JP2014136301A - カット装置および印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成を維持しつつ、カット時に通常より大きな力が掛かった場合にも、カット動作を良好に行うことができるカット装置等を提供する。
【解決手段】切断刃131および刃受部材132を備え、刃受部材132に対する切断刃131のカット動作により印刷テープをカットするハーフカッター102と、切断刃131をカット動作させるカッターモーター104およびカッター動力伝達機構105と、を有するカッターユニット16と、カッターユニット16が固定されたカッター固定部86と、を備え、カッターユニット16は、印刷テープがカットされるカット位置の近傍のみで、カッター固定部86に固定されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷テープなどのシート状部材をカットするカット装置、およびこれを備えた印刷装置に関するものである。
従来、固定刃および可動刃によりハサミ形式でテープ状部材をフルカットするフルカッターと、切断刃および刃受け部材により押し切り形式でテープ状部材をハーフカットするハーフカッターと、を備えたカッターユニットにおいて、テープ状部材をカットする際、特に、ハーフカットする際に、カッターユニットに大きな力(曲げモーメント)が作用することが知られている。この力が掛かることによって、カッターユニットが全体的に変形すると、カット動作を良好に行うことができなくなる。これに対し、ハーフカッター等を取り付けたカッターフレームの強度を高めることも考えられるが、部品コスト等を考慮すると、単純なフレーム構造を維持しつつ、ハーフカット時に掛かる力に耐え得るようにすることが好ましい。このため、刃受け部材を、カッターフレームに固定された固定刃に固定し、ハーフカット時に切断刃から刃受け部材が受けた押圧力を、固定刃およびカッターフレームに分散させることで、カッターユニットの変形量を小さくしたテーププリンターが考えられている(特許文献1参照)。
特開2005−059183号公報
しかしながら、従来のカッターユニットにおいては、カット時に掛かる力を分散させているとはいえ、通常より大きな力が掛かった場合には、カッターフレームの強度をある程度高めない限り、カッターユニットの変形を完全に抑制できるものではなかった。さらに、カッターフレームが、全体に分散した複数箇所において装置フレームに固定されているため、カット時に通常より大きな力が掛かった場合には、カッターユニットが全体的に変形してしまうことになる。したがって、カット位置の周辺も変形してしまい、カット動作を良好に行うことができないおそれがあった。
本発明は、簡易な構成を維持しつつ、カット時に通常より大きな力が掛かった場合にも、カット動作を良好に行うことができるカット装置、およびこれを備えた印刷装置を提供することを課題としている。
本発明のカット装置は、固定部材および可動部材を備え、固定部材に対する可動部材のカット動作によりシート状部材をカットするカッターと、可動部材をカット動作させる駆動部と、を有するカッターユニットと、カッターユニットが固定されたカッター固定部と、を備え、カッターユニットは、カッターにおける所定の位置のみで、カッター固定部に固定されていることを特徴とする。
この構成によれば、カッターユニットが、カッターの所定の位置のみでカッター固定部に固定されていることで、カッターユニットのうち、カッターから離れた部位はカット時に掛かる力により変形し得るが、カット位置近傍の部位が変形することを防止できる。このため、カット時にカッターユニットに力が掛かっても、カット動作に影響の少ない、カット位置から離れた部位は変形するが、カット動作に影響の大きい、カット位置近傍の部位はほとんど変形することがない。したがって、カット時に通常より大きな力が掛かった場合にも、カット位置から離れた部位の変形量が大きくなるだけで、カット位置近傍の部位はほとんど変形することがなく、カット動作を良好に行うことができる。
この場合、カッターユニットは、固定部材が取り付けられた固定部材取付部と、駆動部が取り付けられた駆動取付部と、を有するカッターフレームを、さらに有し、カッターフレームは、固定部材取付部のみで、カッター固定部に固定されていることが好ましい。
この構成によれば、カッターフレームが、固定部材が取り付けられた固定部材取付部のみでカッター固定部に固定されていることで、固定部材取付部から離れた駆動取付部(駆動部)は、カット時に掛かる力によって変形し得るが、カット位置近傍となる固定部材廻りの変形が防止される。このため、カット時にカッターユニットに力が掛かっても、カット動作に影響の少ない、カット位置から離れた駆動取付部(駆動部)は変形するが、カット動作に影響の大きい、カット位置近傍の部位はほとんど変形することがない。
この場合、シート状部材が、裏面に粘着剤層が設けられたシート本体と、粘着剤層を介してシート本体に貼着された剥離シートと、で構成されており、カッターが、可動部材である切断刃と、切り込んだ切断刃を受ける固定部材である刃受部材と、を備え、シート本体および剥離シートの一方のみを切断する押し切り形式のハーフカッターであることが好ましい。
本発明は、カッターが、フルカッターおよびハーフカッターのいずれの場合においても適用可能であるが、特に、ハーフカッターによるカット動作時に、カッターユニットに大きな力が作用するため、ハーフカッターの場合に極めて有用である。
この場合、カッターが、固定部材である固定刃と、支軸を介して固定刃に回動可能に支持された可動部材である可動刃と、を備え、シート状部材を切断するハサミ形式のフルカッターであることが好ましい。
さらに、フルカッターにより切り離されたシート片を装置外に排出する排出機構と、排出機構が取り付けられた排出フレームと、を有する排出ユニットと、排出フレームが固定された装置フレームと、をさらに備え、カッター固定部は、排出フレームに形成されていることが好ましい。
この構成によれば、装置フレームに固定された排出フレームに形成されたカッター固定部を利用して、カッターユニットを固定することができるため、組立の利便性を向上させることができる。
本発明の印刷装置は、上記したカット装置と、シート状部材に対して印刷を行う印刷部と、を備え、シート状部材に対する印刷を一時停止して、ハーフカッターによるカット動作を行った後、シート状部材に対する印刷を再開することを特徴とする。
印刷を一時停止して、ハーフカッターによるカット動作を行う場合、カッターユニットの過度の変形により、印刷一時停止前に比べ、シート状部材が印刷部に対して位置ズレするおそれがある。この場合、印刷一時停止前の印刷画像と、印刷再開後の印刷画像との間に隙間が生じてしまうことになる。これに対し、本構成によれば、ハーフカッターによるカット時に通常より大きな力が掛かった場合にも、カット位置近傍の部位はほとんど変形することがなく、カット動作を良好に行うことができるカット装置を備えたことで、ハーフカットにより、印刷一時停止前に比べて印刷部に対して位置ズレすることがなく、印刷一時停止前の印刷画像と、印刷再開後の印刷画像との間に隙間が生じてしまうことがない。
本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外観斜視図である。 テープ印刷装置において、テープカートリッジが装着された状態のテープカートリッジ装着部廻りの構造を示す斜視図である。 テープ印刷装置において、テープカートリッジが装着されていない状態のテープカートリッジ装着部廻りの構造を示す斜視図である。 テープ印刷装置における印刷処理を示す概念図である。 テープ印刷装置におけるカッターユニットおよび排出ユニットの斜視図である。 カッターユニットと排出ユニットとを分解して示す斜視図である。 排出ユニットにおける排出フレームの斜視図である。 カッターユニットの分解斜視図である。 カッターユニットの固定構造を示す断面図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について説明する。このテープ印刷装置は、記録テープおよび剥離テープから成る印刷テープに対して、印刷を一時停止して記録テープのみを切断するハーフカットを行うと共に、印刷完了後、印刷テープの印刷済み部分を切り離すフルカットを行い、テープ片(ラベル)を作成するものである。
図1に示すように、テープ印刷装置1は、印刷テープTに対して印刷を行う装置本体2と、印刷テープTおよびインクリボンRを収容し、装置本体2に着脱可能に装着されるテープカートリッジCとを備えている。印刷テープTは、表面に印刷が為されると共に裏面に粘着剤層が形成されたテープ本体Taと、この粘着剤層によりテープ本体Taに貼着した剥離テープTbとから構成されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース201により外殻が形成されている。カートリッジケース201には、テープコア202にロール状に巻回された印刷テープTが繰出し可能に収容されると共に、インクリボンRがロール状に巻回されたリボン繰出コア203と、インクリボンRを巻き取るリボン巻取コア204と、プラテンローラー205とが収容されている。また、カートリッジケース201には、後述するヘッドカバー13a(図2参照)が挿通する平面視矩形状のヘッド開口206が形成されている。さらに、カートリッジケース201の左側壁には、印刷された印刷テープTをカートリッジケース201外に送り出すスリット状のテープ送出口207が形成されている。
装置本体2は、楔形状を模した略方形の装置ケース3により外殻が形成されている。装置ケース3の前半部上面には、各種キー4を備えたキーボード5が設けられている。装置ケース3の後半部左上面には、テープカートリッジCが装着されるカートリッジ装着部6(図3参照)を開閉する開閉蓋7が設けられている。開閉蓋7の略中央部には、テープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓8が形成されている。また、開閉蓋7の手前には、これを開放する蓋体開放ボタン9が設けられている。一方、装置ケース3の後半部右上面には、キーボード5からの入力結果等を表示する長方形のディスプレイ11が組み込まれている。また、装置ケース3の左側部には、カートリッジ装着部6に連なるスリット状のテープ排出口12が形成されている。
図2および図3に示すように、カートリッジ装着部6の左前隅部には、サーマルタイプの印刷ヘッド13(図4参照)を覆うヘッドカバー13aが突設されている。このヘッドカバー13aに、テープカートリッジCのヘッド開口206が挿通するようにして、テープカートリッジCがカートリッジ装着部6に装着される。さらに、カートリッジ装着部6には、印刷ヘッド13に対峙して、テープカートリッジC内のプラテンローラー205に係合するプラテン駆動軸14が立設されている。カートリッジ装着部6の略中央部には、テープカートリッジCの装着を案内するガイド突起15が突設されている。なお、図示しないが、カートリッジ装着部6には、リボン巻取コア204に係合して、インクリボンRを巻き取る巻取駆動軸も立設されている。
カートリッジ装着部6とテープ排出口12との間には、印刷テープTをカットするカッターユニット16と、カッターユニット16よりテープ送り方向下流側に設けられ、カッターユニット16により切り離された印刷テープTのテープ片T1(図4参照)を、テープ排出口12を介して装置外に排出するテープ排出ユニット17とが設けられている。
詳細は後述するが、図4に示すように、カッターユニット16は、フルカッター101と、フルカッター101の送り方向下流側に設けられたハーフカッター102とを備えている。フルカッター101は、固定刃111および可動刃113を有し、ハサミ形式で印刷テープTのテープ本体Taおよび剥離テープTbの双方を切断(フルカット)する。ハーフカッター102は、切断刃131および刃受部材132を有し、押し切り形式で、印刷テープTのテープ本体Taおよび剥離テープTbのいずれか一方(実施形態ではテープ本体Ta)のみを切断(ハーフカット)する。また、テープ排出ユニット17は、印刷テープT(テープ片T1)を回転送りする排出駆動ローラー31および排出従動ローラー51を備えている。
ここで、図4を参照して、テープ印刷装置1における印刷処理時の一連の動作について説明する。テープ印刷装置1は、ユーザーにより、キーボード5から印刷実行の入力が為されると、プラテンローラー205およびインク巻取コアを回転駆動し、印刷ヘッド13との間に挟んだ印刷テープTおよびインクリボンR(図4では図示せず)を送ると共に、印刷ヘッド13を発熱駆動して、印刷テープT(テープ本体Ta)への印刷を開始する。なお、テープ印刷装置1は、印刷・送り動作時には、排出駆動ローラー31も回転駆動しており、排出従動ローラー51もこれに付随して回転する(図4(a)参照)。
印刷テープTにおけるデータ上のハーフカットラインがハーフカッター102に達すると、テープ印刷装置1は、印刷・送り動作を一時的に停止すると共に、ハーフカッター102(切断刃131)を駆動して、印刷テープTのハーフカットラインでハーフカットを行い、テープ本体TaにスリットTcを形成する。(図4(b)参照)。
テープ印刷装置1は、ハーフカット後、プラテンローラー205およびインク巻取コアを回転駆動すると共に、印刷ヘッド13を発熱駆動して、印刷・送り動作を再開する。また、テープ印刷装置1は、排出駆動ローラー31も回転駆動しており、印刷テープTの先端が排出駆動ローラー31および排出従動ローラー51に差し掛かると、印刷テープTは、排出駆動ローラー31および排出従動ローラー51によっても送られる(図4(c)参照)。
テープ印刷装置1は、印刷完了後、印刷テープTにおけるデータ上のフルカットラインがフルカッター101に達すると、プラテンローラー205、インク巻取コアおよび排出駆動ローラー31を駆動停止する。続けて、テープ印刷装置1は、フルカッター101(可動刃113)を駆動して、印刷テープTのフルカットラインでフルカットを行い、印刷テープTの印刷済み部分(テープ片T1)を切り離す(図4(d)参照)。
テープ印刷装置1は、フルカット後、排出駆動ローラー31を再び駆動し、テープ片T1をテープ排出口12から装置外へ排出する(図4(e)参照)。これにより、印刷処理が終了する。得られたテープ片T1には、ハーフカットによりスリットTcが形成されているため、ユーザーは、このスリットTcを手掛かりとして、印刷が為されたテープ本体Taを剥離テープTbから容易に剥がすことができる。
なお、テープ印刷装置1は、これらの一連の動作を、キーボード5からの入力結果や、各部に設けられたセンサーの検出結果に基づいて、マイコン等により構成された制御回路により各部を駆動制御することで、行っている。
次に、図5および図6を参照して、テープ排出ユニット17について説明する。テープ排出ユニット17は、排出駆動ローラー31および排出従動ローラー51から成るニップローラーを構成しており、挟持した印刷テープTを回転送りする。また、排出従動ローラー51は、排出駆動ローラー31との間で印刷テープTを挟持可能なニップ位置と、排出駆動ローラー31から離間した離間位置との間で、移動可能に構成されている。すなわち、開閉蓋7を開放すると、後述する連動機構23により、排出従動ローラー51が離間位置に移動する。これにより、テープカートリッジCの装着時に、テープカートリッジCのテープ排出口12から引き出された印刷テープTを、排出駆動ローラー31と排出従動ローラー51との間に差し込みやすくなっている。また、開閉蓋7を閉塞すると、連動機構23により、排出従動ローラー51がニップ位置に移動する。これにより、排出駆動ローラー31および排出従動ローラー51による印刷テープTの回転送りが可能とされる。
テープ排出ユニット17は、排出駆動ローラー31を有する駆動ローラー部21と、排出駆動ローラー31に対峙する排出従動ローラー51を有する従動ローラー部22と、排出従動ローラー51を、開閉蓋7の開閉に連動してニップ位置と離間位置との間で移動させる連動機構23と、これらを支持する板金製の排出フレーム24と、排出駆動ローラー31の駆動源となる送りモーター25と、送りモーター25の回転動力を伝達する送り動力伝達機構26とを備えている。送りモーター25の回転動力が送り動力伝達機構26を介して排出駆動ローラー31に入力すると、排出駆動ローラー31が回転すると共にこれに付随して排出受動ローラーが回転し、印刷テープTを回転送りする。また、テープ排出ユニット17は、排出駆動ローラー31と排出従動ローラー51との間における印刷テープTの有無を検出するテープ検出部(図示省略)も備えている。
駆動ローラー部21は、排出駆動ローラー31と、排出駆動ローラー31を囲む駆動ローラーホルダー32とを備えている。排出駆動ローラー31は、排出フレーム24に立設された駆動ローラー軸33と、駆動ローラー軸33に回転可能に軸支された駆動側上ローラー部34および駆動側下ローラー部35と、を備えている。駆動側上ローラー部34と駆動側下ローラー部35とは、相互に連結されており、一体となって回転する。
駆動側上ローラー部34は、駆動側上ローラー本体36と、駆動側上ローラー本体36の下端面に設けられ、ギア状に形成された駆動側ギア部37とで構成されている。駆動側上ローラー本体36は、後述する従動側上ローラー本体54との間で印刷テープTを挟持する。駆動側ギア部37は、テープ検出部を構成しており、駆動側上ローラー本体36と一体に回転し、後述する従動側ギア部57と噛合可能に構成されている。
一方、駆動側下ローラー部35は、駆動側下ローラー本体38と、駆動側下ローラー本体38から下方にやや離間して設けられたローラーギア部39とで構成されている。駆動側下ローラー本体38は、後述する従動側下ローラー本体55との間で印刷テープTを挟持する。ローラーギア部39は、送り動力伝達機構26の下流端を構成する排出側出力ギア40と噛合しており、送りモーター25の回転動力が送り動力伝達機構26からローラーギア部39に入力することで、駆動側上ローラー部34および駆動側下ローラー部35が一体に回転する。
駆動ローラーホルダー32は、従動ローラー部22側およびその反対側が開放されたゲート状に形成されている。駆動ローラーホルダー32の上壁部には、排出フレーム24に立設された駆動ローラー軸33の先端部が嵌合している。駆動ローラーホルダー32の送り方向上流側(カッターユニット16側)の壁部であるホルダー上流側壁部44は、上半部の厚壁部45と、下半部の薄壁部46とで形成されている。厚壁部45は、ホルダー上流側壁部44の上流側の面に形成された段部を介して、薄壁部46と連なっている。
ホルダー上流側壁部44は、詳細は後述するが、カッターユニット16が固定される部位となる。そのため、ホルダー上流側壁部44の上下中間部(薄壁部46の上端部)には、後述する固定ネジ107が挿通したホルダー固定孔47が貫通形成されている。また、ホルダー上流側壁部44の上端部(厚壁部45の上端部)には、後述する先端側段付きネジ108が螺合したホルダー先端ネジ孔48が形成され、ホルダー上流側壁部44の下端部(薄壁部46の下端部)には、基端側段付きネジ109が挿通したホルダー基端孔49が貫通形成されている。
さらに、ホルダー上流側壁部44のカッターユニット16側の面には、ホルダー固定孔47とホルダー先端ネジ孔48との間(厚壁部45の下端部)、およびホルダー固定孔47とホルダー基端孔49との間(薄壁部46の上下中間部)に、後述するカッターフレーム106の位置決めとなる一対のフレーム位置決めピン50が突設されている。
従動ローラー部22は、排出従動ローラー51と、排出従動ローラー51を回転可能に保持する従動ローラーホルダー52とを備えている。排出従動ローラー51は、従動ローラーホルダー52(後述する可動ホルダー62)に上下両端部が支持された従動ローラー軸(図示省略)と、従動ローラー軸に回転可能に軸支された従動側上ローラー本体54および従動側下ローラー本体55と、従動側上ローラー本体54と従動側下ローラー本体55との間に介設され、ギア状に形成された従動側ギア部57と、を備えている。
従動側上ローラー本体54は、駆動側上ローラー本体36との間で印刷テープTの幅方向上半部を挟持し、従動側下ローラー本体55は、駆動側下ローラー本体38との間で印刷テープTの下半部を挟持する。
従動側ギア部57は、駆動側ギア部37と共にテープ検出部を構成しており、従動ローラー軸廻りに回転可能に構成されると共に、駆動側ギア部37と噛合する前進位置と、駆動側ギア部37から噛合離脱した後退位置との間で、従動ローラー軸廻りにスライド可能に構成されている。そして、印刷・送り動作において、駆動側ギア部37と従動側ギア部57との間に印刷テープTが送られてくる前は、従動側ギア部57が、前進位置において駆動側ギア部37と噛合しながら回転する。その後、駆動側ギア部37と従動側ギア部57との間に印刷テープTが送られてくると、従動側ギア部57が、駆動側ギア部37から噛合離脱して後退位置に後退する。テープ検出部は、この従動側ギア部57の後退位置への移動を検出するセンサー等を備えており、駆動側ギア部37と従動側ギア部57との間における印刷テープTの有無が検出可能となっている。
従動ローラーホルダー52は、排出フレーム24に固定された固定ホルダー61と、駆動ローラー部21に対して離接可能に固定ホルダー61に収容された可動ホルダー62とを備えている。
固定ホルダー61は、連動機構23側および送り方向上流側が開放されたボックス状に形成されている。固定ホルダー61の連動機構23側の壁部には、可動ホルダー62の連動ロッド69(後述する)が貫通する円形のロッド貫通孔66が開口形成されている。
可動ホルダー62は、連動機構23側の下半部および駆動ローラー部21側が開放されたボックス状に形成された可動ホルダー本体67と、可動ホルダー本体67の連動機構23側下半部の開放部を覆うように可動ホルダー本体67に固定された可動カバー部68とで構成されている。
可動ホルダー本体67は、排出従動ローラー51を回転可能に支持しており、可動ホルダー62に対して離接することで、排出従動ローラー51が、ニップ位置と離間位置との間で移動可能となっている。また、可動カバー部68の連動機構23側には、段付き円柱状の連動ロッド69が突設されている。連動ロッド69は、基端部側の太径部71と、太径部71に段部を介して連なり、太径部71よりも長く且つ細く形成された先端側の細径部(図示省略)とで構成されている。
連動ロッド69の細径部の先端部は、連動機構23の揺動体76に形成された連動貫通孔(図示省略)に挿通しており、細径部の先端には、連動貫通孔からの抜止めとして機能する円板状の抜止め板73がネジ止めされている。さらに、図示しないが、連動ロッド69の太径部71と揺動体76の連動出力部78(後述する)との間には、細径部に嵌装するようにして、ローラー押圧バネ(圧縮コイルバネ)が設けられている。
連動機構23は、排出フレーム24に立設された揺動支軸75と、左右略中間部に揺動支軸75が挿通し、揺動支軸75に揺動可能に軸支された揺動体76とを備えている。揺動体76は、開閉蓋7の裏面に突設された作動突起(図示省略)が係脱する右半部の連動入力部77と、連動ロッド69が連結した左半部の連動出力部78とで構成されている。連動出力部78には、連動ロッド69の細径部が挿通した連動貫通孔が形成されており、上記の抜止め板73およびローラー押圧バネを介して、細径部が連結されている。
一方、連動入力部77には、上面の従動ローラー部22側の角部を面取りするようにして、入力斜面77aが形成されている。この入力斜面77aに対し、開閉蓋7の開閉に伴って、開閉蓋7の作動突起が係脱する。さらに、図示しないが、揺動支軸75には、揺動体76を、平面視反時計回りに揺動付勢する揺動バネ(ねじりコイルバネ)が組み込まれている。
開閉蓋7が閉塞され、作動突起が入力斜面77aに係合すると、揺動体76が、揺動バネに抗して、平面視時計回り、すなわち、連動入力部77が従動ローラー部22から離れると共に連動出力部78部が従動ローラー部22に近づく方向に揺動する。さらに、この揺動体76の揺動に伴って圧縮されたローラー押圧バネに付勢されて、可動ホルダー62が、駆動ローラー部21に近づくようにスライドする。これにより、可動ホルダー62に支持された排出従動ローラー51が、ニップ位置へ移動する。
一方、開閉蓋7が開放され、作動突起が入力斜面77aから係合離脱すると、揺動体76が、揺動バネに付勢され、平面視反時計回り、すなわち、連動入力部77が従動ローラー部22に近づくと共に連動出力部78が従動ローラー部22から離れる方向に揺動する。これに伴い、可動ホルダー62が、駆動ローラー部21から離れるようにスライドする。すなわち、揺動体76の連動出力部78が、抜止め板73を駆動ローラー部21側とは反対側に押圧するようにして、可動ホルダー62をスライドさせる。これにより、可動ホルダー62に支持された排出従動ローラー51が、離間位置へ移動する。
このようにして、連動機構23は、排出従動ローラー51を、開閉蓋7の開閉に連動して、ニップ位置と離間位置との間で移動させる。
図5ないし図7に示すように、排出フレーム24は、フレームベース部85と、駆動ローラーホルダー32と共にカッターユニット16が固定されたカッター固定部86と、従動ローラーホルダー52が固定された従動側固定部87とで構成されている。
フレームベース部85は、平面視略「C」字状に形成され、上記の駆動ローラー軸33および揺動支軸75が立設されている。また、フレームベース部85には、送り動力伝達機構26において排出駆動ローラー31側に分岐したギア列のうち、上記の排出側出力ギア40を含む下流側のギアが、回転可能に軸支されている。そして、フレームベース部85には、小ネジやボルトにより排出フレーム24を板金製の装置フレーム84に固定するためのフレームネジ孔88が、3箇所に形成されている。
カッター固定部86は、フレームベース部85の送り方向上流側サイドから垂直に立ち上がり、右側面視で上下に長い略矩形状に形成されている。カッター固定部86は、駆動ローラーホルダー32内に下方から挿入するようにして、ホルダー上流側壁部44の内面に当接しており、駆動ローラーホルダー32がネジ止めされる。さらに、詳細は後述するが、カッター固定部86には、駆動ローラーホルダー32を介して、カッターユニット16が固定されており、カッター固定部86には、固定ネジ107が螺合する固定ネジ孔97と、基端側段付きネジ109が螺合する基端ネジ孔99とが貫通形成されている。
一方、従動側固定部87は、フレームベース部85の送り方向下流側サイドから垂直に立ち上がり、右側面視略「L」字状に形成されている。従動側固定部87には、従動ローラーホルダー52の固定ホルダー61が固定されている。
図5に示すように、送りモーター25および送り動力伝達機構26は、カートリッジ装着部6の下側空間に配設された装置フレーム84に組み込まれている。送りモーター25は、正逆回転可能に構成され、排出駆動ローラー31の駆動源としてだけでなく、プラテンローラー205やインク巻取コアの駆動源としても機能している。また、送り動力伝達機構26は、送りモーター25の出力軸に連結したギア列により構成されており、送りモーター25から入力した動力を、排出駆動ローラー31と、プラテンローラー205およびインク巻取コアとに分岐して伝達する。
図示省略するが、送り動力伝達機構26には、プラテンローラー205の正回転動力を、排出駆動ローラー31とプラテンローラー205およびインク巻取コアとに伝達すると共に、プラテンローラー205の逆回転動力を、排出駆動ローラー31に伝達し且つプラテンローラー205およびインク巻取コアに対して動力遮断するクラッチ機構が介設されている。これにより、テープ印刷装置1は、印刷・送り動作時には、送りモーター25を正回転駆動することで、排出駆動ローラー31とプラテンローラー205およびインク巻取コアとを駆動することができ、排出動作時には、送りモーター25を逆回転駆動することで、排出駆動ローラー31のみを駆動することができる。
次に、図5、図6および図8を参照して、カッターユニット16について説明する。カッターユニット16は、印刷テープTに対しフルカットを行うフルカッター101と、印刷テープTに対しハーフカットを行うハーフカッター102と、フルカッター101とハーフカッター102との間に介設された樹脂製のスペーサー103と、フルカッター101およびハーフカッター102の駆動源となるカッターモーター104と、カッターモーター104の動力をフルカッター101およびハーフカッター102に伝達するカッター動力伝達機構105と、カッターモーター104やカッター動力伝達機構105を支持する板金製のカッターフレーム106と、を備えている。
なお、カッターモーター104およびカッター動力伝達機構105は、特許請求の範囲における「駆動部」の一例である。
カッターユニット16は、固定ネジ107と、その上下に配設された先端側段付きネジ108および基端側段付きネジ109とにより、排出フレーム24のカッター固定部86に固定されている(詳細は後述する)。先端側段付きネジ108は、先端非ネジ部108aと、先端非ネジ部108aのテープ送り方向上流側(後述する固定刃111の刃表側)に連なる先端ネジ頭部108bと、先端非ネジ部108aのテープ送り方向下流側(後述する固定刃111の刃裏側)に連なる先端ネジ部108cとにより構成されている。同様に、基端側段付きネジ109は、基端非ネジ部109aと、基端非ネジ部109aのテープ送り方向上流側に連なる基端ネジ頭部109bと、基端非ネジ部109aのテープ送り方向下流側に連なる基端ネジ部109cとにより構成されている。
フルカッター101は、上記した排出フレーム24のカッター固定部86に固定された固定刃111と、支軸112(カシメピン)を介して固定刃111に回動可能に支持された可動刃113とを備えている。可動刃113の可動側刃部121(後述する)と固定刃111とは、印刷テープTのテープ送り経路を挟んで対向するように配設されている。フルカッター101は、支軸112を中心に可動刃113を回動(揺動)させることにより、テープ本体Ta側から印刷テープTへの切込みを行い、印刷テープTを切断するようになっている。つまり、可動刃113の刃先と接触する固定刃111の刃先が、印刷テープTがフルカットされるカット位置となる。
固定刃111は、右側面視略「J」字状に形成されており、その下端部に支軸112が挿通している。また、固定刃111は、その刃表が送り方向上流側を向き、その刃裏が送り方向下流側を向くようにして、カッター固定部86に固定されている。なお、詳細は後述するが、固定刃111は、スペーサー103の固定側スペーサー片151、ハーフカッター102の刃受固定部143、カッターフレーム106の刃受部材取付部187、および駆動ローラーホルダー32のホルダー上流側壁部44を介して、カッター固定部86にネジ止めされている(図9参照)。
固定刃111には、その基端(刃元)と先端(切っ先)との間の中間部(刃中)において、固定刃固定孔117が貫通形成されている。この固定刃固定孔117に、固定ネジ107が挿通している。なお、固定刃111は、刃渡り方向において、基端の位置を0、先端の位置を100としたときに、30〜70の範囲に位置していることが好ましく、40〜60の範囲に位置していることがより好ましい。
また、固定刃111の先端部には、先端側段付きネジ108の先端非ネジ部108aが挿通した固定刃先端孔118が貫通形成されている。固定刃111の基端部には、基端側段付きネジ109の基端非ネジ部109aが挿通した固定刃基端孔119が貫通形成されている。なお、これらの固定刃固定孔117、固定刃先端孔118および固定刃基端孔119は、固定刃111の刃先(刃線)と略平行に並んでいる。
さらに、固定刃固定孔117と固定刃先端孔118との間、および固定刃固定孔117と固定刃基端孔119との間には、スペーサー103に突設された一対の固定刃位置決めピン160aが係合した一対の固定刃位置決め孔120が貫通形成されている。
可動刃113は、右側面視略「L」字状に形成されており、その屈曲部に挿通した支軸112を介して固定刃111に支持されている。可動刃113は、固定刃111に対向する可動側刃部121と、可動側刃部121の下端部から垂直に延在する可動刃基部122とで構成されている。
可動側刃部121は、その刃表が送り方向下流側を向き、刃裏が送り方向上流側を向くようにして設けられている。すなわち、固定刃111と可動側刃部121とは、その刃裏同士が対向している。
さらに、固定刃111および可動側刃部121のそれぞれには、一般的なハサミと同様、基端部に対して先端部を刃裏側に僅かに湾曲させた「ソリ(オガミ)」が設けられており、固定刃111の刃先を正面に向けて見ると、固定刃111と可動側刃部121とが相互に拝み合ったように対峙している(図9では、固定刃111は直線状に見えるが、実際には、「ソリ」が設けられている)。これにより、切断動作時に、固定刃111と可動側刃部121とが、基端部から先端部まで順次点接触するようになるため、印刷テープTを適切に切断することができる。
一方、可動刃基部122には、その延在方向に沿って長孔126が形成されている。長孔126には、カッター動力伝達機構105のクランク突起171(後述する)が係合している。
ハーフカッター102は、印刷テープTに切り込む切断刃131と、切り込んだ切断刃131を受ける刃受部材132とを備えている。切断刃131は、支軸133を介して刃受部材132に回動可能に支持されており、切断刃131のブレード(後述する)と刃受部材132とは、テープ送り経路を挟んで対向するように配設されている。ハーフカッター102は、支軸133を中心に切断刃131を回動(揺動)させることにより、テープ本体Ta側から印刷テープTへの切込みを行い、テープ本体Taのみを切断するようになっている。つまり、切断刃131の切込みを受ける刃受部材132の刃受面が、印刷テープTがハーフカットされるカット位置となる。
切断刃131は、直刃のブレードを保持するブレードホルダー135と、ブレードホルダー135を回動可能に支持するブレード支持部材136とを有している。切断刃131の切込み時には、刃受部材132の刃受面にブレードの刃先が倣うように、ブレードホルダー135が僅かに回動する。これにより、ブレード支持部材136に対するブレードホルダー135の取付誤差が相殺される。
ブレード支持部材136は、上記したフルカッター101の可動刃113と同様に、右側面視略「L」字状に形成されており、その屈曲部に挿通した支軸133を介して刃受部材132に支持されている。ブレード支持部材136は、ブレードホルダー135を支持するホルダー支持部137と、ホルダー支持部137の下端部から垂直に延在するアーム部138とで構成されている。アーム部138は、クランク状に送り方向下流側に屈曲形成されており、その先端には、後述するクランク円板168に係合する係合突起139が送り方向上流側に向かって突出している。
刃受部材132は、支軸133が設けられた刃受基部(図示省略)と、刃受基部から上方に延びる刃受本体141とで構成されている。刃受本体141は、平面視略逆「L」字状に折り曲げられており、切り込まれた切断刃131の刃先を受ける刃先受部142と、カッター固定部86に固定される刃受固定部143とを有している。
刃受固定部143には、固定ネジ107が挿通した刃受固定孔147と、先端側段付きネジ108の先端ネジ部108cが挿通した刃受先端孔148と、基端側段付きネジ109の基端ネジ部109cが挿通した刃受基端孔149とが貫通形成されている(図9参照)。すなわち、刃受先端孔148は、先端側段付きネジ108の先端非ネジ部108aよりも小径に形成されているため、先端非ネジ部108aではなく、先端ネジ部108cが挿通している。同様に、刃受基端孔149は、基端側段付きネジ109の基端非ネジ部109aよりも小径に形成されているため、基端非ネジ部109aではなく、基端ネジ部109cが挿通している。さらに、刃受固定部143には、スペーサー103に形成された一対の刃受位置決めピン160b(後述する)に対応して、一対の刃受位置決め孔150が貫通形成されている(図9参照)。
スペーサー103は、右側面視略「U」字状の板状に形成され、固定刃111側に設けられた幅狭の固定側スペーサー片151と、可動刃113(可動側刃部121)側に設けられた幅広の可動側スペーサー片152とで構成されており、固定側スペーサー片151と可動側スペーサー片152との間のスリット部がテープ送り経路となっている。
スペーサー103は、固定側スペーサー片151において、カッター固定部86に固定されている。固定側スペーサー片151の固定刃111側の面には、固定刃111に形成された固定刃固定孔117に対応する位置に、高さ1〜2mm程度の凸部156(図9参照)が突設されている。この凸部156の中心には、固定ネジ107が挿通したスペーサー固定孔157が貫通形成されている。さらに、固定側スペーサー片151には、先端側段付きネジ108の先端非ネジ部108aが挿通したスペーサー先端孔158と、基端側段付きネジ109の基端非ネジ部109aが挿通したスペーサー基端孔159(図9参照)とが貫通形成されている。
また、固定側スペーサー片151の固定刃111側には、固定刃111に形成された一対の固定刃位置決め孔120に対応して、一対の固定刃位置決めピン160a(図9参照)が突設されている。さらに、固定側スペーサー片151の刃受部材132側には、刃受部材132に形成された一対の刃受位置決め孔150に対応して、一対の刃受位置決めピン160bが突設されている。一対の刃受位置決めピン160bは、一対の固定刃位置決めピン160aに対し、同じ位置で表裏反対側に形成されている。
なお、固定側スペーサー片151には、固定刃111の刃渡りと略同一の長さを有し、刃裏側で固定刃111の刃先に沿うように配設された押圧部材153が設けられている。押圧部材153は、印刷テープTに対して進退可能に固定側スペーサー片151に支持されており、剥離テープTb側から印刷テープTを板バネ(図示省略)の付勢力により押圧する。これにより、送られてきた印刷テープTの先端が、固定刃111の刃裏側に入り込むことが防止されている。
カッターモーター104は、正逆回転可能に構成されており、カッターフレーム106に固定されている。カッターモーター104の正回転動力は、カッター動力伝達機構105を介して、フルカッター101側に伝達され、逆回転動力は、カッター動力伝達機構105を介して、ハーフカッター102側に伝達される。すなわち、カッター動力伝達機構105は、カッターモーター104の正回転動力を、フルカッター101の可動刃113に伝達し、逆回転動力を、ハーフカッター102の切断刃131に伝達するように構成されている。
カッター動力伝達機構105は、カッターモーター104の出力軸に固定した出力ギア161と、出力ギア161と噛合する第1中間ギア162と、第1中間ギア162と同軸上に固定された第1小ギア163と、第1小ギア163と噛合する第2中間ギア164と、第2中間ギア164と同軸上に固定された第2小ギア165と、第2小ギア165と噛合する第3中間ギア166と、第3中間ギア166と同軸上に固定された第3小ギア167と、第3小ギア167と噛合するクランク円板168とを備えている。
クランク円板168のフルカッター101側には、クランク突起171が突設されている。このクランク突起171が、可動刃基部122の長孔126に係合しており、クランク円板168の回転運動が可動刃基部122の搖動運動に変換される。一方、クランク円板168のハーフカッター102側には、ガイド溝172が形成されている。このガイド溝172に、アーム部138の係合突起139が係合しており、クランク円板168の回転運動がアーム部138の搖動運動に変換される。なお、クランク円板168の近傍には、クランク円板168の回転量を検出するためのセンサー部173が添設されている。このセンサー部173の検出結果に基づいて、カッターモーター104が駆動制御されている。
カッターフレーム106は、テープ送り方向において相互に対向するように設けられた上流側カッターフレーム部181および下流側カッターフレーム部182と、上流側カッターフレーム部181および下流側カッターフレーム部182を下方で連結するフレーム連結部183と、を組み合わせて構成されている。
下流側カッターフレーム部182のテープ送り方向下流側には、第1中間ギア162および第1小ギア163を回転可能に支持する第1ギア軸184が突設されると共に、第2中間ギア164および第2小ギア165を回転可能に支持する第2ギア軸185が突設されている。また、上流側カッターフレーム部181には、カッターモーター104が固定されている。
一方、上流側カッターフレーム部181は、クランク円板168などが取り付けられた伝達機構取付部186と、上下幅の幅狭部を介して伝達機構取付部186に連なり、上記した刃受部材132が取り付けられた刃受部材取付部187とで構成されている。
伝達機構取付部186のテープ送り方向下流側には、第3中間ギア166および第3小ギア167を回転可能に支持する第3ギア軸188が突設されると共に、クランク円板168を回転可能に支持するクランク軸189が突設されている。
刃受部材取付部187は、テープ送り方向上流側に刃受部材132が取り付けられると共に、テープ送り方向下流側で上記したカッター固定部86に固定されている。刃受部材取付部187には、固定ネジ107が挿通したフレーム固定孔197と、基端側段付きネジ109の基端ネジ部109cが挿通したフレーム基端孔199とが貫通形成されている。また、刃受部材取付部187には、上端部を半円状に切り欠くようにして、上記したフレーム位置決めピン50の一方(上側)が係合したフレーム位置決め溝191が形成されている。さらに、刃受部材取付部187には、フレーム固定孔197とフレーム基端孔199との間に、フレーム位置決めピン50の他方(下側)が係合したフレーム位置決め孔192が形成されている。
次に、図9を参照して、排出フレーム24に対するカッターユニット16の固定構造について説明する。まず、固定刃111は、一対の固定刃位置決め孔120に係合する一対の固定刃位置決めピン160aにより、固定側スペーサー片151(スペーサー103)に位置決めされている。また、刃受固定部143(刃受部材132)は、一対の刃受位置決め孔150に係合する一対の刃受位置決めピン160bにより、固定側スペーサー片151に位置決めされている。さらに、刃受部材取付部187(カッターフレーム106)は、フレーム位置決め溝191およびフレーム位置決め孔192に係合する一対のフレーム位置決めピン50により、ホルダー上流側壁部44(駆動ローラーホルダー32)に位置決めされている。そして、カッターユニット16は、固定ネジ107、先端側段付きネジ108および基端側段付きネジ109により、排出フレーム24のカッター固定部86に固定されている。
固定ネジ107は、テープ送り方向上流側から順に、固定刃111(固定刃固定孔117)、固定側スペーサー片151(スペーサー固定孔157)、刃受固定部143(刃受固定孔147)、刃受部材取付部187(フレーム固定孔197)およびホルダー上流側壁部44(ホルダー固定孔47)を貫通して、カッター固定部86の固定ネジ孔97に螺合している。すなわち、カッター固定部86には、固定ネジ107により、固定刃111、固定側スペーサー片151、刃受固定部143、刃受部材取付部187およびホルダー上流側壁部44が共締め固定されている。すなわち、固定刃111は、カッター固定部86に固定されると共に、固定側スペーサー片151にも固定されている。
また、上記したように、固定側スペーサー片151の固定刃111側には、固定刃固定孔117の位置に対応して、凸部156が形成されているため、固定刃111と先端部と固定側スペーサー片151との間に間隙が形成される。これにより、固定刃111が、固定側スペーサー片151に倣った形状にはならず、固定刃111の「ソリ」が失われることがない。また、固定刃111の中間部が固定側スペーサー片151に固定されていることで、固定刃111の先端部が刃表側へ変形可能であると共に、固定刃111の中間部が刃表側に変形することもない。
なお、本実施形態では、固定側スペーサー片151に一体形成された凸部156を、固定刃111の先端部と固定側スペーサー片151との間に間隙を形成する間隙形成部として機能させたが、間隙形成部は、固定側スペーサー片151とは別体に構成されていてもよい。例えば、固定ネジ107の頭部と固定側スペーサー片151との間に介設されたワッシャーにより、間隙形成部を構成してもよい。
また、先端側段付きネジ108は、テープ送り方向上流側から順に、固定刃111(固定刃先端孔118)、固定側スペーサー片151(スペーサー先端孔158)および刃受固定部143(刃受先端孔148)を貫通し、ホルダー上流側壁部44のホルダー先端ネジ孔48に螺合している。固定刃先端孔118およびスペーサー先端孔158には、先端側段付きネジ108の先端非ネジ部108aが挿通し、刃受先端孔148およびホルダー先端ネジ孔48には、先端側段付きネジ108の先端ネジ部108cが挿通している。
さらに、先端側段付きネジ108は、固定刃先端孔118に挿通されると共に固定刃先端孔118から離脱しない(抜け落ちない)ようにホルダー上流側壁部44に固定されている。そして、固定刃先端孔118に先端非ネジ部108aが挿通した固定刃111の先端部は、先端ネジ頭部108bと固定側スペーサー片151との間で変形可能となっている。すなわち、固定刃111の先端部は、先端ネジ頭部108bにより、刃表側への変形量が規制される。したがって、切断時に固定刃111が必要以上に刃表側に変形することを防止できる。ゆえに、フルカッター101により、印刷テープTの印刷済み部分を適切に切り離すことができる。
また、刃受固定部143の刃受先端孔148には、先端側段付きネジ108の先端ネジ部108cが挿通しているため、刃受固定部143が、先端側段付きネジ108により、ホルダー上流側壁部44に締結される。すなわち、先端側段付きネジ108により、刃受固定部143(刃受部材132)が、ホルダー上流側壁部44を介して、カッター固定部86(排出フレーム24)に固定される。このように、固定刃111の変形量を規制する先端側段付きネジ108を利用して、刃受部材132を排出フレーム24に固定することができるため、全体の部品点数を削減することができる。
一方、基端側段付きネジ109は、テープ送り方向上流側から順に、固定刃111(固定刃基端孔119)、固定側スペーサー片151(スペーサー基端孔159)、刃受固定部143(刃受基端孔149)、刃受部材取付部187(フレーム基端孔199)およびホルダー上流側壁部44(ホルダー基端孔49)を貫通して、カッター固定部86の基端ネジ孔99に螺合している。固定刃基端孔119およびスペーサー基端孔159には、基端側段付きネジ109の基端非ネジ部109aが挿通し、刃受基端孔149、フレーム基端孔199、ホルダー基端孔49および基端ネジ孔99には、基端側段付きネジ109の基端ネジ部109cが挿通している。
なお、先端側段付きネジ108および基端側段付きネジ109は、いずれも、汎用されている段付きネジで構成可能である。また、本実施形態では、先端側段付きネジ108および基端側段付きネジ109を、ホルダー先端ネジ孔48および基端ネジ孔99に螺合するようにしたが、ナットに対して段付きネジ(段付きボルト)を螺合するようにしてもよい。
このように、刃受固定部143の刃受基端孔149には、基端側段付きネジ109の基端ネジ部109cが挿通しているため、刃受固定部143が、基端側段付きネジ109により、ホルダー上流側壁部44に締結される。すなわち、刃受固定部143(刃受部材132)が、先端側段付きネジ108だけでなく基端側段付きネジ109によっても、カッター固定部86(排出フレーム24)に固定される。このため、刃受部材132をより強固に排出フレーム24に固定することができる。しかも、基端非ネジ部109aが挿通している固定刃111の基端部は、排出フレーム24に締結されていないため、固定刃111の基端部において剛性が高まることなく、切断時において固定刃111の弾性が失われることがない。したがって、フルカッター101による切断動作に悪影響を及ぼすこともない。
このように、カッターフレーム106は、固定刃111や刃受固定部143(刃受部材132)が取り付けられた刃受部材取付部187のみでカッター固定部86に固定されている。このため、刃受部材取付部187から離れた、伝達機構取付部186および上流側カッターフレーム部181や、これらに支持されたカッター動力伝達機構105は、フルカットやハーフカット時に掛かる力によって変形し得るが、上記したカット位置(固定刃111の刃先や刃受部材132の刃受面)の近傍となる固定刃111や刃受部材132廻りの変形が防止される。
したがって、フルカットやハーフカット時にカッターユニット16に力が掛かっても、カット動作に影響の少ない、カット位置から離れた伝達機構取付部186、上流側カッターフレーム部181やカッター動力伝達機構105は変形するが、カット動作に影響の大きい、カット位置近傍の部位はほとんど変形することがない。ゆえに、特にハーフカット時には、押し切り形式であるため、カッターユニット16に通常より大きな力が掛かりやすいが、カット位置から離れた伝達機構取付部186等の変形量が大きくなるだけで、カット位置近傍の部位はほとんど変形することがなく、カット動作を良好に行うことができる。
さらに、上述したように、印刷を一時停止して、ハーフカッター102によるカット動作を行う場合(図4参照)、ハーフカット時に、カッターユニット16が過度に変形してしまうと、印刷テープTが僅かながらもテープ送り方向下流側に引っ張られることで、印刷一時停止前に比べ、印刷テープTが印刷ヘッド13およびプラテンローラー205に対して位置ズレするおそれがある。この場合、印刷一時停止前の印刷画像と、印刷再開後の印刷画像との間に隙間が生じてしまうことになる。これに対し、本実施形態のテープ印刷装置1によれば、上述したように、ハーフカッター102によるカット時に通常より大きな力が掛かった場合にも、カット位置近傍の部位はほとんど変形することがなく、カット動作を良好に行うことができるため、ハーフカットにより、印刷一時停止前に比べて印刷テープTが印刷ヘッド13およびプラテンローラー205に対して位置ズレすることがなく、印刷一時停止前の印刷画像と、印刷再開後の印刷画像との間に隙間が生じてしまうことがない。
なお、本実施形態では、カッターユニット16を、装置フレーム84に固定された排出フレーム24のカッター固定部86に固定しているが、カッターユニット16が固定される部材は、これに限定されるものではなく、例えば、装置フレーム84に直接カッターユニット16を固定するようにしてもよい。もっとも、本実施形態のように、排出フレーム24のカッター固定部86にカッターユニット16を固定することで、組立の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、固定刃111の中間部をカッター固定部86に固定し、固定刃111の先端部および基端部を段付きネジで固定する構成としているが、これに限らず固定刃111の先端部をカッター固定部86に固定し、固定刃111の中間部および基端部を段付きネジで固定する構成、または固定刃111の基端部をカッター固定部86に固定し、固定刃111の中間部および先端部を段付きネジで固定する構成としてもよい。すなわち固定刃111が刃表側に変形可能であるとともに、刃表側への変形量が規制される構成であればよい。
また、本実施形態では、カット対象として印刷テープTを例に挙げたが、シート状のものであればこれに限定されるものではなく、例えばロール紙であってもよく、プリンター用紙などの単票紙であってもよい。さらに、本発明は、本実施形態のテープ印刷装置1のように、印刷機能を備えたものに限定されるものではなく、印刷済みのシート状部材をカットする装置や、シート状部材を無地のままカットする装置にも適用可能である。
16:カッターユニット 86:カッター固定部、102:ハーフカッター、104:カッターモーター、105:カッター動力伝達機構、131:切断刃、132:刃受部材、T:印刷テープ

Claims (6)

  1. 固定部材および可動部材を備え、前記固定部材に対する前記可動部材のカット動作によりシート状部材をカットするカッターと、前記可動部材をカット動作させる駆動部と、を有するカッターユニットと、
    前記カッターユニットが固定されたカッター固定部と、を備え、
    前記カッターユニットは、前記カッターにおける所定の位置のみで、前記カッター固定部に固定されていることを特徴とするカット装置。
  2. 前記カッターユニットは、前記固定部材が取り付けられた固定部材取付部と、前記駆動部が取り付けられた駆動取付部と、を有するカッターフレームを、さらに有し、
    前記カッターフレームは、前記固定部材取付部のみで、前記カッター固定部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のカット装置。
  3. 前記シート状部材が、裏面に粘着剤層が設けられたシート本体と、前記粘着剤層を介して前記シート本体に貼着された剥離シートと、で構成されており、
    前記カッターが、前記可動部材である切断刃と、切り込んだ前記切断刃を受ける前記固定部材である刃受部材と、を備え、前記シート本体および前記剥離シートの一方のみを切断する押し切り形式のハーフカッターであることを特徴とする請求項1または2に記載のカット装置。
  4. 前記カッターが、前記固定部材である固定刃と、支軸を介して前記固定刃に回動可能に支持された前記可動部材である可動刃と、を備え、前記シート状部材を切断するハサミ形式のフルカッターであることを特徴とする請求項1または2に記載のカット装置。
  5. 前記フルカッターにより切り離されたシート片を装置外に排出する排出機構と、前記排出機構が取り付けられた排出フレームと、を有する排出ユニットと、
    前記排出フレームが固定された装置フレームと、をさらに備え、
    前記カッター固定部は、前記排出フレームに形成されていることを特徴とする請求項4に記載のカット装置。
  6. 請求項3に記載のカット装置と、
    前記シート状部材に対して印刷を行う印刷部と、を備え、
    前記シート状部材に対する印刷を一時停止して、前記ハーフカッターによるカット動作を行った後、前記シート状部材に対する印刷を再開することを特徴とする印刷装置。
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JP7521520B2 (ja) 2021-12-22 2024-07-24 カシオ計算機株式会社 印刷装置の切断機構

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