JP2014134414A - 車両用障害物検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信波の一部がバンパ裏面で反射することに起因する誤検出をカバー部材によって防止しつつ、受信エリアにおける不要な反射を防止することができる車両用障害物検出装置を提供する。
【解決手段】リヤバンパ6裏面とリヤエンドパネル5との間に設けられて、リヤバンパ6を透過するように車両外方に電波を送信することで障害物Tを検出するレーダ装置4を備えた車両用障害物検出装置であって、レーダ装置4からの送信波の一部の送信範囲を規制するために、レーダ装置4の周辺に設けられたカバー部材7、8を備え、該カバー部材7、8は、障害物Tに反射して帰来するターゲット反射波r3、r4の到達する受信エリア内において、ターゲット反射波r3、r4のカバー部材7、8における誤反射を防止する誤反射防止構造(受信波拡散構造)を有する。
【選択図】図5

Description

この発明は、バンパ裏面と車体との間に設けられたレーダ装置からの電波を、バンパを透過して外方向に送信することで障害物を検出するような車両用障害物検出装置に関する。
従来、レーダを用いた車両用障害物検出装置では、レーダ装置からの送信波の一部(詳しくは、サイドローブ等の不要電波)がバンパ裏面で反射する等して、道路構造物等へ到達した後、そこから帰来する反射波がレーダ装置の受信部に入力されると、本来ターゲット車両(障害物)ではない上記道路構造物等を、ターゲット車両であると誤検出する問題点があった。
下記特許文献1では、レーダ装置から送信波の一部がレーダ装置の送信部とバンパ裏面との間を通過して道路構造物等に到達し、そこから帰来する到達波により生じる誤検出を防止する誤検出防止構造として、上記到達波の経路を塞いで、上記送信波の一部の送信範囲を規制するカバー部材(遮蔽板)を設けたものが開示されている。
特開2012−225733号公報
ところで、レーダ装置を用いて障害物を検出する方式としては、例えば、図12、図13に示すように、1つの送信アンテナ141と、2つの受信アンテナ142、143とを用いて障害物Tの角度を検出する方式が知られている。
この方式は、いわゆるモノパスル方式と呼ばれ、詳しくは、図13に示すように、送信アンテナ141から送信された送信波t11が障害物Tに反射して帰来するターゲット反射波(受信波)r11、r12を受信アンテナ142、143で受信することにより、ターゲット反射波r11、r12の位相差を算出し、この位相差の算出結果に基づいて障害物Tの角度を検出するものである。なお、図13においてmは、送信波のうちのメインローブ、Sは、送信波のうちのサイドローブを模式的に示す。
ここで、上述したモノパスル方式を採用した車両用障害物検出装置において上記カバー部材を設けることが考えられるが、この場合、以下に述べるような問題があった。
一般的に、アンテナの幅が広いほど指向性が狭くなり、逆に、アンテナの幅が狭いほど指向性が広くなることが知られている。このため、図12では、障害物Tを検出できる角度を広角にすべく、送信アンテナ141の幅d1よりも、各受信アンテナ142、143の幅d2、d3を狭く設定しており、さらには、受信アンテナ142、143間の間隔Lをλ/2(λは波長)以下に設定している。
このように、モノパルス方式では、受信アンテナ142、143間の間隔Lをλ/2以下に設定することが好ましく、かつ受信アンテナ142、143の幅d2、d3を広くすることができないため、図13に示すように、送信アンテナ141が障害物Tに対して送信波11tを送信する送信エリア(障害物検出エリア)E1よりも、ターゲット反射波r11、r12を受信アンテナ142、143で受信する受信エリアE2のほうが広くなってしまう。
このため、図13に示すように、誤検出防止のためのカバー部材107、108を設けようとすると、図示のようにカバー部材107、108が必然的に受信エリアE2内に入ってしまうという問題があった。
この場合、図13に示すように、一部のターゲット反射波r13、r14がカバー部材107、108で反射してカバー反射波が発生すると、ターゲット反射波r11、r12と上記カバー反射波との合成波が受信アンテナ142、143で受信されることになるため、結果として、位相差の算出結果、つまりは、障害物Tの検出角度にずれが発生してしまう。
ここで、上述したカバー反射波の発生を防止するために、受信エリアE2を避けるようにその外側にカバー部材107、108を設けることが考えられる。しかしながら、この場合、カバー部材107、108の大型化を招くことになるため、コストやレイアウトの面で現実的ではない。
この発明は、送信波の一部がバンパ裏面で反射することに起因する誤検出をカバー部材によって防止しつつ、受信エリアにおける不要な反射を防止することができる車両用障害物検出装置を提供することを目的とする。
この発明の車両用障害物検出装置は、バンパ裏面と車体との間に設けられて、上記バンパを透過するように車両外方に電波を送信することで障害物を検出するレーダ装置を備えた車両用障害物検出装置であって、上記レーダ装置からの送信波の一部の送信範囲を規制するために、上記レーダ装置の周辺に設けられたカバー部材を備え、該カバー部材は、上記障害物に反射して帰来する受信波の到達する受信エリア内において、上記受信波の上記カバー部材における誤反射を防止する誤反射防止構造を有するものである。
この構成によれば、送信波の一部がバンパ裏面で反射することに起因する誤検出をカバー部材によって防止しつつ、受信エリアにおける不要な反射を防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記誤反射防止構造を、上記カバー部材に入射した受信波を拡散させる受信波拡散構造で構成したものである。
この構成によれば、受信エリアにおける不要な反射を、受信波の拡散によって確実に防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記受信波拡散構造を、上記カバー部材を湾曲形状に形成することによって構成したものである。
この構成によれば、受信波を拡散させる機能を、簡素な構成で実現することができる。
この発明の一実施態様においては、上記カバー部材の曲率半径を、上記レーダ装置側とその反対側とで異ならせ、上記レーダ装置側の曲率半径を、その反対側の曲率半径より小さく設定したものである。
この構成によれば、レーダ装置に近い側での受信波の拡散度合いをより高めることができ、不要な反射が障害物の検出に影響を与えることをより効果的に防止できる。
この発明の一実施態様においては、上記誤反射防止構造を、上記受信波の通過を許容する受信波通過孔で構成し、上記受信波通過孔を挟んで隣り合うカバー部材の壁面は、上記受信波通過孔の穿設方向と直交する方向において重なりを有するものである。
この構成によれば、受信波通過孔で受信波を通過させることにより、受信エリアにおける不要な反射を確実に防止することができる。
一方、受信波通過孔を挟んで隣り合う壁面が重なりを有していることで、受信波通過孔の形成に関わらず、送信波の一部がバンパ裏面で反射することに起因する誤検出をカバー部材によって防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記受信波通過孔を上記カバー部材に複数穿設し、隣り合う上記受信波通過孔間の間隔を、上記レーダ装置側とその反対側とで異ならせ、上記レーダ装置側の上記間隔を、その反対側の上記間隔より短く設定したものである。
この構成によれば、レーダ装置に近い側に受信波通過孔をより多く設けることができる。このため、レーダ装置に近い側で受信波をより確実に通過させることができ、不要な反射が障害物の検出に影響を与えることをより効果的に防止できる。
この発明の一実施態様においては、上記誤反射防止構造を、上記カバー部材に入射した受信波に対する反射波の変向方向を上記レーダ装置と反対側の方向に制御する変向方向制御構造により構成したものである。
この構成によれば、受信エリアにおける不要な反射を、反射波の変向方向制御によって確実に防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記誤反射防止構造を、上記レーダ装置の周縁の全周に亘って配設したものである。
この構成によれば、立体的に入射される受信波の誤反射をより確実に防止することができる。
この発明によれば、送信波の一部がバンパ裏面で反射することに起因する誤検出をカバー部材によって防止しつつ、受信エリアにおける不要な反射を防止することができる。
本発明の車両用障害物検出装置の送信波の送信エリアを示す概略平面図。 車両の右側後部を示す部分斜視図。 車両の背面図。 図3のX−X線矢視断面図であって、本発明の第1実施形態に係る車両用障害物検出装置を示す平面図。 図4の要部拡大平面図。 本発明の第2実施形態に係る車両用障害物検出装置を示す平面図。 カバー部材が平面状部を有する変形例を示す平面図。 本発明の第3実施形態に係る車両用障害物検出装置を示す平面図であって、(a)は、カバー部材にスリットが複数穿設された構成を示す平面図、(b)は、多数のフィンを格子状またはハニカム状に配列した構造体によってカバー部材を構成した変形例を示す平面図。 本発明の第4実施形態に係る車両用障害物検出装置を示す平面図であって、(a)は、受信波拡散構造の変形例を示す断面図、(b)は、変向方向制御構造を示す断面図。 本発明の第5実施形態に係る車両用障害物検出装置を示す図であって、(a)は、レーダ装置の後面部の車幅方向両側及び上下にカバー部材が取付けられた構成を示す正面図、(b)は、レーダ装置の後面部に筒状のカバー部材が取付けられた変形例を示す側面図。 本発明の第6実施形態に係る車両用障害物検出装置を示す平面図。 レーダ装置における送信アンテナ、受信アンテナのレイアウトを模式的に示す概略正面図。 カバー部材を設けたことによる従来の問題点を説明するための説明図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。なお、以下の実施形態においては、車両後方から自車両に接近してくる他車両(ターゲット)などの障害物を検出する車両用障害物検出装置について例示する。なお、図中、矢印Fは車両の前方、矢印INは車幅方向の内側を示す。
(第1実施形態)
図1は送信波の送信エリアを示す概略平面図、図2は車両の右側後部を示す部分斜視図、図3は車両の背面図、図4は図3のX−X線矢視断面図であって、図1〜図4に示すように、前車輪1、1および後車輪2、2を備えた車両3のバンパ裏面と後車輪2との間には、レーダ装置4が設けられており、レーダ装置4から発射された電波は樹脂製のバンパを透過して車両外方向、詳しくは、後方かつ外側方に送信され、障害物に反射して帰来する電波を受信することで、障害物Tの有無及びその角度を検出すべく構成している。
図1において上述のレーダ装置4の送信波の送信エリア(障害物検出エリア)をE1、受信エリアをE2で示す。ここで、レーダ装置4の電波としては、波長λが1cm〜10cm、周波数が3〜30GHzのマイクロ波(SHF)を用いている。
図4、図5に示すように車両後端部には、車幅方向に延び、かつ車幅方向端部が車両前方向へ屈曲形成されたリヤエンドパネル5が設けられている。このリヤエンドパネル5の車両後方には、該リヤエンドパネル5を後方から離間して覆うリヤバンパ6が設けられ、このリヤバンパ6としては、電波の透過が可能な合成樹脂製のものが用いている。
本実施形態においては、レーダ装置4は、リヤエンドパネル5に直接、または図示しないブラケットを介してリヤエンドパネル5に固定されている。そして、レーダ装置4としては、モノパルス方式のものが用いられており、図5に示すように、その後面部に1つの送信アンテナ41と、2つの受信アンテナ42、43とを備えている。レーダ装置4は、図5に示すように送信アンテナ41から送信した送信波t1が図5に示すように障害物Tに反射して帰来するターゲット反射波(受信波)r1、r2を受信アンテナ42、43で受信することにより、ターゲット反射波r1、r2の位相差を算出し、この位相差の算出結果に基づいて障害物Tの角度を検出する。
また、レーダ装置4では、従来と同様、障害物Tを検出できる角度を広角にすべく、送信アンテナ41の幅よりも、各受信アンテナ42、43の幅を狭く設定しており、さらには、受信アンテナ42、43間の間隔Lをλ/2以下に設定している。このため、図1に示すように、送信アンテナ41が障害物Tに対して送信波t1を送信する送信エリアE1よりも、ターゲット反射波r1、r2を受信アンテナ42、43で受信する受信エリアE2のほうが広くなっている。
上述のレーダ装置4からの送信波の大半は図1に示すように、リヤバンパ6を透過して車両外方かつ側方に送信されるが、送信波の一部(サイドローブS等の不要電波)は、図4に示すように、リヤバンパ6の裏面で反射して、レーダ装置4の送信アンテナ41とリヤバンパ6裏面との間を通過して縁石などの道路構造物B(図3参照)へ到達し、道路構造物Bから帰来する道路構造物到達波αが生じる。また、送信波の一部は、図4に示すように、リヤバンパ6の裏面で反射して、レーダ装置4の送信アンテナ41とリヤバンパ6の裏面との間を通過して自車輪としての後車輪2に到達し、該後車輪2から帰来する自車輪到達波としてのタイヤ到達波βが生じる。
レーダ装置4は、この到達波α、βを受信すると、ターゲットでない道路構造物Bや後車輪2をターゲットであると誤検出するので、カバー部材7、8で、この到達波α、β(送信波および帰来波の少なくとも一方)をしゃ断して、誤検出を防止している。
上述のカバー部材7、8は金属で形成してもよく、合成樹脂、または合成樹脂に金属やカーボン等を混入したもので形成してもよく、また、合成樹脂板の表面に金属テープを貼着したものを用いてもよく、さらに、合成樹脂の表面に金属の蒸着層または化学メッキにより金属層を形成したものを用いてもよく、あるいは電波吸収体(例えば、ゴム材料中にカーボンを混入したもの)を用いてもよいが、軽量化と製作性向上とを両立させるために、合成樹脂で形成されるのがより好ましい。
カバー部材7、8は、レーダ装置4の後面部の車幅方向両側に取付けられ、レーダ装置4の側部とリヤバンパ6裏面との間を塞ぐべく、上記後面部からリヤバンパ6の裏面側に向けて延びている。本実施形態では、カバー部材7、8のリヤバンパ6側の端部とリヤバンパ6裏面との間に所定の隙間を形成しており、この隙間の形成によって、リヤバンパ6とカバー部材7、8の先端との干渉を回避し、両者の接触による損傷や異音の発生を防止している。
また、カバー部材7、8は、レーダ装置4側からリヤバンパ6の裏面側に向けて末広がりになるように、湾曲形状に形成されている。これにより、レーダ装置4の送受信アンテナ41〜43とリヤバンパ6裏面との間には、末広がり状の空間部が形成されると共に、斯かる末広がり形状による各カバー部材7、8の傾斜構造にて、これら各カバー部材7、8に対する一部の送信波(いわゆる漏れ電波)の入射角を可及的小さくし、該送信波を誤検出されにくい方向に向けて送信するように構成している。ここで、送信波の入射角を僅少と成すと、該送信波は入射角と反射角とが等しくなるように略全反射されることになる。
また、図5に示すように、送信アンテナ41から送信した送信波t1が障害物Tに反射して帰来する一部のターゲット反射波r3、r4がカバー部材7、8に入射された場合には、カバー部材7、8の湾曲形状によって、ターゲット反射波r3、r4を、図5に破線の矢印で示すように放射状に拡散させて、そのエネルギを分散させるようになっている。これにより、受信エリアE2(図1参照)におけるカバー反射波の発生、つまりは誤反射を防止している。
本実施形態では、カバー部材7、8が湾曲形状をなしていることによって、該カバー部材7、8は、ターゲット反射波r3、r4を拡散させる受信波拡散構造を有している。そして、受信エリアE2において、ターゲット反射波のカバー部材7、8における誤反射を防止する誤反射防止構造が、上述した受信波拡散構造によって構成されている。
本実施形態では、上述したように、カバー部材7、8が、障害物Tに反射して帰来するターゲット反射波r1〜r4の到達する受信エリアE2内において、ターゲット反射波r3、r4のカバー部材7、8における誤反射を防止する誤反射防止構造を有することで、送信波の一部がリヤバンパ6裏面で反射することに起因する誤検出をカバー部材7、8によって防止しつつ、受信エリアE2における不要な反射を防止することができる。これにより、ターゲット反射波r1、r2とカバー反射波との合成波が生成されることを防止でき、その結果、該合成波の受信に起因する位相差の算出結果のずれ、つまりは、障害物Tの検出角度のずれを防止できる。
また、カバー部材7、8に入射したターゲット反射波r3、r4を拡散させる受信波拡散構造で上記誤反射防止構造を構成したことにより、受信エリアE2における不要な反射を、ターゲット反射波r3、r4の拡散によって確実に防止することができる。
また、カバー部材7、8を湾曲形状に形成することによって上記受信波拡散構造を構成したことにより、ターゲット反射波r3、r4を拡散させる機能を、簡素な構成で実現することができる。
(第2実施形態)
次に、図6に示す第2実施形態について説明する。なお、図6において、上述した先の実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
図6に示す本実施形態では、カバー部材7、8が、第1実施形態と同様、湾曲形状に形成されるとともに、レーダ装置4側とその反対側とで互いに異なる曲率半径R1、R2を有する第1曲率部7A、8A、第2曲率部7B、8Bを有している。
ところで、ターゲット反射波r3、r4の入射によって不要な反射が発生する場所と、不要な反射が障害物Tの検出に影響を与える確率との関係を考えると、受信アンテナ42、43までの距離が近いレーダ装置4側で不要な反射が発生する場合のほうが、その反対側で不要な反射が発生する場合よりも上記合成波が生成される確率が高く、換言すれば、不要な反射が障害物Tの検出に影響を与える確率が高くなる。
そこで、本実施形態では、レーダ装置4側の第1曲率部7A、8Aの曲率半径R1を、第2曲率部の曲率半径R2よりも小さく設定している。これにより、レーダ装置4(受信アンテナ42、43)に近い側でのターゲット反射波r3、r4の拡散度合いをより高めることができ、不要な反射が障害物Tの検出に影響を与えることをより効果的に防止できる。
なお、図6では、カバー部材7、8において、レーダ装置4側とその反対側とで曲率半径を異ならせるようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、レーダ装置4側のみを湾曲形状に形成する一方、障害物Tの検出への影響が少ない反対側を断面直線状、つまりは平面状に形成した平面状部7C、8Cとしてもよい。このような構成により、不要な反射が障害物Tの検出に影響を与えることをより効果的に防止しつつ、カバー部材7、8の成形を容易にすることができ、コストの低減を図ることができる。なお、図7において、上述した先の実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
(第3実施形態)
次に、図8に示す第3実施形態について説明する。なお、図8において、上述した先の実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
図8(a)では、カバー部材7、8が、第1実施形態と同様、湾曲形状に形成されるとともに、カバー部材7、8には、該ターゲット反射波r3、r4の入射方向の沿うように、受信波通過孔としてのスリット7D、8Dが複数穿設されている。
このため、ターゲット反射波r3、r4がカバー部材7、8に入射された場合には、第1、第2実施形態と同様、カバー部材7、8の湾曲形状によってターゲット反射波r3、r4を拡散させることが可能になっており、特に、ターゲット反射波r3、r4がスリット7D、8Dの位置に入射された場合には、図示のようにスリット7D、8Dでターゲット反射波r3、r4を通過させることが可能になっている。ここで、スリット7D、8Dの幅δ1は、ターゲット反射波r3、r4をより確実に通過させるために、λ/2以上に設定するのが好ましい。
また、カバー部材7、8では、スリット7D、8Dを挟んで隣り合う壁面が、スリット7D、8Dの穿設方向(ターゲット反射波r3、r4の入射方向)と直交する方向において重なりγ1を有している。
このため、送信波の一部がスリット7D、8Dを通過して車幅方向の左右へ回り込むような回折波が仮に発生しても、その電波を弱めることができ、これによって、図示のような到達波α、βをカバー部材7、8で確実にしゃ断することが可能になっている。
また、隣り合うスリット7D、8D間の間隔は、レーダ装置4側とその反対側とで異なっており、レーダ装置4側の上記間隔が、その反対側の上記間隔より短く設定されている。
図8(a)では、上記受信波拡散構造とともに、ターゲット反射波r3、r4の通過を許容するスリット7D、8Dによって誤反射防止構造が構成されており、スリット7D、8Dでターゲット反射波r3、r4を通過させることにより、受信エリアE2における不要な反射を確実に防止することができる。
一方、スリット7D、8Dを挟んで隣り合う壁面が重なりγ1を有していることで、上述した到達波α、βをカバー部材7、8で確実にしゃ断することができる。このため、スリット7D、8Dの形成に関わらず、送信波の一部がリヤバンパ6裏面で反射することに起因する誤検出をカバー部材7、8によって防止することができる。
また、隣り合うスリット7D、8D間の間隔を、レーダ装置4側とその反対側とで異ならせ、レーダ装置4側の上記間隔を、その反対側の上記間隔より短く設定したことで、レーダ装置4(受信アンテナ42、43)に近い側にスリット7D、8Dをより多く設けることができる。このため、レーダ装置4に近い側でターゲット反射波r3、r4をより確実に通過させることができ、不要な反射が障害物Tの検出に影響を与えることをより効果的に防止できる。
なお、図8(a)では、受信波拡散構造を有するカバー部材7、8が用いられているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、断面直線状、つまりは平面状に形成されているカバー部材であってもよい。また、スリット7D、8Dのみならず、カバー部材7、8に多数のパンチ孔を穿設してもよい。
また、図8(b)に示すような多数のフィン7G、7G、…を格子状またはハニカム状に配列した構造体によってカバー部材7を構成してもよい。この場合、スリット7D、8Dに対応する多数の受信波通過孔7Hをフィン7G、7G、…間に形成することができる。なお、図8(b)に示すカバー部材7においても、受信波通過孔7Hの幅δ2をλ/2以上に設定するのが好ましく、さらには、受信波通過孔7Hを挟んで隣り合うフィン7G、7Gを、受信波通過孔7Hの穿設方向(ターゲット反射波r3、r4の入射方向)と直交する方向において重なりγ2を有するように配設するのが好ましい。
(第4実施形態)
次に、図9に示す第4実施形態について説明する。なお、図9において、上述した先の実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
図9(a)、(b)のいずれも、誤反射防止構造を示すものであり、このうち、図9(a)は、カバー部材7の壁面に円弧状の凸部を多数配置することによって凹凸面部7Iを形成したものであり、カバー部材7に入射したターゲット反射波r3を、壁面の凹凸形状によって図9(a)に破線の矢印で示すように放射状に拡散させて、そのエネルギを分散させるようにしている。図9(a)では、カバー部材7の壁面を凹凸面部7Iとすることによって、カバー部材7が受信波拡散構造を有している。
図9(b)は、カバー部材7の壁面にフレネルレンズと同様の鋸歯状面部7Jを形成したものであり、カバー部材7に入射したターゲット反射波r3に対する反射波r3′の変向方向を、図示のように車両前方に位置するレーダ装置4と反対側の車両後方(厳密には、車両後方かつ下方)に制御するようにしている。
図9(b)では、カバー部材7が、ターゲット反射波r3に対する反射波r3′の変向方向を制御する変向方向制御構造を有しており、誤反射防止構造は、この変向方向制御構造によって構成されている。このように、ターゲット反射波r3に対する反射波r3′の変向方向を、レーダ装置4と反対側の方向に制御する変向方向制御構造で誤反射防止構造を構成したことにより、受信エリアE2における不要な反射を、反射波r3′の変向方向制御によって確実に防止することができる。
(第5実施形態)
次に、図10に示す第5実施形態について説明する。なお、図10において、上述した先の実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
図10(a)では、湾曲形状に形成されたカバー部材7、8が、レーダ装置4の後面部の車幅方向両側に取付けられるとともに、湾曲形状に形成されたカバー部材9、10が、カバー部材7、8間にてレーダ装置4の後面部の上下両側に取付けられている。これにより、誤反射防止構造(受信波拡散構造)が、レーダ装置4の周縁の全周に亘って配設された構成となっている。
図10(b)では、断面形状が全周に亘って湾曲形状となるように形成された筒状のカバー部材11が、レーダ装置4の後面部に取付けられており、これにより、誤反射防止構造(受信波拡散構造)が、レーダ装置4の周縁の全周に亘って配設された構成となっている。
一般的に、上述したターゲット反射波r3、r4は、上下左右のあらゆる方向から立体的に入射されることが想定される。従って、上述したように、誤反射防止構造(カバー部材7〜10、カバー部材11)を、レーダ装置4の周縁の全周に亘って配設することで、立体的に入射されるターゲット反射波r3、r4の誤反射をより確実に防止することができる。
なお、図10では、受信波拡散構造を有するカバー部材7〜10、カバー部材11をレーダ装置4の周縁の全周に亘って配設することとしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、上述した受信波通過孔、変向方向制御構造を有するものであってもよい。
また、リヤバンパ6の形状等に基づくターゲット反射波r3、r4の解析等によって予めターゲット反射波r3、r4の入射方向が特定できる場合には、ターゲット反射波r3、r4の入射が想定される側のみにカバー部材を配設するようにしてもよい。
(第6実施形態)
次に、図11に示す第3実施形態について説明する。なお、図11において、上述した先の実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
図11に示す本実施形態では、レーダ装置4は、箱形状の収納カバー部材12に収納された状態で、リヤバンパ6に取付け支持されている。図11に示すように、この収納カバー部材12は、レーダ装置4の側部とリヤバンパ6裏面との間を塞ぐ側面部12A、12Bと、レーダ装置4の裏面つまり車両前面側を覆う前面部12Cとを備え、これらの各要素12A〜12Cが一体または一体的に形成されている。
また、図11に示すように、左右両側の側面部12A、12Bにおけるリヤバンパ6側の端部は、リヤバンパ6の裏面に密着して設けられている。詳しくは、上述の側面部12A、12Bの後端部が、接着剤による接着等にて、リヤバンパ6の裏面に密着固定されたものである。
また、側面部12A、12Bは、図11に示すように、レーダ装置4側からリヤバンパ6の裏面側に向けて末広がり形状に形成されるとともに、湾曲形状に形成されており、これによって、収納カバー部材12は、誤反射防止構造(受信波拡散構造)を有している。
本実施形態では、収納カバー部材12が、誤反射防止のための機能と、レーダ装置4をリヤバンパ6に固定するためのブラケットとしての機能とを兼ねており、この収納カバー部材12は、リヤバンパ6の組付けの前に予めリヤバンパ6にサブアッシ(固定)される。
このように、誤反射防止構造を構成する側面部12A、12Bが予めリヤバンパ6にサブアッシ(固定)されることで、カバー部材7、8を車体(リヤエンドパネル5)側に固定する場合に比べ、リヤバンパ6の車体への組付けの際、誤反射防止構造とリヤバンパ6とが干渉する虞がなく、その結果、リヤバンパ6の組付け容易性を確保できるという効果が得られる。
なお、図11では、収納カバー部材12が、側面部12A、12Bを湾曲形状に形成することによって誤反射防止構造(受信波拡散構造)を有しているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、上述した受信波通過孔、変向方向制御構造を有するものであってもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の、車体は、リヤエンドパネル5に対応し、
以下同様に、
障害物に反射して帰来する受信波は、ターゲット反射波r3、r4に対応し、
誤反射防止構造は、カバー部材7、8、9、10、11、スリット7D、8D、受信波通過孔7H、鋸歯状面部7J、及び側面部12A、12Bに対応し、
受信波拡散構造は、湾曲形状に形成したカバー部材7、8、9、10、11、側面部12A、12B、及び壁面に凹凸面部7Iを形成したカバー部材7、8に対応し、
受信波通過孔は、スリット7D、8D、受信波通過孔7Hに対応し、
変向方向制御構造は、壁面に鋸歯状面部7Jを形成したカバー部材7、8に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上記実施例においては車両後方の障害物を検出する車両用障害物検出装置について例示したが、車両前方の障害物を検出する車両用障害物検出装置に適用してもよい。
また、レーダ装置4の電波としては3〜30GHzのマイクロ波(SHF)を用いたが、波長が1cm〜1mmで、周波数が30GHzから300GHzのミリ波(EHF)を用いてもよい。
4…レーダ装置
5…リヤエンドパネル
6…リヤバンパ
7、8、9、10、11…カバー部材
7D、8D…スリット
7H…受信波通過孔
7I…凹凸面部
7J…鋸歯状面部
12…収納カバー部材
12A、12B…側面部

Claims (8)

  1. バンパ裏面と車体との間に設けられて、上記バンパを透過するように車両外方に電波を送信することで障害物を検出するレーダ装置を備えた車両用障害物検出装置であって、
    上記レーダ装置からの送信波の一部の送信範囲を規制するために、上記レーダ装置の周辺に設けられたカバー部材を備え、
    該カバー部材は、上記障害物に反射して帰来する受信波の到達する受信エリア内において、上記受信波の上記カバー部材における誤反射を防止する誤反射防止構造を有する
    車両用障害物検出装置。
  2. 上記誤反射防止構造を、上記カバー部材に入射した受信波を拡散させる受信波拡散構造で構成した
    請求項1記載の車両用障害物検出装置。
  3. 上記受信波拡散構造を、上記カバー部材を湾曲形状に形成することによって構成した
    請求項2記載の車両用障害物検出装置。
  4. 上記カバー部材の曲率半径を、上記レーダ装置側とその反対側とで異ならせ、
    上記レーダ装置側の曲率半径を、その反対側の曲率半径より小さく設定した
    請求項3記載の車両用障害物検出装置。
  5. 上記誤反射防止構造を、上記受信波の通過を許容する受信波通過孔で構成し、
    上記受信波通過孔を挟んで隣り合うカバー部材の壁面は、上記受信波通過孔の穿設方向と直交する方向において重なりを有する
    請求項1記載の車両用障害物検出装置。
  6. 上記受信波通過孔を上記カバー部材に複数穿設し、
    隣り合う上記受信波通過孔間の間隔を、上記レーダ装置側とその反対側とで異ならせ、
    上記レーダ装置側の上記間隔を、その反対側の上記間隔より短く設定した
    請求項5記載の車両用障害物検出装置。
  7. 上記誤反射防止構造を、上記カバー部材に入射した受信波に対する反射波の変向方向を上記レーダ装置と反対側の方向に制御する変向方向制御構造により構成した
    請求項1記載の車両用障害物検出装置。
  8. 上記誤反射防止構造を、上記レーダ装置の周縁の全周に亘って配設した
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用障害物検出装置。
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