JP4326549B2 - Ofdm信号受信装置、デジタル放送受信装置及びofdm信号受信方法 - Google Patents

Ofdm信号受信装置、デジタル放送受信装置及びofdm信号受信方法 Download PDF

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本発明は、パイロットシンボルに基づいて、データシンボルの伝送路特性を補間するOFDM信号受信装置、デジタル放送受信装置及びOFDM信号受信方法に関する。
地上波デジタル放送など、直交周波数分割多重(OFDM)方式にしたがったOFDMシンボル列を受信するOFDM信号受信装置では、データシンボルの間に所定の間隔で挿入されるスキャッタードパイロットシンボルを用いて各データシンボルの伝送路特性が推定されている(例えば、非特許文献1)。
具体的には、OFDM信号受信装置は、受信したスキャッタードパイロットシンボルの伝送路特性を取得し、取得したスキャッタードパイロットシンボルの伝送路特性を複数用いて、各データシンボルの伝送路特性を補間する。一般的に、OFDMシンボル列の時間方向におけるデータシンボルの伝送路特性の補間には、簡単な直線補間が用いられる。さらに、直線補間後、OFDMシンボル列の周波数方向におけるデータシンボルの伝送路特性の補間には、直線補間よりも特性が優れるFIR型フィルタによる補間が用いられる。
伊丹誠著、「わかりやすいOFDM技術」、オーム社、2005年11月、p.69−82
しかしながら、上述した従来の伝送路特性の補間方法には、次のような問題があった。すなわち、移動可能な携帯電話端末などにOFDM信号受信装置が実装され、OFDM信号受信装置が高速で移動する場合など、データシンボルの伝送路特性、特に、時間方向におけるデータシンボルの伝送路特性の推定精度が低下するといった問題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、高速に移動する場合においても伝送路特性の推定精度を確保することができるOFDM信号受信装置、デジタル放送受信装置、及びOFDM信号受信方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、複数のデータシンボル(データシンボルD)と前記データシンボル間に位置するパイロットシンボル(スキャッタードパイロットシンボルSP)とが時間方向及び周波数方向に配列されたOFDMシンボル列(例えば、OFDMシンボル列F1)を受信し、前記パイロットシンボルに基づいて、前記データシンボルの伝送路特性を補間するOFDM信号受信装置(OFDM受信部110)であって、FIR型フィルタを用いて、前記時間方向における前記データシンボルの伝送路特性を補間する時間方向補間部(時間方向補間部155)と、FIR型フィルタを用いて、前記周波数方向における前記データシンボルの伝送路特性を補間する周波数方向補間部(周波数方向補間部156)とを備えることを要旨とする。
このようなOFDM信号受信装置によれば、周波数方向だけでなく時間方向についてもFIR型フィルタを用いてデータシンボルの伝送路特性が補間される。このため、OFDM信号受信装置が高速に移動する場合においても伝送路特性の推定精度を確保することができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記パイロットシンボルの受信状態を示す伝送路状態情報(伝送路状態情報CSI)を記憶領域(例えば、記憶領域A1)に記憶する記憶部(RAM160)を備え、前記記憶部は、同一の周波数方向位置(例えば、位置0)に位置する複数の前記パイロットシンボルに対応する複数の前記伝送路状態情報を、同一アドレスを有する前記記憶領域に記憶することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または第2の特徴に係り、周波数方向位置及び時間方向位置が異なる複数の前記パイロットシンボルに基づいて、前記OFDMシンボル列上において複数の前記パイロットシンボルを結んだ直線(直線L1)上に位置する前記データシンボルを時間補間基準シンボル(例えば、データシンボルD1)として、前記時間補間基準シンボルの伝送路特性を補間する斜め方向補間部(斜め方向補間部154)をさらに備えることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記記憶部は、前記パイロットシンボルまたは前記時間補間基準シンボルの受信状態を示す前記伝送路状態情報を記憶することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1乃至第4の特徴の何れかに係るOFDM信号受信装置(OFDM受信部110)と、ベースバンド信号が変調されたデジタル放送信号を受信し、選択されたOFDM変調信号を出力するデジタル放送受信部(チューナ105)と、前記OFDM信号受信装置が出力した等化信号に基づいて、前記ベースバンド信号への復調処理を実行する復調処理部(AVデコーダ190)とを備えるデジタル放送受信装置(デジタル放送受信装置100)であることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、複数のデータシンボルと前記データシンボル間に位置するパイロットシンボルとが時間方向及び周波数方向に配列されたOFDMシンボル列を受信し、前記パイロットシンボルに基づいて、前記データシンボルの伝送路特性を補間するOFDM信号受信方法であって、FIR型フィルタを用いて、前記時間方向における前記データシンボルの伝送路特性を補間するステップと、FIR型フィルタを用いて、前記周波数方向における前記データシンボルの伝送路特性を補間するステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記パイロットシンボルの受信状態を示す伝送路状態情報を記憶領域(例えば、記憶領域A1)に記憶する記憶部(RAM160)を備え、同一の周波数方向位置に位置する複数の前記パイロットシンボルに対応する複数の前記伝送路状態情報を、同一アドレスを有する前記記憶領域に記憶するステップをさらに備えることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第6または第7の特徴に係り、周波数方向位置及び時間方向位置が異なる複数の前記パイロットシンボルに基づいて、前記OFDMシンボル列上において複数の前記パイロットシンボルを結んだ直線上に位置する前記データシンボルを時間補間基準シンボルとして、前記時間補間基準シンボルの伝送路特性を補間するステップをさらに備えることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、本発明の第8の特徴に係り、前記記憶するステップでは、前記パイロットシンボルまたは前記時間補間基準シンボルの受信状態を示す前記伝送路状態情報を記憶することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、高速に移動する場合においても伝送路特性の推定精度を確保することができるOFDM信号受信装置、デジタル放送受信装置、及びOFDM信号受信方法を提供することができる。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(デジタル放送受信装置の概略ブロック構成)
図1は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置の概略ブロック構成図である。デジタル放送受信装置100は、地上波デジタル放送によって放送される映像や音声などを含むベースバンド信号が変調されたデジタル放送信号を受信する。
具体的には、デジタル放送受信装置100は、13セグメントによって構成されるデジタル放送信号のうち、所定の1セグメントのみを受信する。
図1に示すように、デジタル放送受信装置100は、チューナ105、OFDM受信部110及びAVデコーダ190によって構成される。なお、以下、本発明との関連がある部分について主に説明する。したがって、デジタル放送受信装置100は、デジタル放送受信装置100の機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した論理ブロック(電源部など)を備える場合があることに留意されたい。
チューナ105は、ベースバンド信号(不図示)が変調されたデジタル放送信号(不図示)を受信する。チューナ105は、受信したデジタル放送信号に基づいて、選択された放送チャネルに対応するOFDM変調信号S1を出力する。本実施形態において、チューナ105は、デジタル放送受信部を構成する。
OFDM受信部110は、チューナ105から出力されたOFDM変調信号S1を受信する。
また、OFDM受信部110は、受信したOFDM変調信号S1にFFTなどの処理を実行することによってOFDMシンボル列F1(図1において不図示、図4参照)を得る。OFDM受信部110は、OFDMシンボル列F1に含まれるスキャッタードパイロットシンボルSPに基づいて、データシンボルDの伝送路特性を推定する。具体的には、OFDM受信部110は、FIR型フィルタを用いてデータシンボルDの伝送路特性を補間する。本実施形態において、OFDM受信部110は、OFDM信号受信装置を構成する。
OFDM受信部110は、ADC120、AFC130、FFT140、イコライザ150、RAM160、デインタリーバ170及びビタビ・RSデコーダ180を有する。
ADC120は、チューナ105から出力されたOFDM変調信号S1のアナログ−デジタル変換、及びヒルベルト変換を実行する。AFC130は、キャリア周波数及びクロック周波数の誤差を補正する。FFT140は、デジタル信号に変換されたOFDM変調信号S1の高速フーリエ変換(FFT)を実行する。
イコライザ150は、FFT140から出力されたOFDMシンボル列F1(図1において不図示、図4参照)に含まれるデータシンボルDの等化処理を実行する。イコライザ150は、データシンボルDの等化処理が実行された等化信号S2を出力する。
RAM160は、スキャッタードパイロットシンボルSPの受信状態を示す伝送路状態情報(channel state information)CSI(図1において不図示、図2及び図5(a)参照)を記憶する。RAM160に記憶された伝送路状態情報CSIは、イコライザ150によるデータシンボルDの等化処理に用いられる。本実施形態において、RAM160は、記憶部を構成する。
デインタリーバ170は、イコライザ150から出力された等化信号S2のデインターリーブ処理を実行する。また、デインタリーバ170は、等化信号S2に基づいてデマッピング処理を実行する。
ビタビ・RSデコーダ180は、デインタリーバ170から出力された信号(ビット列)のビタビ復号、及びリードソロモン(RS)符号の誤り訂正を実行する。
OFDM受信部110には、AVデコーダ190が接続される。具体的には、ビタビ・RSデコーダ180にAVデコーダ190が接続される。AVデコーダ190は、OFDM受信部110が出力した等化信号に基づいて、ベースバンド信号、具体的には、映像信号や音声信号への復調処理を実行する。本実施形態において、AVデコーダ190は、復調処理部を構成する。
(イコライザの詳細ブロック構成)
次に、本発明の要部に係るイコライザ150のブロック構成について説明する。図2は、イコライザ150の詳細ブロック構成図である。図2に示すように、イコライザ150は、SP生成部151、SP抽出部152、複素除算部153、時間方向補間部155、周波数方向補間部156及び等化部157を有する。
SP生成部151は、振幅や位相が既知なスキャッタードパイロットシンボルSPを生成する。
SP抽出部152は、図4に示すように、OFDMシンボル列F1の中からスキャッタードパイロットシンボルSPを抽出する。
複素除算部153は、SP抽出部152によって抽出されたスキャッタードパイロットシンボルSPを、SP生成部151によって生成されたスキャッタードパイロットシンボルSPで除算する。複素除算部153が当該除算をすることによって、受信したスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIが取得される。
本実施形態では、時間方向補間部155は、複素除算部153と接続される。なお、本実施形態では、斜め方向補間部154は用いられない。
時間方向補間部155は、OFDMシンボル列F1のうち、時間方向(シンボル方向)におけるデータシンボルDの伝送路特性を推定する。具体的には、時間方向補間部155は、時間方向において、スキャッタードパイロットシンボルSPの間に位置するデータシンボルDの伝送路特性を補間する。
図4に示すように、OFDMシンボル列F1では、複数のデータシンボルDと、データシンボルD間に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPとが時間方向(シンボル方向)及び周波数方向(キャリア方向)に配列されている。
時間方向補間部155は、データシンボルDの伝送路特性を推定するため、FIR型フィルタを用いる。本実施形態では、FIR型フィルタは、23タップであり、6つのスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIに基づいて、データシンボルDの伝送路特性を補間する。
ここで、図5(a)は、スキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIを記憶するRAM160の概略構成を示す。RAM160は、記憶領域A1や記憶領域A2などにスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIを記憶する。特に、本実施形態では、RAM160は、同一の周波数方向位置(例えば、位置0)に位置する複数のスキャッタードパイロットシンボルSPに対応する複数の伝送路状態情報CSIを、同一アドレスを有する記憶領域に記憶する。
例えば、図4に示す(0,0)、(4,0)、(8,0)、(12,0)、(16,0)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPに対応する複数の伝送路状態情報CSIがアドレス0を有する記憶領域A1に記憶される(図5(a)の左側部分参照)。なお、(x,y)の表現において、xは、スキャッタードパイロットシンボルSP(及びデータシンボルD)に対応する伝送路状態情報CSIの時間方向位置、yは、スキャッタードパイロットシンボルSP(及びデータシンボルD)の周波数方向位置を示す。
時間方向補間部155は、記憶領域A1に記憶されている(0,0)、(4,0)、(8,0)、(12,0)、(16,0)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSI、及び(20,0)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIに基づいて、(9,0)、(10,0)、(11,0)に位置するデータシンボルD(図中の点線枠部分)の伝送路状態情報CSIを演算する。なお、(20,0)は、現時点のスキャッタードパイロットシンボルSPの位置である。時間方向補間部155は、上述した計6つの伝送路状態情報CSIに基づいて、(9,0)、(10,0)、(11,0)に位置するデータシンボルDの伝送路状態情報CSIを演算する。
時間方向補間部155は、(9,0)、(10,0)、(11,0)に位置するデータシンボルDの伝送路状態情報CSIの演算後、(0,0)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIを消去し、(0,0)に代えて(20,0)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIを記憶させる(図5(a)の右側部分を参照)。
なお、図5(b)は、従来のRAMの構成例を示す。図5(b)に示すように、従来のRAMでは、1つのアドレスには、1つの伝送路状態情報CSIが記憶される。
つまり、(0,0)、(4,0)、(8,0)、(12,0)、(16,0)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIに基づいて、(9,0)、(10,0)、(11,0)に位置するデータシンボルDの伝送路状態情報CSIを演算する場合、時間方向補間部155は、複数のアドレスに記憶されている伝送路状態情報CSIを順次読み出さなければならない。また、時間方向補間部155は、データシンボルDの伝送路状態情報CSIを演算した後、スキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIを、順次異なるアドレスを有する記憶領域に記憶しなければならない(図5(b)の右側部分参照)。
本実施形態では、同一の周波数方向位置(例えば、位置0)に位置する複数のスキャッタードパイロットシンボルSPに対応する複数の伝送路状態情報CSIが、同一アドレスを有する記憶領域に記憶されるため、RAM160の制御が大幅に簡略化される。
具体的には、時間方向補間部155による時間方向補間後、例えば、OFDMシンボル列F1(図4参照)では、周波数方向位置0,3,6,9…の順に伝送路状態情報CSIが求まる。すなわち、次の周波数方向補間のタイミングでは、周波数方向において3つ毎に求まっている伝送路状態情報CSIを利用して、当該伝送路状態情報CSIの間に位置するデータシンボルDの伝送路状態情報CSIを求めることとなる。
周波数方向補間部156は、OFDMシンボル列F1のうち、周波数方向(キャリア方向)におけるデータシンボルDの伝送路特性を推定する。周波数方向補間部156は、データシンボルDの伝送路特性を推定するため、時間方向補間部155と同様にFIR型フィルタを用いる。
周波数方向補間部156は、周波数方向において、スキャッタードパイロットシンボルSPの間に位置するデータシンボルDの伝送路特性を補間する。なお、周波数方向における補間は、OFDMシンボル列F1に含まれるスキャッタードパイロットシンボルSP及びデータシンボルDの時間的順序(図中の矢印方向)に沿うため、時間方向における補間のようにRAM160をいわゆる遅延メモリとして使用する必要はない。
等化部157は、時間方向補間部155及び周波数方向補間部156によって推定された伝送路特性で、受信したデータシンボルDを除算することによって、伝送路特性の影響が補正されたデータシンボルDを出力する。
(デジタル放送受信装置の動作)
次に、デジタル放送受信装置100の動作、具体的には、デジタル放送受信装置100を構成するOFDM受信部110の動作について説明する。図3は、OFDM受信部110によるデータシンボルDの伝送路特性の補間動作フローを示す。
図3に示すように、ステップS10において、OFDM受信部110は、OFDMシンボル列F1の中からスキャッタードパイロットシンボルSPを抽出する。
ステップS20において、OFDM受信部110は、抽出したスキャッタードパイロットシンボルSPを生成したスキャッタードパイロットシンボルSPで除算する。上述したように、当該除算をすることによって、受信したスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIが取得される。
ステップS30において、OFDM受信部110は、時間方向(シンボル方向)におけるデータシンボルDの伝送路特性を推定する。具体的には、OFDM受信部110は、時間方向において、スキャッタードパイロットシンボルSPの間に位置するデータシンボルDの伝送路特性を補間する。OFDM受信部110は、FIR型フィルタを用いてデータシンボルDの伝送路特性を補間する。
また、時間方向における補間では、上述したように、同一アドレスを有するRAM160の記憶領域に記憶された伝送路状態情報CSIを用いてデータシンボルDの伝送路特性が補間される。
ステップS40において、OFDM受信部110は、周波数方向(シンボル方向)におけるデータシンボルDの伝送路特性を推定する。具体的には、OFDM受信部110は、周波数方向において、スキャッタードパイロットシンボルSPの間に位置するデータシンボルDの伝送路特性を補間する。OFDM受信部110は、時間方向における補間と同様に、FIR型フィルタを用いてデータシンボルDの伝送路特性を補間する。
ステップS50において、OFDM受信部110は、受信したデータシンボルDを等化する。具体的には、ステップS30及びステップS40において推定されたデータシンボルDの伝送路特性で、受信したデータシンボルDを除算することによって、伝送路特性の影響が補正されたデータシンボルDを出力する。
(作用・効果)
本実施形態に係るデジタル放送受信装置100(OFDM受信部110)によれば、周波数方向だけでなく、時間方向についてもFIR型フィルタを用いる時間方向補間部155によって、データシンボルDの伝送路特性が補間される。このため、デジタル放送受信装置100が移動可能な携帯電話端末であって、デジタル放送受信装置100が高速に移動する場合においても伝送路特性の推定精度を確保することができる。
デジタル放送受信装置100によれば、同一の周波数方向位置(例えば、位置0)に位置する複数のスキャッタードパイロットシンボルSPに対応する複数の伝送路状態情報CSIが、同一アドレス(例えば、アドレス0)を有するRAM160の記憶領域(例えば、記憶領域A1)に記憶される。
このため、1つのアドレスには1つの伝送路状態情報CSIが記憶される従来のRAMの制御方法(図5(b)参照)と比較して、RAM160の制御が大幅に簡略化される。すなわち、デジタル放送受信装置100によれば、RAM160の制御に関する回路規模を縮小することができる。また、RAM160へのアクセス回数も低減するため、デジタル放送受信装置100の消費電力を抑制することもできる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態に係るデジタル放送受信装置100は、時間方向及び周波数方向におけるデータシンボルDの伝送路特性の補間に加え、周波数方向位置及び時間方向位置が異なる複数のスキャッタードパイロットシンボルSPを用いる“斜め方向補間”を実行する。なお、斜め方向補間は、例えば、「地上波デジタル放送受信機における斜め補間方式を用いた伝送路推定」(2005年電子情報通信学会通信ソサエティ大会(B−5−131))に記載されている方法と概ね同様である。
以下、上述した本発明の第1実施形態に係るデジタル放送受信装置100と異なる部分について主に説明し、同様の部分については説明を省略する。
(デジタル放送受信装置の構成)
本実施形態に係るデジタル放送受信装置100は、図1に示した第1実施形態に係るデジタル放送受信装置100と同様のブロック構成を有する。本実施形態に係るデジタル放送受信装置100では、イコライザ150の詳細ブロック構成が第1実施形態と異なる。具体的には、図2に示すように、斜め方向補間部154が設けられる。
斜め方向補間部154は、周波数方向位置及び時間方向位置が異なる複数のスキャッタードパイロットシンボルSPに基づいて、データシンボルDの伝送路特性を補間する。
ここで、図7は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100(OFDM受信部110)が受信するOFDMシンボル列F2を示す。斜め方向補間部154は、OFDMシンボル列F2上において複数のスキャッタードパイロットシンボルSPを結んだ直線上に位置するデータシンボルDを時間補間基準シンボルとする。
図7に示すように、時間方向補間部155は、例えば、(23,9)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSP2の伝送路状態情報CSIを取得し、時間方向補間によってデータシンボルD2(12,9)の伝送路特性を補間する。
また、斜め方向補間部154は、時間方向補間部155によるデータシンボルD2の伝送路特性の補間と並行して、(23,9)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSP2の伝送路状態情報CSI、及び(21,15)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSP1の伝送路状態情報CSIを取得する。
斜め方向補間部154は、(21,15)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSP1と、(23,9)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSP2とを結んだ直線L1上に位置する特定のデータシンボルD、具体的には、直線L1上において、スキャッタードパイロットシンボルSP2から周波数方向に3つ加算された(22,12)に位置するデータシンボルD1を時間補間基準シンボルとする。斜め方向補間部154は、スキャッタードパイロットシンボルSP1及びスキャッタードパイロットシンボルSP2の伝送路状態情報CSIに基づいて、データシンボルD1の伝送路特性を補間する。
このようにして、斜め方向補間部154は、時間補間基準シンボルとされた特定のデータシンボルDの伝送路特性を補間する。なお、斜め方向補間部154は、例えば、線形補間を用いて、データシンボルDの伝送路特性を補間することが考えられる。図7では、時間補間基準シンボルとされ、斜め方向補間によって伝送路特性が補間されたデータシンボルDは、“◎”によって表示されている。
さらに、時間方向補間部155は、斜め方向補間部154によって補間されたデータシンボルD1(22,12)の伝送路特性、具体的には、伝送路状態情報CSIを用いて、時間方向補間によってデータシンボルD3(11,12)の伝送路特性を補間する。
また、本実施形態では、時間方向及び周波数方向におけるデータシンボルDの伝送路特性の補間に加え、斜め方向補間が実行されるため、RAM160の構成が第1実施形態と異なる。図8は、本実施形態に係るRAM160の概略構成を示す。
図8に示すように、本実施形態に係るRAM160は、スキャッタードパイロットシンボルSP及び時間補間基準シンボルとされたデータシンボルDの伝送路状態情報CSIを、記憶領域A11や記憶領域A12などに記憶する。
例えば、アドレス0には、(0,0)、(4,0)、(8,0)、(12,0)、(16,0)、(20,0)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIと、斜め方向補間によって補間された(2,0)、(6,0)、(10,0)、(14,0)、(18,0)に位置するデータシンボルDの伝送路状態情報CSIとが記憶される。
このように伝送路状態情報CSIが記憶された状態において、斜め方向補間部154は、斜め方向補間によって(22,0)に位置するデータシンボルDの伝送路特性を補間する。次いで、時間方向補間部155は、(22,0)に位置するデータシンボルDの伝送路特性を用いて周波数方向位置0において時間方向補間を実行する。この結果、(11,0)に位置するデータシンボルDの伝送路特性が補間される。
本実施形態に係る時間方向補間部155は、(11,0)に位置するデータシンボルDの伝送路状態情報CSIの演算後、(0,0)に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIを消去し、(0,0)に代えて(22,0)に位置するデータシンボルDの伝送路状態情報CSIを記憶させる(図8の右側部分を参照)。
(デジタル放送受信装置の動作)
次に、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100の動作について説明する。図6は、図3に示した第1実施形態に係るOFDM受信部110によるデータシンボルDの伝送路特性の補間動作フローに追加される処理を示す。
図6に示すステップS25の処理は、図3に示したステップS20の処理に引き続いて実行される。また、ステップS25の処理の実行後、図3に示したステップS30の処理が実行される。
図6に示すように、本実施形態では、時間方向におけるデータシンボルDの伝送路特性の補間に先立って、斜め方向補間が実行される。
(作用・効果)
本実施形態に係るデジタル放送受信装置100(OFDM受信部110)によれば、時間方向及び周波数方向におけるデータシンボルDの伝送路特性の補間に加え、周波数方向位置及び時間方向位置が異なる複数のスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIを用いる斜め方向補間を実行される。
第1実施形態では、時間方向補間部155は、4シンボル毎に位置するスキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSIに基づいて、スキャッタードパイロットシンボルSPの間に位置するデータシンボルDの伝送路特性を補間したが、本実施形態では、スキャッタードパイロットシンボルSPの伝送路状態情報CSI、または斜め方向補間によって補間されたデータシンボルDの伝送路状態情報CSIが2シンボル毎に位置する。
つまり、時間方向補間部155は、スキャッタードパイロットシンボルSP(例えば、(8,0))の伝送路状態情報CSIと、斜め方向補間によって補間されたデータシンボルD(例えば、(10,0))の伝送路状態情報CSIとが2シンボル毎に位置するため、当該シンボルに基づいて、当該シンボル間に位置するデータシンボルD(例えば、(9,0))の伝送路特性を補間すればよい。このため、時間方向におけるデータシンボルDの伝送路特性の推定精度をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、RAM160には、スキャッタードパイロットシンボルSP及び時間補間基準シンボルとされたデータシンボルDの伝送路状態情報CSIが、同一アドレスを有する記憶領域に記憶される。このため、上述した第1実施形態と同様に、従来のRAMの制御方法と比較して、RAM160の制御が簡略化される。すなわち、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100によれば、第1実施形態には劣るものの、従来よりもRAM160の制御に関する回路規模を縮小すること及びデジタル放送受信装置100の消費電力を抑制することができる。
このように、本実施形態では、補間されたデータシンボルD(例えば、(10,0))の伝送路状態情報CSIに基づいて、他のデータシンボルD(例えば(9,0))の伝送路特性が補間されるため、一般的には、データシンボルDの伝送路特性の推定精度があまり向上しないと考えられる。しかしながら、本願の発明者は、研究の結果、斜め方向補間と、FIR型フィルタを用いた時間方向における補間とを組み合わせることによって、データシンボルDの伝送路特性の推定精度を向上させることができるとの知見を得て、本実施形態のデジタル放送受信装置100を構成したのである。
さらに、本実施形態のように、斜め方向補間と、FIR型フィルタを用いた時間方向における補間とを組み合わせると、上述したようにRAMの制御が複雑になる。そこで、上述したようにRAM160を構成することによって、RAM160の制御も簡略化することができる。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した第2実施形態では、複数の伝送路状態情報CSIが同一アドレスを有するRAM160の記憶領域に記憶されていたが、RAM160には、従来と同様に、1つのアドレスには、1つの伝送路状態情報CSIが記憶されるようにしてもよい。
すなわち、デジタル放送受信装置100(OFDM受信部110)は、従来と同様のRAMの制御を実行しつつ、(a)斜め方向補間、(b)FIR型フィルタを用いた時間方向における補間、及び(c)FIR型フィルタを用いた周波数方向における補間を実行してもよい。
さらに、RAM160には、従来と同様に、1つのアドレスには、1つの伝送路状態情報CSIが記憶されるように構成し、上述した(a)〜(c)のうち、(b)及び(c)のみを実行するようにしてもよい。
また、上述した第2実施形態では、RAM160には、スキャッタードパイロットシンボルSP及び時間補間基準シンボルとされたデータシンボルDの伝送路状態情報CSIが記憶される形態としたが、何れか一方(スキャッタードパイロットシンボルSPまたは時間補間基準シンボルの伝送路状態情報CSI)のみをRAM160に記憶し、他方については、従来と同様に、1つのアドレスには、1つの伝送路状態情報CSIが記憶されるようにしてもよい。
上述した第2実施形態では、斜め方向補間部154は、OFDMシンボル列F2上において複数のスキャッタードパイロットシンボルSPを結んだ直線上に位置するデータシンボルDを時間補間基準シンボルとしたが、必ずしも当該直線上に位置するデータシンボルDのみを対象としなくてもよい。例えば、当該直線の近傍に位置するデータシンボルDを時間補間基準シンボルとしてもよい。
上述した第1及び第2実施形態では、デジタル放送受信装置100は、必要となるRAM160の記憶容量の考慮し、13セグメントによって構成されるデジタル放送信号のうち、所定の1セグメントのみを受信する形態としたが、13セグメントを受信するようにしても勿論構わない。また、地上デジタル音声放送サービスで用いられる1セグメントや3セグメントを受信するようにしても構わない。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置の概略ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係るイコライザの詳細ブロック構成図である。 本発明の第1実施形態に係るOFDM信号受信装置によるデータシンボルの伝送路特性の補間動作フロー図である。 本発明の第1実施形態に係るOFDMシンボル列の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るRAMの構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るOFDM信号受信装置によるデータシンボルの伝送路特性の補間動作フロー図である。 本発明の第2実施形態に係るOFDMシンボル列の構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るRAMの構成例を示す図である。
符号の説明
100…デジタル放送受信装置、110…OFDM受信部、105…チューナ、120…ADC、130…AFC、140…FFT、150…イコライザ、151…SP生成部、152…SP抽出部、153…複素除算部、154…斜め方向補間部、155…時間方向補間部、156…周波数方向補間部、157…等化部、160…RAM、170…デインタリーバ、180…ビタビ・RSデコーダ、190…AVデコーダ、A1,A2,A11,A12…記憶領域、L1…直線、D1〜D3…データシンボル、F1,F2…OFDMシンボル列、S1…OFDM変調信号、S2…等化信号

Claims (7)

  1. 複数のデータシンボルと前記データシンボル間に位置するパイロットシンボルとが時間方向及び周波数方向に配列されたOFDMシンボル列を受信し、前記パイロットシンボルに基づいて、前記データシンボルの伝送路特性を補間するOFDM信号受信装置であって、
    FIR型フィルタを用いて、前記時間方向における前記データシンボルの伝送路特性を補間する時間方向補間部と、
    FIR型フィルタを用いて、前記周波数方向における前記データシンボルの伝送路特性を補間する周波数方向補間部と
    前記パイロットシンボルの受信状態を示す伝送路状態情報を記憶領域に記憶する記憶部を備え、
    前記記憶部は、同一の周波数方向位置に位置する複数の前記パイロットシンボルに対応する複数の前記伝送路状態情報を、同一アドレスを有する前記記憶領域に記憶するOFDM信号受信装置。
  2. 周波数方向位置及び時間方向位置が異なる複数の前記パイロットシンボルに基づいて、前記OFDMシンボル列上において複数の前記パイロットシンボルを結んだ直線上に位置する前記データシンボルを時間補間基準シンボルとして、前記時間補間基準シンボルの伝送路特性を補間する斜め方向補間部をさらに備える請求項1に記載のOFDM信号受信装置。
  3. 前記記憶部は、前記パイロットシンボルまたは前記時間補間基準シンボルの受信状態を示す前記伝送路状態情報を記憶する請求項2に記載のOFDM信号受信装置。
  4. 請求項1乃至の何れかのOFDM信号受信装置と、
    ベースバンド信号が変調されたデジタル放送信号を受信し、選択されたOFDM変調信号を出力するデジタル放送受信部と、
    前記OFDM信号受信装置が出力した等化信号に基づいて、前記ベースバンド信号への復調処理を実行する復調処理部と
    を備えるデジタル放送受信装置。
  5. 複数のデータシンボルと前記データシンボル間に位置するパイロットシンボルとが時間方向及び周波数方向に配列されたOFDMシンボル列を受信し、
    前記パイロットシンボルに基づいて、前記データシンボルの伝送路特性を補間する、
    前記パイロットシンボルの受信状態を示す伝送路状態情報を記憶領域に記憶する記憶部を備えたOFDM信号装置の受信方法であって、
    FIR型フィルタを用いて、前記時間方向における前記データシンボルの伝送路特性を補間するステップと、
    FIR型フィルタを用いて、前記周波数方向における前記データシンボルの伝送路特性を補間するステップと、
    同一の周波数方向位置に位置する複数の前記パイロットシンボルに対応する複数の前記伝送路状態情報を、同一アドレスを有する前記パイロットシンボルの受信状態を示す伝送路状態情報を記憶領域に記憶するステップを備えるOFDM信号受信方法。
  6. 周波数方向位置及び時間方向位置が異なる複数の前記パイロットシンボルに基づいて、前記OFDMシンボル列上において複数の前記パイロットシンボルを結んだ直線上に位置する前記データシンボルを時間補間基準シンボルとして、前記時間補間基準シンボルの伝送路特性を補間するステップをさらに備える請求項5に記載のOFDM信号受信方法。
  7. 前記記憶するステップでは、前記パイロットシンボルまたは前記時間補間基準シンボルの受信状態を示す前記伝送路状態情報を記憶する請求項6に記載のOFDM信号受信方法。
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