JP2007015951A - 毛髪化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】塗布時ののびが良く、べたつき感が少なく、髪のまとまり感に優れ、毛髪に自然なつやを付与することができ、かつ保存安定性に優れた毛髪化粧料に関する。
【解決手段】(A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマー0.1〜2質量%、(B)ヒドロキシエチルセルロース0.05〜2質量%、(C)低分子シリコーン10〜50質量%および(D)HLBが6〜10の範囲にある少なくとも一種以上の非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
【選択図】なし
【解決手段】(A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマー0.1〜2質量%、(B)ヒドロキシエチルセルロース0.05〜2質量%、(C)低分子シリコーン10〜50質量%および(D)HLBが6〜10の範囲にある少なくとも一種以上の非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
【選択図】なし
Description
本発明は毛髪化粧料に関し、詳しくは、塗布時ののびが良く、べたつき感が少なく、髪のまとまり感に優れ、毛髪に自然なつやを付与することができ、かつ保存安定性に優れた毛髪化粧料に関する。
従来、化粧料には、液状、乳液状、ゲル状、クリーム状、スティック状など様々な形態があり、中でも乳液状およびゲル状化粧料は手に取り出しやすい、塗布時に伸ばしやすいなどの理由により汎用されている。一般にこのような乳液状およびゲル状化粧料にはカルボキシビニルポリマーに代表されるカルボキシル基含有増粘性高分子を水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミンなどのアルカリ性物質で中和して配合したり、セルロース誘導体、グアーガム誘導体などの天然系高分子を配合し、その粘性を調整している。また、化粧料には、従来、油性成分として油脂類、炭化水素油、脂肪酸エステル、高級アルコール、シリコーン油などの油性成分を配合し、様々な感触(しっとり感、さらさら感)を調整している。これらのことから、例えば、カルボキシル基含有増粘性高分子化合物と水溶性アルコールと油性成分を含有したゲル状化粧料(例えば、特許文献1参照。)、カルボキシル基含有増粘性高分子化合物とペースト状の油剤と液状の油剤を含有した毛髪化粧料(例えば、特許文献2参照。)を本願出願人が開示している。髪のまとまりや落ち着き、つや等のコンディショニング性を高めるために、油性成分を多く配合することが必要であるが、これらの従来の技術では、多量に油性成分を配合すると油性成分の安定性が損なわれ、油浮きや化粧料が分離する問題があった。従来、この油浮きや分離等の安定性を高める方法として、カルボキシル基含有増粘性高分子化合物の配合量を上げて、毛髪化粧料の粘性を高くすることが行われてきた。しかしながら、この方法においては、安定性は高いものの、粘性が高いために、塗布時の伸ばしにくく、毛髪に均一に塗布できないため、またべたつき感が生じ、まとまりにくいという欠点があった。そのため、塗布時ののびが良く、べたつき感が少なく、髪のまとまり感に優れ、毛髪に自然なつやを付与することができ、かつ保存安定性に優れた毛髪化粧料の開発が強く望まれていた。
そこで、本発明者は、上記背景技術を鑑みて、鋭意研究を重ねた結果、カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーと、ヒドロキシエチルセルロースと、特定の非イオン性界面活性剤を組み合わせることにより、高い濃度の低分子シリコーンを配合することが可能となり、塗布時ののびが良く、べたつき感が少なく、髪のまとまり感に優れ、毛髪に自然なつやを付与することができ、かつ保存安定性に優れていることを見出して本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の目的とするところは、塗布時ののびが良く、べたつき感が少なく、髪のまとまり感に優れ、毛髪に自然なつやを付与することができ、かつ保存安定性に優れた毛髪化粧料を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の毛髪化粧料は、(A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマー0.1〜2質量%、(B)ヒドロ
キシエチルセルロース0.05〜2質量%、(C)低分子シリコーン15〜30質量%および(D)HLBが6〜10の範囲にある少なくとも一種以上の非イオン性界面活性剤を含有することを特徴としている。
キシエチルセルロース0.05〜2質量%、(C)低分子シリコーン15〜30質量%および(D)HLBが6〜10の範囲にある少なくとも一種以上の非イオン性界面活性剤を含有することを特徴としている。
本発明の毛髪化粧料によれば、塗布時ののびが良く、べたつき感が少なく、髪のまとまり感に優れ、毛髪に自然なつやを付与することができ、かつ保存安定性に優れている。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いられる成分(A)は、カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーである。これらは、アクリル酸を主としてこれに少量のアリルショ糖で架橋した共重合体、またはアルキル化処理したもの、更にこれらを併用して処理したポリマーである。成分(A)は、アルカリ剤を加えることにより粘性の高い水性ゲルを形成し、系に適度な粘性を付与して、使用時の毛髪上での伸び、なじみを良くし、毛髪化粧料としての良好な使い易さを具現化するのに必須の成分である。また、成分(A)の中でも、カルボキシビニルポリマーの方がアルキル変性カルボキシビニルポリマーに比較してより増粘効果が高く、幅広い範囲の粘性を付与できること、また少ない量で高い粘性が得られるのでより軽やかな仕上がりが得られることから、より好適である。
成分(A)の市販品を例示すると、カルボキシビニルポリマーとしてはカーボポール940、カーボポール941、カーボポール934(以上、B.F.グッドリッチ社製)、シンタレンL、シンタレンK(以上、3V SIGMA社製)等の使用が可能であり、また、アルキル変性カルボキシビニルポリマーとしてはカーボポール1342、ペミュレンTR−1、ペミュレンTR−2(以上、)B.F.グッドリッチ社製)等が挙げられる。
成分(A)のカルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーは1種または2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は毛髪化粧料の全組成中0.1〜2質量%(以下、%と略す)が必要であり、より好ましくは0.2〜1%である。0.1%未満の場合は粘性が低く安定性に問題が生じる場合があり、また2%を超えると組成物の粘性が高すぎて使用性が悪くなる傾向があり毛髪化粧料としての品質を損なう場合がある。
本発明で用いられる成分(B)であるヒドロキシエチルセルロースは、通常増粘剤として使用される半合成セルロース系水溶性高分子でよい。本発明においては、カルボキシビニルポリマーやアルキル変性カルボキシビニルポリマーと複合体を形成して高配合した低分子シリコーン等の油剤を安定化する上で必須の成分である。また、成分(A)および成分(C)の低分子シリコーンとを組み合わせることにより、べたつきの抑制とみずみずしさの付与に加えて、滑らかさとしなやかさを向上させ、毛先の流れを美しくし仕上げることができる。成分(C)のヒドロキシエチルセルロースの市販品を例示すると、HECダイセルSE100、HECダイセルSE200、HECダイセルSE400、HECダイセルSE900(以上、ダイセル化学社製)、NATROSOL(HERCULES社)等が挙げられる。
成分(B)のヒドロキシエチルセルロースは、様々な分子量のものが知られており、それら分子量の異なる1種または2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は毛髪化粧料の全組成中0.05〜1%が必要であり、より好ましくは0.1〜0.5%である。0.05%未満では成分(A)との複合体形成能が弱く、優れた安定性が得られない場合があり、また1%を超えると粘度が高くなり、のびが悪く、ごわつきを生じて使用
性が悪くなる傾向があり、毛髪化粧料としての品質を損なう場合がある。
性が悪くなる傾向があり、毛髪化粧料としての品質を損なう場合がある。
本発明で用いられる成分(C)の低分子シリコーンは、例えば、分子量が約500〜8,000で、常温で流動性のある液状であり、ブルックフィールド型粘度計を用いた化粧品原料基準・粘度測定法第二法にて、25℃で測定した場合、2〜300mm2/sの粘度を示すものである。成分(C)の低分子シリコーンを例示すると、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、テトラデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルトリシロキサンおよびデカメチルテトラシロキサン、メチルトリストリメチルシロキシシランなどがあげられる。これら低分子シリコーンの市販品を例示すると、信越化学社製のKF−96A(2cs〜300cs)、KF−50(100cs〜300cs)、KF−53、KF−54、KF−56、東レダウコーニングシリコーン社製のSH200C(10cs〜300cs)、SH−556、VS−7158、GE東芝シリコーン社製のTSF−451(6cs〜300cs)、TSF431、TSF433、TSF437、SF1550、TSF484等があげられる。
成分(C)の低分子シリコーンは、粘度や分子量の異なる1種または2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は毛髪化粧料の全組成中15〜50%が必要であり、より好ましくは20〜40%である。10%未満ではしなやかさ等の効果が不十分であり、50%を超えると毛髪のまとまりに不備が出たり、安定性上好ましくない場合がある。
本発明で用いられる成分(D)の非イオン界面活性剤は、25℃において液状の外観を有し、HLBが6〜10の範囲から選ばれる少なくとも1種の非イオン性界面活性剤である。25℃における性状が固形やペースト状の流動性のない状態であると、成分(C)の低分子シリコーンを安定に乳化・分散する効果に乏しくなり、充分な効果が発揮されない。また、HLBは6〜10の範囲が必要であり、より好ましくはHLBは7〜9の範囲である。HLBがこの範囲を超えた場合、低分子シリコーンを安定に乳化・分散する効果が不足して発明の効果が発揮されない。
成分(D)の非イオン界面活性剤としては、高級アルコール(1級、2級直鎖、分岐鎖、飽和、不飽和のいずれでもよい。)のポリオキシエチレン誘導体、アルキルフェノールのポリオキシエチレン誘導体などのエーテル型及びポリオキシエチレンの高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリル高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレントリメチロールプロパン高級脂肪酸エステル、硬化ヒマシ油のポリオキシエチレン誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の高級脂肪酸エステル、グリセリンやソルビタンの高級脂肪酸エステルなどのエステル型非イオン界面活性剤である。
成分(D)の非イオン界面活性剤は具体例としては、エチレンオキシド付加モル数5〜10のポリキシエチレンオレイルエーテル、エチレンオキシド付加モル数3〜8のポリキシエチレンノニルフェニルエーテル、エチレンオキシド付加モル数4〜7のポリキシエチレンオクチルフェニルエーテル、エチレンオキシド付加モル数3〜7のポリキシエチレンラウリルエーテル、エチレンオキシド付加モル数2〜6のポリキシエチレン2級アルキルエーテル、エチレンオキシド付加モル数5〜13のポリキシエチレンジラウレート、エチレンオキシド付加モル数5〜9のポリキシエチレンモノイソステアレート、エチレンオキシド付加モル数10〜15のポリキシエチレンジイソステアレート、エチレンオキシド付加モル数5〜9のポリキシエチレンモノオレート、エチレンオキシド付加モル数10〜15のポリキシエチレンジオレート、エチレンオキシド付加モル数5〜10のポリキシエチレングリセリルモノイソステアレート、エチレンオキシド付加モル数15〜30のポリキ
シエチレングリセリルトリイソステアレート、エチレンオキシド付加モル数1〜6のポリキシエチレングリセリルモノオレート、エチレンオキシド付加モル数13〜30のポリキシエチレングリセリルトリオレート、エチレンオキシド付加モル数12〜25のポリキシエチレントリメチロールプロパントリミリステートエチレンオキシド付加モル数20〜30のポリオキシエチレントリメチロールプロパントリイソステアレート、エチレンオキシド付加モル数10〜30のポリキシエチレン硬化ヒマシ油、エチレンオキシド付加モル数15〜30のポリキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、エチレンオキシド付加モル数2〜5のポリキシエチレンモノオレイン酸ソルビタン、エチレンオキシド付加モル数2〜7のポリキシエチレンテトラオレイン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジオレイン酸ジグリセリル、モノオレイン酸テトラグリセリル、モノオレイン酸ヘキサグリセリル、ジイソステアリン酸デカグリセリル、モノラウリン酸ソルビタン、エチレンオキシド及びプロピレンオキシド付加モル数1〜20のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して用いることができる。これら非イオン界面活性剤のうち特に好ましくは、高級アルコール(1級、2級直鎖、分岐鎖、飽和、不飽和のいずれでもよい。)のポリオキシエチレン誘導体、アルキルフェノールのポリオキシエチレン誘導体、ポリオキシエチレングリセリル高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステルである。
シエチレングリセリルトリイソステアレート、エチレンオキシド付加モル数1〜6のポリキシエチレングリセリルモノオレート、エチレンオキシド付加モル数13〜30のポリキシエチレングリセリルトリオレート、エチレンオキシド付加モル数12〜25のポリキシエチレントリメチロールプロパントリミリステートエチレンオキシド付加モル数20〜30のポリオキシエチレントリメチロールプロパントリイソステアレート、エチレンオキシド付加モル数10〜30のポリキシエチレン硬化ヒマシ油、エチレンオキシド付加モル数15〜30のポリキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、エチレンオキシド付加モル数2〜5のポリキシエチレンモノオレイン酸ソルビタン、エチレンオキシド付加モル数2〜7のポリキシエチレンテトラオレイン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジオレイン酸ジグリセリル、モノオレイン酸テトラグリセリル、モノオレイン酸ヘキサグリセリル、ジイソステアリン酸デカグリセリル、モノラウリン酸ソルビタン、エチレンオキシド及びプロピレンオキシド付加モル数1〜20のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して用いることができる。これら非イオン界面活性剤のうち特に好ましくは、高級アルコール(1級、2級直鎖、分岐鎖、飽和、不飽和のいずれでもよい。)のポリオキシエチレン誘導体、アルキルフェノールのポリオキシエチレン誘導体、ポリオキシエチレングリセリル高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステルである。
成分(D)の非イオン界面活性剤の配合量は毛髪化粧料の全組成中好ましくは0.1〜2%であり、より好ましくは0.2〜1%である。0.1%未満では、安定性や良好な効果が得られない場合があり、2%を超えて配合すると、頭皮や毛髪のべたつきを生じ、感触上好ましくない場合が生ずる。
また、本発明において毛髪化粧料の粘度は、ブルックフィールド型粘度計を用いた化粧品原料基準・粘度測定法第二法にて、20℃で測定した場合、100,000mPa・S以下であることが好ましく、5,000〜30,000mPa・sであることが更に好ましい。この粘度範囲において塗布時ののびと、べたつき感のなさが優れる。
また本発明の毛髪化粧料は、頭髪に外用される例えば軟膏、クリーム、ゲル、乳液、ローション、パック、シャンプー、トリートメント等、種々の形態で用いることができるが、乳液、ゲルおよびローションン等の形態であることが塗布のしやすさやのび、べたつき感の点から好ましく、例えば、ヘアー美容液、ヘアージェル、乳液、クリームなどの形態で、毛髪に塗布する剤形に配合し、常法に従い製造することができる。
また本発明の毛髪化粧料には、前記の各成分に加えて必要に応じて、かつ本発明の効果を損なわない範囲において、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば、抗老化薬剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、増粘剤、防腐剤、アルコール類、pH調整剤、洗浄剤、乾燥剤、乳化剤、粉末成分、色材、水性成分、水、各種毛髪栄養剤、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。その他、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、リゾフォスファチジルコリンやリゾフォスファチジン酸、大豆調製物等のラミニン5産生促進薬剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール
、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、多様な目的から、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン、ウコン抽出物、サイコ抽出物、イブキジャコウ抽出物、ヒオウギ抽出物、アセンヤク抽出物、ブナの芽抽出物、加水分解カゼイン、米抽出物加水分解液、米ぬか抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、チオタウリン、ヒポタウリン、マジョラム抽出物、シリカ被覆酸化亜鉛、イチヤクソウ抽出物、キシリトール、アルギニン及びその塩酸塩、セリン、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分、チンピ、トウキ等、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB2類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等のビタミン類なども適宜配合することができる。化粧品、医薬部外品、医薬品等において一般的に用いられる各種の成分、例えば、水、油分、保湿剤、増粘剤、色素、香料、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、溶剤、抗炎症剤、抗アンドロゲン剤、育毛剤、抗酸化剤、清涼剤、生薬抽出物やビタミン類等を適宜配合することができる。
、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、多様な目的から、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン、ウコン抽出物、サイコ抽出物、イブキジャコウ抽出物、ヒオウギ抽出物、アセンヤク抽出物、ブナの芽抽出物、加水分解カゼイン、米抽出物加水分解液、米ぬか抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、チオタウリン、ヒポタウリン、マジョラム抽出物、シリカ被覆酸化亜鉛、イチヤクソウ抽出物、キシリトール、アルギニン及びその塩酸塩、セリン、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分、チンピ、トウキ等、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB2類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等のビタミン類なども適宜配合することができる。化粧品、医薬部外品、医薬品等において一般的に用いられる各種の成分、例えば、水、油分、保湿剤、増粘剤、色素、香料、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、溶剤、抗炎症剤、抗アンドロゲン剤、育毛剤、抗酸化剤、清涼剤、生薬抽出物やビタミン類等を適宜配合することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。尚、実施例に記載の官能試験(塗布時ののび、べたつき、まとまり、つや)、および保存安定性に関する試験法を下記に示す。
(1)官能試験
20名の専門パネルを対象に実施例および比較例の毛髪化粧料を使用してもらい、毛髪上での塗布時ののび、べたつき、まとまり、つやについて官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行った。
20名の専門パネルを対象に実施例および比較例の毛髪化粧料を使用してもらい、毛髪上での塗布時ののび、べたつき、まとまり、つやについて官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行った。
判定基準
塗布時ののび
◎:パネルの15名以上がのびが良いと判断
○:パネルの10名以上15名未満がのびが良いと判断
△:パネルの5名以上10名未満がのびが良いと判断
×:パネルの15名以上がのびが悪いと判断
べたつき
◎:パネルの15名以上がべたつきがないと判断
○:パネルの10名以上15名未満がべたつきがないと判断
△:パネルの5名以上10名未満がべたつきがないと判断
×:パネルの15名以上がべたつくと判断
まとまり
◎:パネルの15名以上がまとまりが良いと判断
○:パネルの10名以上15名未満がまとまりが良いと判断
△:パネルの5名以上10名未満がまとまりが良いと判断
×:パネルの15名以上がまとまりが悪いと判断
つや
◎:パネルの15名以上がつやがあると判断
○:パネルの10名以上15名未満がつやがあると判断
△:パネルの5名以上10名未満がつやがあると判断
×:パネルの15名以上がつやがないと判断
塗布時ののび
◎:パネルの15名以上がのびが良いと判断
○:パネルの10名以上15名未満がのびが良いと判断
△:パネルの5名以上10名未満がのびが良いと判断
×:パネルの15名以上がのびが悪いと判断
べたつき
◎:パネルの15名以上がべたつきがないと判断
○:パネルの10名以上15名未満がべたつきがないと判断
△:パネルの5名以上10名未満がべたつきがないと判断
×:パネルの15名以上がべたつくと判断
まとまり
◎:パネルの15名以上がまとまりが良いと判断
○:パネルの10名以上15名未満がまとまりが良いと判断
△:パネルの5名以上10名未満がまとまりが良いと判断
×:パネルの15名以上がまとまりが悪いと判断
つや
◎:パネルの15名以上がつやがあると判断
○:パネルの10名以上15名未満がつやがあると判断
△:パネルの5名以上10名未満がつやがあると判断
×:パネルの15名以上がつやがないと判断
(2)保存安定性
実施例および比較例の毛髪化粧料を100mLの透明ガラス製容器に入れて密封し、往復恒温槽(5℃〜30℃のサイクル恒温槽)に3ヶ月保存し、視覚判定により下記の基準で評価を行った。
○:外観の変化が全くなく、油浮きや分離などが観察されない。
△:僅かに油浮きや分離が認められる。
×:明らかに油浮きや分離が認められる。
実施例および比較例の毛髪化粧料を100mLの透明ガラス製容器に入れて密封し、往復恒温槽(5℃〜30℃のサイクル恒温槽)に3ヶ月保存し、視覚判定により下記の基準で評価を行った。
○:外観の変化が全くなく、油浮きや分離などが観察されない。
△:僅かに油浮きや分離が認められる。
×:明らかに油浮きや分離が認められる。
実施例1〜13、比較例1〜7
表1に示す処方の毛髪化粧料を常法に従って作成し、前記の諸試験を実施して評価を行った。その結果を併せて表1に示す。
表1に示す処方の毛髪化粧料を常法に従って作成し、前記の諸試験を実施して評価を行った。その結果を併せて表1に示す。
表1から明らかなように、本発明の毛髪化粧料は、比較例と比べて明らかに官能試験(塗布時ののび、べたつき、まとまり、つや)、保存安定性に関する試験のいずれの評価においても優れていた。
以下、本発明毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、上記の官能試験(塗布時ののび、べたつき、まとまり、つや)、保存安定性を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例14
配合量(%)
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5
(商品名:シンタレンL、3Vシグマ社製)
(2)カルボキシビニルポリマー 0.1
(商品名:シンタレンK、3Vシグマ社製)
(3)ヒドロキシエチルセルロース 0.2
(商品名:HECダイセルSE−900、ダイセル化学社製)
(4)ジメチルポリシロキサン 5.0
(商品名:KF−96A(300cs)、信越化学社製)
(5)デカメチルペンタシロキサン 15.0
(6)ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル 0.5
(HLB=8)
(7)ポリオキシエチレン(80)硬化ヒマシ油 0.3
(8)軽質流動イソパラフィン 3.0
(9)パラメトキシケイ皮酸オクチル 0.5
(10)1,3−ブチレングリコール 3.0
(11)トリエタノールアミン 0.5
(12)メチルパラベン 0.1
(13)エデト酸ニナトリウム 0.02
(14)セリシン 1.0
(15)加水分解シルク液 1.0
(16)エタノール 10.0
(17)香料 0.5
(18)精製水 残 部
配合量(%)
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5
(商品名:シンタレンL、3Vシグマ社製)
(2)カルボキシビニルポリマー 0.1
(商品名:シンタレンK、3Vシグマ社製)
(3)ヒドロキシエチルセルロース 0.2
(商品名:HECダイセルSE−900、ダイセル化学社製)
(4)ジメチルポリシロキサン 5.0
(商品名:KF−96A(300cs)、信越化学社製)
(5)デカメチルペンタシロキサン 15.0
(6)ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル 0.5
(HLB=8)
(7)ポリオキシエチレン(80)硬化ヒマシ油 0.3
(8)軽質流動イソパラフィン 3.0
(9)パラメトキシケイ皮酸オクチル 0.5
(10)1,3−ブチレングリコール 3.0
(11)トリエタノールアミン 0.5
(12)メチルパラベン 0.1
(13)エデト酸ニナトリウム 0.02
(14)セリシン 1.0
(15)加水分解シルク液 1.0
(16)エタノール 10.0
(17)香料 0.5
(18)精製水 残 部
(製法)(1)〜(3)、(13)〜(15)及び(18)をホモミキサーを用いて均一に混合分散し、次いで(4)〜(12)、(16)及び(17)を均一に混合したものを添加し、再度ホモミキサーにて混合分散を行い、粘度5500mPa・sの乳液状の毛髪化粧料を得た。
実施例15
配合量(%)
(1)アクリル酸・メタクリル酸共重合体 0.6
(商品名:PEMULEN TR−1、B.F.GOODRICH社製)
(2)ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(商品名:HECダイセルSE−400、ダイセル化学社製)
(3)テトラデカメチルシクロヘキサシロキサン 25.0
(4)ジメチルポリシロキサン 3.0
(商品名:DC200CS、東レダウコーニング社製)
(5)ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル 0.2
(HLB=9.5)
(6)ポリオキシエチレン(2)2級アルキルエーテル 0.3
(7)軽質流動パラフィン 5.0
(8)流動パラフィン 2.0
(9)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 0.5
(10)トリエタノールアミン 0.25
(11)メチルパラベン 0.1
(12)エデト酸ニナトリウム 0.01
(13)法定色素 黄色203号 微 量
(14)エタノール 5.0
(15)香料 0.2
(16)精製水 残 部
配合量(%)
(1)アクリル酸・メタクリル酸共重合体 0.6
(商品名:PEMULEN TR−1、B.F.GOODRICH社製)
(2)ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(商品名:HECダイセルSE−400、ダイセル化学社製)
(3)テトラデカメチルシクロヘキサシロキサン 25.0
(4)ジメチルポリシロキサン 3.0
(商品名:DC200CS、東レダウコーニング社製)
(5)ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル 0.2
(HLB=9.5)
(6)ポリオキシエチレン(2)2級アルキルエーテル 0.3
(7)軽質流動パラフィン 5.0
(8)流動パラフィン 2.0
(9)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 0.5
(10)トリエタノールアミン 0.25
(11)メチルパラベン 0.1
(12)エデト酸ニナトリウム 0.01
(13)法定色素 黄色203号 微 量
(14)エタノール 5.0
(15)香料 0.2
(16)精製水 残 部
(製法)(1)、(2)、(10)〜(16)をホモミキサーを用いて均一に混合分散し、次いで(3)〜(9)を混合したものを添加し、再度ホモミキサーにて混合分散を行い、粘度13,000mPa・sの乳液状の毛髪化粧料を得た。
Claims (1)
- (A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマー0.1〜2質量%、(B)ヒドロキシエチルセルロース0.05〜2質量%、(C)低分子シリコーン10〜50質量%および(D)HLBが6〜10の範囲にある少なくとも一種以上の非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005197102A JP2007015951A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 毛髪化粧料 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008273907A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 整髪用化粧料 |
JP2009256267A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Naris Cosmetics Co Ltd | 頭皮頭髪用化粧料 |
JP2010235571A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Shiseido Co Ltd | 毛髪処理剤組成物及びこれを用いる毛髪処理方法 |
JP2010235570A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Shiseido Co Ltd | 毛髪化粧料 |
JP2014005239A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Milbon Co Ltd | 毛髪化粧料 |
WO2018091268A1 (en) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | Unilever Plc | Hair treatment composition |
-
2005
- 2005-07-06 JP JP2005197102A patent/JP2007015951A/ja active Pending
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