JP2014125604A - 多成分系の水性塗料組成物 - Google Patents
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Abstract
耐タレ性が極めて良好であり、安定した仕上がり外観と塗膜物性に優れた塗膜を与える多成分系の水性塗料組成物を提供する。
【解決手段】
水希釈性樹脂成分(A)、顔料分(B)及び水を含み、
水希釈性樹脂成分(A)がその成分の一部として水希釈性アクリル樹脂を含むものである主剤成分(I)と、
水希釈性樹脂成分(C)、無機系粘性調整剤(D)及び水を含み、水希釈性樹脂成分(C)がその成分の一部として水希釈性ウレタン樹脂を含む粘性調整剤成分(II)と、
架橋剤成分(III)と、
を組み合わせてなる多成分系の水性塗料組成物、水性上塗り塗料組成物及び水性下塗り塗料組成物。
【選択図】なし
Description
しかしながら、特許文献5に記載されているような従来の水性のプライマーサーフェーサーを厚膜に塗装すると塗膜がタレることがあり、その改善が求められている。
水希釈性樹脂成分(A)、顔料分(B)及び水を含み、
水希釈性樹脂成分(A)がその成分の一部として水希釈性アクリル樹脂を含むものである主剤成分(I)と、
水希釈性樹脂成分(C)、無機系粘性調整剤(D)及び水を含み、水希釈性樹脂成分(C)がその成分の一部として水希釈性ウレタン樹脂を含む粘性調整剤成分(II)と、
架橋剤成分(III)と、
を組み合わせてなる多成分系の水性塗料組成物、
に関する。
本発明において、主剤成分(I)は、水希釈性樹脂成分(A)、顔料分(B)及び水を含むものである。
本発明における水希釈性樹脂成分(A)としては、水で希釈可能な樹脂成分であれば材料、製法など特に制限はなく従来公知のものを使用でき、水溶性、エマルション型、あるいはコロイダルディスパージョン型の樹脂が制限なく使用できる。樹脂種としては例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、シリコン樹脂、セルロース樹脂、これら樹脂の変性樹脂等が挙げられ、これらは単独で用いても良いし複数を組み合わせてもよい。
本発明において上記主剤成分(I)に含まれる顔料分(B)としては、従来公知のものを特に制限なく使用することができ、その具体例としては、酸化チタン、酸化鉄等の金属酸化物顔料、チタンイエロー等の複合酸化金属顔料、カーボンブラック、アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、ベンズイミダゾロン系顔料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料、金属キレートアゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、インダンスロン系顔料、ジオキサン系顔料、インジゴ系顔料等の着色顔料;アルミニウム(蒸着アルミニウムを含む)、銅、亜鉛、真ちゅう、ニッケル、酸化アルミニウム、雲母、酸化チタンや酸化鉄で被覆された酸化アルミニウム、酸化チタンや酸化鉄で被覆された雲母、ガラスフレーク、ホログラム顔料等の光輝性顔料;クレー、カオリン、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、タルク、シリカ、アルミナホワイト等の体質顔料;等が挙げられ、これらはその目的とする色彩や塗膜性能に応じて単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
0.01〜5.0質量%、好ましくは1.0〜4.5質量%の範囲内にあることが主剤成分(IP)の貯蔵安定性や水性下塗り塗料組成物の厚塗り性、耐タレ性、塗膜の仕上がり外観などの観点から適している。
本発明において粘性調整剤成分(II)は、塗装直前に主剤成分(I)及び後述の架橋剤成分(III)と混合することによって、本発明の水性塗料組成物の粘度を調整でき、耐タレ性を改善させるのに必要な成分である。
本発明において、上記粘性調整剤成分(II)に含まれる水希釈性樹脂成分(C)はその成分の一部として水希釈性ウレタン樹脂を含むことを特徴とする。
上記無機系粘性調整剤(D)としては、当該分野で公知のものを制限なく使用することができ、例えば層状ケイ酸塩鉱物やシリカ微粒子等が挙げられ、これらは天然、合成品、加工処理品のいずれであってもよい。具体例としては、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、スチブンサイト、マイカおよびベントナイト等が挙げられる。これらは有機溶剤や水等の希釈媒体で希釈されたものであってもよい。
本発明で用いる架橋剤成分(III)としては、主剤成分(I)に含まれる水希釈性樹脂成分(A)に含まれる官能基に応じて該官能基と反応可能な官能基を1分子中に2個以上有する化合物を含む成分であり、塗料分野で架橋剤として公知の化合物の中から適宜選択して用いることができる。
上記水溶性ポリカルボジイミド化合物の具体例としては、例えば、「カルボジライトSV−02」、「カルボジライトV−02」、「カルボジライトV−02−L2」「カルボジライトV−04」(いずれも日清紡社製、商品名)等が挙げられ、また、上記水分散性ポリカルボジイミド化合物の具体例としては、例えば、「カルボジライトE−01」、「カルボジライトE−02」(いずれも日清紡社製、商品名)等を挙げることができ、それぞれ単独でもしくは2種以上組み合わせて使用することができる。
本発明の水性塗料組成物は、上記主剤成分(I)、粘性調整剤成分(II)および架橋剤成分(III)に加えて粘性調整剤成分(II)とは異なる粘性調整剤成分(IV)をさらに組み合わせてなる多成分系、すなわち4成分系とすることもできる。
粘性調整剤成分(IV)に含まれ得る水希釈性樹脂成分(E)としては、上記主剤成分(I)に含まれる水希釈性樹脂成分(A)の説明で例示した化合物の中から適宜選択して使用することができる。粘性調整剤成分(IV)が水希釈性樹脂成分(E)を含むことで、各成分の混合作業を容易に行うことができ、水性塗料組成物から形成される塗膜がタレの抑制された良好な仕上がり外観を有することができる。
水希釈性樹脂成分(E)の組成をこのように調整することによって、本発明の水性塗料組成物を水性上塗り塗料組成物に適用した場合における塗膜のムラ発生を抑制することができる。
粘性調整剤成分(IV)中のポリアクリル酸系粘性調整剤の有効成分含有量としては、粘性調整剤成分(IV)に含まれる水希釈性樹脂成分(E)固形分100質量部を基準として1〜50質量部、好ましくは5〜50質量部、さらに好ましくは10〜40質量部の範囲内にあることが、水性塗料組成物を用いて形成される塗膜の耐タレ性、仕上がり外観の点から適している。
本発明では主剤成分(I)と粘性調整剤成分(II)と架橋剤成分(III)及び必要に応じて使用される粘性調整剤成分(IV)はそれぞれ別々に保管されるものであり、塗装業者が塗装直前に各成分を攪拌混合し、必要に応じて水などの希釈剤で粘度調整することにより本発明の水性塗料組成物を調製することができる。尚、本明細書において、塗装直前とは、塗装業者や塗装現場により一概に定義できるものではないが、例えば、塗装を行う3時間前までの間を挙げることができる。
主剤成分(I)、粘性調整剤成分(II)及び粘性調整剤成分(IV)の質量比としては一般に、これら合計100質量部を基準として成分(I)が30〜80質量部、好ましくは35〜70質量部、成分(II)が0.5〜50質量部、好ましくは5〜35質量部、成分(IV)が1〜40質量部、好ましくは5〜30質量部、の範囲内にあることが塗膜の隠ぺい性、連続塗装時における仕上がり外観及び耐タレ性の点から適している。
一方、上記架橋剤成分(III)がポリカルボジイミド化合物を含む場合は、得られる塗膜の耐水性などの観点から、該ポリカルボジイミド化合物中のカルボジイミド基と水性塗料組成物に含まれるカルボキシル基との当量比(NCN/COOH比)が通常0.3〜2.0、特に0.5〜1.5の範囲内となる割合で使用することが好適である。
また、上記水性塗料組成物の塗装時の粘度としては、特に制限されるものではないが、100〜1000mPa・sec、好ましくは200〜700mPa・secの範囲内にあることが塗装作業性が良好であり、さらには連続塗装時の耐タレ性及び仕上がり外観の
観点から適している。
本発明の水性塗料組成物は、スプレー塗装、静電塗装、ハケ塗装、ローラー塗装等公知の塗装手段で塗装することができるが、塗膜の仕上がり外観の点からスプレー塗装を行うことが好ましい。
製造例1
反応容器に、数平均分子量2000、両末端に水酸基を有するポリブチレンアジペート115.5部、数平均分子量2000、両末端に水酸基を有するポリカプロラクトンジオール115.5部、ジメチロールプロピオン酸23.2部、1,4−ブタンジオール6.5部及びイソホロンジイソシアネート120.1部を重合容器に仕込み、撹拌下に窒素気流中、85℃で7時間反応せしめてNCO含有量4.0%のプレポリマーを得た。次いで該プレポリマーを50℃まで冷却し、アセトン165部を加え均一に溶解した後、撹拌下にトリエチルアミン15.7部を加え、50℃以下に保ちながら脱イオン水600部を加え、得られた水分散体を50℃で2時間保持し鎖伸長反応を完結させた後、減圧下70℃以下でアセトンを留去し、トリエチルアミンと脱イオン水でpHを8.0に調整し、酸価が26mgKOH/g、固形分30%のウレタン樹脂エマルション(A−1)を得た。
製造例2
反応容器に、プロピレングリコールモノn−プロピルエーテル550部を加え、窒素気流中で115℃に昇温した。上記反応容器の温度が115℃に達した後、メチルメタクリレート350部、n−ブチルアクリレート200部、2−エチルヘキシルメタクリレート250部、4−ヒドロキシブチルアクリレート130部、アクリル酸60部、及び「ライトエステルPM」(注1)10部に、アゾビスイソブチロニトリル10部を溶解したモノマー混合物を、上記容器に3時間かけて添加し、2時間熟成させた。反応終了後、生成物を、ジメチルエタノールアミンで当量中和し、さらにプロピレングリコールモノn−プロピルエーテル450部を添加して、ジメチルエタノールアミンでpH7.5に調整し、黄色液状である、水溶性アクリル樹脂(B−1)の溶液(固形分55%)を得た。水溶性アクリル樹脂(B−1)の重量平均分子量は45,000であり、酸価は47mgKOH/gであり、そして水酸基価は51mgKOH/gであった。
製造例3
反応容器に、脱イオン水100部、「アデカリアソープSR−1025」(商品名、旭電化社製、反応性乳化剤、固形分25%)2.5部およびモノマー混合物(スチレン9部、n−ブチルアクリレート40部、2−エチルヘキシルアクリレート40部、ヒドロキシエチルアクリレート10部、メタクリル酸1部)のうちの1部を加え、窒素気流で攪拌混合し、60℃で3%過硫酸アンモニウム3部を加えた。次いで、80℃に昇温して前記モノマー混合物の残りの99部、「アデカアリアソープSR−1025」2.5部、3%過硫酸アンモニウム4部および脱イオン水100部からなるプレエマルションを4時間かけて定量ポンプを用いて反応容器に加え、添加終了後1時間熟成を行った。その後、脱イオン水33部を加え、ジメチルエタノールアミンでpH7.5に調整し、平均粒子径が0.1μm、酸価6.5mgKOH/g、水酸基価48mgKOH/g、固形分30%のアクリル樹脂エマルション(C−1)を得た。
反応容器に脱イオン水300部、「アデカリアソープSR−1025」8部を加え、窒素置換後85℃まで昇温させた。この中に過硫酸アンモニウム0.8部と下記(A)組成をエマルション化してなるプレエマルションの3.5%を添加し、添加20分後から上記プレエマルションの残りを170分掛けて滴下した。
脱イオン水 365.5部
スチレン 392.4部
n−ブチルアクリレート 130部
2−エチルヘキシルアクリレート 32部
メタクリル酸 5.6部
「アデカリアソープSR−1025」 31.4部
過硫酸アンモニウム 1.12部
滴下終了後1時間熟成してから、下記(B)組成をエマルション化してなるプレエマルションを70分掛けて滴下した。
脱イオン水 156.6部
スチレン 20部
γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン 25部
n−ブチルアクリレート 25部
2−エチルヘキシルアクリレート 50部
メタクリル酸 2.4部
メチルメタクリレート 117.6部
「アデカリアソープSR−1025」 13.5部
過硫酸アンモニウム 0.48部
滴下終了後30分経てから、過硫酸アンモニウム0.8部を脱イオン水16部に溶解させた溶液を30分かけて滴下し、更に2時間85℃に保持した。その後40℃以下まで温度を下げ、アンモニア水でpH7〜8に調整し、酸価6.5mgKOH/g、固形分47.6%のアクリル共重合体エマルション(C−2)を得た。
製造例5
容器に、アルミニウム顔料ペースト「WJE−7640」(商品名、東洋アルミ社製、金属含有量52%)48.1部、エチレングリコールモノブチルエーテル35部、及びリン酸基含有樹脂溶液(注2)3部を添加し、混合することにより、アルミニウム顔料ペーストを得た。
(注2)リン酸基含有樹脂溶液:攪拌器、温度調節器及び冷熱器を備えた4リットルのフラスコに、メトキシプロパノール27.5部、及びイソブタノール27.5部から成る溶剤を入れ、110℃に加熱し、次いで、スチレン25部、n−ブチルメタクリレート27.5部、「イソステアリルアクリレート」(大阪有機化学社製、商品名)20部、ヒドロキシブチルアクリレート7.5部、リン酸基含有重合性モノマー(注3)15部、2−メタクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート12.5部、イソブタノール10部、及びt−ブチルパーオキシオクタノエート4部からなる混合物121.5部を、4時間かけて上記溶剤に添加し、次いでt−ブチルパーオキシオクタノエート0.5部及びイソプロパノール20部から成る混合物を、1時間かけて滴下し、次いで、攪拌しながら1時間熟成することにより、固形分50%のリン酸基含有樹脂溶液を得た。
製造例6
製造例5で得たアルミニウム顔料ペースト86.1部と製造例2で得た水溶性アクリル樹脂溶液(B−1)36.4部を攪拌混合容器中に加え、1時間攪拌した後、製造例1で得たポリウレタン樹脂エマルション(A−1)200部とさらに製造例3で得たアクリル樹脂エマルション(C−1)66.7部を混合し、「プライマルASE60」(注4)を有効成分の量が樹脂固形分100質量部に対して3.0質量部となるように添加し、さらに1時間攪拌を続けた。得られた混合物をジメチルエタノールアミンでpH8.0に調整した後、脱イオン水を添加し、固形分30%の主剤(IB−1)を得た。この主剤(IB−1)の粘度は1000mPa・secであった。
製造例5で得たアルミニウム顔料ペースト86.1部と製造例1で得たポリウレタン樹脂エマルション(A−1)333.4部を混合し、1時間撹拌した後、「プライマルASE60」(注4)を有効成分の量が樹脂固形分100質量部に対して3.0質量部となるように添加し、さらに1時間攪拌を続けた。得られた混合物をジメチルエタノールアミンでpH8.0に調整した後、脱イオン水を添加し、固形分30%の主剤(IB−2)を得た。この主剤(IB−1)の粘度は1200mPa・secであった。
製造例8
攪拌混合容器に脱イオン水690部、ウレタン樹脂エマルション(A−1)300部、「Laponite RD」(注5)10部を添加し、攪拌混合して粘性調整剤成分(II−1)を得た。該粘性調整剤成分(II−1)の粘度は350mPa・secであった。
(注5)「Laponite RD」;商品名、ウイルバー・エリス株式会社、合成層状シリケート、有効成分100%。
拌混合容器に脱イオン水640部、硫酸バリウム30部、ウレタン樹脂エマルション(A−1)300部、「Laponite RD」(注5)10部、「ユニオール D−2000」(商品名、日本油脂株式会社製、重量平均分子量が 2000のポリプロピレングリコール)を20部を添加し、攪拌混合して粘性調整剤成分(II−2)を得た。該粘性調整剤成分(II−2)の粘度は480mPa・secであった。
上記製造例9において、ウレタン樹脂エマルションの配合量を0とする以外は製造例9と同様にして粘性調整剤成分(II−3)を得た。該粘性調整剤成分(II−3)の粘度は100mPa・secであった。
上記製造例9において、「Laponite RD」の配合量を0とする以外は製造例18と同様にして粘性調整剤成分(II−4)を得た。該粘性調整剤成分(II−4)の粘度は340mPa・secであった。
製造例12
撹拌容器にジプロピレングリコールジメチルエーテル53.5部、「バイヒジュール3100」(商品名、住化バイエルウレタン株式会社製、水分散性HDI型ポリイソシアネート、NCO含有率17.2%)46.5部加え、15分間撹拌し、架橋剤成分(III−1)を得た。
撹拌容器にジプロピレングリコールジメチルエーテル14.9部、70%「バイヒジュールXP 2788」(商品名、住化バイエルウレタン株式会社製、水分散性IPDI型ボリイソシアネート、固形分70%、NCO含有率9.4%)85.1部加え、15分間撹拌し、架橋剤成分(III−2)を得た。
撹拌容器に脱イオン水25部と、「カルボジライトSV02」(商品名、日清紡社製、カルボジイミド化合物、固形分40%、固形分あたりのカルボジイミド当量429)75部を加え、15分間撹拌し、架橋剤成分(III−3)を得た。
製造例15
製造例2で得られた水溶性アクリル樹脂溶液(B−1)54.5部と製造例4で得られたアクリル樹脂エマルション(C−2)21.0部を撹拌混合容器中に加え、1時間撹拌した後、「プライマルASE60」(注4)35.7部を添加し、さらに1時間撹拌を続けた。得られた混合物をジメチルエタノールアミンでpH8.0に調整した後、脱イオン水を添加し、固形分5%の粘性調整剤成分(IV−1)を得た。この粘性調整剤成分(IV−1)の粘度は550mPa・secであった。
実施例1〜15及び比較例1〜6
下記表1の組み合わせで各成分を混合攪拌し、水性着色ベースコート塗料(X−1)〜(X−21)を製造した。
≪性能評価≫
実施例及び比較例で得られた各水性着色ベースコート塗料を下記性能評価に供した。結果を表1に併せて示す。
上記で得られた各水性ベースコート塗料を25℃にし、ブルックフィールド型粘度計を用いて、60rpmにて測定した。尚、測定は各水性ベースコート塗料製造後5分後に行った。
(*)混合性
各主剤(I)、粘性調整剤成分(II)及び粘性調整剤成分(III)を手攪拌で1分攪拌混合した後の塗料状態を下記基準にて評価した。
◎:各成分が均一に混合されている、
×:各成分が均一に混合されておらず、部分的に不均一な点が認められる。
(*)耐タレ性
11×45cmの大きさの自動車車体用クリヤー塗料が塗装された塗板の長尺側の端部から3cmの部分に、直径5mmのポンチ孔を、2cm間隔で21個一列状に設けたものを被塗物とし、これに各水性ベースコート塗料を25℃、相対湿度40%の条件下で長尺方向に膜厚勾配をつけて塗装し、該塗装板をほぼ垂直に立てて、塗板の温度を60℃に保った状態となるように20分間強制乾燥して耐タレ性試験用の試験塗板を得た。得られた各試験塗板のポンチ孔下端部から2mmの塗膜のタレが観察される位置を調べ、該位置の膜厚(タレ限界膜厚(μm))を測定することにより、耐タレ性の評価を行なった。タレ限界膜厚が大きいほど耐タレ性は良好であることを示す。
◎:タレ限界膜厚が30μm以上、
〇:タレ限界膜厚が20μm〜30μm未満、
△:タレ限界膜厚が10μm〜20μm未満、
×;タレ限界膜厚が10μm未満。
自動車車体用クリヤー塗料が塗装された塗装板を、#800耐水ペーパーで研磨、脱脂し、被塗物とした。この被塗物を水平に置いて25℃、相対湿度40%の条件下で各水性ベースコート塗料を均一になるように4段階でスプレー塗装した。各塗装において、塗装と塗装の間はエアーブローやセッティング、プレヒート工程を設けなかった。4回目の塗装終了後、エアスプレーを用いて常温のエアーブローを10分行ってベース塗膜を乾燥させ乾燥膜厚が15μmのベースコート塗膜を得た。その直後に同じ水性ベースコート塗料をスプレー塗装にて塗り重ね、次いでその直後に同じ水性ベースコート塗料をスプレー塗装にて3回目の塗装を行い、また、その直後に同じ水性ベースコート塗料をスプレー塗装にて4回目の塗装を行った。各塗装は25℃、相対湿度40%の条件で行い、塗装と塗装の間はエアーブローやセッティング、プレヒート工程を設けなかった。4回目の塗装終了後、エアスプレーを用いて常温のエアーブローを10分行ってベース塗膜を乾燥させ乾燥膜厚が15μmのベースコート塗膜を得た。その後にトップクリヤー仕上げとして「レタンPGマルチクリヤーHX(Q)」(商品名、関西ペイント社製、水酸基含有アクリル樹脂を含むクリヤー塗料)100部に「レタンPGマルチクリヤースタンダード硬化剤」(商品名、関西ペイント社製、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート型ポリイソシアネート硬化剤)50部を塗装直前に混合したトップクリヤー塗料を、ベースコート塗膜上に乾燥膜厚が40μmとなるようにエアスプレー塗装し、乾燥機を用いて塗板の温度を60℃に保った状態となるように20分間強制乾燥し、得られた塗膜面を目視で評価した。
◎:アルミ顔料が塗面に対して平行、且つ均一に配向し、メタリックムラの発生が全く見られない、
○:アルミ顔料が塗面に対して平行、且つ均一に配向しているものの、メタリックムラの発生がごくわずかに認められる、
△:メタリックムラの発生が多く認められる、
×:メタリックムラの発生が非常に多く認められた。
上記仕上がり外観評価の試験において、被塗物を白黒隠蔽率試験紙とする以外は同様にして水性ベースコート塗料の連続塗装を行い、ベースコート塗膜を得た。得られた塗板の下地の白黒の判別し難さによって隠ぺい性を評価した。
◎:隠ぺい性非常に良好、
〇:隠ぺい性良好、
△:隠ぺい性やや不良、
×:隠ぺい性不良。
(*)付着性
上記仕上がり外観評価で得られた各試験塗板に素地に達するようにカッターで切り込みを入れて、大きさ1mm×1mmのゴバン目を100個作り、その表面に粘着テープを貼着し、20℃においてそのテープを急激に剥離した後のゴバン目塗膜の残存数を調べた。
◎:100個残存、
○:99〜90個残存、
△:89から41個残存、
×:40個以下残存。
(*)耐水性
上記仕上がり外観評価で得られた各試験板を40℃の温水に10日間浸漬し、引き上げてから各塗膜表面を観察した。
◎:非常に良好、
○:良好、
△:わずかに白化が認められる、
×:フクレ、白化などの異常が認められる。
製造例16
還流冷却器、撹拌機、温度計を装備した容量2リットルの4つ口フラスコに脱イオン水300部、「アデカリアソープSR−1025」8部を加え、窒素置換後85℃まで昇温させた。この中に過硫酸アンモニウム0.8部と下記(A)組成をエマルション化してなるプレエマルションの3.5%を添加し、添加20分後から上記プレエマルションの残りを170分掛けて滴下した。
<コア成分(A)>
脱イオン水 320部
スチレン 280部
n−ブチルアクリレート 40部
2−ヒドロキシエチルメタクリレート 60部
アクリル酸 20部
「アデカリアソープSR−1025」 31.4部
過硫酸アンモニウム 1.12部
滴下終了後1時間熟成してから、下記(B)組成をエマルション化してなるプレエマルションを70分掛けて滴下した。
<シェル成分(B)>
脱イオン水 180部
スチレン 200部
n−ブチルアクリレート 80部
2−ヒドロキシエチルメタクリレート 100部
アクリル酸 20部
「アデカリアソープSR−1025」 13.5部
過硫酸アンモニウム 0.48部
滴下終了後、更に2時間85℃に保持した。その後40℃以下まで温度を下げ、アンモニア水でpH7〜8に調整し、水酸基価89mgKOH/g、酸価39mgKOH/g、固形分50%のアクリル樹脂エマルション(D−1)を得た。
製造例17
脱イオン水100部に、チタン白「JR701」(商品名、テイカ社製)43部、カーボンブラック「MA−7」(商品名、三菱化学社製)2.5部、タルク「タルクSSS」(商品名、日本タルク社製)99部、防錆顔料「K−WHITE 140W」(商品名、テイカ社製)25.5部、及び分散剤「DISPERBYK−187」(商品名、ビックケミー社製、固形分40%)10.0部を加え、ディスパーにより15分間撹拌混合し、更にサンドミルにて30分間分散処理をした。得られた顔料ペースト組成物は粒ゲージで20μm以下であった。
製造例18
製造例17で得た顔料ペースト組成物275部と製造例2で得た水溶性アクリル樹脂溶液(B−1)100部を攪拌混合容器中に加え、1時間攪拌した後、製造例16で得たアクリル樹脂エマルション(D−1)90部を加え、さらに「プライマルASE60」(注4)を有効成分の量が樹脂固形分100質量部に対して2.0質量部となるように添加し、さらに1時間攪拌を続けた。得られた混合物をジメチルエタノールアミンでpH8.0に調整した後、脱イオン水を添加し、固形分55%の主剤成分(IP−1)を得た。この主剤成分(IP−1)の粘度は1300mPa・secであった。
(注4)「プライマルASE−60」:商品名、ロームアンドハース社製、ポリアクリル酸系粘性調整剤、酸価270mgKOH/g、有効成分28%。
上記製造例18において「プライマルASE60」をウレタン会合型粘性調整剤「UH756VF」(商品名、アデカ社製 有効成分32%)を有効成分の量が樹脂固形分100質量部に対して1.0質量部となるように添加する以外は同様にして、該主剤成分(IP−2)を得た。この主剤(IP−2)の粘度は1100mPa・secであった。
実施例16〜24及び比較例7〜10
下記表2の組み合わせで各成分を混合攪拌し、水性プライマーサーフェーサー塗料組成物(Y−1)〜(Y−13)を製造した。
実施例及び比較例で得られた各水性プライマーサーフェーサー塗料を下記性能評価に供した。結果を表2に併せて示す。
上記で得られた各水性プライマーサーフェーサー塗料組成物を25℃にし、ブルックフィールド型粘度計を用いて、60rpmにて測定した。尚、測定は各水性プライマーサーフェーサー塗料組成物の製造後5分後に行った。
11×45cmの大きさの自動車車体用クリヤー塗料が塗装された塗板の長尺側の端部から3cmの部分に、直径5mmのポンチ孔を、2cm間隔で21個一列状に設けたものを被塗物とし、これに各水性プライマーサーフェーサー塗料組成物を25℃、相対湿度40%の条件下で長尺方向に膜厚勾配をつけて塗装し、該塗装板をほぼ垂直に立てて、塗板の温度を60℃に保った状態となるように20分間強制乾燥して耐タレ性試験用の試験塗板を得た。得られた各試験塗板のポンチ孔下端部から2mmの塗膜のタレが観察される位置を調べ、該位置の膜厚(タレ限界膜厚(μm))を測定することにより、耐タレ性の評価を行なった。タレ限界膜厚が大きいほど耐タレ性は良好であることを示す。
◎:タレ限界膜厚が80μm以上、
〇:タレ限界膜厚が50μm〜80μm未満、
△:タレ限界膜厚が30μm〜50μm未満、
×;タレ限界膜厚が30μm未満。
300×100×0.8mmの軟鋼板を、#240ペーパーで研磨、脱脂し、被塗物とした。この被塗物を水平に置いて25℃、相対湿度40%の条件下で各水性プライマーサーフェーサー塗料組成物を乾燥膜厚50〜70μmになるように3段階でスプレー塗装した。各塗装において、塗装と塗装の間はエアーブローやセッティング、プレヒート工程を設けなかった。その後乾燥機を用いて塗板の温度を60℃に保った状態で30分間強制乾燥し、#600耐水ペーパーで水研ぎし、脱脂した。得られたプライマーサーフェーサー塗板を水平に置いて25℃、相対湿度40%の条件下で前述の水性ベースコート塗料(X−1)を均一になるように4段階でスプレー塗装した。各塗装において、塗装と塗装の間はエアーブローやセッティング、プレヒート工程を設けなかった。4回目の塗装終了後、エアスプレーを用いて常温のエアーブローを10分行ってベース塗膜を乾燥させ乾燥膜厚が15μmのベースコート塗膜を得た。その後にトップクリヤー仕上げとして「レタンPGマルチクリヤーHX(Q)」(商品名、関西ペイント社製、水酸基含有アクリル樹脂を含むクリヤー塗料)100部に「レタンPGマルチクリヤースタンダード硬化剤」(商品名、関西ペイント社製、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート型ポリイソシアネート硬化剤)50部を塗装直前に混合したトップクリヤー塗料を、ベースコート塗膜上に乾燥膜厚が40μmとなるようにエアスプレー塗装し、乾燥機を用いて塗板の温度を60℃に保った状態となるように20分間強制乾燥し、得られた塗膜面を目視で評価した。
◎:メタリックムラの発生が全く見られず、クリヤーのツヤ感も良好、
○:クリヤーのツヤ感は良好であるが、ごくわずかなメタリックムラの発生が認められる、
△:クリヤーのツヤ感の低下があり、メタリックムラの発生がある、
×:クリヤーのツヤ感が著しく低下しており、リフティングが見られる。
(*)研磨性
上記上塗り仕上がり性評価と同様にして得たプライマーサーフェーサー塗板を、#600耐水ペーパーで水研ぎし、耐水ペーパーの目づまりと研磨感の評価を行った。
◎:目詰まりが全くない、
○ :わずかに目づまりが認められるが、研磨に支障はない、
△ :目づまりがあり、研磨しづらい、
×:著しく目づまりがあり、研磨が困難である。
(*)耐溶剤性
上記上塗り仕上がり性評価と同様にして得たプライマーサーフェーサー塗板上に、キシロールを0.5ml滴下し、10分間静置した後キシロールをふき取り、塗膜の軟化状態を評価した。
◎:異常なし、
○:わずかに軟化が認められる、
△:軟化が認められる、
×:軟化が著しい。
(*)付着性
上記上塗り仕上がり性評価で得られた各試験塗板に素地に達するようにカッターで切り込みを入れて、大きさ1mm×1mmのゴバン目を100個作り、その表面に粘着テープを貼着し、20℃においてそのテープを急激に剥離した後のゴバン目塗膜の残存数を調べた。
◎:100個残存、
○:99〜90個残存、
△:89から41個残存、
×:40個以下残存。
(*)耐水性
上記上塗り仕上がり性評価で得られた各試験板を40℃の温水に10日間浸漬し、引き上げてから各塗膜表面を観察した。
◎:非常に良好、
○:良好、
△:わずかに白化が認められる、
×:フクレ、白化などの異常が認められる。
Claims (9)
- 水希釈性樹脂成分(A)、顔料分(B)及び水を含み、
水希釈性樹脂成分(A)がその成分の一部として水希釈性アクリル樹脂を含むものである主剤成分(I)と、
水希釈性樹脂成分(C)、無機系粘性調整剤(D)及び水を含み、水希釈性樹脂成分(C)がその成分の一部として水希釈性ウレタン樹脂を含む粘性調整剤成分(II)と、
架橋剤成分(III)と、
を組み合わせてなる多成分系の水性塗料組成物。 - 主剤成分(I)が、ポリアクリル酸系粘性調整剤をさらに含む請求項1に記載の多成分系の水性塗料組成物。
- 粘性調整剤成分(II)が、顔料をさらに含む請求項1または2に記載の多成分系の水性塗料組成物。
- 架橋剤成分(III)が、ポリイソシアネート化合物及び/又はポリカルボジイミド化合物を含むものである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の水性塗料組成物。
- 粘性調整剤成分(IV)をさらに組み合わせてなる多成分系であって、該粘性調整剤成分(IV)が、水希釈性樹脂成分(E)、ポリアクリル酸系粘性調整剤及び水を含むものである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の多成分系の水性塗料組成物。
- 主剤成分(I)及び粘性調整剤成分(II)の使用割合が、これら合計100質量部を基準として主剤成分(I)が95〜30質量部、粘性調整剤成分(II)が5〜30質量部の範囲内にある請求項1ないし5のいずれか1項に記載の多成分系の水性塗料組成物。
- 主剤成分(I)、粘性調整剤成分(II)及び粘性調整剤成分(IV)の使用割合が、これら合計100質量部を基準にして成分(I)が30〜80質量部成分(II)が0.5〜50質量部、成分(IV)が1〜40質量部の範囲内にある請求項1ないし5のいずれか1項に記載の水性塗料組成物。
- 水性上塗り塗料組成物として使用する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の水性塗料組成物。
- 水性下塗り塗料組成物として使用する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の水性塗料組成物。
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