JP2014126275A - 冷凍装置の熱源ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、接続部材を接続する際に作業性を向上可能な弁を提供することを目的とする。
【解決手段】室内ユニット12と接続された室外ユニット13は、側面膨出部53と、閉鎖弁20とを備える。側面膨出部53は、鉛直面に沿うケース側壁部412に形成されており、ケース側壁部412から外側に膨出する。閉鎖弁20は、室内ユニット12から延びる連絡配管14が接続される第4円筒部24及び固定部25を有し、第4円筒部24の中心軸C2が鉛直面に対して傾斜することにより、第4円筒部24の先端にいくほど鉛直面から離れるように固定部25を介して側面膨出部53に固定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、冷凍装置の熱源ユニットに関する。
特許文献1(特開平10−9717号公報)には、経路の開閉を行うための弁が開示されている。特許文献1の弁では、弁体が挿入される弁通路と、第1通路と、第2通路と、第3通路とが内部において連通している。各通路は、弁通路と第3通路とが同一軸上に、第1通路と第2通路とが同一軸上に、各軸が十字に交差するように配置されている。また、弁通路の同一軸上に続く第3通路の先端部には固定部が設けられており、弁は固定部を介して相手側部材の被固定面に固定され得る。
通常、相手側部材の被固定面は鉛直方向に沿って立設されており、特許文献1の弁が固定部を介して相手側部材の被固定面に固定されると、第1通路及び第2通路は相手側部材の被固定面に沿うように配置される。そのため、第1通路及び第2通路の先端に他の接続部材を接続する際に、鉛直方向に沿った相手側部材の被固定面に沿うように作業を行う必要があり作業性が悪い。
そこで、本発明の目的は、接続部材を接続する際に作業性を向上可能な弁を提供することを目的とする。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の熱源ユニットは、利用ユニットと接続された冷凍装置の熱源ユニットであって、側面膨出部と、閉鎖弁とを備える。側面膨出部は、鉛直面に沿うケーシングの側面部に形成されており、側面部から外側に膨出する。閉鎖弁は、利用ユニットから延びる連絡配管が接続される円筒状接続部及び固定部を有し、円筒状接続部の中心軸が鉛直面に対して傾斜することにより、円筒状接続部の先端にいくほど鉛直面から離れるように固定部を介して側面膨出部に固定される。
これにより、円筒状接続部に連絡配管を接続する際にケーシングの鉛直面から離れて作業が可能であり、ケーシングの鉛直面が接続の邪魔になりにくい。そのため、接続時の作業性を向上させることができる。
本発明の第2観点に係る冷凍装置の熱源ユニットは、第1観点に係る冷凍装置の熱源ユニットにおいて、閉鎖弁の固定部は、側面膨出部に面する固定面を有している。円筒状接続部の中心軸は固定面に対して傾斜を有している。
これにより、円筒状接続部とケーシングの鉛直面との間にスペースを確保でき、円筒状接続部と連絡配管との接続時の作業性を向上させることができる。
本発明の第3観点に係る冷凍装置の熱源ユニットは、第1観点に係る冷凍装置の熱源ユニットにおいて、閉鎖弁の固定部は、側面膨出部に面する固定面を有している。側面膨出部は、固定面に面する被固定面を有している。円筒状接続部の中心軸は固定面に対して平行であり、被固定面は鉛直面に対して傾斜を有している。
これにより、円筒状接続部とケーシングの鉛直面との間にスペースを確保でき、円筒状接続部と連絡配管との接続時の作業性を向上させることができる。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の熱源ユニットでは、接続時の作業性を向上させることができる。
本発明の第2観点及び第3観点のいずれかに係る冷凍装置の熱源ユニットでは、円筒状接続部とケーシングの鉛直面との間にスペースを確保でき、円筒状接続部と連絡配管との接続時の作業性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る空気調和装置100の外観図。 ケース側壁部412及び閉鎖弁カバー16を取り外した室外ユニット13の斜視図。 閉鎖弁取付板50の外観図。 第1の構成の閉鎖弁20が側面膨出部53に取り付けられた状態を示す斜視図。 図4の矢印方向からみた場合の第1の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の正面図。 図4のI切断面で切断した場合の第1の構成の閉鎖弁20の断面図。 第2の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の正面図。 図7のI−I切断面で切断した場合の第2の構成の閉鎖弁20の断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<実施形態>
(1)全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和装置100の外観図である。図1の空気調和装置100は、室内の壁面等に取り付けられている室内ユニット12と、室外に設置されている室外ユニット13とに分かれて構成されており、室内の冷房運転や暖房運転等を行うことができる。
室内ユニット12の内部には、室内熱交換器(図示せず)等が収納され、室外ユニット13の内部には室外熱交換器(図示せず)や圧縮機(図示せず)等が収納されている。そして、室内ユニット12の室内熱交換器及び室外ユニット13の室外熱交換器は、連絡配管14を介して接続されている。なお、連絡配管14には、ガス冷媒用閉鎖弁20aに取り付けられるガス冷媒用連絡配管14aと、液冷媒用閉鎖弁20bに取り付けられる液冷媒用連絡配管14bとが含まれる(図2参照)。
(2)室外ユニットの構成
次に、本実施形態に係る室外ユニット13の構成について図2を用いて説明する。図2は、ケース側壁部412及び閉鎖弁カバー16を取り外した室外ユニット13の斜視図である。室外ユニット13は、内部に室外熱交換器(図示せず)、圧縮機(図示せず)、室外ファン(図示せず)及び電装品ユニット45等を備えており、それらを取り囲むようにケーシング41及び閉鎖弁カバー16を備えている。また、室外ユニット13には、閉鎖弁20を取り付けるための閉鎖弁取付板50が備えられている。以下に、ケーシング41、閉鎖弁カバー16及び閉鎖弁取付板50について説明する。尚、以下の説明においては、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」等の方向を示す表現を適宜用いているが、これらは、室外ユニット13が図1に示すように室外に取り付けられ、通常使用される状態での各方向を表す。
(2−1)ケーシング41
ケーシング41は、略直方体の形状を有しており、板金及び樹脂によって形成されている。ケーシング41は、図2に示すように、ケース本体411と、ケース側壁部412とを有する。ケーシング41の内部は、仕切板により機械室と送風室とに分割されている。機械室には、圧縮機や電装品ユニット45が設置され、送風室には、室外熱交換機や室外ファンが設置されている。
ケース本体411は、ケーシング41内部に設置された圧縮機や室外熱交換機を覆う部材であって、図2に示すように、送風口411aと吸気口(図示せず)とが形成されている。室外ユニット13の外部から吸気口を介してケース本体411内部に吸い込まれた空気は、送風口411aに送られる。尚、送風口411a及び吸気口は、共にケーシング41の送風室側部分に設けられている。ケース側壁部412は、ケース本体411の機械室側に配置されており、ほぼ平らな形状を有しており、ケーシング41の底部に対して鉛直方向に沿って配置されている。ケース側壁部412には、電装品ユニット45に接続された各種配線、及び閉鎖弁20を介して室外熱交換器に接続された連絡配管14を露出するための開口413,414が形成されている。つまり、開口413は、ケース側壁部412のうち、電装品ユニット45近傍に設けられており、開口414は、ケース側壁部412のうち、閉鎖弁20(ガス冷媒用閉鎖弁20a、液冷媒用閉鎖弁20b)近傍に設けられている。閉鎖弁20については後述する。
(2−2)閉鎖弁カバー16
閉鎖弁カバー16は、開口413,414を覆うようにして取り付けられるカバーである。閉鎖弁20がケーシング41の開口414から突出するため、開口414に対応する部分が突出するように形成されている。
(2−3)閉鎖弁取付板50
閉鎖弁取付板50について図2、図3を用いて説明する。図3は閉鎖弁取付板50の外観図である。閉鎖弁取付板50は、側面部51と側面膨出部53とを有する。側面部51は、閉鎖弁取付板50がケーシング41に取り付けられた状態において、ケーシング41のケース側壁部412の鉛直面に概ね沿った平板状に形成されている。また、側面部51はケース側壁部412の鉛直面に沿って縦長に形成されている。
側面膨出部53は、側面部51の概ね中央部において、側面部51から外側に突出するように形成されている。側面膨出部53は、その頂部において閉鎖弁20が取り付けられる被固定面53aを有している。また、側面膨出部53は、側面部51を底部として被固定面53aに向かってその断面の幅が狭まる台形状に形成されている。被固定面53aは、閉鎖弁取付板50がケーシング41に取り付けられた状態において、ケース側壁部412の鉛直面に概ね沿った平板状に形成されている。被固定面53aには、ガス冷媒用閉鎖弁20aを被固定面53aに取り付けるための取付孔52a−1、52a−2と、液冷媒用閉鎖弁20bを被固定面53aに取り付けるための取付孔52b−1、52b−2と、が設けられている。
また、側面部51の縦長の辺の一方から側面膨出部53の被固定面53aにかけて、切欠部55a、55bが形成されている。切欠部55a、55bはそれぞれ、ガス冷媒用閉鎖弁20a及び液冷媒用閉鎖弁20bを被固定面53aに導入するための導入部である。
側面部51の下部には凹所57a−1、57a−2及びネジ孔57bが形成されている。閉鎖弁取付板50は、凹所57a−1、57a−2がケーシング41の底部に嵌合するように取り付けられ、ネジ孔57bを貫通するネジによりケーシング41の底部に固定される。
(3)閉鎖弁
次に、閉鎖弁20の形状について、図4〜図7を用いてガス冷媒用閉鎖弁20aを例に挙げて説明する。以下、本実施形態の閉鎖弁20の形状は、ガス冷媒用閉鎖弁20a及び液冷媒用閉鎖弁20bの両方に適用可能であるが、以下ではガス冷媒用閉鎖弁20aを例に挙げて説明する。なお、以下において特記しない限りガス冷媒用閉鎖弁20aを閉鎖弁20と称して説明する。
閉鎖弁20は図2、図3等に示すように閉鎖弁取付板50の側面膨出部53に取り付けられる。図4等に示すように、閉鎖弁20は、第1円筒部21、第2円筒部22を有する円筒状本体と、円筒状本体に対して分岐するように設けられている第4円筒部24等の円筒状接続部とを有している。円筒状本体の底部には、突出固定部25a及び突出固定部25bを有する固定部25が設けられており、閉鎖弁20は突出固定部25a及び突出固定部25bを介して側面膨出部53に取り付けられる。ここで、図2に示すように、閉鎖弁取付板50がケーシング41に取り付けられた状態において、側面膨出部53の被固定面53aはケース側壁部412の鉛直面に概ね沿っている。よって、閉鎖弁20が閉鎖弁取付板50に取り付けられると、第4円筒部24等の円筒状接続部は側面膨出部53に隣接して延在する。円筒状接続部には他の接続部材を接続可能であるが、円筒状接続部と他の接続部材との接続の際に側面膨出部53の被固定面53aに沿うように作業を行う必要があり作業性が悪い。そこで、本実施形態では、閉鎖弁20に接続部材を接続する際に作業性を向上可能な構成を提供する。その構成として、円筒状本体の中心軸C1を側面膨出部53の被固定面53aに対して傾斜するように構成する第1の構成(図4〜図6)と、側面膨出部53の被固定面53aをケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜させ、その被固定面53aに閉鎖弁20を取り付ける第2の構成(図7〜図8)と、が挙げられる。
以下に第1の構成及び第2の構成についてそれぞれ説明する。
(3−1)第1の構成
(a)第1の構成の外観構成
まず、第1の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の外観構成について、図4〜図6を用いて以下に説明する。図4は第1の構成の閉鎖弁20が側面膨出部53に取り付けられた状態を示す斜視図である。図5は、図4の矢印方向からみた場合の第1の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の正面図である。図6は図4のI切断面で切断した場合の第1の構成の閉鎖弁20の断面図である。
第1の構成の閉鎖弁20は、第1円筒部21、第2円筒部22、第3円筒部23、第4円筒部24を有している。また、第1円筒部21の先端には弁蓋70が、第3円筒部23の先端にはバルブコアキャップ85が、第4円筒部24の先端にはフレアナットなどのナット88が取り付けられている。第4円筒部24の先端に連絡配管14等の他の接続部材が接続される場合には、ナット88は取り外される。第1〜第4円筒部21〜24は、内部に貫通孔が設けられた概ね円筒形状をそれぞれ有しており、互いに貫通孔の内周面が連続するように一端が接続されている。第1円筒部21及び第2円筒部22はその中心軸C1が概ね同一軸状に位置しており、第1円筒部21及び第2円筒部22により円筒状本体を構成している。第3円筒部23及び第4円筒部24はその中心軸C2が概ね同一軸状に位置しており、中心軸C1と中心軸C2とは概ね直交する。
第2円筒部22の底部には、第2円筒部22に連続する固定部25が設けられている。固定部25は、第2円筒部22に対して突出する突出固定部25a及び突出固定部25bを有する。突出固定部25aと突出固定部25bとは、第2円筒部22の外側面に対して対称となる位置に設けられている。突出固定部25aには締結孔25a−1が設けられており、突出固定部25bにも同様に締結孔25b−1が設けられている。突出固定部25a、25bの締結孔25a−1、25b−1と、閉鎖弁取付板50の取付孔52a−1、52a−2(図3参照)とにネジが挿入され、ネジ止めされることにより閉鎖弁20が閉鎖弁取付板50に取り付けられる。よって、閉鎖弁20の突出固定部25a、25bの固定面25cと、側面膨出部53の被固定面53aとが互いに面するように固定されている。
第1の構成の閉鎖弁20では、突出固定部25a、25bが第2円筒部22に対して斜めに取り付けられている。なお、突出固定部25a、25bの厚みは一定である。突出固定部25a、25bを側面膨出部53の被固定面53aに取り付けると、第1円筒部21及び第2円筒部22からなる円筒状本体は、側面膨出部53の被固定面53aに対して中心軸C1が傾斜する。より具体的には、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C1は、被固定面53aに直交する仮想の中心軸C53aに対して傾斜する。ここで、突出固定部25a、25bの固定面25cと側面膨出部53の被固定面53aとは同一面にある。よって、突出固定部25a、25bの固定面25cと交差する中心軸C53aが、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C1に対して傾斜するように突出固定部25a、25bが第2円筒部22の外側面に取り付けられていると言える。
ここで、連絡配管14が接続される第4円筒部24は、第1円筒部21及び第2円筒部22に対して概ね90°の角度を有して延在している。そのため、第4円筒部24の先端は側面膨出部53の被固定面53aから離れるように中心軸C2が被固定面53aに対して傾斜する。ここで、側面膨出部53の被固定面53aは、側面部51の平面に概ね沿っており、ひいてはケース側壁部412の鉛直面に概ね沿っている。よって、第4円筒部24の中心軸C2は、ケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜を有している。これにより、第4円筒部24の先端がケース側壁部412の鉛直面から離れるように傾斜し、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保できる。そのため、第4円筒部24に連絡配管14を接続する際にケース側壁部412の鉛直面から離れて作業が可能であり、ケース側壁部412の鉛直面が接続の邪魔になりにくい。結果として、接続時の作業性を向上させることができる。
(b)第1の構成の断面構成
次に第1の構成の閉鎖弁20の断面構成について主に図6を用いて説明する。
第1の構成の閉鎖弁20は、本体部80、弁体82、弁蓋70、バルブコア84、バルブコアキャップ85及び図示しないナットを備える。本体部80は、第1円筒部21、第2円筒部22、第3円筒部23、第4円筒部24を有する。各円筒部21〜24は、内部に貫通孔が設けられた略円筒形状をそれぞれ有しており、互いに貫通孔の内周面が連続するように一端が接続されている。第1円筒部21の他端には、弁体82を移動させるためのレンチが挿入される操作ポート115が設けられている。第2円筒部22の他端には、室外機内の内部配管が接続される第2接続ポート112が設けられている。第3円筒部23の他端には、真空ポンプ(図示せず)からのホースなどが接続されるサービスポート114が設けられている。第4円筒部24の他端には、連絡配管14等が接続される第4接続ポート111が設けられている。
また、第2円筒部22の他端には、閉鎖弁20を側面膨出部53に固定するための固定部25が連続して形成されている。固定部25は突出固定部25a、25bを有しており、突出固定部25a、25bは、図6に示すように第2円筒部22の外側面に対して斜めに取り付けられている。よって、突出固定部25a、25bを側面膨出部53の被固定面53aに取り付けると、第4円筒部24の先端は側面膨出部53の被固定面53aから離れるように中心軸C2が被固定面53aに対して傾斜し、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保できる。これにより、第4円筒部24に連絡配管14を接続する際の作業性を向上させることができる。
また、第4円筒部24の直径D1は第3円筒部23の直径D2よりも大きい(D1>D2)。よって、第4円筒部24に連絡配管14等の他の接続部材を接続する際に側面膨出部53の被固定面53a及びケース側壁部412の鉛直面が邪魔になりやすい。しかし、上記の通り、第4円筒部24は、先端に行くほど被固定面53a及びケース側壁部412の鉛直面から離れるため、第4円筒部24の先端とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースが確保され、ケース側壁部412の鉛直面が接続の邪魔になりにくい。一方、第3円筒部23の直径は比較的小さいため第3円筒部23に他の接続部材を接続する際に被固定面53a及びケース側壁部412の鉛直面は邪魔になりにくい。特に、第1の構成の閉鎖弁20では、第4円筒部24及び第3円筒部23の中心軸C2が同一軸状にあり、かつ、第4円筒部24の先端が側面膨出部53の被固定面53a及びケース側壁部412に対して離れるように傾斜している。よって、第3円筒部23の先端は被固定面53aに対して近づくように傾斜している。しかし、第3円筒部23の直径は比較的小さいため、第3円筒部23と被固定面53a及びケース側壁部412との間に或る程度のスペースを確保でき、第3円筒部23に別の接続部材を接続する際に被固定面53a及びケース側壁部412は邪魔になりにくい。
円筒状本体を構成する第1円筒部21及び第2円筒部22は、それらの中心軸C1が同一軸上にあり、直線状に並んで配置されている。第3円筒部23及び第4円筒部24は、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C2に対して概ね90°の角度を成している。
第4円筒部24の内部には、第1冷媒流路95aが設けられており、第2円筒部22の内部には第2冷媒流路95bが設けられている。また、第3円筒部23の内部には、バルブコア通路93が設けられており、第1円筒部21の内部には、弁通路94が設けられている。第1冷媒流路95a、第2冷媒流路95b、バルブコア通路93および弁通路94は、中間流路95cを中心にして4方に放射状に配置されており、中間流路95cに連通している。また、第1冷媒流路95aとバルブコア通路93とは中間流路95cを挟んで同軸に配置され、第2冷媒流路95bと弁通路94とは中間流路95cを挟んで同軸に配置されている。このため、冷媒流路95は、途中で90度に屈曲したL字型の形状となっている。バルブコア通路93は、第2冷媒流路95bに対して概ね90°の角度を有して配置されている。
なお、バルブコア通路93はバルブコア84によって閉塞され、弁通路94は弁体82によって閉塞されるため、第1冷媒流路95a、中間流路95cおよび第2冷媒流路95bは冷媒が流れる冷媒流路95を形成している。以下、第2冷媒流路95bと弁通路94とを通る軸に平行な方向のうち弁通路94から第2冷媒流路95bへ向かう方向を第1方向(図6の矢印A1参照)と呼び、第2冷媒流路95bから弁通路94へ向かう方向を第2方向(図6の矢印A1と逆方向)と呼ぶこととする。中間流路95cと第2冷媒流路95bとの境界には、弁体82の先端が当接・離反する弁座81が設けられており、弁座81は、第2方向へ向けて拡径するテーパ形状を有している。
弁体82は、略円柱状の形状を有しており、第1円筒部21の弁通路94に軸方向に移動可能に配置されている。弁体82の先端は、中間流路95cに面しており、第1方向に向けて縮径するテーパ形状を有している。また、弁体82の後端には6角レンチが挿入される6角穴(図示せず)が形成されており、6角レンチと共に弁体82を回転させることによって弁体82を軸方向に移動させることができる。
図6に示すように冷媒流路95が開かれた開状態においては、弁体82の先端は、弁通路94から中間流路95cへと僅かに突出している。この状態においては、弁体82の先端と第2冷媒流路95bとの間は開かれており、中間流路95cは開放されている。一方、冷媒流路95が閉じられた閉状態においては、弁体82の先端は弁座81に当接している。この状態においては、弁体82の先端と第2冷媒流路95bとの間は隙間無く閉じられており、中間流路95cは閉塞されている。閉鎖弁20を閉じる場合には、弁体82を第1方向に移動させることによって、弁体82の先端と弁座81とを当接させて、第1冷媒流路95aと第2冷媒流路95bとの間を遮断する。また、閉鎖弁20を開く場合には、弁体82を第2方向に移動させることによって、その先端を弁座81から離反させて、第1冷媒流路95aと第2冷媒流路95bとを連通させる。なお、弁体82の外周には環状の溝82aが形成されており、溝82aにはオーリング83が外嵌されている。これにより、弁通路94の内周面と弁体82の外周面との間がシールされ、外部に冷媒が漏れないようにされている。
弁蓋70は、通常時には第1円筒部21の他端に取り付けられており、操作ポート115を塞ぐ。閉鎖弁20の開閉が行われる場合には、第1円筒部21の他端から取り外される。なお、弁蓋70と本体部80と間は、シール部材によりシールされている。
バルブコア84はバルブコア通路93に挿入されており、バルブコア通路93を塞ぐ。バルブコア84に真空ポンプからのホースが接続されると、バルブコア84が開き、サービスポート114および第4接続ポート111を介して第4接続ポート111に接続された連絡配管14内の真空引きが行われる。
バルブコアキャップ85は、通常時は第3円筒部23の他端に取り付けられており、サービスポート114を塞ぐ。バルブコアキャップ85は、連絡配管14内の真空引きを行う場合には第3円筒部23の他端から取り外される。なお、バルブコアキャップ85の内周のネジ118と第3円筒部23の内周のネジ117との間はシールされている。
図示しないナットは、第4接続ポート111の外周に形成されたネジ116と螺合するネジを内周に有し、第4接続ポート111と連絡配管14とを接続する。
(3−2)第2の構成
(a)第2の構成の外観構成
次に、第2の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の外観構成について、図7、図8を用いて以下に説明する。図7は、第2の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の正面図である。図8は図7のI−I切断面で切断した場合の第2の構成の閉鎖弁20の断面図である。
第2の構成の閉鎖弁20では、第1〜第4円筒部21〜24が内部に貫通孔が設けられた概ね円筒形状をそれぞれ有しており、互いに貫通孔の内周面が連続するように一端が接続されている。第1円筒部21及び第2円筒部22はその中心軸C1が概ね同一軸状に位置しており、第1円筒部21及び第2円筒部22により円筒状本体を構成している。第3円筒部23及び第4円筒部24はその中心軸C2が概ね同一軸状に位置しており、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C1と概ね直交する。なお、第1円筒部21の先端には弁蓋70が、第3円筒部23の先端にはバルブコアキャップ85が、第4円筒部24の先端にはフレアナットなどのナット88が取り付けられている。第4円筒部24の先端に連絡配管14等の他の接続部材が接続される場合には、ナット88は取り外される。
第2円筒部22の底部には、第2円筒部22に連続する固定部25が設けられている。固定部25は、第1の構成の閉鎖弁20と同様に突出固定部25a及び突出固定部25bを有する。第2の構成の閉鎖弁20では、突出固定部25a、25bが第2円筒部22に対して概ね直交するように取り付けられている。なお、突出固定部25a、25bの厚みは一定である。つまり、突出固定部25a、25bの固定面25cと、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C1とが概ね直交する。
第2の構成の側面膨出部53の被固定面53aは、側面部51の鉛直面に対して傾斜を有しており、それ故にケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜を有している。つまり、図7中の側面部51の鉛直面に対して、側面膨出部53の一方の高さH1が他方の高さH2よりも大きい(H1>H2)。このように傾斜した被固定面53aに、高さH1側に第4円筒部24を、高さH2側に第3円筒部23を配置して、閉鎖弁20の突出固定部25a及び突出固定部25bを側面膨出部53の被固定面53aに取り付ける。この場合、第4円筒部24の中心軸C2が側面部51の鉛直面に対して傾斜し、第4円筒部24の先端にいくほど側面部51の鉛直面に対して離れるように傾斜する。よって、第4円筒部24と側面部51の鉛直面との間、つまり、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保できる。そのため、第4円筒部24に連絡配管14を接続する際にケース側壁部412の鉛直面から離れて作業が可能であり、ケース側壁部412の鉛直面が接続の邪魔になりにくい。結果として、接続時の作業性を向上させることができる。
(b)第2の構成の断面構成
次に第2の構成の断面構成について、主に図8を用いて説明する。第2の構成の閉鎖弁20は、第1の構成の閉鎖弁20と比較して固定部25の構成が異なるのみである。つまり、突出固定部25a、25bの固定面25cは、第3円筒部23及び第4円筒部24に沿う方向、つまりの中心軸C2(図7参照)に沿う方向に形成されている。その他の構成については第1の構成の閉鎖弁20と同様であるので説明を省略する。
その他の構成については、第1の構成の閉鎖弁20と同様であるので説明を省略する。
(4)特徴
(4−1)
室内ユニット12と接続された室外ユニット13は、側面膨出部53と、閉鎖弁20とを備える。側面膨出部53は、鉛直面に沿うケース側壁部412に形成されており、ケース側壁部412から外側に膨出する。閉鎖弁20は、室内ユニット12から延びる連絡配管14が接続される第4円筒部24及び固定部25を有し、第4円筒部24の中心軸C2が鉛直面に対して傾斜することにより、第4円筒部24の先端にいくほど鉛直面から離れるように固定部25を介して側面膨出部53に固定される。
上記の場合、閉鎖弁20が側面膨出部53に固定されている状態において、連絡配管14が接続される第4円筒部24の中心軸が、室外ユニット13のケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜を有している。つまり、第4円筒部24の先端がケース側壁部412の鉛直面から離れるように傾斜しており、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保できる。よって、第4円筒部24に連絡配管14を接続する際にケース側壁部412の鉛直面から離れて作業が可能であり、ケース側壁部412の鉛直面が接続の邪魔になりにくい。そのため、接続時の作業性を向上させることができる。
(4−2)
閉鎖弁20の固定部25は、側面膨出部53に面する固定面25cを有している。第4円筒部24の中心軸C2は固定面25cに対して傾斜を有している。よって、閉鎖弁20の固定面25cをケーシング41の側面膨出部53に固定した場合に第4円筒部24の中心軸がケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜する。第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保し、接続時の作業性を向上させることができる。
(4−3)
閉鎖弁20の固定部25は、側面膨出部53に面する固定面25cを有している。側面膨出部53は、固定面25cに面する被固定面53aを有している。第4円筒部24の中心軸は固定面25cに対して平行であり、被固定面53aは鉛直面に対して傾斜を有している。
上述の場合、第4円筒部24の中心軸C2は閉鎖弁20の固定面25cに対して平行であるが、固定面25cが固定される側面膨出部53の被固定面53aはケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜をなしている。よって、閉鎖弁20の固定面25cをケーシング41の側面膨出部53の被固定面53aに固定した場合に第4円筒部24の中心軸がケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜する。これにより、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保でき、第4円筒部24と連絡配管14との接続時の作業性を向上させることができる。
(5)変形例
(5−1)変形例1A
上記実施形態では3つの冷媒流路を有するガス冷媒用閉鎖弁20aを例に説明したが、本発明は2つの冷媒流路を有する液冷媒用閉鎖弁20bについても適用可能である。液冷媒用閉鎖弁20bは、ガス冷媒用閉鎖弁20aとは異なり、サービスポート114が設けられる第3円筒部23を有していない。
液冷媒用閉鎖弁20bに第1の構成を適用した場合には、第1円筒部21及び第2円筒部22からなる円筒状本体は、側面膨出部53の被固定面53aに対して中心軸C1が傾斜している。このとき、図5、図6に示すように突出固定部25a、25bが第2円筒部22に対して斜めに取り付けられており、それ故に連絡配管14等が接続される第4接続ポート111側の第4円筒部24の先端は側面膨出部53の被固定面53aから離れるように中心軸C2が傾斜する。
液冷媒用閉鎖弁20bに第2の構成を適用した場合には、図7に示すように傾斜した被固定面53aに、高さH1側に第4円筒部24を配置して、液冷媒用閉鎖弁20bの固定部25を側面膨出部53の被固定面53aに取り付ける。この場合、第4円筒部24の中心軸C2が側面部51の鉛直面、つまりケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜し、第4円筒部24の先端にいくほどケース側壁部412の鉛直面の鉛直面から離れるように傾斜する。
以上より、液冷媒用閉鎖弁20bにおいても本実施形態のガス冷媒用閉鎖弁20aと同様の効果を得ることができる。
(5−2)変形例1B
上記実施形態では、閉鎖弁取付板50がケーシング41に取り付けられた状態において、側面部51及び側面膨出部53は縦長に形成されている。しかし、閉鎖弁取付板50の形状は限定されず、例えば側面部51及び側面膨出部53はガス冷媒用閉鎖弁20a、液冷媒用閉鎖弁20bの位置に応じて横長に形成されていてもよい。
(5−3)変形例1C
上記実施形態では第4円筒部24に連絡配管14が接続される際に、第4円筒部24の先端とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保する構成を開示した。しかし、第4円筒部24には連絡配管14以外の接続部材が接続されてもよい。この場合にも、第4円筒部24の先端とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保することで、第4円筒部24に他の接続部材を接続する際の作業性を向上できる。
本発明は、空気調和機の閉鎖弁に適用可能である。
14 連絡配管
20 閉鎖弁
20a ガス冷媒用閉鎖弁
20b 液冷媒用閉鎖弁
21 第1円筒部
22 第2円筒部
23 第3円筒部
24 第4円筒部
25 固定部
25a 突出固定部
25b 突出固定部
25c 固定面
30 接続部材
41 ケーシング
50 閉鎖弁取付板
51 側面部
53 側面膨出部
53a 被固定面
70 弁蓋
80 本体部
81 弁座
82 弁体
84 バルブコア
85 バルブコアキャップ
93 バルブコア通路
94 弁通路
95 冷媒流路
95a 第1冷媒流路
95b 第2冷媒流路
95c 中間流路
111 第4接続ポート
112 第2接続ポート
115 操作ポート
411 ケース本体
412 ケース側壁部
特開平10−9717号公報
本発明は、冷凍装置の熱源ユニットに関する。
特許文献1(特開平10−9717号公報)には、経路の開閉を行うための弁が開示されている。特許文献1の弁では、弁体が挿入される弁通路と、第1通路と、第2通路と、第3通路とが内部において連通している。各通路は、弁通路と第3通路とが同一軸上に、第1通路と第2通路とが同一軸上に、各軸が十字に交差するように配置されている。また、弁通路の同一軸上に続く第3通路の先端部には固定部が設けられており、弁は固定部を介して相手側部材の被固定面に固定され得る。
通常、相手側部材の被固定面は鉛直方向に沿って立設されており、特許文献1の弁が固定部を介して相手側部材の被固定面に固定されると、第1通路及び第2通路は相手側部材の被固定面に沿うように配置される。そのため、第1通路及び第2通路の先端に他の接続部材を接続する際に、鉛直方向に沿った相手側部材の被固定面に沿うように作業を行う必要があり作業性が悪い。
そこで、本発明の目的は、接続部材を接続する際に作業性を向上可能な弁を提供することを目的とする。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の熱源ユニットは、利用ユニットと接続された冷凍装置の熱源ユニットであって、側面膨出部と、閉鎖弁とを備える。側面膨出部は、鉛直面に沿うケーシングの側面部に形成されており、側面部から外側に膨出する。閉鎖弁は、利用ユニットから延びる連絡配管が接続される円筒状接続部及び固定部を有し、円筒状接続部の中心軸が鉛直面に対して傾斜することにより、円筒状接続部の先端にいくほど鉛直面から離れるように固定部を介して側面膨出部に固定される。
閉鎖弁の固定部は、側面膨出部に面する固定面を有している。側面膨出部は、固定面に面し、鉛直面に沿った被固定面を有している。円筒状接続部の中心軸は固定面に対して傾斜を有している。
これにより、円筒状接続部に連絡配管を接続する際にケーシングの鉛直面から離れて作業が可能であり、ケーシングの鉛直面が接続の邪魔になりにくい。そのため、接続時の作業性を向上させることができる。
また、円筒状接続部とケーシングの鉛直面との間にスペースを確保でき、円筒状接続部と連絡配管との接続時の作業性を向上させることができる
本発明の第2観点に係る冷凍装置の熱源ユニットは、利用ユニットと接続された冷凍装置の熱源ユニットであって、側面膨出部と、閉鎖弁とを備える。側面膨出部は、鉛直面に沿うケーシングの側面部に形成されており、側面部から外側に膨出する。閉鎖弁は、利用ユニットから延びる連絡配管が接続される円筒状接続部及び固定部を有し、円筒状接続部の中心軸が鉛直面に対して傾斜することにより、円筒状接続部の先端にいくほど鉛直面から離れるように固定部を介して側面膨出部に固定される。閉鎖弁の固定部は、側面膨出部に面する固定面を有している。側面膨出部は、固定面に面する被固定面を有している。円筒状接続部の中心軸は固定面に対して平行であり、被固定面は、側面膨出部の一方の高さH1が、他方の高さH2よりも大きくなるように、鉛直面に対して傾斜を有している。
これにより、円筒状接続部とケーシングの鉛直面との間にスペースを確保でき、円筒状接続部と連絡配管との接続時の作業性を向上させることができる。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の熱源ユニットでは、接続時の作業性を向上させることができる。
本発明の第2観点に係る冷凍装置の熱源ユニットでは、円筒状接続部とケーシングの鉛直面との間にスペースを確保でき、円筒状接続部と連絡配管との接続時の作業性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る空気調和装置100の外観図。 ケース側壁部412及び閉鎖弁カバー16を取り外した室外ユニット13の斜視図。 閉鎖弁取付板50の外観図。 第1の構成の閉鎖弁20が側面膨出部53に取り付けられた状態を示す斜視図。 図4の矢印方向からみた場合の第1の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の正面図。 図4のI切断面で切断した場合の第1の構成の閉鎖弁20の断面図。 第2の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の正面図。 図7のI−I切断面で切断した場合の第2の構成の閉鎖弁20の断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<実施形態>
(1)全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和装置100の外観図である。図1の空気調和装置100は、室内の壁面等に取り付けられている室内ユニット12と、室外に設置されている室外ユニット13とに分かれて構成されており、室内の冷房運転や暖房運転等を行うことができる。
室内ユニット12の内部には、室内熱交換器(図示せず)等が収納され、室外ユニット13の内部には室外熱交換器(図示せず)や圧縮機(図示せず)等が収納されている。そして、室内ユニット12の室内熱交換器及び室外ユニット13の室外熱交換器は、連絡配管14を介して接続されている。なお、連絡配管14には、ガス冷媒用閉鎖弁20aに取り付けられるガス冷媒用連絡配管14aと、液冷媒用閉鎖弁20bに取り付けられる液冷媒用連絡配管14bとが含まれる(図2参照)。
(2)室外ユニットの構成
次に、本実施形態に係る室外ユニット13の構成について図2を用いて説明する。図2は、ケース側壁部412及び閉鎖弁カバー16を取り外した室外ユニット13の斜視図である。室外ユニット13は、内部に室外熱交換器(図示せず)、圧縮機(図示せず)、室外ファン(図示せず)及び電装品ユニット45等を備えており、それらを取り囲むようにケーシング41及び閉鎖弁カバー16を備えている。また、室外ユニット13には、閉鎖弁20を取り付けるための閉鎖弁取付板50が備えられている。以下に、ケーシング41、閉鎖弁カバー16及び閉鎖弁取付板50について説明する。尚、以下の説明においては、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」等の方向を示す表現を適宜用いているが、これらは、室外ユニット13が図1に示すように室外に取り付けられ、通常使用される状態での各方向を表す。
(2−1)ケーシング41
ケーシング41は、略直方体の形状を有しており、板金及び樹脂によって形成されている。ケーシング41は、図2に示すように、ケース本体411と、ケース側壁部412とを有する。ケーシング41の内部は、仕切板により機械室と送風室とに分割されている。機械室には、圧縮機や電装品ユニット45が設置され、送風室には、室外熱交換機や室外ファンが設置されている。
ケース本体411は、ケーシング41内部に設置された圧縮機や室外熱交換機を覆う部材であって、図2に示すように、送風口411aと吸気口(図示せず)とが形成されている。室外ユニット13の外部から吸気口を介してケース本体411内部に吸い込まれた空気は、送風口411aに送られる。尚、送風口411a及び吸気口は、共にケーシング41の送風室側部分に設けられている。ケース側壁部412は、ケース本体411の機械室側に配置されており、ほぼ平らな形状を有しており、ケーシング41の底部に対して鉛直方向に沿って配置されている。ケース側壁部412には、電装品ユニット45に接続された各種配線、及び閉鎖弁20を介して室外熱交換器に接続された連絡配管14を露出するための開口413,414が形成されている。つまり、開口413は、ケース側壁部412のうち、電装品ユニット45近傍に設けられており、開口414は、ケース側壁部412のうち、閉鎖弁20(ガス冷媒用閉鎖弁20a、液冷媒用閉鎖弁20b)近傍に設けられている。閉鎖弁20については後述する。
(2−2)閉鎖弁カバー16
閉鎖弁カバー16は、開口413,414を覆うようにして取り付けられるカバーである。閉鎖弁20がケーシング41の開口414から突出するため、開口414に対応する部分が突出するように形成されている。
(2−3)閉鎖弁取付板50
閉鎖弁取付板50について図2、図3を用いて説明する。図3は閉鎖弁取付板50の外観図である。閉鎖弁取付板50は、側面部51と側面膨出部53とを有する。側面部51は、閉鎖弁取付板50がケーシング41に取り付けられた状態において、ケーシング41のケース側壁部412の鉛直面に概ね沿った平板状に形成されている。また、側面部51はケース側壁部412の鉛直面に沿って縦長に形成されている。
側面膨出部53は、側面部51の概ね中央部において、側面部51から外側に突出するように形成されている。側面膨出部53は、その頂部において閉鎖弁20が取り付けられる被固定面53aを有している。また、側面膨出部53は、側面部51を底部として被固定面53aに向かってその断面の幅が狭まる台形状に形成されている。被固定面53aは、閉鎖弁取付板50がケーシング41に取り付けられた状態において、ケース側壁部412の鉛直面に概ね沿った平板状に形成されている。被固定面53aには、ガス冷媒用閉鎖弁20aを被固定面53aに取り付けるための取付孔52a−1、52a−2と、液冷媒用閉鎖弁20bを被固定面53aに取り付けるための取付孔52b−1、52b−2と、が設けられている。
また、側面部51の縦長の辺の一方から側面膨出部53の被固定面53aにかけて、切欠部55a、55bが形成されている。切欠部55a、55bはそれぞれ、ガス冷媒用閉鎖弁20a及び液冷媒用閉鎖弁20bを被固定面53aに導入するための導入部である。
側面部51の下部には凹所57a−1、57a−2及びネジ孔57bが形成されている。閉鎖弁取付板50は、凹所57a−1、57a−2がケーシング41の底部に嵌合するように取り付けられ、ネジ孔57bを貫通するネジによりケーシング41の底部に固定される。
(3)閉鎖弁
次に、閉鎖弁20の形状について、図4〜図7を用いてガス冷媒用閉鎖弁20aを例に挙げて説明する。以下、本実施形態の閉鎖弁20の形状は、ガス冷媒用閉鎖弁20a及び液冷媒用閉鎖弁20bの両方に適用可能であるが、以下ではガス冷媒用閉鎖弁20aを例に挙げて説明する。なお、以下において特記しない限りガス冷媒用閉鎖弁20aを閉鎖弁20と称して説明する。
閉鎖弁20は図2、図3等に示すように閉鎖弁取付板50の側面膨出部53に取り付けられる。図4等に示すように、閉鎖弁20は、第1円筒部21、第2円筒部22を有する円筒状本体と、円筒状本体に対して分岐するように設けられている第4円筒部24等の円筒状接続部とを有している。円筒状本体の底部には、突出固定部25a及び突出固定部25bを有する固定部25が設けられており、閉鎖弁20は突出固定部25a及び突出固定部25bを介して側面膨出部53に取り付けられる。ここで、図2に示すように、閉鎖弁取付板50がケーシング41に取り付けられた状態において、側面膨出部53の被固定面53aはケース側壁部412の鉛直面に概ね沿っている。よって、閉鎖弁20が閉鎖弁取付板50に取り付けられると、第4円筒部24等の円筒状接続部は側面膨出部53に隣接して延在する。円筒状接続部には他の接続部材を接続可能であるが、円筒状接続部と他の接続部材との接続の際に側面膨出部53の被固定面53aに沿うように作業を行う必要があり作業性が悪い。そこで、本実施形態では、閉鎖弁20に接続部材を接続する際に作業性を向上可能な構成を提供する。その構成として、円筒状本体の中心軸C1を側面膨出部53の被固定面53aに対して傾斜するように構成する第1の構成(図4〜図6)と、側面膨出部53の被固定面53aをケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜させ、その被固定面53aに閉鎖弁20を取り付ける第2の構成(図7〜図8)と、が挙げられる。
以下に第1の構成及び第2の構成についてそれぞれ説明する。
(3−1)第1の構成
(a)第1の構成の外観構成
まず、第1の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の外観構成について、図4〜図6を用いて以下に説明する。図4は第1の構成の閉鎖弁20が側面膨出部53に取り付けられた状態を示す斜視図である。図5は、図4の矢印方向からみた場合の第1の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の正面図である。図6は図4のI切断面で切断した場合の第1の構成の閉鎖弁20の断面図である。
第1の構成の閉鎖弁20は、第1円筒部21、第2円筒部22、第3円筒部23、第4円筒部24を有している。また、第1円筒部21の先端には弁蓋70が、第3円筒部23の先端にはバルブコアキャップ85が、第4円筒部24の先端にはフレアナットなどのナット88が取り付けられている。第4円筒部24の先端に連絡配管14等の他の接続部材が接続される場合には、ナット88は取り外される。第1〜第4円筒部21〜24は、内部に貫通孔が設けられた概ね円筒形状をそれぞれ有しており、互いに貫通孔の内周面が連続するように一端が接続されている。第1円筒部21及び第2円筒部22はその中心軸C1が概ね同一軸状に位置しており、第1円筒部21及び第2円筒部22により円筒状本体を構成している。第3円筒部23及び第4円筒部24はその中心軸C2が概ね同一軸状に位置しており、中心軸C1と中心軸C2とは概ね直交する。
第2円筒部22の底部には、第2円筒部22に連続する固定部25が設けられている。固定部25は、第2円筒部22に対して突出する突出固定部25a及び突出固定部25bを有する。突出固定部25aと突出固定部25bとは、第2円筒部22の外側面に対して対称となる位置に設けられている。突出固定部25aには締結孔25a−1が設けられており、突出固定部25bにも同様に締結孔25b−1が設けられている。突出固定部25a、25bの締結孔25a−1、25b−1と、閉鎖弁取付板50の取付孔52a−1、52a−2(図3参照)とにネジが挿入され、ネジ止めされることにより閉鎖弁20が閉鎖弁取付板50に取り付けられる。よって、閉鎖弁20の突出固定部25a、25bの固定面25cと、側面膨出部53の被固定面53aとが互いに面するように固定されている。
第1の構成の閉鎖弁20では、突出固定部25a、25bが第2円筒部22に対して斜めに取り付けられている。なお、突出固定部25a、25bの厚みは一定である。突出固定部25a、25bを側面膨出部53の被固定面53aに取り付けると、第1円筒部21及び第2円筒部22からなる円筒状本体は、側面膨出部53の被固定面53aに対して中心軸C1が傾斜する。より具体的には、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C1は、被固定面53aに直交する仮想の中心軸C53aに対して傾斜する。ここで、突出固定部25a、25bの固定面25cと側面膨出部53の被固定面53aとは同一面にある。よって、突出固定部25a、25bの固定面25cと交差する中心軸C53aが、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C1に対して傾斜するように突出固定部25a、25bが第2円筒部22の外側面に取り付けられていると言える。
ここで、連絡配管14が接続される第4円筒部24は、第1円筒部21及び第2円筒部22に対して概ね90°の角度を有して延在している。そのため、第4円筒部24の先端は側面膨出部53の被固定面53aから離れるように中心軸C2が被固定面53aに対して傾斜する。ここで、側面膨出部53の被固定面53aは、側面部51の平面に概ね沿っており、ひいてはケース側壁部412の鉛直面に概ね沿っている。よって、第4円筒部24の中心軸C2は、ケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜を有している。これにより、第4円筒部24の先端がケース側壁部412の鉛直面から離れるように傾斜し、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保できる。そのため、第4円筒部24に連絡配管14を接続する際にケース側壁部412の鉛直面から離れて作業が可能であり、ケース側壁部412の鉛直面が接続の邪魔になりにくい。結果として、接続時の作業性を向上させることができる。
(b)第1の構成の断面構成
次に第1の構成の閉鎖弁20の断面構成について主に図6を用いて説明する。
第1の構成の閉鎖弁20は、本体部80、弁体82、弁蓋70、バルブコア84、バルブコアキャップ85及び図示しないナットを備える。本体部80は、第1円筒部21、第2円筒部22、第3円筒部23、第4円筒部24を有する。各円筒部21〜24は、内部に貫通孔が設けられた略円筒形状をそれぞれ有しており、互いに貫通孔の内周面が連続するように一端が接続されている。第1円筒部21の他端には、弁体82を移動させるためのレンチが挿入される操作ポート115が設けられている。第2円筒部22の他端には、室外機内の内部配管が接続される第2接続ポート112が設けられている。第3円筒部23の他端には、真空ポンプ(図示せず)からのホースなどが接続されるサービスポート11
4が設けられている。第4円筒部24の他端には、連絡配管14等が接続される第4接続ポート111が設けられている。
また、第2円筒部22の他端には、閉鎖弁20を側面膨出部53に固定するための固定部25が連続して形成されている。固定部25は突出固定部25a、25bを有しており、突出固定部25a、25bは、図6に示すように第2円筒部22の外側面に対して斜めに取り付けられている。よって、突出固定部25a、25bを側面膨出部53の被固定面53aに取り付けると、第4円筒部24の先端は側面膨出部53の被固定面53aから離れるように中心軸C2が被固定面53aに対して傾斜し、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保できる。これにより、第4円筒部24に連絡配管14を接続する際の作業性を向上させることができる。
また、第4円筒部24の直径D1は第3円筒部23の直径D2よりも大きい(D1>D2)。よって、第4円筒部24に連絡配管14等の他の接続部材を接続する際に側面膨出部53の被固定面53a及びケース側壁部412の鉛直面が邪魔になりやすい。しかし、上記の通り、第4円筒部24は、先端に行くほど被固定面53a及びケース側壁部412の鉛直面から離れるため、第4円筒部24の先端とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースが確保され、ケース側壁部412の鉛直面が接続の邪魔になりにくい。一方、第3円筒部23の直径は比較的小さいため第3円筒部23に他の接続部材を接続する際に被固定面53a及びケース側壁部412の鉛直面は邪魔になりにくい。特に、第1の構成の閉鎖弁20では、第4円筒部24及び第3円筒部23の中心軸C2が同一軸状にあり、かつ、第4円筒部24の先端が側面膨出部53の被固定面53a及びケース側壁部412に対して離れるように傾斜している。よって、第3円筒部23の先端は被固定面53aに対して近づくように傾斜している。しかし、第3円筒部23の直径は比較的小さいため、第3円筒部23と被固定面53a及びケース側壁部412との間に或る程度のスペースを確保でき、第3円筒部23に別の接続部材を接続する際に被固定面53a及びケース側壁部412は邪魔になりにくい。
円筒状本体を構成する第1円筒部21及び第2円筒部22は、それらの中心軸C1が同一軸上にあり、直線状に並んで配置されている。第3円筒部23及び第4円筒部24は、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C2に対して概ね90°の角度を成している。
第4円筒部24の内部には、第1冷媒流路95aが設けられており、第2円筒部22の内部には第2冷媒流路95bが設けられている。また、第3円筒部23の内部には、バルブコア通路93が設けられており、第1円筒部21の内部には、弁通路94が設けられている。第1冷媒流路95a、第2冷媒流路95b、バルブコア通路93および弁通路94は、中間流路95cを中心にして4方に放射状に配置されており、中間流路95cに連通している。また、第1冷媒流路95aとバルブコア通路93とは中間流路95cを挟んで同軸に配置され、第2冷媒流路95bと弁通路94とは中間流路95cを挟んで同軸に配置されている。このため、冷媒流路95は、途中で90度に屈曲したL字型の形状となっている。バルブコア通路93は、第2冷媒流路95bに対して概ね90°の角度を有して配置されている。
なお、バルブコア通路93はバルブコア84によって閉塞され、弁通路94は弁体82によって閉塞されるため、第1冷媒流路95a、中間流路95cおよび第2冷媒流路95bは冷媒が流れる冷媒流路95を形成している。以下、第2冷媒流路95bと弁通路94とを通る軸に平行な方向のうち弁通路94から第2冷媒流路95bへ向かう方向を第1方向(図6の矢印A1参照)と呼び、第2冷媒流路95bから弁通路94へ向かう方向を第2方向(図6の矢印A1と逆方向)と呼ぶこととする。中間流路95cと第2冷媒流路95bとの境界には、弁体82の先端が当接・離反する弁座81が設けられており、弁座81は、第2方向へ向けて拡径するテーパ形状を有している。
弁体82は、略円柱状の形状を有しており、第1円筒部21の弁通路94に軸方向に移動可能に配置されている。弁体82の先端は、中間流路95cに面しており、第1方向に向けて縮径するテーパ形状を有している。また、弁体82の後端には6角レンチが挿入される6角穴(図示せず)が形成されており、6角レンチと共に弁体82を回転させることによって弁体82を軸方向に移動させることができる。
図6に示すように冷媒流路95が開かれた開状態においては、弁体82の先端は、弁通路94から中間流路95cへと僅かに突出している。この状態においては、弁体82の先端と第2冷媒流路95bとの間は開かれており、中間流路95cは開放されている。一方、冷媒流路95が閉じられた閉状態においては、弁体82の先端は弁座81に当接している。この状態においては、弁体82の先端と第2冷媒流路95bとの間は隙間無く閉じられており、中間流路95cは閉塞されている。閉鎖弁20を閉じる場合には、弁体82を第1方向に移動させることによって、弁体82の先端と弁座81とを当接させて、第1冷媒流路95aと第2冷媒流路95bとの間を遮断する。また、閉鎖弁20を開く場合には、弁体82を第2方向に移動させることによって、その先端を弁座81から離反させて、第1冷媒流路95aと第2冷媒流路95bとを連通させる。なお、弁体82の外周には環状の溝82aが形成されており、溝82aにはオーリング83が外嵌されている。これにより、弁通路94の内周面と弁体82の外周面との間がシールされ、外部に冷媒が漏れないようにされている。
弁蓋70は、通常時には第1円筒部21の他端に取り付けられており、操作ポート115を塞ぐ。閉鎖弁20の開閉が行われる場合には、第1円筒部21の他端から取り外される。なお、弁蓋70と本体部80と間は、シール部材によりシールされている。
バルブコア84はバルブコア通路93に挿入されており、バルブコア通路93を塞ぐ。バルブコア84に真空ポンプからのホースが接続されると、バルブコア84が開き、サービスポート114および第4接続ポート111を介して第4接続ポート111に接続された連絡配管14内の真空引きが行われる。
バルブコアキャップ85は、通常時は第3円筒部23の他端に取り付けられており、サービスポート114を塞ぐ。バルブコアキャップ85は、連絡配管14内の真空引きを行う場合には第3円筒部23の他端から取り外される。なお、バルブコアキャップ85の内周のネジ118と第3円筒部23の内周のネジ117との間はシールされている。
図示しないナットは、第4接続ポート111の外周に形成されたネジ116と螺合するネジを内周に有し、第4接続ポート111と連絡配管14とを接続する。
(3−2)第2の構成
(a)第2の構成の外観構成
次に、第2の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の外観構成について、図7、図8を用いて以下に説明する。図7は、第2の構成の閉鎖弁20及び側面膨出部53の正面図である。図8は図7のI−I切断面で切断した場合の第2の構成の閉鎖弁20の断面図である。
第2の構成の閉鎖弁20では、第1〜第4円筒部21〜24が内部に貫通孔が設けられた概ね円筒形状をそれぞれ有しており、互いに貫通孔の内周面が連続するように一端が接続されている。第1円筒部21及び第2円筒部22はその中心軸C1が概ね同一軸状に位置しており、第1円筒部21及び第2円筒部22により円筒状本体を構成している。第3円筒部23及び第4円筒部24はその中心軸C2が概ね同一軸状に位置しており、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C1と概ね直交する。なお、第1円筒部21の先端には弁蓋70が、第3円筒部23の先端にはバルブコアキャップ85が、第4円筒部24の先端にはフレアナットなどのナット88が取り付けられている。第4円筒部24の先端に連絡配管14等の他の接続部材が接続される場合には、ナット88は取り外される。
第2円筒部22の底部には、第2円筒部22に連続する固定部25が設けられている。固定部25は、第1の構成の閉鎖弁20と同様に突出固定部25a及び突出固定部25bを有する。第2の構成の閉鎖弁20では、突出固定部25a、25bが第2円筒部22に対して概ね直交するように取り付けられている。なお、突出固定部25a、25bの厚みは一定である。つまり、突出固定部25a、25bの固定面25cと、第1円筒部21及び第2円筒部22の中心軸C1とが概ね直交する。
第2の構成の側面膨出部53の被固定面53aは、側面部51の鉛直面に対して傾斜を有しており、それ故にケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜を有している。つまり、図7中の側面部51の鉛直面に対して、側面膨出部53の一方の高さH1が他方の高さH2よりも大きい(H1>H2)。このように傾斜した被固定面53aに、高さH1側に第4円筒部24を、高さH2側に第3円筒部23を配置して、閉鎖弁20の突出固定部25a及び突出固定部25bを側面膨出部53の被固定面53aに取り付ける。この場合、第4円筒部24の中心軸C2が側面部51の鉛直面に対して傾斜し、第4円筒部24の先端にいくほど側面部51の鉛直面に対して離れるように傾斜する。よって、第4円筒部24と側面部51の鉛直面との間、つまり、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保できる。そのため、第4円筒部24に連絡配管14を接続する際にケース側壁部412の鉛直面から離れて作業が可能であり、ケース側壁部412の鉛直面が接続の邪魔になりにくい。結果として、接続時の作業性を向上させることができる。
(b)第2の構成の断面構成
次に第2の構成の断面構成について、主に図8を用いて説明する。第2の構成の閉鎖弁20は、第1の構成の閉鎖弁20と比較して固定部25の構成が異なるのみである。つまり、突出固定部25a、25bの固定面25cは、第3円筒部23及び第4円筒部24に沿う方向、つまりの中心軸C2(図7参照)に沿う方向に形成されている。その他の構成については第1の構成の閉鎖弁20と同様であるので説明を省略する。
その他の構成については、第1の構成の閉鎖弁20と同様であるので説明を省略する。
(4)特徴
(4−1)
室内ユニット12と接続された室外ユニット13は、側面膨出部53と、閉鎖弁20とを備える。側面膨出部53は、鉛直面に沿うケース側壁部412に形成されており、ケース側壁部412から外側に膨出する。閉鎖弁20は、室内ユニット12から延びる連絡配管14が接続される第4円筒部24及び固定部25を有し、第4円筒部24の中心軸C2が鉛直面に対して傾斜することにより、第4円筒部24の先端にいくほど鉛直面から離れるように固定部25を介して側面膨出部53に固定される。
上記の場合、閉鎖弁20が側面膨出部53に固定されている状態において、連絡配管14が接続される第4円筒部24の中心軸が、室外ユニット13のケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜を有している。つまり、第4円筒部24の先端がケース側壁部412の鉛直面から離れるように傾斜しており、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保できる。よって、第4円筒部24に連絡配管14を接続する際にケース側壁部412の鉛直面から離れて作業が可能であり、ケース側壁部412の鉛直面が接続の邪魔になりにくい。そのため、接続時の作業性を向上させることができる。
(4−2)
閉鎖弁20の固定部25は、側面膨出部53に面する固定面25cを有している。第4円筒部24の中心軸C2は固定面25cに対して傾斜を有している。よって、閉鎖弁20の固定面25cをケーシング41の側面膨出部53に固定した場合に第4円筒部24の中心軸がケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜する。第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保し、接続時の作業性を向上させることができる。
(4−3)
閉鎖弁20の固定部25は、側面膨出部53に面する固定面25cを有している。側面膨出部53は、固定面25cに面する被固定面53aを有している。第4円筒部24の中心軸は固定面25cに対して平行であり、被固定面53aは鉛直面に対して傾斜を有している。
上述の場合、第4円筒部24の中心軸C2は閉鎖弁20の固定面25cに対して平行であるが、固定面25cが固定される側面膨出部53の被固定面53aはケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜をなしている。よって、閉鎖弁20の固定面25cをケーシング41の側面膨出部53の被固定面53aに固定した場合に第4円筒部24の中心軸がケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜する。これにより、第4円筒部24とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保でき、第4円筒部24と連絡配管14との接続時の作業性を向上させることができる。
(5)変形例
(5−1)変形例1A
上記実施形態では3つの冷媒流路を有するガス冷媒用閉鎖弁20aを例に説明したが、本発明は2つの冷媒流路を有する液冷媒用閉鎖弁20bについても適用可能である。液冷媒用閉鎖弁20bは、ガス冷媒用閉鎖弁20aとは異なり、サービスポート114が設けられる第3円筒部23を有していない。
液冷媒用閉鎖弁20bに第1の構成を適用した場合には、第1円筒部21及び第2円筒部22からなる円筒状本体は、側面膨出部53の被固定面53aに対して中心軸C1が傾斜している。このとき、図5、図6に示すように突出固定部25a、25bが第2円筒部22に対して斜めに取り付けられており、それ故に連絡配管14等が接続される第4接続ポート111側の第4円筒部24の先端は側面膨出部53の被固定面53aから離れるように中心軸C2が傾斜する。
液冷媒用閉鎖弁20bに第2の構成を適用した場合には、図7に示すように傾斜した被固定面53aに、高さH1側に第4円筒部24を配置して、液冷媒用閉鎖弁20bの固定部25を側面膨出部53の被固定面53aに取り付ける。この場合、第4円筒部24の中心軸C2が側面部51の鉛直面、つまりケース側壁部412の鉛直面に対して傾斜し、第4円筒部24の先端にいくほどケース側壁部412の鉛直面の鉛直面から離れるように傾斜する。
以上より、液冷媒用閉鎖弁20bにおいても本実施形態のガス冷媒用閉鎖弁20aと同様の効果を得ることができる。
(5−2)変形例1B
上記実施形態では、閉鎖弁取付板50がケーシング41に取り付けられた状態において、側面部51及び側面膨出部53は縦長に形成されている。しかし、閉鎖弁取付板50の形状は限定されず、例えば側面部51及び側面膨出部53はガス冷媒用閉鎖弁20a、液冷媒用閉鎖弁20bの位置に応じて横長に形成されていてもよい。
(5−3)変形例1C
上記実施形態では第4円筒部24に連絡配管14が接続される際に、第4円筒部24の先端とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保する構成を開示した。しかし、第4円筒部24には連絡配管14以外の接続部材が接続されてもよい。この場合にも、第4円筒部24の先端とケース側壁部412の鉛直面との間にスペースを確保することで、第4円筒部24に他の接続部材を接続する際の作業性を向上できる。
本発明は、空気調和機の閉鎖弁に適用可能である。
14 連絡配管
20 閉鎖弁
20a ガス冷媒用閉鎖弁
20b 液冷媒用閉鎖弁
21 第1円筒部
22 第2円筒部
23 第3円筒部
24 第4円筒部
25 固定部
25a 突出固定部
25b 突出固定部
25c 固定面
30 接続部材
41 ケーシング
50 閉鎖弁取付板
51 側面部
53 側面膨出部
53a 被固定面
70 弁蓋
80 本体部
81 弁座
82 弁体
84 バルブコア
85 バルブコアキャップ
93 バルブコア通路
94 弁通路
95 冷媒流路
95a 第1冷媒流路
95b 第2冷媒流路
95c 中間流路
111 第4接続ポート
112 第2接続ポート
115 操作ポート
411 ケース本体
412 ケース側壁部
特開平10−9717号公報

Claims (3)

  1. 利用ユニット(12)と接続された冷凍装置の熱源ユニット(13)であって、
    鉛直面に沿うケーシングの側面部(412)に形成されており、前記側面部から外側に膨出する側面膨出部(53)と、
    前記利用ユニットから延びる連絡配管(14)が接続される円筒状接続部(24)及び固定部(25)を有し、前記円筒状接続部の中心軸(C2)が前記鉛直面に対して傾斜することにより、前記円筒状接続部の先端にいくほど前記鉛直面から離れるように前記固定部を介して前記側面膨出部に固定される閉鎖弁(20)と、
    を備える、冷凍装置の熱源ユニット。
  2. 前記閉鎖弁の固定部は、前記側面膨出部に面する固定面(25c)を有しており、
    前記円筒状接続部の中心軸は前記固定面に対して傾斜を有している、請求項1に記載の冷凍装置の熱源ユニット。
  3. 前記閉鎖弁の固定部は、前記側面膨出部に面する固定面(25c)を有しており、
    前記側面膨出部は、前記固定面に面する被固定面(53a)を有しており、
    前記円筒状接続部の中心軸は前記固定面に対して平行であり、前記被固定面は前記鉛直面に対して傾斜を有している、請求項1に記載の冷凍装置の熱源ユニット。
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