JP2014122527A - 排水トラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根車を安定して回転動作させ得て、洗浄のための十分な渦流を排水に生成させることのできる羽根車付きの排水トラップを提供する。
【解決手段】外容器としてのトラップ本体36と、トラップ本体36に挿入され、上端の流入口62から排水を下向きに流入させる封水筒46とを備え、トラップ本体36と封水筒46とで下部に封水48を保持する排水トラップ34において、回転動作により排水に渦流を生成させる羽根車88を設けるとともに、封水筒46には、その内周面から筒中心側に延びる腕部82を設けて、腕部82に羽根車88の回転軸86を受ける軸受部248を設ける。
【選択図】 図2

Description

この発明は排水トラップに関し、詳しくは外容器としてのトラップ本体と、筒状をなしてトラップ本体に挿入される排水筒とを備え、それらにて下部に封水を保持する形式の排水トラップに関する。
通常、流し台のシンク(水受槽)には、その下側に排水用凹部が設けられ、シンクからの排水がその排水用凹部を通じて外部に排出されるようになっている。
一般にこの排水用凹部は、上部が生ごみ等を入れるごみ籠を収容する凹部として構成され、下部が排水トラップとして構成される。
従来、そのごみ籠を収容する排水用凹部の上部を鉢状の排水ボウルとして構成することが行われている。
また下部の排水トラップをいわゆるボトルトラップ型の排水トラップ、詳しくは外容器をなすトラップ本体と、筒状をなしてトラップ本体に挿入され、上端の流入口から排水を下向きに流入させる封水筒とを有し、それらトラップ本体と封水筒とで下部に封水を保持する形式の排水トラップとすることが広く行われている。
この形式の排水トラップは、排水トラップをコンパクトに構成することができる。
ところで、排水用凹部は排水によって汚れを生じ易い個所であるから、また上部がごみ籠を収容する凹部として構成されている場合には、そこに栄養分を取り込んで増殖した菌類やその死骸、またその代謝物等が堆積することによるヌメリ汚れが生じ易いことから、その汚れを除去するための洗浄を容易に行えるようにしておくことが望ましい。
これを狙いとして、下記特許文献1には、トラップ本体の一部を本体部分(8)とは別体の封水椀部(11)として着脱可能に構成し、封水筒(22)のみならず封水椀部(11)を取り出して洗浄を行えるようにした点が開示されている。
但しこの特許文献1に開示のものは、封水椀部(11)及び封水筒(22)を組付状態としたまま洗浄する機能は備えていない。
一方特許文献2には「浴槽の排水装置」についての発明が示され、そこにおいて浴槽からの排水を排出する有底且つ筒状の排水口(11)内に羽根車(12)を設けて、その羽根車(12)の回転軸(121)の下端側を、排水口(11)の底部から立ち上げた軸受部(111)にて回転可能に支持し、浴槽からの排水の流れを利用して羽根車(12)を回転させ、渦流を生ぜしめて排水を促進するようになした点が開示されている。
排水用凹部の内部を洗浄する機能を持たせるため、排水トラップに羽根車を設けて、その回転動作により排水に渦流を生成させるといったことが考えられるが、特許文献2の羽根車の回転機構を排水トラップに適用した場合、十分な洗浄動作を行わせることは難しい。
特許文献2に記載のものでは、羽根車の回転軸を下端部でしか支持することができず、羽根車の回転動作が不安定となって、羽根車の回転によって洗浄のための十分な渦流を生成させることが難しい。
特に羽根車の回転羽根を、封水筒の上側であってごみ籠を収容する凹部、即ち排水用凹部の上部内に配置し、羽根車の回転によりその上部内やごみ籠等を洗浄しようとしたときには、羽根車の回転がより一層不安定化する。
特開2007−120022号公報 特開2002−266404号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、羽根車を排水用凹部内で安定して回転動作させ得て、洗浄のための十分な渦流を生成させることのできる、羽根車付きの排水トラップを提供することを目的としてなされたものである。
その他として、封水筒を着脱作業する際に、その作業を容易化できる排水トラップを提供することを目的としている。
而して請求項1のものは、外容器としてのトラップ本体と、筒状をなして該トラップ本体に挿入され、上端の流入口から排水を下向きに流入させる封水筒とを備え、該トラップ本体と封水筒とで下部に封水を保持する排水トラップにおいて、回転動作により前記排水に渦流を生成させる羽根車を設けるとともに、前記封水筒には、その内周面から筒中心側に延びる腕部を設けて、該腕部に、前記羽根車の回転軸を受ける軸受部を設けたことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記封水筒の腕部は、前記軸受部よりも上方に突出させてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、外容器としてのトラップ本体と、その内部に挿入され、上端の流入口から排水を下向きに流入させる排水筒とを備えて成る排水トラップにおいて、回転動作により排水に渦流を生成させる羽根車を設けるとともに、封水筒には、その内周面から筒中心側に延びる腕部を設けて、その腕部に、羽根車の回転軸を受ける軸受部を設けたものである。
本発明では、封水筒に設けた軸受部にて羽根車の回転を支えられるので、羽根車をスムーズに回転させることができる。
また本発明では、封水筒の内周面から筒中心側に腕部を延して、その腕部に軸受部を設けていることから、腕部及び軸受部を封水筒の上下方向の任意の位置、詳しくは羽根車の回転動作を安定して行わせ得る最適の位置に設けることができる。
それ故本発明によれば、羽根車の安定した回転により洗浄のための渦流を良好に生成させることができ、排水用凹部に対する高い洗浄能力を持たせることができる。
例えば、羽根車の回転羽根を、封水筒の上端の流入口よりも上側の位置であって、排水用凹部におけるごみ籠収容のための上部に設けた場合において、上記の腕部及び軸受部を回転羽根に近い位置、即ち排水筒の上端部に設けておくことができる。
ところで上記の排水筒は、その内周面から筒中心側に延でた腕部を摘むことによって脱着操作することができる。
ところが腕部に軸受部が設けてあると、その軸受部が障害となって腕部を指で摘みづらくなる。
ここにおいて請求項2では、その封水筒の腕部を軸受部よりも上方に突出させたもので、このようにすれば、軸受部の存在にも拘らず容易に腕部を指で摘み易く、封水筒の脱着操作性が良好となる。
ここで腕部は板状となしておいて、板面が上下向きとなるように配置しておくことができる。
また腕部は、周方向の3個所に等間隔で設けておくことができる。
本発明の一実施形態である排水トラップを含むシンクと周辺部を示した図である。 図1の排水トラップを周辺部とともに示す断面図である。 図2の排水ボウル及びその周辺部を拡大して示した断面図である。 図3の排水ボウル底部を更に拡大して示した断面図である。 図2の水車ユニット及びその周辺部を拡大して示した断面図である。 同実施形態における羽根車を示した図である。 同実施形態の作用説明図である。 同実施形態における回転軸とトラップ本体との嵌合部分を分解して示した図である。 同実施形態における水車ユニットを分解して示した図である。 図5のイーイ断面図である。 同実施形態におけるノズルの形状を示した図である。 同実施形態の一部を分解して示した図である。 同実施形態における封水筒の要部を拡大して示した図である。 同実施形態における取付部材から封水筒を分離した状態を示した図である。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は流し台(図示省略)に備えられたシンク(水受槽)で、このシンク10に流し台水栓(以下単に水栓とする)12が設けられている。ここで水栓12はシングルレバー式の混合水栓である。
水栓12は、シンク10の頂面から起立する水栓本体14と、水栓本体14からシンク10の中央側に向かって延び出した吐水管16とを有している。吐水管16の先端には吐水口18が備えられている。
また水栓本体14の内部には、水と湯とを混合する混合部が備えられている。
20はレバーハンドルで、このレバーハンドル20の操作により吐水口18からの吐水と止水及び吐水の流量調節、更に吐水の温度調節が行われる。
水栓12には、水,湯をそれぞれ給水する1次側の給水管22が接続されている(図では一方の給水管22のみ示され、他方の給水管22は図示省略されている)。
24は水栓12の混合部からの水を吐水口18に導く給水流路を内側に形成する2次側の給水管で、この給水管24に後述の水車ユニット25が接続されている。
図中24Aは、混合弁から出た水を水車ユニット25に流入させる入側の給水管、24Bは水車ユニット25から流出した水を吐水口18側に導く出側の給水管で、それぞれの一端部が水車ユニット25の後述の水車ハウジング26に接続されている。
図2において、35はシンク10の下側に設けられた排水用凹部である。排水用凹部35は、上部が排水ボウル32として、また下部が排水トラップ34として構成されている。
排水ボウル32は、図3に示しているように上端の径方向外方に環状に張り出したフランジ部38において、シール部材153,154を介し一対のボウル取付部材156,157にてシンク10の底部30に取り付けられている。
詳しくは、ボウル取付部材156と157とには挟持部160と162とが設けられており、ボウル取付部材157の外周面の雄ねじと、ボウル取付部材156の内周面の雌ねじとのねじ結合により、排水ボウル32のフランジ部38が、シンク10側のフランジ部159とともに一対の挟持部160,162にて上下両側から挟持される状態に、シンク10側のフランジ部159に固定され、取り付けられている。
この排水ボウル32の内部には、生ごみ等を入れるごみ籠42が保持されている。またこのごみ籠42の下側において羽根車88が回転可能に設けられている。
ごみ籠42は、周方向にリング状をなす断面略4角形状の枠部43を上端部に有している。枠部43には、ごみ籠42の中心側に突出した板状の把手163が設けられている。
この実施形態において、ごみ籠42は枠部43を除いた全体が、多数の貫通の通水孔を分散形成して成るパンチングメタルから成っている。
更にこの実施形態において、ごみ籠42の底部164には、その一部を部分的に上向きに凹曲させて成る凹曲部168が設けられている。
凹曲部168は、排水ボウル32内で羽根車88周りに多量の滞留水が生じたときに、過剰の滞留水を排水し易くするために、即ち排水性能を高めるべく設けられている。
図2に示しているように、排水トラップ34は、外容器としてのカップ状のトラップ本体36と、トラップ本体36とは別体に構成されてその内側に上側から下向きに挿し込まれた封水筒46とを有しており、それらトラップ本体36と封水筒46とによって下部に封水48を保持している。
排水トラップ34は、封水48を保持することによって排水管50の側からシンク10内への臭気の逆流を防止する。
トラップ本体36には、その上部に排水口(第2の排水口)58が横向きに設けられており、この排水口58から円筒形状の接続管52が突き出している。
接続管52の内部には排水管50の端部が内嵌状態に嵌合されており、それら接続管52と排水管50とが、それぞれに形成されたフランジ部54を重ね合せ状態で挟持するクリップ56にて抜止状態に接続されている。
ここで封水筒46は、上端と下端とが開口形状とされており、シンク10からの排水は、封水筒46の上端の開口から封水筒46内に流入して流下し、そしてその下端の開口から、封水筒46とトラップ本体36との間に流出して、トラップ本体36の上記横向きの排水口58から排水管50へと流出し、外部に排出される。
図3に示すように、上記排水ボウル32は周壁部59と、底部60とを有している。
底部60には開口が形成されている。その開口は、平面視において排水ボウル32の底部60の中心から偏心した位置に設けられており、その開口の内側に上記の封水筒46の上端部が配置されている。
この封水筒46の上端の開口は、排水の流入口62となるもので、排水ボウル32からの排水はこの流入口62から封水筒46内に下向きに流入する。
排水ボウル32の開口の縁部には、図4にも示しているように径方向内向きの環状のフランジ部64が設けられており、そのフランジ部64に対して、トラップ本体36の上端部と封水筒46の上端部とが取り付けられている。
66,68は、封水筒46の上端部及びトラップ本体36の上端部を排水ボウル32のフランジ部64に取り付けるためのトラップ取付部材(以下単に取付部材とする)で、何れも円形のリング状をなしている。
これら取付部材66,68はフランジ部70,72を有しており、それらフランジ部70,72にて排水ボウル32のフランジ部64をシール部材158を介し上下両側から挟み込む状態に、取付部材66の外周面の雄ねじと、取付部材68の内周面の雌ねじとのねじ結合で、排水ボウル32のフランジ部64に固定されている。
そして取付部材66に対して、封水筒46の上端部が内嵌状態に嵌合された上で、封水筒46の上端の掛止部74を、取付部材66の内面の段付部に掛止される状態に、封水筒46が取付部材66,68を介して排水ボウル32のフランジ部64に取り付けられ、保持されている。
尚、封水筒46は取付部材66に対して、図中上側から下向きに差し込まれることで、取付部材66に取り付けられ、保持される。
より詳しくは、図4及び図14でも示されているように取付部材66の内周面には180°異なった位置のそれぞれに突起170が、また封水筒46の外周面には対応する一対の螺旋状の凹条172が設けられている。
封水筒46を取り付けるに際しては、取付部材66の突起170と封水筒46の凹条172の下端の開口とを嵌め合せ、封水筒46を回転させてねじ込み操作する。
すると封水筒46が、突起170と凹条172との案内作用で図中下向きに移動する。そして最終的に上端の係止部74が、取付部材66の段付部に当り係止することで、封水筒46が取付部材66に対して軸方向に位置決状態で取り付けられる。
一方トラップ本体36は、その上端部が取付部材68の円筒状の嵌合部76に対して内嵌状態に嵌合された上、それぞれに設けられたフランジ部78が互いに重ね合せ状態でクリップ80により挟持されることで、取付部材68に取り付けられ、保持されている。
この実施形態において、羽根車88は、図2,図3及び図4に示すように羽根車本体89及びこれとは別体をなして排水トラップ34内に挿入された回転軸86にて構成されている。ここで回転軸86は金属製とされ、また羽根車本体89は樹脂製とされている。
尚、羽根車本体89の具体的構成及び作用については後述する。
回転軸86は、その大部分が断面円形の主部242から成っており、図4に示すようにその主部242の上側に、これよりも小径の断面円形の嵌合軸部244を、更にその上側に断面多角形状(ここでは4角形状)の係合軸部176を有している。
そしてその係合軸部176が、羽根車本体89における中心部の後述の嵌込孔142奥部の、対応する多角形状(ここでは4角形状)の係合孔174に嵌め込まれて、それらが係合せしめられており、それらの係合作用で羽根車本体89が回転軸86と一体に回転するようになっている。
尚係合孔174の下端位置には、多角形状(ここでは4角形状)の係合孔を内側に有する金属製の補強リング246が埋め込まれている。
封水筒46の上端部には、その内周面から筒中心側に延びる腕部82が設けられている。腕部82は、図13に示すように周方向に120°ごと異なった3個所に設けられている。
これら腕部82は、比較的大きなごみが封水筒46内に入り込むのを防ぐ働きを有している。
ここで腕部82は板状をなしており、板面を上下方向に向けて配置されている。
これら腕部82の内端部には、円筒状をなす軸受部248が一体に設けられている。軸受部248は封水筒46の中心部に設けられている。
そしてこの軸受部248に対して、回転軸86における上記の嵌合軸部244が内嵌状態に嵌合され、この嵌合軸部244が、即ち回転軸86の上部がこの軸受部248にて回転可能に径方向に支持されている。
尚この軸受部248には、円筒状をなす摺動部材としての軸受部材250が組み込まれている。
上記軸受部248は、封水筒46の上端よりも所定距離下方に引き込んだ位置に配置されている。
一方3個所の上記の腕部82は、封水筒46の上端から筒中心側に延びており、軸受部248側の極く一部を除いて、ほぼ全体が軸受部248よりも上方に突出せしめられている。
そしてそのことによって、図13に示すように軸受部248の上側に空間Kが生ぜしめられている(回転軸86及び羽根車本体89を取り除いた状態で)。
この軸受部248には、下向きに延出する円筒状のガイド252が設けられており、かかるガイド252が回転軸86に対して、詳しくは大径をなす主部242に対して外嵌状態に嵌合せしめられている。
ガイド252は、回転軸86に嵌合して回転軸86と封水筒46との相対的な傾きを規制する働きを有するもので、内周面が回転軸86の軸線方向にストレート形状で延びており、図4の部分拡大図に示すようにその内周面と回転軸86の外周面との間において、軸周りに所定の環状の隙間、即ち所定の微小な嵌合クリアランスCを形成している。
尚このガイド252の下端内周側には、雌テーパ面262が設けられている。
回転軸86は、大径をなす主部242と、これよりも小径をなす嵌合軸部244との境界部が段付形状とされており、その段付形状部が軸方向のストッパ部254を成している。
軸受部248もまた、円筒状のガイド252の付根部位が段違い形状とされていて、その段違い形状部にて、回転軸86のストッパ部254に対して軸方向(上下方向)に対向したストッパ当り部256を構成している。
組付状態において、これらストッパ部254とストッパ当り部256との間には、図4の部分拡大図に示しているように所定の軸方向の間隙、即ちストッパクリアランスCを形成している。
本実施形態では、回転軸86にストッパ部254が、また軸受部248に、対応するストッパ当り部256が設けられることによって、回転軸86が図中上方に移動しようとしたときに、ストッパ作用によってその上向き移動が規制される。
図5に示しているように、回転軸86の下端部には、回転軸86に固定の取付部材180によって羽根車88側磁石178が取り付けられている。
この実施形態において、磁石178は中心部に貫通の開口を有する円盤状のもので、その中心軸線を回転軸86の中心軸線に合致させる状態に配置されている。即ちその盤面を上下方向に向けて配置されている。
取付部材180は樹脂製のもので、下端が開口した形状の本体部182と、その下端の開口を閉鎖する蓋部184とを有している。
上記磁石178は、これら本体部182と蓋部184とにより挟持され、かかる取付部材180を介し回転軸86に一体回転状態に取り付けられている。
取付部材180は、中心部に下向きの円形の嵌合孔(被支持部)188を有しており、そこにリング状の軸受部材190が装着されている。
この実施形態において、トラップ本体36は下端が底部192にて閉鎖されている。底部192は、トラップ本体36の他部と一体に構成されている。
底部192には、図8及び図12にも示しているようにその中心部に上向きに所定高さで突出する軸部(支持部)194が設けられている。ここで軸部194は金属製で、その上端外周に沿って雄テーパ面260が形成されている。
そしてその軸部194に対して回転軸86の下端側の嵌合孔188が、詳しくは回転軸86に固定の取付部材180の嵌合孔188が、軸受部材190を介し下向きに嵌め合わされ、軸部194と嵌合孔188とが軸方向所定長に亘って嵌合せしめられている。
そしてそれら軸部194と嵌合孔188との嵌合によって、回転軸86の下端側が回転可能に径方向に支持されている。
軸部194は、下端に円板状の基部258を有している。
上記取付部材180は、軸受部材190においてこの基部258により上向きに支持されている。
尚、上記の軸受部248におけるストッパ当り部256と回転軸86のストッパ部254との間のストッパクリアランスC(図4参照)は、軸部194と嵌合孔188との軸方向の嵌合深さよりも小さく、回転軸86に引上げの力が加わって回転軸86が上向き移動することがあっても、ストッパ部254とストッパ当り部256とのストッパ作用によって、軸部194と嵌合孔188との嵌合が外れないようになっている。
換言すれば、軸部194と嵌合孔188との嵌合が外れる前に、ストッパ部254とストッパ当り部256とが軸方向に当接してストッパ作用するように、ストッパクリアランスCが定められている。
トラップ本体36の下端部には、円筒状をなす外嵌合部196が下向きに突出形成されている。
一方トラップ本体36の下側に配置された水車ユニット25における水車ハウジング26には、上端部に内嵌合部198が設けられており、その内嵌合部198が外嵌合部196に内嵌状態に嵌合されている。
そしてその嵌合状態で水車ハウジング26が、取付部材200にてトラップ本体36に取り付けられている。
水車ハウジング26は、その外周壁をなす、水車110の回転軸線を中心とした円筒部202と、下底部204とを有し、上端が開口した形状のハウジング本体26A、及び上底部206を有し、ハウジング本体26Aの上端の開口を閉鎖する蓋体26Bにて構成されている。
ここでハウジング本体26Aと蓋体26Bとはねじ結合されて組み付けられている。
この水車ハウジング26の内部に収容された水車110は、互いに別体をなす下側の第1部材208と、上側の第2部材210とを組み付けて構成してある。
この水車110の内部には、水車側磁石となる磁石214が組み込まれている。
ここで水車110側磁石214は、下側の第1部材208と上側の第2部材210とによって、上下方向に挟持される状態に水車110内部に組み込まれている。
水車110側磁石214もまた、中心部に貫通の開口を有する円盤状のもので、中心軸線を回転軸86の中心軸線に合致させる状態に配置されており、かかる磁石214が、給水流路の一部を形成する水車ハウジング26及び上記のトラップ本体36の底部192を隔壁として、その上側位置に配置された羽根車88側磁石178に対して上下に対向せしめられている。
即ち回転軸86の軸線方向において、羽根車88側磁石178と水車110側磁石214とが、所定の距離を隔てて盤面を向き合わせる状態に対向配置されている。
そしてそれら磁石178,214の磁気カップリングにより、水車110の回転の力が回転軸86において羽根車88に伝えられ、羽根車88が、詳しくは羽根車本体89が排水ボウル32内で水車110と一体に回転せしめられる。
つまり水栓12の混合部から吐水口18までの給水流路の水の流れの力を駆動力として、羽根車88が強制的に回転駆動せしめられる。
本例においては、水車ユニット25及び回転軸86に取り付けられた羽根車88側磁石178が、羽根車88の回転駆動装置264を成しており、そしてその回転駆動装置264に対して、回転軸86の下端部が取付部材180を介し作動的に連結されている。
水車110は、図9にも示しているように第1部材208の下面から下向きに突出する複数の羽根212を周方向に沿って複数有している。
水車110は、図5に示すようにその中心部に円筒部215と軸部216とを有しており、それら円筒部215,軸部216において、水車ハウジング26の対応する軸部218,円筒部220により、それぞれリング状の軸受部材190を介し回転可能に支持されている。
尚、図5において236は水抜栓である。
水車ハウジング26の上記の円筒部202には、図10に示しているように流入口126と流出口128とが設けられており、図1に示した入側の給水管24Aからの水は、この流入口126から水車ハウジング26内に流入して、その流れを水車110の羽根212に対して水車110を一定方向に回転させる向きに当て、これを回転させる。
そして水車110を通過した水が流出口128から流出する。
流出した水は、出側の給水管24Bにて水栓12の吐水口18へと導かれ、そして吐水口18からシンク10内に吐水される。即ちシンク10内に水栓12からの水として給水される。
図10に示しているように、水車ハウジング26の円筒部202に設けられた給水の流入口126及び流出口128は、それぞれが円筒部202の円形の内周面に対して、その接線方向と同方向を向くように、詳しくは流入口126,流出口128直近の下流部位,上流部位の接線方向と同方向を向くように配向されている。
本実施形態では、その流入口126の内部に、水車ハウジング26とは別体をなすノズル222が組み込んである。
ノズル222は、給水の流速を速めて水車110に、具体的には水車110の羽根212に向けて噴出するもので、このようなノズル222を流入口126に組み込んでおくことで、水車110の回転速度を速め、これにより排水ボウル32内での羽根車88の回転速度を速めて、羽根車88により洗浄水流を効率的に生成させることができる。そしてそのことによって、排水ボウル32内の洗浄効率を高めることができる。
図11は、ノズル222の形状を具体的に示している。
図に示しているようにノズル222は、円筒状の本体226の基端にフランジ部228を有しており、また本体226の内側にノズル孔230を備えている。
図に示しているようにノズル222は、先端面238が斜めにカットされた形状とされている。より詳しくは、ノズル孔230の先端の開口232にて形成される開口面238b、及び円筒状の本体226の先端面238aを含む先端面238全体が、水車ハウジング26における円筒部202の内周面と同じ曲率で湾曲する円弧形状の面(円弧面)とされている。
そしてノズル222は、円弧形状をなす先端面238を円筒部202の内周面に合致させる状態に(円筒部202の内周面Pの延長上に先端面238が位置する状態に)、流入口126内部に向きを定めて組み込まれている。
尚、ノズル222は中心軸線周りの位置がずれると、円弧面をなす先端面238が円筒部202の内周面Pと合致しなくなることから、ノズル222には位置決めのための凸部231が設けてある。
一方流入口126の内部には、図9に示しているように対応する位置決用の凹部234が設けられており、この凹部234に凸部231を嵌め合せるようにしてノズル222を組み込むことで、ノズル222を正しく位置決めした状態で流入口126に組み込むことができる。
流入口126に組み込むノズル222を上記のような形状としておくことで、ノズル孔230の先端の開口232を可及的に水車110に近くに位置させることができ、開口232からの噴出流をできるだけ拡散させないで水車110の羽根212に至近位置から当てることができ、効率的に水車110の回転速度を速めることができる。
この実施形態ではまた、流出口128の内部の孔径Dが、ノズル222におけるノズル孔230の孔径dよりも大きくしてある。
このようにすることで、流入口126から水車ハウジング26内に流入した水が流出口128から抜け易くなり、水車ハウジング26内に流入した水が長く滞留して、これが水車110の回転抵抗となってしまうのを防ぐことができる。
排水ボウル32の内部に配置された上記の羽根車本体89は、図6に示しているように中心部にハブ130を、外周部に円形のドーナツ環状の板状部132を有しており、それらの間に上記封水筒46の流入口62に連通した、上下方向に貫通の排水の流出開口134を形成している。
ここで中心部のハブ130と外周部の板状部132とは、複数のアーム136にて繋がれている。
外周部の環状の板状部132は、図6(B)に示しているように中心側から外周側に向って上向きに傾斜した形状をなしている。そしてその板状部132の下面から垂下する状態に、側面形状及び正面形状が3角形状をなす板状の回転羽根138が、周方向に沿って一定間隔ごとに複数設けられている。
ここで回転羽根138は、羽根車本体89の中心側から放射方向に、即ち回転軸線を中心とする、回転軸線周りの円に対する法線方向に直線状に延びる形状とされている。
尚、板状部132の内周側の付根部は、全周に亘り板状部132の他部よりも厚肉に構成されており、その厚肉部140が、図6(C)に示しているようにアーム136とともに下向きに突出せしめられている。
上記ハブ130は、これら厚肉部140よりも更に下向きに突出せしめられている。
このハブ130には、図6(B)に示しているように下向きに開口した嵌込孔142が設けられている。嵌込孔142の奥部には多角形状(4角形状)の係合孔174が設けられており、そこに上記の回転軸86上端部の多角形状(4角形状)の係合軸部176が係合され、羽根車本体89が回転軸86と一体に回転せしめられるようになっている。
図2,図3及び図4に示しているように、羽根車本体89は封水筒46上端の流入口62の真上位置に配置されており、そして羽根車本体89に備えられた複数の回転羽根138のそれぞれが、排水ボウル32における底部60の上面(底面)、詳しくは底面における流入口62周りの縁部60aよりも全体的に上側に位置せしめられている。
この実施形態では、使用者が水栓12のレバーハンドル20を操作して吐水口18から吐水し水作業を行うと、吐水口18から吐水された水即ち給水された水はシンク10にて受けられて、シンク10の底部30から図7に示しているように排水ボウル32の内部へと排水される。
このときシンク10の底部30を流れた水(排水)は、排水ボウル32の内部に流入して、その底部60へと至る。
底部60に至った排水は、その底部60に沿って流入口62に向う流れとなり、その流れが流入口62周りの全周から流入口62に向って求心方向に流れ込もうとする(その際に排水の流れは流入口62周りの全周から流入口62に向う求心方向の流れとなるために、その流れは羽根車88を特定の一方向に回転させる力としては働かない)。
このとき羽根車88は、給水管24内の水の流れの力を駆動力として既に強制的に回転駆動されている。
そのため排水ボウル32内の排水が底部60に沿って流入口62に流れ込もうとしたときに、強制駆動で回転する羽根車88の回転羽根138が、その排水の流れに対して回転方向に当り、流入口62に向う排水の流れの抵抗となって流入口62への流入を妨げ、抑制する。
羽根車88は、回転羽根138によってその流れの抵抗体となるのみならず、自身の回転による遠心力を排水の流れに作用させて、図7に示しているように排水を流入口62から遠ざかる方向に押し返し、その作用によって流入口62周りに排水を滞留させる。
のみならず羽根車88は、回転羽根138によってその滞留水に対し遠心力を働かせることで、撹拌作用を及ぼしつつ渦流を生成せしめる。
このとき、本実施形態では羽根車88の外周部に、周方向に環状をなす板状部132を備えて、その板状部132の下面に回転羽根138を設けているため、回転羽根138と回転羽根138との間の排水は、環状の板状部132に遮られて回転羽根138と回転羽根138との間を上方に抜けることができず、かかる排水に対して羽根車88の回転による遠心力が効果的に作用せしめられ、流入口62周りに排水の滞留水が良好に生ぜしめられるとともに、排水による渦流が良好に生成せしめられる。
生成した渦流は排水ボウル32の内面に勢い良く当って、その内面に付着する、ヌメリに至る前の菌とその栄養分や油分その他の汚れを除去し、排水ボウル32の内面を洗浄する。
併せて発生した渦流はごみ籠42の外面、主としてその下面に当って、そこに付着した汚れを併せて除去し、洗浄作用する。
洗浄後の水は、その後その一部が羽根車88の回転継続中に流入口62を通じて封水筒46の内部即ち排水トラップ34内に流入し、或いは水栓12からの給水停止によってその全体が流入口62から排水トラップ34へと流入し、更に続いて横向きの排水口58から排水管50内に流れ出て、排水管50を通じ外部に排出される。
尚羽根車88、即ち回転羽根138による排水の押し返しの量が過剰になると、押し返された排水が排水ボウル32からシンク10の底部30側に溢れてしまう恐れがあるが、本実施形態では滞留水が多量になったときには、その過剰な滞留水が羽根車88の流出開口134を通じて流入口62から排水トラップ34内に流入、即ち排水トラップ34へと流れ出ることができ(このとき滞留水は羽根車88における外周部の板状部132の上面の案内作用で流出開口134に円滑に導かれ、流入口62へと到る)、羽根車88周りに過剰な滞留水が生じて、その排水が羽根車88による遠心力の作用でシンク10の底部30側に溢れる現象を防ぐことができる。
本実施形態では、吐水口18から吐水を行うと羽根車88が回転して自動的に排水ボウル32内を洗浄する。
従って使用者は排水ボウル32内を洗浄するための特別の操作を行う必要は無いので、洗浄のために手間を要するといったことが無く、洗浄のための負担は使用者には掛からない。
即ち本実施形態では、使用者が洗浄をしようとする意識をもたなくても、水栓を使用すれば自動的に回転羽根138が回って排水ボウル32内が洗浄される。
また本実施形態では、シンク10で水栓12を用いて水作業をすると、その排水自体が洗浄水流となって排水ボウル32内を洗浄するため、上水を洗浄のみのためにだけ吐水する場合と比べて節水を図ることができる。
図12は、本実施形態の排水トラップ34を各部に分解して示している。
以下にこの図12に基づいて、本例の排水トラップ34の組付けの手順及び取外しの手順を説明する。
この実施形態の排水トラップ34では、先ず回転軸86の下端側に設けた下向きの嵌合孔188を、トラップ本体36における底部192の軸部194に下向きに嵌め合せる。詳しくは、回転軸86の下端部に固定した取付部材180の嵌合孔188を、軸部194に下向きに嵌め合せる。
これによって回転軸86の下端側を、トラップ本体36の底部192に組み付ける。
その後、回転軸86の上部(嵌合軸部244)を封水筒46の軸受部248に嵌め合せるようにして、封水筒46を取付部材66の内側を通じてトラップ本体36内に挿し込み、その上部を取付部材66に対して回転操作によりねじ込み、組み付ける。
このときの封水筒46の組付けの操作は、次のようにして行うことができる。
即ち、図14に示しているように封水筒46に設けた周方向3個所の腕部82を指で摘んで、腕部82のそれぞれに回転方向の力を加え、以て封水筒46を回転操作(ねじ込み操作)して、これを取付部材66に組み付ける。
その際に、円筒状の軸受部248が封水筒46の上端の位置まで設けられていると、この軸受部248の存在によって、腕部82を摘み回転操作することが難しくなる。
腕部82を摘むためには、腕部82と82との間の空間に指を挿し入れることが必要であるが、軸受部248が封水筒46の上端の位置まで設けられていると、空間への指の挿入がしづらく、従って腕部82を指で摘み難くなる。
しかるにこの実施形態では、軸受部248が封水筒46の上端よりも下方に引き込んで位置させられていて、軸受部248の上方且つ封水筒46内側に図13に示す空間Kが生ぜしめてあり、また腕部82が軸受部248よりも上方に突出する状態で設けられているため、3個所の腕部82に指を掛け易く或いはこれを摘み易い。
従ってこの実施形態では、封水筒46を回転操作する際の操作性が良好である。
而してこのようにして封水筒46を組み付けることによって、回転軸86の上部は封水筒46の軸受部248にて回転可能に径方向に支持された状態となる。また回転軸86の上端部の係合軸部176が、軸受部248から上向きに突き出した状態となる。
更に軸受部248に下向きに設けたガイド252が、回転軸86の主部242に外嵌状態に嵌合した状態となる。
そこで次に、羽根車本体89を回転軸86に対して組み付ける。
詳しくは、その係合孔174を回転軸86の係合軸部176に対して下向きに嵌め合せるようにして、羽根車本体89を回転軸86に組み付け、かかる羽根車本体89を排水ボウル32内に回転可能にセットする。
尚、各部の分解の手順はこれらとは逆の手順となる。
以上のような本実施形態においては、封水筒46の内周面から筒中心側に複数(この例では3つ)の腕部82を延ばして、その内端部に軸受部248を設け、その軸受部248にて回転軸86を回転可能に受けるようにしていることから、回転軸86をその下端においてのみ支持する場合と異なって、排水トラップ34における封水筒46の上側且つ排水ボウル32内に配置した羽根車本体89の至近距離で、回転軸部86の回転を軸受部248で受けて支持することができる。
これにより、この実施形態によれば羽根車88の回転、具体的には羽根車本体89の回転によって、洗浄のための渦流を排水ボウル内に良好に安定して生成させることができ、排水ボウル32及びその内部のごみ籠42を良好に洗浄することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明では、上記の羽根車本体89を、又はこれとは別の羽根車本体を排水トラップ34内に配置して、その羽根車本体の回転、つまり羽根車の回転により排水トラップ内で封水に渦流を生成させて排水トラップ内を洗浄するようになすことも可能である。
またその場合において、上記の軸受部248又はこれとは別の軸受部を、排水トラップ34内の適切な位置(羽根車本体に近い位置)に配置して回転軸を受けるようになすことも可能である。
また上記実施形態では、水受槽としてのシンクの下側の排水用凹部を、ごみ籠を内部に収容する上部の排水ボウル32と下部の排水トラップ34とで構成しているが、場合によって排水トラップをシンク10の下側に直接的に設けて、排水用凹部の全体を排水トラップ34にて構成することも可能である。
或いは排水トラップ34におけるトラップ本体をそのまま上方に延長して、その延長部分で、内部にごみ籠を収容する排水用凹部の上部を構成するといったことも可能である。
その他に、本発明はシンク以外の水受槽の下側の排水用凹部の排水トラップに適用することも可能であるし、羽根車を回転駆動する回転駆動装置として上記以外のものを用いることも可能である。
その他本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
10 シンク
32 排水ボウル
34 排水トラップ
35 排水用凹部
36 トラップ本体
46 封水筒
60 底部
62 流入口
82 腕部
86 回転軸
88 羽根車
110 水車
138 回転羽根
188 嵌合孔
194 軸部
248 軸受部
254 ストッパ部
256 ストッパ当り部
264 回転駆動装置

Claims (2)

  1. 外容器としてのトラップ本体と、筒状をなして該トラップ本体に挿入され、上端の流入口から排水を下向きに流入させる封水筒とを備え、該トラップ本体と封水筒とで下部に封水を保持する排水トラップにおいて、
    回転動作により前記排水に渦流を生成させる羽根車を設けるとともに、
    前記封水筒には、その内周面から筒中心側に延びる腕部を設けて、該腕部に、前記羽根車の回転軸を受ける軸受部を設けたことを特徴とする排水トラップ。
  2. 請求項1において、前記封水筒の腕部は、前記軸受部よりも上方に突出させてあることを特徴とする排水トラップ。
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