JP2011037741A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪に対して伸びが良いテクスチャを有し、べたつき感が少なく、髪にまとまり感と滑らかな感触と艶を付与し、滑らかな感触の持続性に優れた毛髪化粧料。
【解決手段】(A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマー 全組成物中0.1〜2質量%
(B)ヒドロキシエチルセルロース 全組成物中0.05〜2質量%
(C)下記一般式(1)で表される酸化プロピレン重合体から選ばれる一種以上
【化1】
Figure 2011037741

(上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m+nが20以上の整数を表す)
(D)下記一般式(2)で表される二塩基酸ジエステル化合物
O−OC(CHCO−OR (2)
(式中、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数1〜8の直鎖状、分岐状のアルキル基,アルケニル基又はアリール基であり、nは0〜18の整数である。)
を含有する毛髪化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は毛髪用の化粧料に関し、更に詳細には、毛髪に対して伸びが良いテクスチャを有し、べたつき感が少なく、髪にまとまり感と滑らかな感触と艶を付与し、滑らかな感触の持続性に優れた毛髪化粧料に関する。
毛髪は、ヘアカラー、ブリーチやパーマネントウェーブ、紫外線、ドライヤーの熱など化学的または物理的刺激により損傷を受け、艶が失われ、パサつき・枝毛・切れ毛などが生じることにより手触り感が悪くなる。これらの毛髪において、手触り感や艶を付与する目的で、シリコーン油に代表される液状油分が汎用されており、例えば、高分子量シリコーンと低沸点シリコーン油を配合することによって、髪の滑らかさやセット保持力を有する毛髪化粧料(例えば、特許文献1参照。)や高分子量ジメチルポリシロキサンと非水型溶剤と噴射剤を含むエアゾールスプレー組成物によって、光沢や滑らかな感触を付与する毛髪用非水型エアゾールスプレー組成物(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。しかしながら、これらの高分子シリコーンを含有した組成物は、艶や手触り感においては優れているものの、時間経過とともに毛髪のゴワつきやパサつきが生じ、高分子シリコーンの蓄積により毛髪が硬くなるなど、滑らかな感触の持続性において不十分であるという欠点があった。また、毛髪への伸びが良く、まとまり感に優れることからゲル状毛髪化粧料(例えば、特許文献3参照。)が提案されている。しかしながら、やはり滑らかな感触の持続性において不十分である。従って、毛髪に対して伸びが良いテクスチャを有し、べたつき感が少なく、髪にまとまり感と滑らかな感触と艶を付与し、滑らかな感触の持続性に優れた毛髪化粧料が強く所望されていた。
特許第2537629号 特許第2888951号 特開2001−335436号公報
すなわち、本発明の目的とするところは、毛髪に対して伸びが良いテクスチャを有し、べたつき感が少なく、髪にまとまり感と滑らかな感触と艶を付与し、滑らかな感触の持続性に優れた毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者は上記課題を鑑みて、鋭意研究を重ねた結果、カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマー、ヒドロキエチルセルロース、特定の酸化プロピレン重合体、特定の二塩基酸ジエステル化合物を含有した毛髪化粧料が上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、下記成分(A)〜(D)
(A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマー
全組成物中0.1〜2質量%
(B)ヒドロキシエチルセルロース 全組成物中0.05〜2質量%
(C)下記一般式(1)で表される酸化プロピレン重合体から選ばれる一種以上
Figure 2011037741
(上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m+nが20以上の整数を表す)
(D)下記一般式(2)で表される二塩基酸ジエステル化合物
O−OC(CHCO−OR ………(2)
(式中、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数1〜8の直鎖状、分岐状のアルキル基,アルケニル基又はアリール基であり、nは0〜18の整数である。)
を含有することを特徴とする毛髪化粧料である。そして、この毛髪化粧料には、更に(E)植物油を含有することが好ましい。
本発明によれば、毛髪に対して伸びが良いテクスチャを有し、べたつき感が少なく、髪にまとまり感と滑らかな感触と艶を付与し、滑らかな感触の持続性に優れた毛髪化粧料を提供することができる。
本発明で用いられる(A)成分のカルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーは、アクリル酸を主としてこれに少量のアリルショ糖で架橋した共重合体、またはアルキル化処理したもの、更にこれらを併用して処理したポリマーである。(A)成分は、アルカリ剤を加えることにより粘性の高い水性ゲルを形成し、系に適度な粘性を付与して、使用時の毛髪上での伸びを良くし、毛髪化粧料としての良好な使い易さを具現化するのに必須の成分である。また、(A)成分の中でも、カルボキシビニルポリマーの方がアルキル変性カルボキシビニルポリマーに比較してより増粘効果が高く、幅広い範囲の粘性を付与できること、また少ない量で高い粘性が得られるのでより軽やかな仕上がりが得られることから、より好適である。
前記カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマー は入手可能な市販品を用いることができる。カルボキシビニルポリマーとしてはカーボポール940、カーボポール941、カーボポール934〔B.F.グッドリッチ社製〕、シンタレンL、シンタレンK〔3V SIGMA社製〕等の使用が可能であり、また、アルキル変性カルボキシビニルポリマーとしてはカーボポール1342、PEMULEN TR−1、PEMULEN TR−2〔B.F.グッドリッチ社製〕等が挙げられる。
前記カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーは、一種又は二種以上を混合して用いることができ、その配合量は、本発明の組成物全量に対して0.1〜2質量%(以下、特に記載のあるもの以外は、質量%を単に「%」で示す)である。0.1%未満では、毛髪に対して伸びが悪く、また2%を超えるとべたつきやゴワつき等が発生して毛髪の感触が低下する。
本発明で用いられる(B)成分のヒドロキシエチルセルロースは、通常増粘剤として使用される半合成セルロース系水溶性高分子でよい。本発明においては、カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーと複合体を形成して、毛髪に対して伸びが良いテクスチャにする上で必須の成分である。
前記ヒドロキシエチルセルロースは、入手可能な市販品を用いることができ、HECダイ
セルSE100、HECダイセルSE200、HECダイセルSE400、HECダイセルSE900〔ダイセル化学社製〕、NATROSOL〔HERCULES社〕等が挙げられる。
前記ヒドロキシエチルセルロースは、様々な分子量のものが知られており、それら分子量が異なる一種又は二種以上を混合して用いることができ、その配合量は、本発明の組成物全量に対して0.05〜2質量%である。0.05%未満では、毛髪に対して伸びが悪く、また2%を超えるとべたつきやゴワつき等が発生して毛髪の感触が低下する。
本発明で用いられる(C)成分の酸化プロピレン重合体は、下記一般式(1):
Figure 2011037741
(上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m+nが20以上の整数を表す)で示され、上記一般式(1)のRは水素または炭素数2〜24のアルキル基であり、アルキル基としては、エチル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、セチル基、ステアリル基、ベヘニル基、12−ヒドロキシステアリル基等であり、好ましいRとしては、水素、ブチル基及び炭素数16〜22のアルキル基である。m(酸化プロピレンの付加モル数)とn(酸化エチレンの付加モル数)の合計は20以上であるが、好ましくはm+nの値が30以上であり、且つm≧nであるものが熱による毛髪ダメージを防止し、特に好ましい。
前記一般式(1)で表される酸化プロピレン重合体の例としては、例えばポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(17)グリコール,ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(35)グリコール,ポリオキシエチレン(6)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(55)グリコール,ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(65)グリコール,ポリオキシエチレン(12)ポリオキシプロピレン(35)グリコール,ポリオキシエチレン(16)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(65)グリコール,ポリオキシエチレン(30)ポリオキシプロピレン(55)グリコール,ポリオキシエチレン(19)ポリオキシプロピレン(21)グリコール,ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(60)グリコール,ポリオキシエチレン(22)ポリオキシプロピレン(25)グリコール,ポリオキシエチレン(26)ポリオキシプロピレン(30)グリコール等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレン(30)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(33)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(40)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(52)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(30)オレイルエーテル,ポリオキシプロピレン(40)リシノイルエーテル,ポリオキシプロピレン(30)イソセチルエーテル等のポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(35)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(20)セチルエーテル,ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(40)ベヘニルエーテル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルが挙げられる。これら酸化プロピレン重合体は入手可能な市販品を用いることができ、アデカプルロニ
ックLシリーズ〔ADEKA社製〕、ニューポールPEシリーズ〔三洋化成工業社製〕、ユニルーブ10MSシリーズやユニセーフシリーズ、ユニルーブ50MBシリーズ〔日油社製〕、ベポールシリーズ〔東邦化学社製〕、等が挙げられる。
前記酸化プロピレン重合体は、一種又は二種以上を混合して用いることができ、その配合量は、本発明の組成物全量に対して1〜10%が好ましい。1%未満では、まとまり感や滑らかな感触が得られない場合があり、また10%を超えるとべたつき等が発生して毛髪の感触が低下する場合がある。
本発明で用いられる(D)成分の二塩基酸ジエステル化合物は、下記一般式(2):
O−OC(CHCO−OR ………(2)
(式中、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数1〜8の直鎖状、分岐状のアルキル基,アルケニル基又はアリール基であり、nは0〜18の整数である。)で表される構造を有する二塩基酸とアルコールとのエステル化合物であり、炭素数2〜20の二塩基酸と炭素数1〜8のアルコールからなるエステルである。
前記二塩基酸ジエステル化合物を構成する二塩基酸の具体例を挙げれば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ノナメチレンジカルボン酸、デカメチレンジカルボン酸、ウンデカメチレンジカルボン酸、ドデカメチレンジカルボン酸、トリデカメチレンジカルボン酸、テトラデカメチレンジカルボン酸、ヘキサデカメチレンジカルボン酸、オクタデカメチレンジカルボン酸等が挙げられ、即ち、上記一般式(2)中、nで示される数は0〜18であり、更に好ましくは2〜12である。二塩基酸ジエステル化合物を構成する炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖状の飽和又は不飽和アルコールの具体例を挙げれば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、1−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノール、2−メチルブタノール、ジメチルプロパノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、2−エチルヘキサノール、4−エチルヘキサノール、アリルアルコール、クロチルアルコール、2−ブテノール、2−ペンテノール、3−ヘキセノール、2−ヘプテノール、フェノール、ベンジルアルコール等が挙げられ、即ち、上記一般式(2)中、R及びRで示される炭化水素基の数は1〜8であり、更に好ましくは炭化水素基の数は1〜5である。また、R及びRで示されるアルコールは、互いに独立し、同一の炭素数であっても、異なった炭素数であってもよい。
前記二塩基酸ジエステル化合物のうち、好ましいものとしては、コハク酸ジメチル、コハク酸ジエチル、コハク酸ジプロピル、コハク酸ジエチルヘキシル、アジピン酸ジメチル、アジピン酸ジエチル、アジピン酸ジプロピル、ピメリン酸ジメチル、ピメリン酸ジエチル、ピメリン酸ジプロピル、スベリン酸ジメチル、スベリン酸ジエチル、スベリン酸ジプロピル、アゼライン酸ジメチル、アゼライン酸ジエチル、アゼライン酸ジプロピル、セバシン酸ジメチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジプロピルが挙げられ、特にアゼライン酸ジメチル、アゼライン酸ジエチル、セバシン酸ジメチル、セバシン酸ジエチル、コハク酸ジエチルヘキシルが好ましい。
前記二塩基酸ジエステル化合物は、一種又は二種以上を混合して用いることができ、その配合量は、本発明の組成物全量に対して1〜5%が好ましい。1%未満では、まとまり感や滑らかな感触や艶が得られない場合があり、また5%を超えるとべたつき等が発生して毛髪の感触が低下する場合がある。
本発明の毛髪化粧料に好適に用いられる(E)成分の植物油としては、特に限定されるものではないが、例えばコメヌカ油、コメ胚芽油、コムギ胚芽油、ツバキ油、クルミ種子油
、ホホバ油、サンフラワー油、オリーブ油、ヒマワリ油、サザンカ油、ユチャ油等が挙げられる。これらの植物油を適宜選択し、一種又は二種以上を用いることができる。これらの植物油の配合量は特に限定されるものではないが、組成物全体に対して、0.001〜10%が好ましく、さらに好ましくは、0.01〜5%である。この範囲であれば、べたつきが強くでることはなく、充分な艶が得られるため好ましい。
また本発明の毛髪化粧料には、前記の各成分に加えて必要に応じて、かつ本発明の効果を損なわない範囲において、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば、抗老化薬剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、界面活性剤、増粘剤、防腐剤、アルコール類、pH調整剤、洗浄剤、乾燥剤、乳化剤、粉末成分、色材、各種毛髪栄養剤、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
その他、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、リゾフォスファチジルコリンやリゾフォスファチジン酸、大豆調製物等のラミニン5産生促進薬剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、多様な目的から、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン、ウコン抽出物、サイコ抽出物、イブキジャコウ抽出物、ヒオウギ抽出物、アセンヤク抽出物、ブナの芽抽出物、加水分解カゼイン、米抽出物加水分解液、米ぬか抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、チオタウリン、ヒポタウリン、マジョラム抽出物、シリカ被覆酸化亜鉛、イチヤクソウ抽出物、キシリトール、アルギニン及びその塩酸塩、セリン、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分、チンピ、トウキ等、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB2類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等のビタミン類なども適宜配合することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。尚、実施例に記載の各種試験(伸び、べたつき、まとまり、滑らかさ、艶、滑らかさの持続性)に関する試験法を下記に示す。また、表1に示す毛髪化粧料の組成物の配合量は、それぞれ質量%で示す。
(1)官能評価
20名の専門パネルを対象に実施例及び比較例の毛髪化粧料を使用してもらい、伸び、べたつき、まとまり、滑らかさ、艶、滑らかさの持続性の項目について官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行なった。
判定基準
(a)伸び(伸び易い、伸び難い)
◎:パネルの15名以上が伸び易いと判断
○:パネルの10名以上15名未満が伸び易いと判断
△:パネルの5名以上10名未満が伸び易いと判断
×:伸び易いと判断したパネルが5名未満
(b)べたつき(べたつかない、べたつく)
◎:パネルの15名以上がべたつかないと判断
○:パネルの10名以上、15名未満がべたつかないと判断
△:パネルの5名以上、10名未満がべたつかないと判断
×:べたつかないと判断したパネルが5名未満
(c)まとまり(まとまる、まとまらない)
◎:パネルの15名以上がまとまると判断
○:パネルの10名以上、15名未満がまとまると判断
△:パネルの5名以上、10名未満がまとまると判断
×:まとまると判断したパネルが5名未満
(d)滑らかさ(滑らかである、滑らかでない)
◎:パネルの15名以上が滑らかであると判断
○:パネルの10名以上、15名未満が滑らかであると判断
△:パネルの5名以上、10名未満が滑らかであると判断
×:滑らかであると判断したパネルが5名未満
(e)艶(艶がある、艶がない)
◎:パネルの15名以上が艶があると判断
○:パネルの10名以上、15名未満が艶があると判断
△:パネルの5名以上、10名未満が艶があると判断
×:艶があると判断したパネルが5名未満
(f)滑らかさの持続性(滑らかさの持続性がある、滑らかさの持続性がない)
◎:パネルの15名以上が滑らかさの持続性があると判断
○:パネルの10名以上、15名未満が滑らかさの持続性があると判断
△:パネルの5名以上、10名未満が滑らかさの持続性があると判断
×:滑らかさの持続性があると判断したパネルが5名未満
実施例1〜8及び比較例1〜7
表1に記載の配合組成よりなる毛髪化粧料を常法により調製し、前記各種試験を実施した。その結果を表1に併せて示す。
Figure 2011037741
表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜8はいずれも優れた性能を示していた。一方、比較例1〜7では、伸び、べたつき、まとまり、滑らかさ、艶、滑らかさの持続性のいずれかの点で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
以下、本発明の毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。これらは常法により調製した。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、伸び、べたつき、まとまり、滑らかさ、艶、滑らかさの持続性に関する試験を実施したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例9
配合量(%)
(1)カルボキシビニルポリマー 0.3
(商品名:シンタレンK、3V SIGMA社製)
(2)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(商品名:HEC−SE900、ダイセル化学社製)
(3)PPG−17ブテス−17 5.0
(商品名:ユニルーブ50MB−26、日油社製)
(4)コハク酸ジエチルヘキシル 2.0
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)グリセリン 3.0
(7)エタノール 5.0
(8)高重合メチルポリシロキサン(1) 1.0
(9)PPG−14ジグリセリル 0.5
(10)POE(60)硬化ヒマシ油 0.2
(11)コメ胚芽油 0.1
(12)パラメトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.01
(13)クルミ種子油 0.03
(14)コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 0.01
(15)ユチャ油 0.1
(16)トリエタノールアミン 0.4
(17)エデト酸二ナトリウム 0.05
(18)香料 0.1
(19)フェノキシエタノール 0.3
(20)精製水 残 部
(製法)
(5)、(6)、(17)を(20)に均一に溶解し、(1)、(2)を加えて分散させる。次に(16)を加えてホモミキサーを用いて混合分散し、更に(3)、(4)、(7)〜(15)、(18)、(19)を混合したものを添加して、ホモミキサーを用いて混合分散し、ヘアゲルを得た。
実施例10
配合量(%)
(1)アクリル酸・メタクリル酸共重合体 0.4
(商品名:PEMULEN TR−1、B.F.グッドリッチ社製)
(2)ヒドロキシエチルセルロース 0.3
(商品名:HECダイセルSE−400、ダイセル化学社製)
(3)PPG−34ステアレス−3 7.0
(商品名:ユニルーブ10MS−250KB、日油社製)
(4)セバシン酸ジエチル 4.0
(5)プロピレングリコール 3.0
(6)ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル 0.1
(7)POE(60)硬化ヒマシ油 0.2
(8)エタノール 9.0
(9)加水分解コメタンパク 0.05
(10)コメヌカエキス 0.2
(11)ツバキエキス 0.1
(12)コメエキス 0.1
(13)L−アルギニン 0.01
(14)グルタミン酸ナトリウム 0.01
(15)グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合物 0.1
(16)パラメトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.01
(17)トリエタノールアミン 0.4
(18)エデト酸二ナトリウム 0.05
(19)香料 0.1
(20)フェノキシエタノール 0.3
(21)精製水 残 部
(製法)
(5)、(9)〜(15)、(18)を(21)に均一に溶解し、(1)、(2)を加えて分散させる。次に(17)を加えてホモミキサーを用いて混合分散し、更に(3)、(4)、(6)〜(8)、(16)、(19)、(20)を混合したものを添加して、ホモミキサーを用いて混合分散し、ヘアゲルを得た。
また、いずれの実施例の毛髪化粧料を使用した場合にも、頭皮に炎症、その他副作用と考えられる症状は発現せず、本発明に係る毛髪化粧料は安全性にも優れることが明らかであった。
以上記載のごとく、本発明が毛髪に対して伸びが良いテクスチャを有し、べたつき感が少なく、髪にまとまり感と滑らかな感触と艶を付与し、滑らかな感触の持続性に優れた毛髪化粧料を提供することができる。

Claims (2)

  1. 下記成分(A)〜(D)を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
    (A)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマー
    全組成物中0.1〜2質量%
    (B)ヒドロキシエチルセルロース 全組成物中0.05〜2質量%
    (C)下記一般式(1)で表される酸化プロピレン重合体から選ばれる一種以上
    Figure 2011037741
    (上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m+nが20以上の整数を表す)
    (D)下記一般式(2)で表される二塩基酸ジエステル化合物
    O−OC(CHCO−OR ………(2)
    (式中、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数1〜8の直鎖状、分岐状のアルキル基,アルケニル基又はアリール基であり、nは0〜18の整数である。)
  2. 更に、成分(E)植物油を含有する請求項1記載の毛髪化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013079213A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Arimino Kagaku Kk 毛髪化粧料

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