JP2014125448A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Reina Nagano
玲奈 永野
Makiko Chiba
真樹子 千葉
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Abstract

【課題】毛髪をストレートにする効果とストレート効果の持続力に優れ、べたつきがなく、毛髪にうるおい感となめらかさを付与し、しかも付与したうるおい感となめらかさの持続力にも優れた毛髪化粧料の提供。
【解決手段】下記成分(A)〜(D)を含有し、成分(B)と成分(C)の質量比が1:2〜3:1であり、かつ成分(B)と成分(C)の合計量が10質量%以下の毛髪化粧料。(A)HLB値が10〜15であるポリエーテル変性シリコーン(B)(B−1)2〜4価のアルコール、(B−2)常温(25℃)で液体のポリエチレングリコール重合体の中から選ばれる一種または二種以上(C)下記一般式(1)で示される酸化プロピレン重合体から選ばれる一種以上
Figure 2014125448

(上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m+nが20以上の整数を表す)(D)エタノール15〜50質量%
【選択図】なし

Description

本発明は毛髪化粧料に関し、詳細には、毛髪をストレートにする効果とストレート効果の持続力に優れ、べたつきがなく、毛髪にうるおい感となめらかさを付与し、しかも付与したうるおい感となめらかさの持続力にも優れた毛髪化粧料に関する。
ヘアスタイルはファッションのひとつであり多様化している。しかし10代、20代の若年層においては依然としてストレートヘアの割合が高い。特に近年では作り込むというよりは自然な感じに仕上げるヘアスタイルが主流となっており、ストレートヘアに関しては自然な感じに真っ直ぐになることに加え、パサつき感のない仕上がりに対するニーズが高く、様々な毛髪化粧料が使用されている。例えばヘアスプレー、ヘアフォーム、ヘアミスト、ヘアジェルなどが挙げられ、これらは一般にシリコーン油、エステル油、炭化水素油などの油分や、被膜形成能を有する高分子化合物がストレート効果を発揮する成分として配合されている。これらの成分の中でも、毛髪の手触り感やツヤを付与する目的で、シリコーン油に代表される液状油分が汎用されている。このようなものとしては、例えばカチオン界面活性剤と、シリコーン油と、エステル油を配合することによって、ストレートにする効果とストレート持続力に優れた毛髪化粧料(例えば、特許文献1参照。)、水溶性高分子と、ポリエーテル変性シリコーン、低級アルコールを配合することによってヘアアイロンの熱ダメージから保護し、ストレートにする効果とストレート持続力に優れた毛髪化粧料(例えば、特許文献2参照。)、カチオン性高分子と、増粘作用を有するアニオン性高分子と、カチオン性界面活性剤を含有し、使用時に霧状に噴霧して用いることによって、べたつきがなく、滑らかで、優れたストレート効果が得られるジェル状毛髪化粧料(例えば、特許文献3参照。)等が提案されている。しかしながら、これらのシリコーンを含有した組成物は、毛髪をストレートにする効果はあるものの、うるおい感となめらかさの持続力に関しては充分満足するレベルには至らなかった。
特開2006−28114号公報 特開2010−189306号公報 特開2012−121839号公報
前記背景技術を鑑みた本発明の目的は、毛髪をストレートにする効果とストレート効果の持続力に優れ、べたつきがなく、毛髪にうるおい感となめらかさを付与し、しかも付与したうるおい感となめらかさの持続力にも優れた毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者等は前記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定のポリエーテル変性シリコーン、特定のアルコールまたは特定のポリエチレングリコール、特定の酸化プロピレン重合体、およびエタノールを組み合わせて、さらに、特定のアルコールまたは特定のポリエチレングリコールと酸化プロピレン重合体の比率及び合計量を特定した毛髪化粧料が前記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は下記成分(A)〜(D)を含有し、成分(B)と成分(C)の質量比が1:2〜3:1であり、かつ成分(B)と成分(C)の合計量が10質量%以下であること
を特徴とする毛髪化粧料である。
(A)HLB値が10〜15であるポリエーテル変性シリコーン
(B)(B−1)2〜4価のアルコール、(B−2)常温(25℃)で液体のポリエチレングリコール重合体の中から選ばれる一種または二種以上
(C)下記一般式(1)で示される酸化プロピレン重合体から選ばれる一種以上
Figure 2014125448
(上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m+nが20以上の整数を表す。)
(D)エタノール 15〜50質量%
本発明によれば、毛髪をストレートにする効果とストレート効果の持続力に優れ、べたつきがなく、毛髪にうるおい感となめらかさを付与し、しかも付与したうるおい感となめらかさの持続力にも優れた毛髪化粧料を提供することができる。
本発明で用いられる(A)成分のHLB値が10〜15であるポリエーテル変性シリコーンは、例えばポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体が挙げられ、入手可能な市販品として具体的には信越化学工業社製のKF−6011、KF−6013、東レ・ダウコーニング社製のSS−2802、SS−2804等が挙げられる。
本発明においては、これらポリエーテル変性シリコーンの中から、一種または二種以上を適宜選択して用いることができ、その配合量は、本発明の組成物全量に対して0.1〜20質量%(以下、特に記載のあるもの以外は、質量%を単に「%」で示す。)が好ましく、更に好ましくは0.5〜10%である。0.1%未満ではストレートにする効果とストレート効果の持続力が得られない場合があり、20%を超えるとごわつきが生じてなめらかさが得られない場合がある。
本発明で用いられる(B)成分は(B−1)2〜4価のアルコール、(B−2)常温(25℃)で液体のポリエチレングリコール重合体の中から選ばれる一種または二種以上である。
(B−1)成分の2〜4価のアルコールは、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール等が挙げられる。
(B−2)成分の常温(25℃)で液体のポリエチレングリコール重合体は、入手可能な市販品として具体的には日油社製のPEG−200、PEG−400、PEG−600等が挙げられる。
本発明においては、これら2〜4価のアルコール及び常温(25℃)で液体のポリエチレングリコール重合体の中から、一種または二種以上を適宜選択して用いることができ、その配合量は、本発明の組成物全量に対して0.1〜10%が好ましく、更に好ましくは0.5〜5%である。0.1%未満ではパサツキが生じてうるおい感が得られない場合があり、10%を超えるとなめらかさが得られない場合がある。
本発明で用いられる(C)成分の酸化プロピレン共重合体は、下記一般式(1)
Figure 2014125448
(上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m+nが20以上の整数を表す。)で示されるものである。炭素数2〜24のアルキル基としては、エチル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、セチル基、ステアリル基、ベヘニル基、12−ヒドロキシステアリル基等である。好ましいRとしては、水素、ブチル基及び炭素数16〜22のアルキル基である。またm(酸化プロピレンの付加モル数)とn(酸化エチレンの付加モル数)の合計が20以上である。
前記一般式(1)で示される酸化プロピレン重合体の例としては、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(17)グリコール,ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(35)グリコール,ポリオキシエチレン(6)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(55)グリコール,ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(65)グリコール,ポリオキシエチレン(12)ポリオキシプロピレン(35)グリコール,ポリオキシエチレン(16)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(65)グリコール,ポリオキシエチレン(30)ポリオキシプロピレン(55)グリコール,ポリオキシエチレン(19)ポリオキシプロピレン(21)グリコール,ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(60)グリコール,ポリオキシエチレン(22)ポリオキシプロピレン(25)グリコール,ポリオキシエチレン(26)ポリオキシプロピレン(30)グリコール等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレン(30)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(33)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(40)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(52)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(30)オレイルエーテル,ポリオキシプロピレン(40)リシノイルエーテル,ポリオキシプロピレン(30)イソセチルエーテル等のポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(35)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(20)セチルエーテル,ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(40)ベヘニルエーテル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルが挙げられる。入手可能な市販品として具体的にはADEKA社製のアデカプルロニックLシリーズ、三洋化成工業社製のニューポールPEシリーズ、東邦化学社製のベポールシリーズ、日油社製のユニルーブ10MSシリーズやユニルーブ50MBシリーズ、ユニセーフシリーズ等が挙げられる。
前記酸化プロピレン重合体は、一種単独または二種以上を混合して用いることができ、その配合量は、成分(B)の(B−1)2〜4価のアルコール、(B−2)常温(25℃)で液体のポリエチレングリコール重合体の中から選ばれる一種または二種以上の配合量によって決定され、成分(B)と成分(C)の質量比が1:2〜3:1であり、かつ成分(B)と成分(C)の合計量が組成物全量に対して10%以下であることが必要である。この質量比及び合計量でなければ、べたつかず、毛髪に滑らかな感触を付与することができない。
本発明で用いられる(D)成分であるエタノールの配合量は、本発明の組成物全量に対して15〜50%が好ましい。15%未満及び50%を超えるとストレートにする効果が十分に得られない場合がある。
本発明の毛髪化粧料には、前記の各成分に加えて必要に応じて、かつ本発明の効果を損なわない範囲において、通常化粧品に一般的に配合される他の成分、例えば、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、界面活性剤、増粘剤、防腐剤、pH調整剤、乳化剤、色材、各種毛髪栄養剤、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
その他、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、リゾフォスファチジルコリンやリゾフォスファチジン酸、大豆調製物等のラミニン5産生促進薬剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、多様な目的から、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン、ウコン抽出物、サイコ抽出物、イブキジャコウ抽出物、ヒオウギ抽出物、アセンヤク抽出物、ブナの芽抽出物、加水分解カゼイン、米抽出物加水分解液、米ぬか抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、チオタウリン、ヒポタウリン、マジョラム抽出物、シリカ被覆酸化亜鉛、イチヤクソウ抽出物、キシリトール、アルギニン及びその塩酸塩、セリン、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分、チンピ、トウキ等、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB2類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等のビタミン類なども適宜配合することができる。
本発明の毛髪化粧料は、ヘアミスト、ヘアウォーター、ヘアフォーム、ヘアスプレー、洗い流さないトリートメント等、種々の形態で用いることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。まず、実施例を評価した各種試験(ストレート効果、スト
レート持続効果、べたつきのなさ、うるおい感、なめらかさ、うるおい感の持続効果、なめらかさの持続効果)に関する試験法を示す。なお、以下に示す毛髪化粧料の組成物の配合量は、それぞれ質量%である。
(1)ストレート効果試験
実施例及び比較例で示した毛髪化粧料を、25℃の温度条件下で、予め市販のシャンプーを用いて洗浄、ドライヤー乾燥を行なった毛束(20cm、10g)に各々3gずつ均一に塗布し、ブラッシングを5回行い、20名の専門パネルを対象に毛束のストレート状態を観察し、下記に示す判断基準により評価を行なった。
判定基準
◎:パネルの15名以上がストレートの状態が良いと判断
○:パネルの10名以上、15名未満がストレートの状態が良いと判断
△:パネルの5名以上、10名未満がストレートの状態が良いと判断
×:ストレートの状態が良いと判断したパネルが5名未満
(2)ストレートの持続効果
前記の毛束の一端を固定して吊るし、3時間放置後の毛束の下端の形状の初期状態との違いを20名の専門パネルを対象に、下記に示す判断基準により評価を行なった。
判定基準
◎:パネルの15名以上がストレートの状態が持続されていると判断
○:パネルの10名以上、15名未満がストレートの状態が持続されていると判断
△:パネルの5名以上、10名未満がストレートの状態が持続されていると判断
×:ストレートの状態が持続されていると判断したパネルが5名未満
(3)官能試験
20名の専門パネルを対象に実施例及び比較例の毛髪化粧料を使用してもらい、べたつきのなさ、うるおい感、なめらかさ、うるおい感の持続効果、なめらかさの持続効果の項目について官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行なった。
判定基準
(a)べたつきのなさ
◎:パネルの15名以上がべたつかないと判断
○:パネルの10名以上15名未満がべたつかないと判断
△:パネルの5名以上10名未満がべたつかないと判断
×:べたつかないと判断したパネルが5名未満
(b)うるおい感
◎:パネルの15名以上がうるおい感があると判断
○:パネル10名以上15名未満がうるおい感があると判断
△:パネルの5名以上10名未満がうるおい感があると判断
×:うるおい感があると判断したパネルが5名未満
(c)なめらかさ
◎:パネルの15名以上がなめらかであると判断
○:パネルの10名以上15名未満がなめらかであると判断
△:パネルの5名以上10名未満がなめらかであると判断
×:なめらかであると判断したパネルが5名未満
(d)うるおい感の持続性
◎:パネルの15名以上がうるおい感の持続性があると判断
○:パネル10名以上15名未満がうるおい感の持続性があると判断
△:パネルの5名以上10名未満がうるおい感の持続性があると判断
×:うるおい感の持続性があると判断したパネルが5名未満
(e)なめらかさの持続性
◎:パネルの15名以上がなめらかさの持続性があると判断
○:パネル10名以上15名未満がなめらかさの持続性があると判断
△:パネルの5名以上10名未満がなめらかさの持続性があると判断
×:なめらかさの持続性があると判断したパネルが5名未満
実施例1〜7及び比較例1〜4(ヘアミスト)
表1に記載の配合組成よりなる毛髪化粧料を常法により調製し、前記各種試験を実施した。その結果を表1に併せて示す。
Figure 2014125448
表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜7はいずれも優れた性能を示していた。一方、比較例1〜4では、ストレート効果、ストレート持続効果、べたつきのなさ、うるおい感、なめらかさ、うるおい感の持続効果、なめらかさの持続効果のいずれかの点で劣っており、本発明の目的を達しなかった。
以下、本発明の毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、ストレート効果、ストレート持続効果、べたつきのなさ、うるおい感、なめらかさ、うるおい感の持続効果、なめらかさの持続効果について各項目を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例8(ヘアウォーター)
配合量(%)(1)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 4.0
(商品名:SS−2802、東レ・ダウコーニング社製)
(2)ポリエチレングリコール200 2.0
(商品名:PEG#200、日油社製)
(3)1,3−ブチレングリコール 1.5
(4)ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンステアリルエーテル 1.5
(商品名:ユニルーブ10MS−250KB、日油社製)
(5)エタノール 15.0
(6)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.4
(7)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.01
(8)L−アルギニン 0.01
(9)グルタミン酸ナトリウム 0.01
(10)クエン酸 0.01
(11)クエン酸ナトリウム 0.03
(12)ワレモコウエキ 0.1
(13)グレープフルーツ果実エキス 0.1
(14)チャ花エキス 0.1
(15)ボタンエキス 0.1
(16)コメエキス 0.01
(17)香料 0.2
(18)精製水 残 部
(製法)(1)〜(18)を均一に混合溶解して、ヘアウォーターを得た。
実施例9(ヘアミスト)
配合量(%)(1)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 6.0
(商品名:SS−2804、東レ・ダウコーニング社製)
(2)ジプロピレングリコール 3.5
(3)ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(17)
ブチルエーテル 4.0
(商品名:ユニルーブ50MB−26、日油社製)
(4)エタノール 20.0
(5)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.2
(6)イノシトール 0.1
(7)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.01
(8)グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合物 0.1
(9)サッカロミセス/コメヌカ発酵液エキス 0.01
(10)ツバキエキス 0.01
(11)コメヌカエキス 0.01
(12)コメエキス 0.01
(13)コメ胚芽油 0.01
(14)スクワラン 0.01
(15)サクラ葉エキス 0.001(16)ヒオウギエキス 0.001(17)クエン酸 0.01
(18)クエン酸ナトリウム 0.03
(19)香料 0.1
(20)精製水 残 部
(製法)(1)〜(20)を均一に混合溶解して、ヘアミストを得た。
実施例10(ヘアミスト)
配合量(%)(1)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 6.0
(商品名:KF−6011、信越化学工業社製)
(2)ポリエチレングリコール200 0.5
(商品名:PEG#200、日油社製)
(3)ポリエチレングリコール400 0.5
(商品名:PEG−#400、日油社製)
(4)ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(17)
ブチルエーテル 0.5
(商品名:ユニルーブ50MB−26、日油社製)
(5)エタノール 25.0
(6)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.3
(7)ポリウレタン−14 0.1
(8)(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/
メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー 0.1
(9)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.01
(10)L−アルギニン 0.01
(11)グルタミン酸ナトリウム 0.01
(12)クエン酸 0.01
(13)クエン酸ナトリウム 0.03
(14)ユチャ油 0.01
(15)アンズ核油 0.01
(16)チャ花エキス 0.1
(17)コメヌカエキス 0.01
(18)コメエキス 0.01
(19)香料 0.15
(20)精製水 残 部
(製法)(1)〜(20)を均一に混合溶解して、ヘアミストを得た。
また、いずれの実施例の毛髪化粧料を使用した場合にも、頭皮に炎症、その他副作用と考えられる症状は発現せず、本発明に係る毛髪化粧料は安全性にも優れることが明らかであった。

Claims (1)

  1. 下記成分(A)〜(D)を含有し、成分(B)と成分(C)の質量比が1:2〜3:1であり、かつ成分(B)と成分(C)の合計量が10質量%以下であることを特徴とする毛髪化粧料である。
    (A)HLB値が10〜15であるポリエーテル変性シリコーン
    (B)(B−1)2〜4価のアルコール、(B−2)常温(25℃)で液体のポリエチレングリコール重合体の中から選ばれる一種または二種以上
    (C)下記一般式(1)で示される酸化プロピレン重合体から選ばれる一種以上
    Figure 2014125448
    (上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m+nが20以上の整数を表す)
    (D)エタノール 15〜50質量%
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