JP2014237971A - 舗装機械における合材供給制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクリード装置の前方に滞留する合材の塊等を容易に除去して、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができる舗装機械における合材供給制御装置を提供する。【解決手段】スクリード装置の前方に滞留する合材の高さを検出する合材検出センサ28と、合材検出センサ28の検出結果に基づいて、コンベア16L,16Rの回転・停止を制御するコントローラ30と、合材検出センサ28の検出結果に基づいて停止されたコンベア16L,16Rの停止指令をキャンセルして、コンベア16L,16Rの回転を再開させる信号をコントローラ30に入力する強制排出スイッチ32と、を設けた。【選択図】図4
Description
本発明は、アスファルトフィニッシャ等の舗装機械における合材供給制御装置に関するものである。
従来、舗装材料であるアスファルト合材(以下、単に「合材」という)を舗装面上に、所定の厚さに敷き均すアスファルトフィニッシャ等の舗装機械は、例えば特許文献1で知られている。
特許文献1で知られるように、一般的なアスファルトフィニッシャ等の舗装機械は、ダンプトラック等から投入された合材を受け入れるホッパ装置と、このホッパ装置内の合材をコンベアにより後方に所定量ずつ搬送するフィーダ装置と、このフィーダ装置によって搬送された合材を、回転するスクリューによって路面の幅方向へ掻き出す合材掻き出し装置と、路面上に掻き出された合材を敷き固めるスクリード装置等を、自走車両に搭載した構成となっている。
また、舗装機械で使用される合材は、プラント工場で十分に加熱されて生成され、これがダンプトラックで運搬されて舗装機械のホッパ装置に受け入れられる。ホッパ装置に受け入れられた合材は、コンベアによって後方に所定量ずつ搬送されて、回転しているスクリュー上に供給され、さらにスクリューにより路面の幅方向に掻き出された後、スクリード装置により敷き固められる。
このような舗装機械では、スクリード装置の前側に掻き出された合材量を調整しながら敷き均すようにしないと、路面上に送り出される合材量が路面の幅方向に対して均一とならず、再生された路面の平坦性が損なわれて、路面の品質が低下してしまうという問題が生じる。
そこで、スクリード装置の前方に滞留する合材の高さが一定の高さになったことを検出するために、コンベアの出口後方に、揺動自在に支持されたパドルによってオン/オフされるスイッチを設け、コンベアからスクリューに供給される合材が一定量以上になると、コンベアによる合材の供給を停止させ、また基準以下に減ると再始動する、センサを取り付けている舗装機械も知られている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、上述した舗装機械においては、十分に加熱された合材の供給を受ける。しかし、プラント工場から施工現場までの距離が長く、運搬に時間を要する、あるいは外気温度や天候の影響を受けると、合材の温度が低くなる場合があり、これによって合材が一定以上の大きさの塊となってホッパ装置に投入されることがある。
しかし、合材の塊が混入した場合、塊によりセンサが作動し、コンベアの供給を停止させるが、塊はパドルとスクリューの間に噛み込んでセンサ付近で滞留し続け、コンベアの供給が停止したままになる。この状態が続くと、コンベアからスクリューへの合材の供給が無くなり、施工を停止しなければならなくなる。
このような場合、(1)作業者が合材の塊を突き棒等で切り崩す、(2)センサの停止信号を切るために、センサラインのコネクタを取り外す、と言った対策を取らざるを得なかった。しかしながら、スクリューが回転している所で、上記作業(1)、(2)を行うのは非常に危険を伴うという問題点があった。
そこで、スクリード装置の前方に滞留する合材の塊等を容易に除去して、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができる舗装機械における合材供給制御装置を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、前段のホッパ装置からコンベアによって後方に搬送された合材を、回転するスクリューによって路面の幅方向へ掻き出し、この路面上に掻き出された合材をスクリード装置により敷き固めるようにした舗装機械において、前記スクリード装置の前方に滞留する合材の高さを検出する合材検出センサと、前記合材検出センサの検出結果に基づいて、前記コンベアの回転・停止を制御するコントローラと、前記合材検出センサの検出結果に基づいて停止された前記コンベアの停止指令をキャンセルして、前記コンベアの回転を再開させる信号を前記コントローラに入力する強制排出スイッチと、を設けた舗装機械における合材供給制御装置を提供する。
この構成によれば、合材検出センサによって、スクリード装置の前方に滞留する合材の滞留量が検出され、この滞留量に応じて、コントローラがコンベアの回転・停止を制御し、コンベアにより搬送される合材量を連続的に制御してスクリード装置の前方に滞留する合材量を一定に保つとともに、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができる。また、合材検出センサの検出結果に基づいてコンベアの回転が停止し、これが合材の塊等によって停止したような場合には、強制排出スイッチを操作すると、コントローラはコンベアの停止指令をキャンセルしてコンベアの回転を再開させることができる。そして、コンベアとスクリューの間に滞留した合材の塊は、後から来た合材と共にスクリュー側に送り込まれ、スクリューの螺旋状の羽根により粉砕することが可能となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、前記コントローラは、前記強制排出スイッチからの信号が入力されたら、前記スクリューを一時的に逆転させた後に、コンベアの回転を再開させる信号とスクリューの正転を再開させる信号を出力する、舗装機械における合材供給制御装置を提供する。
この構成によれば、合材の塊等によってコンベアが停止したような場合に、強制排出スイッチを操作すると、コントローラはスクリューを一時的に逆転させる。これによって、スクリューに対して噛み込み状態にある合材の塊を一時的にコンベア側に戻し、噛み込み状態を解いた後でコンベアの回転を再開させる。これにより、合材の塊は、後から来た合材と共にスクリュー側に送り込まれ、スクリューの螺旋状の羽根により簡単に粉砕して合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができる。
本発明によれば、合材検出センサによって、スクリード装置の前方に滞留する合材の滞留量が検出され、この滞留量に応じて、コントローラがコンベアの回転・停止を制御し、コンベアにより搬送される合材量を連続的に制御してスクリード装置の前方に滞留する合材の量を一定に保つようにしたので、スクリード装置の前方に滞留する合材量が一定に保たれるとともに、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができ、この結果、再生された路面の平坦化が図られ、道路の品質が向上するという効果が得られる。
また、合材検出センサの検出結果に基づいてコンベアの回転が停止し、これが合材の塊等によって停止したような場合には、強制排出スイッチを操作すると、コントローラはコンベアの停止指令をキャンセルしてコンベアの回転を再開させることができ、そしてコンベアとスクリューの間に滞留した合材の塊は、後から来た合材と共にスクリュー側に送り込まれてスクリューの羽根により粉砕することが可能となるので、合材の塊があっても、その塊をスムーズに処理することができる。この結果、従来の舗装機械で必要としていた、(1)作業者が合材の塊を突き棒等で切り崩す、(2)センサの停止信号を切るために、センサラインのコネクタを取り外す、と言った煩わしく、また危険な作業を無くすことができるので、作業性と安全性が向上するという効果が得られる。
本発明は、スクリード装置の前方に滞留する合材の塊等を容易に除去して、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができる舗装機械における合材供給制御装置を提供するという目的を達成するために、前段のホッパ装置からコンベアによって後方に搬送された合材を、回転するスクリューによって路面の幅方向へ掻き出し、この路面上に掻き出された合材をスクリード装置により敷き固めるようにした舗装機械において、前記スクリード装置の前方に滞留する合材の高さを検出する合材検出センサと、前記合材検出センサの検出結果に基づいて、前記コンベアの回転・停止を制御するコントローラと、前記合材検出センサの検出結果に基づいて停止された前記コンベアの停止指令をキャンセルして、前記コンベアの回転を再開させる信号を前記コントローラに入力する強制排出スイッチと、を設けたことにより実現した。
以下、本発明の実施形態による舗装機械における合材供給制御装置をアスファルトフィニッシャに適用した場合を例に挙げ、図面を参照しながら好適な実施例について詳細に説明する。
図1及び図2は本発明に係る合材供給制御装置を適用した舗装機械としてのアスファルトフィニッシャを示すものであり、図1はその平面図、図2は側面図である。以下の説明において、図2の左右方向左側を装置の前後方向前方、右側を後方とし、また上下方向を上下、紙面に垂直な方向を左右として説明する。また、図2中の矢印Dはアスファルトフィニッシャの進行方向を示す。
図1及び図2において、アスファルトフィニッシャ11は、自走式の車両であり、舗装機本体12の前段部分(前部)には、ダンプトラック等によって投入されたアスファルト合材等の舗装用材料である合材を受け入れるホッパ装置13が設けられている。該ホッパ装置13は、上方へ向って開閉自在に取り付けられた左右一対のウイング14L,14R(Lは、自走車両の走行方向左側を、またRは右側をそれぞれ意味する。以下、同じ。)と、これらウイング14L,14Rの開閉角度を調整する油圧駆動機構15(図2参照)等により構成されている。
図2に示すように、前記舗装機本体12の幅方向中央部には、該ホッパ装置13の底部から後方へ延びる左右一対のコンベア16L,16Rを有するフィーダ装置17が設けられ、ホッパ装置13内に投入された合材がコンベア16L,16Rによって後方へ搬送されるようになっている。
前記舗装機本体12には、ホッパ装置13の下方に左右一対の前車輪18,18が旋回自在に取り付けられており、これら前車輪18,18は、運転席に設けられたハンドル19の回転操作に応じて動作する油圧駆動機構(図示せず)によって、その方向が変化し、これにより進行方向を変化させることができるようになっている。また、前記舗装機本体12の後部下方には、左右一対の後車輪としての駆動車輪20,20が取り付けられており、これら駆動車輪20,20は図示しない油圧モータと後輪駆動機構とにより回転駆動されるようになっている。
さらに、図2及び図3に示すように、舗装機本体12の後方には、コンベア16L,16Rによって舗装機本体12の後部に搬送された合材を路面の幅方向に掻き出す(送り出す)、合材撒出し装置21が設けられている。この合材掻き出し装置21は、外周に螺旋状の羽根22a(以下、「螺旋羽根22a」という)を各々設けたスクリュー22L,22Rと、これらのスクリュー22L,22Rを回転駆動する図5に示すスクリュー駆動機構23等により構成されている。
そして、合材掻き出し装置21のスクリュー22L,22Rは、コンベア16L,16Rによりホッパ装置12内から後方に搬送された合材が排出される位置に設けられており、合材がスクリュー22L,22R上に排出されると、そのスクリュー22L,22Rの回転により、合材を車両の幅方向へ移送しつつ、路面上に均等に撒き拡げるようになっている。
その合材撒出し装置21の後方には、舗装機本体12の左右両側から後方に向けて延出された左右1対のレベリングアーム24を介して、該舗装機本体12に装着された左右で一対のスクリード装置25,25が設けられており、舗装機本体12の走行を伴って路面上に撒き出された合材を、該スクリード装置25で順に敷き固めるようになっている。
また、図2及び図3、図4に示すように、舗装機本体12の後方には、コンベア16L,16Rの排出口後方に対応して、舗装機本体12に前後方向揺動自在に支持されたパドル26と、そのパドル26の揺動によりオン/オフされるリミットスイッチ27と、を備える合材検出センサ28が各々設けられている。
その合材検出センサ28は、図7に示すようにスクリード装置25の前方に滞留する合材の滞留Aの量を検出するものであり、パドル26は合材の滞留Aの量に応じて、その合材により位置Iから位置II、位置IIIへと順に押し上げられて揺動変位する。
なお、図7に示すパドル26の位置Iは初期位置であり、位置IIから位置IIIまでの揺動範囲はコンベア駆動許容領域、位置IIIはコンベア停止位置となっている。すなわち、合材の滞留Aの量が少なく、合材がパドル26に接触していない時にはパドル26は位置Iに配置され、このときリミットスイッチ27はオフ(またはオン)になっている。そして、合材の滞留Aの量が増加して合材がパドル26に接触すると、パドル26が合材により押し上げられて、位置Iから位置II、位置IIIに向かって順に揺動される。そして、パドル26が位置IIIに到達するまでの間、リミットスイッチ27はオフ(またはオン)を継続し、パドル26が、位置IIIに到達するとオフからオン(またはオンからオフ)に切り替わるように設定されている。
また、滞留Aの量が減少して行くと、パドル26は位置IIIから位置II、位置Iに向かって順に揺動され、パドル26が位置IIIから位置II側に外れると、リミットスイッチ27が再びオンからオフ(またはオフからオン)に切り替わるように設定されている。なお、図7の(a)は滞留Aが増加して行くときの状態、(b)は滞留Aが減少して行くときの状態を示している。
図5は、アスファルトフィニッシャ11における制御系の要部構造、すなわち合材供給制御装置の一構成例を概略的に示すブロック図である。合材供給制御装置は、制御手段としてのコントローラ30と、前記合材検出センサ28と、前記スクリュー22L,22Rを駆動させるための前記スクリュー駆動機構23と、前記コンベア16L,16Rを駆動させるためのコンベア駆動機構31と、強制排出スイッチ32等により構成されている。
前記コントローラ30は、アスファルトフィニッシャ11の全体の制御を行うものであり、各種演算等を行うCPU(中央処理装置)30aと、CPU30aにおいて用いられるプログラムが記憶されたROM(リードオンリメモリ)及びデータ一時保持用のRAM(ランダムアクセスメモリ)を備えるメモリ30bと、各種データの授受を行うI/O(入出力)インターフェイス30cとからなるマイクロコンピュータによって主に構成されている。
前記スクリュー駆動機構23は、スクリュー22L,22Rの回転を正逆両方向に駆動できるようになっている。また、前記強制排出スイッチ32は、合材検出センサ28の検出結果をキャンセルさせる信号をコントローラ30に入力できるようになっている。
次に、このように構成されたアスファルトフィニッシャ11における合材供給動作の一例を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、コントローラ30の制御の下で、アスファルトフィニッシャ11の走行駆動が開始されると、これと同時にフィーダ装置17のコンベア駆動機構31が動作され、コンベア16L,16Rによる合材の搬送が開始される。また、同時にスクリュー駆動機構23が動作されてスクリュー22L,22Rが回転を開始する(ステップS1)。
そして、コンベア16L,16Rの出口端から落下されて来る合材をスクリュー22L,22Rが受け、その合材を螺旋羽根22aによりスクリュー22L,22R先端側に各々搬送しつつ、スクリード装置25前部の路面上に落下させて撒き拡げる。また、路面上に撒き広げられた合材は、スクリード装置25により敷き均され、平滑な舗装面に仕上げられる。
また、合材検出センサ28では、スクリード装置25の前方に滞留する合材の量を常に検出しており、滞留Aの量が多くなってパドル26が位置IIIに配置されると、リミットスイッチ27がオフからオン(またはオンからオフ)になり、この信号がコントローラ30に入力される(ステップS2)。
前記コントローラ30は、リミットスイッチ27がオフからオン(またはオンからオフ)になった信号を合材検出センサ28から受け取ると、スクリュー22L,22Rは回転させたままの状態で、コンベア駆動機構31を介してコンベア16L,16Rの回転を停止させ、スクリード装置25の前方に滞留する合材の量を減少させる(ステップS3)。また、コンベア16L,16Rの回転が停止されるとスクリード装置25の前方に滞留する合材の量が減る。その滞留Aが減り、リミットスイッチ27が再びオンからオフ(またはオフからオン)になった信号を合材検出センサ28からコントローラ30が受け取ると、コントローラ30はコンベア駆動機構31に再稼働指令の信号を送り、コンベア16L,16Rの回転を再び開始させる。これにより、スクリード装置25の前方に滞留する合材の量が略一定となるように調整制御する。以上は、通常の制御である。
ところで、プラント工場から施工現場までの距離が長く、合材を運搬して来るまでに時間を要し、合材が一定以上の大きさの塊となってダンプトラックからホッパ装置に投入された場合、コンベア16L,16Rで搬送されて来る合材の中には、塊が混入しているようなことがある。そして、合材の塊が混入しているような場合は、例えば図8に示すように、スクリード装置25の前方に滞留する合材が無くても、その塊Bによってパドル26が(a)に示すように押され、(b)に示すように位置IIIに配置されてしまう場合がある。このような場合も、リミットスイッチ27がオフからオン(またはオンからオフ)になり、この信号がコントローラ30に入力されて、コンベア16L,16Rの回転が停止する。このような場合、作業者はこの塊Bによってコンベア16L,16Rの回転が停止したことを確認し、運転席等に設けられている強制排出スイッチ32を押し、コントローラ30に信号を入力する。
また、強制排出スイッチ32からの信号がコントローラ30に入力されると、コントローラ30は、ステップS4でこれを認識し、ステップS4からステップS6の処理に移行する。そして、スクリュー駆動機構23に指令信号を送ってスクリュー22L,22Rを所定時間逆転動作させた後、正転動作に戻すと共に、ステップS7でコンベア駆動機構31に再稼働指令の信号を送り、コンベア16L,16Rの停止指令を強制的にキャンセルしてステップS1に戻る。ステップS1では、コンベア16L,16Rの回転を再び開始させる。なお、スクリュー22L,22Rを所定時間逆転動作させる理由は、スクリュー22L,22Rの螺旋羽根22aに喰い込んだ合材の塊Bの食い込み力を弱めるためである。したがって、逆転動作させる時間は、スクリュー22L,22Rの螺旋羽根22aに喰い込んだ合材の塊Bの食い込み力を弱めるのに要する短い時間でよい。
また、強制排出スイッチ32の操作でコンベア16L,16Rの回転及びスクリュー22L,22Rの正回転が再び開始されると、コンベア16L,16Rとスクリュー22L,22Rの間に滞留した合材の塊Bは、後から来た合材と共にスクリュー22L,22R側に送り込まれ、スクリュー22L,22Rの螺旋羽根22aにより粉砕されて路面の幅方向に送り出される。
したがって、このように構成された本発明のアスファルト舗装機械における合材供給装置によれば、合材検出センサ28によって、スクリード装置25の前方に滞留する合材の量を検出し、この滞留量に応じて、コントローラ30がコンベア16L,16Rの回転・停止を制御し、コンベア16L,16Rにより搬送される合材の量を連続的に調整制御してスクリード装置25の前方に滞留する合材の量を一定に保つので、スクリード装置25の前方に滞留する合材の量が一定に保たれるとともに、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことができる。この結果、再生された路面の平坦化が図られ、道路の品質が向上するという効果が得られる。
また、合材検出センサ28の検出結果に基づいてコンベア16L,16Rの回転が停止し、これが合材の塊B等によって停止したような場合には、強制排出スイッチ32を操作すると、コントローラ30はコンベア16L,16Rの停止指令をキャンセルしてコンベア16L,16Rの回転を再開させることができ、そしてコンベア16L,16Rとスクリュー22L,22Rの間に滞留した合材の塊Bは、後から来た合材と共にスクリュー22L,22R側に送り込まれてスクリュー22L,22Rの螺旋羽根22aにより粉砕することが可能となるので、合材の塊Bがあっても、その塊Bをスムーズに処理することができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明は、アスファルトフィニッシャ以外の舗装機械にも応用できる。
11 アスファルトフィニッシャ
12 舗装機本体(走行車体)
13 ホッパ装置
13 走行車体(舗装機本体)
14L,14R ウイング
15 油圧駆動機構
16L,16R コンベア
17 フィーダ装置
18 前輪
19 ハンドル
20 駆動車輪
21 合材掻き出し装置
22L,22R スクリュー
22a 螺旋羽根
23 スクリュー駆動機構
24 レベリングアーム
25 スクリード装置
26 パドル
27 リミットスイッチ
28 合材検出センサ
30 コントローラ
30a CPU(中央処理装置)
30b メモリ
30c インターフェィス
31 コンベア駆動機構
32 強制排出スイッチ
A 合材の滞留
B 合材の塊
D 進行方向
12 舗装機本体(走行車体)
13 ホッパ装置
13 走行車体(舗装機本体)
14L,14R ウイング
15 油圧駆動機構
16L,16R コンベア
17 フィーダ装置
18 前輪
19 ハンドル
20 駆動車輪
21 合材掻き出し装置
22L,22R スクリュー
22a 螺旋羽根
23 スクリュー駆動機構
24 レベリングアーム
25 スクリード装置
26 パドル
27 リミットスイッチ
28 合材検出センサ
30 コントローラ
30a CPU(中央処理装置)
30b メモリ
30c インターフェィス
31 コンベア駆動機構
32 強制排出スイッチ
A 合材の滞留
B 合材の塊
D 進行方向
Claims (2)
- 前段のホッパ装置からコンベアによって後方に搬送された合材を、回転するスクリューによって路面の幅方向へ掻き出し、この路面上に掻き出された合材をスクリード装置により敷き固めるようにした舗装機械において、
前記スクリード装置の前方に滞留する合材の高さを検出する合材検出センサと、
前記合材検出センサの検出結果に基づいて、前記コンベアの回転・停止を制御するコントローラと、
前記合材検出センサの検出結果に基づいて停止された前記コンベアの停止指令をキャンセルして、前記コンベアの回転を再開させる信号を前記コントローラに入力する強制排出スイッチと、
を設けたことを特徴とする舗装機械における合材供給制御装置。 - 前記コントローラは、前記強制排出スイッチからの信号が入力されたら、前記スクリューを一時的に逆転させた後に、コンベアの回転を再開させる信号とスクリューの正転を再開させる信号を出力することを特徴とする請求項1記載の舗装機械における合材供給制御装置。
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CN105040560A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-11-11 | 陈建军 | 四履带滑模摊铺机底盘 |
CN110576534A (zh) * | 2019-09-02 | 2019-12-17 | 北京机科国创轻量化科学研究院有限公司 | 一种坯料到位检测装置 |
JP2021156070A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 住友建機株式会社 | アスファルトフィニッシャ |
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2013
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