JP2014132984A - 香りケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の携帯等香水ケースでは、自分1人で愉しむだけで、携帯時は使えないものや、また、容積や断面積の大きな香水液吸収体を使用しているため、高価な香水を多く必要としたり、揮発部分が大きいため、強烈な香りを発散する等の不具合を有していた。
【解決手段】 この発明は、ほのかな香りを長時間に亘って身の廻りに漂わせようとするもので、携帯ケースに内装する香液を、狭い1本の通路内に毛細管現象を利用して案内することで、ケースを反転しても液漏れを起こさず、微量の香液でも長時間に亘って香りを発散させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高価な香水液を少しの量であっても、長時間に亘ってほのかな香りを楽しもうとする携帯用香りケースに関する。
従来の香水は、本人の体臭を消し、香りをつけるために用いられることが多く、首廻りや脇下や手首等の皮膚面に直接塗布したり、着衣や帽子や手袋等に噴霧散布する場合が通常であった。
しかし、このような使用状態では、揮発当初に置いては強烈な香りが漂い他人に不快感を与えたり、着衣や他物に香水液染みを付けたり、高価な香水液を多く消費し、その維持費も増えるものと成っていた。
また、日本においては、ほのかな残り香を愉しむために、香袋を用いたり着衣にお香の匂いをたきこむ等の、優雅な作法も残っている。
そこで現代でも、なるべく香りを抑えながら、個性的な香りを漂わせるために、耳たぶや手首内側等に、香水一滴を付ける等している。
この場合は、暑くて汗をかいたり、顔や手・腕を洗うと、香の匂いが消滅変動して、香りを安定して持続発生することが難かしかった。
特開平07−313600号公報 特開2002−058530号公報 特開2011−030999号公報
本発明で解決しようとする課題は、従来使用時の香水の強烈な香りを抑え、高価な香水であってもほのかな香りを永い時間に亘って発散させ、揮発通路の形状や断面積を絞ることで香水の使用量を減じ、揮発室又は揮発開口経由で香水の外部発散を行なうことで、自分の好きな香り、ほのかな匂いを低コストで愉しみながら、外部への液ダレや液ジミ等の不具合は防止しようとするものである。
この発明は、前記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じている。
まず、請求項1に記載の発明は、所定外径有底筒状の基本筒部(1)と所定外径有底筒状の蓋体筒部(2)で両者内側間の対向筒部を嵌合部(3)を介して組付け、蓋体筒部(2)内周部に揮発室(4)または揮発開口(13)部を有する香気保持体(5)の基端部を取付け、蓋体筒部(2)の有底壁(6)に香気通路(7)を開口することを特徴とした香りケースの構成とする。
この構成としたことにより、基本筒部(1)と蓋体筒部(2)を嵌合部(3)で一体化して空洞筒のケース体を構成し、このケース体内の開口部分である香気通路(7)に内接するように、香気保持体(5)の揮発室(4)または揮発開口(13)部を取り付けるので、揮発室(4)または揮発開口(13)部から発散する香気をケース体外部に発散容易としながら、香気保持体(5)内部で、香気剤の急劇な揮発変化を抑制することが容易に行なえる。
つぎに、請求項2に記載の発明は、嵌合部(3)は雄ネジ(8)と雌ネジ(9)のネジ嵌合とし、さらに筒部の両外側端部を夫々径小外径の径小筒部(10)と径小蓋部(11)とし、この径小蓋部(11)内周部の取付孔(12)に香気保持体(5)の外側端部を嵌入し、少なくとも基本筒部(1)を透明部とすることを特徴とした請求項1記載の香りケースの構成とする。
この構成としたことにより、ケース外から基本筒部(1)内を直接覗くことができ、美観向上を図ると共に香気保持体(5)廻りの異常確認が外部から容易となり、ケース体分解をネジを緩めることで簡単に行なえるから、分解清掃も手軽にできる。
そして、請求項3に記載の発明は、香気保持体(5)は、略等径で細長い揮発筒(18)と、その外周囲を覆う外周パイプ(23)と、外周パイプ(23)から内端方向に一体突設する細管パイプ(14)の組合せであって、揮発筒(18)の基端側を小径とした外方細径筒部(26)とし、内端側に香液通過間隙(28)を設け、その揮発筒(18)外周面に1本の螺旋小溝(17)を刻設し、細管パイプ(14)内には、先端開口部(32)付きの1本の小孔(31)を設けていることを特徴とした請求項1乃至2記載の香りケースの構成とする。
この構成としたことにより、香気保持体(5)を、香液吸入側の小孔(31)から螺旋小溝(17)へと1本の小断面の液路を経て揮発室(4)または揮発開口(13)部へ達する少量の香気保持部を簡単に構成でき、また、香気保持体(5)の取り付けも、蓋体筒部(2)の取付孔(12)に挿入するだけで済むから、低コストで高性能の、ほのかな香り保持体を具現化できる。
また、請求項4記載の発明は、ケース体筒部両外端の径小筒部(10)と径小蓋部(11)には、同内径とした密閉キャップ(19)または通路付きキャップ(20)の何れかを着脱自由に取付けることを特徴とした請求項1乃至3記載の香りケースの構成とする。
この構成としたことにより、香りケースの径小蓋部(11)に設けた香気通路(7)を密閉キャップ(19)で覆うと香気のケース外飛散を防止でき、香気通路(7)を通路付きキャップ(20)で覆う時は香気の飛散が自由となる。そして、非使用時のキャップは、径小筒部(10)に固定しておけるから、夫々のキャップを無くすことも防げる。
まず、請求項1の発明は、基本筒部(1)と蓋体筒部(2)を嵌合部(3)で一体化して空洞筒のケース体を構成し、このケース体内の開口部分である香気通路(7)に内接するように、香気保持体(5)の揮発室(4)または揮発開口(13)部を取り付けているので、揮発室(4)や揮発開口(13)部から発散する香気をケース体外部に発散容易としながら、香気保持体(5)で香気剤の急劇な揮発変化を抑制することが容易に行なえる。
そして、請求項2の発明は、ケース外から基本筒部(1)内を直接覗くことができ、美観向上と共に香気保持体(5)廻りの異常確認が容易となり、ケース体分解がネジを緩めることで簡単に行なえる。
また、請求項3の発明は、香気保持体(5)を、香液吸入側の小孔(31)から螺旋小溝(17)へと1本の小断面の液路を経て揮発室(4)または揮発開口(13)部へ達する少容量の香気保持部を簡単に構成でき、低コストで高性能の、ほのかな香り保持体を具現化できる。
さらに、請求項4の発明は、香気通路(7)を密閉キャップ(19)で覆うと香気のケース外飛散を防止でき、香気通路(7)を通路付きキャップ(20)で覆う時は香気の飛散が自由となる。そして、非使用時のキャップは、径小筒部(10)に固定しておけるから、夫々のキャップを無くすことも防げる。
上方香り発散方式「A」における、全体の正面断面図である。 下方香り発散方式「B」における、全体の正面断面図である。 要部の、香気保持体における、一側方斜視図である。 要部の、香気保持体における、他側方斜視図である。 基本筒部、単品説明用の斜視図である。 図2の、下方香り発散方式「B」における、全体斜視図である。 図2の底面図である。 要部の一部材である、揮発筒の拡大斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面に基づいて具体的に説明するが、本願発明の範囲は、以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。特段の説明が無い限り、同様の作用、効果が有るものは全て含むものである。
先ず、図1で示す「上方香り発散方式」の形態Aで、説明する。
図例の香りケースには、公知文献と同様にクリップ(21)が付いており、衣服類や身のまわり小物類に取り付け携帯可能としている。
図例では、クリップ(21)が通路付キャップ(20)と一体化しており、この通路付キャップ(20)の開口通路(22)と、蓋体筒部(2)の有底壁(6)の香気通路(7)が、空隙(35)を介し対抗接近して臨んでいる。
この空隙(35)空間に細粒度の異なるフィルター体(36)を変更挟持する場合、粒度変更で、香気の通過時間長短を調節することもできる。
蓋体筒部(2)の一端側である有底壁(6)側は、円筒体の外径を細くした径小蓋部(11)としているが、蓋体外径を同寸法としキャップ内径を大きくする形態にしても良い。
また、図例の筒体は円筒の方が製作容易であるが、角筒であっても内部空間のあるケース体で同様の効果があれば、形状は多角形の筒体でも良い。
径小蓋部(11)内径方向には、同芯状に取付孔(12)が設けられ、香気保持体(5)の基端部が挿入取り付けされ、この部分では開口(13)を介して外気と連通可能としている。
香気保持体(5)は、複数の部材を組み合わせて構成しており、外周パイプ(23)内に揮発筒(18)を挿入している。
外周パイプ(23)は、基端部側の外径部分を取付孔(12)と略同径とし、反取付孔方向の突出端側を、細管で内部に一本の円形通路である小孔(31)を有する細管パイプ(14)としている。
また、外周パイプ(23)の有底壁(6)接触側は一定肉厚で同芯の内方取付孔(16)としており、この内方取付孔(16)内に揮発筒(18)を挿入している。
図例では、図4で示すように、入口側を径大とした径大内側孔(34)としている。
図3で示すように、揮発筒(18)は,ロケットの弾頭状に先端部をテーパー(24)状に尖らせた形状として押込み容易とし、外周パイプ(23)の内側取付孔(16)内周面に、揮発筒(18)筒体外周面を密着させ一体化している。
次に、揮発筒(18)の細部について、図3・図4・図8を主体に説明する。
テーパー(24)の先端面には1本の案内溝(25)が設けられ、筒体外周面には1本の螺旋小溝(17)が刻設されている。
また、揮発筒体外周面の有底壁(6)接触側は、外方細径筒部(26)としている。
同様に、揮発筒体外周面の細管パイプ(14)接触側も、内方細径筒部(27)としている。さらに、テーパー(24)の表面部も、外周パイプ(23)の内側取付孔(16)の先端テーパー面に対し、図1で示すように、後述する香水液通過のため、孔内壁面との間に通過間隙(28)を有する細径の斜面としている。
先述したように、揮発筒(18)の外方細径筒部(26)と、外周パイプ(23)の径大内側孔(34)の間に設けた間隙を、揮発室(4)としている。
これ等の、細管パイプ(14)付き外周パイプ(23)と、揮発筒(18)を一体組付け化することで、図1で示す揮発室(4)付きの香気保持体(5)を構成している。
この香気保持体(5)を、蓋体筒部(2)の取付孔(12)内の外端方一部分に、揮発室(4)または開口(13)部側が有底壁(6)の香気通路(7)に対向する如く、圧入や接着剤等で一体固着した状態とすれば、蓋体側の部材組立ては完了する。
また、蓋体筒部(2)内方の軸孔内周面には、雌ネジ(9)が設けられている。
次に、基本筒部(1)側の部材について、説明する。
図1・図5で示す基本筒部(1)は、有底筒状の透明体で構成しており、図例では円筒状の収納室(29)を設けている。
そして、外方端部は細径の径小筒部(10)とし、内端細径軸筒(30)部に雄ネジ(8)を設け、前述した雌ネジ(9)とこの雄ネジ(8)とを、係合締め付ける嵌合部(3)としている。
この嵌合部(3)を介して、基本筒部(1)と、香気保持体(5)を内装した蓋体筒部(2)を一体化すると、香りケース本体「K」が出現する。
この香りケース本体「K」は、「上方香り発散方式」である形態Aに於いても、後述する「下方香り発散方式」である形態Bに於いても、単に上下反転して使用するだけで、同構成としている。
図1で示すように、「上方香り発散方式」では径小蓋部(11)に、開口通路(22)を有しクリップ(21)付きの通路付キャップ(20)を取り付け、径小筒部(10)に、密閉キャップ(19)を被せている。
香りの発散を規制する時は、図例上下の夫々のキャップを入れ替えて取り付けると、香気通路(7)が密閉キャップ(19)で密閉される。
次に、ケース内部での香気の流れや、各部の作用について説明する。
香りケース本体「K」の嵌合部(3)を緩め方向に回転して、筒体蓋部(2)に香気保持体(5)を内装したまま香りケース本体を2分割する。
筒体蓋部(2)の嵌合部(3)から外方に大きく突出する細管パイプ(14)の先端を香水液に浸す。
細管パイプ(14)内には、液体を毛細管現象で上方移動させる微小な内径を有する1本の小孔(31)が設けられており、先端開口部(32)から吸引される香水液は、小孔(31)を経て、揮発筒(18)の先端に設けた案内溝(25)から微小な通過間隙(28)を経て、1本の螺旋小溝(17)に達する。
螺旋小溝(17)下端に達した香水液は、今度は液体を毛細管現象で上方移動させる微小な1本の螺旋小溝(17)に沿って揮発室(4)方向に移動する。
本発明では、この小孔(31)と通過間隙(28)と螺旋小溝(17)等との合計容積を1本の小孔や狭隘間隙や小溝とすることで、微細な全体液の容量として香水液使用量を少なくする。
1本の螺旋小溝(17)の出口近傍に達した香水液は、広い空間の揮発室(4)入口部で気化し揮発室(4)内を香気成分で満たし、開口(13)部から香気通路(7)を経て、外部へ出て行く。
揮発室(4)の容積量は、外方細径筒部(26)の外径寸法を細くすれば、外周パイプ(23)の内側取付孔(16)との間隙量が増え、太くすると減り、揮発室(4)は0から最大容量まで、必要に応じ増減調節することができる。
さらに、揮発筒(18)には、軸芯部分に調整孔(33)を設けており、この調整孔(33)容量を大きくすると香り溜り部が増え、ほのかな香りの保持時間を永くする事もできる。
上方香り発散方式「A」では、前記状態の蓋体筒部(2)を、基本筒部(1)に嵌合部(3)を介して締め込むと、香りケース本体「K」となる。
次に、下方香り発散方式「B」について、図2を主体に説明する。
先述したように、下方香り発散方式「B」では、香りケース本体「K」を上下反転して使用するだけで、部材の形状に変更は無いので、作用や効果で異なっている点を主体に説明し、「A」方式と変わらない点は省略する。
部材として、変更するものは、通路付キャップ(20a)と密閉キャップ(19a)のみであり、以下、説明する。
通路付キャップ(20a)は、香りケース本体「K」の下端部に配する、蓋体筒部(2)の有底壁(6)に開口する香気通路(7)全体外周を覆う、着脱自在のキャップである。
密閉キャップ(19a)は、クリップ(21)を一体化しており、香りケース本体「K」の基本筒部(1)上端部に取り付けている。
この状態で、揮発室(4)や調整孔(33)内の香気は、香気通路(7)からキャップの開口通路22を経て、香りケース本体「K」の下部から外部に放出される。
香水液は、揮発筒(18)の1本の微細な螺旋小溝(17)内を毛細管現象にて進んで行くが、揮発室(4)入り口部の間隙が広くなり毛細管現象が起こらず、また、細管パイプ(14)の小孔(31)から新たな液補給も無いので、香水液が滴下漏出する恐れも生じず、安定した香気のみの発生を続けることができる。
また、先述のように、空隙(35)部にフィルター体(36)を挿入挟持すると、香気揮発発散の時間長短を変更できる。
香気の外部への発散を止める時は、上下のキャップを差し替えて、密閉キャップ(19a)で、香りケース本体「K」の下端部に設けた蓋体筒部(2)の有底壁(6)に開口する香気通路(7)全体を覆えば良い。
また、図例の香りケース本体では、上下両端部を径小筒部(10)と径小蓋部(11)としているが、中央部分の筒体と同径の両端部とし、キャップ側の内径を大きくしていても同効である。
本願発明の特徴は、揮発室または揮発開口部と、1本の通路から成る毛細管式の液吸上通路を内装した香気保持体とを、その吸液口である先端開口部を香水液中に浸けるだけで、微量の香水液を毛細管現象で揮発室開口部近傍までの微細部分に移動保管し、この状態の香気保持体を筒状の香りケース内に配し、必要に応じ香気通路を絞ったり開閉することで、ほのかな香りを低コストで長時間に亘って提供しようとするものである。
1 基本筒部 2 蓋体筒部
3 嵌合部 4 揮発室
5 香気保持体 6 有底壁
7 香気通路 8 雄ネジ
9 雌ネジ 10 径小筒部
11 径小蓋部 12 取付孔
13 開口 14 細管パイプ
15 筒状中間部 16 内側取付孔
17 螺旋小溝 18 揮発筒
19 密閉キャップ 19a 密閉キャップ
20 通路付キャップ 20a 通路付キャップ
21 クリップ 22 開口通路
23 外周パイプ 24 テーパー
25 案内溝 26 外方細径筒部
27 内方細径筒部 28 通過間隙
29 収納室 30 内端細径軸筒
31 小孔 32 先端開口部
33 調整孔 34 径大内側孔
35 空隙 36 フィルター体
A 上方香り発散方式 B 下方香り発散方式
K 香りケース本体






















Claims (4)

  1. 所定外径有底筒状の基本筒部(1)と所定外径有底筒状の蓋体筒部(2)で両者内側間の対向筒部を嵌合部(3)を介して組付け、蓋体筒部(2)内周部に、揮発室(4)または揮発開口(13)部を有する香気保持体(5)の基端部を取付け、蓋体筒部(2)の有底壁(6)に香気通路(7)を開口することを特徴とした香りケース。
  2. 嵌合部(3)は雄ネジ(8)と雌ネジ(9)のネジ嵌合とし、さらに筒部の両外側端部を夫々径小外径の径小筒部(10)と径小蓋部(11)とし、この径小蓋部(11)内周部の取付孔(12)に香気保持体(5)の外側端部を嵌入し、少なくとも基本筒部(1)を透明部とすることを特徴とした請求項1記載の香りケース。
  3. 香気保持体(5)は、略等径で細長い揮発筒(18)と、その外周囲を覆う外周パイプ(23)と、外周パイプ(23)から内端方向に一体突設する細管パイプ(14)の組合せであって、揮発筒(18)の基端側に揮発開口(13)部を臨ませ、内端側に香液通過間隙(28)を設け、その揮発筒(18)外周面に1本の螺旋小溝(17)を刻設し、細管パイプ(14)内には、先端開口部(32)付きの1本の小孔(31)を設けていることを特徴とした請求項1乃至2記載の香りケース。
  4. ケース体筒部両外端の径小筒部(10)と径小蓋部(11)部分には、同内径とした密閉キャップ(19)または通路付きキャップ(20)の何れかを着脱自由に取付けることを特徴とした請求項1乃至3記載の香りケース。
















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