JP2014129694A - 舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリード装置の前方に滞留する合材の滞留量を精度良く一定に保つと共に、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができる舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置を提供する。
【解決手段】スクリューの回転速度を調整する回転速度調整手段32Rと、スクリュー20Rの表面がフィーダ装置出口端からスクリュー20R先端までの範囲内に露出している実露出量を検出するためのCCDカメラ23Rと、CCDカメラ23Rから得られた実露出量と予め設定された基準露出量に基づいてスクリューの露出量が過多か否かを判定するスクリュー露出量判定手段31Rと、スクリュー露出量判定手段31Rでの判定に基づいて回転速度調整手段32Rを制御し、スクリュー20Rの回転速度を制御するコントローラ30と、を備える構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置に関し、特にスクリード装置の前方に滞留する合材の滞留量を精度良く一定に保つために、スクリューの回転を自動調整する舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置に関するものである。
従来、アスファルトフィニッシャ等の道路舗装機械は、ダンプトラック等から投入されたアスファルト合材(以下、「合材」という)を受け入れるホッパ装置と、そのホッパ装置内の合材を所定量ずつ後方に搬送するフィーダ装置と、そのフィーダ装置によって搬送された合材をスクリューによって路面の幅方向へ移送しつつ、路面上に均等に送り出す合材撒出し装置と、路面上に撒き出された合材を敷き固めるスクリード装置等を、自走車両に搭載した構成となっている。
ところで、上述した道路舗装機械の合材撒出し装置では、従来、上記スクリューの回転数を手動で調整することにより、路面上に撒き出される合材量を調整する構造となっているが、この構造であると、操作員が常時目視により上記スクリード装置の前方に滞留する合材の滞留状態を監視しつつ、スクリューの回転速度を手動調整しなければならなかった。このため、操作に熟練を要すると共に、多大な作業労力がかかるという問題点があった。
そこで、スクリード装置の前方に滞留する合材の高さが一定の高さになったことを検出する揺動自在なパドルによってオン/オフされるスイッチを設け、そのスイッチの検出信号に基づいてスクリューの回転をオン/オフ制御するようにしたものなどが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、パドルを用いて合材の高さが一定の高さになる毎に、スクリューの回転を単にオン/オフ制御する上記従来の装置は、滞留する合材の増減量の差が大きくなり過ぎる上、スクリューの回転停止によって路面の幅方向への合材の撒き出しが中断するので、路面の平坦性が損なわれて道路の品質が低下するという問題があった。
そこで、フィーダ装置出口端の中央にセンタセンサを、スクリュー先端にサイドセンサをそれぞれ設け、そのセンタセンサとサイドセンサからスクリード装置の前方に滞留する合材の高さの変化傾向を判断し、スクリューの回転速度を制御するようにした舗装機械におけるスクリュー回転数制御装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−308103号公報。 特許第2635191号公報。
しかしながら、特許文献2記載の発明は、フィーダ装置出口端の中央にセンタセンサを設けるとともに、スクリュー先端にサイドセンサを設け、このセンタセンサとサイドセンサの信号からスクリード装置の前方に滞留する合材の高さの変化傾向を判断するようにしているが、フィーダ装置出口端からスクリュー先端までの全範囲に亘って実際に滞留している合材の量を検出しているものではなく、あくまでも予測であるので、正確さに欠ける。そのため、舗装品質が均一にならないとい問題点があった。
そこで、スクリード装置の前方に滞留する合材の滞留量を精度良く一定に保つと共に、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができる舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、合材をホッパ装置からフィーダ装置で後方に搬送してスクリューの回転で路面の幅方向へ掻き出し、スクリード装置により敷き固める舗装機械において、前記スクリューの回転速度を調整する回転速度調整手段と、前記スクリューの表面が前記フィーダ装置出口端から前記スクリュー先端までの範囲内に露出している実露出量を検出するための実露出量検出手段と、前記実露出量検出手段で検出された実露出量と予め設定された基準露出量に基づいて前記スクリューの露出量が過多か否かを判定するスクリュー露出量判定手段と、前記スクリュー露出量判定手段での前記判定に基づいて前記回転速度調整手段を制御し、該回転速度調整手段により前記スクリューの回転速度を制御するコントローラと、を備えた舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置を提供する。
この構成によれば、実露出量手段は、スクリード装置とスクリューの間に滞留している合材の中に埋もれずに、滞留合材の中から実際にスクリューが露出している実露出量をフィーダ装置出口端からスクリュー先端までの範囲に亘って検出する。一方、スクリュー露出量判定手段は、前記実露出量検出手段から得られた実露出量と予め設定された基準露出量に基づいてスクリューの露出量が過多か否かを判定し、コントローラは、スクリュー露出量判定手段での前記判定に基づいて前記回転速度調整手段を介してスクリューの回転を増速または減速制御する。これにより、スクリューとスクリード装置の間に滞留する合材の量をほぼ一定に保つことができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、上記実露出量検出手段は、上記フィーダ装置出口端から上記スクリュー先端に亘ってモニタリング可能なCCDカメラを備え、該CCDカメラで映し出された上記合材表面からの光の反射と前記スクリュー表面からの光の反射の違いから上記実露出量を検出する、舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置を提供する。
この構成によれば、実露出量検出手段は、スクリューが実際に露出されている露出の状態をCCDカメラで、フィーダ装置出口端からスクリュー先端までの範囲に亘ってモニタリングし、そのCCDカメラで映し出された合材表面からの光の反射とスクリュー表面からの光の反射の違いから実露出量を検出してスクリード装置の前方に滞留する合材の滞留量を容易に知ることができる。
請求項1記載の発明は、スクリューの表面が、敷き均し装置とスクリューの間に滞留している合材で覆われずに露出している実露出量を、フィーダ装置出口端からスクリュー先端までの範囲に亘って検出し、その後、コントローラが、その露出情報に基づいてスクリューの回転速度を増速または減速制御するので、敷き均し装置の前方に滞留する合材の滞留量を常に精度良く、また適正に保つことができる。さらに、路面の幅方向へ合材を均一に送り出すことができるので、舗装品質を均一にすることができる効果が期待できる。
請求項2記載の発明は、CCDカメラにより、フィーダ装置出口端から上記スクリュー先端までの全範囲の状態を映し出し、その映像からスクリューと合材による光の反射の違いを検出して、スクリューが実際に滞留合材の中から露出している実露出量を簡単に、また精度良く知ることができるので、請求項1の発明の効果に加えて、構造の簡略化を図ることができる効果が期待できる。
本発明の一実施形態に係るスクリュー回転数自動制御装置を搭載した道路舗装機械の側面図。 同上道路舗装機械の平面図。 同上道路舗装機械の背面図。 同上道路舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置の構成を示すブロック図。 同上スクリュー回転数自動制御装置の動作説明図。
本発明はスクリード装置の前方に滞留する合材の滞留量を精度良く一定に保つと共に、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができる舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置を提供するという目的を達成するために、合材をホッパ装置からフィーダ装置で後方に搬送してスクリューの回転で路面の幅方向へ掻き出し敷き均し装置により敷き固める舗装機械において、前記スクリューの回転速度を調整する回転速度調整手段と、前記スクリューの表面が前記フィーダ装置出口端から前記スクリュー先端までの範囲内に露出している実露出量を検出するための実露出量検出手段と、前記実露出量検出手段から得られた実露出量と予め設定された基準露出量に基づいて前記スクリューの露出量が過多か否かを判定するスクリュー露出量判定手段と、前記スクリュー露出量判定手段での前記判定に基づいて前記回転速度調整手段を制御し、該回転速度調整手段により前記スクリューの回転速度を制御するコントローラと、を備える構成としたことにより実現した。
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って詳細に説明する。
図1乃至図3は舗装機械の一例としての道路舗装機械であるアスファルトフィニッシャを示すものである。同図において、アスファルトフィニッシャ10は、自走式の車両であり、車体フレーム11の前部には、ダンプトラック等によって投入された合材を受け入れるホッパ装置12が設けられている。該ホッパ装置12は、上方へ向って開閉自在に取り付けられた左右一対のウイング13,13と、これらウイング13,13の開閉角度を調整する油圧駆動機構14等により構成されている。
図2に示すように、前記車体フレーム11の幅方向中央部には、該ホッパ装置12の底部から後方へ延びる左右一対のフィーダ装置15L,15R(Lは、自走車両の走行方向
左側を、またRは右側をそれぞれ意味する。以下、同じ。)が各々設けられ、ホッパ装置12内に投入された合材がフィーダ装置15L,15Rによって後方へ搬送されるように
なっている。
前記車体フレーム11には、ホッパ装置12の下方に左右一対の前車輪16,16が旋
回自在に取り付けられており、これら前車輪16,16は、運転席に設けられたハンドル
17の回転操作に応じて動作する油圧駆動機構によって、その方向が変化し、これにより進行方向を変化させることができるようになっている。また、前記車体フレーム11の後部下方には、左右一対の駆動車輪18,18が取り付けられており、これら駆動車輪18,18は図示せぬ油圧モータと後輪駆動機構とにより回転駆動されるようになっている。
さらに、車体フレーム11の後方には、フィーダ装置15L,15Rによって搬送された合材を路面に送り出す合材撒出し装置19が設けられている。この合材撒出し装置19は、車体フレーム11に昇降自在に支持されてなる左右で一対の伸縮スクリュー20L,
20R(図2では20Rだけを示して、20Lは示していない)と、これら各伸縮スクリュー20L,20Rを駆動する図示せぬ駆動機構等によって構成されている。
そして、フィーダ装置15L,15Rを駆動すると共にスクリュー20L,20Rを回転駆動すると、フィーダ装置15L,15Rによりホッパ装置12内から後方に搬送された
合材が、フィーダ装置15L,15R出口端から伸縮スクリュー20L,20R上に落下し、また伸縮スクリュー20L,20Rの回転により合材を車両の幅方向へ移送しつつ、路
面上に均等に撒き拡げるようになっている。この合材撒出し装置19の後方には、車体フレーム11の左右両側から後方に向けて延出された左右1対のレベリングアーム21L,
21Rを介して該車体フレーム11に装着された左右で一対の伸縮スクリード装置22L,22Rが設けられており、アスファルトフィニッシャ10の走行を伴って路面上に撒き
出された合材を該伸縮スクリード装置22L,22Rで順に敷き固めるようになっている
また、車体フレーム11の後方上部には、左右1対のCCD(固体撮像素子)カメラ23L,23Rが設けられている。該CCDカメラ23L,23Rは、フィーダ装置15L,1
5Rの出口端から左右の伸縮スクリュー20L,20Rの先端までのほぼ全範囲に亘って
、その伸縮スクリュー20L,20Rの状態をモニタリングすることができるようになっ
ている。すなわち、伸縮スクリュー20L,20Rが伸縮する動作に連動して、CCDカ
メラ23L,23Rの画角も変化し、常に上記全範囲を映し出してモニタリングすること
ができるようになっている。図3中に1点鎖線のハッチングを入れて示している符号33で示している部分がそのモニタリングする上記全範囲で、図2中に示すモニタリング範囲33は伸縮スクリュー20Rが途中まで伸縮している動きに合わせて示している。
ところで、このようなアスファルトフィニッシャ10では、フィーダ装置15L,15
Rにより車体フレーム11の後方へ搬送され、かつ回転している伸縮スクリュー20L,
20R上に落下される合材の量と、アスファルトフィニッシャ10の走行を伴って伸縮スクリード装置22L,22Rにより順に敷き均される合材の量との調整が適正に行われな
いと路面の平坦性が損なわれることになるので、伸縮スクリュー20L,20Rと伸縮ス
クリード装置22L,22R前部との間に撒き拡げられる合材の量を調整する必要がある
。本アスファルトフィニッシャでも、その調整手段としてスクリュー回転数自動制御装置を備えている。
図4は、そのスクリュー回転数自動制御装置の構成を示すものである。スクリュー回転数自動制御装置は、制御手段としてのコントローラ30と、実露出量検出手段としての前記CCDカメラ23L,23Rと、そのCCDカメラ23L,23Rで映し出された映像による実露出量と予め設定された基準露出量に基づいて、スクリュー20L,20Rの露出
量が過多か否かを判定するスクリュー露出量判定手段31L,31Rと、前記伸縮スクリ
ュー20L,20Rの回転速度を調整する左右1対の回転速度調整手段32L,32R等により構成されている。
前記コントローラ30は、車両各部の制御を行うものであり、各種演算等を行うCPU(中央処理装置)30aと、CPU30aにおいて用いられるプログラムが記憶されたROM(リードオンリメモリ)及びデータ一時保持用のRAM(ランダムアクセスメモリ)を備えるメモリ30bと、各種データの授受を行うI/O(入出力)インターフェイス30cとからなるマイクロコンピュータによって主に構成されている。
実露出量検出手段としての前記CCDカメラ23L,23Rは、合材表面の反射と伸縮スクリュー20L,20R表面の反射が互いに異なることを利用して実露出量を検出する
ものであり、例えばCCDカメラ23L,23Rの感度設定を伸縮スクリュー20L,20Rの表面からの反射光のみが映し出されるように調整し、この映像情報が前記スクリュー露出量判定手段31L,31Rに出力できるようになっている。したがって、ここでのC
CDカメラ23L,23Rによる実露出量の検出では、伸縮スクリュー20L,20Rと伸縮スクリード装置22L,22R前部との間に撒き拡げられて、この間に滞留する合材の
量が少ないときには、その滞留合材で伸縮スクリュー20L,20Rの表面が覆われてい
る量も少なくなるので、CCDカメラ23L,23Rで映し出される伸縮スクリュー20
L,20Rの面積、すなわち実露出量が大きくなる。反対に、上記滞留する合材の量が多
いときには、その滞留合材で伸縮スクリュー20L,20Rの表面が覆われる量も多くな
るので、CCDカメラ23L,23Rで映し出される伸縮スクリュー20L,20Rの面積、すなわち実露出量が小さくなる。
また、前記スクリュー露出量判定手段31L,31Rでは、このようにしてCCDカメ
ラ23L,23Rの映像から得られた実際の露出量、すなわち実露出量Etが予め設定された基準露出量ESH,ESLの範囲にあるか否かを比較し、基準露出量ESHよりも大きいときには伸縮スクリュー20L,20R先端まで合材が十分に送られていない搬送不足の状態
にあり、基準露出量ESLよりも小さいときには搬送過多の状態にあると判断するようになっている。
次に、このように構成されたスクリュー回転数自動制御装置の一動作例を図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、このスクリュー回転数自動制御装置においては、それぞれ左右のフィーダ装置15L,15R、スクリュー20L,20R、CCDカメラ23L,23R、伸縮スクリュー20L,20R、スクリュー露出量判定手段31L,31
R、及び、左右の回転速度調整手段32L,32Rの各動作は、左側のものと右側のもの
とは同一であるので、この動作例では右側の各部の動作についてのみ説明する。
まず、アスファルトフィニッシャ10の走行と共にフィーダ装置15Rによる合材の搬送が開始されると、伸縮スクリュー20Rが予め決められた基準の回転数で回転を開始する(ステップS1)。そして、フィーダ装置15R出口端から落下されて来る合材を受けて、その合材を伸縮スクリュー20R先端側に搬送しつつ、伸縮スクリード装置22R前部の路面上に落下させて撒き拡げる。また、路面上に撒き広げられた合材は、伸縮スクリード装置22Rにより敷き均され、平滑な舗装面に仕上げられる。
また、フィーダ装置15Rの搬送が開始さると同時に、CCDカメラ23Rでのモニタリングが開始され、その映像がスクリュー露出量判定手段31Rに送られる(ステップS
2)。
スクリュー露出量判定手段31Rでは、CCDカメラ23で得られた実露出量Etが予
め設定された基準露出量ESH,ESLの範囲にあるか否かを比較する。そして、コントローラ30は、スクリュー露出量判定手段31Rの判定を基に、ステップS3で適正露出量を判定し、実露出量Etが基準露出量の範囲内にあるとき、すなわち(ESH>Et>ESL)内
にあるときには、ステップS1に戻って基準の回転数を維持するように制御する。
一方、実露出量Etが基準露出量ESHよりも大きいとき、すなわち(Et>ESH)のときには、搬送不足の状態であると判断し、回転速度調整手段32Rを介して伸縮スクリュー20Rの回転数を増加させる(ステップS4)。これにより、合材が伸縮スクリュー20R先端側に送られる単位時間当たりの量が増え、伸縮スクリュー20Rと伸縮スクリード装置22R前部との間に滞留する合材の量を増やして搬送不足を補う。また、ステップS4からはステップS2に戻り、実露出量Etを監視する。
反対に、実露出量Etが基準露出量ESLよりも小さいとき、すなわち(Et<ESL)のときには搬送過多の状態であると判断し、回転速度調整手段32Rを介して伸縮スクリュー20Rの回転数を下げる(ステップS5)。これにより、合材が伸縮スクリュー20R先端側に送られる単位時間当たりの量が減り、伸縮スクリュー20Rと伸縮スクリード装置22R前部との間に滞留する合材の量を減らし、搬送過多を補正する。また、ステップS5からステップS2に戻り、実露出量Etを監視する。
以上のステップS1〜ステップS5の動作を繰り返すことにより、伸縮スクリード装置22Rの前方に滞留する合材の滞留量を、適正に精度良く保つことができる。これにより、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができ、その結果、舗装品質を均一にすることができる。
なお、上記実施の形態では、伸縮スクリュー20L,20Rの実露出量を検出する実露
出量検出手段として、CCDカメラ23L,23Rを使用した場合について説明したが、
実露出量検出手段はCCDカメラ23L,23Rに限らず、前記フィーダ装置出口端から
前記スクリュー先端までの全範囲に亘って検出するものであれば、他のセンサであっても差し支えないものである。
また、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
以上説明したように、本発明は道路舗装機械に限らず、類似の舗装機械にも応用できる。
10 アスファルトフィニッシャ(舗装機械)
11 車体フレーム
12 ホッパ装置
13 ウイング
14 油圧駆動機構
15L,15R フィーダ装置
16 前車輪
17 ハンドル
18 駆動車輪
19 合材掻き出し装置
20L,20R 伸縮スクリュー
21L,21R レベリングアーム
22L,22R 伸縮スクリード装置
23L,23R CCDカメラ(実露出量検出手段)
30 コントローラ
30a CPU
30b メモリ
30c I/Oインターフェイス
31L,31R スクリュー露出量判定手段
32L,32R 回転速度調整手段
33 モニタリング範囲

Claims (2)

  1. 合材をホッパ装置からフィーダ装置で後方に搬送してスクリューの回転で路面の幅方向へ掻き出し、スクリード装置により敷き固める舗装機械において、
    前記スクリューの回転速度を調整する回転速度調整手段と、
    前記スクリューの表面が前記フィーダ装置出口端から前記スクリュー先端までの範囲内に露出している実露出量を検出するための実露出量検出手段と、
    前記実露出量検出手段から得られた実露出量と予め設定された基準露出量に基づいて前記スクリューの露出量が過多か否かを判定するスクリュー露出量判定手段と、
    前記スクリュー露出量判定手段での前記判定に基づいて前記回転速度調整手段を制御し、該回転速度調整手段により前記スクリューの回転速度を制御するコントローラと、
    を備えたことを特徴とする舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置。
  2. 上記実露出量検出手段は、上記フィーダ装置出口端から上記スクリュー先端に亘ってモニタリング可能なCCDカメラを備え、該CCDカメラで映し出された上記合材表面からの光の反射と前記スクリュー表面からの光の反射の違いから上記実露出量を検出することを特徴とする請求項1記載の舗装機械のスクリュー回転数自動制御装置。
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