JP2014131100A - 撮像制御装置、撮像制御方法、及びプログラム - Google Patents

撮像制御装置、撮像制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影したい対象物を容易に、かつ確実に撮影可能とする。
【解決手段】撮像装置1は、撮像部11と、該撮像部11を駆動するモータ15と、CPU21とを備えている。撮像部11は、撮像画像を撮像する。CPU21は、撮像部11によって撮像された撮像画像に再生表示装置が写り込んでいるか否かを判断し、再生表示装置が写り込んでいる場合、撮像画像に再生表示装置が含まれないように、モータ15を駆動することにより、撮像部11の撮影方向を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像制御装置、撮像制御方法、及びプログラムに関する。
従来より、撮影者の頭部に装着する頭部装着型の撮像装置が提案されている。頭部装着型の撮像装置では、撮影者が撮像装置を手で把持して構えることなく、視線方向にある画角を撮り込むため、シャッターチャンスを逃すことなく撮影することができる。
このような頭部装着型の撮像装置では、頭部装着型であるが故に撮影された画像の確認が困難であることから、この撮像装置とは別に再生表示装置を用意し、有線、あるいは無線で撮影画像を転送し、表示する技術が考えられている(例えば特許文献1参照)。該特許文献1には、赤外線による無線通信で頭部装着型の撮像装置から再生表示装置に画像を転送して表示する技術が開示されている。
特開2003−179790号公報
しかしながら、上述した従来技術の場合、ライブビュー画像をユーザが確認するためには、顔を再生表示装置の方向に向けなければならない。このため、撮像装置の撮影方向も再生表示装置に向いてしまい、撮影したい被写体ではなく、再生表示装置が表示されてしまうという問題があった。この問題は、録画中も生じるため、ユーザが再生表示装置で録画中の映像を確認する度に、再生表示装置が録画されてしまうという問題があった。さらに、録画した映像には、度々、再生表示装置が写り込んでいるため、このような映像を編集しようとした場合、再生表示装置が写り込んでいる画像の確認とその画像の削除を含む編集作業に非常に手間がかかるという問題がある。
そこで本発明は、撮影したい対象物を容易に、かつ確実に撮影することができる撮像制御装置、撮像制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、撮像画像を取得する取得手段と、この取得手段によって取得された前記撮像画像に特定の装置が含まれているか否かを判断する判断手段と、この判断手段によって前記特定の装置が含まれていると判断されると、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記撮像画像に対する処理を制御する制御手段とを備えること特徴とする。
又、上記目的を達成するため、本発明は、撮像画像を取得するステップと、前記取得された前記撮像画像に特定の装置が含まれているか否かを判断するステップと、前記特定の装置が含まれていると判断されると、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記撮像画像に対する処理を制御するステップとを含むこと特徴とする。
更に上記目的を達成するため、本発明は、コンピュータを、撮像画像を取得する取得手段、この取得手段によって取得された前記撮像画像に特定の装置が含まれているか否かを判断する判断手段、この判断手段によって前記特定の装置が含まれていると判断されると、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記撮像画像に対する処理を制御する制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、撮影したい対象物を容易に、かつ確実に撮影することができるという利点が得られる。
本発明の実施形態による頭部装着型の撮像装置1の構成を示すブロック図である。 本実施形態による再生表示装置2の構成を示すブロック図である。 本実施形態による頭部装着型の撮像装置1、及び再生表示装置2の外観を示す斜視図である。 本実施形態による頭部装着型の撮像装置1の動作(RECモードでの撮像部11の補正動作)を説明するためのフローチャートである。 本実施形態において、ユーザが再生表示端末2を手に持ち、撮影したい被写体を見ている状態を示す模式図である。 本実施形態において、ユーザが再生表示端末2の表示部41を見るために下方を向いた直後の状態を示す模式図である。 本実施形態において、ユーザが再生表示端末2の表示部41を見ている状態を示す模式図である。 本実施形態において、ユーザが視線を撮影したい被写体に戻した状態を示す模式図である。 本実施形態の撮像装置1の動画フレームと、再生表示装置2のLED点滅とを示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による頭部装着型の撮像装置1の構成を示すブロック図である。図1において、頭部装着型の撮像装置1は、通信制御部10、撮像部11、画像処理部14、モータ15、モータドライバ16、加速度センサ17、外部メモリ18、フラッシュメモリ19、SDRAM20、CPU21、キー操作部22、音声制御部23、スピーカ24、マイク25、電源(バッテリ)26、及び電源制御部27を備えている。
通信制御部10は、撮像された画像データを、インターネット上のサーバや、インターネットを介して個人のパーソナルコンピュータなどの情報処理装置などに転送する。また、通信制御部10は、ライブビュー画像や、録画中の画像などを、ピア・トゥ・ピアで撮影者が携帯する再生表示装置2(後述)にも転送できる。撮像部11は、光学レンズ群からなるレンズブロック12と、CCDや、CMOSなどの撮像素子13とを備えている。撮像素子13は、レンズブロック12から入った画像をデジタル信号に変換する。画像処理回路14は、画像データに対して、画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やMotion−JPEG形式又はMPEG形式の圧縮・伸張)を実行する。
モータ15は、CPU21の制御に従って、上記撮像部11を光軸の垂直方向(上下方向)に駆動することで、撮像部11の撮影方向を変える。モータドライバ16は、CPU21の制御に従って、上記モータ15を駆動する。加速度センサ17は、ユーザの頭部の動きに連動する当該頭部装着型の撮像装置1の動き(仰俯角方向:水平軸を回転軸とした上下方向)を検出する。外部メモリ18は、着脱可能な記録媒体であり、撮像部11によって撮像された画像データなどを保存する。フラッシュメモリ19は、撮像部11によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。SDRAM20は、撮像部11によって撮像された後、CPU21に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU21のワーキングメモリとして使用される。
CPU21は、頭部装着型の撮像装置1の各部を制御するワンチップマイコンであり、撮像部11による静止画撮影、動画の録画開始/停止、静止画撮影と動画撮影の切り替えなどを行う。特に、本実施形態では、CPU21は、加速度センサ17の検出結果から、撮影者の頭部の仰俯角方向の動きに連動する当該頭部装着型の撮像装置1の仰俯角方向の移動量(角度)を算出する。前述したように、頭部装着型の撮像装置1を撮影者の頭部に装着して、ライブビュー画像や、録画中の画像などを確認するために、再生表示装置2(後述)を見る場合、撮影者が下を向いてしまうと、再生表示装置2が撮像画角に写り込んで表示されることになる。CPU21は、加速度センサ17から得られる当該頭部装着型の撮像装置1の仰俯角方向の移動量(角度)に基づいて、撮像部11が下方向に向けられたことを検知し、かつ撮像画角に再生表示装置2が写り込んでいる場合には、撮像部11が水平方向を向くように、モータ15によって撮像部11を駆動する。
また、ライブビュー画像や、録画中の画像などの確認後、撮影者が再び水平方向に視線を戻すと、それまで水平方向に向けられていた撮像装置1が上方向を向くことになり、場合によっては空だけが写りこむことになる。そこで、CPU21は、加速度センサ17から得られる当該頭部装着型の撮像装置1の仰俯角方向の移動量(角度)に基づいて、撮像部11が再び水平方向を向くように、モータ15によって撮像部11を下方向に駆動する。
このように、ライブビュー画像や、録画中の画像などを確認するために再生表示装置を見るべく撮影者が下を向いてしまう場合や、ライブビュー画像や、録画中の画像などの確認後、撮影者が再び水平方向に視線を戻す場合でも、撮像部11による撮影方向を駆動制御するようにしたので、再生表示装置が写りこむことなく、また空だけが写りこむようなことを防ぐことができ、撮影したい対象物を容易に撮影することが可能となる。
キー操作部22は、ユーザのタッチ操作に応じて、動作モードや、撮影開始、一時停止、停止などの動作指示などを入力する。音声制御部23は、CPU13の制御に従って、撮像動画再生時の音声(報知音等)をアナログ信号に変換し、スピーカ24から出力する一方、動画撮像時にマイク25によって集音した環境音をデジタル化して取り込む電源(バッテリ)26は、充電式の二次電池である。電源制御部27は、電源(バッテリ)26の出力電圧を安定化し、各部に駆動用電力を供給する。
図2は、本実施形態による再生表示装置2の構成を示すブロック図である。図2において、再生表示装置2は、通信制御部40、表示部41、バックライト42、LED43、キー操作部44、外部メモリ45、フラッシュメモリ46、SDRAM47、CPU48、音声制御部49、スピーカ50、マイク51、電源(バッテリ)52、及び電源制御部53を備えている。
通信制御部40は、撮像装置1から送信されるライブビュー画像や、録画中の画像などを、ピア・トゥ・ピアで受信する。表示部41は、液晶表示器や、有機EL表示器などからなり、各種情報や、上記撮像装置1からのライブビュー画像や、録画中の画像など、あるいは録画後に再生される映像を表示する。バックライト42は、表示部41が透過型の液晶表示器から構成される場合に、液晶表示器の背面から照らし出す光源である。LED43は、CPU48の制御に従って、撮像装置1から送信されるライブビュー画像や、録画中の画像などを表示する間、所定のタイミングで点滅する。具体的には、CPU48は、撮像装置1での動画撮影のフレームレートに同期させてLED43を点滅させる。同期信号は、撮像装置1から再生表示端末2へ無線通信で送信されるか、撮像装置1から送信される、ライブビュー画像や、録画中の画像に含まれていてもよい。本実施形態では、撮像装置1は、撮影映像にLED43の点滅が写り込んでいることを検出することで、当該再生表示装置2が撮影映像に写り込んでいることを検知するようになっている。
キー操作部44は、ユーザ操作に応じて、動作モードや、撮影開始、一時停止、停止などの動作指示などを入力する。外部メモリ45は、着脱可能な記録媒体であり、撮像装置1によって撮像された画像データなどを保存する。フラッシュメモリ46は、撮像装置1によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。SDRAM47は、撮像装置1からの画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU48のワーキングメモリとして使用される。
音声制御部49は、CPU48の制御に従って、撮像動画の音声や、撮像動画再生時の音声(報知音等)をアナログ信号に変換し、スピーカ50から出力する一方、マイク25によって集音した音声をデジタル化して撮像動画に取り込む(アフレコ)。電源(バッテリ)52は、充電式の二次電池である。電源制御部53は、CPU48の制御に従って、電源(バッテリ)52の出力電圧を安定化し、各部に駆動用電力を供給する。
図3(a)、(b)は、本実施形態による頭部装着型の撮像装置1、及び再生表示装置2の外観を示す斜視図である。図3(a)において、頭部装着型の撮像装置1は、ヘッドバンド60、筐体61、筐体62、及び撮像部11で構成される。ユーザは、ヘッドホンを装着するように筐体61と筐体62が耳を覆うように、頭部を挟むように装着する。撮像部11と筐体61とは、水平方向の1軸で接続され、撮像部11の向き(撮影方向)を、筐体61に対して上記回転軸70を中心に仰俯角方向に回転できるように構成されている。撮像部11は、筐体61に内蔵されたモータ15により回転する。
図3(b)において、再生表示装置2は、撮像装置1から送信されるライブビュー画像や、録画中の画像、あるいは再生中の映像を表示部41に表示する。表示部41の下方には、動作指示などを入力するキー操作部44が配設されている。また、筐体上部には、動作中に所定の時間間隔で点滅するLED22が配設されている。したがって、頭部装着型の撮像装置1を装着したユーザが、ライブビュー画像や、録画中の画像を確認するために、頭を下に向け再生表示装置2を見ると、撮像装置1の撮像部11によるライブビュー画像には、再生表示装置2の表示部41のみならず、LED22も写り込むことになる。このため、ライブビュー画像内にLED22の点滅を確認することができれば、ユーザが頭を下に向け再生表示装置2を見ていると判断することができる。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図4は、本実施形態による頭部装着型の撮像装置1の動作(RECモードでの撮像部11の補正動作)を説明するためのフローチャートである。また、図5は、本実施形態において、ユーザが再生表示端末2を手に持ち、撮影したい被写体を見ている状態を示す模式図である。図6は、本実施形態において、ユーザが再生表示端末2の表示部41を見るために下方を向いた直後の状態を示す模式図である。図7は、本実施形態において、ユーザが再生表示端末2の表示部41を見ている状態を示す模式図である。図8は、本実施形態において、ユーザが視線を撮影したい被写体に戻した状態を示す模式図である。なお、以下では、撮像部11による動画撮影動作については周知であるので説明を省略し、撮像部11の撮影方向を補正する補正動作についてのみ説明する。
まず、ユーザは、撮影方向の補正を有効に設定した後、当該頭部装着型の撮像装置1を自身の頭部に装着し、再生表示装置2を手に持ち、撮像装置1のキー操作部22、及び再生表示装置2のキー操作部44を操作して双方の電源を投入すると、撮像装置1のCPU21によって、図4に示す補正動作のルーチンが実行される。また、再生表示装置2では、LED43が所定の周期での点滅を開始する。ユーザは、図5に示すように、撮影したい被写体の方向を見る。このとき、撮像部11の撮影方向80とユーザの視線方向81とは一致している。したがって、再生表示装置2の表示部41には、撮像装置1の撮像部11によって撮影されている映像、すなわち、撮影したい被写体の映像が表示されている。
撮像装置1のCPU21は、まず、加速度センサ17から検出結果を取得する(ステップS10)。次に、CPU21は、加速度センサ17から取得した検出結果に基づいて、撮像装置1が下向きに動いたか否かを判断する(ステップS12)。そして、撮像装置1が下向きに動いていない場合には(ステップS12でNO)、CPU21は、図5に示すように、ユーザが撮影したい被写体の方向を見ていると判断し、ステップS10に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、撮像装置1が下向きに動いた場合には(ステップS12でYES)、CPU21は、図6に示すように、ユーザが撮像装置1の撮像部11で撮影しているライブビュー画像を確認するために顔を下に向けて再生表示装置2を見ていると判断し、撮像部11で撮影しているライブビュー画像を取得する(ステップS14)。このとき、図6に示すように、撮像部11の撮影方向80、及びユーザの視線方向81は、再生表示装置2に向いている。ゆえに、撮像部11のライブビュー画像には、再生表示装置2が写り込んでいる。次に、CPU21は、取得したライブビュー画像に再生表示装置2のLED43の輝点が写り込んでいるか否かをチェックし(ステップS16)、LEDの点滅を確認したか否かを判断する(ステップS18)。なお、上記LED43の輝点のチェック、LED43の点滅の確認の詳細については後述する。
そして、ライブビュー画像に再生表示装置2のLED43の点滅が確認されない場合には(ステップS18でNO)、ユーザは下を向いたものの、再生表示装置2を見ていないと判断し、ステップS14に戻り、ライブビュー画像の取得、LED43の輝点のチェック、LED43の点滅の確認を繰り返す。なお、上述したように、撮像装置1が下向きに動いたことを契機に、再生表示装置2を見ているか否かを判断するのは、常時、ライブビュー画像でLED43の点滅の有無をチェックするのは、CPU21に負担がかかり、無駄が多い処理となるためである。言い換えると、撮像装置1が下向きに動いたことを契機に、LED43の点滅の有無をチェックすることで、効率的に再生表示装置2を見ているか否かを判断することが可能となる。
そして、ライブビュー画像に再生表示装置2のLED43の点滅が確認された場合には(ステップS18でYES)、CPU21は、モータドライバ16を介して、モータ15を駆動し、図7に示すように、下向きに動いた分、撮像部11を上方に回転させ、実質的に略水平に近い状態にする(ステップS20)。このとき、ユーザの視線方向81が再生表示装置2に向いている状態で、撮像部11の撮影方向80は、被写体の方向を向くことになる。したがって、再生表示装置2の表示部41には、撮像装置1の撮像部11によって撮影されている映像、すなわち、撮影したい被写体の映像が表示されている。ユーザは、再生表示装置2の表示部41で被写体の映像を確認することができる。
次に、CPU21は、加速度センサ17から検出結果を取得する(ステップS22)。次に、CPU21は、加速度センサ17から取得した検出結果に基づいて、撮像装置1が上向きに動いたか否かを判断する(ステップS24)。そして、撮像装置1が上向きに動いていない場合には(ステップS24でNO)、CPU21は、ユーザがまだ再生表示装置2を見ている(下方向を向いている)と判断し、ステップS22に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、撮像装置1が上向きに動いた場合には(ステップS24でYES)、CPU21は、図8に示すように、ユーザが再生表示装置2を見るのを止めて、視線方向81を被写体に向けたと判断し、モータドライバ16を介して、モータ15を駆動し、上向きに動いた分、撮像部11を下方に回転させ、実質的に略水平に近い状態にする(ステップS26)。これにより、図8に示すように、撮像部11の撮影方向80は、被写体に向くことになる。その後、ステップS10に戻り、上述した処理を繰り返す。
図9は、本実施形態の撮像装置1の動画フレームと、再生表示装置2のLED点滅とを示すタイムチャートである。図9において、横軸は、時間で、撮像装置1の動画撮影フレームF1、F2、F3、…、F11、…と続く様子を示している。縦軸は、光量である。撮像装置1の撮像素子13は、フレーム毎に、被写体の光の量に応じた露光を行う。また、「撮像素子13の露光時間」は、ユーザが再生表示装置2の表示部42を見ているときの各フレームでの撮像素子13の露光時間を表している。再生表示装置2のLED43は、撮像装置1での撮影フレームに同期して点滅する。これは、撮像装置1で検出しやすいようにするためである。また、同期信号は、撮像装置1から再生表示装置2に無線通信で送信される。
また、「再生表示装置2のLED43の点灯時間」は、再生表示装置2のLED43が動画撮影のフレームに同期して点灯しているときの光量を示している。また、「再生表示装置2の表示部42の表示画面」は、ユーザが再生表示装置2の表示部42を見るために下方に向いた直後(補正前)の各フレームにおける表示部42に表示される画像を示している。すなわち、再生表示装置2の表示部42には、再生表示装置2自体が表示されている。白丸が点灯しているLED43、黒丸が消灯しているLED43を示している。
撮像素子13は、各フレームで「撮像素子13の露光時間」の期間だけ露光している。このため、撮像素子13は、各フレームでLED43の光を「撮像素子13が捉えたLED光の受光量」で示す量だけ受光できる。したがって、図9に示す例では、フレームF2、フレームF6、フレームF10というように、4フレーム毎に、ライブビュー画像(または録画画像)を確認すれば、LED43の点灯を認識することができる。また、フレームF3、フレームF7、フレームF11というように、4フレーム毎にライブビュー画像(または録画画像)を確認すれば、LED43の消灯を認識することができる。このようにすることで、他の光源とLED43の点滅を区別して識別することができる。また、数フレーム毎にLED43の点滅を確認すればよいため、検出のための処理負荷を低減することができる。
なお、上述した実施形態では、再生表示装置2のLED43の点滅の検出処理を、撮像装置1側で行ったが、これに限らず、再生表示装置2側で行ってもよい。この場合、再生表示装置2は、LED43の点滅検出結果を撮像装置1に送信し、撮像装置1は、再生表示装置2から送信されてくるLED43の点滅検出結果に基づいて、撮像部11をモータ15で駆動し、再生表示装置2の写り込みを防止する。
また、上述した実施形態では、撮像装置1と再生表示装置2とは、無線で通信するとしたが、これに限らず、有線で通信するようにしてもよい。また、上述した実施形態では、再生表示装置2が撮像画像に写り込んでいることを、LED43の点滅によって検出したが、LED43に限らず、再生表示装置2を識別可能なマーカーであれば、例えばバーコードや、二次元バーコード(QRコード(登録商標))などであってもよい。
上述した実施形態によれば、ライブビュー画像をユーザが確認するために、顔を再生表示装置2に向けたとき、ライブビュー画像に再生表示装置2自体が写っていることを検知すると、撮像装置1の撮像部11の向きを変更し、撮像部11の撮影方向を撮影したい対象物に向けるようにしたので、頭部装着型の撮像装置1であっても、撮影したい対象物を容易に、かつ確実に撮影することができる。
また、上述した実施形態によれば、再生表示装置2のLED43の点滅の検出処理を、再生表示装置2側で行うようにすることで、撮像装置1側の負荷を軽減することができる。
また、上述した実施形態によれば、撮像部11の撮影方向が変化したことを検出した後、ライブビュー画像に再生表示装置2自体が写っているか否かを判断するようにしたので、頻繁にライブビュー画像をチェックする必要がなく、無駄な処理をなくすことができ、処理の負荷を軽減することができる。
また、上述した実施形態によれば、撮像部11の撮影方向が変化したことを、当該撮像装置1の動きを検出する加速度センサにより検出するようにしたので、容易に撮像部11の撮影方向の変化を検出することができる。
また、上述した実施形態によれば、再生表示装置2に設けられたLED43の点滅が撮像画像に写り込んでいるか否かで、撮像画像に再生表示装置2が写り込んでいるか否かを判断するようにしたので、他の光源とLED43の点滅を区別して識別することができ、検出のための処理負荷を低減することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、撮像画像を取得する取得手段と、この取得手段によって取得された前記撮像画像に特定の装置が含まれているか否かを判断する判断手段と、この判断手段によって前記特定の装置が含まれていると判断されると、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記撮像画像に対する処理を制御する制御手段とを備えること特徴とする撮像制御装置である。
(付記2)
付記2に記載の発明は、前記取得手段は、当該撮像制御装置の外部に用意された撮像手段から前記撮像画像を取得することを特徴とする付記1記載の撮像制御装置である。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記取得手段は、前記撮像画像を撮像する撮像手段であることを特徴とする付記1記載の撮像制御装置である。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記撮像手段による撮影方向が変化したことを検出する検出手段と、前記判断手段は、この検出手段によって撮影方向が変化したことを検出した後に、前記撮像画像に前記特定の装置が含まれているか否かを判断することを特徴とする付記2または3に記載の撮像制御装置である。
(付記5)
付記5に記載の発明は、前記撮像手段の撮像方向を変更する駆動手段を更に備え、前記制御手段は、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記駆動手段を制御して前記撮像手段の撮像方向を変更することを特徴とする付記2乃至4のいずれかに記載の撮像制御装置である。
(付記6)
付記6に記載の発明は、前記検出手段は、当該撮像制御装置の動きを検出する加速度センサであることを特徴とする付記4に記載の撮像制御装置である。
(付記7)
付記7に記載の発明は、前記判断手段は、前記特定の装置に設けられたマーカーが撮像画角に入ったか否かで、前記撮像画像に前記特定の装置が含まれているか否かを判断することを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の撮像制御装置である。
(付記8)
付記8に記載の発明は、撮像画像を取得するステップと、前記取得された前記撮像画像に特定の装置が含まれているか否かを判断するステップと、前記特定の装置が含まれていると判断されると、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記撮像画像に対する処理を制御するステップとを含むこと特徴とする撮像制御方法である。
(付記9)
付記9に記載の発明は、コンピュータを、撮像画像を取得する取得手段、この取得手段によって取得された前記撮像画像に特定の装置が含まれているか否かを判断する判断手段、この判断手段によって前記特定の装置が含まれていると判断されると、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記撮像画像に対する処理を制御する制御手段として機能させることを特徴とするプログラムである。
1 頭部装着型の撮像装置
2 再生表示装置
10 通信制御部
11 撮像部
12 レンズブロック
13 撮像素子
14 画像処理部
15 モータ
16 モータドライバ
17 加速度センサ
18 外部メモリ
19 フラッシュメモリ
20 SDRAM
21 CPU
22 キー操作部
23 音声制御部
24 スピーカ
25 マイク
26 電源(バッテリ)
27 電源制御部
40 通信制御部
41 表示部
42 バックライト
43 LED
44 キー操作部
45 外部メモリ
46 フラッシュメモリ
47 SDRAM
48 CPU
49 音声制御部
50 スピーカ
51 マイク
52 電源(バッテリ)
53 電源制御部

Claims (9)

  1. 撮像画像を取得する取得手段と、
    この取得手段によって取得された前記撮像画像に特定の装置が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段によって前記特定の装置が含まれていると判断されると、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記撮像画像に対する処理を制御する制御手段と
    を備えること特徴とする撮像制御装置。
  2. 前記取得手段は、当該撮像制御装置の外部に用意された撮像手段から前記撮像画像を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像制御装置。
  3. 前記取得手段は、前記撮像画像を撮像する撮像手段である
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像制御装置。
  4. 前記撮像手段による撮影方向が変化したことを検出する検出手段と、
    前記判断手段は、この検出手段によって撮影方向が変化したことを検出した後に、前記撮像画像に前記特定の装置が含まれているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の撮像制御装置。
  5. 前記撮像手段の撮像方向を変更する駆動手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記駆動手段を制御して前記撮像手段の撮像方向を変更する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の撮像制御装置。
  6. 前記検出手段は、当該撮像制御装置の動きを検出する加速度センサである
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像制御装置。
  7. 前記判断手段は、前記特定の装置に設けられたマーカーが撮像画角に入ったか否かで、前記撮像画像に前記特定の装置が含まれているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像制御装置。
  8. 撮像画像を取得するステップと、
    前記取得された前記撮像画像に特定の装置が含まれているか否かを判断するステップと、
    前記特定の装置が含まれていると判断されると、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記撮像画像に対する処理を制御するステップと
    を含むこと特徴とする撮像制御方法。
  9. コンピュータを、
    撮像画像を取得する取得手段、
    この取得手段によって取得された前記撮像画像に特定の装置が含まれているか否かを判断する判断手段、
    この判断手段によって前記特定の装置が含まれていると判断されると、前記特定の装置が前記撮像画像に含まれないように、前記撮像画像に対する処理を制御する制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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