JP2014125114A - 手押し車 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンドル操作を常に楽な姿勢で容易に行うことのできる手押し車を提供する。
【解決手段】ハンドル3が長手方向両端側から中央側に向かって下り傾斜をなすように形成されていることから、ハンドル3を把持する手が親指側に曲がり、腕が肘の関節により外側に広がろうとする。これにより、脇が開いて腕が曲がり、腕を前後に動かしやすくなる。その結果、例えば急な方向転換や後退の際、ハンドルに腕の力が伝わりやすくなり、ハンドル操作を常に楽な姿勢で容易に行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】ハンドル3が長手方向両端側から中央側に向かって下り傾斜をなすように形成されていることから、ハンドル3を把持する手が親指側に曲がり、腕が肘の関節により外側に広がろうとする。これにより、脇が開いて腕が曲がり、腕を前後に動かしやすくなる。その結果、例えば急な方向転換や後退の際、ハンドルに腕の力が伝わりやすくなり、ハンドル操作を常に楽な姿勢で容易に行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば老人用のハンドカートやベビーカー等として用いられる手押し車に関するものである。
従来、この種の手押し車としては、車輪が設けられた手押し車本体と、手押し車本体に設けられたハンドルとを備え、使用者がハンドルを把持して手押し車本体を押しながら走行することにより、使用者の体重を支えながら歩行を補助するようにした老人用のハンドカートが知られている(例えば、特許文献1または2参照)。
ところで、前記手押し車では、ハンドルを押しながら前進するだけでなく、ハンドルを引いて後退したり、ハンドルの両端側を左右反対方向に操作して方向転換するなど、前後左右にハンドル操作が行われる。
しかしながら、前記手押し車のハンドルは、手押し車本体の幅方向に水平に延びる直線状に形成されているため、ハンドルを持つ手の腕が伸びきり脇が閉まった状態になりやすい。このため、例えば急な方向転換や後退の際、ハンドルに腕の力が伝わりにくくなり、ハンドル操作を瞬時に行うことが困難な場合があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ハンドル操作を常に楽な姿勢で容易に行うことのできる手押し車を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、車輪が設けられた手押し車本体と、手押し車本体の幅方向に延びるハンドルとを備え、使用者がハンドルを把持して手押し車本体を押しながら走行するようにした手押し車において、前記ハンドルを長手方向両端側から中央側に向かって下り傾斜をなすように形成している。
これにより、ハンドルが長手方向両端側から中央側に向かって下り傾斜をなすように形成されていることから、ハンドルを把持する手が親指側に曲がり、腕が肘の関節により外側に広がろうとする。これにより、脇が開いて腕が曲がり、腕を前後に動かしやすくなる。その結果、例えば急な方向転換や後退の際、ハンドルに腕の力が伝わりやすくなる。
本発明によれば、ハンドルを把持する手の腕が伸びきることがなく、腕を前後に動かしやすくすることができるので、例えば急な方向転換や後退の際、ハンドルに腕の力が伝わりやすくなり、ハンドル操作を常に楽な姿勢で容易に行うことができる。
図1乃至図3は本発明の一実施形態を示すもので、例えば老人用のハンドカートとして用いられる手押し車を示すものである。
この手押し車は、車輪が設けられた手押し車本体1と、手押し車本体1に設けられた収納バッグ2と、手押し車本体1に設けられたハンドル3とを備え、使用者Aがハンドル3を把持して手押し車本体1を押しながら走行するものである。
手押し車本体1は、収納バッグ2を囲むように形成された上側フレーム1a及び下側フレーム1bと、上側フレーム1aと下側フレーム1bとを連結する複数の縦フレーム1cとからなり、下側フレーム1bには左右の前輪1dと左右の後輪1eが取り付けられている。この場合、各前輪1dは左右方向に回動自在に設けられ、方向転換の際に向きを変えられるようになっている。
収納バッグ2は、上面が開閉可能な袋または箱状の部材からなり、内部に使用者Aの手荷物や買い物の商品等、任意の物品を収納可能に形成され、手押し車本体1の上側フレーム1a及び下側フレーム1bの内側に配置されている。
ハンドル3は、手押し車本体1の幅方向に延びる棒状の部材からなり、その両端には下方に向かって手押し車本体1の両側面まで延びる支柱部3aがそれぞれ設けられている。各支柱部3aは後方に向かって傾斜するように設けられ、手押し車本体1の上側フレーム1a及び下側フレーム1bに固定されている。ハンドル3は、長手方向(手押し車本体1の幅方向)中央から両端までそれぞれ同一角度で略V字状に傾斜するように延びる左右一対の把持部3bからなり、長手方向一端側の把持部3bと他端側の把持部3bとのなす角度θが179°以上60°以下になるように形成されている。また、ハンドル3は、その上端から走行面Bまでの高さが使用対象者の平均身長の1/2±30cm以内になるように形成されている。使用対象者の平均身長には、例えば使用者の対象年齢の平均値が用いられる。
以上のように構成された手押し車は、老人等の使用者Aが買い物等に出かける際に使用される。即ち、図2に示すように使用者Aがハンドル3の各把持部3bを両手で把持し、やや前傾した姿勢でハンドル3を押しながら手押し車を走行させることにより、使用者Aの体重が手押し車によって支えられ、使用者Aの歩行が補助される。その際、手押し車のハンドル3が長手方向両端側から中央側に向かって下り傾斜をなすように形成されていることから、ハンドル3を把持する手が親指側に曲がり、腕が肘の関節により外側に広がろうとする。これにより、図3に示すように脇が開いて腕が曲がり、腕を前後に動かしやすくなる。その結果、例えば急な方向転換や後退の際、ハンドルに腕の力が伝わりやすくなる。
このように、本実施形態の手押し車によれば、ハンドル3を長手方向両端側から中央側に向かって下り傾斜をなすように形成したので、ハンドル3を把持する手の腕が伸びきることがなく、腕を前後に動かしやすくすることができる。これにより、例えば急な方向転換や後退の際、ハンドルに腕の力が伝わりやすくなり、ハンドル操作を常に楽な姿勢で容易に行うことができる。
この場合、ハンドル3を、長手方向一端側の把持部3bと他端側の把持部3bとのなす角度θが179°以上60°以下になるように形成したので、角度θが大きすぎてハンドル操作性の効果が不十分になることがなく、角度θが小さすぎて腕が無理な姿勢になることもないという利点がある。
また、ハンドル3の上端から走行面Bまでの高さHが使用対象者の平均身長の1/2±30cm以内になるように形成したので、ハンドル3の位置が低すぎて無理な前傾姿勢になることがなく、ハンドル3の位置が高すぎて腕が曲がりずらくなることもないという利点がある。
尚、前記実施形態では、ハンドル3の長手方向中央から両端まで略V字状に傾斜するように形成したものを示したが、図4の他の実施形態に示すようにハンドル3の長手方向中央部に水平方向に延びる水平部3cを設け、その両側にそれぞれ傾斜した把持部3bを設けるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、老人用のハンドカートを示したが、本発明はベビーカー等の他の種類の手押し車に適用することも可能である。
1…手押し車本体、2…収納バッグ、3…ハンドル、A使用者、B…走行面。
Claims (3)
- 車輪が設けられた手押し車本体と、手押し車本体の幅方向に延びるハンドルとを備え、使用者がハンドルを把持して手押し車本体を押しながら走行するようにした手押し車において、
前記ハンドルを長手方向両端側から中央側に向かって下り傾斜をなすように形成した
ことを特徴とする手押し車。 - 前記ハンドルを、長手方向一端側と他端側とのなす角度が179°以上60°以下になるように形成した
ことを特徴とする請求項1記載の手押し車。 - 前記ハンドルの上端から走行面までの高さが使用対象者の平均身長の1/2±30cm以内になるように形成した
ことを特徴とする請求項1または2記載の手押し車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012283478A JP2014125114A (ja) | 2012-12-26 | 2012-12-26 | 手押し車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012283478A JP2014125114A (ja) | 2012-12-26 | 2012-12-26 | 手押し車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014125114A true JP2014125114A (ja) | 2014-07-07 |
Family
ID=51404958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012283478A Pending JP2014125114A (ja) | 2012-12-26 | 2012-12-26 | 手押し車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014125114A (ja) |
-
2012
- 2012-12-26 JP JP2012283478A patent/JP2014125114A/ja active Pending
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