JP2014134776A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動ギアと伝達ギアとの間のアイドラギアの噛合い角度を全て最適化し、色ずれを抑制することができる。駆動伝達装置を提供する。
【解決手段】 各々が、駆動源により回転させられる伝達ギアと、前記伝達ギアと噛合って回転するアイドラギアと、前記アイドラギアと噛合い対応する前記感光ドラムへ駆動力を伝達する駆動ギアと、を含み、前記第1、第2の感光ドラムにそれぞれ駆動力を伝達する第1、第2駆動部を有し、前記アイドラギアの回転中心を基準とした、前記アイドラギアと前記伝達ギアとの噛合い点から前記アイドラギアと前記駆動ギアとの噛合い点までの角度を前記アイドラギアの噛合角度と定義すると、前記第1駆動部の前記アイドラギアの噛合角度と前記第2駆動部の前記アイドラギアの噛合角度は略等しく、前記アイドラギアの回転位相が前記第1駆動部と前記第2駆動部とで略一致する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、感光ドラム等を駆動する駆動伝達装置を備える画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置として、フルカラーの画像形成を行うタンデム型の画像形成装置がある。タンデム型は、複数の画像形成部を有する。このため、機械精度等の原因により、複数の感光ドラムや搬送ベルトの速度むら等が各色毎にバラバラに発生し、画像を重ね合わせたときに一致せず、色ずれを生じる課題がある。
色ずれには、定常的な色ずれと、非定常的な色ずれの2種類の色ずれがある。定常的な色ずれは、各色のレーザスキャナ等の組み付け位置のずれなどにより発生する。非定常的な色ずれは、感光ドラムや搬送ベルトの駆動ローラ等の回転速度変動などにより発生する。
非定常的な色ずれを抑制するために、複数の感光ドラムや転写ベルトの駆動系の周波数変動成分が画像上に発生しないようにする必要がある。このような周波数変動成分による画像劣化を軽減するものとして、特許文献1に記載の技術が提案されている。特許文献1に記載の技術は、複数の感光ドラムを共通の駆動源で駆動し、転写ベルトが隣り合った転写位置を通過する時間間隔が駆動源の駆動ムラ周期の整数倍となるように、感光ドラムを配置している。
即ち、転写体移動方向上流側に位置する第1の感光ドラムの露光時刻から、第1の感光ドラムの隣りで転写体移動方向下流側に位置する第2の感光ドラムの露光時刻までの時間がアイドラギアの駆動ムラ周期の整数倍に略等しい時間間隔となるように配置されている。同時に、第1の感光ドラムの転写時刻から、第2の感光ドラムの転写時刻までの時間がアイドラギアの駆動ムラ周期の整数倍に略等しい時間間隔となるように配置されている。
特開昭63−11967号公報
しかしながら、このような技術では、感光ドラムに駆動力を伝達するためのアイドラギアの噛合い角度が複数の感光ドラム間で異なる場合に、同時刻で転写時や露光時の感光ドラムの回転速度がずれ、色ずれが発生しまうという問題をかかえていた。
図7は、従来の画像形成装置における1次転写ローラ12、感光ドラム1、及び、駆動伝達装置560の構成を示す断面図である。この図7を参照しつつ、色ずれの発生原理について説明する。図7に示すカラー画像形成装置はプロセス速度123.99mm/s、2色間の距離L=53.74mm、感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)の直径は24mmに設定されている。駆動ギア18(18Y、18M、18C、18K)は感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)の周速をプロセス速度である123.99mm/sで回転している。そのために、感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)の回転数は、123.99/(π×24)≒1.644(rps)となっている。
また、駆動ギア18(18Y、18M、18C、18K)の歯数は94歯となっており、分岐ギア30の小歯車の歯数は67歯に設定されているので、分岐ギア30の回転数は94/67×1.644(rps)≒2.307(rps)となっている。よって、分岐ギア30の周期Gは1/2.307≒0.434(sec)となっている。
また、2色間の距離L=53.74mmでプロセス速度123.99mm/sであることから、2色間の時間は、L/v=53.74/123.99≒0.433(sec)となり、カラー画像形成装置は、G≒L/vとなるように設定されている。すなわち、L/v=n×G(n;整数)となるように設定することで、分岐ギア30の回転速度変動を2色間の距離Lでキャンセルし、色ずれを軽減するように構成されている。
しかしながら、共通で同一成形された2箇所の分岐ギア30a、30bはアイドラギア31a、31bと駆動ギア18Y、18Cとの噛合い角度がそれぞれ、148.5°、246.4°と異なる角度に設定される。尚且つ、共通で、同一成形されたアイドラギア31(31a、31b)は伝達ギア32と分岐ギア30との噛合い角度が、ぞれぞれ125.3°と142.1°と異なる角度に設定されている。
そのため、伝達ギア32からそれぞれ駆動を伝達される駆動ギア18Y−18C間(且つ、駆動ギア18M−18K間)で分岐ギア30、及び、アイドラギア31の回転速度変動を一致させることができない。その結果、2色間の感光ドラム1Y−1C間、(1M−1K間で)色ずれが発生していた。
図8(a)は、シート移動方向の上流側に配置される分岐ギア30aの回転速度変動を示すグラフである。図8(b)は、シート移動方向の下流側に配置される分岐ギア30bの回転速度変動を示すグラフである。図9(a)、図9(b)は、分岐ギア30aと分岐ギア30bの回転速度変動を比較したグラフである。これらの図8、図9を参照しつつ、色ずれの発生メカニズムについて説明する。
破線で示す34(34a、34b)は分岐ギア30(30a、30b)のアイドラギア31(31a、31b)との噛合い点、つまり、駆動入力時における回転速度変動をあらわす。一点鎖線で示す35(35a、35b)は分岐ギア30(30a、30b)の転写方向上流側の駆動ギア18Y、18Cとの噛合い点、つまり、駆動出力時における回転速度変動をあらわしている。ギアの回転速度はギアの偏芯などにより、1回転周期で図8、図9に示すような回転速度変動が生じることが一般的にわかっている。
図8(a)において、転写方向上流側の駆動ギア18Y、18Mに駆動を伝達する転写方向上流側の分岐ギア30aが仮に最も回転速度が速いときにアイドラギア31aから駆動を入力されたとする。そうすると、アイドラギア31aとの噛合い点から180°回転した位置が駆動出力時の回転速度が最も速い状態となる。このために、148.5°回転した後に同上流側の駆動ギア18Yと噛合う分岐ギア30aにおいては、出力時における回転速度変動35aは入力時における回転速度変動34aに対して、180−148.5=31.5(°)分早く最も回転速度が速くなる。
よって、転写方向上流側の分岐ギア30aの正味回転速度変動は入力時における回転速度変動34aと出力時における回転速度変動35aの回転速度変動の和となり、結果、図8(a)に示す実線で示す36aのような回転速度変動となる。
同様に、図8(b)において、転写方向下流側の駆動ギア18C、18Kに駆動を伝達する同下流側の分岐ギア30bが仮に最も回転速度が速いときにアイドラギア31bと噛合った。そうすると、246.4°回転した後に駆動ギア18Cと噛合うので、出力時における回転速度変動35bは入力時における回転速度変動34bに対して、246.4−180=66.4(°)分遅れて最も回転速度が速くなる。こうして、分岐ギア30bの正味回転速度変動は図8(b)に示す実線で示す36bのような回転速度変動となる。
そして、図9(a)の状態から、仮に、転写方向上流側の分岐ギア30aと同下流側の分岐ギア30bのギアの噛合いの位相を一致させて回転速度変動を一致させたとする。そうしても、図9(b)に示すように、分岐ギア30aと30bの回転速度変動36a、36bを完全には一致させることができず、結果、回転速度の差△に相当する距離だけ色ずれが発生してしまう。
同時に、アイドラギア31(31a、31b)も伝達ギア32から分岐ギア30a、30bまでの噛合い角度が、アイドラギア31aと31bの間でも異なっている。図7においては転写方向上流側のアイドラギア31aが125.3°に、同下流側のアイドラギア31bは142.1°となっている。この場合に、上記2箇所の分岐ギア30a、30bと同様に色ずれが発生してしまう。
本発明は、上記実情に鑑み、駆動ギアと伝達ギアとの間のアイドラギアの噛合い角度を全て最適化し、色ずれを抑制することができる。駆動伝達装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の駆動伝達装置は、第1、第2の感光ドラムと、各々が、駆動源により回転させられる伝達ギアと、前記伝達ギアと噛合って回転するアイドラギアと、前記アイドラギアと噛合い対応する前記感光ドラムへ駆動力を伝達する駆動ギアと、を含み、前記第1、第2の感光ドラムにそれぞれ駆動力を伝達する第1、第2駆動部と、を有し、前記第1、第2駆動部の前記伝達ギア同士、前記アイドラギア同士、及び、前記駆動ギア同士はそれぞれ同じ形状であり、前記第1、第2の感光ドラムのそれぞれを露光して潜像を形成し、前記潜像をトナーで可視化することでトナー像を形成し、前記第1、第2の感光ドラムからそれぞれ移動する転写体上に前記トナー像を重ねて転写することにより画像を形成し、前記第1の感光のドラムは第1位置で前記転写体にトナー像を転写し、前記第2の感光ドラムは前記第1位置よりも転写体移動方向下流に配置された第2位置で前記転写体にトナー像を転写し、前記第1の感光ドラムを露光して潜像を形成してから、前記潜像を可視化したトナー像を前記第1位置で前記転写体上に転写されるまで時間は、前記第2の感光ドラムを露光して潜像を形成してから、前記潜像を可視化したトナー像を前記第2位置で前記転写体上に転写されるまで時間と略等しく、前記転写体が前記第1位置から前記第2位置まで移動する時間が前記アイドラギアの駆動周期の整数倍に略等しくなるように配置される画像形成装置であって、前記アイドラギアの回転中心を基準とした、前記アイドラギアと前記伝達ギアとの噛合い点から前記アイドラギアと前記駆動ギアとの噛合い点までの角度を前記アイドラギアの噛合角度と定義すると、前記第1駆動部の前記アイドラギアの噛合角度と前記第2駆動部の前記アイドラギアの噛合角度は略等しく、前記アイドラギアの回転位相が前記第1駆動部と前記第2駆動部とで略一致することを特徴とする。
本発明の他の駆動伝達装置は、第1、第2の感光ドラムと、1つの駆動源と、前記駆動源からの駆動力を受けて回転し、前記第1の感光ドラムへと駆動力を伝達するアイドラギアを含む第1駆動部と、前記駆動源からの駆動力を受けて回転し、前記第2の感光ドラムへと駆動力を伝達するアイドラギアを含む第2駆動部と、を有し、前記第1、第2駆動部の前記アイドラギア同士は同じ形状であり、前記第1、第2の感光ドラムのそれぞれを露光して潜像を形成し、前記潜像をトナーで可視化することでトナー像を形成し、前記第1、第2の感光ドラムからそれぞれ移動する転写体上に前記トナー像を重ねて転写することにより画像を形成し、前記第1の感光ドラムは第1位置で前記転写体にトナー像を転写し、前記第2の感光ドラムは前記第1位置よりも転写体移動方向下流に配置された第2位置で前記転写体にトナー像を転写し、前記第1の感光ドラムを露光して潜像を形成してから、前記潜像を可視化したトナー像を前記第1位置で前記転写体上に転写されるまで時間は、前記第2の感光ドラムを露光して潜像を形成してから、前記潜像を可視化したトナー像を前記第2位置で前記転写体上に転写されるまで時間と略等しく、前記転写体が前記第1位置から前記第2位置まで移動する時間が前記アイドラギアの駆動周期の整数倍に略等しくなるように配置される画像形成装置であって、前記アイドラギアの回転中心を基準とした、前記アイドラギアと前記アイドラギアの上流側のギアとの噛合い点から前記アイドラギアと前記アイドラギアの下流側のギアとの噛合い点までの角度を前記アイドラギアの噛合角度を定義すると、前記第1駆動部の前記アイドラギアの噛合角度はθkで、前記第2駆動部の前記アイドラギアの噛合角度は略(360°−θk)であり、前記第1駆動部の前記アイドラギアの回転位相に対して、前記第2駆動部の前記アイドラギアの回転位相は略(180°−θk)進んだ位相であることを特徴とする。
本発明によれば、駆動ギアと伝達ギアとの間のアイドラギアの噛合い角度を全て最適化し、色ずれを抑制することができる。
本発明の実施例1に係駆動伝達装置を備える画像形成装置の構成を示す断面図である。 1次転写ローラ、感光ドラム及び駆動伝達装置の構成を示す断面図である。 転写方向上流側と転写方向下流側、及び、それらを合わせた箇所での分岐ギアの回転速度の変動を示すグラフである。 実施例2に係る画像形成装置が備える1次転写ローラ、感光ドラム及び駆動伝達装置の構成を示す断面図である。 転写方向上流側と転写方向下流側での真下アイドラギアの回転速度変動を示したグラフである。 転写方向上流側と転写方向下流側での真下アイドラギアの回転速度変動を比較したグラフ等である。 従来の画像形成装置における1次転写ローラ、感光ドラム及び駆動伝達装置の構成を示す断面図である。 転写方向上流側と転写方向下流側での分岐ギアの回転速度変動を示すグラフである。 転写方向上流側と転写方向下流側での分岐ギアの回転速度変動を比較したグラフ等である。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
なお、以下の説明において、転写方向上流側を『上流側』といい、転写方向下流側を『下流側』という場合がある。
図1は、本発明の実施例1に係駆動伝達装置を備える画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、電子写真画像形成プロセスを利用したタンデム型カラー画像形成装置であるカラーレーザプリンタである。図1に示されるように、画像形成装置100は画像形成装置本体(以下、単に『装置本体』という)100Aを有し、この装置本体100Aの内部には、画像を形成する画像形成部51が設けられる。画像形成部51は、『像担持体』である感光ドラム1、『転写装置』である1次転写ローラ12等を含む。少なくとも感光ドラム1については、カートリッジ7に含まれ、カートリッジ7として装置本体100Aに組み込まれる構成となっている。
画像形成装置100は、4個の感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)を備えている。感光ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、帯電装置2(2Y、2M、2C、2K)、露光装置3、現像装置4(4Y、4M、4C、4K)が配置される。帯電装置2(2Y〜2K)は、感光ドラム1の表面を均一に帯電する装置である。露光装置3は、画像情報に基づいてレーザビームを照射し感光ドラム1上の静電像を形成する装置である。現像装置4(4Y〜4K)は、静電像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する装置である。
また、感光ドラム1の周囲には、現像装置4の回転方向の下流に、1次転写ローラ12(12Y、12M、12C、12K)、クリーニング装置8(8Y、8M、8C、8K)が配置される。1次転写ローラ12(12Y〜12K)は、感光ドラム1上のトナー像を転写体12a(中間転写ベルト)に転写させる装置である。クリーニング装置8(8Y〜8K)は、転写後の感光ドラム1の表面に残った転写後トナーを除去する装置である。
本実施例では、上記感光ドラム1(1Y〜1K)と、帯電装置2(2Y〜2K)、現像装置4(4Y〜4K)およびクリーニング装置8(8Y〜8K)とは、一体的にカートリッジ化されている。そして、プロセスカートリッジ(以下、「カートリッジ7(7Y〜7K)」という)として装置本体100Aに着脱可能に構成されている。
これら4個のカートリッジ7Y、7M、7C、7Kは、同一構造であるが、異なる色、すなわち、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナーによる画像を形成する点で相違している。カートリッジ7Y、7M、7C、7Kは、現像ユニット4Y、4M、4C、4Kと、クリーナユニット5Y、5M、5C、5Kと、を有する。
現像ユニット4Y、4M、4C、4Kは、現像ローラ24Y、24M、24C、24Kと、現像剤塗布ローラ25Y、25M、25C、25K、及びトナー容器を有している。一方、クリーナユニット5Y、5M、5C、5Kは、感光ドラム1Y(第1の感光ドラム)、1M(第2の感光ドラム)、1C(第3の感光ドラム)、1K(第4の感光ドラム)と、帯電ローラ2Y、2M、2C、2Kと、クリーニングブレード8Y、8M、8C、8Kと、廃トナー容器とを有している。
感光ドラム1Y、1M、1C、1Kは、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC)を塗布して構成したものであり、その両端部をフランジによって回転自在に支持されている。一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達することにより、図1の矢印に示す時計回り方向に回転駆動される。帯電装置(2Y〜2K)は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光ドラム1Y〜1Kの表面に当接させるとともに、不図示の電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム1の表面を一様に帯電させるものである。
露光装置3は、カートリッジ7Y〜7Kの鉛直下方に配置され、画像信号に基づく露光を感光ドラム1Y〜1Kに対して行う。現像ユニット4Y〜4Kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナーを収納したトナー収納部、感光体表面に隣接し、不図示の駆動部により回転駆動される。これと共に、現像ユニット4Y〜4Kは、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印加することにより現像を行う現像ローラ等から構成される。
上述の構成により、感光ドラム1Y〜1Kは、帯電ローラ2Y〜2Kによって所定の負極性の電位に帯電された後、露光装置3によってそれぞれ静電像が形成される。この静電像は現像ユニット4Y〜4Kによって反転現像されて負極性のトナーが付着され、それぞれY、M、C、Bkのトナー像が形成される。
中間転写ベルトユニット120は、転写体12aが駆動ローラ12b、テンションローラ12dに張架されており、テンションローラ12dが矢印E方向に張力をかけている。また、各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kに対向して、転写体12aの内側に1次転写ローラ12Y、12M、12C、12Kが配設されており、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する構成となっている。
感光ドラム1Y〜1K上に形成されたトナー像は、各感光ドラム1Y〜1Kが矢印方向に回転する。転写体12aが矢印F方向に回転させ、さらに1次転写ローラ12Y、12M、12C、12Kに正極性のバイアスを印加する。これらにより、感光ドラム1Y上のトナー像から順次、転写体12a上に1次転写され、4色のトナー像が重なった状態で2次転写部15まで搬送される。
給送装置13は、シートSを収納するカセット11内からシートSを給送する給送ローラ9と、給送されたシートSを搬送する搬送ローラ対10とを有している。カセット11は図1中の装置本体100Aの手前方向へ引き抜くことができるよう構成しており、ユーザはカセット11を引き抜き、装置本体100Aから取り外した後、シートSをセットし装置本体100Aへ挿入することでシートの補給が完了する。
カセット11に収納されたシートSは、給送ローラ9に圧接され、分離パッド23によって一枚ずつ分離され(摩擦片分離方式)搬送される。そして、給送装置13から搬送されたシートSは,レジストローラ対17によって2次転写部15に搬送される。シートSに、転写体12a上の4色のトナー像を2次転写する。
定着手段である定着部14は、シートS上に形成した画像に熱及び圧力を加えて定着させるものである。14aは円筒状の定着ベルトであり、ヒータ等の発熱手段を接着したベルトガイド部材14cにガイドされている。14bは弾性加圧ローラであり、定着ベルト14aを挟みベルトガイド部材14cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成している。加圧ローラ14bが不図示の駆動手段により回転駆動され、それに伴って円筒状の定着ベルト14aが回転し、不図示の内部ヒータにより定着ベルト14aは加熱される。
定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成されたシートSが定着ニップ部Nの定着ベルト14aと加圧ローラ14bとの間に画像面が上向き、即ち定着ベルト面に対向して導入される。そして、定着ニップ部Nにおいて画像面が定着ベルト14aの外面に密着して定着ベルト14aと一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。
この定着ニップ部Nを定着ベルト14aと一緒にシートSが挟持搬送されていく過程において定着ベルト14a内のヒータ熱で加熱されシートS上の未定着トナー画像が加熱定着される。定着されたシートSは排出ローラ対20によって排出トレイ21に排出される。
一方、トナー像転写後に、感光ドラム1Y〜1K表面に残ったトナーは、クリーニングブレード8Y〜8Kによって除去され、除去されたトナーはクリーナユニット5Y〜5K内の廃トナー容器に回収される。また、シートSへの2次転写後に転写体12a上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置22によって除去され、除去されたトナーは、廃トナー搬送路(不図示)を通過し、装置奥面部に配置された廃トナー回収容器(不図示)へと回収される。
図2は、1次転写ローラ12、感光ドラム1及び駆動伝達装置60の構成を示す断面図である。18(18Y、18M、18C、18K)は、感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)に駆動力を伝達するための感光ドラム1と同軸上に一体的に設けられた複数の駆動ギアである。30a、30bは、駆動ギア18Y〜18Kに駆動力を伝達する複数の『アイドラギア』である分岐ギアである。M(M、M)は、感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)を回転させるためのモータである。G(G、G)は、駆動源であるモータの回転軸に一体的に取り付けられ、分岐ギア30(30a、30b)に駆動力を伝達するための『伝達ギア』であるモータギアである。モータギアG,分岐ギア30a、駆動ギア18Y、18Mは、感光ドラム1Y、1M(第1、第3感光ドラム)に駆動力を伝達する第1駆動部である。また、モータギアG,分岐ギア30b、駆動ギア18C、18Kは、感光ドラム1C、1K(第2、第4感光ドラム)に駆動力を伝達する第2駆動部である。
19(19Y、19M、19C、19K)は、転写体12aの裏側に配置された1次転写ローラ12(12Y、12M、12C、12K)と感光ドラム1によって挟持圧接されてニップが形成された転写部である。39(39Y、39M、39C、39K)は、露光装置(不図示)からのレーザを示し、40(40Y、40M、40C、40K)は、露光装置からのレーザの感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)上の露光位置を示している。以下、感光ドラム1の回転とギア列の回転について説明する。
転写位置19Y−19Mの間の距離、転写位置19M−19Cの間の距離、転写位置19C−19Kの間の距離は、それぞれL(mm)に配置されている。転写体12aは速度v(mm/s)で搬送される。感光ドラム1(1Y〜1K)は、本実施例では転写ベルトの速度と同じ周速となるように回転している。2箇所の分岐ギア30a、30bは、同じ周期G(sec)の速度で回転おり、同一成形、もしくは、同一加工により形成された同一形状のギアとなっている。
そして、2箇所のモータギアG、Gも、2箇所の分岐ギア30a、30bと同様に、同一成形、もしくは、同一加工された同一形状のギアとなっている。モータギアG、Mは、これに一体的に設けられた位相検知フラグ37と位相検知センサー38を用いて同位相で同一速度となるように回転しているので、回転速度変動位相と回転速度変動量が同一となるように構成されている。
2箇所の分岐ギア30は、それぞれ2箇所のモータギアG(G、G)からの駆動を同一角度θ(°)の噛合い角(回転方向の角度)を経て転写方向上流側の駆動ギア18Y、18Cと噛合うように構成される。また、分岐ギア30は、モータギアG1、M2との噛合い位相に対して同位相となるように(位相合わせ用マーク30参照)位相合わせを行って組立てられている。従って、モータギアG、Gが同位相で同一速度となるよう回転されていれば、2つの分岐ギア30は同時刻で同位相となるよう回転駆動される。
別の表現をすると以下のようになる。分岐ギア30a、30bにおける『入力側のギア』であるモータギアG1、G2との噛合い点が、分岐ギア30a、30bのピッチ円上を回転して、分岐ギア30a、30bにおける『出力側のギア』である駆動ギア18との噛合い点まで移動する噛合角度を『θj』であるθ1、θ2とする。つまり、あるギアの噛合角度とは、あるギア(この場合は分岐ギア30)の回転中心を基準とした、あるギアとその上流側のギアとの噛合い点からあるギアとその下流側のギアとの噛合い点までの角度と定義される。このときに、複数の分岐ギア30a、30b同士で噛合い角度を略同一角度のθ1、θ2とし、かつ、上流側の分岐ギア30aの噛合い位相に対して、下流側の分岐ギア30bの噛合い位相が、略一致しているようにする。
また、分岐ギア30aから駆動を伝達される2色間の転写間隔である19Y−19M間を中間転写ベルト(転写体)12aが移動する時間が、分岐ギア30aがn回転する時間と等しくなるように設定されている。同様に、分岐ギア30bについても、分岐ギア30bから駆動を伝達される2色の転写位置19C−19K間を転写体12aが移動する時間が、分岐ギア30bがn回転する時間と等しくなるように設定されている。
すなわち、転写位置間距離L、転写ベルト速度v、分岐ギア30(30a、30b)の周期Gが次式の関係となるように構成されている。
(数1)L/v=n×G(n;整数)・・・(1.1)
別の表現をすると以下のようになる。ここで、転写体12aが転写体移動方向vで上流から下流に移動する場合に、上流側の感光ドラム1Y、1Cの転写位置を第1位置19Y、19C、その下流側の感光ドラム1M、1Kの転写位置を第2位置19M、19Kとする。転写体12aが転写体移動方向vで第1位置19Y、19Cを通過するときに上流側の感光ドラム1Y、1Cの現像剤像が転写体12aに転写される時刻を第1転写時刻とする。転写体12aが転写体移動方向vで第2位置19M、19Kを通過するときに下流側の感光ドラム1M、1Kの現像剤像が転写体12aに転写される時刻を第2転写時刻とする。そうすると、この駆動伝達装置60では、第1転写時刻から第2転写時刻までの時間が、分岐ギア30a、30bの駆動周期の整数倍に略等しくなるように配置される。
このようにギアを構成することで、分岐ギア30(30a、30b)の回転速度変動を2色間の転写間間隔Lmmの間でできるキャンセルできる(「同期が取れていて位相も合う」の意味、以下同じ)ようになっている。
また、本実施例では、露光装置3からのレーザ39(39Y〜39K)の4箇所の感光ドラム1(1Y〜1K)上の露光位置40(40Y〜40K)から4箇所の転写位置19(19Y〜19K)までの角度θを同一角度に設定している。4箇所の感光ドラム1(1Y〜1K)の回転速度も同一に設定している。
別の表現をすると、転写体12aが転写体移動方向vで第1位置19Y、19Cを通過するときに上流側の感光ドラム1Y、1Cが露光される時刻を第1露光時刻とする。転写体12aが転写体移動方向vで第2位置19M、19Kを通過するときに下流側の感光ドラム1M、1Kが露光される時刻を第2露光時刻とする。そうすると、この駆動伝達装置60では、第1露光時刻から第2露光時刻までの時間が、分岐ギア30a、30bの駆動周期の整数倍に略等しくなるように配置される。つまり感光ドラム1Y、1Cを露光して潜像を形成してから、その潜像を可視化したトナー像を第1位置19Y、19Cで転写体12a上に転写されるまで時間は、感光ドラム1M、1Kを露光して潜像を形成してから、その潜像を可視化したトナー像を第2位置19M、19Kで転写体12a上に転写されるまで時間と略等しくなる。
このために、転写間隔で述べたのと同様に、このようにギアを構成することで、分岐ギア30(30a、30b)の回転速度変動を2色間の露光時間(YとC間、MとK間)でキャンセルできるようになっている。ここで、表1に具体的な数字を示し詳細に述べる。
Figure 2014134776
ただし、転写間距離Lは54.54mmに、プロセス速度は123.99mm/sに設定されている。
よって転写間時間 L/vは、次式(2)のようになる。
(数2)L/v=54.54/123.99≒0.440(sec)・・・(2)
同様に2色間の露光時間も上記に述べたように、転写間時間と同じで0.440(sec)となる。
また、モータの回転数は545.57(rpm)であり、モータギアG、分岐ギア30の歯数から分岐ギア30の回転数を求めると、次式(3)のようになる。
(数3)545.57(rpm)×17/68≒136.39(rpm)≒2.273(rps)・・・(3)
この値を用いて分岐ギア30の周期Gを求めると、次式(4)のようになる。
(数4)G=1/2.273≒0.440(sec)・・・(4)
この値を用いて式(1)及び式(2)より分岐ギア30の回転数nを求めると、次式(5)のようになる。
(数5)n=(L/v)/G=0.440/0.440=1・・・(5)
つまり、本実施例では、分岐ギア30(30a、30b)から駆動を伝達される2色の転写位置19Y−19M間、19C−19K間を転写体12aが移動する時間を、分岐ギア30(30a、30b)が1回転する時間と等しくなるように設定される。同時に、2色の露光間隔Y−M間、C−K間の時間を、分岐ギア30(30a、30b)が1回転する時間と等しくなるように設定される。
なお、前述したように、分岐ギア30(30a、30b)は、アイドラギアである。分岐ギア30aは、感光ドラム1Y、1Mを駆動する駆動ギア18Y、18Mに駆動力を分岐する。分岐ギア30bは、感光ドラム1C、1Kを駆動する駆動ギア18C、18Kに駆動力を分岐する。
図3(a)は、転写方向上流側で、感光ドラム1Y、1Mに駆動力を伝達する上流側の分岐ギア30aの回転速度変動を示すグラフである。図3(b)は、転写方向下流側で、感光ドラム1C、1Kに駆動力を伝達する下流側の分岐ギア30bの回転速度変動を示すグラフである。図3(c)は、2箇所の分岐ギア30aと30bの回転速度変動を比較したグラフである。これらの図3(a)〜図3(c)を参照しつつ、本発明の最も特徴的な分岐ギア30(30a、30b)の噛合い角について以下説明する。
図3(a)及び図3(b)中の破線で示すグラフ34(34a、34b)は、分岐ギア30(30a、30b)とモータギアG(G、G)との噛合い点、つまり、駆動入力時における回転速度変動を表している。また、図3(a)及び図3(b)中の一点鎖線で示すグラフ35(35a、35b)は、分岐ギア30(30a、30b)と転写方向上流側の駆動ギア18Y、18Cとの噛合い点、つまり、駆動出力時における回転速度変動を表している。図3(a)及び図3(b)に示されるように、ギアは一般的に回転軸の偏芯などにより、1回転周期Gで回転速度変動が生じることがわかっている。
なお、ギアが回転軸の偏心により回転速度変動が生じるしくみを簡単に言うと、ギアが回転しているときにギアの回転軸が中心からずれるように揺動すると、中心からギアの表面までの寸法が長い箇所と短い箇所が生じることになる。そうした場合に、中心からギアの表面までの寸法が長い箇所は回転速度が遅くなり、中心からギアの表面までの寸法が短い箇所では回転速度が速くなる。このような現象のことである。
図3(a)において、転写方向上流側の分岐ギア30aが仮に最も速度変動が大きいときにモータギアGから駆動を入力されたとすると、モータギアGとの噛合い点から180°回転した位置が駆動出力時の回転速度変動が最も大きい状態となる。そのために、分岐ギア30aがθ°(本実施例では219.2°)回転した後に噛合う駆動ギア18Yとの噛合い点では、出力時における回転速度変動35aは入力時における回転速度変動34aに対して、θ−180(°)分遅れて(219.2−180=39.2°遅れて)最も回転速度変動が大きくなる。
よって、上流側の分岐ギア30aの正味回転速度変動は入力時における回転速度変動34aと出力時における回転速度変動35aの回転速度変動の和となり、結果、図3(a)の実線で示す36aのような回転速度変動となる。
同様に、図3(b)において、転写方向下流側の分岐ギア30bのモータギアGとの噛合い位相が同上流側の分岐ギア30aとモータギアGとの噛合い位相と、同一の位相となるように位相合わせを行って組立てられている。そのために、最も速度変動が大きいときにモータギアGから駆動を入力されることとなる。
なお且つ、分岐ギア30bの噛合い角度は上流側の分岐ギア30aの噛合い角度と同一の角度であるθ(°)に設定されている。そのために、出力時における回転速度変動35bは入力時における回転速度変動34bに対して、θ−180(°)分遅れて最も回転速度変動が大きくなるなり、分岐ギア30bの正味回転速度変動は図3(b)の実線で示す36bのような回転速度変動となる。
このように、2箇所の分岐ギア30(30a、30b)の噛合い角度を同一にし、且つ、同位相で噛合うように組み付ける。このことによって、図3(c)に示すように、2箇所の分岐ギア30の回転速度変動の位相と回転速度変動量が同一となり、その駆動方向下流側に位置する駆動ギア18Y、18Cの回転速度変動を一致させることが可能となる。そのために、2色間YとCの露光時の回転速度と転写時の回転速度をそれぞれ一致することができ、結果、2色間YとCでの色ずれを軽減することができる。
同様に、2色間MとKにおいても、2箇所の分岐ギア30(30a、30b)のモータギアGから駆動ギア18M、18Kの噛合い角度を同一の角度θに設定しており、同位相で噛合うように組立てられている。そのために、2色間MとKで色ずれを軽減することができる。
このように、本実施例によれば、駆動ギアと伝達ギアとの間のアイドラギアの噛合い角度を全て最適化し、色ずれを抑制することができる。
本実施例では、画像形成装置の駆動伝達装置に関わる色ずれについて述べているが、色ずれの発生要因は他にもある。例えば、4色の感光ドラム1Y〜1Kの位置や露光装置3の位置、1次転写ローラ12Y〜12Kの位置などの取り付け位置に関する精度や、駆動ローラの外径誤差や偏芯、転写ベルトの膜厚精度などがある。また、例えば、感光ドラム1Y〜1Kの外径誤差や偏芯などの寸法に関する精度、などがある。
そのため、駆動伝達装置に関わる色ずれは大凡最大で1/2ドット、すなわち、600dpiの画像解像度では約20μm以下、に抑えなければ高画質な画像形成装置を得ることが困難である。本実施例では、上述のごとく、2箇所の分岐ギア30(30a、30b)の噛合い角度が同一の角度となるように構成し、噛合い位相も同一となるように位相合わせを行って組立てることによって、駆動伝達装置に関わる理論上の色ずれを限りなく小さくしている。
このため、本実施例において、対応する2色間(本実施例ではY−C間、M−K間)の最大色ずれが20μmとなる噛合い角の範囲はギア精度がJGMA2級レベルであれば±31.8°である。そのため、転写方向上流側の分岐ギア30aの噛合い角度219.2°に対する同下流側の分岐ギア30bの噛合い角度は最適値である219.2°に対して、187.4°〜251°の範囲に収まってさえいれば本発明の効果は得られる。
同様に、対応する2色間(本実施例ではY−C間、M−K間)の最大色ずれが20μmとなるギアの噛合い位相の範囲はギア精度がJGMA2級レベルであれば±16.7°である。そのため、転写方向上流側の分岐ギア30aのギアの噛合い位相に対する同下流側の分岐ギア30bのギアの噛合い位相は、最適値である0°に対して、−16.7〜16.7°の範囲に収まってさえいれば本発明の効果は得られる。
また、ギア精度や歯数が変わると上述の2色間の最大色ずれが20μmとなる角度も変わるため、本発明の有効範囲は駆動伝達装置全体における2色間の最大色ずれが20μmとなる範囲を本発明の権利の有効範囲とする。
図4は、実施例2に係る画像形成装置が備える1次転写ローラ12、感光ドラム1及び駆動伝達装置260と1次転写部の構成を示す断面図である。実施例2が実施例1と大きく異なるのは、駆動源であるモータが1個である、いわゆる1モータ系の駆動伝達装置であるところである。図5(a)〜図5(b)は、真下アイドラギア41(41a、41b)の回転速度変動を示した図である。
18(18Y、18M、18C、18K)は感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)に駆動を伝達するための感光ドラム1と同軸上に一体的に設けられた駆動ギアである。Mは駆動源であるモータであり、GはモータMの回転軸に一体的に取り付けられたモータギアである。41(41a、41b)は分岐ギア30(30a、30b)に駆動を伝達するための真下アイドラギアである。42(42a、42b)は真下アイドラギア41(41a、41b)に駆動を伝達するための斜下アイドラギアである。43はモータギアGからの駆動を2箇所の斜下アイドラギア42(42a、42b)に駆動を入力するための伝達ギアである。ここでは、『複数のアイドラギア』は、伝達ギア43の側から駆動ギア18Y〜18Kの方へと順に並ぶ分岐ギア(第3アイドラギア)30a、30bと、真下アイドラギア(アイドラギア)41a、41b、斜下アイドラギア(第2アイドラギア)42a、42bと定義される。
真下アイドラギア41a、斜下アイドラギア42a、分岐ギア30a、駆動ギア18Y、18Mは、感光ドラム1Y、1M(第1、第3感光ドラム)に駆動力を伝達する第1駆動部である。真下アイドラギア41b、斜下アイドラギア42b、分岐ギア30b、駆動ギア18C、18Kは、感光ドラム1C、1K(第2、第4感光ドラム)に駆動力を伝達する第2駆動部である。
なお、ここで、アイドラギアに「真下」や「斜下」との修飾語を用いたが、符号(41)のギアは分岐ギア30に対して真下にあり、符号(42)のギアは符号(41)のギアに対して斜め下にあることを、便宜的に表現したにすぎない。
また、19(19Y、19M、19C、19K)は転写体12aの裏側に配置された1次転写ローラ12(12Y、12M、12C、12K)と感光ドラム1によって挟持圧接されてニップが形成された転写部である。39(39Y、39M、39C、39K)は露光装置(不図示)からのレーザを示す。40(40Y、40M、40C、40K)は露光装置からのレーザの感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)上の露光位置を示す。
本発明のギア列の回転については実施例1と重複するところは簡略化して説明する。図4において、転写位置19Y−19M間の距離、及び、19M−19C間の距離、19C−19K間の距離であるLはL=54.54mmに設定されている。プロセス速度、すなわち、転写体12aの速度、及び、感光ドラム1(1Y〜1K)の周速であるvはv=123.99(mm/s)に、また、2箇所の分岐ギア30a、30bの周期であるGはG≒0.440(sec)に設定されている。
そして、転写間距離Lを転写体12aが通過する時間は、次式(6)のようになる。
(数6)L/v=54.54/123.99≒0.440(sec)≒1×G・・・(6)
実施例1と同様に、転写間距離Lを転写体12aが通過する間に、2箇所の分岐ギア30a、30bは略1回転するように構成されている。
また、2箇所の分岐ギア30(30a、30b)と、2箇所の真下アイドラギア41(41a、41b)と、2箇所の斜下アイドラギア42(42a、42b)と、4箇所の駆動ギア18(18Y〜18K)は、それぞれ、実施例1と同様である。すなわち、同一成形、もしくは、同一加工により形成された同一形状のギアとなっており、各々のギア同士は同周期で、同じ偏芯量で回転している。
そして、2箇所の分岐ギア30(30a、30b)は、それぞれ2箇所の真下アイドラギア41(41a、41b)からの駆動を略同一の角度であるθ(°)の噛合い角(本実施例ではθ=219.2°)を経て転写方向上流側の駆動ギア18Y、18Cと噛合うように構成されている。2箇所の分岐ギア30(30a、30b)は、同様に同下流側の駆動ギア18M、18Kに対しても略同一の噛合い角θ(°)(本実施例ではθ=140.8°)で噛合うように配置されている。
これと同時に、2箇所の分岐ギア30a、30bは駆動方向上流側に位置する2箇所の真下アイドラギア41a、41bとの噛合い点に対して、略同位相となるように配置される(位相合わせ用マーク30参照)。4箇所の駆動ギア18Y〜18Kは、転写体12aがそれぞれの転写位置19Y〜19Kに到達したときに略同位相となるように位相合わせを行って組み立てられている。
別の表現をすると以下のようになる。分岐ギア30a、30bにおける『入力側のギア』である真下アイドラギア41a、41bとの噛合い点が、分岐ギア30a、30bのピッチ円上を回転して、分岐ギア30a、30bにおける『出力側のギア』である駆動ギア18との噛合い点まで移動する噛合角度をθ1、θ2とする。こうしたときに、複数の分岐ギア30a、30b同士で噛合い角度を略同一角度のθ1、θ2とする。これと同時に、上流側の分岐ギア30aの噛合い位相に対して、下流側の分岐ギア30bの噛合い位相が、略一致している。
また、上流側では、真下アイドラギア41aは、斜下アイドラギア42aと分岐ギア30aへの噛合い角度をθ(°)に設定される。下流側では、真下アイドラギア41bは、斜下アイドラギア42bと分岐ギア30bへの噛合い角度を略360−θ(°)に設定される。且つ、同下流側の真下アイドラギア41bは、同上流側の真下アイドラギア41aの斜下アイドラギア42aとの噛合い位相に対して、略(180−θ)となるように位相合わせを行って組立てられている。つまり、真下アイドラギア41bの回転位相が真下アイドラギア41aの回転位相よりも略(180−θ)進んだ回転位相となるよう組み立てられている。
加えて、上流側では、斜下アイドラギア42aは、伝達ギア43と真下アイドラギア41aへの噛合い角度をθ(°)に設定される。下流側では、斜下アイドラギア42bは、伝達ギア43と真下アイドラギア41bへの噛合い角度を略360−θ(°)に設定される。且つ、同下流側の斜下アイドラギア42bは、同上流側の斜下アイドラギア42aの伝達ギア43との噛合い位相に対して、略(180−θ)となるように位相合わせを行って組立てられている。つまり、斜下アイドラギア42bの回転位相が斜下アイドラギア42aの回転位相よりも略(180−θ)進んだ回転位相となるよう組み立てられている
別の表現をすると以下のようになる。上流側で、真下アイドラギア41aにおける入力側のギアとの噛合い点が、真下アイドラギア41aのピッチ円上を回転して、真下アイドラギア41aにおける出力側のギアとの噛合い点まで移動する噛合角度をθ3とする。このときに、下流側で、真下アイドラギア41bにおける入力側のギアとの噛合い点が、真下アイドラギア41bのピッチ円上を回転して、真下アイドラギア41bにおける出力側のギアとの噛合い点まで移動する噛合角度を略(360°−θ3)とする。これと同時に、上流側の真下アイドラギア41aの噛合い位相に対して、下流側の真下アイドラギア41bの噛合い位相は略(180°−θ3)進んだ位相とされる。
また、上流側で、斜下アイドラギア42aにおける入力側のギアとの噛合い点が、斜下アイドラギア42aのピッチ円上を回転して、斜下アイドラギア42aにおける出力側のギアとの噛合い点まで移動する噛合角度をθ4とする。このときに、下流側で、斜下アイドラギア42bにおける入力側のギアとの噛合い点が、斜下アイドラギア42bのピッチ円上を回転して、斜下アイドラギア42bにおける出力側のギアとの噛合い点まで移動する噛合角度を略(360°−θ4)とする。これと同時に、上流側の斜下アイドラギア42aの噛合い位相に対して、下流側の斜下アイドラギア42bの噛合い位相は略(180°−θ4)進んだ位相とされる。
次に、本実施例の最も特徴的な構成である真下アイドラギア41(41a、41b)の噛合い角について説明する。図5(a)は、転写方向上流側の真下アイドラギア41aの回転速度変動を表すグラフである。図5(b)は、転写方向下流側の真下アイドラギア41bの回転速度変動を表すグラフである。図6(a)は、2箇所の真下アイドラギア41a、41bを比較したグラフである。図6(b)は、2箇所の真下アイドラギア41a、41bの位相を一致させたグラフである。
図5(a)において、上流側で、真下アイドラギア41aが仮に最も速度変動が大きいときに斜下アイドラギア42aから駆動を入力されたとする。そうすると、真下アイドラギア41aでは、斜下アイドラギア42aとの噛合い点から180°回転した位置が駆動出力時の回転速度変動が最も大きい状態となる。そのために、真下アイドラギア41aがθ°回転した後に(本実施例ではθ=214.8°)、真下アイドラギア41aと噛合う分岐ギア30aとの噛合い点においては、出力時の回転速度変動45aは入力時の回転速度変動44aに対して、θ−180(°)分遅れて(214.8−180=34.8°遅れて)最も回転速度変動が大きくなる。
よって、上流側の真下アイドラギア41aの正味回転速度変動は、入力時の回転速度変動44aと出力時の回転速度変動45aの回転速度変動の和となり、結果、図5(a)の実線で示す46aのような回転速度変動となる。
同様に、図5(b)において、下流側で、真下アイドラギア41bが仮に最も速度変動が大きいときに斜下アイドラギア42bから駆動を入力されたとする。真下アイドラギア41bの噛合い角度は360−θ(°)に設定されている。そのために、出力時における回転速度変動45bは、入力時における回転速度変動44bに対して、(360−θ)−180=180−θ(°)分遅れて最も回転速度変動が大きくなる。真下アイドラギア41bの正味回転速度変動は、図5(b)の実線で示す46bのような回転速度変動となる。
図6(a)では、図5(a)の実線であらわした上流側の真下アイドラギア41aの正味回転速度変動46aを一点鎖線で示し、図5(b)の実線であらわした下流側の真下アイドラギア41bの正味回転速度変動46bを実線で示している。図6(a)で明らかなように、2つの真下アイドラギア41の正味回転速度変動46a、46bは周期が同じで、速度変動量も同じであるが、ギアの位相だけが異なった状態となっている。
そこで、上流側の真下アイドラギア41aの正味回転速度変動46aに対して、下流側の真下アイドラギア41bの正味回転速度変動46bを、(180−θ)だけ位相をずらすと図6(b)のようになる。その結果、2箇所の真下アイドラギア41a、41bのギアの正味回転速度変動46a、46bを一致させることができる。
すなわち、図6(b)において上流側の真下アイドラギア41aの上流側の斜下アイドラギア42aとの噛合い位相に対して、下流側の真下アイドラギア41bの下流側の斜下アイドラギア42bとの噛合い位相を略(180−θ)だけ位相をずらす。このことによって、2箇所の真下アイドラギア41a、41bの噛合い周期と速度変動量、位相を略一致させることができることを示しているのである。
よって、図4中では、上流側で、真下アイドラギア41aの斜下アイドラギア42aから分岐ギア30aへの噛合い角θは214.8°に設定される。また、下流側で、真下アイドラギア41bの斜下アイドラギア42bから分岐ギア30bへの噛合い角は略360−θに設定、本実施例では、360−214.8=145.2°に設定される。
且つ、上流側の真下アイドラギア41aの上流側の斜下アイドラギア42aに対する噛合い位相に対して、下流側の真下アイドラギア41bの下流側の斜下アイドラギア42bに対する噛合い位相を、180−214.8=−34.8°に設定される。すなわち、回転方向とは逆方向に34.8°ずらせば(図4に示す真下アイドラギア41上に設けられた2箇所の位相合わせマーク41xを参照。)、各々の真下アイドラギア41に対応する転写方向上流側の2色間であるYとCの色ずれを軽減することができる。
同様に、各々の真下アイドラギア41に対応する転写方向下流側の2色間であるMとKの色ずれも軽減することができる。
また、本実施例において、2箇所の斜下アイドラギア42a、42bの噛合い角についても上記2箇所の真下アイドラギア41a、41bと同様の構成となっている。
すなわち、2箇所の斜下アイドラギア42a、42bを同一成形、もしくは、同一加工により形成された同一形状のギアとする。上流側の斜下アイドラギア42aの伝達ギア43から上流側の真下アイドラギア41aへの噛合い角をθとしたとき、下流側の斜下アイドラギア42bの伝達ギア43から下流側の真下アイドラギア41bへの噛合い角が略360°−θとなるように配置する。上流側の斜下アイドラギア42aの伝達ギア43に対する噛合い位相に対して、下流側の斜下アイドラギア42bの伝達ギア43に対する噛合い位相が略(180°−θ)となるように位相合わせを行い組立てを行っている。
このようにすることで、真下アイドラギア41(41a、41b)で述べたのと同様に、2箇所の斜下アイドラギア42a、42bの回転速度変動の位相と回転速度変動量を一致させることが可能となる。そのために、それぞれに対応する2色間、すなわち、Y−C間、M−K間の色ずれを軽減することができる。
また、本実施例に限っては、真下アイドラギア41と斜下アイドラギア42は同一の歯数に設定(歯数:68歯)されている。尚且つ、転写方向上流側の真下アイドラギア41aの噛合い角であるθと同下流側の斜下アイドラギア42bの噛合い角である360−θは、θ≒360°−θ(θ:214.8°、360−θ:214.1°)となっている(同様に、360°−θ≒θとなっている)。
この場合に以下のことが言える。各駆動部は、駆動伝達方向で連続するギアで歯数が同一に設定され、『アイドラギア』である真下アイドラギア41a、41b、『第2アイドラギア』である斜下アイドラギア42a、42bを有する。真下アイドラギア41a、41bの噛合角度を『θk1』であるθ3とする。斜下アイドラギア42a、42bの噛合角度を『θk2』であるθ4とする。こうしたときに、θ3+θ4=360°の関係式が成り立つ。つまり、真下アイドラギア41a、41bの噛合角度をθk1とすると、斜下アイドラギア42a、42bの噛合角度は略(360°−θk1)である。
上流側(第1駆動部)の『アイドラギア』、『第2アイドラギア』、並びに、下流側(第2駆動部)の『アイドラギア』、『第2アイドラギア』は、駆動伝達方向で連続するギアで歯数が同一に設定され、転写体搬送方向の上流と下流の各々に真下アイドラギア41a、41b及び斜下アイドラギア42a、42bを有する。上流側の真下アイドラギア41aの噛合角度を『θk11』であるθ3、上流側の斜下アイドラギア42aの噛合角度を『θk21』であるθ4とする。下流側の真下アイドラギア41bの噛合角度を『θk12』であるθ3、下流側の斜下アイドラギア42bの噛合角度を『θk22』であるθ4とする。こうしたときに、θ3+θ4=360°、θ3+θ4=360°の関係式が成り立つ。
そのため、同じ周期で、同じ偏芯量で回転している真下アイドラギア41と斜下アイドラギア42のギアの駆動伝達方向上流側のギアとの噛合い位相をすべて一致させ、すなわち、位相合わせ用マーク41X、42Xの位置が図4の点線で示した位置となる、ようにギアの噛合いの位相を合わせる。このときも同様にそれぞれに対応する2色間の色ずれを軽減することができる。
本実施例では画像形成装置の駆動伝達装置に関する色ずれについて述べている。この場合に、実施例1と同様に、駆動伝達装置に関わる色ずれは大凡最大で1/2ドット、すなわち、600dpiの画像解像度では約20μm以下、に抑えなければ高画質な画像形成装置を得ることが困難である。
本実施例では、転写方向上流側の真下アイドラギア41aと、同下流側の真下アイドラギア41bの噛合い角度がそれぞれθ、360−θとなるように構成し、且つ、噛合い位相がそれぞれ0、(180−θ)となるように位相合わせを行って組立てる。このことによって、駆動伝達装置に関わる理論上の色ずれを限りなく小さくしている。
同時に、上述のごとく、転写方向上流側の斜下アイドラギア42aと、同下流側の斜下アイドラギア42bの噛合い角度がそれぞれθ、360−θとなるように構成し、且つ、噛合い位相がそれぞれ0、(180−θ)となるように位相合わせを行って組立てる。このことによって、駆動伝達装置に関わる理論上の色ずれを限りなく小さくしている。
本実施例において、2箇所の真下アイドラギア41a、41bの噛合い角については、対応する2色間(本実施例ではY−C間、M−K間)の最大色ずれが20μmとなる噛合い角の範囲はギア精度がJGMA2級レベルであれば±31.8°である。そのため、転写方向上流側の真下アイドラギア41aの噛合い角度214.8°における同下流側の真下アイドラギア41bの噛合い角度は最適値である145.2°に対して、113.4°〜246.6°の範囲に収まってさえいれば本発明の効果は得られる。
同様に、2箇所の真下アイドラギア41a、41bのギアの噛合い位相については、対応する2色間(本実施例ではY−C間、M−K間)の最大色ずれが20μmとなるギアの噛合い位相の範囲はギア精度がJGMA2級レベルであれば±16.7°である。このため、転写方向上流側の真下アイドラギア41aの位相に対する同下流側の真下アイドラギア41bの位相は、最適値である−34.8°に対して、−51.5〜−18.1°の範囲に収まってさえいれば本発明の効果は得られる。
同様に、2箇所の斜下アイドラギア42a、42bの噛合い角度については、対応する2色間(本実施例ではY−C間、M−K間)の最大色ずれが20μmとなる噛合い角の範囲はギア精度がJGMA2級レベルであれば±31.8°である。このため、転写方向上流側の斜下アイドラギア42aの噛合い角度145.9°における同下流側の斜下アイドラギア42bの噛合い角度は最適値である214.1°に対して、182.3°〜245.9°の範囲に収まってさえいれば本発明の効果は得られる。
同様に、2箇所の斜下アイドラギア42a、42bのギアの噛合い位相については、対応する2色間(本実施例ではY−C間、M−K間)の最大色ずれが20μmとなるギアの噛合い位相の範囲はギア精度がJGMA2級レベルであれば±16.7°である。そのため、転写方向上流側の斜下アイドラギア42aのギアの噛合い位相に対する同下流側の斜下アイドラギア42bのギアの噛合い位相は、最適値である34.1°に対して、17.4〜50.8°の範囲に収まってさえいれば本発明の効果は得られる。
同時に、2箇所の分岐ギア30a、30bの噛合い角度については実施例1と同様に、本実施例において、対応する2色間(本実施例ではY−C間、M−K間)の最大色ずれが20μmとなる噛合い角の範囲はギア精度がJGMA2級レベルであれば±31.8°である。そのため、転写方向上流側の分岐ギア30aの噛合い角度219.2°に対する同下流側の分岐ギア30bの噛合い角度は最適値である219.2°に対して、187.4°〜251°の範囲に収まってさえいれば本発明の効果は得られる。
同様に、2箇所の分岐ギア30a、30bのギアの噛合い位相については、対応する2色間(本実施例ではY−C間、M−K間)の最大色ずれが20μmとなるギアの噛合い位相の範囲はギア精度がJGMA2級レベルであれば±16.7°である。そのため、転写方向上流側の分岐ギア30aのギアの噛合い位相に対する同下流側の分岐ギア30bのギアの噛合い位相は、最適値である0°に対して、−16.7〜16.7°の範囲に収まってさえいれば本発明の効果は得られる。
また、同様に、本実施例のように、真下アイドラギア41と斜下アイドラギア42の歯数が同じで、転写方向上流、下流のどちらか一方の真下アイドラギア41の噛合い角が他方の斜下アイドラギア42の噛合い角と略一致している場合に限り、以下のことが言える。すなわち、ギア精度がJGMA2級レベルであれば、転写方向下流側の真下アイドラギア41bと同下流側の斜下アイドラギア42bのギアの噛合い位相は、同上流側の真下アイドラギア41aと同上流側の斜下アイドラギア42aのギアの噛合い位相に対して、最適値である0°から−16.7〜16.7°の範囲でずれていても本発明の効果は得られる。
また、ギア精度や歯数が変わると上述の2色間の最大色ずれが20μmとなる角度も変わる。そのため、本発明の有効範囲は駆動伝達装置全体における2色間の最大色ずれが20μmとなる組合せの範囲を本発明の権利の有効範囲とする。
実施例1又は実施例2の構成によれば、駆動ギア18Y〜18KとモータギアG1、G2との間の分岐ギア30a、30bの噛合い角度を全て最適化し、色ずれを抑制することができる。
なお、実施例2では、分岐ギア30a、30bと伝達ギア43の間に真下アイドラギア41a、41bと斜下アイドラギア42a、42bの両方が連続する構成であったが、この構成に限定されなくても良い。すなわち、分岐ギア30a、30bと伝達ギア43の間に真下アイドラギア41a、41bがなくて斜下アイドラギア42a、42bで駆動力の伝達を連続させる構成であっても良い。
上流側で、分岐ギア30aにおける『入力側のギア』である斜下アイドラギア42aとの噛合い点が、分岐ギア30aのピッチ円上を回転して、分岐ギア30aにおける『出力側のギア』である駆動ギア18Y、18Mとの噛合い点まで移動する噛合角度を『θk』であるθ3、θ4とする。このときに、下流側で、分岐ギア30bにおける『入力側のギア』である斜下アイドラギア42bとの噛合い点が、分岐ギア30bのピッチ円上を回転して、分岐ギア30bにおける『出力側のギア』である駆動ギア18Y、18Mとの噛合い点まで移動する噛合角度を略(360°−θ3、θ4)とする。これと同時に、上流側の分岐ギア30aの噛合い位相に対して、下流側の分岐ギア30bの噛合い位相は略(180°−θ3、θ4)進んだ位相とされる。本実施例によれば、駆動ギアと伝達ギアとの間のアイドラギアの噛合い角度を全て最適化し、色ずれを抑制することができる。
実施例1又は実施例2では、駆動ギアに分岐ギアが噛合う構成であったが、この構成に限定されなくても良い。すなわち、駆動ギアと分岐ギアとの間に別のアイドラギアが配置され、このアイドラギアが両者の間で駆動力を伝達する構成であっても良い。また実施例1、2は、中間転写ベルトを転写体12aをとして説明したが、実施例1、2に構成は中間転写ベルトに代えて静電搬送ベルトを用いた構成にも適用可能であり、その場合、静電搬送ベルトにより搬送されるシートSが転写体12aに相当する。
1Y〜1K 感光体ドラム
12a 転写体
18Y〜18K 駆動ギア
19Y、19C 第1位置
19M、19K 第2位置
30a、30b 分岐ギア(アイドラギア)
43 伝達ギア(伝達ギア)
60 駆動伝達装置
G1、G2 モータギア(伝達ギア)

Claims (11)

  1. 第1、第2の感光ドラムと、
    各々が、駆動源により回転させられる伝達ギアと、前記伝達ギアと噛合って回転するアイドラギアと、前記アイドラギアと噛合い対応する前記感光ドラムへ駆動力を伝達する駆動ギアと、を含み、前記第1、第2の感光ドラムにそれぞれ駆動力を伝達する第1、第2駆動部と、
    を有し、
    前記第1、第2駆動部の前記伝達ギア同士、前記アイドラギア同士、及び、前記駆動ギア同士はそれぞれ同じ形状であり、
    前記第1、第2の感光ドラムのそれぞれを露光して潜像を形成し、前記潜像をトナーで可視化することでトナー像を形成し、前記第1、第2の感光ドラムからそれぞれ移動する転写体上に前記トナー像を重ねて転写することにより画像を形成し、
    前記第1の感光ドラムは第1位置で前記転写体にトナー像を転写し、前記第2の感光ドラムは前記第1位置よりも転写体移動方向下流に配置された第2位置で前記転写体にトナー像を転写し、
    前記第1の感光ドラムを露光して潜像を形成してから、前記潜像を可視化したトナー像を前記第1位置で前記転写体上に転写されるまで時間は、前記第2の感光ドラムを露光して潜像を形成してから、前記潜像を可視化したトナー像を前記第2位置で前記転写体上に転写されるまで時間と略等しく、
    前記転写体が前記第1位置から前記第2位置まで移動する時間が前記アイドラギアの駆動周期の整数倍に略等しくなるように配置される画像形成装置であって、
    前記アイドラギアの回転中心を基準とした、前記アイドラギアと前記伝達ギアとの噛合い点から前記アイドラギアと前記駆動ギアとの噛合い点までの角度を前記アイドラギアの噛合角度と定義すると、前記第1駆動部の前記アイドラギアの噛合角度と前記第2駆動部の前記アイドラギアの噛合角度は略等しく、前記アイドラギアの回転位相が前記第1駆動部と前記第2駆動部とで略一致することを特徴とする画像形成装置。
  2. 第3、第4の感光ドラムを有し、
    前記第1駆動部は、前記第3の感光ドラムに駆動力を伝達する別の駆動ギアを有し、前記第1駆動部の前記アイドラギアは前記駆動ギア及び、前記別の駆動ギアと噛合い、
    前記第2駆動部は、前記第4の感光ドラムに駆動力を伝達する別の駆動ギアを有し、前記第2駆動部の前記アイドラギアは前記駆動ギア及び、前記別の駆動ギアと噛合うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動ギアの各々は、対応する前記感光ドラムの回転軸と同軸上に一体的に設けられたギアであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記伝達ギアの各々は、対応する前記駆動源の回転軸上に一体的に設けられたギアであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1駆動部の前記伝達ギアに対応する第1駆動源と、前記第2駆動部の前記伝達ギアに対応する第2駆動源とを有し、前記第1駆動部の前記伝達ギアと前記第2駆動部の伝達ギアの回転速度変動の位相が一致するように駆動されることを特徴とする請求項4に記載の駆動伝達装置。
  6. 第1、第2の感光ドラムと、
    1つの駆動源と、
    前記駆動源からの駆動力を受けて回転し、前記第1の感光ドラムへと駆動力を伝達するアイドラギアを含む第1駆動部と、
    前記駆動源からの駆動力を受けて回転し、前記第2の感光ドラムへと駆動力を伝達するアイドラギアを含む第2駆動部と、
    を有し、
    前記第1、第2駆動部の前記アイドラギア同士は同じ形状であり、
    前記第1、第2の感光ドラムのそれぞれを露光して潜像を形成し、前記潜像をトナーで可視化することでトナー像を形成し、前記第1、第2の感光ドラムからそれぞれ移動する転写体上に前記トナー像を重ねて転写することにより画像を形成し、
    前記第1の感光ドラムは第1位置で前記転写体にトナー像を転写し、前記第2の感光ドラムは前記第1位置よりも転写体移動方向下流に配置された第2位置で前記転写体にトナー像を転写し、
    前記第1の感光ドラムを露光して潜像を形成してから、前記潜像を可視化したトナー像を前記第1位置で前記転写体上に転写されるまで時間は、前記第2の感光ドラムを露光して潜像を形成してから、前記潜像を可視化したトナー像を前記第2位置で前記転写体上に転写されるまで時間と略等しく、
    前記転写体が前記第1位置から前記第2位置まで移動する時間が前記アイドラギアの駆動周期の整数倍に略等しくなるように配置される画像形成装置であって、
    前記アイドラギアの回転中心を基準とした、前記アイドラギアと前記アイドラギアの上流側のギアとの噛合い点から前記アイドラギアと前記アイドラギアの下流側のギアとの噛合い点までの角度を前記アイドラギアの噛合角度を定義すると、前記第1駆動部の前記アイドラギアの噛合角度はθkで、前記第2駆動部の前記アイドラギアの噛合角度は略(360°−θk)であり、
    前記第1駆動部の前記アイドラギアの回転位相に対して、前記第2駆動部の前記アイドラギアの回転位相は略(180°−θk)進んだ位相であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記第1、第2駆動部の各々は、前記アイドラギアの上流側に配置され、前記アイドラギアと噛合う第2アイドラギアを含み、前記アイドラギアと前記第2アイドラギアは歯数が同じであり、前記アイドラギアの噛合角度をθk1とすると、前記第2アイドラギアの噛合角度は略(360°−θk1)であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1駆動部の前記第2アイドラギアの噛合角度をθk2とすると、前記第1駆動部の前記第2アイドラギアの回転位相に対して、前記第2駆動部の前記第2アイドラギアの回転位相は略(180°−θk2)進んだ位相であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記駆動源からの駆動力によって回転する1つの伝達ギアを有し、前記伝達ギアは、前記第1駆動部の前記第2アイドラギア、及び前記第2駆動部の前記第2アイドラギアと噛合うことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1、第2駆動部の各々は、前記アイドラギアの下流側に配置され、前記アイドラギアと噛合う第3アイドラギアを含み、
    前記第1駆動部の前記第3アイドラギアの噛合角度は、前記第2駆動部の前記第3アイドラギアの噛合角度と略等しく、前記第3アイドラギアの回転位相が前記第1駆動部と前記第2駆動部とで略一致することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 第3、第4の感光ドラムを有し、
    前記第1駆動部の前記第3アイドラギアは前記第1の感光ドラムに駆動力を伝達する駆動ギア、及び前記第3の感光ドラムに駆動力を伝達する駆動ギアと噛合い、
    前記第2駆動部の前記第3アイドラギアは前記第2の感光ドラムに駆動力を伝達する駆動ギア、及び前記第4の感光ドラムに駆動力を伝達する駆動ギアと噛合うことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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