JP2014121019A5 - - Google Patents

Description

上述の目的は、画像から所定の被写体領域を検出する検出手段と、被写体領域の明暗差を表す値を取得する取得手段と、複数の非線形変換特性を、明暗差を表す値を用いて補間することにより、非線形変換特性を生成する生成手段と、生成手段が生成した非線形変換特性を画像の輝度レベルに適用する補正手段と、を有することを特徴とする画像処理装置によって達成される。

Claims (9)

1. 画像から所定の被写体領域を検出する検出手段と、
   前記被写体領域の明暗差を表す値を取得する取得手段と、
   複数の非線形変換特性を、前記明暗差を表す値を用いて補間することにより、非線形変換特性を生成する生成手段と、
   前記生成手段が生成した前記非線形変換特性を前記画像の輝度レベルに適用する補正手段と、
   を有することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記生成手段が、前記複数の非線形変換特性の１つに対し、該１つの非線形変換特性の出力値と他の非線形変換特性の出力値との差に前記明暗差を表す値に応じた係数を乗じた値を加えることにより前記非線形変換特性を生成することを特徴とする請求項１記載の画像処理装置。
3. 前記明暗差を表す値が、前記被写体領域に含まれる画素のうち、予め定められた高輝度の範囲に含まれる輝度レベルを有する画素数と、予め定められた低輝度の範囲に含まれる輝度レベルを有する画素数の偏りを表す値であることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の画像処理装置。
4. 前記予め定められた高輝度の範囲および前記予め定められた低輝度の範囲の少なくとも１つが、前記複数の非線形変換特性の傾きの差が所定の値となる入力値によって定められることを特徴とする請求項３に記載の画像処理装置。
5. 非線形変換特性の複数の候補のうち、前記被写体領域の明るさを入力値とした際に出力値が予め定められた目標の明るさに最も近い所定の複数の非線形変換特性を前記複数の非線形変換特性として選択する選択手段をさらに有することを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか１項に記載の画像処理装置。
6. 画像全体の白とび度に基づいて、白とび度を所定値以内に抑制するための目標ダイナミックレンジを決定する決定手段をさらに有し、
   前記非線形変換特性の複数の候補が、前記目標ダイナミックレンジに対応した非線形変換特性であることを特徴とする請求項５に記載の画像処理装置。
7. 前記被写体領域が人物の顔の領域であることを特徴とする請求項１から請求項６のいずれか１項に記載の画像処理装置。
8. 画像処理装置の制御方法であって、
   検出手段が、画像から所定の被写体領域を検出する検出工程と、
   算出手段が、前記被写体領域の明暗差を表す値を取得する取得工程と、
   生成手段が、複数の非線形変換特性を、前記明暗差を表す値を用いて補間することにより、前記非線形変換特性を生成する生成工程と、
   補正手段が、前記生成工程で生成された前記非線形変換特性を前記画像の輝度レベルに適用する補正工程と、
   を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
9. コンピュータを、請求項１から請求項７のいずれか１項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。