JP2014122567A - クランクケース換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンのトルク低下抑制とクランクケース内のブローバイガスの換気とを両立することの可能なクランクケース換気装置を提供する。
【解決手段】 過給機13の吸気通路側のインペラ14よりも下流と過給機13よりも上流側の吸気通路12とを接続するバイパス通路21にエジェクタ30が設けられる。このエジェクタ30は、過給機13の下流側から上流側へバイパス通路21を流れる空気を減圧噴射することにより、クランクケース内のブローバイガスを換気通路23を通じて吸引し、バイパス通路21から過給機13の上流側の吸気通路12へ還流する。エンジン1が低回転状態かつ高負荷状態にあるとき、ECU26は、バイパス通路21に設けられた流量制御弁24を閉じ側へ制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンのクランクケース内のブローバイガスを換気するクランクケース換気装置に関する。
従来、エンジンのクランクケース内のブローバイガスを吸気通路に環流するクランクケース換気装置が知られている。ブローバイガスとは、エンジンの燃焼室からピストンとシリンダの隙間を通りクランクケース内に漏れ出たガスをいう。このブローバイガスは、エンジンオイルを劣化させるほか、クランクケース内の気圧を上げ、ピストンの動きを阻害するなどのトラブルを招くことがある。
特許文献1に記載のクランクケース換気装置は、過給機の下流側の吸気通路と上流側の吸気通路とを接続する吸気バイパス通路にエジェクタを備えている。そのエジェクタの吸引口とエンジンのクランクケースとを第1還流通路が接続している。エジェクタは、過給機の下流側の吸気通路が正圧になると、過給機の下流側から上流側へ向かって吸気バイパス通路を流れる空気を減圧噴射し、その減圧噴射によって第1還流通路から吸引したブローバイガスを過給機よりも上流側の吸気通路へ還流する。
また、特許文献1に記載のクランクケース換気装置は、スロットル弁よりも下流側の吸気通路とクランクケースとを第2還流通路が接続している。スロットル弁の下流側の吸気通路が負圧になるとき、クランクケース内のブローバイガスは、第2還流通路を通じて吸気通路に還流される。
特開2011−94557号公報
しかしながら、特許文献1では、エンジンの全運転領域において、過給機によって圧縮された空気が吸気バイパス通路を通じて過給機の上流側の吸気通路に還流されるため、過給機の下流側の吸気通路の圧力が常に減少し、エンジンに供給される吸気量が減少する。そのため、エンジンが高負荷状態にあるとき、エンジンのトルク低下が懸念される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、エンジンのトルク低下抑制とクランクケース内のブローバイガスの換気とを両立することの可能なクランクケース換気装置を提供することを目的とする。
本発明は、過給機の下流側と上流側とを接続するバイパス通路に設けたエジェクタによりエンジンのブローバイガスを還流するクランクケース換気装置において、エンジンが低回転かつ高負荷のとき、バイパス通路に設けた流量制御弁を閉じ側へ制御することを特徴とする。
エンジンが低回転状態にあるとき、過給機の回転を抑制するウェイストゲートバルブは閉じられており、ウェイストゲートバルブの閉弁動作によるトルク低下の抑制が困難である。そこで、クランクケース換気装置は、エンジンが低回転状態かつ高負荷状態にあるとき、流量制御弁を閉じ側へ制御する。これにより、バイパス通路を流れる空気の流量が減少するので、過給機の下流側の吸気通路の圧力低下が抑制され、エンジンのトルク低下が抑制される。
また、一般に、エンジンが低回転状態かつ高負荷状態にある運転条件が継続する時間は、車両の全走行時間に対し極めて短い。そのため、ブローバイガスの換気を制限する時間は僅かであるので、流量制御弁を閉じ側へ制御してもオイル劣化抑制に影響を与えない。
したがって、エンジンが高負荷状態にあるときのトルク低下抑制と、クランクケース内の換気によるオイル劣化抑制とを両立することができる。
本発明の第1実施形態によるクランクケース換気装置の構成図である。 第1実施形態のエジェクタの断面図である。 第1実施形態による制御演算処理を示すフローチャートである。 流量制御弁およびウェイストゲートバルブの開閉と、エンジンの最大トルクとの関係を示すグラフである。 流量制御弁およびウェイストゲートバルブの開閉と、エンジンの低回転時における最大トルクとの関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態による制御演算処理を示すフローチャートである。 スロットル開度と、エンジンのトルクとの関係を示すグラフである。 本発明の第3実施形態による制御演算処理を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態による制御演算処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図5に示す。本実施形態のクランクケース換気装置100は、エンジン1の吸排気系統に適用される。
図1に示すように、吸気系統は、エアクリーナ11から吸気通路12に取り込んだ空気を過給機13のインペラ14の回転により圧縮し、エンジン1に供給する。過給機13よりも下流側の吸気通路12に設けられたスロットル弁16は、エンジン1に導入する空気の流量を調整する。
排気系統は、エンジン1から排気通路41に排出された排ガスにより過給機13のタービン15を回転させ、浄化器17などを経由して排ガスを大気へ排出する。
クランクケース換気装置100は、第1バイパス通路21、第2バイパス通路22、換気通路23、流量制御弁24、制御弁駆動機構25および電子制御装置(ECU)26などを備えている。
本実施形態の第1バイパス通路21が特許請求の範囲に記載の「バイパス通路」に相当し、本実施形態の制御弁駆動機構25およびECU26が特許請求の範囲に記載の「制御手段」に相当する。
図1に記載の白抜き矢印は主に新気の流れる方向を示すものであり、黒塗り矢印はブローバイガスの流れる方向を示すものである。
第1バイパス通路21は、過給機13の吸気通路側のインペラ14の下流と、過給機13よりも上流側の吸気通路12とを接続している。
第1バイパス通路21には、エジェクタ30が設けられている。クランクケース2には、クランクケース内のブローバイガスに含まれる油分を除去するオイルセパレータ27が設けられている。
換気通路23は、オイルセパレータ27と、エジェクタ30の吸引口31とを接続している。なお、クランクケース2とヘッドカバー3とは、シリンダ4に設けられた通路5を通じて連通している。そのため、換気通路23が接続されるオイルセパレータ27は、ヘッドカバー3に設けることも可能である。
図2に示すように、エジェクタ30は、吸引口31、ノズル32、絞り流路33および吐出口34などを有し、過給機13の下流側から上流側へ向かって第1バイパス通路21を流れる空気をノズル32を通じて減圧噴射する。エジェクタ30は、ノズル32からの減圧噴射によって負圧をつくり、換気通路23が接続された吸引口31からブローバイガスを吸引し、吐出口34から過給機13よりも上流側の第1バイパス通路21へ空気と共に噴射する。これにより、クランクケース内のブローバイガスは、換気通路23からエジェクタ30および第1バイパス通路21を通り、吸気通路12へ還流される。
図1に示すように、第2バイパス通路22は、エジェクタ30よりも大気側の第1バイパス通路21と、スロットル弁16よりもエンジン側の吸気通路12とを接続する。エンジン1が備えるピストン6の下降により、スロットル弁16よりもエンジン側の吸気通路12が負圧になると、クランクケース内のブローバイガスは、換気通路23からエジェクタ30および第2バイパス通路22を通り、吸気通路12へ還流される。
なお、図示しないが、第2バイパス通路22は、エジェクタ30を経由することなく、スロットル弁16よりもエンジン側の吸気通路12と換気通路23とを接続するように構成してもよい。この場合も、スロットル弁16よりもエンジン側の吸気通路12が負圧になると、クランクケース内のブローバイガスは、換気通路23から第2バイパス通路22を通り、吸気通路12へ還流される。
第1バイパス通路21には、エジェクタ30と吸気通路12との間に第1逆止弁28が設けられる。第1逆止弁28は、吸気通路12からエジェクタ30および第2バイパス通路22への空気の流れを防いでいる。
第2バイパス通路22には、第2逆止弁29が設けられる。第2逆止弁29は、スロットル弁16よりもエンジン側の吸気通路12から第1バイパス通路21への空気の流れを防いでいる。
吸気通路12とヘッドカバー3とを新気通路35が接続している。新気通路35は、吸気通路12のうち、第1バイパス通路21が接続する箇所よりもエアクリーナ側に接続され、ヘッドカバー内及びクランクケース内に新気を導入する。
ウェイストゲートバルブ42は、過給機13の排気通路側のタービン15の上流側の排気通路41と下流側の排気通路41とを連通する流路43に設けられ、その流路43の開口面積を可変するバルブ機構である。ウェイストゲートバルブ42は、排ガスの一部を分流させることにより、過給機13のタービン15への排ガスの流入量を調節する。
流量制御弁24は、第1バイパス通路21のうち、過給機13の下流側からエジェクタ30までの間に設けられる。流量制御弁24は、制御弁駆動機構25の動作によって第1バイパス通路21の開口面積を可変し、第1バイパス通路21を流れる空気の流量を制御する。
ECU26は、CPU、RAM、ROMおよびインターフェース回路などを備えたマイクロコンピュータから構成され、各種センサの検出信号に基づきプログラム処理を実行することにより制御弁駆動機構25を駆動制御する。
ECU26には、エンジン回転数センサ51、エアフローセンサ52、スロットルセンサ53などの検出信号が入力される。エンジン回転数センサ51は、エンジン1の回転数Neを検出する。エアフローセンサ52は、吸気通路12を流れる空気の流量Qaを検出する。スロットルセンサ53は、スロットル弁16の開度θthを検出する。
次に、ECU26による流量制御弁24の制御について説明する。
(軽負荷運転時)
エンジン1が軽負荷状態にあるとき、ECU26は、制御弁駆動機構25を駆動し、流量制御弁24を閉じ側へ制御する。この場合、スロットル開度が小さいので、スロットル弁16よりもエンジン側の吸気通路12が負圧となる。したがって、クランクケース内のブローバイガスは、換気通路23から第2バイパス通路22を通り、吸気通路12へ還流される。
(中負荷運転時)
エンジン1が中負荷状態にあるとき、ECU26は、クランクケース内のブローバイガスの発生量に応じて制御弁駆動機構25を駆動し、流量制御弁24の開弁量を制御する。これにより、クランクケース内のブローバイガスは、換気通路23からエジェクタ30および第1バイパス通路21を通り、吸気通路12へ還流される。流量制御弁24の開弁量の調整により、クランクケース内のブローバイガスの換気が行われると共に、吸気通路12の圧力低下が抑制される。
(中高回転、高負荷運転時)
エンジン1が高負荷状態にあり、かつ、高回転状態または中回転状態にあるとき、ECU26は、制御弁駆動機構25を駆動し、流量制御弁24を開く側へ制御する。この場合、スロットル開度が大きいので、スロットル弁16よりもエンジン側の吸気通路12が正圧となる。そのため、第2バイパス通路22によるブローバイガスの還流は困難である。そこで、ECU26は、流量制御弁24を開く側へ制御し、エジェクタ30によりブローバイガスを還流する。このとき、エンジン1が高回転状態または中回転状態であれば、一般にウェイストゲートバルブ42は開いており、ウェイストゲートバルブ42の開度を調整することにより、エンジン1のトルク低下を抑制可能である。
ここで、流量制御弁24の開閉およびウェイストゲートバルブ42の開閉と、エンジン1の最大トルクとの関係を図4のグラフを参照して説明する。
図4のグラフの左側の棒Aは、流量制御弁24を全閉とし、ウェイストゲートバルブ42を所定の開度にした場合の最大トルクを示す。このとき、過給機13の吸気通路側のインペラ14の下流から第1バイパス通路21へ空気が流れない。
図4のグラフの中央の棒Bは、クランクケース内のブローバイガスの換気量を目標換気量に制御するために流量制御弁24を所定の開度とし、ウェイストゲートバルブ42をグラフの左側の棒Aと同一の開度にした場合の最大トルクを示す。このとき、過給機13の吸気通路側のインペラ14の下流から第1バイパス通路21へ空気が流れるので、吸気通路12からエンジン1に供給される吸気量が減少し、図4のグラフの中央の棒Bは左側の棒Aに対してトルクが約5%低下する。
図4のグラフの右側の棒Cは、流量制御弁24をグラフの中央の棒Bと同一の開度とし、ウェイストゲートバルブ42の開度を閉じ方向に調整した場合の最大トルクを示す。ウェイストゲートバルブ42の開度を閉じ方向に調整すると、過給機13の排気通路側のタービン15に供給される排ガスの流量が増加し、過給機13の回転数が高くなる。そのため、吸気通路12からエンジン1に供給される吸気量が増加し、図4のグラフの右側の棒Cは中央の棒Bに対してトルクが増加する。したがって、ウェイストゲートバルブ42を閉じ方向に調整することにより、クランクケース内のブローバイガスの目標換気量を保ちつつ、流量制御弁24の開弁によるトルク低下を復帰させることが可能である。
(低回転、高負荷運転時)
しかし、エンジン1が低回転状態にあるとき、一般に、過給機13の排気通路側のタービン15を回転させる排ガスの流量が少ないので、ウェイストゲートバルブ42は閉じられている。そのため、ウェイストゲートバルブ42の閉弁動作によるトルク低下の抑制が困難である。
この場合、ECU26は、エンジン1が高負荷状態になると、制御弁駆動機構25を駆動し、流量制御弁24を閉じる。
エンジン1が低回転かつ高負荷状態にあるときのECU26の制御演算処理を図3を参照して詳細に説明する。
図3に示す制御演算処理は、イグニッションキーのオンにより開始され、ECU26のROMに記憶されたプログラムに基づき、所定時間毎に繰り返し実行される。また、以下の処理で用いられる各種パラメータは、例えばRAM等の記憶装置に随時記憶され、必要に応じて随時更新される。
この処理が開始されると、ステップS10で、ECU26は、エンジン回転数センサ51の出力に基づき、エンジン1の回転数Neが低回転状態にあるか否か、すなわち、エンジン1の回転数Neが所定の回転数以下か否かを判定する。以下、「ステップ」を省略し、単に記号「S」で示す。
S10の判定が肯定された場合、処理はS11に移行する。一方、S10の判定が否定された場合、処理はS14に移行する。
S11では、エアフローセンサ52の出力およびエンジン回転数センサ51の出力に基づきエンジン負荷率KLが算出される。その後、処理はS12に移行する。
エンジン負荷率KLとは、エンジンの所定回転数における最大トルクに対する負荷の割合である。
S12では、S11で算出したエンジン負荷率KLに基づき、エンジン1が高負荷状態にあるか否か、すなわち、エンジン1の負荷率KLが所定の負荷率以上か否かを判断する。
S12の判定が肯定された場合、処理はS13に移行する。一方、S12の判定が否定された場合、処理はS14に移行する。
S13では、ECU26は、制御弁駆動機構25を駆動し、流量制御弁24を全閉にする。これにより、過給機13よりも下流の吸気通路12の圧力低下が抑制され、エンジン1のトルク低下が抑制される。
一方、S14は、ウェイストゲートバルブ42の開度調整により目標換気量を保ったままトルク低下を防止できると判断された運転状態であり、ECU26は、目標換気量に応じて流量制御弁24を制御する。
次に、エンジン1の低回転、高負荷運転時における流量制御弁24の開閉と、エンジン1の最大トルクとの関係を図5のグラフを参照して説明する。
図5のグラフの左側の棒Dは、クランクケース内のブローバイガスの換気量を目標換気量に制御するため、流量制御弁24を所定の開度にした場合の最大トルクを示す。このとき、エンジン1は低回転状態にあるため、ウェイストゲートバルブ42は閉じられている。
次に、図5のグラフの右側の棒Eは、グラフの左側の棒Dと同一の条件で流量制御弁24を閉じた場合の最大トルクを示す。これにより、第1バイパス通路21を流れる空気の流量が減少するので、過給機13よりも下流側の吸気通路12の圧力低下が抑制され、エンジン1のトルク低下が抑制される。したがって、図5のグラフの右側の棒Eは左側の棒Dに対して最大トルクが約5%向上する。
第1実施形態では、エンジン1が低回転かつ高負荷状態にあるとき、ECU26は流量制御弁24を閉じる。これにより、エンジン1の全運転領域において、トルク低下を抑制することができる。
また、エンジン1が低回転かつ高負荷状態という限られた運転条件ではクランクケース内の換気量が少なくなるが、この運転条件が継続する時間は、車両の全走行時間に対し極めて短い。そのため、クランクケース内のブローバイガスの換気を制限する時間は僅かであるので、流量制御弁24を閉じてもオイル劣化抑制に影響を与えない。したがって、クランクケース換気装置は、エンジン1が高負荷状態にあるときのトルク低下抑制と、クランクケース内の換気によるオイル劣化抑制とを両立することができる。
(第2実施形態−急加速時)
本発明の第2実施形態を図6及び図7に示す。第2実施形態では、エンジン1の急加速時に流量制御弁24を閉じることにより、レスポンスを向上する。
エンジン1の急加速時におけるECU26の制御演算処理を図6を参照して詳細に説明する。
この処理が開始されると、S20で、ECU26は、スロットルセンサ53の出力に基づき、エンジン1が急加速状態にあるか否か、すなわち、スロットル開度θthが所定の速度以上で増加したか否かを判断する。
S20の判定が肯定された場合、処理はS21に移行する。一方、S20の判定が否定された場合、処理はS22に移行する。
S21では、エアフローセンサ52の出力およびエンジン回転数センサ51の出力に基づきエンジン負荷率KLを算出する。その後、処理はS23に移行する。
S23では、S22で算出したエンジン負荷率KLに基づき、エンジン1の負荷率が軽負荷状態にあるか否か、すなわち、エンジン1の負荷率KLが所定の負荷率以下か否かを判断する。
S23の判定が否定された場合、処理はS24に移行する。一方、S23の判定が肯定された場合、処理はS22に移行する。
S24では、ECU26は、制御弁駆動機構25を駆動し、流量制御弁24を全閉にする。これにより、過給機13よりも下流の吸気通路12の圧力が上昇し、急加速時のレスポンスが向上する。
S22は、急加速状態ではない、又はエンジン1が軽負荷状態であると判断された場合であり、流量制御弁24を目標換気量に応じて制御する。なお、エンジン1が軽負荷状態のときに流量制御弁24を目標換気量に応じて制御するのは、一般に軽負荷状態のときは過給機13が回転していないので、流量制御弁24を全閉にしても、過給機13よりも下流の吸気通路12の圧力の上昇が少ないからである。
次に、スロットル開度と、エンジン1のトルクとの関係を図7のグラフを参照して説明する。
図7の破線Fでは、スロットル開度が時刻t1から時刻t2の間に例えば約10%から約84%へ急速に増加している。すなわち、エンジン1は時刻t1以降、急加速状態となる。
この状態において、ECU26が流量制御弁24を閉じた場合のエンジントルクを実線Gに示す。一方、ECU26が流量制御弁24を閉じることなく、目標換気量に応じて制御した場合のエンジントルクを一点鎖線Hに示す。図7の実線Gと一点鎖線Hとの違いに見られるように、急加速時に流量制御弁24を閉じることにより、エンジンのトルク上昇時間が早くなる。すなわち、この制御によって、レスポンスが向上することが明らかになった。
第2実施形態では、ECU26は、スロットル弁16の開弁速度が速いとき、流量制御弁24を閉じる。これにより、過給機13の下流側の吸気通路12の圧力を高め、スロットル弁16の開弁に対するエンジン1のレスポンスを高めることができる。
また、一般に、車両が急加速する時間は、車両の全走行時間に対し極めて短い時間である。そのため、流量制御弁24を閉じてもオイル劣化抑制に影響を与えることはない。したがって、クランクケース換気装置は、エンジン1のレスポンス向上とオイル劣化抑制とを両立することができる。
(第3実施形態―減速時)
本発明の第3実施形態を図8に示す。第3実施形態は、エンジン1の急減速時に流量制御弁24を開くことにより、サージ音の発生を抑制する。
また、第3実施形態では、エンジン1の減速時に流量制御弁24の開度を所定量大きくすることにより、エジェクタ30の汚れによる詰まりを未然に防ぐ。
エンジン1の減速時におけるECU26の制御演算処理を図8を参照して詳細に説明する。
この処理が開始されると、S30で、ECU26は、スロットルセンサ53の出力に基づき、エンジン1が急減速状態にあるか否か、すなわち、スロットル開度θthが所定の速度以上で減少したか否かを判断する。
S30の判定が肯定された場合、処理はS31に移行する。一方、S30の判定が否定された場合、処理はS32に移行する。
S31では、ECU26は、制御弁駆動機構25を駆動し、流量制御弁24を全開にする。これにより、過給機13よりも下流の吸気通路12の圧力が低下し、スロットル弁16の急な閉弁によるサージ音の発生が抑制される。
S32では、ECU26は、スロットルセンサ53の出力に基づき、エンジン1が減速状態にあるか否か、すなわち、スロットル開度θthが所定の速度範囲内で減少したか否かを判断する。
S32の判定が肯定された場合、処理はS33に移行する。一方、S32の判定が否定された場合、処理はS37に移行する。
S33では、ECU26は、エンジン回転数センサ51の出力に基づきエンジン1の回転数Neが高回転状態にあるか否か、すなわち、エンジン1の回転数Neが所定の回転数以上か否かを判断する。
S33の判定が肯定された場合、処理はS34に移行する。一方、S33の判定が否定された場合、処理はS37に移行する。
S34では、ECU26は、エアフローセンサ52の出力およびエンジン回転数センサ51の出力に基づきエンジン負荷率KLを算出する。その後、処理はS35に移行する。
S35では、S34で算出したエンジン負荷率KLに基づき、エンジン1が軽負荷状態にあるか否か、すなわち、エンジン1の負荷率KLが所定の負荷率以下か否かを判断する。
S35の判定が肯定された場合、処理はS36に移行する。一方、S35の判定が否定された場合、処理はS37に移行する。
S36では、ECU26は、制御弁駆動機構25を駆動し、流量制御弁24を目標換気量に必要な開度よりも所定量増加した開度に制御する。これにより、第1バイパス通路21を流れる空気の流量が増加し、空気中の汚れによるエジェクタ30のノズル32等の詰まりを未然に防止することが可能である。
なお、エンジン1が高回転状態のときは、過給機13よりも下流側の吸気通路12から第1バイパス通路21を流れる空気の流量が大きいので、エジェクタ30の汚れを確実に取り除くことができる。
また、エンジン1が軽負荷状態のときは、通常時は第2バイパス通路22を利用するために流量制御弁24は閉じ側に制御されており、流量制御弁24を開度を大きくすることが可能なため、エジェクタ30の汚れを確実に取り除くことができる。
一方、S37は、所定の減速状態ではない、又は、エンジン1が高回転状態かつ軽負荷状態ではないと判断された場合である。この場合、ECU26は、流量制御弁24を目標換気量に必要な開度に制御する。
第3実施形態では、次の作用効果を奏する。
(1)第3実施形態では、ECU26は、スロットル弁16の閉弁速度が速いとき、流量制御弁24を開く。車両の急減速時に流量制御弁24を開くことで、スロットル弁16の急な閉弁によるスロットル弁16と過給機13との間の吸気通路12の急激な圧力上昇を抑制し、サージ音の発生を低減することができる。
(2)第3実施形態では、ECU26は、スロットル弁16の開度が所定の速度範囲内で減少し、エンジン1が高回転状態かつ軽負荷状態にあるとき、流量制御弁24の開度を大きくする。
一般に、スロットル弁16の開度を減少した後、車両は、スロットル開度が小さい軽負荷運転に移行する。この場合、スロットル弁16よりもエンジン側の吸気通路12が負圧となるので、第2バイパス通路22によるブローバイガスの還流が可能となり、流量制御弁24は閉じ側へ制御される。
そこで、流量制御弁24が閉じられる前に、流量制御弁24の開度を一旦大きく開き、エジェクタ30のノズル32に付着した汚れを取り除く。これにより、次にエジェクタ30を動作させるとき、エジェクタ30は換気通路23を流れるブローバイガスを確実に吸引する。したがって、クランクケース換気装置は、エジェクタ30によるクランクケース内のブローバイガスの換気を確実に行うことができる。
(第4実施形態−OBD制御)
本発明の第4実施形態を図9に示す。第4実施形態では、エンジン1の回転数が一定、かつ、負荷率が一定のとき、流量制御弁24を開閉駆動し、エジェクタ30などの自己故障診断(OBD)制御処理を行う。
クランクケース換気装置のOBD制御処理を図9を参照して詳細に説明する。
この処理が開始されると、S40で、ECU26は、エアフローセンサ52の出力、エンジン回転数センサ51の出力、およびスロットルセンサ53の出力に基づき、エンジン1がアイドル状態にあるか否かを判定する。
S40の判定が肯定された場合、処理はS41に移行する。一方、S40の判定が否定された場合、処理はS45の通常の制御に移行する。
S41では、ECU26は、流量制御弁24を全閉とし、その際のエアフローセンサ52から出力された流量Qaまたはエンジン回転数センサ51から出力された回転数NeをRAM等に記憶する。その後、処理はS42に移行する。
S42では、ECU26は所定時間経過後、流量制御弁24を全開とし、その際のエアフローセンサ52から出力された流量Qaまたはエンジン回転数センサ51から出力された回転数NeをRAM等に記憶する。その後、処理はS43に移行する。
S43では、ECU26は、RAM等に記憶された流量Qaまたは回転数Neに基づき、第1バイパス通路21に詰まりなどの異常が無いか検出する。
エジェクタ30、換気通路23および第1バイパス通路21などに異常がない場合、流量制御弁24を開くと、吸気通路12からエジェクタ30に空気が流れ、エンジン1の吸気量が少なくなり、エンジン1の回転数は低下する。流量制御弁24を閉じると、その逆になる。
しかし、仮にエジェクタ30などに汚れが詰まると、流量制御弁24の開弁または閉弁によるエンジン1の吸気量の変化または回転数の変化が小さくなる。
そのため、ECU26は、流量Qaまたは回転数Neに基づき、エジェクタ30などに詰まりなどの異常が無いか検出することが可能である。
次に処理はS44に移行する。S44では、ECU26は流量制御弁24を全閉とし、OBD制御処理を終了する。
第4実施形態では、ECU26は、エンジン1がアイドル状態のとき、流量制御弁24を開閉駆動し、OBD制御処理を実行する。
仮に第1バイパス通路21が汚れ等で詰まった場合、流量制御弁24を全開にしてもエアフローセンサ52から出力された流量Qa、エンジン回転数センサ51から出力された回転数Neが全閉時に比べて所定量以上は変化しない。そのため、クランクケース換気装置は、流量制御弁24を開閉駆動することにより、エジェクタ30、換気通路23および第1バイパス通路21などの異常検出を行うことができる。
(他の実施形態)
(1)第1実施形態では、エンジン1が低回転状態かつ高負荷状態にあるとき、ECU26は流量制御弁24を全閉にした。これに対する変形例として、エンジン1が低回転状態かつ高負荷状態にあるとき、ECU26は流量制御弁24を閉じ側へ制御してもよい。そのようにしても、エンジン1のトルク低下を抑制できる。また、この運転条件が継続する時間は、車両の全走行時間に対し極めて短いので、オイル劣化抑制に影響を与えない。
(2)第1実施形態の変形例として、スロットル弁16が全開(ワイドオープンスロットル)となり、かつ、ウェイストゲートバルブ42が閉じているとき、ECU26は流量制御弁24を閉じてもよい。このように、限られた運転条件のみでクランクケース内のブローバイガスの換気を制限し、エンジン1のトルク低下を抑制することで、オイル劣化抑制とトルク低下抑制とを両立することができる。
(3)第2実施形態では、スロットル弁16の開弁速度が早いとき、ECU26は流量制御弁24を全閉にした。これに対する変形例として、スロットル弁16の開弁速度の増加に応じて、ECU26は流量制御弁24を閉じ側へ制御してもよい。そのようにしても、過給機13の下流側の吸気通路12の圧力を高め、スロットル弁16の開弁に対するエンジン1のレスポンスを高めることができる。すなわち、エンジン1のレスポンス向上とオイル劣化抑制とを両立することができる。
(4)第3実施形態では、ECU26は、スロットル弁16の閉弁速度が早いとき、ECU26は流量制御弁24を全開にした。これに対する変形例として、スロットル弁16の閉弁速度の増加に応じて、ECU26は流量制御弁24を開く側へ制御してもよい。そのようにしても、過給機13とスロットル弁16との間の吸気通路12の急激な圧力上昇を抑制し、サージ音の発生を低減することができる。
(5)第4実施形態では、ECU26は、エンジン1がアイドル状態にあるとき、OBD制御処理を実行した。これに対する変形例として、例えば、オートクルーズコントロール時など、エンジン1の回転数が一定かつ負荷率が一定のとき、ECU26は、OBD制御処理を実行してもよい。
(6)上述した第1実施形態では軽負荷運転時、中負荷運転時および高負荷運転時について説明し、第2実施形態では急加速時について説明し、第3実施形態では減速時について説明し、第4実施形態ではOBD制御について説明した。これに対し、本発明は、第1〜第4実施形態を任意に組み合わせることが可能である。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記複数の実施形態を組み合わせることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・エンジン
13 ・・・過給機
21 ・・・第1バイパス通路(バイパス通路)
23 ・・・換気通路
24 ・・・流量制御弁
25 ・・・制御弁駆動機構(制御手段)
26 ・・・電子制御装置(制御手段)
30 ・・・エジェクタ
42 ・・・ウェイストゲートバルブ
100・・・クランクケース換気装置

Claims (9)

  1. エンジン(1)に空気を導入する吸気通路(12)および前記エンジンの排ガスを排出する排気通路(41)と、
    前記吸気通路および前記排気通路に設けられたインペラとタービン(14、15)の回転により、前記吸気通路の空気を圧縮して前記エンジンに送り込む過給機(13)と、
    前記過給機の前記タービンの回転を抑制可能なウェイストゲートバルブ(42)と、
    前記過給機よりも前記エンジン側の前記吸気通路に設けられたスロットル弁(16)と、
    前記過給機の前記吸気通路側の前記インペラよりも下流と前記過給機よりも上流側の前記吸気通路とを接続するバイパス通路(21)と、
    前記エンジンのクランクケース(2)またはヘッドカバー(3)と前記バイパス通路とを接続する換気通路(23)と、
    前記バイパス通路と前記換気通路との接続部に設けられ、前記過給機の下流側から上流側へ前記バイパス通路を流れる空気を減圧噴射することにより、前記換気通路を流れるブローバイガスを吸引し、前記バイパス通路から前記過給機の上流側の前記吸気通路へ還流するエジェクタ(30)と、
    前記エジェクタよりも前記エンジン側の前記バイパス通路に設けられ、前記バイパス通路を流れる空気の流量を制御する流量制御弁(24)と、
    前記エンジンが低回転状態かつ高負荷状態にあるとき、前記流量制御弁を閉じ側へ制御する制御手段(25,26)と、を備えることを特徴とするクランクケース換気装置(100)。
  2. 前記制御手段は、前記スロットル弁が全開となり、かつ、前記ウェイストゲートバルブが閉じているとき、前記流量制御弁を閉じることを特徴とする請求項1に記載のクランクケース換気装置。
  3. 前記エジェクタよりも大気側のバイパス通路と、前記スロットル弁よりも前記エンジン側の吸気通路とを接続する第2バイパス通路(22)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のクランクケース換気装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記エンジンが軽負荷状態にあるとき、前記流量制御弁を閉じ側へ制御し、
    前記エンジンが中負荷状態にあるとき、前記エンジンの負荷率および回転数に応じて前記流量制御弁の開弁量を制御し、
    前記エンジンが高負荷状態にあり、かつ、高回転状態または中回転状態にあるとき、前記流量制御弁を開く側へ制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のクランクケース換気装置。
  5. 前記制御手段は、前記スロットル弁の開弁速度が速いとき、前記流量制御弁を閉じ側へ制御することを特徴とする請求項1に記載のクランクケース換気装置。
  6. 前記制御手段は、前記スロットル弁の開弁速度が速く、前記エンジンが中負荷状態または高負荷状態にあるとき、前記流量制御弁を閉じ側へ制御することを特徴とする請求項5に記載のクランクケース換気装置。
  7. 前記制御手段は、前記スロットル弁の閉弁速度が速いとき、前記流量制御弁を開く側へ制御することを特徴とする請求項1に記載のクランクケース換気装置。
  8. 前記制御手段は、前記スロットル弁の開度が減少し、前記エンジンが軽負荷状態かつ高回転状態にあるとき、前記流量制御弁の開度を目標換気量に応じた開度よりも大きくすることを特徴とする請求項4に記載のクランクケース換気装置。
  9. 前記制御手段は、前記エンジンの回転数が一定、かつ、前記エンジンの負荷率が一定のとき、前記流量制御弁を開閉駆動し、その際の前記エンジンの吸気量または回転数に基づき、前記エジェクタおよび前記バイパス通路の異常を検出することを特徴とする請求項1に記載のクランクケース換気装置。
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