JP2012015939A - 付加サービス競合制御システム、付加サービス競合制御方法及び付加サービス競合制御プログラム - Google Patents

付加サービス競合制御システム、付加サービス競合制御方法及び付加サービス競合制御プログラム Download PDF

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【課題】付加サービス競合を適切に制御すること。
【解決手段】呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50の各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させた競合カテゴリ条件テーブルを記憶しておき、他方のサーバからリクエスト信号を受信した場合に当該競合カテゴリ条件テーブルを参照し、リクエスト信号に含まれる競合カテゴリ名の競合カテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、競合カテゴリ名以外の競合カテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動して、起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属する競合カテゴリ名を含めたリクエスト信号を他方のサーバに送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、IP技術を利用した電話サービス等のセッション制御が必要な通信に係る付加サービスの競合制御技術に関する。
従来の電話交換機による付加サービスの提供は、交換機とサービス制御ノードにより実現されていた。
一方、IP技術を利用した電話サービス等のセッション制御により確立される基本呼は、呼制御サーバにより実現されている。また、各種の付加サービス、例えば、C2D(Click to Dial)や、CRBT(Customized RingBack Tone)等の提供は、呼制御サーバとアプリケーションサーバの連携制御による実現が想定されている。IP技術を利用した呼制御及び付加サービスの提供方式としては、例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)等の標準にて、SIPプロトコルを用いた方式が規定されている。なお、このような3GPPのモデルにおいては、呼制御サーバはS−CSCF(Serving Call Session Control Function)、アプリケーションサーバはSIP AS(SIP Application Server)と見なすことができる。
3GPPのアーキテクチャモデルでは、呼を制御するS−CSCFと付加サービスを提供するSIP ASとの間のインタフェースとしてISC(IP multimedia Service Control)が定義されており、SIPプロトコルにて情報のやり取りを行う。SIP ASで提供される付加サービスは、SIPリクエスト(例えば、INVITE信号等)を受信したS−CSCFにおいて、iFC(initial Filter Criteria)と呼ばれるフィルタのチェックが行われ、そのリクエストの設定内容がiFCの条件に合致した場合に、当該iFCで指定されたSIP ASにSIPリクエストを送信することにより実現される。
ユーザの利便性を向上させるために多数の付加サービスの提供が不可欠であり、呼制御サーバを保有している通信事業者とは別の事業者が保有するアプリケーションサーバと組み合わせて付加サービスを実現することによるサービスの多様化が求められている。多数の付加サービスが複数の事業者により提供される場合、1つの呼制御サーバには、複数のアプリケーションサーバが接続され、ユーザの所望する付加サービスの内容により、連携するアプリケーションサーバを適宜活用して付加サービスを実現することがある。
ここで、付加サービスの中には、例えば、コールウェイティング(着信しようとしたユーザが通信中の場合、通常とは異なる信号音でその着信を知らせる機能)や話中転送(着信しようとしたユーザが通信中の場合、事前に指定されている番号に転送する機能)のように、どちらも着ユーザが通信中の場合に起動される付加サービスであって、1つの着信呼には同時に提供することができないものがある。以降、この事象を付加サービス競合と呼ぶ。
このような付加サービスが同時に起動されようとした場合、それら付加サービスをどちらも起動しないか、又は何らかの判断基準によってどちらかの付加サービスだけを起動するように制御を行わなければならない。
複数のアプリケーションサーバにより複数の付加サービスが提供される形態においても同様であり、同時に提供することができない付加サービスが起動されようとした場合は、双方とも起動しない又はどちらか一方だけ起動するような付加サービス競合制御を行う必要がある。
また、呼制御サーバ及び各アプリケーションサーバで提供される付加サービスには、いくつかの付加サービスに必要とされる一部の機能の可能性もあり、複数のサーバで必要な機能を起動することにより、1つの付加サービスを提供する場合も考えられる。このような場合においても、付加サービス競合制御を行う必要がある。
従来であれば、呼制御サーバ及びアプリケーションサーバの各サーバそれぞれで付加サービスを実現する場合、又はある付加サービスを提供するための機能を各サーバで分担し、それらの機能を組み合わせて付加サービスを実現する場合のどちらであっても、付加サービス間の競合を考慮し、どのように各サーバ又は各機能を利用するかを予め設計し、プログラムすることで実現する必要があった。
例えば、全ての付加サービス間の競合条件を「付加サービス競合表」等として纏めた上で各サーバに保持させ、呼毎に制御を行うサーバに対して起動済の付加サービス情報を通知し、各サーバで競合制御を実行する方式がある。
また、特許文献1によれば、複数の第三者サービスアプリケーションが連携する場合にも、サービス矛盾や信号矛盾の発生しない付加サービス連携を実現するために、付加サービスの連携を制御するサービス連携装置を設け、付加サービスの種別同士の起動制限の情報(サービス競合情報)を記憶し、受信した呼制御信号に基づいて呼び出すべき付加サービスを特定するとともに、特定された複数の付加サービス同士で矛盾があるかどうかチェックし、チェック結果に矛盾がある場合にはエラーを返送し、矛盾のない場合のみ付加サービスを呼び出し、実行する方式が開示されている。
特開2008−211739号公報
しかしながら、競合制御を含めたサービス制御の方法を予め設計するには、関連する呼制御サーバやアプリケーションサーバの持つ機能の詳細を事前に確認し、それに基づいて設計を行う必要がある。そのため、他の事業者が保有するアプリケーションサーバを利用して付加サービスを実現しようとする場合、他の事業者のアプリケーションサーバの機能や提供する付加サービス仕様の詳細を事前に確認し、それに基づいた制御方式や機能を設計することが必須であり、これらの情報の開示と設計条件の調整等に多くの時間が必要となってしまい、新規に付加サービスを提供開始するまでの時間が長くかかるという欠点がある。
また、個々の呼に対して各サーバが競合制御を行うために、付加サービス起動状況に関する情報を相互に通信する必要がある。しかし、全ての付加サービス間で競合条件をまとめた場合、起動済の付加サービスを一意に判別できる情報を通信する必要があり、付加サービスの全体数および起動済付加サービス数が増加した場合は、信号サイズや通信量が増加するという欠点がある。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、付加サービス競合を適切に制御することを課題とする。
請求項1に記載の付加サービス競合制御システムは、提供される付加サービスの競合を呼制御サーバとアプリケーションサーバで連携制御する付加サービス競合制御システムにおいて、前記呼制御サーバ及び前記アプリケーションサーバは、各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させて記憶しておく記憶手段と、他方のサーバからサービス起動要求信号を受信した場合に前記記憶手段を参照し、前記サービス起動要求信号に含まれるカテゴリ名のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、前記カテゴリ名以外のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動する競合制御手段と、起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属するカテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を前記他方のサーバに送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、呼制御サーバ及びアプリケーションサーバの各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させて記憶手段に記憶しておき、他方のサーバからサービス起動要求信号を受信した場合に当該記憶手段を参照し、サービス起動要求信号に含まれるカテゴリ名のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、カテゴリ名以外のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動して、起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属するカテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を他方のサーバに送信するため、競合するカテゴリ情報だけを伝え合うだけで付加サービスの競合制御が実現でき、網全体として付加サービスの競合を適切に制御することが可能となる。
請求項2に記載の付加サービス競合制御方法は、提供される付加サービスの競合を呼制御サーバとアプリケーションサーバで連携制御する付加サービス競合制御方法において、前記呼制御サーバ及び前記アプリケーションサーバにより、各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させて記憶手段に記憶しておくステップと、他方のサーバからサービス起動要求信号を受信した場合に前記記憶手段を参照し、前記サービス起動要求信号に含まれるカテゴリ名のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、前記カテゴリ名以外のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動するステップと、起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属するカテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を前記他方のサーバに送信するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、呼制御サーバ及びアプリケーションサーバの各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させて記憶手段に記憶しておき、他方のサーバからサービス起動要求信号を受信した場合に当該記憶手段を参照し、サービス起動要求信号に含まれるカテゴリ名のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、カテゴリ名以外のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動して、起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属するカテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を他方のサーバに送信するため、競合するカテゴリ情報だけを伝え合うだけで付加サービスの競合制御が実現でき、網全体として付加サービスの競合を適切に制御することが可能となる。
請求項3に記載の付加サービス競合制御プログラムは、提供される付加サービスの競合を呼制御サーバとアプリケーションサーバで連携制御する付加サービス競合制御プログラムにおいて、前記呼制御サーバ及び前記アプリケーションサーバに、各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させて記憶手段に記憶しておく手順と、他方のサーバからサービス起動要求信号を受信した場合に前記記憶手段を参照し、前記サービス起動要求信号に含まれるカテゴリ名のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、前記カテゴリ名以外のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動する手順と、起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属するカテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を前記他方のサーバに送信する手順と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、呼制御サーバ及びアプリケーションサーバの各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させて記憶手段に記憶しておき、他方のサーバからサービス起動要求信号を受信した場合に当該記憶手段を参照し、サービス起動要求信号に含まれるカテゴリ名のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、カテゴリ名以外のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動して、起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属するカテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を他方のサーバに送信するため、競合するカテゴリ情報だけを伝え合うだけで付加サービスの競合制御が実現でき、網全体として付加サービスの競合を適切に制御することが可能となる。
本発明によれば、付加サービス競合を適切に制御することができる。
付加サービス競合制御システムの全体構成を示す図である。 各サーバの機能ブロック構成を示す図である。 サービス競合制御シーケンスの一例を示す図である。
本発明は、競合する付加サービスを付加サービスの起動条件に基づいて予め分類しておき、その分類情報を基に各サーバで競合条件を判定・起動制御する方式を導入することにより、全てのサーバの詳細情報に基づいた事前の設計工程や各付加サービスの詳細な仕様の事前確認を不要とし、新規付加サービス開始までの期間の短縮と共に、個々の呼に対して競合制御に必要な情報量を削減して、呼の要求から付加サービス提供までの時間短縮を図るものである。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。但し、本発明は多くの異なる様態で実施することが可能であり、本実施の形態の記載内容に限定して解釈すべきではない。
図1は、本実施の形態に係る付加サービス競合制御システムの全体構成を示す図である。この付加サービス競合制御システム1は、加入者端末70から要求された呼の基本接続を行う呼制御サーバ10と、呼制御サーバ10に通信可能に接続され、加入者端末70に所定の付加サービスを提供する第1のアプリケーションサーバ30及び第2のアプリケーションサーバ50とで構成されている。呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50には、一付加サービスを実現する機能又は一付加サービスに必要とされる一部の機能が実装され、その付加サービスは各サーバにより適宜起動される。
図2は、付加サービス競合システムを構成している各サーバの機能ブロック構成を示す図である。呼制御サーバ10は、記憶部11と、競合制御部12と、通信部13とで構成されている。
記憶部11は、呼制御サーバ10が提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を、それら付加サービスの起動条件に応じた競合カテゴリ(以下、付加サービス競合カテゴリという場合もある)に所属させた競合カテゴリ条件テーブルを記憶しておく機能を有している。
競合制御部12は、サービス起動要求信号を受信した場合に、記憶部11に記憶されている競合カテゴリ条件テーブルを参照し、サービス起動要求信号に含まれる競合カテゴリ名の競合カテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、その競合カテゴリ名以外の競合カテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合しないため起動する機能を有している。
通信部13は、加入者端末70や各アプリケーションサーバ30,50からサービス起動要求信号を受信する機能や、起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属する競合カテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を各アプリケーションサーバ30,50に送信する機能を有している。
第1のアプリケーションサーバ30及び第2のアプリケーションサーバ50も呼制御サーバ10の上記各機能部と同様の機能部を有し、図2では符号を代えてそれらを示している。
本実施の形態では、呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50において、付加サービス間の競合制御を行うために必要な情報として、上述した付加サービス競合カテゴリという情報を定義している。この付加サービス競合カテゴリは、付加サービスを起動する際の信号条件やサービス条件、呼状態等の様々な組み合わせで定義され、競合カテゴリの示す条件で起動される付加サービス同士は競合することを意味している。
すなわち、付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能毎に付加サービス競合テーブルに属することになり、同一の競合カテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能は互いに競合するが、異なる競合カテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能とは競合しない。
例えば、コールウェイティングと話中転送は共に、付加サービス提供対象ユーザに着信があり、且つそのユーザが通信中の時に起動される付加サービスであるため、その両者を同時に起動することはできない。
そこで、提供対象ユーザへの着信、且つそのユーザが通信中という付加サービスの起動条件を仮に競合カテゴリAと名付け、この条件で起動される付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能があれば競合カテゴリAに所属させる。そして、競合カテゴリAに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が既に起動されている場合には、その競合カテゴリAの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能は起動しないように制御する。これにより、コールウェイティングと話中転送は同時に起動されないことになる。
この競合カテゴリの定義は、呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50で共通するものである。図2に示したように、呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50は、各サーバがそれぞれ提供する付加サービス及び付加サービスに必要とされる一部の機能が、どの競合カテゴリに属するかという情報を個別に保有する。
呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50は、行方向に付加サービス機能及び付加サービスに必要とされる一部の機能(表の各行)、列方向に競合カテゴリとした表からなる競合カテゴリ条件テーブルにより、付加サービス機能及び付加サービスに必要とされる一部の機能がどの競合カテゴリに属するかを保持している。なお、競合カテゴリ条件テーブルは上記の内容が保持されていればよく、行方向、列方向の構成説明はあくまで一例である。
また、競合カテゴリ条件テーブルの列方向の競合カテゴリは各サーバで共通しているが、行方向の付加サービス及び付加サービスに必要とされる一部の機能がどの競合カテゴリに属するかという情報は、それぞれのサーバに固有の情報であり、他のサーバや他事業者対して通知する必要はない。呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50は、サービス起動要求の信号(以下、リクエスト信号という)に、既に起動された付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属する競合カテゴリ名を載せるだけである。
次に、競合カテゴリ条件テーブルを用いてサービス競合を制御する手順を示す。図3は、サービス競合制御シーケンスを示す図である。呼制御サーバ10は、競合カテゴリBに属するサービス#1という付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を有している。第1のアプリケーションサーバ30は、付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能としてAS(α1)及びAS(α2)を有し、AS(α1)の属する競合カテゴリはBであり、AS(α2)の属する競合カテゴリはAである。第2のアプリケーションサーバ50は、付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能としてAS(β1)及びAS(β2)を有し、AS(β1)の属する競合カテゴリはAであり、AS(β2)の属するカテゴリはCである。
最初に、呼制御サーバ10により、ユーザ等からリクエスト信号(例えば、SIP INVITE信号)が受信され(S1)、その信号に含まれる情報からまず第1のアプリケーションサーバ30にリクエスト信号を送ることが決定される(S2)。この処理は、3GPPモデルではiFCの判定により行われる。
次いで、呼制御サーバ10により、呼制御サーバ10ではまだ付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が起動されていないことを示すため、起動済みカテゴリ情報にNULLが設定され、その設定されたリクエスト信号が第1のアプリケーションサーバ30に送信される(S3)。
次いで、第1のアプリケーションサーバ30により、そのリクエスト信号が受信され、受信したリクエスト信号に含まれる起動済みカテゴリ情報(NULL)と自身の持つ競合カテゴリ条件テーブルとが比較され、自身のもつ付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能であるAS(α1)及びAS(α2)が属する競合カテゴリA及び競合カテゴリBの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能がまだ起動されていないことが確認できるため、AS(α1)及びAS(α2)が起動される(S4)。
次いで、第1のアプリケーションサーバ30により、呼制御サーバ10に返すリクエスト信号に、起動済みカテゴリ情報として競合カテゴリA及び競合カテゴリBが設定され、その設定されたリクエスト信号が呼制御サーバ10に送信される(S5)。
次いで、呼制御サーバ10により、そのリクエスト信号が受信され、そのリクエスト信号が分析されて、次に第2のアプリケーションサーバ50にリクエスト信号を送ることが決定される(S6)。この処理は、S2と同様に3GPPモデルではiFCの判定により行われる。
次いで、呼制御サーバ10により、起動済みカテゴリ情報としてA、Bが設定され、その設定されたリクエスト信号が第2のアプリケーションサーバ50に送信される(S7)。
次いで、第2のアプリケーションサーバ50により、そのリクエスト信号が受信され、受信したリクエスト信号に含まれる起動済みカテゴリ情報(A、B)と自身の持つ競合カテゴリ条件テーブルとが比較され、自身のもつ付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能であるAS(β1)が属する競合カテゴリAの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能は既に起動済みであることがわかるため、AS(β1)は起動されない。一方、自身の持つ付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能であるAS(β2)が属する競合カテゴリCの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能はまだ起動されていないことが確認できるため、AS(β2)が起動される(S8)。
次いで、第2のアプリケーションサーバ50により、呼制御サーバ10に返すリクエスト信号に、自身が起動したカテゴリを知らせるため、起動済みカテゴリ情報として競合カテゴリCが設定され、その設定されたリクエスト信号が呼制御サーバ10に送信される(S9)。
第2のアプリケーションサーバ50からリクエスト信号を受信した呼制御サーバ10は、その信号を分析し、自身の既に持つ情報(第1のアプリケーションサーバ30から受信した情報)と合わせて、競合カテゴリA、B、Cが起動されたことがわかる。呼制御サーバ10が持つ付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能であるサービス#1は競合カテゴリBに属するため、新たには起動することなく、次の処理(例えば、iFC処理や他の呼制御サーバへの送信処理等)を継続する。
なお、第2のアプリケーションサーバ50は、呼制御サーバ10に返すリクエスト信号に、自身が起動した競合カテゴリCと呼制御サーバ10から伝えられた競合カテゴリA、Bとを合わせて、起動済みカテゴリ情報を競合カテゴリA、B、Cと設定し、そのリクエスト信号を送信するような実現例もある。
以上より、呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50は、起動済みの付加サービス及び付加サービスに必要とされる一部の機能の属する競合カテゴリの情報を送受することにより、競合する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動しないように制御することが可能となる。
本実施の形態によれば、呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50の各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させた競合カテゴリ条件テーブルを記憶しておき、他方のサーバからリクエスト信号を受信した場合に当該競合カテゴリ条件テーブルを参照し、リクエスト信号に含まれる競合カテゴリ名の競合カテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、競合カテゴリ名以外の競合カテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動して、起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属する競合カテゴリ名を含めたリクエスト信号を他方のサーバに送信するので、競合する競合カテゴリ情報だけを伝え合うだけで付加サービスの競合制御が実現でき、起動する付加サービス個々の詳細な情報を送受する必要がなく、網全体として付加サービスの競合を適切に制御することが可能となる。
そのため、呼制御サーバ10や各アプリケーションサーバ30,50を保有する通信事業者が異なっていても、付加サービス実現に関する方法や詳細な仕様を共有し調整する必要がなく、付加サービス実現の設計工程を簡易化できる。
また、個々の付加サービス情報を転送する必要がないため、信号サイズや転送する情報量を削減することができ、呼の要求から付加サービス開始までの時間が長くなることを防ぐ効果がある。
このようにして、複数の通信事業者によるアプリケーションサーバを利用して付加サービスを実現できるため、サービス利用者の利便性が向上する。
最後に、本実施の形態で説明した呼制御サーバ10及び各アプリケーションサーバ30,50は、コンピュータで構成される。すなわち、全ての記憶部は、メモリ等の記憶手段で実現される。また、全ての通信部及び競合制御部は、CPU等の演算手段で実現され、プログラムで実行される。
また、本実施の形態で説明した付加サービス競合制御システム1をプログラムとして光記憶装置や磁気記憶装置等の記録媒体に読出可能に記録し、この記録媒体をコンピュータに組み込んだり、若しくは記録媒体に記録されたプログラムを、任意の通信回線を介してコンピュータにダウンロードしたり、又は記録媒体からインストールし、該プログラムでコンピュータを動作させることにより、上述した各処理動作を付加サービス競合制御システム1として機能させることができるのは勿論である。
1…付加サービス競合制御システム
10…呼制御サーバ
30…第1のアプリケーションサーバ
50…第2のアプリケーションサーバ
70…加入者端末
11、31、51…記憶部
12、32、52…競合制御部
13、33、53…通信部
S…ステップ

Claims (3)

  1. 提供される付加サービスの競合を呼制御サーバとアプリケーションサーバで連携制御する付加サービス競合制御システムにおいて、
    前記呼制御サーバ及び前記アプリケーションサーバは、
    各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させて記憶しておく記憶手段と、
    他方のサーバからサービス起動要求信号を受信した場合に前記記憶手段を参照し、前記サービス起動要求信号に含まれるカテゴリ名のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、前記カテゴリ名以外のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動する競合制御手段と、
    起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属するカテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を前記他方のサーバに送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする付加サービス競合制御システム。
  2. 提供される付加サービスの競合を呼制御サーバとアプリケーションサーバで連携制御する付加サービス競合制御方法において、
    前記呼制御サーバ及び前記アプリケーションサーバにより、
    各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させて記憶手段に記憶しておくステップと、
    他方のサーバからサービス起動要求信号を受信した場合に前記記憶手段を参照し、前記サービス起動要求信号に含まれるカテゴリ名のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、前記カテゴリ名以外のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動するステップと、
    起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属するカテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を前記他方のサーバに送信するステップと、
    を有することを特徴とする付加サービス競合制御方法。
  3. 提供される付加サービスの競合を呼制御サーバとアプリケーションサーバで連携制御する付加サービス競合制御プログラムにおいて、
    前記呼制御サーバ及び前記アプリケーションサーバに、
    各サーバが提供する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を付加サービスの起動条件に応じたカテゴリに所属させて記憶手段に記憶しておく手順と、
    他方のサーバからサービス起動要求信号を受信した場合に前記記憶手段を参照し、前記サービス起動要求信号に含まれるカテゴリ名のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能については競合するものとして起動せず、前記カテゴリ名以外のカテゴリに属する付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能を起動する手順と、
    起動済みの付加サービス又は付加サービスに必要とされる一部の機能が属するカテゴリ名を含めたサービス起動要求信号を前記他方のサーバに送信する手順と、
    を実行させることを特徴とする付加サービス競合制御プログラム。
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