍受装置は前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
前記通知工程において、前記通信傍受装置は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする。

本発明によれば、傍受対象の通信を通信開始からもれなく傍受することを可能にする技術を提供することができる。
本実施形態に係る通信傍受システムが適用される通信システムの一例を示す図。 本実施形態に係る傍受サーバ、CSCF、およびHSSの構成を示す図。 傍受対象ユーザが含まれないセッションを確立するための呼処理経路の一例を示す図。 傍受対象ユーザが発呼する場合のセッションを確立するための呼処理経路の一例を示す図。 傍受対象ユーザが発呼する場合のセッションを確立するための制御シーケンス図。 傍受対象ユーザが着呼する場合のセッションを確立するための制御シーケンス図。 通信傍受システムが実行する処理の一例を示すフローチャート。 転送先情報の一例を示す図。 制御信号の構造の一例を示す概要図。 通信傍受システムの通信切断時の制御シーケンス図。 通信傍受システムの保留/保留解除時の制御シーケンス図。 傍受対象ユーザの情報を設定する方法を示す図。 (A)は傍受サーバによって更新される前のセッション開始要求を示す図、(B)は傍受サーバによって更新された後のセッション開始要求を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る通信傍受システムが適用される通信システムを示す。図1の通信システム1は、傍受システム10が適用される。通信システム1は、発側の端末装置2(以下、発側UE2、またはUE2とも称する)及び着側の端末装置3(以下、着側UE3、またはUE3とも称する)のそれぞれが接続するアクセス/パケット網5a及び5b(以下では区別せずにアクセス/パケット網5と称する場合がある)を含む。また、通信システム1は、アクセス/パケット網5a及び5bが点線で囲まれたIP Multimedia Subsystem(IMS)ネットワーク(NW)に接続するためのゲートウェイ装置(GW)6a及び6b(以下では区別せずにGW6と称する場合がある)、メディアゲートウェイ装置(MGW)7a及び7b(以下では区別せずにMGW7と称する場合がある)、並びにTelephony Application Server(TAS)8a及び8b(以下、まとめてTAS8と称する場合がある)を含むネットワークノードを備える。
また、傍受システム10は、傍受サーバ11、Home Subscriber Server(HSS)12、並びに呼セッション制御機能(CSCF)13a及び13b(以下では区別せずにCSCF13と称する場合がある)を含む。また、傍受システム10は、保守ネットワーク(NW)14に接続され、保守装置15に接続される。また、傍受サーバ11は、傍受クライアントNW20を介して、傍受クライアント4との通信が可能に構成される。
なお、IMS NWには、図1に示すノードに加えて他のネットワークノードが含まれてよい。また、IMS NW内の各ノードは実線で表示した経路以外でも互いに通信可能であってもよい。例えば、CSCF13aと13bとは制御信号を送受信可能であるし、MGW7aと7bとは音声信号を送受信可能である。また、図1に示すネットワークノードは、それぞれ統合または分割することができる。
また、図1では説明を簡略化するために、発側UE2と着側UE3とが接続するアクセス/パケット網5a及び5bは同一のIMS NWに接続されるものとして図示しているが、複数の異なるIMS NWに接続してもよい。このような場合には、複数のIMS NW間を接続する交換機などの不図示のネットワークノードが存在してもよい。また、IMS NW内のネットワークノードは、通信経路を明確にするために実線で接続しているが、各ネットワークノードの間にスイッチやルータなど任意の他のネットワークノードが存在してもよい。
UE2及び3は、アクセス/パケット網5の基地局(不図示)と接続可能な端末装置であり、一例ではスマートフォンなどの移動体端末である。
アクセス/パケット網5は、UE2及び3が通信システムに接続することを可能にするアクセスネットワークであり、例えばLong Term Evolution(LTE)ネットワークや、LTE-Advanced(LTE-A)ネットワーク、及びEvolved Packet Core(EPC)ネットワークの少なくともいずれかを含む。
GW6は、アクセス/パケット網5から、MGW7、TAS8、並びにCSCF13を含むIP Multimedia Service(IMS)ネットワークへの接続を可能にするゲートウェイ装置である。
MGW7は、UE2、3間のセッションで交換される音声データのインタフェース機能を有し、音声データをRealtime Transport Protocol(RTP)を用いて音声のコーデックを行う。TAS8は、通話転送などの通話に付加するサービスを実行する。
ここで、図2を参照して傍受サーバ11、HSS12およびCSCF13の構成について説明する。
傍受サーバ11は、制御部111、記憶部112、および通信部113を備える通信傍受装置である。制御部111は、プロセッサとメモリとを備えるコンピュータであり、記憶部112に格納されたプログラムを実行することで、制御信号処理部111a、音声信号処理部111b、通知部111c、及び傍受音声提供部111dとして機能する。
制御信号処理部111aは、傍受対象の端末が発信または着信であるセッション開始要求を含む制御信号(SIP信号)を受信した場合に、傍受サーバ11を介して音声信号のやり取りが行われるようにSIP信号を更新する。これによって、傍受サーバ11は、傍受サーバ11を介してセッションを確立することができる。
音声信号処理部111bは、傍受サーバ11を介した傍受対象のセッションにおける音声信号の中継を行うとともに、傍受対象のセッションから音声信号を抽出することで音声信号の傍受を行う。また、音声信号処理部111bは傍受対象ユーザが含まれるセッションの呼の状態を記憶部112に格納する。セッションの呼の状態とは、例えば通話中、保留中などの状態である。
通知部111cは、傍受サーバ11による傍受が開始された場合に、傍受対象のセッションに関する情報を傍受クライアント4に通知する。傍受音声提供部111dは、音声信号処理部111bによって傍受された音声信号を傍受クライアントに提供する。一例では、傍受音声提供部111dは、音声信号を傍受クライアントから指定されたファイルフォーマットに変換して提供する。また、通知部111cは、傍受対象のセッションが保留/保留解除/切断された場合にも傍受クライアント4に通知を行ってもよい。
HSS12は、制御部121、記憶部122、および通信部123を備える。制御部121は、プロセッサとメモリとを備えるコンピュータであり、記憶部122に格納されている傍受対象ユーザの加入者契約情報(iFC)をCSCF13に配信する。
転送先情報取得部121aは、保守装置15から、傍受サーバ11への転送情報を含む傍受対象ユーザの加入者契約情報(iFC)を受信し、記憶部122にその情報を格納する。
CSCF13は、制御部131、記憶部132、および通信部133を備え、セッションの制御信号を転送する通信制御装置である。制御部131は、プロセッサとメモリとを備えるコンピュータである。転送先情報取得部131bはHSS12から傍受サーバ11への転送情報を含む傍受対象ユーザの加入者契約情報(iFC)を受信し、その内容に基づきルーティング部131aが、CSCFが受信したセッション開始要求などの制御情報を対象のネットワークノードに転送する。
<セッション経路>
次に、図3を参照して、非傍受対象ユーザ間で確立されるセッションについて説明する。
図3において、破線301は、Session Initiation Protocol(SIP)を用いて通信される制御信号(以下、SIP信号とも称する)の流れである。また、一点鎖線302は、Realtime Transport Protocol(RTP)を用いて通信される音声信号(以下、RTP信号とも称する)の流れである。
図3では、発側UE2から送信されたセッション開始要求は、アクセス/パケット網5a、GW6a、CSCF13a、TAS8aの順に転送され、TAS8aから折り返されてCSCF13a、CSCF13b、TAS8b、CSCF13b、GW6b、アクセス/パケット網5bの順で経由して着側UE3に送信される。
着側UE3は、セッション開始要求に対する応答であるセッション開始応答を、破線301に従って発側UE2に送信する。その後、リソース確保や呼び出しなどの後続の制御信号を同様の経路で送受信した後、音声信号のセッションが一点鎖線302に示すように確立される。音声信号のセッションでは、発側UE2から送信された音声信号がアクセス/パケット網5a、GW6a、MGW7aを経由した後、MGW7b、GW6b、アクセス/パケット網5bを経由して着側UE3に送信される。
一方、図4を参照して、傍受対象ユーザが含まれるセッション確立について説明する。図4の例では、発側UE2が傍受対象ユーザの端末であるものとして説明を行う。図4において、破線401はSIP信号の流れであり、一点鎖線402は、RTP信号の流れを示している。図4の例では、発側UE2は傍受対象ユーザ(例えば識別子が図8のxxx-xxxx-xxxx)であり、着側UE3は傍受対象ユーザではない(例えば識別子が図8のzzz-zzzz-zzzz)ものとする。
図4では、発側UE2から送信されたセッション開始要求は、アクセス/パケット網5a、GW6a、CSCF13aに送信されると、CSCF13aはUE2の加入者情報、すなわち傍受対象用の転送先情報を含むiFCに基づいて、セッション開始要求を傍受サーバ11に転送する。傍受サーバ11は、受信したセッション開始要求に含まれる、音声信号の経路に傍受サーバ11が含まれるようにセッション開始要求を更新し、CSCF13aに転送する。以下、セッション開始要求はCSCF13a、TAS8a、CSCF13a、CSCF13b、TAS8b、CSCF13b、GW6b、アクセス/パケット網5bの順に転送され、着側UE3に送信される。傍受サーバ11は、傍受サーバ11を介してセッションが確立されるようセッション開始要求を更新しているため、一点鎖線402に示すようにRTP信号が送受信される。このため、傍受サーバがRTP信号を傍受することができる。
なお、着側UE3が傍受対象ユーザの端末である場合にも、着側のCSCF13bが1回目はセッション開始要求をTAS8bに転送し、TAS8bから受け取ったセッション開始要求を傍受サーバ11に転送し、傍受サーバ11によって更新されたセッション開始要求をGW6bに転送することで、同様に傍受サーバ11を介してセッションを確立することができる。
また、以降のセッション開始要求応答、暫定応答、最終応答、切断要求、保留要求、及び保留解除要求を含む後続の制御信号(SIP信号)も同様に、CSCF13が傍受サーバ11に転送し、傍受サーバ11がSIP信号を更新してCSCF13に転送し、UE2、3間のセッションを傍受サーバ11を介して確立することで、傍受サーバ11がセッション上で送受信される音声信号(RTP信号)を傍受することができる。
ここで、図9を参照して、制御信号の構造の一例について説明する。セッションを管理するために交換される制御信号は、メッセージタイプ901、発呼アドレス902、着呼アドレス903、セッションID904、メディア接続情報905、メディア詳細情報906を含む。
メッセージタイプ901は、セッション開始要求やセッション開始要求応答などの信号のタイプを示し、図9の例では制御信号がセッション開始要求であることを示す「INVITE」が設定されている。発呼アドレス902は発側UE2のユーザを特定可能な識別子であり、着呼アドレス903は着側UE3のユーザを特定可能な識別子である。
セッションID904は、確立されるセッションの識別子である。これによって、セッション開始要求や、セッション開始要求応答などの制御信号がどのセッションを対象とした制御信号であるかを特定することができる。メディア接続情報905はメディアセッションを確立する際に使用されるデータであり、メディアコネクションを確立するネットワークノードを指定する情報を含む。メディア詳細情報906は、交換されるRTP信号の種類や、ネットワークポートを指定する情報を含む。
例えば、傍受サーバ11は、メディア接続情報905に傍受サーバ11のアドレスが含まれるようにメディア接続情報905を更新することによって、コネクションが傍受サーバ11を介して確立されるように設定することができる。傍受サーバ11によって変更される情報については図13を参照して後述する。
<セッション開始時>
次に、図5を参照して、発側UE2が傍受対象ユーザの端末である場合の制御信号の流れについて説明する。図4の例では、発側UE2は傍受対象ユーザ(例えば識別子が図8のxxx-xxxx-xxxx)であり、着側UE3は傍受対象ユーザではない(例えば識別子が図8のzzz-zzzz-zzzz)ものとする。
まず、UE2がユーザ入力などに応じてUE3を着信先として発信処理を開始する(処理ステップ501、以下501と称する)と、UE2はCSCF13aにセッション開始要求を送信する(502)。セッション開始要求は、INVITEメッセージとも呼ばれる。CSCF13aは、受信したセッション開始要求をHSS12から取得した転送先情報に従ってSIP信号を転送する(503)。なお、一例では、CSCF13aは所定の期間内に受信したセッション開始要求を記憶し、後述するセッション開始要求の同一性の比較に用いてもよい。
ここで、図8(A)を参照して、傍受対象ユーザの転送先情報の一例について説明する。CSCF13によって使用される転送先情報は、ユーザの識別子、発着の方向、テーブル参照順、及び宛先が対応付けられる。
ユーザの識別子は、UEのアドレス(例えばIPアドレス、MACアドレス)、電話番号など、通信システム1上でUE、UEの保有者、及び回線契約者の情報の少なくともいずれかを特定可能な情報である。発着の方向は、そのUEが発側であるか着側であるかを示す。テーブル参照順は、同一のセッション開始要求を受信した場合における受信回数に対応する。宛先は、受信したセッション開始要求の転送先のアドレス情報である。一例では、宛先はIPアドレスなどのネットワークアドレスである。
図8(A)の例で、識別子「xxx-xxxx-xxxx」のUE2から発信があると、CSCF13aは、まず参照順「1」の宛先「傍受サーバ」にセッション開始要求などの制御信号を転送する。これによって傍受サーバ11によって制御信号の更新が可能となる。
一方、図8(B)に示す非傍受対象ユーザの転送先情報では参照順はなく、制御信号はTASに転送される。すなわち、非傍受対象ユーザ間のセッションの制御信号は傍受サーバ11には転送されない。
図5の504では、傍受サーバ11にセッション開始要求が送信される。セッション開始要求を受信した傍受サーバ11は、受信したセッション開始要求を更新し(505)、傍受処理を開始する(506)。なお、傍受サーバ11は、受信したセッション開始要求のパラメータのうち、発呼アドレス、着呼アドレス、及びセッションIDは変更しないようにセッション開始要求を更新する。これによって、後述するCSCF13aのルーティングにおいて、発呼アドレス、着呼アドレス、及びセッションIDの少なくとも何れかのパラメータを用いて傍受サーバ11が更新する前のセッション開始要求と、更新した後のセッション開始要求とが同一のセッション開始要求であると判定することが可能になる。
ここで、図13(A)及び図13(B)を参照して、傍受サーバ11が受信するセッション開始要求の一例と、傍受サーバ11が更新して送信するセッション開始要求の一例を説明する。
図13(A)は傍受サーバ11が受信するセッション開始要求である。SIP信号は、制御信号のルート情報1301、発呼アドレス1302、着呼アドレス1303、セッションID1304、メディア接続情報1305、メディア詳細情報1306を含む。音声中継用の経路情報は、Session Description Protocol(SDP)に従って構成されるセッションデスクリプションプロトコル情報の一例である。
図13(B)は傍受サーバ11が更新して送信するセッション開始要求の一例である。下線で示すように、制御信号のルート情報1311には「Record-Route: <sip:bouju@[eeee:ffff:gggg:hhhh::YYYY];lr>」が追加され、メディア接続情報1315が「c=IN IP6 iiii:jjjj:kkkk:llll::ZZZZ」に変更され、メディア詳細情報1316が「m=audio 12345 RTP/AVP 98 99 100 101 102 103」に変更される。これによって、制御信号と音声信号が傍受サーバ11を経由して送受信されるようにコネクションを確立することができる。
傍受処理の開始に伴い、傍受サーバ11はセッション開始要求に含まれる発側の識別子(例えば発呼アドレス1302)、着側の識別子(例えば着呼アドレス1303)の少なくとも何れかを含む傍受開始通知を傍受クライアント4に送信し(507)、505で更新したセッション開始要求をCSCF13aに返送する(508)。CSCF13aは、508で受信したセッション開始要求を転送先情報に従ってルーティングする。
図8(A)を参照すると、転送先情報では、識別子「xxx-xxxx-xxxx」のUE2から発信があり、同一のセッション開始要求が502で受信したものであるため、CSCF13aは参照順「2」の宛先「TAS」にセッション開始要求を転送する。
ここで、502で受信したセッション開始要求と、508で受信したセッション開始要求とが同一のセッションの確立要求であるか否かは、セッション開始要求に含まれる発信者と着信者との組み合わせや、セッションIDを比較し、これらが一致するか否かに基づいて判定することができる。
このため、CSCF13aは転送先情報に従ってTAS8aにセッション開始要求を転送し(509)、通話転送などの所定の処理を行ってTAS8aからセッション開始要求を受け取る(510)と、着側のCSCF13bにセッション開始要求を転送する(511)。
セッション開始要求を受信したCSCF13bは、CSCF13bに対応するアクセス/パケット網5bに接続する着側UE3が傍受対象ユーザではないため、非傍受対象ユーザと同様にTAS8bにセッション開始要求を送信し(512)、TAS8bから受信したセッション開始要求を、GW6bを介して着側UE3に送信する(513)。
続いて、着側UE3はセッション開始要求に対する応答(セッション開始要求応答)をCSCF13bに送信し(514)、非傍受対象ユーザからのセッション開始要求応答と同様に、発側CSCF13aに応答を送信する(515、516)。セッション開始要求応答は、セッション進行中を示す183セッションプログレス応答とも呼ばれる。
セッション開始要求応答を受信したCSCF13aは、セッション開始要求と同じルートを逆にたどるように、セッション開始要求応答を1回目はTAS8aに転送し(518)、TAS8aから受信したセッション開始要求応答を傍受サーバ11に転送し(519、520)、傍受サーバ11が更新したセッション開始要求応答を受信する(521、522)と、傍受サーバ11から受信したセッション開始要求応答を発側UE2に転送する(523)。
以降、呼び出しなどの後続の制御信号が同様の経路でやり取りされ、傍受サーバ11によってセッション情報が変更される。これによって、傍受サーバ11を介してRTP信号による通話が行われるようセッションを設定することができる(524)。このため、傍受サーバ11は、傍受サーバ11を介したセッションにおいて送受信されるRTP信号の傍受を行い、音声信号を傍受クライアント4に提供する(525)。
続いて、図6を参照して、着側UE3が傍受対象ユーザの端末である場合の制御信号の流れについて説明する。図6の例では、発側UE2は傍受対象ユーザではなく(例えば識別子が図8のzzz-zzzz-zzzz)、着側UE3は傍受対象ユーザ(例えば識別子が図8のxxx-xxxx-xxxx)であるものとする。
まず、UE2がユーザ入力などに応じてUE3を着信先として発信処理を開始する(601)と、UE2はCSCF13aにセッション開始要求を送信する(602)。CSCF13aは、CSCF13aに対応するアクセス/パケット網5aに接続する発側UE2が傍受対象ユーザではないため、図8(B)に示す転送先情報に従ってTAS8aにSIP信号を転送し(603)、CSCF13bにセッション開始要求を送信する(604)。
続いて、CSCF13bはUE3の加入者情報、すなわち傍受対象用の転送先情報を含むiFCに基づいて、セッション開始要求を傍受サーバ11に転送する(605)。ここでも上述したように、CSCF13bは所定の期間内に受信したセッション開始要求を記憶し、後述するセッション開始要求の同一性の比較に用いてもよい。続いて、TAS8bとセッション開始要求を送受信(606)したCSCF13bは、iFC設定に従ってSIP信号を傍受サーバに転送する(607、608)。
傍受サーバ11は、セッション開始要求に含まれるセッション確立に使用される情報を更新し(609)、傍受処理を開始する(610)。なお、傍受サーバ11は、受信したセッション開始要求のうち、発信者、着信者、及びセッションIDは変更しないようにセッション開始要求を更新する。これによって、後述するCSCF13bのルーティングにおいて、傍受サーバ11が更新する前のセッション開始要求と、更新した後のセッション開始要求とが同一のセッション開始要求であると判定することが可能になる。また、更新したセッション開始要求をCSCF13bに転送する(612)。CSCF13bは、受信したセッション開始要求を、GW6bを介して着側UE3に送信する(613)。
着側UE3は、セッション開始要求に対するセッション開始要求応答をCSCF13bに送信すると(614)、CSCF13bはセッション開始要求と同じ経路を逆にたどるように、セッション開始要求応答を傍受サーバ11に転送し(615、616)、傍受サーバ11が更新したセッション開始要求応答を受信すると(617、618)、セッション開始要求応答をTAS8bに転送する(619、620)。
以降の処理は、CSCF13bがCSCF13aにセッション開始要求応答を送信し(621)、CSCF13aはTAS8aとセッション開始要求応答を送受信し(622)、着側UE2にセッション開始要求応答を送信する(623)。以降、所定の呼び出しなどのSIP信号が交換され(不図示)、セッションが確立されると傍受サーバ11を介してRTP信号で通話が開始される(624)。傍受サーバ11は音声データを傍受クライアント4に提供する(625)。なお、セッション開始要求の後続の制御信号である、受話応答(200(INVITE)信号とも呼ばれる)の受信時に、傍受サーバ11は傍受クライアントNW20を介して発側の識別子、着側の識別子を含む傍受開始通知を傍受クライアント4に送信してもよい(不図示)。
<セッションの切断/保留/保留解除時>
続いて、図10を参照して発側UE2が傍受対象ユーザの端末である場合の切断時のSIP信号の流れを説明する。発側UE2がユーザ操作などで切断指示を行う(1001)と、発側UE2から切断要求が送信される(1002)。切断要求は、BYEリクエストとも呼ばれる。切断要求は、1002~1004で、図5の502~505に示すセッション開始要求と同様に傍受サーバ11に送信される。傍受サーバ11は、切断要求を受信すると、傍受処理を終了し(1005)、傍受が終了したことを通知する(1006)。傍受終了の通知では、例えば着側UE2の識別子、発側UE3の識別子、通話時間、および通話終了時刻の少なくとも何れかを含む情報が傍受クライアント4に送信される。なお、図10では、発側UE2が切断要求を送信する場合を例に説明したが、着側UE3が切断要求を送信する場合にも同様に傍受サーバ11に切断要求が送信されるため、傍受サーバ11は傍受処理を終了することができる。また、1007~1012で、図5の508、510~513と同じルートで切断要求を着側UE3に送信する。
続いて、図11を参照して、発側UE2が傍受対象ユーザの端末である場合の保留開始時、保留解除時のSIP信号の流れを説明する。
UE2及び3が1101でRTP信号を送受信し、傍受サーバ11がRTP信号を傍受クライアント4に提供している(1102)際、ユーザ操作によってUE2又は3が通話の保留指示を受け付ける場合がある。図11では、発側UE2が保留指示を受け付けたものとする。通話が保留されている間は、RTP信号のやり取りは行われないため、傍受サーバ11は傍受処理を停止するとともに通話が保留状態に変化したことを傍受クライアント4に通知する。このような場合の制御信号の流れについて説明する。
保留指示を受け付けたUE2は、保留要求をCSCF13aに送信する(1104)。保留要求は、re-INVITE(Hold)信号とも呼ばれる。保留要求も1104~1107で他のSIP信号と同様、傍受サーバ11に転送される。1104~1107の処理は図5の502、504と同様のルートをたどるように保留要求を転送する。
保留要求を受信した傍受サーバ11は、1101で傍受していた通話が保留状態に入ったことを示す呼情報を記憶し(1108)、傍受処理を停止する(1109)。また、傍受処理の停止に伴い、傍受クライアント4に傍受処理の停止を通知する(1110)。傍受処理の停止の通知は、発側UE2の識別子、着側UE3の識別子、傍受処理を停止した時間、保留までの通話時間、及び発着のいずれのUEが保留指示を行ったかを示す情報のうちの少なくとも何れかを含む。また、1111~1116で、図5の508、510~513と同じルートで保留要求を着側UE3に送信する。以降の保留要求に対する応答の流れは図5のセッション開始要求の流れ514~523と同様のため説明を省略する。
このように、保留時に傍受を停止することで、傍受クライアント4に不要な音声データを送信することを避けることができる。
その後、ユーザ操作によってUE2が保留の解除指示を受け付ける場合がある。この場合、通話が再開されるため、傍受サーバ11は傍受を再開するとともに、通話が保留状態から通話状態に変化したことを傍受クライアント4に通知する。このような場合の制御信号の流れについて1151~1166を参照して説明する。
保留が開始された後、ユーザ操作によってUE2が保留の解除指示を受け付ける(1151)と、保留要求と同様に保留解除要求が傍受サーバ11に送信される(1152~1155)。保留解除要求はre-INVITE(Unhold)信号とも呼ばれる。
傍受サーバ11は、保留解除要求を受信すると、保留状態として記憶している呼情報があるか照合し(1156)、記憶している呼情報があると、傍受処理を再開し(1157)、傍受処理を再開したことを傍受クライアント4に通知する(1158)。傍受処理の再開通知は、発側UE2の識別子、着側UE3の識別子、傍受処理を再開した時間、及び保留状態でいた時間(保留時間)の長さを示す情報のうちの少なくとも何れかを含む。また、1159~1164で、図5の508、510~513と同じルートで保留解除要求を着側UE3に送信する。以降の保留解除要求に対する応答の流れは図5のセッション開始要求の流れ514~523と同様のため説明を省略する。
続いて、保留が解除され、通話が再開すると(1165)、傍受を再開して傍受したRTP信号を傍受クライアント4に提供する(1166)。
これによって、保留解除時からもれなく傍受することができる。
<処理フロー>
続いて、図7を参照して傍受システム10が実行するセッション開始に伴う傍受処理の開始について説明する。図7に示すS701~S704及びS706~S708の処理は、CSCF13aの制御部131のプロセッサが、メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。図7に示す処理は、CSCF13aがセッション開始要求を受信した場合に開始される(S701)。S705の処理は、傍受サーバ11の制御部111のプロセッサが、メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
まず、S702で、CSCF13aは受信したセッション開始要求によって要求された発呼アドレスまたは着呼アドレスに基づいて、図8(A)に示すような傍受対象用の転送先情報を使用するか、図8(B)に示すような非傍受対象用の転送先情報を使用するかを判定する。非傍受対象用の転送先情報を使用すると判定した場合(S702で非傍受対象)は処理をS708に進め、非傍受対象ユーザの転送先情報に従ってTASにセッション開始要求を転送して図7の処理を終了する。
セッション開始要求によって確立するセッションに傍受対象ユーザが含まれ、傍受対象ユーザ用の転送先情報を使用すると判定した場合(S702で傍受用)、CSCF13aは処理をS703に進め、未確立のセッションに対するセッション開始要求をすでに受信しているか否かを判定する。S703での同じセッション開始要求であるか否かの判定は、上述したように、発呼アドレスと着呼アドレスとの組み合わせが一致するか否かを判定してもよいし、セッションIDが一致するか否かを判定してもよい。
未確立のセッションに対するセッション開始要求をまだ受信していない、すなわち新たなセッション開始要求を受信したと判定すると(S703でNo)、CSCF13aは処理をS704に進め、傍受対象ユーザ用の転送先情報の、参照順が「1」の転送先(図8(A)の例では傍受サーバ11)にセッション開始要求を転送する。これによって、S705で傍受サーバ11で傍受処理を開始することができる。続いて、CSCF13aは処理をS706に進め、セッション開始要求の記憶処理を終了する。
S703で同じセッション開始要求をすでに受信している場合は、CSCF13aは処理をS707に進め、傍受対象ユーザ用の転送先情報の、参照順が「2」の転送先(図8(A)の例ではTAS)にセッション開始要求を転送する。
なお、図7の例では発側のCSCF13aの実行する処理について説明したが、着側のCSCF13bの場合には、参照順が「2」の転送先にセッション開始要求を転送する場合に傍受サーバ11にセッション開始要求が送信される。このため、S705の処理はS707の後に実行されることになる。言い換えると、傍受サーバ11が実行する処理S705は、傍受サーバ11がセッション開始要求を受信した場合に実行されればよく、タイミングを限定するものではない。
以上説明したように、本実施形態に係る通信傍受システムによれば、CSCF13は傍受対象ユーザの識別子を特定し、セッション開始要求を受信した場合に、傍受対象ユーザの識別子を含む場合であって、セッション開始要求が所定の条件を満たすと判定した場合には傍受サーバ11へセッション開始要求を転送する。これによって、傍受サーバ11はセッション開始要求を更新して送り返すことで傍受対象ユーザが含まれるセッションが傍受サーバ11を介して通信を行うようセッションを確立することができ、当該セッションにおける通信を傍受することができる。セッションの確立から傍受を行うことが可能なため、傍受対象ユーザによる通信をもれなく傍受することが可能となる。
<傍受対象ユーザ情報の管理処理>
続いて、図12を参照して、傍受対象ユーザに関する情報を管理する処理の一例について説明する。
S1201で、保守装置15は保守NW14を介して、傍受対象ユーザの識別子を含む転送先情報をHSS12に送信する。一例では、保守装置15は入力受付部を有し、傍受システム10の管理者が入力受付部を介して保守装置15に入力してもよい。
保守装置15から傍受対象ユーザの識別子を含む転送先情報を受信したHSS12は、その情報をHSS12の記憶部122に格納することができる(S1202)。なお、CSCF13が加入者情報(iFC)を解釈して転送することができる場合には、加入者情報(iFC)と転送先情報とは同じであってもよい。なお、CSCF13がiFC情報を解釈して転送することができる場合には、iFC情報と転送先情報とは同じであってもよい。続いて、CSCF13はHSS12から転送先情報をダウンロードするよう指示を受け付けたことに伴い、HSS12から転送先情報をダウンロードする(S1203)。本実施形態では、CSCF13は、HSS12から通知される形で転送先情報を含むiFCを即時取得しているが、定期的にHSS12からiFCを取得するよう構成してもよい。一例では、保守装置15がHSS12に所定の時間間隔で更新指示を送信してもよい。続いて、HSS12は受信した転送先情報を記憶部122に格納し、制御信号の転送に使用する。CSCF13が傍受用iFCの取得を行うことにより、傍受サーバ11に呼を転送でき、クライアントに対して傍受情報を提供することができる。
これによって、システムの管理者または保守運用者が保守装置15から、傍受システム10の運用中に傍受対象ユーザの追加/削除を指示することができ、傍受システム10の利便性を向上することができる。
<その他の実施形態>
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本実施形態では、CSCF13は、受信したセッション開始要求を、未確立の同一セッションに対するセッション開始要求の受信回数に応じてセッション開始要求の転送先を判定していた。しかしながら、CSCF13は、受信したセッション開始要求がGW6や他のCSCFから受信したものである場合にはセッション開始要求を傍受サーバに転送し、傍受サーバから受信したものである場合にはGW6や他のCSCFなどの傍受サーバとは異なるネットワークノードに転送するようルールが決められてもよい。すなわち、CSCF13は、未確立のセッション開始要求が所定の条件を満たす場合に傍受サーバ11にセッション開始要求を転送すればよく、転送のルールは図8の転送先情報の設定内容によって変更することができる。
また、このような場合、転送先情報は、識別子、方向、宛先と受信元のネットワークノードとが対応付けられてもよい。すなわち、図8(A)、図8(B)に示す転送先情報はあくまでも一例であって、転送ルールに応じて適宜変更することができる。
また、本実施形態では、傍受対象ユーザのUEが接続しているアクセス/パケット網に対応するCSCFが傍受サーバにセッション開始要求を転送するものとして説明を行った。一例では、傍受対象ユーザが発側であっても着側であっても、発側のCSCFが傍受サーバ11にセッション開始要求を転送するよう構成してもよい。あるいは、傍受対象ユーザが発側であっても着側であっても、着側のCSCFが傍受サーバ11にセッション開始要求を転送するよう構成してもよい。すなわち、通信システム1の何れかのCSCF13によってセッション開始要求を傍受サーバ11に転送すればよい。
また、本実施形態では、傍受システム10はVoice over LTE(VoLTE)ネットワークに適用されるものとして説明を行ったが、同様のCSCF、加入者情報体系を利用する通話サービスに適用することができる。
1:通信システム、2:発側UE、3:着側UE、4:傍受クライアント、10:傍受システム、11:傍受サーバ、12:HSS、13:CSCF

Claims (12)

  1. 通信傍受装置と通信制御装置とを備えるIP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受システムであって、
    前記通信制御装置は、
    傍受対象ユーザの識別子を特定可能な情報を取得する取得手段と、
    セッションの確立を要求するセッション開始要求を受信する受信手段と、
    受信したセッション開始要求が、前記取得手段で取得した前記識別子を含む場合であって、
    当該セッション開始要求が所定の条件を満たすと判定した場合に、前記通信傍受装置へ前記セッション開始要求を転送し、
    当該セッション開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記セッション開始要求を転送する、
    転送手段と、
    を備え、
    前記通信傍受装置は、
    前記セッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるようにセッションを確立するセッション確立手段と、
    前記セッション確立手段で確立した前記セッションにおける通信を傍受する傍受手段と、
    傍受に関する通知を送信する通知手段と、
    を備え、
    前記受信手段は、前記セッションの保留の開始要求を受信し、
    前記転送手段は、受信した前記保留の開始要求が前記取得手段で取得した前記識別子を含む場合であって、
    受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たすと判定した場合に、前記通信傍受装置へ前記保留の開始要求を転送し、
    受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記保留の開始要求を転送し、
    前記傍受手段は、前記通信傍受装置が前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記通信傍受装置が前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
    前記通知手段は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする通信傍受システム。
  2. 前記通信制御装置は、所定の期間内に受信したセッション開始要求を記憶する記憶部を有し、
    前記所定の条件は、前記受信手段で受信した前記セッション開始要求と同じ2つの端末間のセッションであって、未確立のセッションに対するセッション開始要求が前記記憶部に記憶されていないことであることを特徴とする請求項1に記載の通信傍受システム。
  3. 前記セッション確立手段は、前記セッション開始要求に含まれるセッションデスクリプションプロトコル情報を更新し、更新した前記セッション開始要求を前記通信制御装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の通信傍受システム。
  4. 前記取得手段は、前記情報として、前記識別子と、前記セッション開始要求の転送先を指定する転送先情報とを対応付けた情報を、他装置から受信することを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の通信傍受システム。
  5. 前記通知手段は、前記傍受手段によって通信の傍受を開始したことを通知することを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の通信傍受システム。
  6. 前記通知手段は、前記通信傍受装置を介した前記セッションが終了した際に通信の傍受を終了したことを通知することを特徴とする請求項に記載の通信傍受システム。
  7. 前記傍受手段によって傍受した通信が音声データを含む場合に、前記音声データを送信する送信手段を備えることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の通信傍受システム。
  8. IP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受装置であって、
    前記IMSネットワーク内の他のネットワークノードからセッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるように、前記セッション開始要求に含まれるセッションデスクリプションプロトコル情報を更新し、更新した前記セッション開始要求を前記他のネットワークノードに転送する転送手段と、
    前記通信傍受装置を介したセッションにおける通信を傍受する傍受手段と、
    傍受に関する通知を送信する通知手段と、
    を備え、
    前記傍受手段は、前記通信傍受装置が前記IMSネットワーク内の他のネットワークノードから転送された前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記通信傍受装置が前記IMSネットワーク内の他のネットワークノードから転送された前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
    前記通知手段は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする通信傍受装置。
  9. 通信傍受装置と通信制御装置とを備えるIP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受システムの通信傍受方法であって、
    前記通信制御装置が、傍受対象ユーザの識別子を特定可能な情報を取得する取得工程と、
    セッションの確立を要求するセッション開始要求を受信する受信工程と、
    前記通信制御装置が、受信したセッション開始要求が、前記取得工程において取得した前記識別子を含む場合であって、
    当該セッション開始要求が所定の条件を満たすと判定した場合に、前記セッション開始要求を前記通信傍受装置へ転送し、
    当該セッション開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記セッション開始要求を転送する、
    転送工程と、
    前記通信傍受装置が、前記セッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるようにセッションを確立するセッション確立工程と、
    前記通信傍受装置が、前記セッション確立工程において確立された前記セッションにおける通信を傍受する傍受工程と、
    傍受に関する通知を送信する通知工程と、
    を備え、
    前記傍受工程において、前記通信制御装置は、前記セッションの保留の開始要求を受信し、受信した前記保留の開始要求が前記取得工程において取得した前記識別子を含む場合であって、
    受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たすと判定した場合に、前記通信傍受装置へ前記保留の開始要求を転送し、
    受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記保留の開始要求を転送し、
    前記傍受工程において、前記通信傍受装置は前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
    前記通知工程において、前記通信傍受装置は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする通信傍受方法。
  10. IP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受装置の通信傍受方法であって、
    他のネットワークノードからセッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるように、前記セッション開始要求に含まれるセッションデスクリプションプロトコル情報を更新し、更新した前記セッション開始要求を前記他のネットワークノードに転送する転送工程と、
    前記通信傍受装置を介したセッションにおける通信を傍受する傍受工程と、
    傍受に関する通知を送信する通知工程と、
    を含み、
    前記傍受工程において、前記通信傍受装置は前記IMSネットワークの他のネットワークノードから転送された前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記IMSネットワークの他のネットワークノードから転送された前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
    前記通知工程において、前記通信傍受装置は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とする通信傍受方法。
  11. IP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受装置のコンピュータに、
    他のネットワークノードからセッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるように、前記セッション開始要求に含まれるセッションデスクリプションプロトコル情報を更新し、更新した前記セッション開始要求を前記他のネットワークノードに転送させる転送工程と、
    前記通信傍受装置を介したセッションにおける通信を傍受させる傍受工程と、
    傍受に関する通知を送信する通知工程と、
    を実行させ、
    前記傍受工程において、前記通信傍受装置は前記IMSネットワークの他のネットワークノードから前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記IMSネットワークの他のネットワークノードから前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
    前記通知工程において、前記通信傍受装置は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とするプログラム。
  12. 通信傍受装置と通信制御装置とを備えるIP Multimedia Service(IMS)ネットワークの通信傍受システムに、
    前記通信制御装置が、傍受対象ユーザの識別子を特定可能な情報を取得する取得工程と、
    セッションの確立を要求するセッション開始要求を受信する受信工程と、
    前記通信制御装置が、受信したセッション開始要求が、前記取得工程において取得した前記識別子を含む場合であって、
    当該セッション開始要求が所定の条件を満たすと判定した場合に、前記セッション開始要求を前記通信傍受装置へ転送し、
    当該セッション開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記セッション開始要求を転送する、
    転送工程と、
    前記通信傍受装置が、前記セッション開始要求を受信した場合に、前記通信傍受装置を介して通信が行われるようにセッションを確立するセッション確立工程と、
    前記通信傍受装置が、前記セッション確立工程において確立された前記セッションにおける通信を傍受する傍受工程と、
    前記通信傍受装置が傍受に関する通知を送信する通知工程と、
    を実行させ、
    前記傍受工程において、前記通信制御装置は、前記セッションの保留の開始要求を受信し、受信した前記保留の開始要求が前記取得工程において取得した前記識別子を含む場合であって、
    受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たすと判定した場合に、前記通信傍受装置へ前記保留の開始要求を転送し、
    受信した前記保留の開始要求が前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記通信傍受装置と異なるネットワークノードへ前記保留の開始要求を転送し、
    前記傍受工程において、前記通信傍受装置は前記セッションの保留の開始要求を受信した場合に傍受を停止し、前記セッションの前記保留の解除要求を受信した場合に傍受を再開し、
    前記通知工程において、前記通信傍受装置は、傍受を再開した場合に前記セッションが保留状態でいた時間の長さを示す情報を通知することを特徴とするプログラム。
JP2021061551A 2021-03-31 2021-03-31 通信傍受システム、通信傍受装置、通信傍受方法、およびプログラム Active JP7052118B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021061551A JP7052118B1 (ja) 2021-03-31 2021-03-31 通信傍受システム、通信傍受装置、通信傍受方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021061551A JP7052118B1 (ja) 2021-03-31 2021-03-31 通信傍受システム、通信傍受装置、通信傍受方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7052118B1 true JP7052118B1 (ja) 2022-04-11
JP2022157371A JP2022157371A (ja) 2022-10-14

Family

ID=81259569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021061551A Active JP7052118B1 (ja) 2021-03-31 2021-03-31 通信傍受システム、通信傍受装置、通信傍受方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7052118B1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0488797A (ja) * 1990-07-31 1992-03-23 Murata Mach Ltd 電話システム
JP2010045564A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Ntt Docomo Inc 通信モニタシステム及び通信モニタ方法
JP2017011460A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 サクサ株式会社 電話装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0488797A (ja) * 1990-07-31 1992-03-23 Murata Mach Ltd 電話システム
JP2010045564A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Ntt Docomo Inc 通信モニタシステム及び通信モニタ方法
JP2017011460A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 サクサ株式会社 電話装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022157371A (ja) 2022-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7881287B2 (en) Method and device for session control in hybrid telecommunications network
EP1742439B1 (en) SIP server, terminal device, subscriber information management device and communication control method
US8346264B2 (en) Transmission of data in a communication system
CN104040998A (zh) 基于ice的nat遍历
US8250217B2 (en) System and method for handling session management in a communication system
WO2008123562A1 (ja) Imsネットワークシステム及びデータリストア方法
WO2006114059A1 (fr) Procédé et système de détermination du serveur de contrôle central
JP2006101528A (ja) ループ通信チャネルの検出
EP2197169A1 (en) VoIP registration with multiple call servers
JP7218035B2 (ja) 呼処理のためのリレー装置、リレー装置によって行われる呼処理方法、および呼処理方法を実行するプログラムが記録された記録媒体
US10972517B2 (en) Method for implementing a call control of a client on a telephony endpoint representing a user, and port handler designed therefor
CN101296193B (zh) 一种refer消息扩展参数的支持方法
JP7052118B1 (ja) 通信傍受システム、通信傍受装置、通信傍受方法、およびプログラム
JP4823096B2 (ja) 移動通信システムの無線端末呼び出し方法、ゲートウェイ装置、および移動通信システム
KR101080383B1 (ko) 브이오아이피 호설정 방법 및 이를 수행하는 브이오아이피 통신 시스템
JP7288266B2 (ja) 呼処理のための分散ネットワークシステム、同システムによって行われる呼処理方法、および呼処理方法を実行するプログラムが記録された記録媒体
KR100526901B1 (ko) 차세대 망에서 가입자 서비스 프로파일 공유 장치 및 방법
CN102821118A (zh) 一种具备异构节点的网络中业务备份的方法和系统
JP4129539B2 (ja) 通信ノード、シグナリングネットワーク、通信ネットワークシステムおよびその通信方法
KR20200046836A (ko) 착신 그룹의 대표 모회선 번호를 이용한 그룹 착신 서비스 제공 시스템 및 그 방법
CN114466025B (zh) 会话处理方法及第一集群控制功能实体
WO2013120387A1 (zh) 不同网络之间进行互通信的方法、系统和域名系统服务器
JP5661579B2 (ja) 無線端末の消費電力を低減させる通信制御方法及びシステム
WO2024004078A1 (ja) 負荷分散装置、負荷分散システム、負荷分散方法、および、負荷分散プログラム
JP5203878B2 (ja) 通信システム、ゲートウェイ及び通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210331

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7052118

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150