JP2014132608A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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【課題】薄層化された半導体基板であっても、ダイシングによる分割時に破損などが抑制できるようにする。
【解決手段】第1接着層103に第1支持基板104を貼り付けてから基板101を裏面側より薄層化し、基板101に基板貫通ヴィアを形成し、また、基板101の裏面に裏面配線パターニングを形成するなどの裏面プロセスを実施した後、薄層化された基板101の裏面より基板101をダイシングして複数のチップ105に分割する。
【選択図】 図1D

Description

本発明は、半導体の基板を薄層化してから個別のチップにする半導体装置の製造方法に関する。
近年の通信速度の高速化に伴い、要求される特性,性能に見合ったマイクロ波/ミリ波モノリシック集積IC(MMIC:Microwave/Millimeter-wave monolithic integrated circuits)が求められている。この高速ICには、物性的に高移動度を有する化合物半導体が用いられることが多く、特にInPを用いたHEMTやHBTなどのトランジスタを用いることが多い。従来、マイクロ波帯でも〜50GHzを対象とした高速ICでは、主としてトランジスタの微細化を図ることによって動作周波数を高めることが作製技術の根幹をなしていた。
ところが、更に高い周波数を扱うICでは、トランジスタの微細化以外に、超高周波の信号をロスレスで伝搬させるための新たな工夫が必要である。この際に最も深刻となる問題は、基板上の配線を伝播する高周波信号が誘電率の高い基板へと放射・共振してIC動作を不安定にすることにある。
このような基板共振を抑制するためには、次の2つの対策が有効である。
対策1:基板の薄層化によって基板厚さ方向の共振モードを抑制する。
対策2:基板を貫通するグランドヴィアを狭間隔に形成することによって、基板面方向の共振モードを抑制する。
ここで、基板が薄いほど、基板を貫通させるヴィアの加工は容易になるため、実質的な対策は、対策1の基板薄層化に集約される。従って、まず、基板を薄層化する技術が重要となる。
基板の薄層化技術では、例えば、貫通ビアを形成したシリコン基板を裏面から研削によって薄層化し、この後ダイシングを行って個別のチップに分割している(特許文献1参照)。
また、ダイシングによるチップの分割では、一般に、まず、図2Aに示すように、半導体基板201には、接着層202を介してガラス基板203が貼り付けられており、これをダイシングテープ205に貼り付ける。次いで、図2Bに示すように、半導体基板201より接着層202を剥がしてガラス基板203を分離する。
次に、図2Cに示すように、回転しているダイシングブレード251を断裁線(不図示)に沿って相対的に移動させることで、半導体基板201に切れ込みを入れてチップ204を作製する。このようにして、全てのチップ204に分離した後、図2Dに示すように、各チップ204を、各々ダイシングテープ205より離型し、後続の実装プロセスに供給する。
特開2008−109005号公報
しかしながら、基板を薄層化すると、例えばカケやクラックなどが発生し、分割したチップが所期の性能を発揮できなくなり、場合によっては不良となる危険性がある。例えば、半導体基板をダイシングテープへ貼り付けた後、支持基板を剥離する際、または、ダイシングの際の応力で、欠け・クラックが発生する。また、ダイシングテープは、ダイシングにおいてチップが剥がれないようにするために粘着力が高く、ダイシング後における薄層化チップの剥離が困難となる。
例えば、半導体が、シリコンやGaAsなどある程度剛性の高い基板の場合、上述した問題はある程度抑制することが可能である。しかしながら、InP基板の場合、InPが機械的に脆弱な材料であるため、上述したことが大きな問題となる。また、シリコンやGaAsなどある程度剛性の高い基板であっても、より薄くした場合、同様の問題が発生する。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、薄層化された半導体基板であっても、ダイシングによる分割時に破損などが抑制できるようにすることを目的とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体からなる基板の主表面上に配線を形成する第1工程と、基板の配線が形成されている主表面に第1接着層を介して第1支持基板を貼り付ける第2工程と、基板を裏面側より薄層化する第3工程と、薄層化された基板の裏面より基板をダイシングして複数のチップに分割する第4工程と、第1支持基板の上に第1接着層を介して貼り付けられた状態で分割された複数のチップの裏面を第2接着層を介して1つの第2支持基板に貼り付ける第5工程と、第1接着層を複数のチップより分離することで第1支持基板を離型する第6工程とを少なくとも備える。
上記半導体装置の製造方法において、第1工程では、基板の主表面に配線に加えて素子を形成してもよい。
上記半導体装置の製造方法において、第1接着層は、レーザ照射により剥離可能とされていればよい。
上記半導体装置の製造方法において、第6工程の後で、チップの検査を行う第7工程を備えるようにすればよい。また、第2接着層および第2支持基板は、導電性を備えているようにしてもよい。この場合、第7工程の後で、第2接着層および第2支持基板をチップ毎に分割する第8工程を備えるようにしてもよい。
上記半導体装置の製造方法において、第2接着層は、有機溶剤を用いることで剥離可能とされているものであればよい。
以上説明したことにより、本発明によれば、薄層化された半導体基板であっても、ダイシングによる分割時に破損などが抑制できるようになるという優れた効果が得られる。
図1Aは、本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する対象となる工程における状態を模式的に示す断面図である。 図1Bは、本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する対象となる工程における状態を模式的に示す断面図である。 図1Cは、本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する対象となる工程における状態を模式的に示す断面図である。 図1Dは、本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する対象となる工程における状態を模式的に示す断面図である。 図1Eは、本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する対象となる工程における状態を模式的に示す断面図である。 図1Fは、本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する対象となる工程における状態を模式的に示す断面図である。 図1Gは、本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する対象となる工程における状態を模式的に示す断面図である。 図1Hは、本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する対象となる工程における状態を模式的に示す断面図である。 図2Aは、ダイシングによるチップの分割を説明する各工程における状態を模式的に示す断面図である。 図2Bは、ダイシングによるチップの分割を説明する各工程における状態を模式的に示す断面図である。 図2Cは、ダイシングによるチップの分割を説明する各工程における状態を模式的に示す断面図である。 図2Dは、ダイシングによるチップの分割を説明する各工程における状態を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1A〜図1Hは、本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する対象となる工程における状態を模式的に示す断面図である。
この半導体装置の製造方法は、まず、図1Aに示すように、半導体(例えばInP)からなる基板101の主表面上に配線や複数の素子などから構成された複数の素子領域102を形成する。素子領域102は、1つのチップとなる領域内に形成されている。ここで、各素子領域102には、例えば、複数の素子からなるMMICが形成されている。また、各素子領域102には、高周波用の配線のみが形成されている場合もある。
次いで、図1Bに示すように、基板101の素子領域102が形成されている主表面に、第1接着層103を形成する。例えば、スピンコートやスプレーコートなどの塗布法により、接着剤を塗布して第1接着層103とすればよい。ここで、面内の均一性が10%以下に抑制できる塗布法を用いればよい。
第1接着層103の厚さは、少なくとも素子領域102の形成面における最大凹凸差以上であればよい。例えば、素子領域102に形成されている回路集積のメサ構造や多層配線構造などで5μmの最大高低差がある場合、少なくとも5μm程度の厚さの第1接着層103を形成すればよい。第1接着層103から基板101へ加わる応力を低減するには、第1接着層103を薄くするほどよいが、後の行程における第1接着層103の剥離容易性を考慮すると、最大高低差の3倍〜10倍(この例では15μm〜50μm)程度に形成するのが望ましい。
次に、図1Bに示すように、第1接着層103に第1支持基板104を貼り付ける。これにより、基板101に対して第1接着層103を介して第1支持基板104が貼り付けられた状態となる。例えば、真空圧着により貼り付ければよい。ここで、第1支持基板104は、紫外線やレーザ光などが透過するガラス基板を用いるとよい。また、第1支持基板104は、板厚が300〜1000μm程度であれば、基板支持強度・剥離性ともに良好である。また、第1支持基板104の径は、基板101よりも0.5〜3mm程度大きくすれば、貼り合わせ時の第1接着層103を構成する接着剤などの表面への回り込みが抑制でき、良好な剥離が可能となる。
次に、第1支持基板104の貼り合わせは、例えば、所定の密閉容器内で行い、容器内の圧力(真空度)を5−50Pa程度、貼り合わせ時の印加圧力を10−1000kPa程度とすれば、第1接着層103中にボイドのない、並行度の高い基板支持が可能となる。このことにより、基板101を50μm以下に薄くした場合においても、基板101の平面内の研削ムラや、第1接着層103からの剥離などがなく、良好に基板101を薄層化することができる。
上記の工程ののち、第1接着層103は硬化される。第1接着層103は、例えば、UV硬化型の接着剤から構成されていれば、熱応力のない貼り付けが可能である。また、熱応力が貼り合わせる基板101に対して十分に小さい組み合わせであれば熱硬化型の接着剤から第1接着層103を構成してもよい。上述した各構成により、後工程における基板101の裏面研削やダイシングなどの負荷に耐える基板支持が実現できる。また、後述するように、チップを第1接着層103より分離する際、例えばレーザ光の照射によって剥離可能な構成になっていればよい。
次に、図1Cに示すように、基板101を裏面側より薄層化する(第3工程)。例えば、裏面を研磨することで、基板101を板厚5〜50μm程度まで薄層化する。薄層化は、よく知られた機械的研削法、またはCMP(Chemical Mechanical Polishing)などの化学機械研磨を用いればよいが、第1接着層103による第1支持基板104の接着性が担保されれば、いかなる薄層化方法を用いてもかまわない。このようにして薄層化した後、例えば、よく知られているように、基板101に基板貫通ヴィアを形成し、また、基板101の裏面に裏面配線パターニングを形成するなどの裏面プロセスを実施する。
次に、図1Dに示すように、薄層化された基板101の裏面より基板101をダイシングして複数のチップ105に分割する(第4工程)。例えば、回転しているダイシングブレード151を断裁線(不図示)に沿って相対的に移動させることで、基板101の裏面に切れ込みを入れて複数のチップ105に分割する。ここで、ダイシングにより形成される断裁線の領域の溝121には、表裏面ともに基板101のみが露出されるように、集積回路の多層配線用の層間膜やグランド用裏面金属が配置されている状態とすることが望ましい。
ダイシングブレード151による切り込み量は、基板101の厚さよりも5−20μm程度大きな値を設定する。これより、チップ105のクラックや欠けなどがなく、また、基板101が第1支持基板104により支持された状態でのチップ化が可能となる。上述した切り込み量より少ない条件では、ダイシングブレード151が基板101を貫通しない恐れがある。一方、上述した切り込み量より大きい条件では、ダイシングブレード151が、第1接着層103の接着剤を巻き込むことによってチッピングやクラック発生の原因となるため望ましくない。なお、チップ105の欠けやクラックがなく、良好なチップ105の端面が得られる状態であれば、ステルスダイシングやエッチングダイシングなど、他の切断・分割方法を用いてもよい。
ここで、上述した実施の形態では、基板101をダイシングして複数のチップ105を形成した段階では、薄層化した基板101は、第1支持基板104に支持されている状態であり、面積に比例して大きくなる内部応力が緩和されているため、後の行程におけるハンドリングの観点からも基板101の薄層化にはきわめて有利に働く。
次に、図1Eに示すように、第1支持基板104の上に第1接着層103を介して貼り付けられた状態で分割された複数のチップ105の裏面を、第2接着層106を介して1つの第2支持基板107に貼り付ける(第5工程)。第2接着層106は、アセトン,エタノール,イソプロピルアルコール,メシチレン,トルエン,およびベンゼンなどの有機溶媒に溶解する接着剤から構成すればよい。また、上記有機溶媒に溶解する接着フィルムから構成すればよい。このような第2接着層106により貼り付けた第2支持基板107は、上述した有機溶媒を用いることで、容易に剥離できる。なお、第2支持基板107は、基板101と同程度の径とすればよい。
次に、第1接着層103の接着力を低下させて複数のチップ105(基板101)より分離することで、第1支持基板104を離型する(第6工程)。例えば、第1接着層103がレーザ剥離可能な層から構成されている場合、透明とした第1支持基板104を透過させて第1接着層103に赤外線レーザを照射することなどにより、第1接着層103の接着力を低下させ、チップ105より分離することができる。また、熱可塑性を有している第1接着層103を用いた場合、加熱により第1接着層103を軟化させることで接着力を低下させ、チップ105より分離してもよい。この場合、第1支持基板104が、透光性を備えている必要はない。
以上のことにより、図1Fに示すように、複数のチップ105が、この表面の素子領域102は露出し、裏面が第2接着層106に接着して第2支持基板107に支持された状態となる。この状態で、各チップ105のテスト(検査)を行い(第7工程)、例えば、特性の良好なチップ(KGD:KnownGoodDie)を、配置に応じてマッピングすることができる。このようにテストを行った後、例えば、有機溶剤により第2接着層106を溶解させることなどにより、各チップ105を第2支持基板107より分離し、図1Gに示すように、個々のチップ105を得る。
一般に、ダイシングに用いられるダイシングテープは柔らかい上に、金属製のリングを用いて膜のように張られているため、チップ105のテストを行うテスト装置に適合させることが容易ではない。このため、ダイシングテープを用いる場合、切り出されたチップ105の特性の良否を選別するチップ105テストを実施することが容易ではない。これに対し、上述した実施の形態によれば、例えば、第2支持基板107の径を基板101と同程度としておけば、チップ105のテストを行うテスト装置に容易に適合させることができるようになる。
ここで、第2接着層106は、チップ105の間の溝121の部分で露出しているため、上述したように溶媒を用いる場合、この溝121より溶媒が容易に第2接着層106に作用することができる。このため、第2支持基板107の側に孔などがなくても、容易に第2接着層106を溶解させることができ、容易にチップ105を分離させることができる。
ところで、第2接着層106および第2支持基板107が、導電性を備えているようにしてもよい。例えば、第2接着層106を、導電性の接着剤または導電性フィルムから構成し、また、第2支持基板107を、低抵抗なシリコンや金属などの導電性材料から構成すればよい。第2支持基板107は、この抵抗率が概ね10Ω・m以下であればよい。このようにすることで、各チップ105に形成されている基板貫通ヴィアが基板裏面側で導通が得られている状態となり、基板貫通ヴィアによるMMIC安定効果を含めたチップテストが、チップ105を第2支持基板107で支持した状態で行える。
また、チップ105を第2支持基板107から分離せず、チップテストを行った後、図1Hに示すように、第2接着層106および第2支持基板107をチップ105毎に分割してもよい(第8工程)。例えば、各チップ105が、第2接着層106により第2支持基板107に貼り付けられている状態で、第2支持基板107をダイシングして各チップ105の領域に分割する。
第2接着層106および第2支持基板107が、導電性を備えていれば、チップ105の基板貫通ヴィアは、分割された第2接着層106aおよび第2支持基板107aを通じてグランド電位と同じになる。従って、上述したように、各チップ105が、第2接着層106により第2支持基板107に貼り付けられている状態で分割すれば、基板の部分が薄層化されているチップ105を、分割された第2支持基板107aで支持した状態で、基板貫通ヴィアによる安定化効果を実現したMMICのチップが作製できる。この状態であっても、基板101を薄層化したことによる実効的な共振抑制効果は得られる。
また、共振抑制のためにチップ105の基板部は厚さ5〜20μm程度に薄層化されているが、このような状態では、チップ105の平面視の大きさ(チップサイズ)によっては、個別のチップ105とした後のハンドリングが容易ではない。これに対し、上述したように、第2接着層106aおよび第2支持基板107aと一体に形成されていれば、チップ全体の強度が確保でき、ハンドリングが容易になる。
以上に説明したように、本発明によれば、InPなどの基板の主表面の素子領域の形成面を接着層により支持基板に貼り付け、この状態で、基板の裏面よりダイシングするようにしたので、基板を薄層化してからダイシングしても、ダイシングによる分割時に破損などが抑制できるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、上述では、特に機械的に脆弱な高周波向けInPからなる基板を例に説明したが、極薄化がより進展しつつあるSiやGaAsなどの半導体からなる基板を用いる場合においても、本発明の基板支持によるダイシング方法を行うこととで、同様の効果が得られるようになり、MMIC安定動作化に大きく寄与することができる。
101…基板、102…素子領域、103…第1接着層、104…第1支持基板、105…チップ、106,106a…第2接着層、107,107a…第2支持基板、121…溝、151…ダイシングブレード。

Claims (7)

  1. 半導体からなる基板の主表面上に配線を形成する第1工程と、
    前記基板の前記配線が形成されている主表面に第1接着層を介して第1支持基板を貼り付ける第2工程と、
    前記基板を裏面側より薄層化する第3工程と、
    薄層化された前記基板の裏面より前記基板をダイシングして複数のチップに分割する第4工程と、
    前記第1支持基板の上に前記第1接着層を介して貼り付けられた状態で分割された複数のチップの裏面を第2接着層を介して1つの第2支持基板に貼り付ける第5工程と、
    前記第1接着層を前記複数のチップより分離することで前記第1支持基板を離型する第6工程と
    を少なくとも備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1工程では、前記基板の主表面に前記配線に加えて素子を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1または2記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1接着層は、レーザ照射により剥離可能とされていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第6工程の後で、前記チップの検査を行う第7工程を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項4記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2接着層および前記第2支持基板は、導電性を備えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項5記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第7工程の後で、前記第2接着層および前記第2支持基板を前記チップ毎に分割する第8工程を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2接着層は、有機溶剤を用いることで剥離可能とされていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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