JP2014120050A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の半導体装置では、マルチスタンダード、マルチチャネルに対応するために回路規模が大きくなる問題があった。
【解決手段】一実施の形態によれば、半導体装置は、受信データに基づき構成設定信号を生成する第1の演算部を少なくとも含む複数の演算部10〜12と、入出力処理が同時に行われる少なくとも1つの共有メモリ15a、15bと、少なくとも1つのFIFOメモリ14a、14bと、複数の演算部10〜12と、共有メモリ14a、14b及びFIFOメモリ15a、15bと、の接続関係を構成設定信号TC1に応じて切り替えるクロスバースイッチ13と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置に関し、例えば通信方式の違いに応じて回路構成を再構成する半導体装置に関する。
近年、放送受信機、無線機器等の無線信号によりデータの送受信を行う機器において1つの半導体装置によって複数の通信規格に対応するマルチスタンダード機能への要求が高まっている。また、放送受信機では、複数の放送チャンネルを同時に受信して、複数番組を視聴或いは録画するマルチチャンネル機能への要求がある。このようなマルチスタンダード機能及びマルチチャンネル機能を実現するためには、ハードウェアとして複数の通信方式に対応可能な複数の処理回路を備える手法、ソフトウェアで処理内容を切り替えることより対応する手法等がある。
ハードウェアとして複数の処理回路を備える手法では、回路規模が大きくなり、歩留まりが低下する問題、コストが上昇する問題、及び、通信方式の変更への対応が困難である問題がある。一方、ソフトウェアで処理内容を切り替えることより対応する手法では、ハードウェア構成の工夫による手法に比べて問題が少ないため、マルチスタンダード機能及びマルチチャンネル機能の実現手法としてより現実的である。
しかしながら、ソフトウェアで処理内容を切り替えることより対応する手法を採用した場合にも、ソフトウェアを実行する半導体装置は、要求される性能のうち最も処理量が多い処理に対応できるハードウェアを備えていなければならない。
例えば、特許文献1、2には、共有メモリとFIFOメモリとを有し、2つの演算部の間のデータ通信量に応じて共有メモリとFIFOメモリとを使い分ける技術が開示されている。
特開平2−82342号公報 特開平7−84968号公報
しかしながら、特許文献1、2に示すように、半導体装置における処理量の最大値に対応可能なハードウェアを備えた場合、演算部の間のデータ通信量が多い場合にはFIFOメモリが無駄になり、演算部間のデータ通信量の少ない場合には共有メモリが無駄になる問題がある。つまり、特許文献1、2のように、半導体装置における処理量の最大値に対応可能なハードウェアを固定的に備えた場合、半導体装置の回路面積が大きくなる問題がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、半導体装置は、受信データに基づき構成設定信号を生成する第1の演算部を少なくとも含む複数の演算部と、入出力処理が同時に行われる少なくとも1つの共有メモリと、少なくとも1つのFIFOメモリと、前記複数の演算部と、前記共有メモリ及び前記FIFOメモリと、の接続関係を前記構成設定信号に応じて切り替えるクロスバースイッチと、を有する。
なお、上記実施の形態の装置を方法やシステムに置き換えて表現したもの、該装置または該装置の一部の処理をコンピュータに実行せしめるプログラムなども、本発明の態様としては有効である。
前記一実施の形態によれば、通信方式に応じて回路構成を再構成し、非動作の回路を極力少なくした半導体装置を実現できる。
実施の形態1にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態1にかかる半導体装置のクロスバースイッチ、共有メモリ及びFIFOメモリのブロック図である。 実施の形態1にかかる半導体装置のクロスバースイッチの第1の動作状態を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる半導体装置のクロスバースイッチの第2の動作状態を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の適用例の1つである通信方式の処理内容を示すブロック図である。 図5で示した処理を実施する場合に実施の形態1にかかる半導体装置が回路構成を決定する処理を示すフローチャートである。 同期検出状態における実施の形態1にかかる半導体装置の回路構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の同期維持状態におけるメモリ空間を示す概略図である。 同期維持状態における実施の形態1にかかる半導体装置の回路構成を示すブロック図である。 同期維持状態における実施の形態1にかかる半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態2にかかる半導体装置において実施の形態1にかかる半導体装置とは異なる処理を行う場合のメモリ空間を示す概略図である。 同期維持状態における実施の形態2にかかる半導体装置の回路構成を示すブロック図である。 同期維持状態における実施の形態2にかかる半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態3にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態3にかかる半導体装置において実施の形態1にかかる半導体装置とは異なる処理を行う場合のメモリ空間を示す概略図である。 同期維持状態における実施の形態3にかかる半導体装置の回路構成を示すブロック図である。 同期維持状態における実施の形態3にかかる半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態4にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態5にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態6にかかる半導体装置のブロック図である。
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。従、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
実施の形態1
実施の形態1にかかる半導体装置1のブロック図を図1に示す。半導体装置1は、様々な処理に用いることができるが、受信信号の復調処理及び復号処理を行うデモジュレータ或いは送信信号の符号化処理及び変調処理を行うモジュレータにより好適に用いることが出来るものである。そこで、以下の説明では、半導体装置1をデモジュレータとして利用する場合を中心に説明を行う。
また、実施の形態1にかかる半導体装置1は、処理を実施する処理部(例えば、同期検出処理部10、復調処理部11、復号処理部12)を有するが、この処理部は、プログラムを実行するDSP(Digital Signal Processor)等の演算部により実現されるものである。また、半導体装置1では、演算部において実行されるプログラムの違いにより処理部が実施する処理内容が異なる。この演算部は、同じ構成のものでも良く、異なる構成のものであっても良い。
図1に示すように半導体装置1は、同期検出処理部10、復調処理部11、復号処理部12、クロスバースイッチ13、FIFO(First In First Out)メモリ14a、14b、共有メモリ15a、15bを有する。
同期検出処理部10、復調処理部11、復号処理部12は、いずれもDSP等の演算部により実装されるものである。また、同期検出処理部10は、外部から入力される信号を受信し、受信データに基づき構成設定信号TC1を生成する第1の演算部として機能する。また、復調処理部11及び復号処理部12は、それぞれ第1の演算部とは異なる処理を実施する第2の演算部として機能する。つまり、実施の形態1にかかる半導体装置では、第2の演算部が処理毎に異なる演算部を有する。また、実施の形態1にかかる半導体装置では、同期検出処理部10は、復調処理部11及び復号処理部12の動作タイミングを指示するタイミング制御信号TC2、TC3を出力する。なお、同期検出処理部10、復調処理部11、復号処理部12が行う処理は、本実施の形態で説明するデモジュレータにおける処理であって、詳細な処理内容は後述する。
クロスバースイッチ13は、複数の演算部と、共有メモリ15a、15b及びFIFOメモリ14a、14bと、の接続関係を構成設定信号TC1に応じて切り替える。実施の形態1では、同期検出処理部10が、受信データにより指定される通信方式に応じて構成設定信号TC1により指定する回路構成値を変更する。そして、クロスバースイッチ13は、同期検出処理部10から与えられた回路構成値に応じて共有メモリ15a、15b及びFIFOメモリ14a、14bと、の接続関係を切り替える。このクロスバースイッチ13の詳細については後述する。
FIFOメモリ14a、14bは、データを入力された順に出力する先入れ先出し型のメモリである。FIFOメモリは、共有メモリとして利用するRAM(Random Access Memory)よりも記憶容量が小さく設定される。また、FIFOメモリ14a、14bは、ポインタによりアドレスが指定されるものであり、RAMのようにランダムなアドレスによる活性領域の指定を行わないためRAMに比べて回路規模が小さくなる。なお、図1に示した例では2つのFIFOメモリを示したが、FIFOメモリは少なくとも1つあれば良く、FIFOメモリの数は、半導体装置1に求められる性能により増減するものである。
また、FIFOメモリ14a、14bは、演算部の出力データのアクセスアドレスに基づき記憶領域に保持されているデータ量を検出し、検出したデータ量に応じてビジー信号FBを出力する。このとき、実施の形態1にかかる半導体装置1では、演算部が出力データのアクセスアドレスとしてRAMに対応したものしか出力しない構成となっている。そのため、FIFOメモリ14a、14bは、共有メモリに対するアクセスアドレスに基づきビジー信号を出力するか否かは判断する機能を有する。このFIFOメモリ14a、14bの詳細な回路構成については後述する。
共有メモリ15a、15bは、入力ポートと出力ポートとを少なくとも1つずつ備え、入出力処理が同時に行われるデュアルポートメモリである。また、共有メモリ15a、15bは、活性領域の指定がランダムなアドレスにより指定可能なRAMである。なお、図1に示した例では2つの共有メモリを示したが、共有メモリは少なくとも1つあれば良く、共有メモリの数は、半導体装置1に求められる性能により増減するものである。共有メモリは、デュアルポートメモリを利用する方法の他、1ポートメモリを利用し、当該1ポートメモリの2つのバンクを切り替えて利用する方法など、入力処理と出力処理とを並列して利用可能な様々なメモリ構成により実現することが可能である。また、実施の形態1にかかる半導体装置1は、演算部の数に対して、共有メモリとFIFOメモリの総数が多くなるような回路構成を有する。演算部の数よりも多くのメモリを備えることで取り得る回路構成のバリエーションを多様化させることができる。
ここで、実施の形態1にかかる半導体装置のクロスバースイッチ13、共有メモリ及びFIFOメモリの詳細について説明する。図2に実施の形態1にかかる半導体装置のクロスバースイッチ13、共有メモリ及びFIFOメモリの詳細なブロック図を示す。なお、図2で示したクロスバースイッチ13は、2つの演算部の間で2つのメモリ(例えば、1つのFIFOメモリと、1つの共有メモリ)のいずれを利用するかを切り替えるものである。しかし、実施の形態1にかかるクロスバースイッチ13は、複数の演算部と、複数のメモリとの接続関係を自由に切り替えることができるものである。また、図2では、FIFOメモリとしてFIFOメモリ14aのみを示し、共有メモリとして共有メモリ15aのみを示した。しかし、実施の形態1にかかる半導体装置1では、クロスバースイッチ13は、図1で示した4つのメモリを接続先として選択可能である。つまり、図2で示した例は、実際のクロスバースイッチ13の構成を簡略化したものである。また、図2で示した例は、メモリとしてFIFOメモリ14aと共有メモリ15aを代表例として挙げたものである。
図2に示すように、クロスバースイッチ13は、複数のクロスバースイッチと、レジスタ20と、を有する。図2に示す例では、複数のクロスバースイッチとしてクロスバースイッチ21〜26を示した。これは、共有メモリの書き込みに3種類の信号が必要であり、かつ、共有メモリの読み出しに3種類の信号が必要になるため、これら信号の種別毎に1つのクロスバースイッチが必要になるためである。レジスタ20には、回路構成値MODE_REGが格納される。クロスバースイッチ21〜26は、レジスタ20に格納された回路構成値MODE_REGに応じて入力される信号の分配先を切り替える。
クロスバースイッチ21は、2つの演算部から出力される書き込みイネーブル信号WE1、WE2をそれぞれFIFOメモリ14aと共有メモリ15aとのいずれかに分配する。クロスバースイッチ22は、2つの演算部から出力される書き込みアクセスアドレスWAD1、WAD2をそれぞれFIFOメモリ14aと共有メモリ15aとのいずれかに分配する。クロスバースイッチ23は、2つの演算部から出力されるライトデータWDT1、WDT2をそれぞれFIFOメモリ14aと共有メモリ15aとのいずれかに分配する。
クロスバースイッチ24は、2つの演算部から出力される読み出しイネーブル信号RE1、RE2をそれぞれFIFOメモリ14aと共有メモリ15aとのいずれかに分配する。クロスバースイッチ25は、2つの演算部から出力される読み出しアクセスアドレスRAD1、RAD2をそれぞれFIFOメモリ14aと共有メモリ15aとのいずれかに分配する。クロスバースイッチ26は、FIFOメモリ14aと共有メモリ15aから出力されるリードデータRDT1、RDT2をそれぞれ2つの演算部のいずれかに分配する。
なお、図2に示したクロスバースイッチ13の構成を図1で示したクロスバースイッチ13として利用可能な構成に拡張した場合、クロスバースイッチ21〜25は、3つの演算部から出力される信号及び外部から入力される信号を回路構成値MODE_REGで指定されるメモリに分配する構成となる。また、クロスバースイッチ26は、4つのメモリから出力される信号を回路構成値MODE_REGで指定される演算部又は出力先に分配する構成となる。
FIFOメモリ14aは、FIFOコア部30、スイッチ31、32、アクセス制御部33を有する。FIFOコア部30は、データを保持する保持部である。また、FIFOコア部30は、書き込みイネーブル信号WEが入力された場合にはライトデータWDTを順次記憶する。また、FIFOコア部30は、読み出しイネーブル信号REが入力された場合には先に書き込まれたデータから順に読み出してリードデータRDTとして出力する。
スイッチ31は、後述する第1のビジー検出部36が出力するスイッチ制御信号に応じてクロスバースイッチ21から出力される書き込みイネーブル信号をFIFOコア部30に伝達するか遮断するかを切り替える。スイッチ32は、後述する第2のビジー検出部37が出力するスイッチ制御信号に応じてクロスバースイッチ24から出力される読み出しイネーブル信号をFIFOコア部30に伝達するか遮断するかを切り替える。
アクセス制御部33は、複数の演算部の出力データのアクセスアドレスに基づきFIFOコア部30に保持されているデータ量を検出し、検出したデータ量に応じてビジー信号FBを出力する。このように、アクセスアドレスに基づきFIFOメモリに保持されたデータ量を検出することで演算器側からポインタ制御をする必要がなくなる。図2で示す例では、FIFOコア部30に保持されているデータ量が保持最大値に達したことを通知するビジー信号FB1と、FIFOコア部30に保持されているデータ量がゼロになったことを通知するビジー信号FB2と、を示した。図1に示したビジー信号FBは、ビジー信号FB1とビジー信号FB2とを含むものである。また、実施の形態1にかかる半導体装置1では、第1の演算部(例えば、同期検出処理部10)は、ビジー信号FBに応じて第2の演算部(例えば、復調処理部11及び復号処理部12)の動作タイミングを制御するタイミング制御信号TC2、TC3を出力する。
アクセス制御部33は、レジスタ34、加算器35、第1のビジー検出部36、第2のビジー検出部37を有する。レジスタ34には、FIFOメモリ14aで保持可能なデータ量の最大値OFFSETが格納される。加算器35は、クロスバースイッチ22が出力する書き込みアクセスアドレスと、クロスバースイッチ25が出力する読み出しアクセスアドレスを負の値とした値と、を加算して、書き込みアクセスアドレスと読み出しアクセスアドレスとの差分xを算出する。
第1のビジー検出部36は、加算器35から出力される差分xと最大値OFFSETとを比較し、差分xが最大値OFFSETよりも大きくなった場合にビジー信号FB1を出力する。また、第1のビジー検出部36はビジー信号FB1を出力する場合、スイッチ31を遮断状態とするようにスイッチ制御信号を出力する。つまり、第1のビジー検出部36は、FIFOコア部30に格納されているデータ量が最大値に達したか否かを判断し、当該判断に基づきビジー信号FB1を出力するか否か、及び、スイッチ31を遮断状態とするか否かを制御する。
第2のビジー検出部37は、加算器35から出力される差分xと最大値OFFSETとを比較し、差分xがゼロよりも小さくなった場合にビジー信号FB2を出力する。また、第2のビジー検出部37はビジー信号FB2を出力する場合、スイッチ32を遮断状態とするようにスイッチ制御信号を出力する。つまり、第2のビジー検出部37は、FIFOコア部30に格納されているデータが無くなったか否かを判断し、当該判断に基づきビジー信号FB2を出力するか否か、及び、スイッチ32を遮断状態とするか否かを制御する。
続いて、実施の形態1にかかるクロスバースイッチ13の動作について説明する。まず、第1の動作状態としてFIFOメモリ14aを介して復調処理部11と復号処理部12とがデータの転送を行う場合について説明する。そこで、図3に実施の形態1にかかる半導体装置のクロスバースイッチの第1の動作状態を示すブロック図を示す。
図3に示すように、第1の動作状態では、クロスバースイッチ13は、復調処理部11が出力する書き込みイネーブル信号WE1、書き込みアクセスアドレスWAD1及びライトデータWDT1がFIFOメモリ14aに伝達する。また、第1の動作状態では、クロスバースイッチ13は、復号処理部12が出力する読み出しイネーブル信号RE2及び読み出しアクセスアドレスWAD2をFIFOメモリ14aに伝達し、FIFOメモリ14aが出力するリードデータRDTをリードデータRDT2として復号処理部12に出力する。
次いで、第2の動作状態として共有メモリ15aを介して復調処理部11と復号処理部12とがデータの転送を行う場合について説明する。そこで、図4に実施の形態1にかかる半導体装置のクロスバースイッチの第2の動作状態を示すブロック図を示す。
図4に示すように、第2の動作状態では、クロスバースイッチ13は、復調処理部11が出力する書き込みイネーブル信号WE1、書き込みアクセスアドレスWAD1及びライトデータWDT1が共有メモリ15aに伝達する。また、第2の動作状態では、クロスバースイッチ13は、復号処理部12が出力する読み出しイネーブル信号RE2及び読み出しアクセスアドレスWAD2を共有メモリ15aに伝達し、共有メモリ15aが出力するリードデータRDTをリードデータRDT2として復号処理部12に出力する。
上記したように、実施の形態1にかかる半導体装置1では、複数の演算部がいずれのメモリを用いて処理を実施するかをクロスバースイッチ13によって切り替えることで、様々な処理を実施することができる。
また、実施の形態1にかかる半導体装置1では、メモリとして、記憶容量、データの入出力タイミング及び回路規模が異なるFIFOメモリ及び共有メモリを有する。これにより、実施の形態1にかかる半導体装置1は、演算部で行われる処理に要求される性能に応じて利用するメモリの種類を適宜選択することができる。例えば、記憶容量よりも入出力遅延時間を短縮する処理を行う場合にはFIFOメモリを利用し、入出力遅延時間よりも記憶容量が要求される処理を行う場合には共有メモリを利用することができる。このようなメモリの使い分けを複数の演算部で行われる種類に応じて行うことで、実施の形態1にかかる半導体装置1は、無駄なハードウェア資源を備えることなく複数の処理を実行することができる。
上記した実施の形態1にかかる半導体装置1の効果をさらに説明するために具体的な利用例を挙げて当該効果について説明する。実施の形態1にかかる半導体装置1は、特にデモジュレータ及びモジュレータに好適であるため、以下では、実施の形態1にかかる半導体装置1をデモジュレータとして利用する場合について説明する。そこで、具体例として、地上デジタル放送の規格の1つであるISDB−T規格に対応するデモジュレータの処理フローを示すデモジュレータのブロック図を図5に示す。
図5に示すように、デモジュレータは、まずアンテナ100によりRF(Radio Frequency)信号を受信する。RF信号は、ミキサ101に入力される。ミキサ101では、発振器102により生成されたローカル信号によりRF信号を変調する。そして、ミキサ101から出力された信号は、IF回路103に入力される。IF回路103では、ミキサ101で変調された信号からIF信号を抽出する。そして、IF信号は、ミキサ104において発振器105で生成されたローカル信号によりさら変調されベースバンド信号となる。ベースバンド信号は、その後、アナログデジタル変換処理106によりデジタルデータに変換される。アナログデジタル変換処理106までの処理は、アナログ信号に対する処理であるため、個別の半導体装置で行われる処理である。一方、アナログデジタル変換処理106以降の処理は、デジタル信号に対する処理であるため、例えばDSP等を用いたソフトウェアによる処理が可能である。
アナログデジタル変換処理106において生成されたデジタルデータに対して直交復調処理107を施すことにより選択したチャンネルのデータが抽出される。その後、チャンネル選択されたデジタルデータに対してFFT(Fast Fourier Transform)処理108が施される。FFT処理108では、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルのうち、有効シンボルに相当する期間についてFFT処理を実施する。その際、受信信号のマルチパスの状況を考慮し、適切な期間でFFT処理が実施される。
続いて、FFT処理がなされたデジタルデータからフレーム抽出処理109が行われる。フレーム抽出処理109では、FFT処理の出力のTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号のうちのフレーム同期信号を抽出する。フレーム同期信号には、モード及びガードインターバル長に関する情報が含まれる。ここで、モード及びガードインターバル長は、送信機器側で付加される情報であり、パルチパスの影響を低減するために利用されるものである。そして、同期再生処理110では、モード及びガードインターバル長に応じてOFDMシンボル同期及びFFTサンプル周波数を再生する。
また、フレーム抽出処理109では、TMCC信号をTMCC復号処理111に渡す。TMCC復号処理111では、TMCC信号からTMCC情報を抽出し、各種制御を実施する。
AC復号処理112では、FFT処理108の出力のセグメントNo.0のAC信号のうち構成識別が地震動警報情報の伝送であることを示すとき(「001」、「110」)、地震動警報情報を抽出する。構成識別がそれ以外である場合には、AC信号を復号しない。なお、地震動警報情報とは、ARIB STD−B31「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式標準規格」の定義に基づくものである。
また、FFT処理108で生成されたデジタルデータに対してキャリア復調処理113を行う。キャリア復調処理113では、TMCC情報に応じ、DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)用に差動復調や、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM(64 Quadrature Amplitude Modulation)用にスキャッタードパイロット(SP)を用いた同期復調を行い、振幅、及び位相情報を検出する。
続いて、周波数デインターリーブ処理114及び時間デインターリーブ処理115を行う。周波数デインターリーブ処理114では、FFT処理108で生成されたデータを周波数軸上で並び替える。時間デインターリーブ処理115では、周波数デインターリーブ処理されたデータを、さらに、時間軸上で並び替える。このデインターリーブ処理における並べ替えアルゴリズムは、送信機器側で行われる周波数インターリーブ処理及び時間インターリーブ処理の並べ替えアルゴリズムの逆のアルゴリズムである。
続いて、デマッピング処理116を行う。デマッピング処理116では、キャリア復調された情報からQPSK、16QAM、64QAMのデマッピングを実施し、ビット情報を抽出する。
続いて、階層分割処理117を行う。階層分割処理117では、TMCC情報に基づき伝送特性の異なる複数の階層を同時に伝送する階層伝送により無線信号を受信していることが判明した場合にデマッピング処理されたデータを各階層に分割する。なお、分割は、TSパケットの同期バイト(47H)の次のバイトから、次のTSパケットの同期バイトまでの204バイトを単位とする。
続いて、ビットデインターリーブ処理118〜120を行う。ビットデインターリーブ処理118〜120では、分割された階層毎にビットデインターリーブ処理を行う。
続いて、デパンクチャ処理121〜123を行う。デパンクチャ処理121〜123では、分割された階層毎に、TMCC情報により指定された畳み込み符号化率に応じ、畳み込み符号のビット補間を行う。
続いて、階層合成処理124を行う。階層合成処理124では、階層分割されたデータを合成して1つのデータを生成する。そして、ビタビ復号処理125において階層合成されたデータに対してビタビ復号処理を施す。図1に示す方式では、ビタビ復号処理125において、デパンクチャ処理されたデータから符号化率1/2のビタビ復号を実施する。ビタビ復号では性能向上のため軟判定処理を行う。また、畳み込み符号による誤り伝播を避けるため、TSパケットの同期バイト(47H)が既知であることを利用し終端処理を行う。
続いて、階層分割処理126を再度行う。この階層分割処理126は、階層分割処理117と同じ処理である。その後、バイトデインターリーブ処理127〜129を行う。バイトデインターリーブ処理127〜129では、分割された階層毎にデインターリーブ処理を行う。また、バイトデインターリーブ処理では、バイト単位でデインターリーブ処理を行う。
続いて、エネルギー逆拡散処理130〜132を行う。エネルギー逆拡散処理130〜132は、分割された階層毎にエネルギー逆拡散処理を行う。エネルギー逆拡散処理130〜132では、15次のM系列PN信号と、TSパケットの同期バイトを除くビット単位で排他的論理和により逆拡散を行う。なお、同期バイト期間もシフトレジスタは動作し、OFDM伝送フレーム毎に初期化する。
続いて、TS再生処理133を行う。TS再生処理133では、トランスポートストリーム再生のための処理を行う。この際、TSパケットの順番及びPCRの時間的位置が送信側と同じに保たれなければならない。その後、RS復号処理134を行うことで再生可能なTSストリームデータが生成される。RS復号処理134では、短縮化リードソロモン符号RSの復号を行う。その際、訂正後の誤りが検出された場合には、トランスポートストリームの先頭から9ビット目(2バイト目のMSB)のtransport_error_indicator を「1」にセットする。
このように、受信機を用いた通信システムでは、送信信号を生成する際にインターリーブ処理を施し、受信時にデインターリーブ処理を施すことで、送信時に発生するエラーが復号後のデータの1つに偏在してしまうことを防止する。インターリーブ処理及びデインターリーブ処理によりエラーを複数のデータに分散させることで、通信システムにおけるエラー訂正能力を向上させることができる。
ここで、実施の形態1にかかる半導体装置1では、第1の演算部により実現される同期検出処理部10においてFFT処理108、フレーム抽出処理109及び同期再生処理110を実行する。また、第2の演算部の1つにより実現される復調処理部11において、キャリア復調処理113、周波数デインターリーブ処理114、時間デインターリーブ処理115及びデマッピング処理116を実行する。さらに、第2の演算部の1つにより実現される復号処理部12において、TMCC復号処理111、AC復号処理112、階層分割処理117、ビットデインターリーブ処理118〜120、デパンクチャ処理121〜123、階層合成処理124、ビタビ復号処理125、階層分割処理126、バイトインターリーブ処理127〜129、エネルギー拡散処理130〜132、TS再生処理133及びRS復号処理134を実行する。つまり、実施の形態1にかかる半導体装置1では、第1の演算部によって前記受信データに基づき前記第2の演算部の動作条件を抽出する同期検出処理を行い、第2の演算部によって信データに対して復調処理及び復号処理を行って出力データ(例えば、処理対象データDout)を生成する。
実施の形態1では、デモジュレータにおける処理を上記のように演算部に割り当てたが、この割り当ては一例であり、他の割り当て方法であっても良い。また、上記割り当てでは、複雑なメモリアクセスが必要なFFT処理及び各種デインターリーブ処理に共有メモリが利用できるようにした。さらに、ISDB−Tではフレーム単位で演算処理を実施することが求められるが、上記割り当てでは、1フレーム単位の処理が予め決められたフレーム処理期間内で完了するように、演算部の演算能力を考慮して処理を分割した。なお、デモジュレータの処理をいずれの演算部に割り当てるかは任意に設定可能である。
続いて、図5に示したデモジュレータの処理を実施する実施の形態1にかかる半導体装置1の動作について説明する。そこで、図5に示したデモジュレータの処理を実施する実施の形態1にかかる半導体装置1の動作手順を示すフローチャートを図6に示す。図6に示すように実施の形態1にかかる半導体装置1では、まず、受信処理を開始すると同期検出処理を実行する(ステップS1)。この同期検出処理を実行することで、同期検出処理部10は、受信信号の通信方式を認識して、当該通信方式に対応したパラメータを抽出する。また、同期検出処理では、抽出したパラメータを復調処理部11及び復号処理部12に与える。ここで、ステップS1では、半導体装置1は、通信方式を特定する同期検出期間は、通信方式に関わらず予め設定された回路構成値を出力するように同期検出処理部10を動作させる。
次いで、実施の形態1にかかる半導体装置1は、同期検出処理において抽出されたパラメータが設定された同期維持状態で復調処理部11による復調処理と復号処理部12による復号処理とを実施する(ステップS2)。
実施の形態1にかかる半導体装置1では、受信信号の通信方式に応じて回路構成を決定するが、この回路構成の決定をステップS1で行い、ステップS2ではステップS1で決定した回路構成に基づき復調処理及び復号処理を行う。なお、ステップS2の処理においても同期検出処理が行われるが、回路構成を維持したまま処理が継続される。また、ステップS1の同期検出処理は、フレーム処理の回数が予め設定された回数に達する毎に実施し手も良い。
上記ステップS1の処理とステップS2の処理とでは、利用する演算部とメモリの組み合わせが異なる。そこで、ステップS1の同期検出状態の回路構成と、ステップS2の同期維持状態の回路構成とをそれぞれ説明する。
まず、図7に同期検出状態の回路構成を示すブロック図を示す。図7に示すように、同期検出状態では、同期検出処理部10及び復号処理部12が有効になる。また、同期検出状態では、FIFOメモリ14aが同期検出処理部10の入力に割り当てられ、共有メモリ15bが同期検出処理部10と復号処理部12との間に割り当てられる。これにより、半導体装置1は、FFT処理108、フレーム抽出処理109、同期再生処理110及びTMCC復号処理111を行う。
続いて、上記同期検出状態で抽出されたパラメータにおいて決定される半導体装置1のメモリ空間の概略図を図8に示す。図8に示すように、半導体装置1の同期維持状態におけるメモリ空間では、FIFOメモリ14aに直交変換処理107により生成されるRF入力信号が与えられ、同期検出処理部10がFIFOメモリ14aから受信データを読み取るように定義される。共有メモリ15aは、同期検出処理部10から入力信号を受け、復調処理部11にデータを出力するように定義される。共有メモリ15bは、復調処理部11から入力信号を受け、復号処理部12にデータを出力するように定義される。FIFOメモリ14bは、復号処理部12から入力信号を受け、出力信号Doutを出力するように定義される。
図8に示したメモリ空間に基づき動作する同期維持状態における実施の形態1にかかる半導体装置1のブロック図を図9に示す。図9に示すように、同期維持状態における半導体装置1では、クロスバースイッチ13が、RF入力信号が与えられる入力端子と同期検出処理部10との間にFIFOメモリ14aを接続する。クロスバースイッチ13は、同期検出処理部10と復調処理部11との間に共有メモリ15aを接続する。クロスバースイッチ13は、復調処理部11と復号処理部12との間に共有メモリ15bを接続する。クロスバースイッチ13は、復号処理部12と出力信号Doutが出力される出力端子との間にFIFOメモリ14bを接続する。
続いて、同期維持状態における実施の形態1にかかる半導体装置1の動作を示すタイミングチャートを図10に示す。図10に示すように、半導体装置1では、各演算部でそれぞれ処理を行うが、各演算部の1回の処理は1フレーム処理期間FLTM以内に完了する。
図10に示す例では、3つのフレームについての処理を示している。タイミングTA〜TBの期間について説明する。タイミングTA〜TBの期間では、タイミングTAにおいて1フレーム目のRF入力信号がFIFOメモリ14aに蓄積され、FIFOメモリ14aへのデータの蓄積が完了したことをビジー信号FBにより検出すると(タイミングTA1)同期検出処理部10が1フレーム目の同期検出処理を実施する。そして、タイミングTBに達する前のタイミングTA2で同期検出処理が完了する。
続いて、タイミングTB〜TCの期間について説明する。タイミングTB〜TCの期間では、タイミングTBにおいて2フレーム目のRF入力信号がFIFOメモリ14aに蓄積され、FIFOメモリ14aへのデータの蓄積が完了したことをビジー信号FBにより検出すると(タイミングTB1)同期検出処理部10が2フレーム目の同期検出処理を実施する。そして、タイミングTCに達する前のタイミングTB2で同期検出処理が完了する。また、タイミングTB〜TCの期間では、タイミングTBから復調処理部11が1フレーム目のデータに対して復調処理を実行する。この復調処理は、タイミングTB2で終了する。
続いて、タイミングTC〜TDの期間について説明する。タイミングTC〜TDの期間では、タイミングTCにおいて3フレーム目のRF入力信号がFIFOメモリ14aに蓄積され、FIFOメモリ14aへのデータの蓄積が完了したことをビジー信号FBにより検出すると(タイミングTC1)同期検出処理部10が3フレーム目の同期検出処理を実施する。そして、タイミングTDに達する前のタイミングTC2で同期検出処理が完了する。また、タイミングTB〜TCの期間では、タイミングTCから復調処理部11が2フレーム目のデータに対して復調処理を実行する。この復調処理は、タイミングTC2で終了する。タイミングTC〜TDの期間では、タイミングTCから復号処理部12が1フレーム目のデータに対して復号処理を実行する。この復号処理は、タイミングTC2で終了する。そして、FIFOメモリ14bがタイミングTC2からタイミングTC3で1フレーム目の出力信号Doutを出力する。
続いて、タイミングTD〜TEの期間について説明する。タイミングTD〜TEの期間では、タイミングTDから復調処理部11が3フレーム目のデータに対して復調処理を実行する。この復調処理は、タイミングTD1で終了する。タイミングTD〜TEの期間では、タイミングTDから復号処理部12が2フレーム目のデータに対して復号処理を実行する。この復号処理は、タイミングTD1で終了する。そして、FIFOメモリ14bがタイミングTD1からタイミングTD2で2フレーム目の出力信号Doutを出力する。
続いて、タイミングTE〜TFの期間について説明する。タイミングTE〜TFの期間では、タイミングTEから復号処理部12が3フレーム目のデータに対して復号処理を実行する。この復号処理は、タイミングTE1で終了する。そして、FIFOメモリ14bがタイミングTE1からタイミングTE2で3フレーム目の出力信号Doutを出力する。
また、図10に示すように、実施の形態1にかかる半導体装置1では、フレームデータの受信データ(例えば、RF入力信号)として入力されてから処理データ(例えば、出力信号Dout)として出力されるまでのフレーム処理遅延が3フレーム処理期間以下になっている。
上記説明より、実施の形態1にかかる半導体装置1では、複雑なメモリアクセスが不要な処理が行われる部分についてはFIFOメモリを利用することで、回路規模の大きな共有メモリの数を減らすことができる。
また、実施の形態1にかかる半導体装置1では、クロスバースイッチ13により演算部が利用するメモリの種類を処理内容に応じて切り替えることが出来るため、演算部に割り当てられる処理内容に変更があった場合においても対応することができる。さらに、実施の形態1にかかる半導体装置1では、クロスバースイッチ13による回路構成の変更を受信データにより解析された受信データの通信方式に応じて切り替えることが出来る。
また、実施の形態1にかかる半導体装置1では、クロスバースイッチ13が演算部の間のデータ転送を仲介するメモリとして少なくとも1つFIFOメモリを利用することで、すべてのメモリをRAMとした場合に比べて短縮することができる。デモジュレータでは各処理部がフレーム処理期間内に入力された1フレーム分の処理を完了させなければならいが、実施の形態1にかかる半導体装置1では、FIFOメモリを用いることで短い時間で完了できる処理を複数処理することができる。例えば、実施の形態1では、図10で示したRF入力信号の受信処理と同期検出処理の2つの処理を1フレーム処理期間内に完了して、処理時間を短縮することができる。
特に、マルチスタンダードに対応させた場合、受信した信号の規格に応じて1フレーム分の処理にかかる時間が異なるが、実施の形態1にかかる半導体装置1を用いることで、1フレーム処理期間中にいずれの処理を行うかを処理内容に応じて適宜選択することができる。つまり、実施の形態1にかかる半導体装置1は、マルチスタンダードに対応した半導体装置を形成する場合においてより顕著な効果を得ることができる。また、処理のステージ毎の処理内容を考慮して、1つのステージの処理時間に余裕がある場合には、複数チャネルの処理を行うことができる。つまり、実施の形態1にかかる半導体装置1は、マルチチャネルに対応した半導体装置を形成する場合により顕著な効果を得ることができる。
実施の形態2
実施の形態2にかかる半導体装置2のブロック図を図11に示す。図11に示すように、実施の形態2にかかる半導体装置2は、実施の形態1にかかる半導体装置1にFIFOメモリ14cを追加したものである。実施の形態2にかかるクロスバースイッチ13は、FIFOメモリ14a〜14c及び共有メモリ15a、15bと、演算部10〜12と、の間の接続関係を切り替える。
この実施の形態2にかかる半導体装置2においても、実施の形態1にかかる半導体装置1と同じ構成要素が含まれるため、実施の形態1の半導体装置1と同じ動作を行うことが可能である。実施の形態2にかかる半導体装置2では、実施の形態1にかかる半導体装置1とは異なる動作をFIFOメモリ14cを用いて行うことができる。そこで、FIFOメモリ14cを用いた実施の形態2にかかる半導体装置2の特有の動作について以下で背説明する。
そこで、実施の形態2にかかる半導体装置2において、FIFOメモリ14cを用いた動作を行う場合のメモリ空間の一例の概略図を図12に示す。図12に示すように、実施の形態2にかかる半導体装置2では、共有メモリ15aに代えてFIFOメモリ14cを用いることができる。
次いで、図12に示したメモリ空間に従って動作する半導体装置2のブロック図を図13に示す。なお、図13に示す例は、図9に示した実施の形態1にかかる半導体装置1の動作と同じ動作を行うものである。図13に示す例では、半導体装置2は、同期検出処理部10と復調処理部11と間のデータ転送をFIFOメモリ14cを用いて行う。
次いで、図13に示したブロック図に基づき動作する半導体装置2の動作のタイミングチャートを図14に示す。図14に示すように、実施の形態2にかかる半導体装置2では、FIFOメモリ14cにより同期検出処理部10と復調処理部11の間のデータ転送を行うことで、同期検出処理と復調処理とが1フレーム処理期間内に完了する。これにより、実施の形態2にかかる半導体装置2は、実施の形態1にかかる半導体装置1よりもフレーム処理遅延が1フレーム分短くなっている。
上記説明より、実施の形態2にかかる半導体装置2では、実施の形態1にかかる半導体装置1よりも多くのFIFOメモリを有する。そして、当該FIFOメモリを用いることで、実施の形態2にかかる半導体装置2は、実施の形態1にかかる半導体装置1よりもフレーム処理遅延時間を短縮することができる。また、実施の形態2にかかる半導体装置2は、実施の形態1にかかる半導体装置1よりも多くのFIFOメモリを有することで、実施の形態1にかかる半導体装置1よりも柔軟な回路構成を実現することができる。
また、実施の形態2にかかる半導体装置2は、利用しないメモリが存在するため、例えば、受信処理に利用しないハードウェア資源をマルチチャネル処理に割り当てることができる。
実施の形態3
実施の形態3にかかる半導体装置3のブロック図を図15に示す。図15に示すように、実施の形態3にかかる半導体装置3は、実施の形態2にかかる半導体装置2に共有メモリ15c及び第2の復調処理部11bとして機能する演算部を追加したものである。また、図15に示した第1の復調処理部11bは、実施の形態1、2の復調処理部11と実質的に同じものである。実施の形態3にかかるクロスバースイッチ13は、FIFOメモリ14a〜14c及び共有メモリ15a〜15cと、演算部10、11a、11b、12と、の間の接続関係を切り替える。
この実施の形態3にかかる半導体装置3においても、上記実施の形態の半導体装置1、2と同じ構成要素が含まれるため、半導体装置1、2と同じ動作を行うことが可能である。実施の形態3にかかる半導体装置3では、上記実施の形態の半導体装置1、2とは異なる動作を第2の復調処理部11bを用いて行うことができる。そこで、第2の復調処理部11bを用いた実施の形態3にかかる半導体装置3の特有の動作について以下で背説明する。
そこで、実施の形態3にかかる半導体装置3において、共有メモリ15c、FIFOメモリ14c及び第2の復調処理部11bを用いた動作を行う場合のメモリ空間の一例の概略図を図16に示す。図16に示すように、実施の形態3にかかる半導体装置3では、同期検出処理部10が共有メモリ15a及び。FIFOメモリ14cにデータを書き込む。そして、第1の復調処理部11aは、共有メモリ15aからデータを読み出して、共有メモリ15bにデータを書き込む。第2の復調処理部11bは、FIFOメモリ14cからデータを読み出して、共有メモリ15cにデータを書き込む。また、復号処理部12は、共有メモリ15b及び共有メモリ15cからデータを読み出して、FIFOメモリ14bにデータを書き込む。
次いで、図16に示したメモリ空間に従って動作する半導体装置3のブロック図を図17に示す。なお、図17に示す例は、図9に示した実施の形態1にかかる半導体装置1の動作と実質的に同じ処理を行うものである。図17に示す例では、半導体装置3は、同期検出処理部10と第2の復調処理部11bと間のデータ転送をFIFOメモリ14cを介して行う。一方、半導体装置3は、同期検出処理部10と第1の復調処理部11aとの間のデータ転送は、共有メモリ15aを介して行う。
また、図17に示す例では、第1の復調処理部11aは、共有メモリ15bにデータを書き込み、第2の復調処理部11bは、共有メモリ15cにデータを書き込む。そして、実施の形態3にかかる半導体装置3では、復号処理部12は、共有メモリ15b、15cからデータを読み出す。
次いで、図17に示したブロック図に基づき動作する半導体装置3の動作のタイミングチャートを図18に示す。図18に示すように、実施の形態3にかかる半導体装置3では、FIFOメモリ14cを介すことにより同期検出処理部10と第2の復調処理部11の同期検出処理と復調処理とが1フレーム処理期間内に完了する。一方、第1の復調処理部11aの処理は、同期検出処理とは異なるフレーム処理期間により行われる。そして、復号処理部12は、異なるフレーム処理期間で処理されたデータを1つのフレーム処理期間で処理する。また、FIFOメモリ14bからは1つのフレームデータが蓄積した時点で処理データが出力される。これにより、実施の形態3にかかる半導体装置3は、実施の形態1にかかる半導体装置1よりも多くのフレームデータの処理を行うことができる。
上記説明より、実施の形態3にかかる半導体装置3では、実施の形態1、2にかかる半導体装置1、2よりも多くの演算部及びメモリを有する。そして、当該演算部及びメモリを用いることで、実施の形態3にかかる半導体装置3は、実施の形態1、2にかかる半導体装置1、2よりも多くのデータ処理を実施することができる。また、実施の形態3にかかる半導体装置3は、実施の形態1、2にかかる半導体装置1、2よりも多くの演算部及びメモリを有することで、実施の形態1、2にかかる半導体装置1、2よりも柔軟な回路構成を実現することができる。
実施の形態4
実施の形態4にかかる半導体装置4のブロック図を図19に示す。図19に示すように、半導体装置4は、クロスバースイッチ13、FIFOメモリ14a〜14d、共有メモリ15a、15b、同期検出処理部10a、復調処理部11、復号処理部12及びブレイクポイント検出部16を有する。
ここで、FIFOメモリ14a〜14d、共有メモリ15a、15b、復調処理部11及び復号処理部12は、実施の形態1にかかるクロスバースイッチ13、FIFOメモリ14a、14b、共有メモリ15a、15b、復調処理部11及び復号処理部12と実質的に同じものであるためここでは説明を省略する。同期検出処理部10aは、第1の演算部であるが、外部に接続されるデバッグ装置との通信インタフェースを有する。また、ブレイクポイント検出部16は、複数の演算部の出力データのアクセスアドレスのうち予め設定されたブレイクポイントに合致するアドレスを検出して割り込み要求信号INSTを出力する。同期検出処理部10aは、割り込み要求信号INSTを受信した場合、割り込み処理を実行してデバック制御信号をデバック装置に出力する。また、実施の形態4では黒くバースイッチ13は、ブレイクポイント検出部16にアクセスアドレスを伝達し、複数の演算部とFIFOメモリとを接続し、複数の演算部のうちデバッグ対象の演算部に共有メモリ15a、15bを接続する。
実施の形態4にかかる半導体装置4では、上記構成を有することで、ソフトウェアの実行過程を共有メモリ15a、15bにログとして保存することができる。また、実施の形態4にかかる半導体装置4は、当該ログを参照してデバッグ装置を用いたソフトウェアデバッグ機能を実現することができる。さらに、実施の形態4にかかる半導体装置4においても、実施の形態1にかかる半導体装置1と同じ回路構成を実現できる。つまり、実施の形態4にかかる半導体装置4においても、実施の形態1にかかる半導体装置1と同様に回路構成を受信信号の通信方式に応じて変更しながら、回路規模を小さくすることができる。
実施の形態5
実施の形態5にかかる半導体装置5のブロック図を図20に示す。図20に示すように、半導体装置5では、復調処理部11及び復号処理部12における処理を、ソフトウェア処理ではなくハードウェアにより実現した復調処理回路17及び復号処理回路18を有する。
このように、演算部としてソフトウェア処理によらず予め処理に特化して構成されたハードウェアを用いることも可能である。この場合、処理の柔軟性は低下するものの、ハードウェアの回路規模を削減することができる。このような構成とする場合、ハードウェアで処理を実現する部分を対応する通信方式に共通する部分のみをハードウェア処理により実現することで、処理の柔軟性の低下を防止することができる。
実施の形態6
実施の形態6にかかる半導体装置6のブロック図を図21に示す。図21に示すように、実施の形態6にかかる半導体装置6は、実施の形態1にかかる半導体装置1に第2の演算部とFIFOメモリ14cとを1つずつ追加したもである。
実施の形態6にかかる半導体装置6では、追加した第2の演算部を送信信号生成処理部19として機能させる。送信信号生成処理部19は、外部に送信する送信対象データDinに対して符号化処理及び変調処理を行って送信データRFoutを生成する。そして、クロスバースイッチ13は、同期検出処理部10、復調処理部11、復号処理部12、送信信号生成処理部19と、FIFOメモリ14a〜14c及び共有メモリ15a、15bと、の接続関係を同期検出処理部10が出力するタイミング制御信号TC1に応じて切り替える。
このように、実施の形態6にかかる半導体装置6は、送信信号生成処理部19を有することで、デモジュレータとしての動作に加えて、モジュレータとしても機能する。また、実施の形態6にかかる半導体装置6は、クロスバースイッチ13により演算部とメモリとの接続関係を切り替えることで、例えば、実施の形態2にかかる半導体装置2と同様に受信処理及び送信処理に利用しない回路ブロックがある場合には、マルチチャネル処理に割り当てることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1〜6 半導体装置
10、10a 同期検出処理部
11、11a、11b 復調処理部
12 復号処理部
13 クロスバースイッチ
14 FIFOメモリ
15 共有メモリ
16 ブレイクポイント検出部
17 復調処理回路
18 復号処理回路
19 送信信号生成処理部
20 レジスタ
21〜26 クロスバースイッチ
30 FIFOコア部
31、32 スイッチ
33 アクセス制御部
34 レジスタ
35 加算器
36 第1のビジー検出部
37 第2のビジー検出部
100 アンテナ
101 ミキサ
102 発振器
103 IF回路
104 ミキサ
105 発振器
106 アナログデジタル変換処理
107 直交復調処理
108 FFT処理
109 フレーム抽出処理
110 同期再生処理
111 TMCC復号処理
112 AC復号処理
113 キャリア復調処理
114 周波数デインターリーブ処理
115 時間デインターリーブ処理
116 デマッピング処理
117 階層分割処理
118〜120 ビットデインターリーブ処理
121〜123 デパンクチャ処理
124 階層合成処理
125 ビタビ復号処理
126 階層分割処理
127〜129 バイトインターリーブ処理
130〜132 エネルギー拡散処理
133 TS再生処理
134 RS復号処理

Claims (13)

  1. 外部から入力される信号を受信し、受信データに基づき構成設定信号を生成する第1の演算部と、前記第1の演算部とは異なる処理を実施する第2の演算部と、を少なくとも含む複数の演算部と、
    入力ポートと出力ポートとを少なくとも1つずつ備え、入出力処理が同時に行われる少なくとも1つの共有メモリと、
    データを入力された順に出力する少なくとも1つのFIFOメモリと、
    前記複数の演算部と、前記共有メモリ及び前記FIFOメモリと、の接続関係を前記構成設定信号に応じて切り替えるクロスバースイッチと、
    を有する半導体装置。
  2. 前記第1の演算部は、前記受信データにより指定される通信方式に応じて前記構成設定信号により指定する回路構成値を変更し、
    前記クロスバースイッチは、前記回路構成値に応じて前記複数の演算部と、前記共有メモリ及び前記FIFOメモリと、の接続関係を切り替える請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の演算部は、前記通信方式を特定する同期検出期間は前記通信方式に関わらず予め設定された回路構成値を出力する請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の演算部は、前記第2の演算部の動作タイミングを指示するタイミング制御信号を出力する請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記演算部の数は、前記共有メモリと前記FIFOメモリとの総数よりも少ない請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記クロスバースイッチは、前記複数の演算部に対して少なくとも1つのFIFOメモリを接続する請求項1に記載の半導体装置。
  7. 前記FIFOメモリは、
    データを保持するFIFOコア部と、
    前記複数の演算部の出力データのアクセスアドレスに基づき前記FIFOコア部に保持されているデータ量を検出し、検出した前記データ量に応じてビジー信号を出力するアクセス制御部と、を有し、
    前記第1の演算部は、前記ビジー信号に応じて前記第2の演算部の動作タイミングを制御するタイミング制御信号を出力する請求項1に記載の半導体装置。
  8. 前記複数の演算部の出力データのアクセスアドレスのうち予め設定されたブレイクポイントに合致するアドレスを検出して割り込み要求信号を出力するブレイクポイント検出部を有し、
    前記第1の演算部は、前記割り込み要求信号に応じて外部に接続されるデバッグ装置にデバック制御信号を出力し、
    前記クロスバースイッチは、前記ブレイクポイント検出部に前記アクセスアドレスを伝達し、前記複数の演算部と前記FIFOメモリとを接続し、前記複数の演算部のうちデバッグ対象の演算部に前記共有メモリを接続する請求項1に記載の半導体装置。
  9. 前記複数の演算部は、プログラムに応じて各種処理を実行する請求項1に記載の半導体装置。
  10. 前記複数の演算部の少なくとも1つは、予めハードウェア構成が決定され、当該ハードウェア構成に応じた処理を実行する請求項1に記載の半導体装置。
  11. 前記第1の演算部は、前記受信データに基づき前記第2の演算部の動作条件を抽出する同期検出処理を行い、
    前記第2の演算部は、前記受信データに対して復調処理及び復号処理を行って処理対象データを生成する請求項1に記載の半導体装置。
  12. 前記第2の演算部は、処理毎に異なる演算部を有する請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記複数の演算部は、外部に送信する送信対象データに対して符号化処理及び変調処理を行って送信データを生成する演算部を含む請求項1に記載の半導体装置。
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