JP2012175308A - サービス連携方法及びサービス連携装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のアプリケーションサーバ間でのサービス連携を実現するための、アプリケーションサーバが起動される順序に依存せずに情報のやり取りを行える手段を提供する。
【解決手段】SCIM1が、データ連携の対象となる情報種別と、当該情報種別の連携データを参照または更新するアプリケーションサーバ群とを対応付ける連携ASリスト14を記憶しており、要求元のアプリケーションサーバ2からデータ連携の要求を受け付け、呼制御サーバ3から送信されるSIP信号を監視して連携先のアプリケーションサーバ2が起動されたことを検知したときに、連携ASリスト14を参照して当該サーバにデータ連携を要請する。その後、SCIM1は、各連携先のアプリケーションサーバ2から送信されてくる連携データの更新情報を収集して、要求元のアプリケーションサーバ2に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、IPマルチメディア・サブシステム(IMS:Internet Protocol Multimedia Subsystem)ベースのネットワークにおいて、各種のサービスを提供する複数のアプリケーションサーバ(AS:Application Server)を連携させるためのサービス連携方法及びサービス連携装置に関する。
近年、IP(Internet Protocol)ネットワークを介したコミュニケーションの多様化が進展し、アプリケーションサーバ(AS)とSIP(Session Initiation Protocol)サーバ(呼制御サーバ)とが連携してサービスを提供するネットワークアーキテクチャが検討されている。そのアーキテクチャとして、第三世代携帯電話システム仕様の検討及び策定を行うプロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)により標準化されたIPマルチメディア・サブシステム(IMS)が知られている。
IMSベースのネットワークにおいては、呼処理に用いられるSIP信号によって通信を行い、サービスを提供するために、以下の2つの機能要素が定義されている。
(1) 各サービスを提供する主体であるアプリケーションサーバ(AS)
(2) ユーザからの発呼要求を分析し、ASへ呼を接続するS−CSCF(Serving Call Session Control Function)
S−CSCFは、ユーザからの発呼要求を受け取ると、各サービスを起動する条件と、その際の接続先のASとの対応が記載されているiFC(initial Filter Criteria)を参照して、各ASへ呼を接続することでサービスを起動する。
iFCは、複数設定することが可能であり、複数のサービスを起動して連携させることができる。その場合は、iFCに設定した優先度に基づいて複数のASを順次起動することで、サービス間の連携を実現する。このとき、先に起動されたASから後に起動されるASに順々に情報を引き継いでいく方法は既に提案されており、非特許文献1には、SIP信号を構成するHistory-infoヘッダのなかに後で起動されるASに通知すべき情報を記載しておく方法が開示されている。
RFC 4244 : An Extension to the Session Initiation Protocol (SIP) for Request History Information, November 2005.
しかし、非特許文献1の方法では、後に起動されるASがSIP信号に記載された情報を利用することはできるが、後に起動されるASの情報を先に起動されているASに通知することはできない。そのため、そのような通知を必要とするようなサービス間の連携を実現することができないという問題がある。
例えば、公衆電話端末からの番号案内サービスの利用時に、通話時間に応じた従量課金と番号案内が成功したときの案内料金の課金とを併せて行う場合を想定すると、料金の収納をリアルタイムに指示する公衆電話ASと、番号案内を行い、番号案内が成功する毎に課金を行う番号案内ASとのサービス連携が必要となる。このような課金を実現するためには、
(1) 公衆電話ASを起動
(2) 公衆電話ASが通話料金の従量課金を開始
(3) 番号案内ASを起動
(4) 番号案内成功時に番号案内ASから公衆電話ASに案内料金の収納を依頼
というプロセスが必要である。つまり、ASが起動される順序に依存せずに、AS間で情報のやり取りを行う手段が必要になる。
一方、複数のサービスを連携させるための機能として、IMS標準ではASとS−CSCF間及びAS相互間の連携動作を管理する機能要素としてSCIM(Service Capability Interaction Manager)が定義されているが、AS相互間の連携動作の具体的な内容や、実装方法までは規定されていない。
本発明は、前記の問題を解決するためになされたものであり、複数のAS間でのサービス連携を実現するための、ASが起動される順序に依存せずにAS間での情報のやり取りを行える手段を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、本発明は、通信端末間の通信パスを設定する呼制御サーバと、それぞれが所定の付加サービスを提供する複数のASとが接続されるネットワークにおいて、前記AS間のデータ連携を行うサービス連携方法であって、前記ネットワークにはサービス連携装置が接続されており、前記サービス連携装置は、前記データ連携の対象となる情報種別と、当該情報種別の連携データを参照または更新するAS群とを対応付ける第1のリストを記憶部に記憶しており、前記サービス連携装置が、前記データ連携の要求元となる要求元ASから、前記情報種別の指定を含んで前記連携データの転送要求を受け付けるステップと、前記サービス連携装置が、前記呼制御サーバが送信する呼制御信号を監視することによって他の前記ASの起動を検知し、当該ASが前記第1のリストに登録されている場合に、当該ASに前記転送要求を受け付けた前記連携データを送信するとともに、当該連携データを更新したときに当該更新後のデータを返送するよう指示するステップと、前記サービス連携装置から前記返送を指示された各ASが、当該連携データを更新したときに当該更新後のデータを通知データとして前記サービス連携装置に送信するステップと、前記サービス連携装置が、前記各ASから送信される前記通知データを受信して前記要求元ASに転送するステップとを含むことを特徴とする。
こうすることにより、サービス連携装置が、要求元ASから受け付けた連携データを連携先の各ASに配信し、その更新を行った各ASから更新後の連携データを収集して要求元ASに通知するので、複数のAS間で、ASが起動される順序に依存せずに、データ連携を行うことが可能となる。
また、本発明は、前記のサービス連携方法において、前記サービス連携装置は、前記受け付けた連携データの転送要求に対応付けて、前記第1のリストに登録されていて前記更新後のデータの返送をまだ指示していないAS群を特定する情報を含む第2のリストを前記記憶部に記憶し、前記サービス連携装置が、前記他の前記ASの起動を検知したときに、前記第2のリストを参照して当該ASに前記更新後のデータの返送をまだ指示していないと判定した場合に、前記更新後のデータを返送するよう指示することを特徴とする。
こうすることにより、サービス連携装置は、他のASの起動を検知したときに、当該ASに更新後のデータの返送を指示すべきか否かを正しく判定することができる。
また、本発明は、前記のサービス連携方法において、前記サービス連携装置は、前記呼制御サーバと前記AS間で前記呼制御信号を中継することを特徴とする。
こうすることにより、サービス連携装置は、呼制御サーバからASに送信される呼制御信号から他のASが起動されたことを直ちに検知して、当該ASとの間のデータ連携を確実に行うことができる。
また、本発明は、前記のサービス連携方法において、前記呼制御信号はSIP信号であることを特徴とする。
こうすることにより、本発明をIMS標準にしたがったネットワークに広く適用することができる。
また、本発明は、通信端末間の通信パスを設定する呼制御サーバと、それぞれが所定の付加サービスを提供する複数のASとが接続されるネットワークにおいて、前記AS間のデータ連携を行うサービス連携装置であって、前記データ連携の対象となる情報種別と、当該情報種別の連携データを参照または更新するAS群とを対応付ける第1のリストを記憶する記憶部と、前記データ連携の要求元となる要求元ASから、前記情報種別の指定を含んで前記連携データの転送要求を受け付け、当該連携データを更新したそれぞれの前記ASから当該更新後のデータを受信して前記要求元ASに転送する情報転送制御部と、前記呼制御サーバが送信する呼制御信号を監視することによって他の前記ASの起動を検知する起動監視部と、前記起動監視部が起動を検知した当該ASが前記第1のリストに登録されている場合に、当該ASに前記転送要求を受け付けた前記連携データを送信するとともに、当該連携データを更新したときに当該更新後のデータを返送するよう指示し、前記返送を指示された各ASが当該連携データを更新したときに送信してくる当該更新後のデータを受信して、前記要求元ASに転送する情報収集制御部とを備えることを特徴とする。
こうすることにより、サービス連携装置が、要求元ASから受け付けた連携データを連携先の各ASに配信し、その更新を行った各ASから更新後の連携データを収集して要求元ASに通知するので、複数のAS間で、ASが起動される順序に依存せずに、データ連携を行うことが可能となる。
本発明によれば、複数のAS間でのサービスの連携を実現するための、ASが起動される順序に依存せずにAS間で情報のやり取りを行う手段を提供することができる。
本発明の実施形態に係るサービス連携システムの概略構成図である。 連携ASリストのデータ構成例についての説明図である。 転送要求リストのデータ構成例についての説明図である。 収集情報リストのデータ構成例についての説明図である。 データ連携処理の全体的な流れを示すフローチャートである。 情報収集タスクの処理手順を示すフローチャートである。 サービス連携システムの動作例についての説明図である。 動作例に係る連携ASリストのデータ例である。 動作例に係る転送要求リストのデータ例である。 動作例に係る収集情報リストのデータ例である。 動作例に係る主要な装置間の通信手順を示すシーケンスチャートである。
以下、本発明の実施形態を適宜図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、複数のアプリケーションサーバ(以下、「AS」と略記。)間でのサービス連携を実現するために、ASからの要求にしたがってサービス連携に必要な情報(連携データ)を連携先のASに通知するとともにその更新情報を収集し、収集した更新情報を要求元のASに通知する手段をSCIM(Service Capability Interaction Manager)に備える。これにより、各ASは、サービス連携に必要となる連携データの転送をSCIMに要求しておけば、他のASが行った当該連携データの更新情報をSCIMから受け取ることができる。したがって、サービス連携に必要な各種の連携データを任意のAS間でやり取りすることが可能となる。また、連携データの種類や、連携先となるASの範囲を適宜変更することにより、複数のASによって提供される連携サービスの仕様を容易に変更することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るサービス連携システムの概略構成図である。図1に示すように、本システムは、通信端末4相互間の通信パスを提供する呼制御サーバ3と、所定の付加サービスを提供するAS2と、SCIM1とが不図示のネットワークに接続されて構成される。
通信端末4は、VoIP(Voice over Internet Protocol)による音声データの送受信や映像データの送受信に用いられる複数種類の端末である。この通信端末4は、呼のルーティングを司る呼制御サーバ3に接続されており、呼制御サーバ3は、発側の通信端末4からの要求に基づいて着側の通信端末4が接続されている呼制御サーバ3へ呼をルーティングすることによって、通信端末4相互間にVoIPや映像通信等の通信パスを提供する。なお、本実施形態では、呼制御信号としてSIP(Session Initiation Protocol)信号を用いることとしており、呼制御サーバ3がSIPプロキシとして呼制御信号を仲介することにより、通信端末4相互間あるいは通信端末4とAS2との間の通信パスが設定される。
AS2は、通信端末4からの要求に基づいて呼制御サーバ3から呼び出され、各種の付加サービスを提供する。AS2は、通信機能を有し、それぞれが所定の付加サービスを提供するアプリケーションプログラムを実行するコンピュータによって構成される。また、AS2は、他のAS2と連携して付加サービスを提供するために必要な場合は、SCIM1に対して連携先のAS2との間で連携データの転送を行うように要求し、SCIM1は、この要求に基づいて連携先のAS2に連携データを通知するとともに、その更新情報を収集して、要求元のAS2に引き渡す。
SCIM1は、通信機能を有するコンピュータによって構成され、情報転送制御部11、AS起動監視部12、情報収集制御部13、サービス連携用DB(Database)10を備える。これらは、SCIM1が備える不図示のCPU(Central Processing Unit)が、所定のプログラムを実行することによって具現化される。
情報転送制御部11は、AS2からデータ連携の要求を受け付けて、AS起動監視部12及び情報収集制御部13を起動し、情報収集制御部13が連携先の各AS2から収集した更新情報(更新された連携データ)を要求元のAS2に送信する。AS起動監視部12は、呼制御サーバ3から送信されるSIP信号をAS2に中継し、その通信内容を監視することによって、データ連携が要求された呼について2番目以降のAS2が起動されたことを検知する。情報収集制御部13は、AS起動監視部12から2番目以降のAS2が起動された旨の通知を受けて、当該AS2が連携先となっていればデータ連携を要請し、その後各連携先のAS2から送信されてくる更新情報(更新された連携データ)を収集する。
また、磁気ディスク装置や半導体メモリなどの記憶手段と、データを管理するプログラムであるデータベース管理システムとで構成される記憶部であるサービス連携用DB10には、複数のAS2間で連携データを交換するために必要な情報を保持するための連携ASリスト14(第1のリスト)、転送要求リスト15(第2のリスト)、及び収集情報リスト16を備える。
図2は、連携ASリスト14のデータ構成例についての説明図である。この連携ASリスト14は、新たな付加サービスを提供するAS2が追加設置されたり、AS2間の連携サービスの仕様が変更されたりしたときに、不図示の保守用端末などによって登録データの更新が行われる。図2に示すように、連携ASリスト14には、AS2間のサービス連携に必要となる連携データの種別(情報種別)と、当該連携データを参照または更新するAS2群とを示すデータが保持される。図2の例は、「情報種別(1)」の連携データは「連携AS名(11)」、「連携AS名(12)」、・・・で示される第1のAS2群により、また「情報種別(2)」の連携データは「連携AS名(21)」、「連携AS名(22)」、・・・で示される第2のAS2群により参照または更新されることを表している。
図3は、転送要求リスト15のデータ構成例についての説明図である。この転送要求リスト15は、AS2からSCIM1に対してデータ連携の要求が発行される都度、当該要求元のAS2がサービスを提供する呼と対応付けて生成され、当該呼が切断されるまでの間サービス連携用DB10内に保持される。図3に示すように、転送要求リスト15には、データ連携を要求した要求元のAS2の名称と、要求された連携データの種別と、要求元のAS2から連携先の各AS2に通知したい通知データと、各連携先のAS2ごとに、当該AS2の名称と、当該AS2へデータ連携の要請を通知したか否かを示す通知状態とが保持される。この連携先の各AS2は、連携ASリスト14(図2)から連携データの種別に対応付けられたAS2群の情報を読み出すことで特定することができる。図3の例は、「要求元AS名」で示される要求元のAS2から、連携先の各AS2に通知したい「連携先への通知データ」を含めて「要求情報種別」のデータ連携がSCIM1に要求されたのち、「連携AS名(1)」で示される連携先のAS2にはSCIM1からデータ連携の要請が通知され、「連携AS名(2)」で示される連携先のAS2にはまだデータ連携の要請が通知されていない状態を表している。なお、連携先のAS2に通知したい通知データがない場合は「連携先への通知データ」は指定しなくてもよい。
図4は、収集情報リスト16のデータ構成例についての説明図である。この収集情報リスト16は、AS2からSCIM1に対してデータ連携の要求が発行される都度、当該要求元のAS2がサービスを提供する呼と対応付けて生成され、当該呼が切断されるまでの間サービス連携用DB10内に保持される。図4に示すように、収集情報リスト16には、データ連携を要求した要求元のAS2の名称と、要求された連携データの種別と、連携先の各AS2から収集された更新後の連携データである通知データごとに、収集元のAS2の名称と、通知データと、当該通知データを要求元のAS2に転送済みであるか否かを示す転送状態とが保持される。図4の例は、「要求元AS名」で示される要求元のAS2から要求された「要求情報種別」のデータ連携に対して、「連携AS名(1)」から「通知データ(1)」が、「連携AS名(2)」から「通知データ(2)」がそれぞれSCIM1に送信され、前者はすでにSCIM1から要求元のAS2への転送が終了し、後者はまだ要求元のAS2に転送されていない状態を表している。
図5は、SCIM1が行うデータ連携処理の全体的な流れを示すフローチャートである。以下、図5に示したフローチャートに沿ってデータ連携処理の動作を詳細に説明する。
SCIM1の情報転送制御部11は、まずステップS31にて要求元となるいずれかのAS2からデータ連携の要求である転送要求を受信するのを待ち、転送要求を受信すると(ステップS31で「Yes」)ステップS32に処理を進める。
ステップS32では、指定された連携データの種別に対応する連携先のAS2群の情報を連携ASリスト14(図2)から取得して、すべての連携ASの初期状態を「未通知」として転送要求リスト15(図3)を生成する。続くステップS33では、情報収集タスク(詳細は図6を用いて後記する。)を起動するとともに、AS起動監視部12を作動させる。
続いて、ステップS34では、AS起動監視部12が呼制御サーバ3から送信される呼制御信号を監視することで別のAS2が起動されるのを待ち、別のAS2が起動されたことを検知すると(ステップS34で「Yes」)ステップS35に処理を進める。
ステップS35では、情報収集制御部13が、起動された当該AS2が転送要求リスト15(図3)に登録され、かつその状態が「未通知」となっているか否かを判定し、そうでなければ(ステップS35で「No」)ステップS34に処理を戻す。また、起動された当該AS2が転送要求リスト15(図3)に登録され、かつその状態が「未通知」となっている場合は(ステップS35で「Yes」)ステップS36に処理を進める。
ステップS36では、情報収集制御部13は、起動された当該AS2にデータ連携を要請する収集通知を送信し、送信が終了したら転送要求リスト15(図3)に登録されている当該AS2の状態を「未通知」から「通知済み」に更新する。この収集通知は、当該AS2に、転送要求リスト15(図3)に登録されている「要求情報種別」と「連携先への通知データ」とを通知するとともに、当該連携データを更新したときに当該更新後のデータを返送するよう指示するものである。
続いて、ステップS37では、AS起動監視部12が呼制御信号を監視することで呼が切断されたか否かを判定し、呼が切断されていなければ(ステップS37で「No」)ステップS34に処理を戻し、呼が切断された場合には(ステップS37で「Yes」)ステップS38に処理を進める。
ステップS38では、情報収集制御部13が、転送要求リスト15(図3)を参照して、状態が「通知済み」となっている連携先の各AS2にデータ連携の終了を通知する収集終了通知を送信する。連携先の各AS2は、この収集終了通知を受信すると当該呼に対するデータ連携処理を終了する。
続いて、ステップS39では、情報転送制御部11が、ステップS33で起動した情報収集タスクを終了させ、続くステップS40では、ステップS32で生成した転送要求リスト15(図3)を削除して一連の処理を終了する。
図6は、図5のステップS33で起動される情報収集タスクの処理手順を示すフローチャートである。以下、図6に示したフローチャートに沿って情報収集タスクの動作を詳細に説明する。
情報収集タスクが起動されると、まずステップS41にて、転送要求リスト15(図3)に登録されている「要求元AS名」と「要求情報種別」との2つのデータからなる初期状態の収集情報リスト16(図4の先頭の2行のデータからなるリスト)を生成する。
続いて、ステップS42では、いずれかの連携先のAS2から更新された連携データである通知データを受信するのを待ち、通知データを受信した場合は(ステップS42で「Yes」)ステップS43に処理を進める。
ステップS43では、受信した通知データの送信元のAS名と通知データと「未転送」とからなるレコードを生成して収集情報リスト16(図4)の末尾に追加登録し、続くステップS44にて、当該通知データを「要求元AS名」で示される要求元のAS2に送信したのち、収集情報リスト16(図4)の当該レコードの状態を「未転送」から「転送済み」に更新する。
続いて、ステップS45では、情報転送制御部11から図5のステップS39で自身のタスクの終了が指示されたか否かを判定し、タスクの終了が指示されていなければ(ステップS45で「No」)ステップS42に処理を戻し、タスクの終了が指示された場合は(ステップS45で「Yes」)ステップS46に処理を進める。
ステップS46では、ステップS41で生成した収集情報リスト16(図4)を削除して一連の処理を終了する。
なお、以上に説明したデータ連携処理では、連携先のAS2から新たに更新された連携データを受信する都度、SCIM1から要求元のAS2に当該データを転送するものとしたが、要求元のAS2には所定の周期でまとめて連携データを送信するものとしてもよいし、要求元のAS2からの受信要求に応じて未転送の連携データをまとめて送信するものとしてもよい。また、連携先のAS2に、連携データの種類に加えて、通知を必要とする更新条件を通知し、当該更新条件に該当する更新を行った場合にのみ連携データを通知させるものとしてもよい。
次に、サービス連携の具体例を用いて、本システムの動作を説明する。ここでは、公衆電話端末から番号案内サービスに接続し、番号案内後、案内された電話番号への接続を依頼するが、接続先の電話番号が分担課金サービス用の番号であり、発側の負担分だけを、公衆電話端末から収納するというサービスを考える。この場合、公衆電話端末からの料金の収納を行う公衆電話ASと、番号案内サービスを提供する番号案内ASと、発側と着側の利用者に通話料金を分担して負担させる分担課金サービスを提供する分担課金ASとの3つのAS2が、課金に関する連携データを交換しつつ当該サービスを提供することになる。
なお、番号案内サービスに接続するときには、所定の特番(例えば、「104」)をダイヤルするものとし、番号案内が成功した時点で所定の案内料金が課金され、引き続き案内された番号へ自動接続して通話を行う場合には、通常とは異なる課金レートで通話料が課金されるものとする。また、分担課金サービスでは、特別な電話番号(例えば、「0570−0」で始まる電話番号)が契約者に付与され、契約内容に応じて発側と着側との通話料金の分担比率が決められているものとする。
図7は、前記のようなサービス連携を行う場合のサービス連携システムの動作を説明するための説明図である。図7に示すように、このサービス連携システムは、発側SCIM1s、中継SCIM1r、公衆電話AS2A、番号案内AS2B、分担課金AS2C、発側呼制御サーバ3s、中継呼制御サーバ3r、着側呼制御サーバ3dから構成される。ここで、発側SCIM1sと中継SCIM1rとが前記したSCIM1に相当し、公衆電話AS2A、番号案内AS2B及び分担課金AS2Cが前記したAS2に相当し、発側呼制御サーバ3s、中継呼制御サーバ3r及び着側呼制御サーバ3dが前記した呼制御サーバ3に相当する。
公衆電話AS2Aは、公衆電話端末4sからの発信時に起動され、公衆電話端末向けのサービスを提供する。ここでは、公衆電話専用の通話料金(例えば、10円/分)や、サービス料金を、硬貨またはテレホンカードの通話度数によって公衆電話端末4sに収納させるものとする。そのために、公衆電話AS2Aは、発着間の距離や時間帯などに応じた課金レートから通話料金の計算を行う料金計算部21と、公衆電話端末4sに実際に料金を収納するタイミングと金額を指示する収納指示部22とを備える。
番号案内AS2Bは、利用者からの問い合わせに応じて各種情報から着側の電話番号を検索して通知し、利用者から依頼があれば検索した電話番号の着側端末4dを呼び出して自動接続するサービスを提供する。そのために、番号案内AS2Bは、問い合わせのあった電話番号を検索して利用者に通知する番号案内部23と、検索した電話番号の着側端末4dを呼び出して接続する案内先接続部24とを備える。なお、番号案内AS2Bの課金部(図示省略)は、番号案内が成功した際には案内料金(例えば、番号案内1件当たり30円)を課金し、案内先への自動接続を行った場合には通常とは異なる特別な課金レートで通話料金を課金するものとする。
分担課金AS2Cは、発側の利用者と着側の利用者とに通話料金を分担して負担させる分担課金サービスを提供する。そのために、分担課金AS2Cは、分担課金サービスの契約者に割り当てられた特別な電話番号を通常の加入者電話番号に変換する番号変換部25と、契約内容に応じて通話料金の一部または全部を着側が分担するように発側と着側のそれぞれの課金レートを計算する分担課金部26とを備える。
図8から図10は、前記のような連携サービスを行っているときのサービス連携用DB10が備える連携ASリスト14、転送要求リスト15、収集情報リスト16のデータ例である。ここで、図8の連携ASリスト14Aが図2の連携ASリスト14のデータ例であり、図9の転送要求リスト(1)15A及び転送要求リスト(2)15Bが図3の転送要求リスト15のデータ例であり、図10の収集情報リスト(1)16A及び収集情報リスト(2)16Bが図4の収集情報リスト16のデータ例である。また、図8に示すように、連携ASリスト14Aには、「課金」の連携データの連携先として、「公衆電話AS」、「番号案内AS」、「分担課金AS」の3つが登録されている。図11は、そのときの主要な装置間の通信手順を示すシーケンスチャートである。以下、図7から図10を参照しつつ、図11に示したシーケンスチャートに沿って、本システムの動作を詳細に説明する。
図7の公衆電話端末4sから番号案内サービス用の特番(例えば、「104」)がダイヤルされると、発側呼制御サーバ3sは、まず、公衆電話サービスを起動するために公衆電話AS2Aに呼を接続する(S1:AS接続)。次に、公衆電話AS2Aの料金計算部21は、番号案内サービス用の特番がダイヤルされているため、自身が備える料金表の課金レートでは料金計算ができないと判断し、発側呼制御サーバ3sに制御を移してAS再接続を指示する(S2:AS再接続指示)とともに、課金に関するデータ連携を発側SCIM1sに要求する(S3:転送要求)。
公衆電話AS2Aから課金に関するデータ連携を要求された発側SCIM1sは、連携ASリスト14A(図8)を参照して、図9(a)に示した転送要求リスト(1)15Aを生成する。ただし、この時点では、「番号案内AS」、「分担課金AS」の状態は共に「未通知」となっている。なお、連携先への通知データは不要であるので「−」となっている。またこの時点で、発側SCIM1sは、AS起動監視部12による他のAS2の起動の監視を開始する。
一方、発側呼制御サーバ3sは、ダイヤルされた特番に基づいてこの第一呼を番号案内AS2Bに接続する(S4:AS接続)。これにより、番号案内AS2Bによるこの第一呼に対する番号案内サービスの提供が開始される(図7参照)。
発側SCIM1sのAS起動監視部12は、発側呼制御サーバ3sが送信する呼制御信号(SIP信号)から番号案内AS2Bの起動を検知すると、その旨を情報転送制御部11に伝える。次に、情報転送制御部11は、転送要求リスト(1)15Aを参照し、起動された「番号案内AS」の状態が「未通知」となっているので、番号案内AS2Bにデータ連携を開始するための通知である収集通知を送信したのち(S5:収集通知)、当該状態を「未通知」から「通知済み」に更新する(図9(a)参照)。
続いて、番号案内AS2Bは、接続された第一呼に対して番号案内サービスを開始する。その際、番号案内サービスのための通話料金は無料なので、第一呼の連携データとして「課金レート(無料)」を発側SCIM1sに通知する(S6:課金レート)。この連携データを受信した発側SCIM1sは、通知されたデータを図10(a)に示した収集情報リスト(1)16Aに「未転送」の状態で追加登録するとともに、連携データの要求元である公衆電話AS2Aに転送したのち(S7:課金レート)、その連携データの状態を「未転送」から「転送済み」に更新する。「課金レート(無料)」の連携データを受信した公衆電話AS2Aの料金計算部21は、受信した課金レートにしたがって通話料金を計算し、収納指示部22が公衆電話端末4sに料金の収納を指示する(S8:料金収納指示)。ただし、この場合は課金レートが無料であるので、この時点では通話料金の収納は行われない。
番号案内サービスにおける電話番号検索の手順については説明を省略するが、ここでは、案内した電話番号が分担課金サービス用の電話番号であり、公衆電話端末4sのダイヤル操作等によってその電話番号への自動接続が依頼されたものとする。番号案内が成功した時点で、番号案内AS2Bは、第一呼の連携データとして、「案内料金」(例えば30円/件)を発側SCIM1sに通知する(S9:案内料金)。この連携データを受信した発側SCIM1sは、通知されたデータを収集情報リスト(1)16Aに追加登録するとともに、連携データの要求元である公衆電話AS2Aに転送したのち(S10:案内料金)、その連携データの状態を「転送済み」に更新する。「案内料金」の連携データを受信した公衆電話AS2Aの収納指示部22は、受信した案内料金の収納を直ちに公衆電話端末4sに指示する(S11:料金収納指示)。
次に、番号案内AS2Bの案内先接続部24は、案内した電話番号への自動接続を行うために、新しい呼(第二呼)を発信する(S12:案内先接続)。このとき、案内先接続部24は、接続先の電話番号が分担課金サービス用の番号であるので、自身が備える料金表の課金レートによる料金計算ができないと判断し、番号案内呼用の特別な課金レートの通知を含めて課金に関するデータ連携を中継SCIM1rに要求する(S13:転送要求)。
番号案内AS2Bから課金に関するデータ連携を要求された中継SCIM1rは、連携ASリスト14A(図8)を参照して、図9(b)に示した転送要求リスト(2)15Bを生成する。ただし、この時点では、「公衆電話AS」、「分担課金AS」の状態は共に「未通知」となっている。なお、連携先への通知データには番号案内AS2Bから指定された「番号案内呼課金レート」が登録されている。またこの時点で、中継SCIM1rは、AS起動監視部12による他のAS2の起動の監視を開始する。
一方、中継呼制御サーバ3rは、接続先の電話番号が分担課金サービス用の番号であるので、この第二呼を分担課金AS2Cに接続する(S14:AS接続)。これにより、第二呼に対して分担課金AS2Cが起動される。
中継SCIM1rのAS起動監視部12は、中継呼制御サーバ3rが送信する呼制御信号(SIP信号)から分担課金AS2Cの起動を検知すると、その旨を情報転送制御部11に伝える。次に、情報転送制御部11は、転送要求リスト(2)15Bを参照し、起動された「分担課金AS」の状態が「未通知」となっているので、分担課金AS2Cにデータ連携を開始するための通知である収集通知を送信したのち(S15:収集通知)、当該状態を「未通知」から「通知済み」に更新する(図9(b)参照)。このとき、転送要求リスト(2)15Bには、連携先への通知データとして「番号案内呼課金レート」が登録されているので、当該データを含めて収集通知を送信する。
続いて、分担課金AS2Cの番号変換部25は、接続先の分担課金サービス用の番号に関する契約内容(図示省略)などを参照して、その番号を実際に着信する着側端末4dの電話番号に変換して中継呼制御サーバ3rに当該電話番号への接続を指示する(S16:着側電話番号)。また、分担課金AS2Cの分担課金部26は、発着間の距離や時間帯などから通話料金の計算を行い、さらに、契約で定められた発側と着側との料金分担比率に基づいて発側が分担する課金レートを決定し、第二呼の連携データとしてこの「発側課金レート」を中継SCIM1rに通知する(S17:発側課金レート)。この連携データを受信した中継SCIM1rは、通知されたデータを図10(b)に示した第二の収集情報リスト(2)16Bに登録するとともに、連携データの要求元である番号案内AS2Bに転送したのち(S18:発側課金レート)、その連携データの状態を「転送済み」に更新する。
着側端末4dの電話番号への接続を依頼された中継呼制御サーバ3rは、着側呼制御サーバ3d経由で着側端末4dを呼び出し(S19:着側端末接続)、着側呼制御サーバ3d経由で着信応答を検知すると(S20:着信応答)番号案内AS2Bと着側端末4dとの間に第二呼の通信パスを設定する(図7参照)。また、同じく着信応答を検知した番号案内AS2Bの案内先接続部24は、発側の公衆電話端末4sとの間の第一呼と着側端末4dとの間の第二呼との2つの通信パスを結合することで、両端末間での通話を可能とする。
このとき、案内先接続部24は、中継SCIM1rを介して先に分担課金AS2Cから通知された「発側課金レート」を参照して、結合した通信パスに対する新たな課金レートを決定し(サービス仕様によっては番号案内接続料を加味した特別な課金レートとなる場合もある。)、決定した新たな課金レートを発側SCIM1sに通知し(S21:課金レート)、これを受信した発側SCIM1sが、公衆電話AS2Aにこの新たな課金レートを転送する(S22:課金レート)。これにより、公衆電話AS2Aの料金計算部21は、通知された新たな課金レートにしたがって通話料金の計算を行い、収納指示部22が公衆電話端末4sに所定のタイミングで料金の収納を指示する(S23:料金収納指示)。
以上では、複数のAS2間で課金情報を交換する場合の例を説明したが、交換する情報は課金情報に限らず、呼の接続と無関係に他のAS2の情報が必要になるサービスや、呼処理とは異なるタイミングで、AS2間の情報の流通が必要となるサービスにも適用が可能である。
以上にて本発明を実施するための形態の説明を終えるが、本発明の実施の態様はこれに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で各種の変更が可能である。
1 SCIM(サービス連携装置)
10 サービス連携用DB(記憶部)
11 情報転送制御部
12 AS起動監視部(起動監視部)
13 情報収集制御部
14,14A 連携ASリスト(第1のリスト)
15,15A,15B 転送要求リスト(第2のリスト)
16,16A,16B 収集情報リスト
1s 発側SCIM(サービス連携装置)
1r 着側SCIM(サービス連携装置)
2 AS(アプリケーションサーバ)
21 料金計算部
22 収納指示部
23 番号案内部
24 案内先接続部
25 番号変換部
26 分担課金部
2A 公衆電話AS(アプリケーションサーバ)
2B 番号案内AS(アプリケーションサーバ)
2C 分担課金AS(アプリケーションサーバ)
3 呼制御サーバ
3s 発側呼制御サーバ(呼制御サーバ)
3r 中継呼制御サーバ(呼制御サーバ)
3d 着側呼制御サーバ(呼制御サーバ)
4 通信端末
4s 公衆電話端末(通信端末)
4d 着側端末(通信端末)

Claims (8)

  1. 通信端末間の通信パスを設定する呼制御サーバと、それぞれが所定の付加サービスを提供する複数のアプリケーションサーバとが接続されるネットワークにおいて、前記アプリケーションサーバ間のデータ連携を行うサービス連携方法であって、
    前記ネットワークにはサービス連携装置が接続されており、
    前記サービス連携装置は、前記データ連携の対象となる情報種別と、当該情報種別の連携データを参照または更新するアプリケーションサーバ群とを対応付ける第1のリストを記憶部に記憶しており、
    前記サービス連携装置が、前記データ連携の要求元となる要求元アプリケーションサーバから、前記情報種別の指定を含んで前記連携データの転送要求を受け付けるステップと、
    前記サービス連携装置が、前記呼制御サーバが送信する呼制御信号を監視することによって他の前記アプリケーションサーバの起動を検知し、当該アプリケーションサーバが前記第1のリストに登録されている場合に、当該アプリケーションサーバに前記転送要求を受け付けた前記連携データを送信するとともに、当該連携データを更新したときに当該更新後のデータを返送するよう指示するステップと、
    前記サービス連携装置から前記返送を指示された各アプリケーションサーバが、当該連携データを更新したときに当該更新後のデータを通知データとして前記サービス連携装置に送信するステップと、
    前記サービス連携装置が、前記各アプリケーションサーバから送信される前記通知データを受信して前記要求元アプリケーションサーバに転送するステップと
    を含むことを特徴とするサービス連携方法。
  2. 請求項1に記載のサービス連携方法において、
    前記サービス連携装置は、前記受け付けた連携データの転送要求に対応付けて、前記第1のリストに登録されていて前記更新後のデータの返送をまだ指示していないアプリケーションサーバ群を特定する情報を含む第2のリストを前記記憶部に記憶しており、
    前記サービス連携装置が、前記他の前記アプリケーションサーバの起動を検知したときに、前記第2のリストを参照して当該アプリケーションサーバに前記更新後のデータの返送をまだ指示していないと判定した場合に、前記更新後のデータを返送するよう指示する
    ことを特徴とするサービス連携方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のサービス連携方法において、
    前記サービス連携装置は、前記呼制御サーバと前記アプリケーションサーバ間で前記呼制御信号を中継する
    ことを特徴とするサービス連携方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサービス連携方法において、
    前記呼制御信号はSIP信号である
    ことを特徴とするサービス連携方法。
  5. 通信端末間の通信パスを設定する呼制御サーバと、それぞれが所定の付加サービスを提供する複数のアプリケーションサーバとが接続されるネットワークにおいて、前記アプリケーションサーバ間のデータ連携を行うサービス連携装置であって、
    前記データ連携の対象となる情報種別と、当該情報種別の連携データを参照または更新するアプリケーションサーバ群とを対応付ける第1のリストを記憶する記憶部と、
    前記データ連携の要求元となる要求元アプリケーションサーバから、前記情報種別の指定を含んで前記連携データの転送要求を受け付け、当該連携データを更新したそれぞれの前記アプリケーションサーバから当該更新後のデータを受信して前記要求元アプリケーションサーバに転送する情報転送制御部と、
    前記呼制御サーバが送信する呼制御信号を監視することによって他の前記アプリケーションサーバの起動を検知する起動監視部と、
    前記起動監視部が起動を検知した当該アプリケーションサーバが前記第1のリストに登録されている場合に、当該アプリケーションサーバに前記転送要求を受け付けた前記連携データを送信するとともに、当該連携データを更新したときに当該更新後のデータを返送するよう指示し、前記返送を指示された各アプリケーションサーバが当該連携データを更新したときに送信してくる当該更新後のデータを受信して、前記要求元アプリケーションサーバに転送する情報収集制御部と
    を備えることを特徴とするサービス連携装置。
  6. 請求項5に記載のサービス連携装置において、
    前記記憶部に、前記受け付けた連携データの転送要求に対応付けて、前記第1のリストに登録されていて前記更新後のデータの返送をまだ指示していないアプリケーションサーバ群を特定する情報を含む第2のリストを記憶し、
    前記情報収集制御部は、前記起動監視部が他の前記アプリケーションサーバの起動を検知したときに、前記第2のリストを参照して前記更新後のデータの返送を指示するか否かを判定する
    ことを特徴とするサービス連携装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載のサービス連携装置において、
    前記サービス連携装置は、前記呼制御サーバと前記アプリケーションサーバ間で前記呼制御信号を中継する
    ことを特徴とするサービス連携装置。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか一項に記載のサービス連携装置において、
    前記呼制御信号はSIP信号である
    ことを特徴とするサービス連携装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014078833A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Ntt Docomo Inc 呼制御装置、呼制御方法、呼制御プログラム
JP2014138284A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Apl−scm−feおよびアプリケーション連携方法

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